「発射前の『一緒にイこう』」、「粗チンとの騎乗位」セックス中の“正直面倒”な女の本音

 なかなか言えない「セックスはしたいけど、正直それはしたくない」というプレイ。もともと何でも言える人だったり、言い合える関係性を築けていれば良いのですが、不本意なプレイをこなしている人もいらっしゃいます。そこで、「セックス中に『正直面倒だな』と思っていること」についてご意見を募集いたしました。今回もたくさんの回答、誠にありがとうございます! 早速開票です。

【「正直面倒だな」と思うプレイはありますか?】
はい:89.5%
いいえ:10.5%

【詳細】
■フェラ
・フェラさせるのにクンニしないなんて不公平。そもそもフェラが面倒だし、「おいしい?」って聞かれるけどおいしいわけない(24歳)

・フェラ(69じゃない時)は一方的で「作業」に感じるし、滑稽で気まずい(26歳)

・フェラ強要(自分はクンニおろか責めなし)男に当たるのも一気に萎える(27歳)

・舐めたくないから、本当はクンニされるのが好きなのに「クンニと手マンどっちがいい?」と聞かれて手マンと答えてしまったり。(43歳)

・フェラが得意ではないので「口でイかせて」って言われると面倒くさい。「早く挿れて欲しいな」と可愛く言って回避します(23歳)

■騎乗位
・相手が変わろうが何度トライしようが、突き刺さる痛みだけで何にも気持ち良くなれなくて萎える。もう嫌で嫌で仕方ないからはっきり断ってるにも関わらず、ノリや流れに任せて無理やり騎乗位させようとする男にも醒める。痛みしかないんだから全然慣れないし、男に力じゃ敵わないからまたがって演技するしかない。そんなセックスしかしない男には、心をレイプされてるとしか思えない(45歳)

・相手とはセックスしたいのですが、「乳首を舐めて」とか「騎乗位」とか正直どうしていいのかわからないので面倒です。AVとか見て勉強するけどよくわからないです。夫とはセックス自体面倒です(44歳)

・騎乗位でしかイけないので、騎乗位が好きだと思われてしまい、そろそろ面倒くさい。別に毎回イきたいわけじゃないし疲れる(32歳)

・最近、どう座っても脚が痺れるから(26歳)

・祖チンとの騎乗位(26歳)

■言葉
・「挿れてほしい?」って聞かれるけど「挿れたいのはそっちでしょ」と言いたい(24歳)

・見た目の雰囲気からMっぽくみられがちで(内面はS)、言葉責めで「ドMちゃん」とか言われたりすると醒める。そもそも、その気になってないのに求められるのもかなり面倒くさい。そういう奴に限って、雰囲気作りも、何もかも手抜き(年齢非公開)

・前戯中など「声を聞かせて」と言われること。相手が興奮するためなんでしょうが、あえて声を出そうとすると冷めてしまいます。あとは、手や足を縛ることはくすぐったさしか感じないので面倒です(22歳)

・「挿れて」と言った後に「どこに挿れたいの?」「そこじゃわからないよ?」とか「マンコ」って言うまで粘る人に当たったら地獄。言われた瞬間乾きます(25歳)

・「一緒にイこう!」は意味がわかりません。タイミングなんて合わせられるかよ(22歳)

■潮吹き
・無理矢理潮吹かされるのは辛い(43歳)

・潮吹き自体は好きだったのに、元彼に「潮吹いちゃって♡」と「してやったり感」出されるのが嫌で面倒くさくなった(30歳)

・潮吹き=絶頂と勘違いしているセフレに、何度説明しても納得してくれず「イッたね♡」と言われるのがウザい。馬鹿なんだろうなと思ってます(24歳)

・潮吹いた後に、潮の付いた手を見せて来られた時。反応に困るので正直面倒くさい(23歳)

■その他
・いつも早いのに、早く寝たい時に限って早く終わらない時(34歳)

・手マン。手でやられるよりおちんちんで押し広げられる感覚とか奥まで突かれるのが好きだから「そんなことより早く挿れて!」って思う(23歳)

・いわゆるまんぐり返し。パートナーは辱め系が好きなのでお気に入りのようだけど、どうも間抜けな姿勢で自分はちょっと醒める。性器が晒されすぎてスースー(?)してたいして感じないわ、デブ気味なのでお腹はつかえて苦しいわで(笑)。それなのに、そのままイカせようと頑張られると、正直面倒くさい~! 早めに終わって!(36歳)

・アナルは無理(43歳)

・眠い時にするエッチはすべてが面倒くさい(22歳)

・服を脱ぐこと(23歳)

 好みのプレイって本当に人それぞれですよね。フェラも騎乗位も潮吹きも、好きな人は好きです。ただ、「一緒にイこう」は本当に謎ですよ。「好きな人もいるのはわかるけど、私は嫌」ではなく、同時にイくことが好きな人っていうか、そもそもコントロールできる人ってそんなにいますか? 恭子様?? いずれにせよ、セックスは相手ありきです。お互いが全力で「気持ち良かったー!」と思えるものにしたいですね。相手が勝手にひとりで高まって、自身が置いてけぼりになっていたら、それはただのオナニー補助ですから。

「発射前の『一緒にイこう』」、「粗チンとの騎乗位」セックス中の“正直面倒”な女の本音

 なかなか言えない「セックスはしたいけど、正直それはしたくない」というプレイ。もともと何でも言える人だったり、言い合える関係性を築けていれば良いのですが、不本意なプレイをこなしている人もいらっしゃいます。そこで、「セックス中に『正直面倒だな』と思っていること」についてご意見を募集いたしました。今回もたくさんの回答、誠にありがとうございます! 早速開票です。

【「正直面倒だな」と思うプレイはありますか?】
はい:89.5%
いいえ:10.5%

【詳細】
■フェラ
・フェラさせるのにクンニしないなんて不公平。そもそもフェラが面倒だし、「おいしい?」って聞かれるけどおいしいわけない(24歳)

・フェラ(69じゃない時)は一方的で「作業」に感じるし、滑稽で気まずい(26歳)

・フェラ強要(自分はクンニおろか責めなし)男に当たるのも一気に萎える(27歳)

・舐めたくないから、本当はクンニされるのが好きなのに「クンニと手マンどっちがいい?」と聞かれて手マンと答えてしまったり。(43歳)

・フェラが得意ではないので「口でイかせて」って言われると面倒くさい。「早く挿れて欲しいな」と可愛く言って回避します(23歳)

■騎乗位
・相手が変わろうが何度トライしようが、突き刺さる痛みだけで何にも気持ち良くなれなくて萎える。もう嫌で嫌で仕方ないからはっきり断ってるにも関わらず、ノリや流れに任せて無理やり騎乗位させようとする男にも醒める。痛みしかないんだから全然慣れないし、男に力じゃ敵わないからまたがって演技するしかない。そんなセックスしかしない男には、心をレイプされてるとしか思えない(45歳)

・相手とはセックスしたいのですが、「乳首を舐めて」とか「騎乗位」とか正直どうしていいのかわからないので面倒です。AVとか見て勉強するけどよくわからないです。夫とはセックス自体面倒です(44歳)

・騎乗位でしかイけないので、騎乗位が好きだと思われてしまい、そろそろ面倒くさい。別に毎回イきたいわけじゃないし疲れる(32歳)

・最近、どう座っても脚が痺れるから(26歳)

・祖チンとの騎乗位(26歳)

■言葉
・「挿れてほしい?」って聞かれるけど「挿れたいのはそっちでしょ」と言いたい(24歳)

・見た目の雰囲気からMっぽくみられがちで(内面はS)、言葉責めで「ドMちゃん」とか言われたりすると醒める。そもそも、その気になってないのに求められるのもかなり面倒くさい。そういう奴に限って、雰囲気作りも、何もかも手抜き(年齢非公開)

・前戯中など「声を聞かせて」と言われること。相手が興奮するためなんでしょうが、あえて声を出そうとすると冷めてしまいます。あとは、手や足を縛ることはくすぐったさしか感じないので面倒です(22歳)

・「挿れて」と言った後に「どこに挿れたいの?」「そこじゃわからないよ?」とか「マンコ」って言うまで粘る人に当たったら地獄。言われた瞬間乾きます(25歳)

・「一緒にイこう!」は意味がわかりません。タイミングなんて合わせられるかよ(22歳)

■潮吹き
・無理矢理潮吹かされるのは辛い(43歳)

・潮吹き自体は好きだったのに、元彼に「潮吹いちゃって♡」と「してやったり感」出されるのが嫌で面倒くさくなった(30歳)

・潮吹き=絶頂と勘違いしているセフレに、何度説明しても納得してくれず「イッたね♡」と言われるのがウザい。馬鹿なんだろうなと思ってます(24歳)

・潮吹いた後に、潮の付いた手を見せて来られた時。反応に困るので正直面倒くさい(23歳)

■その他
・いつも早いのに、早く寝たい時に限って早く終わらない時(34歳)

・手マン。手でやられるよりおちんちんで押し広げられる感覚とか奥まで突かれるのが好きだから「そんなことより早く挿れて!」って思う(23歳)

・いわゆるまんぐり返し。パートナーは辱め系が好きなのでお気に入りのようだけど、どうも間抜けな姿勢で自分はちょっと醒める。性器が晒されすぎてスースー(?)してたいして感じないわ、デブ気味なのでお腹はつかえて苦しいわで(笑)。それなのに、そのままイカせようと頑張られると、正直面倒くさい~! 早めに終わって!(36歳)

・アナルは無理(43歳)

・眠い時にするエッチはすべてが面倒くさい(22歳)

・服を脱ぐこと(23歳)

 好みのプレイって本当に人それぞれですよね。フェラも騎乗位も潮吹きも、好きな人は好きです。ただ、「一緒にイこう」は本当に謎ですよ。「好きな人もいるのはわかるけど、私は嫌」ではなく、同時にイくことが好きな人っていうか、そもそもコントロールできる人ってそんなにいますか? 恭子様?? いずれにせよ、セックスは相手ありきです。お互いが全力で「気持ち良かったー!」と思えるものにしたいですね。相手が勝手にひとりで高まって、自身が置いてけぼりになっていたら、それはただのオナニー補助ですから。

関ジャニ∞大倉忠義が『ザ!鉄腕!DASH!!』に登場! 11月20日(日)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●SMAP

25:30~25:35 『ベビスマ』(フジテレビ系) ※放送回によって変動

●TOKIO

11:25~11:55 『男子ごはん』(テレビ東京) 国分太一
19:00~19:58 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)

【ゲスト】
15:00~16:00 『ドキュメント日本賞 世界の教育コンテンツ2016』(NHK Eテレ) 国分太一

 

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関ジャニ∞大倉忠義が『ザ!鉄腕!DASH!!』に登場! 11月20日(日)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●SMAP

25:30~25:35 『ベビスマ』(フジテレビ系) ※放送回によって変動

●TOKIO

11:25~11:55 『男子ごはん』(テレビ東京) 国分太一
19:00~19:58 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)

【ゲスト】
15:00~16:00 『ドキュメント日本賞 世界の教育コンテンツ2016』(NHK Eテレ) 国分太一

 

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サバサバした人間関係は寂しさしかもたらさない……「婦人公論」で60代作家が漏らす切実な本音

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「人づき合いは楽しく、賢く、細長く」です。リードには「無理なく心地よい関係を築くための方法を探ります」とありますが、そんな夢のような方法あったらそもそも「婦人公論」が100年も続いていない気が……。

 

 特集冒頭のインタビューには脚本家・大石静が登場。「誰かに癒されるより、一人でヒリヒリした時間を過ごしたい」というタイトルからもわかるように、大石の人づき合い法は、ベクトルが最終的に「自分」へと向く、極めてクリエイター的なもの。「苦しい時、他人に相談するのではなく、自分と向き合うことが、私にとってはかけがえのない時間」「大人にとって本当に大事なことは、他人とのつき合い方をみつめ直すことより、この先、自分とどうつき合うか、ではないかという気がします」。自分の人生がうまくいかないのは、自分以外の誰かのせいだと思いたい「婦人公論」読者に、大石先生のお言葉はどのように届くのでしょうか。

<トピックス>

◎特集 人づき合いは楽しく、賢く、細長く

◎親友と呼び合えるのはめったに会わない仲だから

◎若い人に誘われなくなったら要注意。60歳からは、謙虚に誠実に

■自分たちだけは「面倒くさくない」と思いたい

 確かにこの世はめんどくさい人づき合いばかり。自分自身と向き合い「そのつき合い、本当に必要?」と精査していくことは必要な作業なのでしょう。「婦人公論」でも取り上げている、“人間関係の断捨離”というやつです。

 さて続いては「親友と呼び合えるのはめったに会わない仲だから」。こちら「毒舌辛口トークなのに視聴者から好感度の高い」島崎和歌子とマツコ・デラックスの親友対談です。「私たちどこか似ている部分があったのよ。世間や人に対して、少し斜に構えて生きているところとか」とマツコが言えば、島崎も「私はアイドル時代、仲間との関係が苦痛だった記憶があるの。あの頃のアイドルは、みんなでつるまなきゃいけないことが多かったのよ。私にはそういう関係があまり向いてなかったんだと思う。まわりから浮いていたもの」。ともに“べったりとした関係は無理”と話すアラフォーの2人が、友達とのちょうどいい距離感について語っています。2人の対談でよく出てくるのが「面倒くさい」という言葉。

島崎「主婦をしている年下の友だちから、ママ友づき合いの苦労話をよく聞かされる」

マツコ「子どもをどこの学校へ入れるかで張り合ったりするんでしょう? 人として大切なのはそういう問題じゃないのに、バカらしい!」

島崎「そういう関係って、聞いているだけで面倒くさいなって思う」

マツコ「そこまでしないとつき合えない友だちなんて、こっちから願い下げって言ってやればいいのよ」

島崎「子どものことを考えたりすると、それも難しいんじゃない。でも、無理して関係を続けるのは、無駄よね」

マツコ「アンタと私との間には、そういう面倒くささがない」

島崎「主婦の友だちの愚痴を聞いていると、家庭も子どもも持たずにいてよかったとつくづく思っちゃう」

(さらに…)

「小さな映画館だって、社会にバズを起こせる」アップリンク社長が目指す新しいミニシアター像

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アップリンクの浅井隆社長。海外の監督たちとの共同製作、配給、直営館の運営と手広く手掛けている。
 人通りが絶えることのない渋谷駅前スクランブル交差点から、歩いておよそ10分。「アップリンク渋谷」は小さいながらも3スクリーン(58席、44席、40席)を擁し、1日10〜15本の多種多様な作品を上映する独自色の強いミニシアターだ。カフェやギャラリーも併設するこの小さな映画館は、配給会社アップリンクの直営館であり、グローバル企業と政界との癒着を暴いた『モンサントの不自然な食べもの』(08)、生涯現役を貫くヘビメタバンドのド根性ドキュメンタリー『アンヴィル! 夢を諦められない男たち』(09)など非メジャー系の作品をロングランヒットさせてきたことで知られている。地道にリピーターを増やしてきたアップリンクだが、2016年11月から新たに「アップリンク・クラウド」をスタートさせた。アップリンク発の個性的な映画が、ネットで気軽に楽しめるというサービス。2017年には創設30年を迎える「有限会社アップリンク」の浅井隆社長に、リアル映画館とオンライン映画館を同時運営していく狙いについて尋ねた。
holly1119
今年9月から上映が始まった『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』が早くもネット配信。期間限定のサービス価格で提供。
──アップリンク渋谷は3スクリーンを擁していますが、新たに4つめのスクリーンをネット上に立ち上げたわけですね。 浅井 そうです。ネット上で新たに映画館を始めたというのが「アップリンク・クラウド」の売りです。これまで映画業界では劇場公開からだいたい半年後にDVDが発売され、ビデオオンデマンドもDVD発売に合わせてスタートしていた。それが業界内のゆるやかな慣例でした。アップリンクでも自前でビデオオンデマンドを始めたわけだけど、劇場公開から半年間の空白期間を無駄にしたくないなと考えているんです。配信第1弾のラインナップの中で劇場公開中の作品は『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』だけですが、今後は劇場公開と同時にネット上で配信する作品を増やしていきたいと思っています。 ──ビデオ業界や地方の映画館に波紋を呼びそうな試みですね。 浅井 いやいや、そうじゃない。うちは共同製作も手掛け、配給もしているし、映画館も運営しているので、それぞれの苦労は分かっているので、各業界に余計な波風を立てるつもりはないですよ。確かに今は地方には人がいない状況。テレビで見たけど、商店街には人がおらず、シネコンが入っていたショッピングモールでさえ閉鎖されて廃墟化している。地方の映画館は「東京での劇場公開と同時にネット配信されたら、ますます客が減ってしまう」と不安に感じるかもしれません。でも、ネットで映画を観る人たちは、従来の映画館に足を運んでいた人たちとは異なる層です。東京で暮らしている人でも、渋谷のアップリンクにまで来ない人は大勢いる。忙しくて映画館にもレンタルビデオ店にも行く余裕がないけど、ネット上で気軽に鑑賞できるのなら観てみようと思うかもしれない。映画館やレンタル店に足を運ぶことのなかった新しい顧客を掘り起こすことが「アップリンク・クラウド」の狙いなんです。ファイヤーTVやクロームキャストを使って、自宅にいながら気軽に映画を楽しむことができる。「アップリンク・クラウド」に申し込んだ人の6割がスマホ、残り4割がパソコンで視聴しているんです。 ──もはや映画はスマホで観る時代なんですね。 浅井 スマホで映画を楽しんでいる層は、もともと映画館には行かないし、レンタル店で観たい映画を探す人たちとは異なる人たちだと思います。でもスマホでなら、大阪出張の新幹線の中で1本映画を観ることもできる。僕もね、ネットフリックスやHuluに加入して、風呂に入りながら観ています。ネットフリックスのオリジナルドラマ『ハウス・オブ・カード』なんかは、すごいクオリティーだと思う。でも、従来のミニシアターは客席での飲食も制限されて、身を正して観ていたことを考えると、スマホで映画を観るなんて邪道も邪道だよね(笑)。1981年に「シネマスクエアとうきゅう」が歌舞伎町にオープンして、80年代〜90年代にミニシアターブームが起き、ミニシアターは新しい情報を発進する空間だったのに、そこで時間が止まってしまっている。旧態依然となっている状況は見直すべきでしょう。『君の名は。』があれだけ大ヒットしているのだから、“若者の映画離れ”という定説は通用しない。映画館に若者がいないのはミニシアターだけですよ。 ──映画館が劇場公開作をネット配信するケースは、ミニシアターブームを牽引した「シネマライズ」(2016年1月に閉館)が2010年から取り組んでいたものの、残念な結果に終わっています……。 浅井 シネマライズはネット配信の先駆者として意識しました。シネマライズさんは家電メーカー主導で開発された「アクトビラ」で視聴する形だったんですよね。当時はスマホで映画を観ようなんて考えられなかった。動画を視聴する環境はこの数年で劇的に変わっています。
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ロウ・イエ監督の新作『ブラインド・マッサージ』。2017年1月14日(土)よりアップリンク渋谷、新宿K’s cinema全国順次ロードショー
■寺山修司と伝説の劇団「天井桟敷」から受け継いだもの ──『モンサントの不自然な食べもの』は2012年にアップリンク渋谷で公開し、話題を呼んだドキュメンタリー映画。アップリンクの代表作を配信作品の第1弾ラインナップに入れたかっこうですね。 浅井 今、多くの人が関心を持っているのは食の安全でしょう。米国大統領にドナルド・トランプが選ばれましたが、トランプはTPP離脱を訴えて大統領選に勝った。それなのに、日本の与党はTPP承認案と関連法案を強引に採決しようとしている。おかしいよね。トランプは大金持ちだけど、中小企業のおっさんマインドの持ち主。大統領選を闘っていた彼はグローバル企業の意向なんて屁とも思っていなかっただろうけど、日本の与党には圧力が掛かっているようにしか見えないよね。本当に農作物の輸入を自由化して大丈夫なのかどうかを考えてほしくて、『モンサントの不自然な食べもの』を配信することにしたんです。それでね、配信を始めてアイデアがいろいろ湧いてきた。タイムリーに映画の配信をできるだけじゃなくて、他にもビデオジャーナリストが新たに撮った映像作品やインタビュー映像を「アップリンク・クラウド」で流すこともできる。映画館がテレビ局みたいに自由に使えるチャンネルを持ったようなものだよね。2020年には東京五輪があるけど、テレビ放映されないエクストリーム系の競技の中継や練習風景を流すこともできる。やりたいことがいろいろあって、人手が足りない状態ですよ(笑)。 ──アップリンク渋谷で上映中の人気作『聖なる呼吸』を、「アップリンク・クラウド」では劇場価格よりも低料金で配信している点も気になります。 浅井 始めたばかりの「アップリンク・クラウド」を知ってもらうために、ネットではサービス価格の1,200円で提供(期間限定で30%オフのプロモーションコードを発行)しています。映画館は毎月1日や水曜サービスデには入場料が1100円になるので、その価格を意識したんです。全国にヨガ好きな人は多いんですが、『聖なる呼吸』を観てもらうためにアップリンク渋谷までみなさんに来てもらうのは難しい。でもネット配信なら、全国津々浦々に届けることができる。映画って観たいと思ったときに、届けることができるかどうかが大事だと思うんです。それもあって劇場公開と同時にネット配信することに踏み切ったんです。 ──アップリンクとネット配信の関係でいうと、3.11直後に上映して大反響を呼んだドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』(10)を2014年にYouTubeで無料配信したことも記憶に新しいところです。 浅井 小泉元総理が『100,000年後の安全』を観て、脱原発に方向転換し、都知事選に細川さんを担ぎ出したタイミングで、僕も反原発派なので細川陣営を応援するつもりで無料配信したんです。正確には把握できてないけど、YouTubeのカウンターでは再生回数30万回以上でした。それでも、細川さんは負けちゃったけどね(苦笑)。でもさ、うちみたいな小さな会社でも、今のネット社会なら多少なりともバズを起こせるわけです。面白いと思いますよ。僕らが扱っている映画、広く言えばアートって、社会に対して疑問を投げ掛けることだと思うんですよ。映画という作品として表現することで、社会や既成のシステムに対する見方を変えてみせる。今あるインフラをうまく活用することで、社会にどう関わることができるかに僕はすごく興味があるんです。国家よりもグローバル企業のほうが権力を持っている現代社会に、自分たちがどう関わっていけるかですよ。 ──アップリンクは2017年で創業30年を迎えることに。厳しい映画業界を30年間にわたってサバイバルしてきた心境は? 浅井 信じられないよね、アップリンクを始めて30年だなんて。でも、自分からは過去は振り返らないよ。設立時を知っているスタッフは自分以外には誰もいないし、創業何十周年とか銘打って派手にイベントやる企業って、その後の業績はどうなの? 企業の寿命30年という説もあるからね(笑)。
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グローバル企業の恐ろしさを暴いたドキュメンタリー『モンサントの不自然な食べもの』を配信中。TPP問題を知る上でぜひ観ておきたい。
──配給会社ながら、デレク・ジャーマンなど海外の監督との共同製作にもこれまで力を入れてきました。 浅井 アレハンドロ・ホドロフスキー監督の新作『エンドレス・ポエトリー』も共同製作し、来年公開の予定です。国際共同製作はデレク・ジャーマンの『ザ・ガーデン』(90)から始まったわけだけど、どれも監督たちとの個人的な付き合いから生まれたもの。たまたま付き合いのあったデレク・ジャーマンは英国人で、ホドロフスキーはパリに住むチリ人、ロウ・イエは中国人だったということなんです。黒沢清監督の『アカルイミライ』(03)や矢崎仁司監督の『ストロベリーショートケイクス』(06)も共同製作しています。アートや映画って、個人の力の表現であって、国境にとらわれないのがいい。 ──1990年代には税関を相手に浅井社長が裁判を起こし、週刊誌を賑わしたことも。 浅井 よく覚えているね(笑)。表現の自由を守るためには闘わなくちゃいけないこともある。あの裁判は米国の写真家ロバート・メイプルソープのすでに日本国内でアップリンクが発行販売済みだった写真集を、僕があえて国外に一度持ち出したものを国内に持ち帰る際に成田空港の税関で押収されたもの。僕が原告となり、行政訴訟で東京税関と日本国を被告として訴えたんです。一審で勝ち、二審で負け、最高裁で勝利しました。いわゆる「芸術か猥褻か」をめぐる裁判だったんだけど、猥褻問題をめぐって最高裁で個人が勝ったケースは初めてのことらしいよ。裁判で最終的に勝つまでに10年近くかかったけど、僕が亡くなったときにはきっと僕の生涯の最大の業績になるだろうね(笑)。裁判に勝つことで、それまで猥褻とされていたものが芸術になる。おかしいと思ったら、行政訴訟を起こすのは有効な手段。市民運動を続けても世の中はなかなか変わらないけど、裁判に勝てば判例を残すことで社会を変えることができるってことだよね。 ──中国で度々上映禁止処分に遭っているロウ・イエ監督の『二重生活』(12)などを、アップリンクが積極的に上映している理由がわかった気がします。 浅井 ロウ・イエは中国の体制側と闘ったり、ギリギリのところで撮ったりしている。彼のそういった姿勢やセンチメンタルな作風は僕の心にタッチするものがある。既成概念に縛られずに、自由な表現を守ることは大事なことだと思うよ。2017年1月にはロウ・イエ監督の新作『ブラインド・マッサージ』という盲人マッサージ院を舞台にした、これまた挑発的な作品を公開します。 ──浅井社長は寺山修司が率いた劇団「天井桟敷」出身。寺山修司亡き後、多くの劇団員たちは「万有引力」に参加しましたが、浅井社長は単独でアップリンクを立ち上げた。寺山修司、もしくは天井桟敷から受け継いだものがあるとすれば何でしょうか? 浅井 18歳のときに大阪のサンケイホールで初めて観た天井桟敷の舞台が『邪宗門』で最後はセットが崩れ、役者たちは自分たちの言葉をそれぞれ語り始めるというものでした。寺山修司の評論集に『書を捨てよ町へ出よう』があるけど、まさに「劇場から外へ出よう」という舞台だった。その後、僕が天井桟敷の劇団員になってやったのが阿佐ヶ谷での市街劇『ノック』。街の公園やアパートの一室で、多発的に芝居が繰り広げられるというもの。今回の「アップリンク・クラウド」に通じるものがあるんじゃないかな。劇場という縛りから離れて、街そのものを自分の映画館にしてしまおうということだからね。多くの人に自由な形で、新しい映画の楽しみ方を見つけてほしいなと思っているんです。寺山修司や天井桟敷から受け継いだものがあるとすれば、そういった自由な考え方だろうね。実はアップリンクで以前VHSでしか出していなかった『天井桟敷ビデオ・アンソロジー』を、「アップリンク・クラウド」で鑑賞できるようにしようと企画しているところなんです。これからの「アップリンク・クラウド」、楽しみにしていてください。 (取材・文=長野辰次) ●浅井隆(あさい・たかし) 1955年生まれ。劇団「天井桟敷」の舞台監督を務めた後、87年に有限会社アップリンクを設立。99年から映画上映およびイベントスペース「UPLINK FACTORY」をオープンし、2005年に渋谷区宇田川町に移転。様々な映画の制作・配給・プロデュースを行なっている。 ■アップリンク・クラウド 2016年11月2日から始まったオンラインサービス。パソコンやスマートフォン、アマゾンのファイヤーTV、クロームキャスト、アップルTV、X-BOX360を使って、アップリンクがセレクトした映画を自由なスタイルで視聴できる。『モンサントの不自然な食べもの』や『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』(16)、『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』(14)などのドキュメンタリー映画、ロウ・イエ監督の『二重生活』やグザヴィエ・ドラン主演作『エレファント・ソング』(14)などの劇映画を現在配信中。 http://www.uplink.co.jp/cloud

いよいよ新しい保育園作りがスタート、必要なものは子どもたちの安全を守る「○感」!?

 前回のこのコラムでお話しした通り、ご縁があって既存の保育園の経営を引き取ることになりました。保育園をもう1園やる! と決めた日から、いろいろと考えることが多くて楽しいです。やると決めた日に最初に浮かんだ保育名は、「衾の森こども園」(ふすまのもりこどもえん)。「衾」というのは、目黒区の環七の外にあるエリアの旧地名で、「駒沢の森こども園」がある八雲も、新しく開園する保育園がある中根も、江戸時代は「衾村」、昭和初期まで「碑衾町」でした。

 コンセプトは「駒沢の森こども園」と同じですが、敷地が狭いので、「幼稚園のアフタースクール」としては受け入れない予定。駒沢の森でキャンセル待ちをされていて「こちらでもいい」という方と、いまそこの保育園に通っている方で継続を希望する方でいっぱいになってしまいそうなので、今年は新規募集をしない方向です。もともとは認可保育所に入園できなかった方の受け皿保育園だったので、全員継続しなくてもいいぐらいの気持ちでやっています。ですが、何人かの保護者とお電話したところ、「あえて認可外に通っていた」というお話も聞きました。営業時間、職業の自由度(認可はフルタイム勤務の人が優先される)、延長保育を気楽に頼めることなどが、理由だそうです。

 来週、引き継ぐ保育園で説明会を行います。平日18時スタートなので、お迎えがてらの説明会です。だけど、その日は「暗剣殺」なんだよねえ。暗剣殺とは、突然のトラブルなど、他人に振り回される出来事が多い日という意味です。ほかに悪い日では「日破」というのがあります。契約、約束事がうまく行かない日とされているので、契約はもちろんそんな日にしないし、請求書の発送さえ、日破を避けています(やりすぎ)。暗剣殺は旅行のスタート日にはしません。気をつけて生活しているせいか、暗剣殺の日に悪いことが起きたことはありません。ちなみに、「大安」とか「仏滅」などはまったく気にしていないですね。

■真っ暗な公園で「遊んでいる子がいる」

 先日、娘の秋休みに、今年もまた2人で京都へ行ってきました。「京都が好き」なんて渋い小学生です。行く場所も渋くて、「鳥獣人物戯画」でおなじみの「高山寺」に行って、庭を見ながらお抹茶を飲んだり(もちろん高山寺でしか買えない、鳥獣人物戯画グッズを購入するのだけど)、彼女の熱い希望で、「陰陽師」で知られる「晴明神社」へ行ったりしました。歴史の本や漫画を読んで、「行きたい神社仏閣」が出てきたようです。成長を感じますね。

(さらに…)

“暴言王”トランプ氏もやっかいになること必至! 実在の政界フィクサーをモデルにした『スキャンダル』

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『スキャンダル シーズン1 コンパクト BOX』(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)
 次期大統領が決定して1週間が過ぎても、いまだ騒がしいアメリカ。トランプ氏もクリントン氏も、選挙中に女性蔑視発言やら私用メール問題やらのスキャンダルが飛び出していたが、そんなトラブルの火消しを担うのが政界フィクサー。全米で根強い人気を誇る『スキャンダル』は、そのフィクサーを主人公にした政界内幕ドラマだ。  このドラマのヒロイン、オリビア・ポープは、元ブッシュ大統領(パパの方)の補佐官で、本作の制作にも名を連ねているジュディ・スミスという実在の政界フィクサーがモデルになっている。父ブッシュ政権時代は危機管理を担当し、その手腕からブッシュ大統領の任期終了後は、民間の危機管理会社を設立。大物クライアントを数多く抱え、全米どころか世界中で報道されてしまうような大スキャンダルをバリバリ処理してきた彼女がモデルとなっているだけに、オリビアの会社にも次々と大スキャンダルが舞い込んでくる。そのスキャンダルもまた、実際に起こった出来事をモチーフにしているので、どこかで聞いたことがあるような事件もしばしば。しかしそれだけなら、単にリアルな政界ドラマで終わってしまうところ。このドラマの醍醐味は、リアルな出来事をベースにしながら、リアルを超えた想像のナナメ上を行くトンデモ展開にある。  そもそもこのドラマのクリエイター、ションダ・ライムズは医療ドラマのはずの『グレイズ・アナトミー』で、患者より医師のほうが死んでるんじゃないかというくらい、たびたびディザスターをもたらしては延々とシリーズを続けているという、ジェットコースター・ドラマが超お得意の人物。この『スキャンダル』においては、扱うのがメディアをにぎわすような醜聞ばかりとあって、シーズンを重ねるほど現実以上にえげつない展開がエスカレートしていく始末。でも、それが非常にクセになる。まんまとションダの手中にハマっているのはわかっちゃいるが、どうにもやめられないのだ。  そんなドラマの登場人物は、誰も彼もがクセ者ばかり。主人公のオリビアはホワイトハウスの元広報官で現在は超やり手の政界フィクサーだが、実は大統領と元不倫関係という間柄。その元不倫相手であるフィッツジェラルド(フィッツ)大統領は、オリビアに未練タラタラ。オリビアのほうも、なぜかいつも困った顔をしながらフィッツと離れてはまたヨリを戻し、そのたびにフィッツはデレデレになったり、冷たくあしらったり、挙げ句(超大がかりな)ストーキングをしたりと、実に始末が悪い。アメリカ大統領という立場も忘れ、一体どこまで色恋にのめり込むのか、フィッツのボンクラ色ボケっぷりがシーズンを重ねるほどに際立っていく。先の大統領選挙戦中、オバマ大統領は「トランプ氏に核のボタンは渡せない」といったスピーチをしていたが、フィッツの色ボケぶりはそんな危機感すら覚えるほど。ドラマはとことんえげつなく、ドラマ的に下世話な展開を繰り広げるが、それを見れば見るほど絶大な権力を持つことになる人は慎重に選ぼうと、図らずも意識することに。 そして、この2人がメロドラマを繰り広げるたびに、周囲の人間は多大な迷惑を被るわけだが、彼らを取り囲む人たちも2人に負けず劣らずの濃いキャラぞろい。フィッツの嫁であるメリーは、夫とオリビアの関係に散々振り回された結果、夫そっちのけで自身の野心にまい進するように。もともとは、優秀な弁護士だったが、そのキャリアをあきらめ、フィッツを大統領にするために尽くしてきただけに、夫に対しては恨みつらみの塊と化していく。オリビアの恩師でもあり、大統領首席補佐官のサイラスは、ドラマ随一の腹黒キング。とにかく、フィッツジェラルド政権を守るためならあらゆる手段を講じる彼の闇は、想像以上に深い。  そして、オリビアの会社で働く面々(「スーツを着た剣闘士」を合言葉に、オリビアへの忠誠心で団結)も、元CIAのスパイだの、経歴に問題アリの弁護士だの、一見平凡そうに見えてとんでもない秘密を抱えていたりと、まっとうな人間はほとんど出てこない。オリビア自身もフィッツという弱点はあるものの、それ以外では確かにやり手。挙げ句、彼女の両親がまたかなりのトンデモ人物であり、ここにもスキャンダルの特大火種がくすぶっている。そんな腹黒すぎるキャラクターたちが、ホワイトハウスという伏魔殿で繰り広げるドラマの数々は、いつまでもダラダラと続くオリビアとフィッツの不倫話など、正直どうでもよくなるほど刺激的だ。  と思っていたが、何年もしつこく続けてきたこの不倫話が、最新シーズンではいよいよ生きてきた。政治よりも私情を優先しすぎなボンクラ大統領であるフィッツを、政界随一のやり手フィクサーであるオリビアが本気でコントロールしたらどうなるのか、その未来を的確に予測する腹黒サイラスがそこにどんな横ヤリを入れるのか、どこまでトンデモ展開がエスカレートしていくのか楽しみだ。  もっとも最初に書いたように、このドラマは現実に起こった政治事件やスキャンダルをモチーフにしている。選挙中から暴言王だったドナルド・トランプが大統領になった次シーズン、どんなエピソードが取り入れられるのかにも注目したい。 ★このドラマにハマった人におすすめ! 『ハウス・オブ・カード』 『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』 『殺人を無罪にする方法』 ●まくた・ちひろ 映画・海外ドラマライター。『日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial』『ゲーム・オブ・スローンズ パーフェクト・ガイド』(日経BP社)、『海外ドラマTVガイド WATCH』(東京ニュース通信社)、『映画秘宝EXドラマ秘宝vol.2~マニアのための特濃ドラマガイド』(洋泉社)等に寄稿。Twitterアカウントは@charumin

“暴言王”トランプ氏もやっかいになること必至! 実在の政界フィクサーをモデルにした『スキャンダル』

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『スキャンダル シーズン1 コンパクト BOX』(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)
 次期大統領が決定して1週間が過ぎても、いまだ騒がしいアメリカ。トランプ氏もクリントン氏も、選挙中に女性蔑視発言やら私用メール問題やらのスキャンダルが飛び出していたが、そんなトラブルの火消しを担うのが政界フィクサー。全米で根強い人気を誇る『スキャンダル』は、そのフィクサーを主人公にした政界内幕ドラマだ。  このドラマのヒロイン、オリビア・ポープは、元ブッシュ大統領(パパの方)の補佐官で、本作の制作にも名を連ねているジュディ・スミスという実在の政界フィクサーがモデルになっている。父ブッシュ政権時代は危機管理を担当し、その手腕からブッシュ大統領の任期終了後は、民間の危機管理会社を設立。大物クライアントを数多く抱え、全米どころか世界中で報道されてしまうような大スキャンダルをバリバリ処理してきた彼女がモデルとなっているだけに、オリビアの会社にも次々と大スキャンダルが舞い込んでくる。そのスキャンダルもまた、実際に起こった出来事をモチーフにしているので、どこかで聞いたことがあるような事件もしばしば。しかしそれだけなら、単にリアルな政界ドラマで終わってしまうところ。このドラマの醍醐味は、リアルな出来事をベースにしながら、リアルを超えた想像のナナメ上を行くトンデモ展開にある。  そもそもこのドラマのクリエイター、ションダ・ライムズは医療ドラマのはずの『グレイズ・アナトミー』で、患者より医師のほうが死んでるんじゃないかというくらい、たびたびディザスターをもたらしては延々とシリーズを続けているという、ジェットコースター・ドラマが超お得意の人物。この『スキャンダル』においては、扱うのがメディアをにぎわすような醜聞ばかりとあって、シーズンを重ねるほど現実以上にえげつない展開がエスカレートしていく始末。でも、それが非常にクセになる。まんまとションダの手中にハマっているのはわかっちゃいるが、どうにもやめられないのだ。  そんなドラマの登場人物は、誰も彼もがクセ者ばかり。主人公のオリビアはホワイトハウスの元広報官で現在は超やり手の政界フィクサーだが、実は大統領と元不倫関係という間柄。その元不倫相手であるフィッツジェラルド(フィッツ)大統領は、オリビアに未練タラタラ。オリビアのほうも、なぜかいつも困った顔をしながらフィッツと離れてはまたヨリを戻し、そのたびにフィッツはデレデレになったり、冷たくあしらったり、挙げ句(超大がかりな)ストーキングをしたりと、実に始末が悪い。アメリカ大統領という立場も忘れ、一体どこまで色恋にのめり込むのか、フィッツのボンクラ色ボケっぷりがシーズンを重ねるほどに際立っていく。先の大統領選挙戦中、オバマ大統領は「トランプ氏に核のボタンは渡せない」といったスピーチをしていたが、フィッツの色ボケぶりはそんな危機感すら覚えるほど。ドラマはとことんえげつなく、ドラマ的に下世話な展開を繰り広げるが、それを見れば見るほど絶大な権力を持つことになる人は慎重に選ぼうと、図らずも意識することに。 そして、この2人がメロドラマを繰り広げるたびに、周囲の人間は多大な迷惑を被るわけだが、彼らを取り囲む人たちも2人に負けず劣らずの濃いキャラぞろい。フィッツの嫁であるメリーは、夫とオリビアの関係に散々振り回された結果、夫そっちのけで自身の野心にまい進するように。もともとは、優秀な弁護士だったが、そのキャリアをあきらめ、フィッツを大統領にするために尽くしてきただけに、夫に対しては恨みつらみの塊と化していく。オリビアの恩師でもあり、大統領首席補佐官のサイラスは、ドラマ随一の腹黒キング。とにかく、フィッツジェラルド政権を守るためならあらゆる手段を講じる彼の闇は、想像以上に深い。  そして、オリビアの会社で働く面々(「スーツを着た剣闘士」を合言葉に、オリビアへの忠誠心で団結)も、元CIAのスパイだの、経歴に問題アリの弁護士だの、一見平凡そうに見えてとんでもない秘密を抱えていたりと、まっとうな人間はほとんど出てこない。オリビア自身もフィッツという弱点はあるものの、それ以外では確かにやり手。挙げ句、彼女の両親がまたかなりのトンデモ人物であり、ここにもスキャンダルの特大火種がくすぶっている。そんな腹黒すぎるキャラクターたちが、ホワイトハウスという伏魔殿で繰り広げるドラマの数々は、いつまでもダラダラと続くオリビアとフィッツの不倫話など、正直どうでもよくなるほど刺激的だ。  と思っていたが、何年もしつこく続けてきたこの不倫話が、最新シーズンではいよいよ生きてきた。政治よりも私情を優先しすぎなボンクラ大統領であるフィッツを、政界随一のやり手フィクサーであるオリビアが本気でコントロールしたらどうなるのか、その未来を的確に予測する腹黒サイラスがそこにどんな横ヤリを入れるのか、どこまでトンデモ展開がエスカレートしていくのか楽しみだ。  もっとも最初に書いたように、このドラマは現実に起こった政治事件やスキャンダルをモチーフにしている。選挙中から暴言王だったドナルド・トランプが大統領になった次シーズン、どんなエピソードが取り入れられるのかにも注目したい。 ★このドラマにハマった人におすすめ! 『ハウス・オブ・カード』 『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』 『殺人を無罪にする方法』 ●まくた・ちひろ 映画・海外ドラマライター。『日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial』『ゲーム・オブ・スローンズ パーフェクト・ガイド』(日経BP社)、『海外ドラマTVガイド WATCH』(東京ニュース通信社)、『映画秘宝EXドラマ秘宝vol.2~マニアのための特濃ドラマガイド』(洋泉社)等に寄稿。Twitterアカウントは@charumin

【映画監督・堤幸彦インタビュー】「共犯意識を持ちたい」“多作の人”の自己分析

――堤幸彦といえば、押しも押されもせぬ日本の超有名映画監督・演出家だ。『ケイゾク』『TRICK』『SPEC』『20世紀少年』『BECK』……手がけた作品を挙げればきりがない。その堤幸彦が今年の7月クールドラマ『神の舌を持つ男』で、まれに見る低視聴率を記録し、話題になった。堤幸彦は一体どうしてしまったのか?同作の劇場版公開を控えた監督本人に、じっくり尋ねてみた。
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(写真/河西遼)
――12月3日に新作映画『RANMARU 神の舌を持つ男』が公開を控えています。前提としてこの作品は、今年7月クールにドラマ版が放映されていましたよね。失礼ながら、視聴率が低い(平均視聴率5・6%)と放送中から話題になりました。これをご自身ではどう振り返りますか? 堤幸彦(以下、) まさに不徳の致すところですね。今年はオリンピックもあって、視聴率はかなり厳しいだろうと想像していたんですが、どこかで自分の作り方が数字的にまだいけると思っていた。 ――視聴率は気にされますか?  気にしますね。それはプロですから、当然。“ヒットメーカー”なんて言われますけど、私はこれまでそんなに連戦連勝ではなく、むしろ数字は低かったことのほうが多い。実験的なことをしてうまくいかなかった作品も多々あります。ただ今回の『神の舌を持つ男』がその流れかというと、ちょっとそうではない気がします。 ――堤監督作品には、難解だけどコアな一部のファンに支持されるタイプの作品と、わかりにくいのにヒットするタイプの作品があるように思います。今回は数字を取りに行こうと思ったのか、コアなファンに受ける方向を狙ったのか、どちらなんでしょう?  それはまず前提が間違っていますね。数字を取りに行かないことはないです。難解さを自覚している作品であっても、数字は0・1%でも多く欲しい。正直、これだけ本数を重ねていても、数字の取り方はいまだにわからない。今回は、自分たちが面白いと思っているものに、ある種の確信を持っていたので、アゲインストな空気感の中でもいけるかと思った結果の敗北でした。ただ、それで作品の価値が減ずるものではないとも思います。 ――「数字は必ず取りに行っている」というお話ですが、一方でテレビドラマを視聴率で語ることへの批判も世の中ではなされていて、数字が悪くても話題になったり、DVDが売れる作品、映画化につながる作品もありますよね。そういう意味で、数字には表れない評判の部分も同様に重要だと思いますが、その面での反応は『神の舌を持つ男』では監督のところに届いていますか?  僕ができる作り方の手段をほとんどすべてぶっこんだという実感があって、これまでの自分の作品と比べてパワーが落ちている感じは全然ないですし、周りの評判やツイッターなどネットの反応を見ていてもそれは伝わっていると思います。ただ数字で厳然と見せられると、どうなんだろうな? と不安にはなるものです。数字を切り開く力があればもっと伸びていたという反省はしています。 ――今回の『神の舌を持つ男』は、当初から劇場版ありきのドラマの企画だったんですか?  いや、映画ありきではないです。「映画になったらいいですね」って話をずっとしていて、かなり早い段階で松竹さんからゴーサインが出たので、ドラマを撮影しながら映画の構想を練り、ドラマ終了後にそのまま映画の撮影をしました。 ――堤監督ほどドラマシリーズから映画化という流れを経験している映像作家はいないと思いますが、その最初の作品である『金田一少年の事件簿』(97年)当時は、一般的にドラマ作品の映画化はそれほど多くなかったですよね。  そうですね。まず当時は、ドラマはビデオで撮影し、映画はフィルムで撮影していたので、収録するメディアが違っていたんですね。それが90年頃に、撮ったビデオ映像を容易に映画に転用できる初めてのハイビジョンカメラが開発された。その実験的な作品として、オノ・ヨーコさん主演の短編映画『HOMELESS』(91年)を撮りました。この経験を踏まえて、『金田一少年の事件簿』は半分ビデオ、半分フィルムで撮った。今見ると中途半端な折衷作品ですが、そういうふうにビデオで撮ったドラマを映画にできるという技術的な壁を乗り越えてきました。その後、ドラマの映画化というアプローチは一般的になって、『ケイゾク』の時には映画とドラマを撮影するカメラがほぼ一緒という時代になった。 ――『ケイゾク』(99~00年)も、ドラマ版は決して高視聴率ではなかったにもかかわらず、映画になってヒットしたというように記憶しています。 『金田一』の視聴率は29・9%だけど、『ケイゾク』はずっと14%くらいでした。最初の『TRICK』に至っては平均7%ですからね。『TRICK』は2クールやっても視聴率はほとんど変わらなかったんだけど、やたらDVDが動いているということで映画化してみたら大ヒットした。その勢いでドラマの放送時間帯を11時台から9時台に移したら、ものすごい視聴率になったんです。

コント1000本ノックで得た笑いの質が反映されたスタイル

――『TRICK』がまさにそうでしたが、『金田一』からずっと、堤監督のヒット作には特殊能力を持ったキャラクターが出てくる一話完結のバディ・ミステリーものが多いです。これがご自身のスタイルだという意識はありますか?  そうでもあり、そうでもないですね。そのスタイルは、日本のエンターテインメント系作品の作り方としてある種の王道です。僕はもともと音楽の映像の監督をやっていて、「ビデオクリップなどの表現手法をドラマに転用できないか」というオーダーで『金田一』を始めた結果、このスタイルが非常に作りやすいと自覚したわけです。でもこれまでに多くの作品を撮ってきて、例えば『ぼくらの勇気~未満都市~』(97年)のように近未来的な大きな仕掛けのものもあるし、『I.W.G.P』(00年)だって全然違う。映画においては、自ら言うのも格好悪いけど『天空の蜂』(15年)のようなシリアスで社会派なものもある。いろんなタイプの作品に、毎回方法を変えて演出家・監督としてどう真摯に向き合うか、考えています。 ――『ケイゾク』や『SPEC』など、堤作品ではキャラクター自身がメタ的なノリツッコミをして、キャラが立ってくることも多いです。堤監督が作ったとまでは言いませんが、キャラクターでドラマを見せるという手法も特徴的ですよね。 『踊る大捜査線』や『相棒』など、キャラクターを重視したドラマは同時期にもいっぱいあった。自分がそういう手法の先駆者という自覚はまったくないです。それも日本のエンタメの定石であって、そこから激しく逸脱して堤的な個性をキャラクターに付与したつもりもまったくなく、やっていくうちに自然にそうなっちゃった。  僕はバブル以前、リミッターのない鷹揚な笑いを許してくれる体制がテレビ局側にもあった時代に、テレビディレクターとして初めて責任を持たされてとんねるずのコントを作っていた(『コラーッ!とんねるず』85~89年)。1000本近いコントをノックを打つように作り続けて、その頃に得た笑いの質みたいなものが一生の宝物になっている。それをドラマの中で形にできないか? というのがずっと基本にあって、そこがキャラクターメイキングに反映されています。  あの頃のはっちゃけた感じというのは、私を含めた同時代のクリエイターには脈々と流れていて、一緒に作っていた仲間でもある秋元康さんの作詞の中にもある。彼らの仕事の中に、その感覚が今でも生きている片鱗を見ると、「よし、まだ死ねないぞ」と思いますね。 ――一方で、堤監督の映画作品でもっともヒットしたのは『20世紀少年』(08~09年)ですよね。あれは人気マンガが原作で、有名な役者がたくさん出るオールキャストの大作であって、いわゆる堤監督本来のスタイルやテイストが好きなファンとは違う層に届いたと思います。『20世紀少年』前後で、自身の作品の客層が変わった感じはありますか?  そのあたりは特に変わらないですね。でも、どこに球を投げるかというのは常に意識しています。例えば、『20世紀少年』は明らかに原作ファンに球を投げるしかなかった。特に第1部では「原作と同じ構図を探してみてください」というくらい、原作マンガに沿った作り方をしていた。あるいは、『BECK』(10年)という作品も同じように撮った。ただ、最近はネットを武器にした好事家の声が大きいのもあって、この2つの作品では賛成票も多ければ反対票も多いというのを経験しましたね。特に『BECK』は、ラストに向けた過激な表現が原作ファンから全面否定されたりもした。ファンの愛し方にもいろいろあるわけで、その声は意識もするし「次に作る時はこうしよう」という意欲にもなる。賛否両論の否の声には相当耳を傾けるべきで、それはエンターテインメントのプロとして当然だと思っています。 ――「好事家」ということでいうと、堤監督はそれこそ好事家の多いジャニーズ主演の作品もかなり撮られています。ジャニーズファンからの評価も高いですが、相性がいいんでしょうか?  ジャニーズ作品は毎回タイプが違って、「あのアイドルがこんなことしちゃった」だけではダメだし、ベタベタなアイドルらしさだけでもダメで、正直なところ、作り方は意外と難しい。もちろんジャニーズ作品にも一般性の高いものはいっぱいありますが、基本はお客さんに喜んでいただかないと仕方ないんじゃないか、と僕は思っています。それはある種、いわゆる映画的/演劇的な批評性とは相容れないものもある。『ピカ☆ンチ』という作品では、公開形式が非常にクローズドなこともあり、主演の嵐と、嵐を愛する人が腹の底から笑って楽しめればいいと思って球を投げました。マニアックなコントを撮っていた時代を彷彿とさせて、私の本音に近い、面白い作り方でしたね。 ――堤監督の作品は、一貫して作家性をはぐらかしながら撮っているところがあるように思っていたんですが、実は『ピカ☆ンチ』が一番作家性を感じました。 『ピカ☆ンチ』の1作目はお台場の屋形船を沈めるというめちゃくちゃな話でしたけど、やっぱりお台場の海辺に立って屋形船を見ると、「なんで天ぷら食って踊っているんだよ」って頭にくるんですよね(笑)。そういった僕の思いを、嵐の皆さんにそのままやっていただいたところに絶妙な面白さがあるなって。それを受容してくださったジャニーズ事務所の方々は、本当に心が広いな、と。

「確信を持って作った 面白いものは伝わると信じる」

――今年の映画業界は、テレビドラマの映画化が減って東宝の一人勝ちという状況ですが、テレビと映画の関係も変わってきていると思われますか?  変化というよりも、映画という表現だけでなくいろんなジャンルのものが自由に選択できる時代になって、何かひとつの要素にヒットの可能性があるとは相対的に言えなくなっている気がするんです。その中で、クリエイターとしては自分たちが確信を持って作った面白いものは絶対に伝わると信じて疑わない。結果として、『神の舌を持つ男』も視聴率的にはちょっと寂しいかもしれないけれど、映画の数字はまた違うものだと思っています。 ――では、映画『RANMARU 神の舌を持つ男』について、失礼な言い方ですけど、テレビシリーズを観てこなかった人にはどのようにアピールすればいいと思いますか?  何も考えずに観て面白いので、お気楽に観てください、と。冒頭から、本当に大笑いできるギャグをちりばめてあるし、ドラマからずっと練り込んできたキャラクターが大爆発している。それだけではなくて、今の日本や世界が持っているある種の問題もうっすらと底に流れていて、自分で言うのも気持ち悪いんですけど、見ごたえのある上質のミステリーになっているエンターテインメント作品なので、老若男女関係なく観てくださいと訴えたいです。 ――先ほどおっしゃった通り、ヒットする前提で作っている?  もちろんそうです。『RANMARU』については、皆さんと共犯意識を持ちたいな、というのがありますね。「ほかの人にはわからないんじゃないかな?」っていう、そのお客さんと堤の共犯意識を楽しんでもらえる仕掛けがそこかしこにあるので、それは楽しいんじゃないかな。それこそ80年代のとんねるずのコントにあった共犯意識のような。 ――非常に多作な堤監督ですが、今後撮りたい作品はありますか?  やりたい企画はすごくあります。特に自分の賞味期限はあと10年あるかどうかなので、この10年でやらねばと思っている企画は10個以上ありますね。 ――それは映画や舞台、テレビドラマにかかわらず?  テレビドラマはスピードが要求されるので、さすがに還暦を過ぎると肉体的にかなりキツイんですね。頑張ってはいるけれど、率先してテレビドラマの演出家と言い切るのは、なかなか無理がある。だったら、主に映画作品でひとつのテーマをきっちり決めて、自分なりの投げたい球を研究して投げたものを、この10年で作りたいと思います。 (インタビュー/速水健朗) (構成/須賀原みち)
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堤幸彦(つつみ・ゆきひこ) 1955年、愛知県生まれ。演出家、映画監督。オフィスクレッシェンド取締役。法政大学中退後、東放学園専門学校に入学。放送業界に入る。ADを経てテレビディレクターとなり、『コラーッ!とんねるず』(日本テレビ)などを手がけたのち、秋元康と「SOLD OUT」を立ち上げ。プロモーションビデオやCM、ミュージッククリップなどを数多く手がける。オムニバス作品『バカヤロー! 私、怒ってます』内「英語がなんだ」で劇場映画デビュー。ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系/95年)で一躍有名になり、以降の活躍は知られている通り。