大みそか『第67回NHK紅白歌合戦』へのSMAP出演をめぐり、ジャニーズ事務所が出演を断る文書を送った。 NHKはこれを受け「大変残念ではありますが、SMAPの皆さんの意思を尊重する」とコメント。出演か否かで大騒動となっていた一連の報道合戦に、終止符が打たれた。 その裏で、メンバーの心情は土壇場まで大きく揺れていたようだ。特に、メンバー内で『紅白』出場に最も難色を示しているとされていた香取慎吾は、12月に入って前向きな姿勢を見せていたという。 「SMAPの元マネジャー・飯島三智女史が、香取を説得していたようです。芸能界の大物が飯島女史に『香取を説得してくれ』と頼んだことで、事態が大きく動いた」(芸能関係者) 飯島女史といえば、香取にとっては母親のような存在で、メンバー内で彼女を最も慕っていたといわれる。 前出の芸能関係者は「独立騒動で、木村とその他4人のメンバーの間に大きな溝ができた。特に香取は、木村と目も合わせないなど険悪に。『生放送で木村と一緒に歌えるわけない』と言っていたほどだった。それが12月に入り、“母親”である飯島女史に『そんなわがまま言っているんじゃない。解散前に紅白で皆さんに挨拶くらいしなさい』と一喝されたようです」と明かす。 香取が一時翻意し、大きく前進。あとは、主に木村ら他メンバーとの調整、ジャニーズ事務所との調整さえうまくいけば出演はすぐそこだった。しかし、最終的に実現することはなかった。 一方、NHK側も、SMAPのために舞台を整えていた。 「SMAPのために、紅白のプログラムに約10~15分の空き枠を設けていた。それに、メンバーと親交のあるタモリをスペシャルゲストに招いたり、NHKホールでの生出演が無理なら収録でも、中継をつないでの出演でもいいと、超VIP待遇で待ち構えていた。どんな形でも出演にこぎ着けたいと動いていたようです」(NHK関係者) 今月11日には、SMAPの存続を求めるファンの署名37万3,515人分がジャニーズ事務所に届けられた。またSMAPへの応援メッセージを新聞の広告欄に掲載するプロジェクトでは、これまで東京新聞や各地の地方紙を埋め尽くし、大きな話題となった。 こういった声もある中で、出場を辞退したSMAP。アイドルとしての評価を、最後に大きく下げてしまう結果となった。
年別アーカイブ: 2016年
SMAPファン密着取材で「フジは最低最悪」「もう見ない」! 『SMAP×SMAP』便乗に呆れ声
12月26日、20年以上にわたって放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が、ついに最終回を迎えた。ファンからは番組の編集や演出について賛否両論が出ている中、フジの報道姿勢に対する批判も噴出している。
1996年4月にスタートした『スマスマ』は、メンバーがコントや料理、歌を披露してきた国民的バラエティ。最終回はSMAPと番組の歴史を詰め込んだ約5時間の特番となり、懐かしい名場面がオンエアーされた。SMAP5人の“ラストステージ”として「世界に一つだけの花」を歌うことが告知されたことから世間の関心も高まり、平均視聴率は、午後6時30分~7時までの第1部が14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(7時~10時)は17.4%、そして最後のステージが放送された第3部は23.1%と、高視聴率を記録した。
さまざまな感情を抱き最終回を見つめたファンだが、『スマスマ』放送後に流れた報道番組『ユアタイム』の予告では、追い打ちをかけるような言葉が並んだ。「早くも“ロス”? 『最後の歌声』に街は…」というテロップが表示され、野島卓アナウンサーが「最終回を見つめたファンの声です」とコメント。ラスト放送を迎えたばかりの『スマスマ』を取り上げることを告知したのだった。
これを見たSMAPファンからは、「『ユアタイム』でもう『スマスマ』振り返るのか。フジは最低最悪」「『ユアタイム』なんか絶対見ない」「『スマスマ』後、テレビ消して『ユアタイム』は見ない。フジに明日はない」と、フジに対する不満が続出。
「番組では、放送が終わったばかりのラストステージの模様をオンエアーしていました。また、フジテレビの周辺に集まったSMAPファンにインタビューを行ったり、親子3世代で『スマスマ』を見ていたという都内に住む一家を取材。番組スタッフが自宅を訪問すると、男性は自分自身や子どもの学校行事で『青いイナズマ』や『世界に一つだけの花』を歌ったり、踊ったといった思い出エピソードを話していました。ちなみに、高視聴率を記録した『スマスマ』効果もあったのか、『ユアタイム』も9.4%と、通常放送に比べて高い数字をマークしています」(ジャニーズに詳しい記者)
実はSMAPファンの間で、こうしたファン密着映像が流れることは、すでに話題になっていたという。
「放送前から、番組観覧希望者やエキストラを募集している会社が『SMAPファンの方募集』と題して“密着取材”させてもらえる人を募っていたんです。募集要項には『スマスマ』を視聴する場所に出向き、『感謝や気持ちなどをインタビューさせて頂いたりします』と書かれていました。どの番組で使用するのかは判明していなかったものの、ファンはテレビで放送されることを覚悟していたようです。フジでは『ユアタイム』だけでなく、27日の『バイキング』でも同様に4組のSMAPファンに密着取材した映像を流していました」(同)
こうしたファンへの取材はフジ以外でも行われており、23日には、TOKIO・国分太一がMCを務める『白熱ライブビビット』(TBS系)のスタッフを名乗るTwitterアカウントが、SMAPファンに対して「27日火曜日の放送で、スマスマ最終回を取り上げます。その際●●様のお気持ち等取材出来れば幸いです」と、メッセージ。このツイートがSMAPファンの間で話題になっていたという。
各局が『スマスマ』を取り上げている状況下で、中でもフジテレビは自局とあって、27日の情報番組はSMAP一色となっており、『スマスマ』に“便乗”していると、嫌悪感を抱くSMAPファンも少なくないようだ。現在、フジでは香取慎吾のレギュラー番組『おじゃMAP!!』が放送中で、1月からは草なぎ剛主演の連続ドラマ『嘘の戦争』がスタートするも、「『ユアタイム』の番宣見た瞬間にチャンネル変えた。『おじゃMAP!!』とつよぽんのドラマ以外、フジにはチャンネル合わせない!」「『ユアタイム』の節操のなさに速攻テレビを消した。フジテレビはもう見ない。さようなら」「フジはメンバー個人の出演番組以外見ない!」と、宣言している。
レギュラー終了によって、すっかりSMAPファンから突き放されてしまったフジだが、今後のSMAPメンバーの出演番組で“名誉挽回”してくれることを願いたい。
事務所と不仲露呈の堀北真希は「引退濃厚……」SMAP香取慎吾の“フライング”発言で
先日、妻で女優の堀北真希との間に第1子が誕生した俳優の山本耕史が21日、都内で行われた米国のドラマ『ブラックリスト シーズン4』のジャパンプレミアに出席した。 通常、第1子誕生となれば、父である山本か、母である堀北の所属事務所が発表するのが、これまでの芸能界の常識。ところが、山本と親交のあるSMAP・香取慎吾が17日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で生発表。あまりにも突然なことに、「フライング」と報じるメディアもあった。 一夜明けた翌18日、堀北の所属事務所は「母子共に健康です」などと認める形となったが、イベントで山本は香取の「フライング発表」を否定し、「僕と彼の絆から生まれたものです」と明言。堀北の事務所は性別など詳細については明かしていないが、山本も「それは内緒で」と回答するにとどまった。 「香取はSMAPの年内解散でかなりナーバスになっており、同番組もそうだが、収録時には暗い表情で物思いにふけっている時間が多い。ところが、本番になると一気にテンションを上げて“爆発”。そのため、番組関係者は放送事故が起こらないかと危惧していたが、今回の件は事前にスタッフにも知らされず、放送事故級だったようだ」(テレビ朝日関係者) 視聴者はもとより、香取の発言に堀北の事務所は困惑。結果、今回の一件で、堀北と事務所の深い溝が露呈する形となってしまった。 「本来ならば、いつ第1子の誕生を発表するかを話し合って、周囲にも根回しするはず。ところが堀北は、結婚を相談した際に、いい顔をしなかった所属事務所の女社長に不信感を持ち、最近ではすっかり没交渉になっている。女社長の頭の中は、いまや事務所の稼ぎ頭となった桐谷美玲と、自らがスカウトしてきた知英(ジヨン)のことでいっぱい。開店休業状態の堀北のことまで気が回らず、そうこうしているうちに香取が勝手に発表してしまったようだ。事務所との関係悪化から、堀北はこのまま芸能界を引退してしまう可能性が濃厚だといわれている」(芸能プロ関係者) いずれにせよ、香取のフライングを山本・堀北夫妻は大歓迎しているようだ。
「石田さんと関さん!? 何それ岩井って神なの!?」ハライチ岩井が「コミケ91」に出品するコントCDにファン大興奮!
お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気が、12月29日から31日にかけて行われる「コミックマーケット91」(以下、「コミケ91」)の最終日でコントCDを販売することを明かした。コントCDには声優の石田彰と関智一という豪華なキャストが出演しているとあり、ネット上では「石田さんと関さんのコントCD!? なにそれ、ハライチ岩井って神なの!?」「どえぇぇぇ! むちゃくちゃほしいんだが!」と歓喜の声が響いている。 岩井は12月24日に自身のTwitter(@iwaiyu_ki)を更新し「ハライチ岩井勇気、書き下ろしコントCDをコミケ91にて委託頒布致します! 出演は声優の石田彰さん、関智一さん!! サークル名は『スプーキーE』、委託先は『SUVIVE』です」とコントCDの告知を投稿。人気芸人が人気声優をキャスティングし、同人でコンとCD作成し、頒布するというニュースにネット上は当然大盛り上がり。 CDにはコント「裏カジノ」「通販」「死亡管理室」の他、石田、関、岩井によるスペシャルトークコーナーも収録されているもよう。これには「ハライチ岩井がコミケ91に出店することも驚きだけど、このCDの豪華さに脳みそ沸騰しそうだわ」「ふわぁぁぁ~! 石田さまと関さまがコントとか絶対欲しいんだが! 確実に争奪戦になるな」と豪華さに度肝を抜かれている人が続出。また、価格が2,000円ということで「安すぎる!! もう1つゼロ足してでも手に入れたい(切実)」と金に糸目をつけないというファンの声も。 11月28日には岩井が「今日は自作のコントCDの収録をしてきたが、CD内で何役も演じていただいた石田彰さんと関智一さんの演技が素晴らしかった」と出来の良さを呟いており、クオリティの高さにも期待できそうだ。争奪戦となりそうだが、ぜひとも死者が出ないよう、安全に参戦していただきたい。『スプーキーE』公式サイトより。
人はなぜWELQの記事を信じ、トンデモ医師を受け入れ、自然のものがいいと思うのか?
12月28日の運勢は? しぃちゃんの12星座占いで今日の運勢をチェックする
12星座ごとに毎日しぃちゃんが「総合運」「金運」「恋愛運」「仕事運」の4つをシンプルなコメントで占います。あなたの今日の運勢は?
AV女優・ANRIが初の公の場!「カラコン手掛けたい」発言で、ホラン千秋「意思がどこにあるのか……」
故・坂口良子の娘の坂口杏里が24日、東京・秋葉原で“ANRI”としてAV転身後、初となるファンイベントを開催し、「カラーコンタクトのプロデュースをしたい」と目標を語った。 ファンの前に登場した坂口は、簡単なトークのほか、デビュー作『What a day!!』(MUTEKI)の購入枚数に合わせた特典として、サイン色紙や生写真のプレゼント、サンタのコスプレでのツーショット撮影などを行った。 「参加券がなくなることはなかったのですが、50名を超えるファンが来場。多くが坂口良子世代の50歳前後の男性で、『良子さんの娘だから』という理由で訪れた人もいた様子。ちなみに会場では、元カレのバイきんぐ・小峠英二ネタで笑いを取っていたほか、2本目については『未定』と明かす一方で、カラコンのプロデュースの展望も。以前、AV女優としてトップを目指すと宣言していた彼女ですが、2本目が滞っているところを見ると、なかなか厳しい状況なのかも。彼女を見ていると、明確なビジョンのなさや人任せの部分を、そう見えないように必死で取り繕っているようにも見えます」(芸能記者) 26日のトークバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)では、坂口の“カラコン発言”を紹介。これに、ホラン千秋が「セクシービデオで人生をリセットしてっていうところで、決意みたいのがあるのかなあと思ったら、次は違うことなので、彼女の意思がどこにあるのかなあっていうのが、ちょっとわからなくなっちゃう」と眉をひそめた。また、数々の商品をプロデュースしてきた美容家のIKKOも、「儲かると思ってやる人がいるけど、在庫抱えたり、1回売れなかったら切られるとか、そんな甘くない。プロデュースとか、平気で言ってほしくない」と苦言を呈した。 「ローラ、益若つばさ、AKB48・小嶋陽菜、藤田ニコルなど、多くの人気タレントがカラコンのプロデュースや広告塔を務めていますが、メーカー側は購買層の若い女性にリサーチを行うなどして、人気の高いタレントを選んでいる。坂口がどういった意図で、カラコンのプロデュースを目指しているのかはわかりませんが、もし、カラコンのプロデュースをしている『●●ちゃんみたいになりたい』と思っているのなら、それは購入者の購買心理と同じです」(女性誌ライター) 先月には、Twitterで「私は私の人生、誇りを持って生きてきます」「地に足ついて私は一生懸命色んなこと頑張ります」(原文ママ)と高らかに宣言していた坂口。彼女がプロデュースしたカラコンが店頭に並ぶ日は、訪れるのだろうか?
ラップだけじゃない! E-girls『Go! Go! Let’s Go!』から見る日本のヒップホップカルチャー
さて、なんとか無事に2回目を迎えることができた「現代アイドルソング学概論」。今回はE-girlsの『Go! Go! Let's Go!』(rhythm zone)である。 E-girlsは“EXILEの妹分”グループである。そもそも清楚な女の子が好きな私には苦手なギャルっぽい子が多く、正直Amiちゃん以外あまり覚えられない。「なにがレッツゴーじゃい、ひっどいタイトルだな……」と難癖をつけたくなってしまうが、まずは一度聴いてみてほしい。 ヒットチャートを賑わすJ-POPにはあまりないグルーヴ感が特徴で、Aメロにはラップパートもある。実にイキっていて「ヒップホップらしい楽曲」だ(褒めてますよ)。 ラップをするアイドルは複数いて、たとえば「Lyrical School(リリカルスクール)」は、スマートフォンに対応したミュージックビデオで話題になったグループだ。しかし、リリカルスクールよりもE-girlsのほうがヒップホップらしい。なぜだろうか。E-girlsの“ヒップホップっぽさ”の源泉を探ってみることにしよう。 もう一度『Go! Go! Let's Go!』を聴き直してみる。歌にとらわれず、伴奏を聴いてみてほしい。バスドラム(一拍目の「ドスッ」とした音)とスネア(三拍目の「バスッ」とした音)が強調された力強いビート。そこにギターのカッティングの組み合わせ。それでいてどことなく音はデジタル。クオリティが高いかどうかはさておきだが、Bruno Marsなどを連想させる。とにかく海外のトレンドを敏感に捉えた楽曲であることは間違いない。E-girls/「Go! Go! Let's Go!」(YouTubeより)
ところで、E-girlsの所属事務所は、元EXILEのHIROが創設したLDHである。LDHとは「Love」「Dream」「Happiness」の3つの頭文字をとったもの。E-girlsはチーム分けみたいなものがあって、「Dream」「Happiness」と、あとは「Flower」。なんで「Love」じゃないんじゃ! 覚えにくいわ! ……話題がずれてしまったが、EXILEの妹分のE-girlsには、EXILEのイズムが受け継がれているはずだ。そして、今回の楽曲のヒップホップらしさを読み解くためには、どうしても“EXILEイズム”について考える必要がある。 EXILEの前身J Soul Brothersは、グループ名を大物R&Bシンガーのボビー・ブラウンに命名されている。もともと海外のブレイクダンスを日本でやろうとしていたグループなのだ。今やマイルドヤンキーが聴くアーティストの代表格で“純国産”のイメージがあるが、今もなお、海外のカルチャーやトレンドを積極的に取り入れ、精力的に楽曲制作をしているのである。 最近、レコ大をカネで買ったことで大いに話題になってしまったが、その話はここではなしだ。これが日本の音楽業界の現状です! たとえば、EXILEでいえば、『Ki・mi・ni・mu・chu』(rhythm zone)という楽曲。グラミー賞4冠に輝いたファレル・ウィリアムスの『Happy』とそっくりである。「Bruno Mars-24K Magic」(YouTubeより)
「Ki・mi・ni・mu・chu」(YouTubeより)
三代目J Soul Brothersの大ヒット曲『R.Y.U.S.E.I.』(rhythm zone)もまた、海外のEDMをJ-POPに取り入れようとしていると考えることができる。「Pharrell Williams - Happy(Official Music Video)」(YouTubeより)
EXILEはじめ彼らLDHグループは、今でこそヒットを飛ばすアーティストのように思えるが、決してはやりのJ-POPをやっているわけではないのである。LDHグループが持つ“EXILEイズム”とは、「海外のダンスカルチャーを日本に取り入れ、日本になじませようとする姿勢」といえるだろう。 彼らを「アメリカのトレンドを適当にパクってカネを稼ぐ成金集団」と言う人もいるだろうし、そういう側面は否定できないが、ここでそんなことを言うのはワック……じゃなかった、野暮なのでやめよう。 すべてがLDHのお手柄だと言うつもりは毛頭ないが、彼らは確実に日本にダンスカルチャーを浸透させた。アイドルの卵たちはダンススクールで学ぶ中で、ヒップホップダンスにも触れるようになった。板野友美(そういえばいま何しているんだろう……『Dear J』超よかったなあ)はAKB48加入前、ヒップホップダンスをやっていたし、平成24年度からは中学の授業でヒップホップダンスが教育に取り入れられている。 現在のラップブームよりも前から、確実にヒップホップは日本に浸透していた。ただしそれはラップという形ではなく、ダンスという形だったのだ。E-girlsの『Go! Go! Let’s Go!』は、そんなLDHが浸透させてきたヒップホップが詰まった一曲なのである。ヒップホップとは、アンダーグラウンドで活動するラッパーたちだけのものではないのだ。 (文=MC内郷丸) Twitterアカウントは@bfffffffragile MC内郷丸の「ほんと何もできません」https://synapse.am/contents/monthly/uchigomaru三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE/「R.Y.U.S.E.I.」Music Video(YouTubeより)
ラップだけじゃない! E-girls『Go! Go! Let’s Go!』から見る日本のヒップホップカルチャー
さて、なんとか無事に2回目を迎えることができた「現代アイドルソング学概論」。今回はE-girlsの『Go! Go! Let's Go!』(rhythm zone)である。 E-girlsは“EXILEの妹分”グループである。そもそも清楚な女の子が好きな私には苦手なギャルっぽい子が多く、正直Amiちゃん以外あまり覚えられない。「なにがレッツゴーじゃい、ひっどいタイトルだな……」と難癖をつけたくなってしまうが、まずは一度聴いてみてほしい。 ヒットチャートを賑わすJ-POPにはあまりないグルーヴ感が特徴で、Aメロにはラップパートもある。実にイキっていて「ヒップホップらしい楽曲」だ(褒めてますよ)。 ラップをするアイドルは複数いて、たとえば「Lyrical School(リリカルスクール)」は、スマートフォンに対応したミュージックビデオで話題になったグループだ。しかし、リリカルスクールよりもE-girlsのほうがヒップホップらしい。なぜだろうか。E-girlsの“ヒップホップっぽさ”の源泉を探ってみることにしよう。 もう一度『Go! Go! Let's Go!』を聴き直してみる。歌にとらわれず、伴奏を聴いてみてほしい。バスドラム(一拍目の「ドスッ」とした音)とスネア(三拍目の「バスッ」とした音)が強調された力強いビート。そこにギターのカッティングの組み合わせ。それでいてどことなく音はデジタル。クオリティが高いかどうかはさておきだが、Bruno Marsなどを連想させる。とにかく海外のトレンドを敏感に捉えた楽曲であることは間違いない。E-girls/「Go! Go! Let's Go!」(YouTubeより)
ところで、E-girlsの所属事務所は、元EXILEのHIROが創設したLDHである。LDHとは「Love」「Dream」「Happiness」の3つの頭文字をとったもの。E-girlsはチーム分けみたいなものがあって、「Dream」「Happiness」と、あとは「Flower」。なんで「Love」じゃないんじゃ! 覚えにくいわ! ……話題がずれてしまったが、EXILEの妹分のE-girlsには、EXILEのイズムが受け継がれているはずだ。そして、今回の楽曲のヒップホップらしさを読み解くためには、どうしても“EXILEイズム”について考える必要がある。 EXILEの前身J Soul Brothersは、グループ名を大物R&Bシンガーのボビー・ブラウンに命名されている。もともと海外のブレイクダンスを日本でやろうとしていたグループなのだ。今やマイルドヤンキーが聴くアーティストの代表格で“純国産”のイメージがあるが、今もなお、海外のカルチャーやトレンドを積極的に取り入れ、精力的に楽曲制作をしているのである。 最近、レコ大をカネで買ったことで大いに話題になってしまったが、その話はここではなしだ。これが日本の音楽業界の現状です! たとえば、EXILEでいえば、『Ki・mi・ni・mu・chu』(rhythm zone)という楽曲。グラミー賞4冠に輝いたファレル・ウィリアムスの『Happy』とそっくりである。「Bruno Mars-24K Magic」(YouTubeより)
「Ki・mi・ni・mu・chu」(YouTubeより)
三代目J Soul Brothersの大ヒット曲『R.Y.U.S.E.I.』(rhythm zone)もまた、海外のEDMをJ-POPに取り入れようとしていると考えることができる。「Pharrell Williams - Happy(Official Music Video)」(YouTubeより)
EXILEはじめ彼らLDHグループは、今でこそヒットを飛ばすアーティストのように思えるが、決してはやりのJ-POPをやっているわけではないのである。LDHグループが持つ“EXILEイズム”とは、「海外のダンスカルチャーを日本に取り入れ、日本になじませようとする姿勢」といえるだろう。 彼らを「アメリカのトレンドを適当にパクってカネを稼ぐ成金集団」と言う人もいるだろうし、そういう側面は否定できないが、ここでそんなことを言うのはワック……じゃなかった、野暮なのでやめよう。 すべてがLDHのお手柄だと言うつもりは毛頭ないが、彼らは確実に日本にダンスカルチャーを浸透させた。アイドルの卵たちはダンススクールで学ぶ中で、ヒップホップダンスにも触れるようになった。板野友美(そういえばいま何しているんだろう……『Dear J』超よかったなあ)はAKB48加入前、ヒップホップダンスをやっていたし、平成24年度からは中学の授業でヒップホップダンスが教育に取り入れられている。 現在のラップブームよりも前から、確実にヒップホップは日本に浸透していた。ただしそれはラップという形ではなく、ダンスという形だったのだ。E-girlsの『Go! Go! Let’s Go!』は、そんなLDHが浸透させてきたヒップホップが詰まった一曲なのである。ヒップホップとは、アンダーグラウンドで活動するラッパーたちだけのものではないのだ。 (文=MC内郷丸)三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE/「R.Y.U.S.E.I.」Music Video(YouTubeより)
新世代スターの魅力に迫った『Zoom in 山田涼介』が発売!
圧倒的人気を誇る「不動のセンター」! Hey! Say! JUMPの山田涼介を徹底解剖!
デビューから現在までの栄光と努力の軌跡を辿るスペシャルフォトレポート!
天性のスター性が垣間見られる名言集や、まねっこしたい私物データも多数掲載!
Contents
山田涼介 バイオグラフィー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・04P~
〜2010 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・06P~
2011 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20P~
2012 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32P~
2013 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44P~
2014 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56P~
2015 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68P~
2016 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80P~
そのアイドルオーラに誰もがうっとり♡ 山田涼介イケメン発言集 ・・・・・・・86P~
お手頃アイテムも多数! 愛用私物を徹底チェック!・・・・・・・・・・・・・91P~



