『紅白』落選の和田アキ子が再起不能に!? NHKから“怒りの全面撤退”も……

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“芸能界のご意見番”こと和田アキ子を心配する声が上がっている。  和田は通算40回目の出場を目指したNHK『紅白歌合戦』に落選。文書を通じて「今回、この様な形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります」と率直な心境を吐露。「ただ、今までトリも務めさせて頂き、司会も務めさせて頂き、紅白歌合戦には色々と勉強させてもらいました」と感謝の言葉を述べた。  書面だけ見ると、悔しさをにじませながらも“大人の対応”に終始しているように感じるが、実際の落ち込みようはハンパではない。 「毎年紅白後には自宅に親しいスタッフやタレント仲間を招き、その年の紅白の映像を朝まで見るのが日課になっていましたからね。ライフワークがなくなり、さぞショックでしょう」とは芸能関係者。 “番長キャラ”の和田だけに、人前では「元旦からの海外旅行を前倒しできてよかった」などと強気にふるまいそうだが、実はガラスのハートの持ち主。このまま「再起不能になってしまうのでは?」と心配する声が各所から上がるのも当然だ。  紅白の選考をめぐっては、「NHKへの貢献度」が挙げられる。わかりやすい例で言えば、毎週日曜の昼に放送される『NHKのど自慢』へのゲスト出演だが、和田の場合は同じ時間帯にTBSでレギュラー番組『アッコにおまかせ!』を持つため、どうやっても出演は叶わない。  テレビ関係者は「そこで事務所関係者は同局の『ケータイ大喜利』やEテレ(NHK教育)のスマホ講座の番組にも積極的に出演させるようにした。全てはNHKへの貢献度を意識してのことです。それなのに無情の落選ですから、怒った和田サイドがNHKからの完全撤退を考えても不思議ではありません」と話す。  しかもNHKは“ボツ交渉”といわれるSMAPの出演をあきらめておらず、奇跡が起きたときのために歌唱時間を用意しているとされる。和田を含め、これに納得できない“落選組”は多いはずだ。和田がどう反撃に出るか、見ものだ。

音楽業界関係者は我慢の限界? スタッフに嫌われている“歌姫”3人を大暴露!!

 

 優れた歌唱力や圧倒的なカリスマ性を持つ女性アーティストに与えられる“歌姫”の称号。ファンにとってはあこがれの存在だろうが、音楽業界関係者の間では鼻つまみ者として知れ渡っている歌姫もいるという。

「浜崎あゆみは、最近インスタグラムにイケメンとイチャつく写真を載せるなどして“痛い女”と化していますが、関係者に衝撃を与えたこんなエピソードがあります。ある時、レコーディングスタジオにやや年配の外部男性スタッフが訪れた際のこと。スタジオの雰囲気にそぐわない服装だったせいか、浜崎は急に不機嫌になり『レコーディングする気がなくなった』と言い出し、その男性に謝罪するよう、自分のスタッフに言いつけたそうです。あまりにも理不尽な理由ながら、男性は意味もわからず、浜崎に頭を下げたんだとか。スタッフは浜崎の横柄な態度に、ドン引きしていたと聞きます」(音楽誌編集者)

 また、あるレコード会社スタッフはaikoの名を挙げ、「周囲からは、“aiko姫”と呼ばれていますよ」と苦笑い。

「『この番組、出たくない』『この曲は歌いたくない』など、とにかくワガママで、スタッフも常に振り回されているみたいです。男女ともに人気が高く、実績や売り上げもあったaikoが2014年、長らく出場してきた『NHK紅白歌合戦』から突如姿を消した理由は、あの難儀な性格のせいだといわれている。リハーサルをサボったり、スタッフをあごで使ったりと、やりたい放題のようですが、そういう態度はNHKの『紅白』当落基準に大きく影響するんです」(同)

 14年の落選時、aikoはTwitterで「ちっきしょーーーーー!」と悔しさをにじませて話題になったが、やはり本人は“選ばれて当然”と思っていたのだろうか。さらに、前出の音楽誌編集者から、絢香の名前も挙がった。

「病気療養を経て、11年に活動を再開した絢香も嫌われています。夫の水嶋ヒロともども嫌っている音楽関係者は多いですよ。絢香は、水嶋のイエスマンというか、芸能活動の方針から言動まで、全て彼の意思に合わせているようで、スタッフよりも、夫の顔をうかがっているんです」

 12年、年明け早々情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演し、小倉智昭のインタビューに応じた絢香。その際、水嶋との関係に触れられたことが不服だったのか、後からフジテレビに抗議のメールを送っていたと報じられた。

「絢香はニューアルバムのPRがメインのインタビューと聞いていたそう。まさかプライベートにまで話が及ぶとはと驚いたようですが、抗議メールを送るように指示したのも、水嶋だったとみられています。水嶋が原因で、絢香も疎まれている部分は大きいかもしれません」(同)

 たとえ業界内では支持されていなくとも、ファンの前では“歌姫”然とした態度を取ってもらいたいものだ。

「異様なテンションだった」久々連ドラ主演の菅野美穂『砂の塔』終了後は新路線に?

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「豪華キャストに加え、19年ぶりにドラマ主題歌を歌うTHE YELLOW MONKEYの話題性もあって、放送前から期待値は高かったのですが、後半に入ってようやく視聴率を2ケタに乗せてきましたね。1ケタ続きだったころは、局内でも“戦犯”探しが始まっていましたが、ひとまず胸をなで下ろしているようです」(TBS関係者)  菅野美穂が4年ぶりに主演するドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)。 「昨年8月の出産以来、久々の仕事で、しかも連ドラということもあって当初はオファーを受けるか悩んだそうですが、夫である堺(雅人)さんの後押しもあって、決めたようです。クランクイン前には、菅野さん主催で出演者を集めた食事会も開いていたようですが、ようやく結果に結びついてきましたね」(芸能事務所関係者)  久々のドラマ出演とあって、数々の番宣で出演した菅野だったが、ある番組では周囲が心配するほどはっちゃけていたという。 「同局の『オールスター感謝祭』では、カメラが回っていないところでも芸人の永野さんの物マネをしたり、ハリウッドザコシショウに『一番会いたかった!』と駆け寄ったり、異様なテンションでやりたい放題でしたね(苦笑)。あんなにテンションの高い女優さんはほかにいませんよ。みんな『堺さんも大変だな』って漏らしてましたね」(番組関係者)  そういった菅野の“素質”を見抜いている事務所は、ドラマの後は新しい仕事を用意するのでは、といわれている。 「事務所の研音は、菅野さんにバラエティのMCをやらせたいようですよ。木村佳乃さんもやってますし、事務所の先輩である天海祐希さんも経験されていますからね。子育て中なので帯番組は厳しいですが、まずは単発からということのようです」(バラエティスタッフ)  今後、新しい菅野に出会えそうだ。

「異様なテンションだった」久々連ドラ主演の菅野美穂『砂の塔』終了後は新路線に?

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「豪華キャストに加え、19年ぶりにドラマ主題歌を歌うTHE YELLOW MONKEYの話題性もあって、放送前から期待値は高かったのですが、後半に入ってようやく視聴率を2ケタに乗せてきましたね。1ケタ続きだったころは、局内でも“戦犯”探しが始まっていましたが、ひとまず胸をなで下ろしているようです」(TBS関係者)  菅野美穂が4年ぶりに主演するドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)。 「昨年8月の出産以来、久々の仕事で、しかも連ドラということもあって当初はオファーを受けるか悩んだそうですが、夫である堺(雅人)さんの後押しもあって、決めたようです。クランクイン前には、菅野さん主催で出演者を集めた食事会も開いていたようですが、ようやく結果に結びついてきましたね」(芸能事務所関係者)  久々のドラマ出演とあって、数々の番宣で出演した菅野だったが、ある番組では周囲が心配するほどはっちゃけていたという。 「同局の『オールスター感謝祭』では、カメラが回っていないところでも芸人の永野さんの物マネをしたり、ハリウッドザコシショウに『一番会いたかった!』と駆け寄ったり、異様なテンションでやりたい放題でしたね(苦笑)。あんなにテンションの高い女優さんはほかにいませんよ。みんな『堺さんも大変だな』って漏らしてましたね」(番組関係者)  そういった菅野の“素質”を見抜いている事務所は、ドラマの後は新しい仕事を用意するのでは、といわれている。 「事務所の研音は、菅野さんにバラエティのMCをやらせたいようですよ。木村佳乃さんもやってますし、事務所の先輩である天海祐希さんも経験されていますからね。子育て中なので帯番組は厳しいですが、まずは単発からということのようです」(バラエティスタッフ)  今後、新しい菅野に出会えそうだ。

どうあがいても絶望しか感じない暗黒のラスト……オタクの青春の終焉を描く『げんしけん』最終巻

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『げんしけん 二代目の十二(21)<完> 』(講談社)
 ついに『げんしけん』(作:木尾士目)最終巻が発売されてしまった。2002年の連載開始から、中断を挟みつつ14年あまり。気がつけば、けっこうな長期連載になっていた。個人的な体験だが最初に、この作品を知ったのは新宿署の待合室。  某政治運動で逮捕された仲間に面会するため、山口貴士弁護士を呼び出して待っていたら、早稲田大学の活動家だったYクンが「この新連載が、面白いんですよ~」とおもむろに「アフタヌーン」(講談社)を取り出したのである。「これは、すげえマンガだ!」と、みんなで回し読みをしながら盛り上がっていたら、警察官が「弁護士は、まだこないんですか!」と。  きっと多くの読者も同じだと思うが、二代目となり、途中「さっさと結論をつけろよ」とイライラしながらも読み続けた理由、ただ斑目ハーレムの決着を見たかったからである。  もう、メインヒロインの座が波戸クンにあると思っていた。この2人の関係は事情を知らない人からみたら「もう、ヤッてるんだろうな」としか思えない濃密なものであった。いかに経験のない斑目であろうとも、幾たびもあった「ヤレる流れ」に乗らなかった姿に、コイツはインポなんじゃあないかと思うこともたびたびである。もはや、現実世界でもジェンダーが越境している昨今。波戸クンの性別など、何も障害にはなっていなかったのだから。むしろ、女装男子であるところの波戸クンは『To Heart』におけるマルチ的な魅力に満ちあふれていたのである。  しかし、マルチ的要素を持ちながらも、波戸クンは、あまりにもメインヒロイン然としすぎていた。『ときめきメモリアル』における藤崎詩織、『同級生2』における鳴沢唯のごとき献身は「ヤレる流れ」を押しとどめる障害になってしまったのであろう。  何しろ、斑目ハーレムの外縁部にはメインヒロインの攻略を後回しにしようと考えてしまうだけの魅力を持つヒロインがいた。それが、春日部咲である。この攻略不可のヒロインをなんとかしようという無謀な挑戦と挫折が、斑目ハーレムの決着がつかない要因であったことは、最終巻になって、ようやく明らかにされた。  この真のメインヒロインともいえる咲。彼女は、いわば『バーチャコール3』におけるウィンディである。『げんしけん』の展開に一喜一憂している世代であれば、思い出すだろう「まさか、このヒロインが攻略不可のはずがない!」と幾度もチャート図を精査し、攻略できないことがわかっても、それでも諦めきれずに、どうしようもない気持ちを抱えた時のことを……。  そして、このデウス・エクス・マキナによって斑目ハーレムの混乱は収束を迎える。咲の託宣は「明確な断る理由を持っていないから」という一点でスーを選べというものであった。  読者は「それでいいのか?」と思ったであろう。でも、登場人物たちは止めない。なぜから、いい加減に誰かと付き合ってもらう以外に混乱を収束させる落としどころはなかったからだ。もしも、このまま誰とも付き合わずに斑目ハーレムが解散したとして、どうなるか。フラれた女子の側も斑目も10年、20年の単位で、怨み言を述べることになっただろう。人生に黒歴史を抱えたくないという一点で、衆目は一致していた。  当の斑目は、どうであったのか。この男は、ハーレムの最中も、そして、最終局面まで攻略不可のヒロインと、どうにかなるのではないかという希望を捨てなかった。ファンディスクだとかコンシューマー化の際の追加シナリオがあるのではないかと、わずかな希望を抱き続けていた。その無謀な一点突破でのヒロイン攻略を諦めていなかったことが明らかになるのは、咲が斑目に決着をつけさせるために「妊娠した」と嘘をついた瞬間だ。  この時、斑目は人目も憚らずに「誰でもいいから、やっときゃよかった」と叫ぶ。咲の視点からすれば、そこまで想われれば半ばは迷惑だけれども、半ばはまんざらでもないというところだろう。だからこそ、決着をつけるために手を差し伸べるのだ。  とはいえ、ハーレムのヒロインたちにしてみれば、完全に十把一絡げの扱いをされながら、ここまで引っ張られていたことが、わかってしまう瞬間だ。  斑目は、誰とも付き合わないと告げた時、各々のヒロインに丁寧に理由を述べるが、それも、その場をやり過ごすために、言葉を弄んだだけだったのである。  前述したように、斑目にスーを選択した理由を、咲も明確に持っているわけではない。ただ、読者には見えるだろう。暗黒の未来が。  このジョックスの餌食として生きてきたとしか思えない、金髪娘。ナードの側でも扱いに困るシロモノだ。既刊も含めて読み返してはみたのだが、げんしけんのメンバーですら、まともにコミュニケーションが取れているかといえば疑問である。それでも、げんしけんのメンバーは、まだコミュニケーションが可能だ。それは、マンガやアニメを媒介として共通言語を持つことができるからだ。  だが、それは大学というモラトリアムの空間の中でのこと。この先、とことんコミュニケーションが不要な仕事を選択しなければ、生きづらさを抱え込む人生が待っている。日本で暮らしていれば、コミュ障の部分も「外人さんだから、仕方ないな……」と言語や習慣の違いと勘違いしてくれるだろうけど、それでも限界がある。  何より、これからの斑目との恋愛は、どう構築されていくのか。身体の関係が出来るのは早いだろう。単行本の、おまけマンガでは、まだキスまで至っていないことを記しているが、ここから肉体関係の発生まで、あと2週間程度と推測できる。なぜなら、この2人は、お互いの気持ちが一致して関係を結ぶのではなく「そういうものらしいから、やらなければならない」という一種の強迫観念の中で挿入に至るに違いない。  結果、実はマスターベーションのほうが気持ちいいと心の中でボヤきながら、どちらかの家で漫然と行為だけは繰り返されていく。お互いに遠慮しながら、習慣的にやらなければならないという思いだけを抱えて。身体を重ねても通じ合えない行為の繰り返すが別れはこない。互いに、自己評価の低い人生ゆえに次はないと思っているから、結婚には至るだろう。ただ、コミュニケーションに難ありな夫婦間に、子どもでもできたら、どんな結果が待っているのか……。  やっぱり、波戸クン。時点で、笹原妹と付き合っておけばよかったのに……。すべての元凶となった咲は、責任は感じても責任は取らない。  人生において一瞬の快楽や喜びの後には、それを無にする崖を転げ落ちるような絶望が待っていることを、改めて感じた。ここまで、足かけ14年。誰も何も成長なんて、なかったんだよ……。 (文=昼間たかし)

どうあがいても絶望しか感じない暗黒のラスト……オタクの青春の終焉を描く『げんしけん』最終巻

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『げんしけん 二代目の十二(21)<完> 』(講談社)
 ついに『げんしけん』(作:木尾士目)最終巻が発売されてしまった。2002年の連載開始から、中断を挟みつつ14年あまり。気がつけば、けっこうな長期連載になっていた。個人的な体験だが最初に、この作品を知ったのは新宿署の待合室。  某政治運動で逮捕された仲間に面会するため、山口貴士弁護士を呼び出して待っていたら、早稲田大学の活動家だったYクンが「この新連載が、面白いんですよ~」とおもむろに「アフタヌーン」(講談社)を取り出したのである。「これは、すげえマンガだ!」と、みんなで回し読みをしながら盛り上がっていたら、警察官が「弁護士は、まだこないんですか!」と。  きっと多くの読者も同じだと思うが、二代目となり、途中「さっさと結論をつけろよ」とイライラしながらも読み続けた理由、ただ斑目ハーレムの決着を見たかったからである。  もう、メインヒロインの座が波戸クンにあると思っていた。この2人の関係は事情を知らない人からみたら「もう、ヤッてるんだろうな」としか思えない濃密なものであった。いかに経験のない斑目であろうとも、幾たびもあった「ヤレる流れ」に乗らなかった姿に、コイツはインポなんじゃあないかと思うこともたびたびである。もはや、現実世界でもジェンダーが越境している昨今。波戸クンの性別など、何も障害にはなっていなかったのだから。むしろ、女装男子であるところの波戸クンは『To Heart』におけるマルチ的な魅力に満ちあふれていたのである。  しかし、マルチ的要素を持ちながらも、波戸クンは、あまりにもメインヒロイン然としすぎていた。『ときめきメモリアル』における藤崎詩織、『同級生2』における鳴沢唯のごとき献身は「ヤレる流れ」を押しとどめる障害になってしまったのであろう。  何しろ、斑目ハーレムの外縁部にはメインヒロインの攻略を後回しにしようと考えてしまうだけの魅力を持つヒロインがいた。それが、春日部咲である。この攻略不可のヒロインをなんとかしようという無謀な挑戦と挫折が、斑目ハーレムの決着がつかない要因であったことは、最終巻になって、ようやく明らかにされた。  この真のメインヒロインともいえる咲。彼女は、いわば『バーチャコール3』におけるウィンディである。『げんしけん』の展開に一喜一憂している世代であれば、思い出すだろう「まさか、このヒロインが攻略不可のはずがない!」と幾度もチャート図を精査し、攻略できないことがわかっても、それでも諦めきれずに、どうしようもない気持ちを抱えた時のことを……。  そして、このデウス・エクス・マキナによって斑目ハーレムの混乱は収束を迎える。咲の託宣は「明確な断る理由を持っていないから」という一点でスーを選べというものであった。  読者は「それでいいのか?」と思ったであろう。でも、登場人物たちは止めない。なぜから、いい加減に誰かと付き合ってもらう以外に混乱を収束させる落としどころはなかったからだ。もしも、このまま誰とも付き合わずに斑目ハーレムが解散したとして、どうなるか。フラれた女子の側も斑目も10年、20年の単位で、怨み言を述べることになっただろう。人生に黒歴史を抱えたくないという一点で、衆目は一致していた。  当の斑目は、どうであったのか。この男は、ハーレムの最中も、そして、最終局面まで攻略不可のヒロインと、どうにかなるのではないかという希望を捨てなかった。ファンディスクだとかコンシューマー化の際の追加シナリオがあるのではないかと、わずかな希望を抱き続けていた。その無謀な一点突破でのヒロイン攻略を諦めていなかったことが明らかになるのは、咲が斑目に決着をつけさせるために「妊娠した」と嘘をついた瞬間だ。  この時、斑目は人目も憚らずに「誰でもいいから、やっときゃよかった」と叫ぶ。咲の視点からすれば、そこまで想われれば半ばは迷惑だけれども、半ばはまんざらでもないというところだろう。だからこそ、決着をつけるために手を差し伸べるのだ。  とはいえ、ハーレムのヒロインたちにしてみれば、完全に十把一絡げの扱いをされながら、ここまで引っ張られていたことが、わかってしまう瞬間だ。  斑目は、誰とも付き合わないと告げた時、各々のヒロインに丁寧に理由を述べるが、それも、その場をやり過ごすために、言葉を弄んだだけだったのである。  前述したように、斑目にスーを選択した理由を、咲も明確に持っているわけではない。ただ、読者には見えるだろう。暗黒の未来が。  このジョックスの餌食として生きてきたとしか思えない、金髪娘。ナードの側でも扱いに困るシロモノだ。既刊も含めて読み返してはみたのだが、げんしけんのメンバーですら、まともにコミュニケーションが取れているかといえば疑問である。それでも、げんしけんのメンバーは、まだコミュニケーションが可能だ。それは、マンガやアニメを媒介として共通言語を持つことができるからだ。  だが、それは大学というモラトリアムの空間の中でのこと。この先、とことんコミュニケーションが不要な仕事を選択しなければ、生きづらさを抱え込む人生が待っている。日本で暮らしていれば、コミュ障の部分も「外人さんだから、仕方ないな……」と言語や習慣の違いと勘違いしてくれるだろうけど、それでも限界がある。  何より、これからの斑目との恋愛は、どう構築されていくのか。身体の関係が出来るのは早いだろう。単行本の、おまけマンガでは、まだキスまで至っていないことを記しているが、ここから肉体関係の発生まで、あと2週間程度と推測できる。なぜなら、この2人は、お互いの気持ちが一致して関係を結ぶのではなく「そういうものらしいから、やらなければならない」という一種の強迫観念の中で挿入に至るに違いない。  結果、実はマスターベーションのほうが気持ちいいと心の中でボヤきながら、どちらかの家で漫然と行為だけは繰り返されていく。お互いに遠慮しながら、習慣的にやらなければならないという思いだけを抱えて。身体を重ねても通じ合えない行為の繰り返すが別れはこない。互いに、自己評価の低い人生ゆえに次はないと思っているから、結婚には至るだろう。ただ、コミュニケーションに難ありな夫婦間に、子どもでもできたら、どんな結果が待っているのか……。  やっぱり、波戸クン。時点で、笹原妹と付き合っておけばよかったのに……。すべての元凶となった咲は、責任は感じても責任は取らない。  人生において一瞬の快楽や喜びの後には、それを無にする崖を転げ落ちるような絶望が待っていることを、改めて感じた。ここまで、足かけ14年。誰も何も成長なんて、なかったんだよ……。 (文=昼間たかし)

大袈裟で煽り指数高め、内容ゼロの記事を壮大なシリーズ化する川崎希・アレク夫妻の駄ブログ

 元AKBのメンバーでデザイナー兼実業家の川崎希(29)と、その夫でありモデルでタレントのアレクサンダー(以下アレク・33)夫妻。かねてより、そのおしどり夫婦ぶりをバラエティ番組などで公にしてネットニュースでも伝えられていたが、ふたりはブログでも親密ぶりをアピールしまくりなのである。  夫婦それぞれでブログをやっているタレントは数多く存在するが、各々日中は仕事や育児など別行動をとっていることもあり、その配偶者が登場することはあれど、さすがに毎日ではない。夫である俳優やタレントの存在をほとんど滲ませないママタレもいる。今年のいい夫婦パートナーオブザイヤーを受賞した杉浦太陽・辻希美夫妻ですら、自撮りや子どもの写真、自分の仕事でのオフショットなどが多く、夫婦ツーショットはたまに差し込まれている程度だ。しかし、川崎希・アレク夫婦に関しては、もう「べったり」。ほとんどブログの内容が同じなのだ。  例えば直近の記事であれば、川崎が美容室に行くときもふたり一緒であり、出かける際に川崎が記事をアップし、「お腹空いたな~」で締められた記事を受けるかのように、アレクが施術中とおぼしき様子をブログにアップ。「うちの可愛いのんちゃんが腹が減ったらしいからね~ 出前でも頼むか」とあとを続ける。そしてまた実際に出前を頼んでいる。  またその前日には六本木のイルミネーションとともにツーショットを夫婦揃ってアップ(川崎)(アレク)。鯛しゃぶを食べる様子も二人揃ってアップ(川崎)。アレクのほうは「お前もくうか?」などちょっとした文章も入っている。  アレクはかねがね“ヒモ”だと公言しているためか、ブログでもヒモキャラ(=ヒマ)らしく、川崎より更新頻度が高い。この日も鯛しゃぶの後に川崎の頬にキスをする記事をアップ。「俺は外国人だから どこでチュウしてもいいのである エッヘン」とキャプションつきだ。  朝ご飯にカップヌードルを食べるという些細すぎる出来事すらこの夫婦は記事にする。川崎は食べているときの写真のみだが、いちおうアレクは、このカップヌードルを食べるに至った流れをアップしている。ものすごくどうでもいい。  川崎のファッションブランド「selva secreta」がラフォーレ原宿に11月16日から限定ショップをオープンしたのだが、そのための準備も、夫婦仲良くやる。たとえば閉店後のペンキ塗りの様子をアップ(川崎)(アレク)。さらに、アレクにかかればこのペンキ塗りすらブログで6本立ての壮大なシリーズ記事になってしまう。  ペンキ塗りの前には、アレクが歯科で手術を受けたようだが、その際も、夫婦揃って行き、それをブログにする。麻酔前にアレクが別室で待っている川崎のもとへ向かい、怖がっている様子もひとつの記事になる。アレクはこの歯の手術をまたも壮大な7つの記事にまとめている。歯の手術のあとに夜中までペンキ塗り……仕事と考えればけっこう過酷である。というか、「手術」とか大袈裟なタイトルで煽っているけど、ただ歯を抜いただけなのでは……。仰々しく「手術」と騒ぎ隣室で待つ妻のもとへ駆け込み、手術が終わるまでの一部始終をブログにするアレクと川崎。なんか……あまりにもつまらなすぎて、見てしまったことを後悔、自己嫌悪してしまいそうになる。ほかにも「病院へ」「大変だ」的な煽り文句のタイトルをつけつつ、少しも大変じゃない内容の短文ブログがポンポン投稿されるのが彼らのブログだ。  夫婦のブログを交互に見ていくと、彼らのだいたいの行動が分かるうえに、ほぼふたりは一緒にいることが分かる。仲が良いのはいいことだが、全部ブログのためのビジネスおしどり夫婦らしき匂いすら感じてしまううえ、あまりにもプライベートをさらけ出しすぎると、身の危険が及ぶこともあるのではという心配も頭をかすめる。まぁ内容が薄すぎて読む価値は低いが、いくらビジネス用でもここまで四六時中べったり一緒にいられるということは、いまのところは仲が良い夫婦であることは間違いなさそうだ。ただ、夫婦であまりにも記事がリンクしているブログといえば、おちまさと&越智千恵子の元夫婦が記憶に新しい。芸能人夫婦のブログに、あまりにも配偶者が登場しないのも離婚のサインといわれるが、あまりにもブログで仲良しすぎる夫婦も、それはそれで気がかりではある。ともかく川崎希・アレク夫妻のブログは内容がないのでオススメしない。 (ブログウォッチャー京子)

大袈裟で煽り指数高め、内容ゼロの記事を壮大なシリーズ化する川崎希・アレク夫妻の駄ブログ

 元AKBのメンバーでデザイナー兼実業家の川崎希(29)と、その夫でありモデルでタレントのアレクサンダー(以下アレク・33)夫妻。かねてより、そのおしどり夫婦ぶりをバラエティ番組などで公にしてネットニュースでも伝えられていたが、ふたりはブログでも親密ぶりをアピールしまくりなのである。  夫婦それぞれでブログをやっているタレントは数多く存在するが、各々日中は仕事や育児など別行動をとっていることもあり、その配偶者が登場することはあれど、さすがに毎日ではない。夫である俳優やタレントの存在をほとんど滲ませないママタレもいる。今年のいい夫婦パートナーオブザイヤーを受賞した杉浦太陽・辻希美夫妻ですら、自撮りや子どもの写真、自分の仕事でのオフショットなどが多く、夫婦ツーショットはたまに差し込まれている程度だ。しかし、川崎希・アレク夫婦に関しては、もう「べったり」。ほとんどブログの内容が同じなのだ。  例えば直近の記事であれば、川崎が美容室に行くときもふたり一緒であり、出かける際に川崎が記事をアップし、「お腹空いたな~」で締められた記事を受けるかのように、アレクが施術中とおぼしき様子をブログにアップ。「うちの可愛いのんちゃんが腹が減ったらしいからね~ 出前でも頼むか」とあとを続ける。そしてまた実際に出前を頼んでいる。  またその前日には六本木のイルミネーションとともにツーショットを夫婦揃ってアップ(川崎)(アレク)。鯛しゃぶを食べる様子も二人揃ってアップ(川崎)。アレクのほうは「お前もくうか?」などちょっとした文章も入っている。  アレクはかねがね“ヒモ”だと公言しているためか、ブログでもヒモキャラ(=ヒマ)らしく、川崎より更新頻度が高い。この日も鯛しゃぶの後に川崎の頬にキスをする記事をアップ。「俺は外国人だから どこでチュウしてもいいのである エッヘン」とキャプションつきだ。  朝ご飯にカップヌードルを食べるという些細すぎる出来事すらこの夫婦は記事にする。川崎は食べているときの写真のみだが、いちおうアレクは、このカップヌードルを食べるに至った流れをアップしている。ものすごくどうでもいい。  川崎のファッションブランド「selva secreta」がラフォーレ原宿に11月16日から限定ショップをオープンしたのだが、そのための準備も、夫婦仲良くやる。たとえば閉店後のペンキ塗りの様子をアップ(川崎)(アレク)。さらに、アレクにかかればこのペンキ塗りすらブログで6本立ての壮大なシリーズ記事になってしまう。  ペンキ塗りの前には、アレクが歯科で手術を受けたようだが、その際も、夫婦揃って行き、それをブログにする。麻酔前にアレクが別室で待っている川崎のもとへ向かい、怖がっている様子もひとつの記事になる。アレクはこの歯の手術をまたも壮大な7つの記事にまとめている。歯の手術のあとに夜中までペンキ塗り……仕事と考えればけっこう過酷である。というか、「手術」とか大袈裟なタイトルで煽っているけど、ただ歯を抜いただけなのでは……。仰々しく「手術」と騒ぎ隣室で待つ妻のもとへ駆け込み、手術が終わるまでの一部始終をブログにするアレクと川崎。なんか……あまりにもつまらなすぎて、見てしまったことを後悔、自己嫌悪してしまいそうになる。ほかにも「病院へ」「大変だ」的な煽り文句のタイトルをつけつつ、少しも大変じゃない内容の短文ブログがポンポン投稿されるのが彼らのブログだ。  夫婦のブログを交互に見ていくと、彼らのだいたいの行動が分かるうえに、ほぼふたりは一緒にいることが分かる。仲が良いのはいいことだが、全部ブログのためのビジネスおしどり夫婦らしき匂いすら感じてしまううえ、あまりにもプライベートをさらけ出しすぎると、身の危険が及ぶこともあるのではという心配も頭をかすめる。まぁ内容が薄すぎて読む価値は低いが、いくらビジネス用でもここまで四六時中べったり一緒にいられるということは、いまのところは仲が良い夫婦であることは間違いなさそうだ。ただ、夫婦であまりにも記事がリンクしているブログといえば、おちまさと&越智千恵子の元夫婦が記憶に新しい。芸能人夫婦のブログに、あまりにも配偶者が登場しないのも離婚のサインといわれるが、あまりにもブログで仲良しすぎる夫婦も、それはそれで気がかりではある。ともかく川崎希・アレク夫妻のブログは内容がないのでオススメしない。 (ブログウォッチャー京子)

おっぱい封印でキム・ヘスがマジメに演技! 今年最高ドラマと呼び声高い『シグナル』

――日本のドラマも好きだけど、ハチャメチャ展開な韓ドラが大好き♪ 韓流ドラマの沼に落ちた女2人が、好き放題にドラマ&俳優を語る!

☆T子……冬ソナブームに乗り、韓流沼に足を踏み入れた独身アラフォー。暇を見つけては足しげくソウルに通い、韓国現地にも情報源を持つ。整形女を見抜くのが得意。

★A美……K-POPから韓流にはまり、ドラマもつまみぐいするアラサー女子。K-POPアイドルのリリースイベントでアイドルと恋人つなぎをしながら密着写メを撮るのが今年の目標。

T子 先週ようやく映画『君の名は。』を見てきたよ。

A美 ついに見てくれましたか!

T子 A美ちゃんったら、会うたびに「見て! 見て!」ってうるさかったもんね(笑)。

A美 で、どうでした? どこでウルっときました?

T子 いや、別に……。

A美 ひえ〜、先輩泣かなかったんですか? 私2回見ましたけど、2回ともしっかり泣きましたよ。

T子 そう聞いてたから、いつ泣いても大丈夫なようにミニタオル握りしめて見たんだけど、最後まで出番がなかったわ。

A美 そうでしたかぁ……先輩泣かなかったのかぁ……。

T子 それ! やっぱり、みんなそうなるのよ。A美ちゃんみたいに残念そうな表情でこっちを見るわけ。なんか「お前ピュアじゃないな」って言われるような肩身の狭さを感じるわー。

A美 もぉ~先輩ってば考えすぎ(笑)。

T子 映像の美しさには感心したけど、ストーリーには感動も共感もしなかったな。

A美 感想は人それぞれですからね。うちの50代の上司は「入れ替わりと時間軸が複雑で理解できなかった」とか言ってましたけど、先輩もそんな感じ?

T子 私のこと年寄り扱いしてる?

A美 だから考えすぎですってばー(笑)。

T子 過去と現在とか、現在と未来を行き来する設定は得意なんだけどな。韓国ドラマでもよくあるじゃん。『星から来たあなた』とか『屋根部屋のプリンス』とか『ナイン』とか。

A美 イ・ミンホの『神医』もそうですよね。

T子 あと今年ハマりにハマった『シグナル』も。

A美 たしかそのドラマは先輩から「見て! 見て!」っておすすめされたような……。

T子 まだ見てないの? 「絶対に見ます」とか言ったくせに調子がいいんだからぁ(笑)。私はA美ちゃんの言うこと聞いて、ちゃんと『君の名は。』を見たんだから、『シグナル』も見なさいよ!!

A美 圧がすごいな~(笑)。

T子 私の中では「2016年のベストドラマ」だからぜひ見てほしいのよ~。

A美 周りの友達の評判もいいんですよね。韓国でも視聴率がものすごくよかったって聞きました。

T子 これは見て損なしっ! 面白くないだなんて言わせないわ!

A美 いつになく言い切りますね。ただこのドラマって捜査ものじゃないですか。

T子 そうだよ。現在と過去の刑事が手を組んで未解決時間を解決していくの。

A美 そこがちょっとなぁ……。捜査ものにファンタジーが加わるってことですよね。それって大丈夫です? リアリティが薄れません?

T子 A美ちゃん、キム・ウニ先生のこと見くびってもらっちゃ困るわ!

A美 だ、誰スか(笑)?

T子 こらっ! キム・ウニ先生といえば、“サスペンス不毛地帯”といわれる韓国で名作を生み続ける、韓国捜査ドラマの巨匠でしょーが!

A美 と言われても……。

T子 こらこらこらっ! 『サイン』も『ファントム』も『スリーデイズ』も知らないの? 全部、先生の脚本よ!!

A美 『ファントム』はなかなか面白かったです。始まってすぐにソ・ジソブ演じる主人公が死んだと思ったら、チェ・ダニエル演じる男が顔面整形&声帯手術をしてソ・ジソブの役になりすまして事件を解決していく、って流れに持ってったじゃないですか! そんな設定、誰が予想できます(笑)?

T子 あはは。

A美 結局、演じてるのはソ・ジソブなわけで、「でもこれって本当はチェ・ダニエルが整形したんだよね」とか考えながら見てたら、ややこしくって(笑)。とにかく、あの顔面整形刑事というトンデモ脚本を生み出した先生ならば、『シグナル』の設定も気になります。

T子 私が言いたいキム・ウニ先生の魅力はそういうのとは違うんだけどなぁ……。ま、とにかく興味を持ってもらえたならうれしいわ(笑)。『シグナル』は、現在のプロファイラーと過去の刑事が古い無線機でつながるのよ。

A美 時空を超えて会話するんですか?

T子 そう。それも決まって夜11時23分に。

A美 超ファンタジー!

T子 過去の刑事は、現代を生きるプロファイラーからの情報をヒントに捜査をして、未解決事件を解決しようとする。それをきっかけに過去が変わって未来も変わるという展開。

A美 ほうほう。

T子 過去を変えたことでよい結果にもなれば、ヘタに過去を変えたばっかりに、新たな問題が発生したりもする。過去に情報を伝えるのも、相当な覚悟がいるわけよ。

A美 流れはわかりましたけど、でもやっぱり捜査ものにファンタジーって、ご都合主義な気がするんですよね。そんなんで解決したらズルい(笑)。

T子 たしかに奇妙な設定なのは認めるわ。でも見てて納得できちゃうから不思議。

A美 そこが巨匠の腕の見せどころなんですね。

T子 まさに! キャラクターの心理にリアリティがあるし、「事件を絶対に解決したい」という心情が痛いほど伝わってきて、だから物語にのめりこめるの。

A美 先輩、今日はおちゃらけなしで語りますねー(笑)。

T子 だって、本当にいいドラマなんだもん! tvN開局10周年特別企画ドラマらしく、完璧な仕上がりだと思う。脚本も綿密だし、俳優もみんな演技力のある人ばっかり。

A美 そこそこ! それについてひと言あるんですけど……。私、キム・ヘスが苦手で、それもこのドラマを見ない理由です。

T子 われらがヘス姐さんはお好みでないと?

A美 あの人ってなんか主張が強すぎません(笑)?

T子 私の友達は「存在が大げさ」って言ってた。

A美 わかる~~~。どんな役を演じても、キム・ヘス感が勝っちゃってますもん。サイズも立ち振る舞いもデカい、大げさ、過剰。なんかアジアじゃないですよね、アメリカン(笑)。

T子 そこらへんもひっくるめて唯一無二の韓国女優って感じがして、私は好きよ。

A美 キム・ヘスって「胸の人」じゃないですか。

T子 何それ~、別所哲也の「ハムの人」みたいに(笑)。

A美 だって、毎回胸にばっかり目がいくんですもん。ってか、完全に本人も胸を主張してきてる(笑)。

T子 あれだけ立派なオッパイだったら、そりゃ見せびらかしたくもなるよ。

A美 お金かけて手に入れましたからね(笑)。毎年「青龍映画賞」に胸や太ももを出しまくったドレスで登場しますけど、あれはもう名物でしょ。

T子 毎年、期待を裏切らないのはアッパレじゃない! 姐さん46よ? 46歳であのボディを維持してるのはすごいって。

A美 46歳!? それはすごい。でも、だから役と同化できないって問題はありますよ。さっきも言いましたけど、どんな役を演じても「キム・ヘス」なんですよ。

T子 それは大丈夫。彼女が演じてきたキャラの中では、今回の刑事役が一番似合ってると思う。すっごく凛々しい! 首のつまった服が多くて、胸の膨らみも目立たないし。

A美 なるほど~。

T子 ちゃきちゃきした話し方と声も、今回の役にはハマってる。どうでもいいけど、ヘス姐さんの話し方って秋吉久美子に似てない(笑)? ずっと気になってたんだよね。

A美 ……え、誰ですか?

T子 えー? A美ちゃんの世代って秋吉久美子を知らないの? 何かと話題が尽きない女優でさ~。

A美 先輩、ヘス姐さんの話は?

T子 あ、そうだった。ヘス姐さんが演じるキャラは、過去と現在、2つの時代で活躍するんだけど、なんと姐さん、ドラマの中で20代も演じてます。

A美 46歳で20代の演技ですか。

T子 それがあんまり違和感がないの。彼女ってどこかあか抜けないところあるじゃん。それがよかったのかな。20代を演じていても自然。表情のつくり方とかもうまいよ。

A美 キム・ヘスを克服できるなら、見てみようかな~、でもどうしよっかな~、でもでもイ・ジェフン君も出てるしな~。

T子 あら、彼のファン?

A美 横顔が好きなんですよね。彼の鼻筋は芸術的!

T子 実は私、このドラマで唯一、ほんとに唯一、どうしても受け入れられないことがあるのよ。どうしても気になっちゃって。

A美 何です?

T子 イ・ジェフンの襟足! 襟足がそろってるの。それが少し違和感なんだよね。

A美 襟足がそろってたら、キレイじゃないですか(笑)。

T子 別にこれってイ・ジェフンだけじゃなくて、韓国人みんなに言えることなんだけどー、襟足が気になる人多くない?

A美 襟足が長いってことですか?

T子 違う違う~! なんて言ったらいいのかな。なんか少し変なの(笑)。

A美 今まで襟足に注目したことありません(笑)。

T子 ドラマで彼の襟足が映るたびに、「あ!」って思うんだよね。ヘルメット感があるっていうか……。

A美 見てみます! 今夜すぐにでも見てみます!!

T子 ほんとに? 今までおすすめしてもなかなか見てくれなかったA美ちゃんが……。

A美 捜査ものファンタジーや、キム・ヘスが苦手で見るのをためらっていた、この私が(笑)。

T子 イ・ジェフンの襟足に食いつくとは(笑)。

A美 だってめちゃくちゃ気になりますもん。

T子 あ、そこまで期待されちゃうと困るかも。ほんとに些細なことよ。でも私は気になっちゃって。

A美 感想は人それぞれですから、大丈夫ですよ(笑)。