“最後のとりで”『ドクターX』は失敗しなかった米倉涼子 続編オファーを蹴れない事情

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 米倉涼子主演の人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)第4弾の最終回(第11話)が22日に放送され、22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得し、有終の美を飾った。  同ドラマは、初回20.4%と好発進し、第2話では19.7%と大台を割ったものの、以後、24.3%→21.3%→20.4%→21.5%→22.2%→20.7%→22.6%→20.5%と安定した数字をキープ。最終回も第3話に次ぐ2番目に高い視聴率で、11話中10話で大台を突破した。全話平均は21.5%で、4月期の嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の17.2%を上回り、今年の民放連ドラでダントツのトップとなった。民放連ドラの全話平均が20%を超えたのは、2014年10月期『ドクターX』第3弾以来、2年ぶり。  過去のシリーズでは、第1弾(12年10月期)が19.1%、第2弾(13年10月期)が23.0%、第3弾が22.9%で、今シリーズは第2弾、第3弾を下回ったが、昨今ドラマの視聴率が10%を超えれば上々といわれる現状での大台超えは特筆に値する。  こうなると、気になるのは、続編(第5弾)が放送されるかどうかだが、たとえやりたくなくても、米倉にはオファーを受けざるを得ない状況があるようだ。  第3弾の放送後、「役のイメージがつきすぎる」などの理由で、米倉はいったん『ドクターX』を封印した。その直後に2歳年下の一般人男性と結婚し、一時休業したが、あっさり結婚生活は破綻。いまだに離婚が成立せず、イメージダウンの要素をはらんでいる。  1年のブランクを経て、昨年12月にオンエアされたドラマスペシャル『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)で主演したが、視聴率は12.6%とパッとせず。同ドラマシリーズの前作の17.4%から、大きく数字を落としてしまった。また、今年4月に放送された主演ドラマ「松本清張スペシャル『かげろう絵図』(フジテレビ系)は8.3%と、“高視聴率女優”の称号に陰りが見えていた。  その状況下で“最後のとりで”となったのが『ドクターX』。7月に放送されたスペシャルは22.0%と大台を突破し、連ドラ第4弾も高視聴率をマーク、米倉はその健在ぶりをアピールすると共に、『ドクターX』シリーズの人気を示した。 「今後、米倉が『家政婦は見た!』シリーズなど、ほかのドラマで主演したところで、『ドクターX』以上の視聴率はなかなか見込めないでしょう。今シリーズは脚本の雑さも目立ち、男性視聴者が楽しみにしていた銭湯での入浴やV字開脚披露シーンが途中からなくなってしまい、ブーイングもありました。“マンネリ”との批判も出ていますが、ここまで来たら、ほとんど『水戸黄門』の領域。米倉の現在の立場を考えたら、続編はやるしかないでしょう。テレ朝的には、『相棒』や『科捜研の女』のように、2クールまたいででもやりたいはず」(テレビ誌関係者)  状況的に、第5弾の放送はほとんど内定といってもいい『ドクターX』。できれば、次期シリーズでは、視聴者の要望が高かった遠藤憲一のレギュラー出演をお願いしたいものだ。 (文=田中七男)

嵐・松本潤、AV女優と交際報道……近しい関係者が暴露する、知られざる“女性関係”事情

 『第67回NHK紅白歌合戦』の大トリという大仕事を控える嵐・松本潤に、衝撃の異性スキャンダルが報じられた。12月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、松本はAV女優・葵つかさと4年ほど親密関係にあり、交際中の井上真央も知らぬところで、二股交際を続けていたとのこと。松本を知る関係者に話を聞くと、「にわかには信じ難い」というが……。

 松本と井上は、2005年のドラマ『花より男子』(TBS系)で出会い、10年ほど前からファンの間で交際がウワサされていた。一昨年になってようやく交際報道が出て、いまや結婚秒読みとまでいわれているほどで、「嵐ファンの間でも応援されている2人です」(芸能ライター)という。そんな松本の“二股交際疑惑”とあって、井上は言うまでもなく、ファンのショックは計り知れないだろう。

「周囲の役者仲間やそのスタッフも、松本と井上の関係は誰もが知っており、今回名前が浮上した葵については、恐らく誰一人、その存在を知らなかったと思います。ファンだけでなく、関係者もショックを受けていますよ」(芸能プロ関係者)

 松本に突然降って湧いた“二股疑惑”に対し、松本と親交の深い親友・小栗旬の名前を口にする人もいるという。

「プライベートの松本は、嵐メンバーや友人タレントからよく暴露されている通り、“語り始めると熱くなり、止まらなくなるタイプ”。その内容も、芸能界についてから役者論、アイドルとしての今後など、お堅い内容ばかり。こういう松本の“語りたがり”な一面は、親友・小栗の影響が大きいのではと近しい関係者の間でいわれていたんですが、『なにも“女癖の悪さ”まで、小栗をマネすることはないのに……』と苦々しく漏らす人もいますよ」(同)

 小栗といえば、結婚前後を問わず、たびたび女性スキャンダルを報じられてきたプレイボーイ。一方の松本は、決定的な交際報道が流れたのは、これまで井上だけだった。

「もともと松本はとても硬派で、女性関係の話も本命の恋人以外、まったく聞いたことがありません。以前、ウワサになっていた仲間由紀恵とも真剣交際をしていて、交際期間は数年とかなり長かった。それだけに今回の記事は本当に意外。あの松本にも、火遊びが必要なのか、という気持ちです……」(同)

 葵とは単なる遊びだったのか、真相は松本のみが知るところだが、少なくともファンや関係者の心を傷つけたことに間違いない。今年は嵐の二宮和也が、フリーアナウンサー・伊藤綾子との交際疑惑で大炎上してしまったが、暮れも押し詰まる中、松本までスキャンダルを起こしてしまうとは、誰もが予想しなかった展開だろう。

「オナニーしないと捕まっちゃう!」美少女新人AV女優・凰かなめの“爆発的オナニー”ってナンだ!?

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 プレステージ専属女優としてAVデビューを果たしたばかりで「新人(怪物)」という称号を与えられたエロモンスター・凰かなめちゃん。そんな規格外の活躍をみせる彼女と一緒に、アダルトファンの間で今話題の動画配信サービス「ゲオトナ・プレステージ見放題」のオススメ作品を見て語ってもらうレビュー企画。  最終回となる第4回目はついに、かなめちゃん自身のデビュー作『新人 プレステージ専属デビュー 凰かなめ』を見てもらいます。  さすがに自分自身のAVを見たら、ちょっとは恥ずかしがるのかと思いきや、冷静にプレイを分析しはじめて……改めてエロモンスターのポテンシャルの高さを見せつけてくれました!
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――いよいよ今回は、かなめちゃんのデビュー作を見てもらいましょう! 自分のAVを見ると興奮する? それともダメ出ししちゃう感じ? かなめ 粗が見えて、ダメ出ししちゃいますね。プライベートなら、セックスしている相手に集中していればいいじゃないですか。「相手から見てどうエロく見えているのか?」とか。でもAVでは、男優さんとしてるのにカメラを意識しなきゃならないんですよ。しかもデビュー作のときは人がすごく多くて、みんな真剣な顔でこっちを見てて……だからちょっと自信なさげですね。 ――いや、デビュー作なのにガンガン行くなぁ~と思ったよ。 かなめ まだまだ控えめだと思います。 ――でも、すごく楽しそうに現場に臨んでるよね。 かなめ うん、ずっとピョンピョンしてましたもん。「やっとできるー!」って。 ――プロ相手というのは、これが初めてですよね。やっぱり上手いなと思いましたか? かなめ そうですね。基本的には女の子が嫌がらない定番みたいなことをやってくれるんですけど、要望を言ったら、ちゃんとそれに応えてくれる感じがしましたね。 ――ちなみに、デビュー後はセックスの頻度が高くなっていると思うけど、オナニーの回数って減った? かなめ お仕事の時間がバラバラだし、仕事自体に身体が慣れていないから、疲れすぎて今まで通りオナニーできない日はありますね。でも逆に、撮影のない日のオナニーは爆発的なものになっていますよ! ――撮影でセックスしまくっていても、オナニー欲には関係ない? かなめ 関係ないですね。あとは「どうしよう、オナニーしてないよ!」って焦っちゃうんですよ。これまで毎日何回もしてきたから「体調管理ができてない!」って。 ――オナニーで体調管理してるの!? かなめ 自分のムラムラ度を管理してるんです。オナニーしないと、それがわからない! ――じゃあオナ禁1週間とかしたら……。 かなめ うーん、それ多分、捕まっちゃうと思いますよ。気が弱そうな男性を追いかけ回して「ウエーイ、尻出せー!」とか言っちゃいそう。 ――それ、ムラムラじゃなくてキチガイ だよ! かなめ ちょっとしたオナニーキチガイ なんですよ。だから、ちゃんとオナニーしていないと危ないんです。 ――ところで、かなめちゃんって、すごく笑いながらセックスするよね。 かなめ うれしい気持ちを全身で表現しちゃいますね。よく「楽しそうにセックスしてるね」って言われるんですけど、ここまで楽しそうにヤッてるとは思わなかったです。楽しそうだなー、ああーいいですねぇー。 ――プライベートじゃ、自分のセックスを見る機会ないもんね。 かなめ いや、ハメ撮りされたことはあるんですけど、男性が動きながら撮るから、あんまりちゃんと映ってないんですよね。クリアな映像で見たら、こんなに楽しそうにヤッてるのかと。
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――男優さんが射精して、絡みが終わった後の指示ってされていたの? かなめ 「好きにしていいのか?」だけ確認したら「自由にしていいよ」っていうことだったんで、好きにしました。 ――その結果が、このものすごいお掃除フェラだと! かなめ 目の前におチンチンがあったら舐めるじゃないですか。やっぱり、いつもやっていることが出ちゃいますね。 ――続いてオナニーシーンがはじまったけど、(AVの中では机の上におもちゃが多数並べられている)おもちゃって、自宅にもこれくらいあるの? かなめ もっとたくさん持ってますよ! ちょっと大きめのダンボール箱くらいの箱に、いっぱいになるくらい……。 ――そんなに!? 全部使ってるの? かなめ 箱に入っているのは厳選された王者なんで、なかなか捨てられないんですよ。「今は使ってないけど、こういうときに使えるんだよなー」とか、いろいろあるじゃないですか。でも、ダメだなって思ったものは、すぐに捨てちゃいますけどね。中に入れたら動かなくなっちゃうおもちゃとか……締めすぎて壊したこともありますし(笑)。最近は、おもちゃ屋さんに行ってウインウイン動いているのをガッと掴んで、それでも動き続けているものを選んでいますね。 ――女の子がそんなことしてたらメチャクチャ目立たない? かなめ おじさんがすごく凝視してきますね。しかも、途中で装備して帰ることもありますから。外でどのくらい楽しめるモノなのか知りたくて……。 ――ドラクエだと「武器を買っても装備しないと意味ないよ」って言われるけどね。 かなめ 意外とバレないもんですよ。静かな室内だと音が聞こえてるかもしれないけど……。まあ、バレたらバレたで「あいつオナニーしてたんだな」って思われるだけだから。 ――ひとりの部屋で、カメラ据え置きでオナニーしてるけど、このオナニーはプライベートに近いと思っていいのかな? かなめ ああー……でも控えめですね。 ――これで控えめ!? かなめ 「何個使ってもいいけど、正規の使い方にしてね」って監督さんに言われていたんで……。 ――普段は正規以外の使い方もしていると。 かなめ アナルに入れたりしてます! アナルに何かしらおもちゃを入れながらクリちゃんを刺激して、でもおまんこは留守になってるみたいな……。そういうもどかしい感じを楽しむのが好きなんですよね。 ――ソファの下のじゅうたんが濡れて、段々汚くなっていくのがリアルだよね。 かなめ デビュー作だし、あんまり潮を吹かないようにしようと思ってたんですけど、白いおもちゃが怖ろしい性能で……。「これを使ったら絶対に吹いちゃうだろうな」とは思いつつ、好奇心に勝てませんでしたね。
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――自分で見てみて、デビュー作はどうだった? かなめ とにかく楽しかったですね。でも、デビュー作なんで、なかなかローションを使わせてくれなかったのが、ちょっと不満でしたけど。ローションをガンガン使っておチンチンを責めていたら、もっと楽しいだろうなぁ……。ローションなしだと、痛くないかなって気になっちゃうんですよ。 ――かなめちゃんって、やっぱりサービス精神旺盛だよね。今後やってみたいプレイは? かなめ 全部やりたいです。私にできる内容で需要があるなら、端から端までやっていきたい! 「オレより強いヤツに会いに来た」という気持ちでAV業界に飛び込んだんで、もっとガンガン行きたいです。 ――これ以上ガンガン行くんだ……今後が本当に楽しみだよ! ☆当連載で紹介した凰かなめちゃんのデビュー作も含め、プレステージ作品をオトクに楽しむなら「ゲオトナ」が断然オススメ! ゲオトナ「プレステージ見放題」 ・「プレステージ」の人気作品が700タイトル超も見放題!(※12月下旬現在) ・毎週20本ペースで更新するので、いつ訪れても新鮮! ・「ゲオチャンネル」で配信された作品も随時アーカイブされるので、もう一度見たい方や、見逃した方でも安心! 【大好評につき! お得な“32%OFF”キャンペーンを3/31まで延長決定!! 】 ※通常1,371円(税別)/月のところ、今なら「926円(税別)/月」の超特価でお楽しみいただけます。 【凰かなめちゃんの直近タイトルも緊急入荷!】 ※2016年下半期の話題をさらった鮮烈どエロデビュー作と、萌えまくりのコスプレ2ndが早くもゲオトナに登場! 超大型新人・凰かなめちゃんの“絶対的オーガズム”を見ずして、2016年は締めくくれませんっ!! ☆プレステージ以外にも、映画やアニメなども見放題で楽しみたい方は「ゲオチャンネル」で決まり! ●「ゲオチャンネル ・絶対的美少女メーカー「プレステージ」の人気50作品ほか、ハリウッド映画やアニメ、音楽ライブなど、80,000タイトル超が月額590円(税別)で見放題! ・プレステージ作品は毎週10タイトルずつ、一般作も毎月200タイトル以上更新するからいつ訪れても新鮮! 【まずは無料お試しを!】 ※「ゲオチャンネル」は初回14日間無料なので、まずは無料体験でその充実度を体感してみてください! ●関連リンク 〈ゲオトナ〉&〈ゲオチャンネル〉プレステージ激オシ企画 「セックスと『聖闘士星矢』は近い!?」 超美少女新人AV女優・凰かなめの“エロ観”がスゴイ! 潮を吹きすぎて、ベッドがヴェネチア(水の都)に……!? 新人AV女優・凰かなめの仰天オナニー事情 衝撃の美少女新人AV女優・凰かなめの意外な弱点!?「左手でしか、おチンチンを触れない……」 あやみ旬果が「食ザー」に興味津々……AV女優によるAVレビュー連載始動! 「フェラも上手くできなかった……」あやみ旬果がデビュー時代を振り返る! 千葉はヤ○マンばっかり!? 人気AV女優・あやみ旬果のナンパ3P体験とは…… しみけんといっぱい舐め合っちゃった……あやみ旬果ちゃんのハメ撮り哲学! 「SOD VS PRESTIGEキャンペーン」 あのカンパニー松尾も暴発……白石茉莉奈がオススメするカゲキなSOD作品! 常に全力投球でセックス! 絶対的美少女・長谷川るい、プレステージ作品の魅力を語りつくす!!

『スマスマ』最終回の最高瞬間視聴率となった“中居の涙”に賛否両論

 1996年4月15日にスタートし、20年以上毎週月曜日の夜に放送されてきた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が、2016年12月26日に最終回を迎えた。約5時間をかけて放送された最終回の平均視聴率は23.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)となり、初回放送の平均視聴率22.4%を超える結果を残している。

 最終回の前、しばらく放送内容が発表されなかったのだが、ファンの間では「SMAPから生の声が聞きたい」と願う声が多かった。しかし、結果的に過去の放送を振り返る“総集編”が放送されたことで、一部報道で「不仲が解散の原因」と言われている中、わちゃわちゃと楽しそうな笑顔を見せるメンバーの姿や、『武器はテレビ。 SMAP×FNS 27時間テレビ』(14年放送、同)のグランドフィナーレで行われたノンストップライブの映像が再びお茶の間に流れ、逆にSMAPの結束力の強さを再確認するきっかけにもなっていた。

 

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『SMAP×SMAP』最終回が、まるで追悼番組! 時代錯誤の“キムタクタブー”には一切触れず

 26日放送の『SMAP×SMAP』最終回の平均視聴率は、第1部(18時30分~19時)が14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(19時~22時)が17.4%、第3部(22時~23時18分)が23.1%。唯一の撮り下ろし映像である「世界に一つだけの花」の歌唱シーンでは、瞬間最高視聴率27.4%を記録。歌い終わった中居正広が、背を向けたまま涙を拭う瞬間だった。

「当初予定していたフィギュア全日本選手権『オールジャパンメダリスト・オン・アイス2016』を深夜に移してまで、5時間弱もの大枠を確保したフジですが、メンバーの生出演はなく、ほぼ総集編。西山喜久恵アナが時折登場し、おごそかにファンのファクスを読む姿や、ラストで無数の花に囲まれてSMAPが歌う様子は、まるで故人をしのぶ追悼番組か、生前葬のようでした」(テレビ誌記者)

 番組では、時系列でSMAPの歩みを振り返る中、2001年に稲垣吾郎が公務執行妨害と道路交通法違反で現行犯逮捕された事件や、09年に草なぎ剛が公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された事柄(共に不起訴)にも触れ、当時のニュース映像や、謝罪会見の模様などを放送。SMAPの紆余曲折を演出した形だが、一方で、木村のタブーについては、最後まで触れられなかった。

「ジャニーズ事務所が揉み消した中居正広の堕胎騒動や、その他の細かいスキャンダルは触れられないとしても、木村拓哉の結婚について最後まで触れなかったのは、異様としか言いようがない。木村は00年に記者会見を開き、当時妊娠4カ月だった工藤静香との“デキ婚”を報告。本人は、自身のラジオ番組で、静香に指輪を渡したエピソードを語るなど隠す様子はなかったが、なぜかその後、結婚の事実に触れること自体が芸能界のタブーとなってしまった。ジャニーズ事務所は今や、少年隊の東山紀之や、V6の井ノ原快彦、TOKIO・国分太一など、“イクメン”アピールをしているタレントも増えている。木村の結婚がいつまでもタブー扱いなのは、時代錯誤に思えてなりません」(同)
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 また、時系列で辿った同番組の総集編は、14年7月放送の『FNS27時間テレビ』の映像で終了。“分裂・独立騒動”を発端に不仲などが騒がれた今年については、一切振り返らなかった。

「1月に『SMAP×SMAP』内で生放送された謝罪会見が、まるでなかったかのような総集編。メンバーが最後の挨拶をすることもなく、結局、ファンが望んでいたことは、ジャニーズ事務所の手でことごとく阻止されてしまった」(同)

 フジがジャニーズ事務所の言いなりであることばかりが、ひしひしと伝わってきた『SMAP×SMAP』最終回。あまりに悲しい幕引きに、ファンの心情を慮るばかりだ。

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SMAP『紅白』出場辞退の舞台裏……飯島女史の説得で、香取慎吾も一時翻意していた

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 大みそか『第67回NHK紅白歌合戦』へのSMAP出演をめぐり、ジャニーズ事務所が出演を断る文書を送った。  NHKはこれを受け「大変残念ではありますが、SMAPの皆さんの意思を尊重する」とコメント。出演か否かで大騒動となっていた一連の報道合戦に、終止符が打たれた。  その裏で、メンバーの心情は土壇場まで大きく揺れていたようだ。特に、メンバー内で『紅白』出場に最も難色を示しているとされていた香取慎吾は、12月に入って前向きな姿勢を見せていたという。 「SMAPの元マネジャー・飯島三智女史が、香取を説得していたようです。芸能界の大物が飯島女史に『香取を説得してくれ』と頼んだことで、事態が大きく動いた」(芸能関係者)  飯島女史といえば、香取にとっては母親のような存在で、メンバー内で彼女を最も慕っていたといわれる。  前出の芸能関係者は「独立騒動で、木村とその他4人のメンバーの間に大きな溝ができた。特に香取は、木村と目も合わせないなど険悪に。『生放送で木村と一緒に歌えるわけない』と言っていたほどだった。それが12月に入り、“母親”である飯島女史に『そんなわがまま言っているんじゃない。解散前に紅白で皆さんに挨拶くらいしなさい』と一喝されたようです」と明かす。  香取が一時翻意し、大きく前進。あとは、主に木村ら他メンバーとの調整、ジャニーズ事務所との調整さえうまくいけば出演はすぐそこだった。しかし、最終的に実現することはなかった。  一方、NHK側も、SMAPのために舞台を整えていた。 「SMAPのために、紅白のプログラムに約10~15分の空き枠を設けていた。それに、メンバーと親交のあるタモリをスペシャルゲストに招いたり、NHKホールでの生出演が無理なら収録でも、中継をつないでの出演でもいいと、超VIP待遇で待ち構えていた。どんな形でも出演にこぎ着けたいと動いていたようです」(NHK関係者)  今月11日には、SMAPの存続を求めるファンの署名37万3,515人分がジャニーズ事務所に届けられた。またSMAPへの応援メッセージを新聞の広告欄に掲載するプロジェクトでは、これまで東京新聞や各地の地方紙を埋め尽くし、大きな話題となった。  こういった声もある中で、出場を辞退したSMAP。アイドルとしての評価を、最後に大きく下げてしまう結果となった。

SMAPファン密着取材で「フジは最低最悪」「もう見ない」! 『SMAP×SMAP』便乗に呆れ声

 12月26日、20年以上にわたって放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が、ついに最終回を迎えた。ファンからは番組の編集や演出について賛否両論が出ている中、フジの報道姿勢に対する批判も噴出している。

 1996年4月にスタートした『スマスマ』は、メンバーがコントや料理、歌を披露してきた国民的バラエティ。最終回はSMAPと番組の歴史を詰め込んだ約5時間の特番となり、懐かしい名場面がオンエアーされた。SMAP5人の“ラストステージ”として「世界に一つだけの花」を歌うことが告知されたことから世間の関心も高まり、平均視聴率は、午後6時30分~7時までの第1部が14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(7時~10時)は17.4%、そして最後のステージが放送された第3部は23.1%と、高視聴率を記録した。

 さまざまな感情を抱き最終回を見つめたファンだが、『スマスマ』放送後に流れた報道番組『ユアタイム』の予告では、追い打ちをかけるような言葉が並んだ。「早くも“ロス”? 『最後の歌声』に街は…」というテロップが表示され、野島卓アナウンサーが「最終回を見つめたファンの声です」とコメント。ラスト放送を迎えたばかりの『スマスマ』を取り上げることを告知したのだった。

 これを見たSMAPファンからは、「『ユアタイム』でもう『スマスマ』振り返るのか。フジは最低最悪」「『ユアタイム』なんか絶対見ない」「『スマスマ』後、テレビ消して『ユアタイム』は見ない。フジに明日はない」と、フジに対する不満が続出。

「番組では、放送が終わったばかりのラストステージの模様をオンエアーしていました。また、フジテレビの周辺に集まったSMAPファンにインタビューを行ったり、親子3世代で『スマスマ』を見ていたという都内に住む一家を取材。番組スタッフが自宅を訪問すると、男性は自分自身や子どもの学校行事で『青いイナズマ』や『世界に一つだけの花』を歌ったり、踊ったといった思い出エピソードを話していました。ちなみに、高視聴率を記録した『スマスマ』効果もあったのか、『ユアタイム』も9.4%と、通常放送に比べて高い数字をマークしています」(ジャニーズに詳しい記者)

 実はSMAPファンの間で、こうしたファン密着映像が流れることは、すでに話題になっていたという。

「放送前から、番組観覧希望者やエキストラを募集している会社が『SMAPファンの方募集』と題して“密着取材”させてもらえる人を募っていたんです。募集要項には『スマスマ』を視聴する場所に出向き、『感謝や気持ちなどをインタビューさせて頂いたりします』と書かれていました。どの番組で使用するのかは判明していなかったものの、ファンはテレビで放送されることを覚悟していたようです。フジでは『ユアタイム』だけでなく、27日の『バイキング』でも同様に4組のSMAPファンに密着取材した映像を流していました」(同)

 こうしたファンへの取材はフジ以外でも行われており、23日には、TOKIO・国分太一がMCを務める『白熱ライブビビット』(TBS系)のスタッフを名乗るTwitterアカウントが、SMAPファンに対して「27日火曜日の放送で、スマスマ最終回を取り上げます。その際●●様のお気持ち等取材出来れば幸いです」と、メッセージ。このツイートがSMAPファンの間で話題になっていたという。

 各局が『スマスマ』を取り上げている状況下で、中でもフジテレビは自局とあって、27日の情報番組はSMAP一色となっており、『スマスマ』に“便乗”していると、嫌悪感を抱くSMAPファンも少なくないようだ。現在、フジでは香取慎吾のレギュラー番組『おじゃMAP!!』が放送中で、1月からは草なぎ剛主演の連続ドラマ『嘘の戦争』がスタートするも、「『ユアタイム』の番宣見た瞬間にチャンネル変えた。『おじゃMAP!!』とつよぽんのドラマ以外、フジにはチャンネル合わせない!」「『ユアタイム』の節操のなさに速攻テレビを消した。フジテレビはもう見ない。さようなら」「フジはメンバー個人の出演番組以外見ない!」と、宣言している。

 レギュラー終了によって、すっかりSMAPファンから突き放されてしまったフジだが、今後のSMAPメンバーの出演番組で“名誉挽回”してくれることを願いたい。

事務所と不仲露呈の堀北真希は「引退濃厚……」SMAP香取慎吾の“フライング”発言で

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 先日、妻で女優の堀北真希との間に第1子が誕生した俳優の山本耕史が21日、都内で行われた米国のドラマ『ブラックリスト シーズン4』のジャパンプレミアに出席した。  通常、第1子誕生となれば、父である山本か、母である堀北の所属事務所が発表するのが、これまでの芸能界の常識。ところが、山本と親交のあるSMAP・香取慎吾が17日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で生発表。あまりにも突然なことに、「フライング」と報じるメディアもあった。  一夜明けた翌18日、堀北の所属事務所は「母子共に健康です」などと認める形となったが、イベントで山本は香取の「フライング発表」を否定し、「僕と彼の絆から生まれたものです」と明言。堀北の事務所は性別など詳細については明かしていないが、山本も「それは内緒で」と回答するにとどまった。 「香取はSMAPの年内解散でかなりナーバスになっており、同番組もそうだが、収録時には暗い表情で物思いにふけっている時間が多い。ところが、本番になると一気にテンションを上げて“爆発”。そのため、番組関係者は放送事故が起こらないかと危惧していたが、今回の件は事前にスタッフにも知らされず、放送事故級だったようだ」(テレビ朝日関係者)  視聴者はもとより、香取の発言に堀北の事務所は困惑。結果、今回の一件で、堀北と事務所の深い溝が露呈する形となってしまった。  「本来ならば、いつ第1子の誕生を発表するかを話し合って、周囲にも根回しするはず。ところが堀北は、結婚を相談した際に、いい顔をしなかった所属事務所の女社長に不信感を持ち、最近ではすっかり没交渉になっている。女社長の頭の中は、いまや事務所の稼ぎ頭となった桐谷美玲と、自らがスカウトしてきた知英(ジヨン)のことでいっぱい。開店休業状態の堀北のことまで気が回らず、そうこうしているうちに香取が勝手に発表してしまったようだ。事務所との関係悪化から、堀北はこのまま芸能界を引退してしまう可能性が濃厚だといわれている」(芸能プロ関係者)  いずれにせよ、香取のフライングを山本・堀北夫妻は大歓迎しているようだ。

「石田さんと関さん!? 何それ岩井って神なの!?」ハライチ岩井が「コミケ91」に出品するコントCDにファン大興奮!

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『スプーキーE』公式サイトより。
 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気が、12月29日から31日にかけて行われる「コミックマーケット91」(以下、「コミケ91」)の最終日でコントCDを販売することを明かした。コントCDには声優の石田彰と関智一という豪華なキャストが出演しているとあり、ネット上では「石田さんと関さんのコントCD!? なにそれ、ハライチ岩井って神なの!?」「どえぇぇぇ! むちゃくちゃほしいんだが!」と歓喜の声が響いている。  岩井は12月24日に自身のTwitter(@iwaiyu_ki)を更新し「ハライチ岩井勇気、書き下ろしコントCDをコミケ91にて委託頒布致します! 出演は声優の石田彰さん、関智一さん!! サークル名は『スプーキーE』、委託先は『SUVIVE』です」とコントCDの告知を投稿。人気芸人が人気声優をキャスティングし、同人でコンとCD作成し、頒布するというニュースにネット上は当然大盛り上がり。  CDにはコント「裏カジノ」「通販」「死亡管理室」の他、石田、関、岩井によるスペシャルトークコーナーも収録されているもよう。これには「ハライチ岩井がコミケ91に出店することも驚きだけど、このCDの豪華さに脳みそ沸騰しそうだわ」「ふわぁぁぁ~! 石田さまと関さまがコントとか絶対欲しいんだが! 確実に争奪戦になるな」と豪華さに度肝を抜かれている人が続出。また、価格が2,000円ということで「安すぎる!! もう1つゼロ足してでも手に入れたい(切実)」と金に糸目をつけないというファンの声も。  11月28日には岩井が「今日は自作のコントCDの収録をしてきたが、CD内で何役も演じていただいた石田彰さんと関智一さんの演技が素晴らしかった」と出来の良さを呟いており、クオリティの高さにも期待できそうだ。争奪戦となりそうだが、ぜひとも死者が出ないよう、安全に参戦していただきたい。

人はなぜWELQの記事を信じ、トンデモ医師を受け入れ、自然のものがいいと思うのか?

 いよいよ2016年も終わり。皆様にとってはどんな1年だったでしょうか? 私はもちろん寝てもトンデモ覚めてもトンデモと、謎物件ウォッチングしまくりで、当連載でご紹介しきれていないものもまだまだたくさん。そこで今回は、2日にわたり「2016年トンデモ総まとめ座談会」をお送りいたします。 座談会のメンバーは、  桑満おさむ:五本木クリニック院長、この年末に突如大炎上したキュレーションサイト「WELQ(ウェルク)」にツッコミを入れ、注目を集める。  O:今年7月に発行された、子育て界のトンデモを幅広く解説した『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』(メタモル出版)の担当編集者   下戸山うさこ:messy編集長  三浦ゆえ:当連載「スピリチュアル百鬼夜行」担当編集者  こちらにわたくし、ライター山田ノジルを加えた計5名で、とりとめもなくダラダラとお送り致します。 *   *   * ノジル:まずはトンデモウオッチングに勤しみ、サブカル媒体中心のご登場が多かった桑満先生。本日(12月1日)、なんとWELQ問題へのコメントで読売新聞朝刊デビュー! ブログの記事をWELQに無断使用されただけでなく、症状を悪化させるような内容に悪変されてしまったことは全く喜ばしくありませんが、メジャー媒体デビューという点のみはおめでとうございます(笑)。 桑満:火付け役はイヤだなとは思ったんですけどね(笑)。 ノジル:ツイッターでは、WELQ閉鎖のきっかけを作った先生方の発言に対し「朽木砲 @amanojerk に始まり、桑満砲 @kuwamitsuosamu 永江砲 @Isseki3 と続いた鉄砲三段撃ち。織田信長もびっくり。なんてつぶやきもありました(笑)。WELQは文章や写真を他の記事から無断で引用したうえにしかも悪変していた点や、無断引用を推奨するようなマニュアルがあったことが注目されましたが、この連載でも以前ご紹介したように、同じくDeNAが運営している「cuta」における、子育て系記事のトンデモっぷりもなかなかのものでした。※現在は全記事非公開。 O:子育てサイトは検索で上位に出てくるし無料だし、つい読んでしまうという人も多そうです。 三浦:だからと言って、なぜあのめちゃくちゃな内容を信じるんですかね? ノジル:産後の不安定な精神状態につけこまれる、以外に考えられる理由は何でしょう。 桑満:一部の人たちにとっては、「インターネットの情報」自体が、感度の高い人が発信しているものというイメージがあるのではないでしょうか。 O:出産に関する話題といえば、今年ではないんですが、自然派の助産師さんが産婦人科も新生児科もない山奥の町を「自然なお産の里」にするという恐ろしい計画が一時期持ち上がっていて、それを認めようとしていた町役場のほうへ危険であることを直接お話しました。急変したらヘリで市街地の病院に運べばいいっていう意見もあったらしく絶句。※反対の声があがり、計画は多分中止されています。 下戸山:そのヘリ代も含めて税金の無駄遣いになりそうですよね、そもそも分娩事故が起きてから手配するのでは間に合うかわからないし。 桑満:田舎の町おこしとか、トンデモビジネス的には狙い目なんだと思いますよ。 医師の監修があれば信じていいのか 桑満:トンデモな医師は、普通に医院をやっていて、景気が悪いからトンデモビジネスに利用されるのか、もともと信ずるものがあって医療を志したのかで違うんですけど、どちらかと言うと前者だと思うんですよ。お誘いがかり、初めはちょこっとバカにしつつもお金のために一枚かんでいたら、それを唱えているうちに自分で信じてしまう……。実はそんな経緯があったのかなと思って、今私が面白がっているのは〈シータヒーリング〉。脳波の〈シータ波〉にアクセスして創造主の力を借りて病気を治す、新しい革新的な医療とのこと。WELQのトンデモ記事〈肩こりは霊のせい〉じゃないですが、〈腰の痛みは霊のせい〉くらいに書いてあるんです。そしてこの理論に従い、医療現場にシータヒーリング」を持ち込んでいるトンデモ医師がいる。WELQは今後、健康記事は医師の監修を入れると言ってますけど、こういったトンデモ医師の監修受けたって、何の意味もありませんよね。 ノジル:トンデモ情報しか載っていない〈養生ラボ〉に登場し、羊水がシャンプー臭いと語っちゃう産婦人科医の池川明先生なども、監修いただいても無意味ですねえ。自然派小児科医の真弓定夫氏、自称キチガイ医の内海聡氏も、医師は医師……。 O:『小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない』(マキノ出版)の、鳥海佳代子氏もお忘れなく。 桑満:へんな医師が出てくるのは、一部、経営コンサルティングのF総研が仕組んだことでもありますよね。〈波動〉という言葉を作ったのも同社ですし。医療のコンサル部門を持っていて、流行らない医院も買収しますから。あとは開業医って開業しても数年間は食えないから、おもしろいくらいにおかしなところから「こんな商品の監修をお願いできませんか」と声がかかるんですよ。すると医師もお小遣い稼ぎ的に、トンデモ系ビジネスを思いつき、のめりこむのかも。 O:専門分野に関してはきちんとしているのに、なぜか酵素ドリンク作っちゃったりなんてお医者さんもいますよね。 三浦:歯科医師が書いたセックス本なんてものもありました。 ノジル:あ、前から「歯科医師は意外とトンデモ率高い」って思ってました! 金色のペンで手相を書きこんで大金ゲット★とか謳ってみたり。 桑満:歯科医師のトンデモは、〈かみ合わせで何でも治る〉という発想から始まっているのでは。ちなみに、彼らの商法はセミナー。セミナーの告知を、新聞広告に出すんですよ。読売朝日に載ってれば、おじいちゃんおばあちゃんは信じますもん。 三浦:結局、私たちはどこでまともな医師かトンデモ医師かを見分ければいいんでしょう? トンデモ医師の見分け方はあるのか? O:私の場合、原稿をお願いするときはご著書やご執筆された記事、インタビュー記事、ブログ、ツイッターなどを拝見したうえで、さらに〈同じ専門科の方からの評判〉を見ていますが……、これも万能じゃないですよね。 ノジル:でも、うつみん(内海聡医師)なんて、あれだけ批判されているのに信者が減りませんよね? 桑満:あれはもう宗教だから、迫害されたほうが結びつきが強くなるんですよ。 O:「自分たちだけが真実を知っている!」という選民意識が持てるんでしょうね。そう言えば、今年は豊受クリニックの小児科医・高野氏も本を出されましたよね? ノジル:買いました、買いました(笑)、『母子手帳のワナ―知られざる母子保健の真実』(高野弘之著、四海書房)。この本、WELQみたいに、本書の内容に出版社は責任を持ちませんという〈免責事項〉が掲載されています。新生児へのビタミンK2シロップの投与否定や予防接種否定につながるようなこの本を、育児サイトの〈ハピママ〉が掲載しちゃって、読者からツッコまれて今は記事が削除されているんですよね。 O:豊受クリニックって、ホメオパシージャパンの提携クリニックで、同書にはホメオパシー協会の由井寅子氏が恩師だと書いてあります。ホメオパシーといえば、山口県の新生児ビタミンK欠乏性出血症による死亡事件※がありましたが、それを読者の方がAmazonのレビューに書き込み、その後、担当編集者がやりとりされていてびっくりでした。 ※2009年8月山口県で出生した乳児が、生後2カ月でビタミンK欠乏症による硬膜下血腫で死亡。通常であれば、新生児には出生後すぐにビタミンKが投与されるが、母子を担当した助産師は代わりにホメオパシーのレメディを与えた。 ノジル:編集者がAmazonレビューに返信することってあるんですね(大笑)! いや、笑いごとではありませんが。 「自然」に惹かれるのはなぜか? 下戸山:実生活で周りの女友だちとかを見ても、〈科学的根拠があるかどうか〉でものごとを選んでいる人はまずいないんですよね。 ノジル:〈感性で選ぶ〉ってやつですね。 三浦:だからといって、GENKINGさんもやってる水素美容!と言われても私は響かないなぁ。なんでしたっけあれ、韓国まで論文発表しに行ったんでしたっけ(笑)。 桑満:一部の話では、水素水ビジネス関係は、子育て中のお母さんたちがターゲットにされているらしいですよ。本来、妊娠出産の問題はすごくデリケートですし、100分の1くらいの割合で確実にトラブルが起こるから、医師であってもあまり触れたくないんですよ。さらに、妊娠出産はいまだに分からないことがたくさんあるから、そういった隙もついて、自然派やトンデモ系がつけこみやすい。 O:子育て界に入り込むビジネスは、親の〈子どもに最上のものを与えたい〉という気持ちにつけこんでいますよね。例えば骨盤の歪みを直さないと、生まれてくる子どもが大変なことになるなんて脅されたら、やっぱり子供のためになんとかしなくちゃと煽られてしまっても仕方ないと思う。 下戸山:でも、今年火傷を温めろネタで炎上したホメオパシー系〈自然派ママ〉なんかは、ある意味勇気あるなぁと思うんですよ。ワクチン打たないとか。海中で出産した人もいますよね。私自身は、出産時「自分でどうにもできない」って思ったけど、自力でやってやる!という気合は、正直すごいです。 O:その手の人たちって、結婚式みたいに〈思いどおりの理想の出産をしたい〉という意識がすごく強いですよね。 ノジル:何でもかんでも手間暇かけて、それこそが豊かな証拠……って、失礼ですけどヒマだな! 三浦:だからと言って、子どもを使って自己実現しなくてもいいと思うんですけどね。 桑満:ところでみなさん、なんでそんなに〈自然〉がいいんだろうね? 下戸山:自然毒もたくさんあるのに、自然のものが安心安全って思い込み、強すぎですよね。 桑満:例えば〈遺伝子組換え〉。あれって、ほとんどが農薬を減らすために虫がつきにくいよう改良されたもの。ですから、遺伝子組み換えのほうが農薬リスクはかえって低いんですけどね。 下戸山:なんで豆腐は必ず遺伝子組換え表示があるんですか? O:そのほうが売れるらしいんですよ。そもそも、大豆だってなんだって、とっくの昔から品種改良を繰り返しているのに。だけど〈自然じゃないと危ない〉って思っているから、そうなっちゃう。 桑満:これも一種のつけこみ商法なでしょうね。アメリカは宗教的な問題もあり、ガッチガチのカトリックの人たちあたりは、生命に手を加える行為はやっちゃいかんという価値観を持ってるわけです。そういう人たちは、多分マクロビとかが好き。そして、その価値観がサンフランシスコやLAを経由して日本に入ってくる。古いけど、フラワーチルドレンに感化されて自然派になったり。 三浦:海外セレブがやっている、自然派ビューティ!って、本当に皆好きですよね。ミランダ・カーとか、一体何種類のダイエットをやってるんだという。 週刊誌や書籍のトンデモ垂れ流し 三浦:今年は子宮系女子の本も何冊か出ましたが、そういうトンデモ本を出す出版社って魂を売っているというか、モラルがないと思ってしまいます。 ノジル:商売として成り立つからといってやっていいのかという話ですよね。でも、子宮系とかはもう編集者も信者なんじゃないですか? と思いたい。 下戸山:わりとどこの出版社でも自費出版って可能ですから、それもあるかも。文藝春秋とか小学館とかだって、やろうと思えばできちゃいますよ。 桑満:(新聞の書籍広告欄をさし)例えばここの欄って、〈自分持ち広告〉ですよ。著者自がお金を払って、広告を出しているんです。だから、トンデモの宝庫になっていて、見るの大好き(笑)。 三浦:週刊誌系の医療トンデモ記事は、今年後半になって「週刊現代」が急に始めた印象です。 O:週刊誌の記者さんとお話ししたときに何度か聞いたことあります、「いろいろな考え方があるよね!」って。 一同:出た出た。 O:その人に限っては、悪気があるわけじゃないんですよ。でも「医学だって万能じゃないし、いろいろな考えが!」って、科学的なことだけがどうしても伝わらないというか。 桑満:〈いろいろな考え方〉の話をするならば、例えば産経新聞と毎日新聞って書いてあることは逆だよね。でもどちらの話も嘘ではない。そこで重要なのは〈再現性があるかどうか〉です。Aさんに効いて、自分にも効いた。そういうレベルの話なのか、100万人でに試して、90万人に効果が認められたかとでは、全く違う。それをジャッジするのはやはりエビデンスなんですよ。その点、内海聡医師の話は、まるっきり嘘と言えます、エビデンス=裏がまったくとれませんから。 O:「週刊現代」の医療批判記事はどうなんでしょう? 桑満:新潟大学名誉教授の岡田正彦氏が同誌で発言しているけど、あれはちょっとキテますよ。ご自身の論文では全然違う意見を書いていますもん。記者が話の一部を曲解しているのかもしれないけど。最近、医師には3種類あると思いますよ。トンデモか、普通か、ヤブ。あまりにも、いろいろな病院を点々と渡り歩いている人は怪しいですね。 三浦:版元が医師を精査しないというのもありますけど、単に国家資格を持っているだけの人をメディアが医師扱いするという問題もありませんか? 『女医が教える本当に気持ちいいセックス』(ブックマン社)のヒットを受けて類似本がたくさん作られましたが、なかには、医師免許を取得はしているけど研修医の経験もなく医師とは呼べない女性を引っ張り出して「女医」と呼んでいるものもありましたよ。 桑満:同じような感じで、医学部出身のライター・朽木誠一郎さんも、医師から見ると書いているものに違和感があるんですよ。卒業はしているけど臨床の経験がないと思う。 三宅洋平、高樹沙耶…トンデモ有名人 三浦:トンデモはフェイスブックなどのSNSでシェアされるのが定番ですが、今年は私の周囲でも三宅洋平ネタをシェアしていた人が意外なほど多くて。トンデモ傾向のリトマス紙かというくらい(笑)。 O:三宅氏、ツイッターでの発言もインパクトありました。「個人ができるTPPへの最善の処置は、マクロビやローフード、ナチュラルハイジーン、自然食、オーガニックフード、湧き水、EMや乳酸菌による土壌改良、発酵食品、備長炭による浄水・空気清浄、自然療法、ホメオパシー、漢方などの正しい知識と実践を身につけ、医療に依存せずに済む身体を作る事」だそうです。 ノジル:トンデモ・ロイヤルストレートフラッシュをキメていらっしゃる方ですからね。 O:選挙前にもトンデモ発言しているのに、そこそこ票がとれているのが怖いです。 ノジル:そこに対して違和感を覚えない人がいかに多いかという。 下戸山:〈個人でできるTPP対策〉とか、頭おかしいでしょう(笑)。 O:内容はともかく、雰囲気がキラキラしてればいいのかという。「純粋でいい人!」「がんばってる!」ってなれば、言ってることはおかしくてもいいのかなって(笑)。 三浦:選挙まで「フェス」感覚というか、彼が語ればトンデモもオシャレに見えるんじゃないですか。 桑満:1990年代頃に代官山のアパレルショップ「ハリウッドランチマーケット」って流行ったじゃないですか。当時は奥に入ると、大麻の吸引グッズとかそんなんばっかりありましたよね。三宅洋平って、ああいうニオイがするんですよね。 O:自然派の方たち、もちろん一部だとは思いますけど、めっちゃ大麻好きですよね。 ノジル:今年の10月には、大麻推進の元女優・高木沙耶も逮捕されてしまいましたね。 三浦:彼女のふんどし生活も報道されていましたよ(笑) 。〈大麻は安全〉と自然派はよく言いますが、実際はどうなんですか? 桑満:そこに皆が騙されるんですけど、覚せい剤と同じく妄想も出ますよ。彼女は医療用大麻を推進していましたが、それで病気が治るわけじゃない。あくまで、痛みや絶望感を緩和するために使用するものです。でも痛み止めなら、もっとよく効く真っ当な薬があるわけだから、あえて大麻を使う必要はどこにもないんですよね。しかし推す人たちは〈大麻で快楽ホルモンが出るから、ガンまで縮んじゃった〉と語る。もちろん、それを裏付ける論文はありません ジョイセフとは一体、何だったのか 下戸山:〈新・女子力テスト動画〉を出したジョイセフも、びっくりしませんでした? 海外ではちゃんとした国際協力NGOで妊産婦支援団体なのに、日本では電通ギャルラボと手を組み「I LADY」という啓発サイトを立ち上げたら、妙なことになってしまっている。一般女性に女性の身体や生殖についてのクイズを出し、間違ったら粉をぶっかけるという。 三浦:女子力というのは料理ができるとかではなく、正しい性の知識があるかどうかと言いながら……。 O:おっぱいは女性ホルモンそのものだからマッサージしてふわふわにしようとか、子宮を冷やすなとか、めちゃくちゃ。 桑満:女子力テストのお題は、多分ネットとかで拾ってきた適当なものなんだと思いますよ。キュレーションサイトと同じく既存のものをコピペしているだけで、内容が医学的に妥当なものかどうかまで深く考えていないんでしょう。個人的には、それよりは独自の理論があるトンデモさんのほうがまだマシだなと思いますね。 O:まず「自分の体は自分のものである」「自分を守るために知識を身につけよう」という啓発をするときに、無知に対して罰を与えるというのもどうなのかと。そして、啓発する側であるはずの「I LADY」には間違ったものが載っているという。 三浦:そもそも学校教育に組み込まれていないから知らなくても無理はないという項目もありましたよね。罰を与えるのではなく、これから知るよう導くだけでいいのに。 下戸山:なんで女だけ、知らないと罰を与えられるのか。 O:若い女性をバカにしている感じがして、とても失礼ですよね。 *   *   *  さてここらへんでいったん、前篇は終了です。明後日公開の後編では、ワクチン問題や誕生学、教育系のアレコレへと話を進めていきましょう。 (謎物件ウォッチャー・山田ノジル)