映画『未来を花束にして』講演会で考えた、女性が活躍できない日本社会

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 秘書仲間にはいろいろな人がいて、帰国子女も多いです。「人材のグローバリゼーションが進んでいる」と言いたいところですが、実際の永田町は、全く違います。古臭い男尊女卑が横行し、セクハラやパワハラが横行しているのです。その上、自分の言動がセクハラだとまったく気づいていない議員も多いんですよね。

 しかし、「紳士の国」とか「レディーファースト」のイメージが強く、女性の首相が2人も誕生しているイギリスでさえ、女性に男性と同等の参政権が与えられたのは、1928年のことだったそうです。イギリスも女性の地位が非常に低く、当時の女性の労働者の賃金は男性の2分の1から6分の1だった時代があったと知り、驚きました。

 このイギリスにおける女性参政権運動をテーマにした映画『未来を花束にして』が、2017年1月に日本でも公開されるそうで、公開に先駆け、日本でも講演会が行われました。

■イギリスの国会でも、いまだにセクハラは存在する

 この映画は、普通の女性たち(映画では“名もなき花”と表現されています)の日々の生活と参政権運動をリアルに描いており、運動を熱心にしていた女性たちが、決して「男勝り」ではなく、自分たちらしい服装と感性で働きながら子育てや家事をしていたごくごく普通の女性たちだったという部分が、とても印象に残ると思います。主演のメリル・ストリープは「すべての娘たちはこの歴史を知るべきであり、すべての息子たちはこの歴史を心に刻むべきである」というメッセージを出しています。

 ストリープ演じる主人公、エメリン・パンクハーストのひ孫にあたるヘレン・パンクハーストさんが来日し、「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の特別講師として議員会館で講演をされ、イギリスでの女性の社会進出の取り組みや効果的な手法などをお話ししてくださいました。

 意外だったのは、イギリスの国会でも、いまだにセクハラは存在するということです。でも、国会がテレビ中継され、セクハラを受けた女性議員もその都度SNSにアップしたりするので、かなり減ってきたそうです。

 そういえば日本でも、2014年の東京都議会の塩村文夏議員が受けた「結婚しろ」「自分が子どもを産め」というセクハラヤジの映像がネットに出回り、批判であふれたことから、ヤジを飛ばした男性議員がかなりの社会的制裁を受けたことがありましたよね。

 でも、永田町では、こんな程度のセクハラなんて日常茶飯事です。日本の中心である永田町からセクハラがなくならない限り、女性が日本社会で活躍できないことは明白です。

■女性秘書も「愛人」と思われたい!?

 パンクハーストさんのお話をお聞きして、「権利は勝ち取るもの」だと実感しました。永田町にずっといると、もはやセクハラにも感覚がマヒしてしまいがちなのですが、やはり怒っていかなければならないなあとも思います。

 たとえば永田町では、おばさんになると女性扱いされません。これは一般企業や官庁も同じかもしれませんけどね。おばさんの前では、オッサンたちが平気で下ネタをしゃべります。年齢を重ねても女性であることは変わらないし、不快に思う気持ちも変わらないのにと憤りを感じることもしばしばです。

 それに、男性議員と女性秘書は、事あるごとに愛人関係を疑われます。これには女性秘書のほうにも問題があることが多いです。デキてもいないのに「デキてる」と言われたら、普通は怒ると思うのですが、それを女性秘書自身が「愛人と疑われているうちは華よねー」なんて言うんです。自分を納得させるためなのか、間違った感覚を洗脳されているのかわかりませんが、そんなことを言わなくてもいいのにと思います。

 「女性秘書=愛人」という考え方は、本当にどうにかしてほしいと思う日々。自他ともに認める「年増」になった神澤ですが、それでも「愛人」だと思われて仕事に支障の出ることがあります。それを愚痴ると、逆に「よかったね」などと言うのが永田町の感覚なんです。要するに「まだ女性として見られてよかったね」という皮肉なんでしょう。

■永田町では「年増の女は不要」

 さらに、政党職員の採用では、履歴書の審査の段階で、一定年齢以上の女性ははじかれます。「年増はダメだ」と公然と言う国会議員が多いのです。秘書としての経験値の高い人の方が即戦力として役立つはずなのに、年齢や外見を重視するのです。男性職員の採用の場合は、経験値と能力を重視するのに……。

 そして、それも女性差別だと気づいていないのです。一部の議員は「女性を優遇して何が悪い」とまで言い放ちます。女性のみ「年齢重視、外見重視の、どこが優遇なんだ!?」と叫びたくなります。

 それに、秘書同士でも、「女性としての賞味期限が、あと少しですよ」なんてことを言う人がいます。それもセクハラだと思いますが、ハラスメントだと気づいていないんです。「それ、セクハラですよ」と指摘すると「え、なんで? まだまだきれいだって褒めたつもりなんだけど?」などと反論するレベルなんですよ。

 もちろん容姿について、あれこれ言われるのも、女性秘書に対してだけです。最近、芸能人に使うように「劣化している」なんて言葉が永田町でも聞こえてきますが、それも女性議員や女性秘書に対してしか使われていません。

■女性の活躍は期待できない?

 議員秘書は基本的に立場が不安定で、議員の落選や失職、辞職などにより、突然職を失うこともあります。そんな時、女性の元秘書だけは「旦那さんがいるんだから、少し休んだら?」などと周囲に言われることがあります。気遣っているつもりなのですが、同じ言葉を男性秘書にも言えますか? と思うんです。

 男性の元秘書に対しては「家族もいるから大変だよね、早く次の職場が見つかるといいね」などと声をかけます。これも立派なセクハラですが、やはり気づいていない。独身の女性秘書から言わせると「議会は、ただでさえパイが少ない職場。旦那さんがいる人は、働かないでほしいのが本音」なのだそうです。

 きっと男性も同じ論理で、競争率を減らすために、夫のいる女性秘書には、先のような声がけをしてしまうのでしょう。でも、男女平等の感覚があれば、決して出てこない発言です。

 こんな残念な永田町ですから、世界経済フォーラム(WEF)が調査している男女の平等格差を表す「ジェンダーギャップ指数」(2015年)が145カ国中で日本は101位と、先進国ではダントツに低い状況というのにも納得がいきます。

 安倍総理から「女性の活躍」という発言を聞くたびに、正直、「本気でやる気はないくせに……」と、ため息をついています。

映画『未来を花束にして』講演会で考えた、女性が活躍できない日本社会

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 秘書仲間にはいろいろな人がいて、帰国子女も多いです。「人材のグローバリゼーションが進んでいる」と言いたいところですが、実際の永田町は、全く違います。古臭い男尊女卑が横行し、セクハラやパワハラが横行しているのです。その上、自分の言動がセクハラだとまったく気づいていない議員も多いんですよね。

 しかし、「紳士の国」とか「レディーファースト」のイメージが強く、女性の首相が2人も誕生しているイギリスでさえ、女性に男性と同等の参政権が与えられたのは、1928年のことだったそうです。イギリスも女性の地位が非常に低く、当時の女性の労働者の賃金は男性の2分の1から6分の1だった時代があったと知り、驚きました。

 このイギリスにおける女性参政権運動をテーマにした映画『未来を花束にして』が、2017年1月に日本でも公開されるそうで、公開に先駆け、日本でも講演会が行われました。

■イギリスの国会でも、いまだにセクハラは存在する

 この映画は、普通の女性たち(映画では“名もなき花”と表現されています)の日々の生活と参政権運動をリアルに描いており、運動を熱心にしていた女性たちが、決して「男勝り」ではなく、自分たちらしい服装と感性で働きながら子育てや家事をしていたごくごく普通の女性たちだったという部分が、とても印象に残ると思います。主演のメリル・ストリープは「すべての娘たちはこの歴史を知るべきであり、すべての息子たちはこの歴史を心に刻むべきである」というメッセージを出しています。

 ストリープ演じる主人公、エメリン・パンクハーストのひ孫にあたるヘレン・パンクハーストさんが来日し、「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の特別講師として議員会館で講演をされ、イギリスでの女性の社会進出の取り組みや効果的な手法などをお話ししてくださいました。

 意外だったのは、イギリスの国会でも、いまだにセクハラは存在するということです。でも、国会がテレビ中継され、セクハラを受けた女性議員もその都度SNSにアップしたりするので、かなり減ってきたそうです。

 そういえば日本でも、2014年の東京都議会の塩村文夏議員が受けた「結婚しろ」「自分が子どもを産め」というセクハラヤジの映像がネットに出回り、批判であふれたことから、ヤジを飛ばした男性議員がかなりの社会的制裁を受けたことがありましたよね。

 でも、永田町では、こんな程度のセクハラなんて日常茶飯事です。日本の中心である永田町からセクハラがなくならない限り、女性が日本社会で活躍できないことは明白です。

■女性秘書も「愛人」と思われたい!?

 パンクハーストさんのお話をお聞きして、「権利は勝ち取るもの」だと実感しました。永田町にずっといると、もはやセクハラにも感覚がマヒしてしまいがちなのですが、やはり怒っていかなければならないなあとも思います。

 たとえば永田町では、おばさんになると女性扱いされません。これは一般企業や官庁も同じかもしれませんけどね。おばさんの前では、オッサンたちが平気で下ネタをしゃべります。年齢を重ねても女性であることは変わらないし、不快に思う気持ちも変わらないのにと憤りを感じることもしばしばです。

 それに、男性議員と女性秘書は、事あるごとに愛人関係を疑われます。これには女性秘書のほうにも問題があることが多いです。デキてもいないのに「デキてる」と言われたら、普通は怒ると思うのですが、それを女性秘書自身が「愛人と疑われているうちは華よねー」なんて言うんです。自分を納得させるためなのか、間違った感覚を洗脳されているのかわかりませんが、そんなことを言わなくてもいいのにと思います。

 「女性秘書=愛人」という考え方は、本当にどうにかしてほしいと思う日々。自他ともに認める「年増」になった神澤ですが、それでも「愛人」だと思われて仕事に支障の出ることがあります。それを愚痴ると、逆に「よかったね」などと言うのが永田町の感覚なんです。要するに「まだ女性として見られてよかったね」という皮肉なんでしょう。

■永田町では「年増の女は不要」

 さらに、政党職員の採用では、履歴書の審査の段階で、一定年齢以上の女性ははじかれます。「年増はダメだ」と公然と言う国会議員が多いのです。秘書としての経験値の高い人の方が即戦力として役立つはずなのに、年齢や外見を重視するのです。男性職員の採用の場合は、経験値と能力を重視するのに……。

 そして、それも女性差別だと気づいていないのです。一部の議員は「女性を優遇して何が悪い」とまで言い放ちます。女性のみ「年齢重視、外見重視の、どこが優遇なんだ!?」と叫びたくなります。

 それに、秘書同士でも、「女性としての賞味期限が、あと少しですよ」なんてことを言う人がいます。それもセクハラだと思いますが、ハラスメントだと気づいていないんです。「それ、セクハラですよ」と指摘すると「え、なんで? まだまだきれいだって褒めたつもりなんだけど?」などと反論するレベルなんですよ。

 もちろん容姿について、あれこれ言われるのも、女性秘書に対してだけです。最近、芸能人に使うように「劣化している」なんて言葉が永田町でも聞こえてきますが、それも女性議員や女性秘書に対してしか使われていません。

■女性の活躍は期待できない?

 議員秘書は基本的に立場が不安定で、議員の落選や失職、辞職などにより、突然職を失うこともあります。そんな時、女性の元秘書だけは「旦那さんがいるんだから、少し休んだら?」などと周囲に言われることがあります。気遣っているつもりなのですが、同じ言葉を男性秘書にも言えますか? と思うんです。

 男性の元秘書に対しては「家族もいるから大変だよね、早く次の職場が見つかるといいね」などと声をかけます。これも立派なセクハラですが、やはり気づいていない。独身の女性秘書から言わせると「議会は、ただでさえパイが少ない職場。旦那さんがいる人は、働かないでほしいのが本音」なのだそうです。

 きっと男性も同じ論理で、競争率を減らすために、夫のいる女性秘書には、先のような声がけをしてしまうのでしょう。でも、男女平等の感覚があれば、決して出てこない発言です。

 こんな残念な永田町ですから、世界経済フォーラム(WEF)が調査している男女の平等格差を表す「ジェンダーギャップ指数」(2015年)が145カ国中で日本は101位と、先進国ではダントツに低い状況というのにも納得がいきます。

 安倍総理から「女性の活躍」という発言を聞くたびに、正直、「本気でやる気はないくせに……」と、ため息をついています。

石原さとみ『校閲ガール』全話平均12.4%! 「微妙すぎ」「釣りかよ」と酷評されたラストとは?

 石原さとみ主演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)が12月7日に最終回を迎え、視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で幕を閉じた。全話オール2ケタ、平均視聴率は12.4%という好記録を残したが、ネット上には「最終回なのに微妙すぎた」とシラケムードが漂っている。

 同ドラマは、主人公・河野悦子(石原)が出版社の校閲部で奮闘しながら、ファッション誌「Lassy」の編集部への異動を目指す物語。作家の折原幸人(菅田将暉)との恋愛模様にも視聴者の注目が集まっていた。最終回では、悦子に「Lassy」の企画をプレゼンするチャンスがめぐってきたものの、幸人の父親で大御所作家・本郷大作(鹿賀丈史)に“盗作疑惑”が浮上し、悦子も真相解明に駆け回る……という展開だった。

「盗作疑惑に悦子が振り回される姿に、ネットユーザーからは、『悦子のプレゼン話はどこに行ったの?』『何で盗作の話を最終回に持ってきたんだろう?』などと疑問の声が噴出。また、結局、悦子はプレゼンに間に合わず、そもそも“異動の話はなかった”というオチだったのですが、視聴者は不満を爆発させていました。実は最終回の予告に、悦子の『私のいるべき場所はここじゃない。「Lassy』の中にある』『本当にありがとうございました』というセリフが挿入されていたため、視聴者の多くは、“悦子が『Lassy』への異動と校閲部残留で悩み、結論を出す”といったラストを想像していたようなんです。ネット上では、このラストに対して『中途半端な流れだったな』『思ってたのと違った』『予告で思わせぶりしておいて、釣りかよ』などといった苦言が飛び交ってしまいました」(芸能ライター)

 さらに、悦子と幸人も、交際に進展しないままラストを迎え、ネットでは「もっとラブラブな悦ちゃんと幸人が見たかった」「期待ハズレもいいところ」「こんな微妙な終わり方、誰も求めてないよ」「毎週楽しく見てたのに、最後の最後で、損した感が半端ない」といった批判の声が多数上がっている。同ドラマは、“お仕事ドラマ”と銘打っていたものの、「悦子と幸人のラブストーリーに期待していた視聴者も多かったということでしょう。そういった期待に、製作陣がこたえられなかったのでは」(同)という。

 13%台を2回記録するほど、視聴率的には好調だったが、最終回にミソがついてしまった『校閲ガール』。視聴者の反応を、キャストや製作陣はどのように受け止めているのだろうか。

 

トランプもビックリ!? 「もし日本に大統領がいたら……」な過激マンガ『日本国大統領 桜坂満太郎』

sakurazaka.jpg
『日本国大統領桜坂満太郎 16』(吉田健二/新潮社)
 11月8日に行われた米国大統領選でまさかのドナルド・トランプ氏が当選し、第45代大統領に就任することになりました。世界中が一斉にズコー! ってなった、歴史的な瞬間でしたね。いずれにせよ、日本にとっては相手がトランプだろうが、花札だろうが、ご機嫌を取っておかなきゃいけないのがつらいところです。  ところで、アメリカに限らず、良くも悪くも世界で話題を巻き起こすヤツらって、やっぱり大統領なんですよ。フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領しかり、韓国の朴槿恵大統領しかりです。実際、飲み会でも「よっ、大統領!」とはよく言いますが、「よっ、首相!」とか「よっ、総理大臣!」とかはあんまり言わないですよね。首相だと、なんか今ひとつパンチが弱いんでしょうか。  そんなわけで、「もし日本に大統領がいたら……」という、実に安直かつダイナミックな発想をしてしまったマンガをご紹介しましょう。その名も『日本国大統領 桜坂満太郎』です。  本作は、近未来の日本を描いたストーリーとなっています。中国と北朝鮮の工作員が共謀し、国会議事堂を小型核爆弾で爆破。国会議員の大半が死亡し、日本は一気に無政府状態となります。そこで立ち上がったのが、都知事の桜坂満太郎というわけです。  桜坂は自衛隊をフル活用して、侵略してくる中国軍や朝鮮軍を撃退。アメリカには頼らない真の独立国家として再構築を目指すという、右か左かでいったらバリバリの右寄りマンガです。「日本国大統領」なんてタイトルなので、壮大なスケールの政界マンガかと思いきや、ほぼテロと戦争しかない内容となっています。  普通に考えると「日本には天皇制があるんだから、大統領制は無理なんじゃ?」とか、「自衛隊で他国を攻撃とか、いやいや憲法第9条はどうなのよ?」といったツッコミを入れたくなる話ですが、そこはご安心ください。このマンガでは、その辺のデリケートな部分を完全シャットアウト! 設定上、都合の悪いことには触れなくていいのが、マンガの便利なところですよね。  とにかく、このマンガ、今までの日本では考えられない事態がバンバン起こります。 ・北朝鮮が韓国を占領し、北朝鮮メインで朝鮮半島統一。 ・朝鮮軍と中国軍が九州を占領。傀儡政権「九州国」を設立。 ・東京は中国軍に占領され、日本全土もほぼ中国の占領下に。 ・中国は日本にミサイルを撃ち込みまくり、台湾は中国にミサイルを撃ち込みまくり。 ・中国では反乱が起きて中国共産党が崩壊。中華連邦共和国となる。 などなど……。  そして、これらの諸悪の根源はすべて中国です。しかも、味方のはずのアメリカは、やれ「軍事衛星が故障した」だの、「日米安保は無効になった」だのと言って、ちっとも日本を助けてくれません。まるで熟年離婚した夫婦のような冷たさ。  このマンガのすごいところは、日本の新しいリーダー、桜坂による即断即決の政治判断。ズバッと決めて、ズバッと解決。実に男らしいのですが、その結果……バンバン人が死んでいきます。  例えば、中国が操るテロリスト集団に襲撃され、桜坂が取り囲まれるシーン。銃口を突きつけられ、まさに死の一歩手前というところで、テロリストのリーダーに取引を持ちかけられます。 「どうだね? 桜坂さん……オレの話に乗らないか?」 「断る!!」  さすが、即断即決の男です。しかしその直後、テロリストが報復としてお台場のフジテレビ社屋を爆破。局員たち1万人以上が死亡します。そこは即断即決じゃなく、もうちょっとのらりくらりと引っ張れよ……。  そんなこんなで、九州も東京も東北も中国の手に落ち、国民が殺されまくる中、唯一、中国の手が伸びていない北海道に逃げ延びる桜坂なのですが、ここから奇跡の逆転劇が始まり、再び日本を奪還、真の独立国家を宣言するというすさまじいストーリーで、やってることはトランプ氏よりもドゥテルテ大統領よりも、はるかに過激です。    ちなみに、タイトルは『日本国大統領 桜坂満太郎』なのですが、作品中の立場はずっと都知事です。最後の最後に、北海道で独立宣言した時にようやっと大統領になるわけですが、考えてみたら都知事なのに自衛隊を指揮したり、北海道で独立宣言したりと、ツッコミどころが豊富すぎます。  というわけで、かなりぶっ飛んでいる近未来日本マンガをご紹介しました。今までだったらこんな荒唐無稽な話、あり得ないだろうと思うところですが、トランプ政権では日米関係や世界情勢がどう転ぶか、予測不能な状況です。もしかしたら、このマンガに描かれていたことが現実になるかも……。そんな状況の今だからこそ、読んでみる価値のある作品といえます。  実は、このマンガより前に『日本国初代大統領 桜木健一郎』という、タイトルも内容もよく似た作品が存在していました。どちらの作品も原案・監修者が日高義樹氏で、いわば兄弟作のような関係です。どんだけ「桜」が好きなんだよって感じですが、気になる方は併せて読んでみるといいかもしれません。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) 「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

『アッコにおまかせ!』は異次元空間? 紅白もSMAPもスルーする和田アキ子の“チキン”ぶり

wadaakiko161208.jpg
 12月4日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)の“異次元”ぶりが話題だ。この日は、和田の『NHK紅白歌合戦』落選後、初の放送だったが、紅白の話には一言も触れず、番組は淡々と進んだ。 「紅白の出場メンバーが発表されたのは11月24日、その直後の放送日である27日は『全日本実業団女子駅伝』中継のために休止となりました。ですが、前日のラジオ『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送系)では、『今年の紅白は見たくない。とっとと日本を後にしたい』と恨み節が全開だっただけに、テレビで何を話すのか注目が集まっていました。それなのに一言も触れないとは、拍子抜けでしたね」(業界関係者) 『アッコにおまかせ!』のメインコーナーは、1週間のニュースを振り返りつつ、面白おかしくツッコミを入れるものだ。4日の放送では、ASKA容疑者再逮捕のニュースに多くの時間が割かれる一方で、魚の氷漬けスケートリンク中止など、2週間前の話題も取り上げられている。和田の紅白落選だけが、奇妙にスルーされていた。 「紅白落選ネタに絡むためか、1日にほぼ最後の番組収録が行われたSMAP解散ネタにも一切言及されませんでした。ほかに取り上げるべきネタがあるだろうと、視聴者なら誰もが思ったでしょうね。ネット上では『いつもはさんざん世の中をイジってるのに、自分はスルーか?』『アッコさんが強気なのって、メンタルの弱さの裏返し?』『とんだチキンだな』といったツッコミが多発しています」(同)  この日の出演者は、峰竜太以下、勝俣州和、カンニング竹山が並ぶ安定の“アッコファミリー”の布陣。そこに、トレンディエンジェル、舟山久美子、国山ハセンアナウンサーが加わり、グラビアアイドルの都丸紗也華が初登場した。このメンバーでは、和田に斬り込める者は誰もいまい。 「この日は『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の放送日でしたが、昨年のチャンピオンであるトレンディエンジェルが出ているにもかかわらず、その話は一切出ませんでした。他局とはいえ、これだけ注目度の高いトピックに言及しないのも不自然でしたね。この番組の“亜空間”には『紅白』も『SMAP解散』も『M-1』も存在しないのでしょうか」(同)  近年の和田は、芸能や時事ニュースに見当ハズレのコメントを出すなど“老害化”が指摘されている。そのため、長寿番組である『アッコにおまかせ!』の打ち切り説もたびたびささやかれている。紅白落選に続き、テレビから和田 が消える日は近いのかもしれない。 (文=平田宏利)

SMAP解散、テレビ界の本音は「番組が1つ終わるだけ」「あまり関心ない」

 SMAP解散まで、いよいよラスト1カ月を切った。ファンの間では「事務所が悪い」「事務所が解散を決めた」といった声が多く上がっている。

「ファンの強い願望はわかりますが、解散についての経緯は大筋、報道されている通りだと思います。解散が近づき、割り切ったというか、腹を決めたあたりからグループ内の雰囲気が良くなったようですけど……。また、どういう事情かは定かではありませんが、フジテレビ的には『SMAP×SMAP』を5年後の放送25周年で終わりにしようという算段もあったようです。ところがその前にSMAPが解散してしまうという、フジも予想だにしなかった幕切れとなってしまいました」(バラエティ番組カメラマン)

 さて、アイドルという枠を超えて国民的グループに成長したSMAPを、テレビ業界はどう見ているのだろうか?

「一個人としては一抹の寂しさはありますね。彼らが、かつて“テレビ番外地”と呼ばれたテレビ東京で初めて冠番組を持ち、それからスターダムにのし上がっていく過程を、まがりなりにも見てきましたから。また、よく業界内で話されていたのは、SMAPの駆け出し時に売り込みに来られたが、むげに断ってしまい、その後売れた姿を見て『あの時つかまえておけば……』と後悔しているというものです。おそらく、その時売り込みに来ていたのが、元チーフマネージャーの飯島三智女史なんでしょう」(放送作家)

 しかし、残り1カ月となったSMAPについては、意外にも、業界内はそこまで悲しみに包まれていないという。

「アイドルグループとしては異例の20年という長寿冠番組を持っていることや、メンバー個々人の影響力、さらに『世界に一つだけの花』という人間のあり方を問うようなヒット曲があることから、日本人の心のような存在として認知されているSMAPですが、結局彼らが集まる番組は『スマスマ』しかない。マインドとしては、SMAP喪失は大きな損失であるものの、実質的には1つ番組が終わるというだけです。それよりも、各メンバーの担当番組が来年以降どう動くのか、それとも動かないのかが注目されています」(同)

 特に熱視線を浴びているのが、やはり中居正広だという。TBSにおいては、週の中で最も数字が高い金曜日のゴールデンタイム。その一角をなす『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』や、日本テレビでは笑福亭鶴瓶との掛け合いが人気の『ザ!世界仰天ニュース』、深夜12時前後にもかかわらず7%の高視聴率を叩きだす『ナカイの窓』など、人気番組を数多く抱える売れっ子タレントだ。

「中居の番組がどうなるのかは、大いに気になりますね。逆に、他メンバーのレギュラー番組の今後については、シビアな言い方かもしれませんが、あまり関心がないのが本音です」(同)

 さらに、テレビ業界内で心配されているのは、SMAPよりも「『スマスマ』なき後のフジ月曜日」だという。

「一時期は2ケタに乗っていた『痛快TVスカッとジャパン』も最近へばってきていますし、月9は惨憺たる状況。それに加えて『スマスマ』の後継番組は、過去3回の放送で平均わずか7%という視聴率の『ズレ↓オチ』です。月曜日のフジテレビは今まで頑張ってきた方ですが、来年以降は崩壊するでしょう」(制作会社ディレクター)

 いずれにしても『スマスマ』最終回は今月26日。5人はファンにどんな姿を見せてくれるのか? フジにとって最後となる、“高視聴率の月曜”となりそうだ。

西川史子、激ヤセ騒動のウラでささやかれる「30代一般男性と失恋」のウワサ

 最近、体調不良によるレギュラー番組の欠席が相次いでいる西川史子に対して、ネット上で心配の声が飛び交っている。今月3日には、急性胃腸炎で入院していることが明らかになり、以前から“激ヤセ”したことにも注目が集まっていたが、関係者によれば「西川は激ヤセが話題になる直前、“失恋”していたようだ」という。

「西川は、2009年に元葛飾区議の福本亜細亜氏と結婚するも、14年には離婚。直後に出演した『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、『私が至らなかった』と涙目で語るなど、精神的にかなり参っているようでした」(テレビ局関係者)

 そんな西川は、今年2月放送の『私の何がイケないの?』(同)で、「物忘れがヒドい」「番組共演者にイライラする」といった更年期障害と思われる症状を告白。さらに、9月頃からは、西川の激ヤセした姿がネット上で話題となった。

「9月28日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、痩せこけた西川に気付いたネットユーザーは、『何があったの?』『顔が以前と全然違う』などと騒然としていました。さらに、10月12日の放送回では、西川のうつろな表情にも注目が集まり、一部ネット上では『深刻な病気なのではないか?』といわれるようになったんです」(同)

 心配の声が噴出する中で、西川が急性胃腸炎により入院していたことが発覚。5月にも1度、同じ診断で入院していたものの、退院後も不調に悩まされていたという。

「西川の所属事務所・ホリプロは、マスコミ宛のFAXで『11月30日に体調不良を訴え、翌12月1日に都内の病院へ行ったところ、急性胃腸炎と診断。そのまま入院することになりました』と、説明。そして、『この機会に少しの間お仕事をお休みすることにいたしました』などと休業宣言もしています」(同)

 そんな中、業界内では、西川の“失恋話”がまことしやかにささやかれているという。

「西川は少し前まで、業界とは関係のない、30代の一般サラリーマンと交際していたそうです。彼は周囲に『西川史子と付き合ってる』『この間ついにキスした』などと、吹聴していたのだとか。相手がそんな調子だったせいか、結局交際期間はほんの一瞬だったようです。その別れた時期というのが、『ノンストップ!』に激ヤセ姿で出演する直前だったため、事情を知る関係者は『心労が重なりすぎたのかも』とささやき合っていました」(芸能プロ関係者)

 西川の心身の不調が、一刻も早く改善するよう祈るばかりだ。

ジャニーズWEST最年少「ピンチをチャンスに変えて抱き寄せる男」小瀧望に見た“スター性”

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回は、2014年にデビューしたジャニーズWESTのメンバー、小瀧望(こたき・のぞむ)を取り上げる。グループ最年少でありながら、身長は183cmとグループで最も高く、クールな真顔と、人懐っこい笑顔のギャップにやられるファンも多い。また、7歳上の姉がいることから甘えん坊でマイペースな一面も持ち合わせ、自由奔放なキャラクターから「国民的弟」と呼ぶ人も。
 
 さて「グループ最年少」というのは、ファンにとっては何物にも代えがたい存在だ。それは、香取慎吾を例に取るとわかりやすいだろう。彼がSMAPとしてデビューしたのは11歳、まだランドセルを背負っていた頃。香取より年上のファンは、それからの約30年間を、我が子のように見届けてきた。このように「最年少メンバー」というのは、アイドルとしての成長の過程を、より長く楽ませてくれるのだ。
 
 そんな小瀧はまだテレビへの露出は少ないものの、今年4~6月クールに放送されたドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)では、連ドラ初挑戦ながら、嵐・大野智演じるホテル社長・鮫島零治に勝手に頼られていると思い込む天才的“勘違い”社員・三浦家康を好演。オンエア当時は「三浦だけでスピンオフやって」というラブコールがネット上に殺到。また、この演技が高く評価され、「第89回『ザ・デレビジョン』ドラマアカデミー賞」では助演男優賞3位に選出。「読者票」ランキングでは、あの『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の香川照之に次ぐ2位につけるほど。
  
 彼が演技力だけではなく、スター性にも満ちあふれていることを自ら証明してみせたのは、先月24日放送の『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍究極バトル“ゼウス”』(同)でのこと。この番組は、嵐・櫻井と有吉が、それぞれジャニーズ軍と芸人軍を結成、さまざまなアトラクションで対決するという人気のスペシャル番組である。だがジャニーズ勢は、過去2回とも芸人軍の前に敗れている。
 
 そんな絶対に負けられない第3章同じジャニーズWESTの藤井流星、重岡大毅がなかなか結果を残せない中、一人気を吐いたのが小瀧だった。まずは2ndバトル「ゼウスアーチェリー」。6m先の的の中心を射抜いて高得点を狙うこの種目で、先攻の芸人軍・FUJIWARA原西が両軍初の500ポイントを獲得し、点差を1,200対700とジャニーズを大きく引き離す。そこで櫻井から直々に指名されたのが、小瀧だった。

 そこで弱冠20歳の彼は、先輩にこう返してみせる。「正直、ちょっと緊張してますけど、櫻井君から、『ここは小瀧』と指名をもらったので、それに応えられるくらいの結果を出したいと思います」

 その言葉通り、彼は見事500ポイントのエリアを射抜き、1,200対1,200の同点に持ち込むことに成功。この展開には、さすがの有吉も「今のはシビれましたね~!」と感服し、お茶の間にも「ジャニーズWESTに小瀧あり」を印象付けた。『セカムズ』で彼が演じた三浦家康の名ゼリフの中に「ピンチをチャンスに変えて抱き寄せる男」というものがあったが、まさに今、ここで体現してみせたのだ。
<!– Separator for PageBute –>
 だが、当の小瀧は「自分では全然納得いってない」とした上で、その理由を「練習で3回中2回1,000点に入れた」と、さらりと告白。スタジオ中を驚かせたのである。

 小瀧は5thバトル「ゼウスPK」でも、抜群の運動神経を見せつけた。芸人軍の守護神と称される名ゴールキーパーで、ことごとくスーパーセーブを決めてきたイチローのモノマネ芸人・ニッチロー’に、ジャニーズ軍で唯一ゴールを決めたのだ。さらに彼がスゴいのは、このあとだった。ボールをはじこうとダイビングして倒れたニッチロー’を抱き起こそうと、手を差し伸べていたのだ。なんてジェントルマン。

 放送3時間の中で、最も長く尺が使われ、また見せ場を作ったジャニーズタレントは小瀧だった。あの伊野尾慧でさえも、櫻井から「アーチェリーやる前にブロウしたでしょ?」「そうですね。このアーチェリーやる前にブロウし直してきました」というやりとりがあった程度だ。

 最終的にジャニーズ軍は初めて総合優勝を勝ち取ったが、その裏にはこうした小瀧の活躍があったことは紛れもない事実で、その名は番組スタッフをはじめ、業界人にも浸透していくだろう。もちろん、次の『ゼウス』にも、彼は呼ばれるハズ。そのときまで、彼が役者として、そしてタレントとしてさらに成長していることを願いたい。
(文=都築雄一郎)

カテゴリー: 未分類 | タグ:

デヴィ夫人が番組で広瀬すずをフルボッコ「こんな子、抹殺しちゃっていい」

devifujin1208.jpg
撮影=後藤秀二
 女優の広瀬すずに、またひとり敵が現れたようだ。  12月3日に放送された『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ)では、2016年版「女に嫌われるオンナ」ランキングを発表。栄えある(?)1位には、大麻事件で逮捕された高樹沙耶(本名:益戸育江)容疑者が輝いた。  2位加藤紗里、3位坂口杏里、4位上西小百合、5位ベッキーと順当なメンバーがランキンクインする中、なんと映画やドラマに引っぱりだこの広瀬が19位に飛び込んだ。  番組では、「どうして照明さんになろうと思ったんだろう?」と上から目線でスタッフをバカにしたような一言や、コインランドリー利用者に対して「家に洗濯機買えばいいのに」などと言い放った過去の発言を紹介。それを聞いたデヴィ夫人が広瀬に憤慨し、これでもかというくらいフルボッコにしたのだ。 「広瀬の予想外のランクインに、出演していた男性タレントらが『なんで? ただただ、かわいいだけでしょう』と驚く中、デヴィ夫人はそれを遮るように『こんな小憎らしいことを言う人が、かわいいですか?』とピシャリ。さらには『18歳でしょ? こんな子、抹殺しちゃっていいと思う』と物騒な発言を繰り出しました。横にいた遥洋子が『まだ18歳だから言っちゃったってこと、ないですか?』とフォローするも、返す刀で『この人、年とったら、もっとひどくなるわよ』とメッタ斬りでしたね」(週刊誌記者)  ネット上では「言いすぎだけど、わかる」「照明さんのくだりは、完全に“なんでこんな仕事してんの?”って、バカにしている顔だった」「いまどき小学生でも、こんなこと言ったらまずいってわかる」「寺田心のほうが大人」と、あらためてデヴィ夫人に拍手を送る人が多かった。  バラエティに出演するたびに炎上騒動を起こす広瀬は、いまや“若き失言女王”の異名を取っている。 「昨年『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演した際にも、収録時に稲垣吾郎からじっと見つめられていたことについて『私をすごいガン見してて、目が合うとそらすようなことが3度もあった』と発言。本人は、私がかわいいから見られていたと勘違いしていたようですが、稲垣は以前共演していた子を捜していただけとのこと。『それはクレームかなんか? 見ちゃダメなの?』『そんなに不快感を与えたなら、すみませんでした』とキレ気味に答えていました」(テレビ誌ライター)  意外にアンチが多いことがわかった広瀬。一般人のみならず、芸能界でも敵が増えていかなければいいが。