SMAP・草なぎ剛主演の1月期『嘘の戦争』、業界内で「まったく話題になっていない」謎

 来年1月期に放送開始となるSMAP・草なぎ剛の最新主演連ドラ『嘘の戦争』(フジテレビ系)。業界内では、木村拓哉の主演作『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系)に比べると、「まったくと言っていいほど話題になっていない」(芸能プロ関係者)という。

 『嘘の戦争』は、昨年の草なぎ主演ドラマ『銭の戦争』(同)のスタッフが再集結しており、「◯◯の戦争シリーズ第二弾」と謳われている。天才詐欺師を演じる草なぎのほか、ヒロインに水原希子、また藤木直人やジャニーズ事務所の後輩であるSexy Zone・菊池風磨の出演も発表された。

「今年初め頃には、『来年1月期に草なぎの主演作が内定』という話が業界内に流れてきました。『A LIFE』とともに実質的に元チーフマネジャー・飯島三智氏の“置き土産”といわれています」(芸能プロ関係者)

 しかし、事前に企画や共演者など、さまざまな情報が週刊誌に報じられていた『A LIFE』とは違い、『嘘の戦争』に関しては、「企画が二転三転している」など、内幕がほんの少し報じられたのみだった。

「一連の解散騒動で、“裏切り者”のレッテルを貼られた木村にとって、『A LIFE』が低視聴率に沈んでしまうと、今後の芸能活動を大きく左右しかねない。一方の草なぎは、本作がコケても、そこまでのダメージは受けません。そのため、業界内で話題に上がらないし、マスコミの取材にも熱が入りにくいのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 草なぎのドラマ主演に関しては、「近年は大ヒットこそないものの、大コケすることもなく10%前後という、“スマッシュヒット”レベルをキープしている。ちまたでは、視聴率争いに注目する人もいるかもしれませんが、TBSの高視聴率枠である日曜午後9時の『A LIFE』と、低迷が続くフジ火曜午後9時の『嘘の戦争』を比較すること自体、ナンセンスですよ」(前出・芸能プロ関係者)という。

 また、『嘘の戦争』より、『A LIFE』の内情がより多く外部に漏れているといいつつも、この2作品に関しては、「ほかのドラマと比べると、局側の情報管理は徹底している」(前出・記者)ようだ。

「SMAP解散後初のメンバー主演作ということで、局も気を使っているのでしょう。出演オファーがあったタレントのプロダクション幹部でさえ、詳しい内情は把握していなかったようです。局サイドからすれば、事前に情報が漏れてしまう時点で大問題なんですけどね」(同)

 放送を前に、SMAPは解散を迎えることとなってしまうが、果たして草なぎはどんな演技を見せてくれるのだろうか。

SMAP・草なぎ剛主演の1月期『嘘の戦争』、業界内で「まったく話題になっていない」謎

 来年1月期に放送開始となるSMAP・草なぎ剛の最新主演連ドラ『嘘の戦争』(フジテレビ系)。業界内では、木村拓哉の主演作『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系)に比べると、「まったくと言っていいほど話題になっていない」(芸能プロ関係者)という。

 『嘘の戦争』は、昨年の草なぎ主演ドラマ『銭の戦争』(同)のスタッフが再集結しており、「◯◯の戦争シリーズ第二弾」と謳われている。天才詐欺師を演じる草なぎのほか、ヒロインに水原希子、また藤木直人やジャニーズ事務所の後輩であるSexy Zone・菊池風磨の出演も発表された。

「今年初め頃には、『来年1月期に草なぎの主演作が内定』という話が業界内に流れてきました。『A LIFE』とともに実質的に元チーフマネジャー・飯島三智氏の“置き土産”といわれています」(芸能プロ関係者)

 しかし、事前に企画や共演者など、さまざまな情報が週刊誌に報じられていた『A LIFE』とは違い、『嘘の戦争』に関しては、「企画が二転三転している」など、内幕がほんの少し報じられたのみだった。

「一連の解散騒動で、“裏切り者”のレッテルを貼られた木村にとって、『A LIFE』が低視聴率に沈んでしまうと、今後の芸能活動を大きく左右しかねない。一方の草なぎは、本作がコケても、そこまでのダメージは受けません。そのため、業界内で話題に上がらないし、マスコミの取材にも熱が入りにくいのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 草なぎのドラマ主演に関しては、「近年は大ヒットこそないものの、大コケすることもなく10%前後という、“スマッシュヒット”レベルをキープしている。ちまたでは、視聴率争いに注目する人もいるかもしれませんが、TBSの高視聴率枠である日曜午後9時の『A LIFE』と、低迷が続くフジ火曜午後9時の『嘘の戦争』を比較すること自体、ナンセンスですよ」(前出・芸能プロ関係者)という。

 また、『嘘の戦争』より、『A LIFE』の内情がより多く外部に漏れているといいつつも、この2作品に関しては、「ほかのドラマと比べると、局側の情報管理は徹底している」(前出・記者)ようだ。

「SMAP解散後初のメンバー主演作ということで、局も気を使っているのでしょう。出演オファーがあったタレントのプロダクション幹部でさえ、詳しい内情は把握していなかったようです。局サイドからすれば、事前に情報が漏れてしまう時点で大問題なんですけどね」(同)

 放送を前に、SMAPは解散を迎えることとなってしまうが、果たして草なぎはどんな演技を見せてくれるのだろうか。

深キョンファン悲鳴! 1月期TBSドラマ『下剋上受験』に、まさかの“母親役”で出演

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『深田恭子写真集 AKUA』(集英社)
 来年1月期にTBS系で放送される連続ドラマ『下剋上受験』(金曜午後10時~)に、深田恭子がヒロインとして出演することがわかった。役どころは、阿部サダヲの妻で、小学校5年生の娘を持つ元ヤンの母親役。この役柄に、ファンからは「深キョンの母親役や人妻役なんて見たくない!」などと、ブーイングが飛んでいるというのだ。  深田は11月2日で34歳になり、母親役をやってもおかしくはない年齢だが、依然“キュートさ”が売り。今年1月期に主演した『ダメな私に恋してください』(同)では、ディーン・フジオカや三浦翔平を相手に、キュンキュンする乙女を演じ、好評を博した。また、『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)で、主役の亀梨和也と濃厚なラブシーンを演じたのも記憶に新しい。  ファンとしては、深田の次回作にも、その“かわいさ”が前面に出た役柄を期待していたようだが、よもやの既婚者で子持ちの役とあって、落胆を隠せないようだ。 『下剋上受験』は、元不良で中卒の父・桜井信一(阿部)と、偏差値41の落ちこぼれの娘・佳織(山田美紅羽=みくう)が受験塾にも通わず、二人三脚で最難関中学を目指した“奇跡の実話”をドラマ化した作品。原作は桜井信一氏の同名ノンフィクションで、脚本は『ナースのお仕事』『お金がない!』(フジテレビ系)、『味いちもんめ』(テレビ朝日系)などを手掛けた両沢和幸氏が担当する。  そのほかのキャストは、要潤、小芝風花、風間俊介、小林薫、レゲエグループ「湘南乃風」・若旦那、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介ら。  深キョンファンにとっては不本意な役どころではあるが、出演する以上は、高視聴率を獲得してほしいところ。だが、不安な点もある。“演技派”として知られる阿部が前回、連ドラで主演した『心がポキッとね』(フジテレビ系)は全話平均6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死しており、その主役としての潜在視聴率に疑問符がつく。また、TBS「金10」ドラマは、今年1月期『わたしを離さないで』(綾瀬はるか主演)が6.8%、同7月期『神の舌を持つ男』(向井理主演)が5.6%と、よもやの低視聴率に沈むなど低迷が続いている枠だ。 『下剋上受験』には、周囲の不安を一掃して、高視聴率をマークしてほしいものだが……。 (文=田中七男)

【実写映画レビュー】シリーズ最高の美しいラストは「正しい政治的選択」の末に――『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
 満を持して公開された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。2001年から通算8本が製作された「ハリー・ポッター」シリーズ5年ぶりの最新作……というより、ハリポタ本編に登場する架空の書物『幻の動物(ファンタスティック・ビースト)とその生息地』の著者を主人公としたスピンオフである。原作者のJ.K.ローリング自身が映画のために脚本を書き起こした、5部作の第一弾だ。  舞台は第一次世界大戦後、1926年のニューヨーク。世界中を巡って魔法動物を捕獲・記録している魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが、トランクから逃げてしまった魔法生物たちを回収する物語だ。彼と行動を共にするのは3人。ニュートとそっくりのトランクを持っていたため騒動に巻き込まれた中年男性・コワルスキー、アメリカ合衆国魔法議会で働く女性魔法使いのティナ、ティナと同じ職場で働くセクシーな妹のクイニー。子供たちの冒険と成長を描いたハリポタ本編とは異なる「大人4人」というわけだ。  本作は、過去のハリポタシリーズに精通していなくとも、独立作品として十分に楽しめる。CGで描画された愛らしい魔法動物たちは、CGとわかっていてもキュン死するほどキュートだし、ジャズとアールデコと自動車文化に彩られた20年代ニューヨークの街並みは、文豪フィッツジェラルドの世界を忠実に映像化したかのごとく、クールで洒脱。これが英国産のハリポタテイストと奇妙になじむのは、伝統社会から大衆消費社会への過渡期にあったこの時代のアメリカが、伝統的魔法社会と現代人間社会との共存を描いていたハリポタ本編と、似通った空気をまとっているからかもしれない。 「街で大暴れする魔法動物の描写と、その捕獲アクション」は本作の大きな見どころだが、それは物語の縦糸にすぎない。では横糸は何かといえば、異なる種族である「魔法使い」と「人間」との“民族共存”についての、悪役側からの問題提起だ。ハリポタファンなら聞き覚えがあるだろう。これはハリポタ本編のラスボス、ヴォルデモート卿の目的だった「魔法使いの純血種だけによる世界の構築=人間の殲滅」の草稿のようなものだ。  本作で魔法使いの能力を持つ者は、その能力を人間社会に知られないように生きている。大騒動になるからだ。よって魔法界の法体系においては、人間の前で魔法を使ったらその人間の記憶を消去する魔法「オブリビエイト」を唱えることが義務化されており、怠れば罪に問われる。  しかしよくよく考えてみれば、これはおかしい。人を傷つけたならまだしも、単に魔法を人間に見せただけで、つまり「本来持っている能力を人前で発揮する」だけで罪になるとはこれいかに。彼らは魔法使いに生まれたというだけで言動が制限される。これはほとんど、肌の色や出身地で居住地や職業が制限される現実の社会そのままだ。被差別というやつである。  だから本作の終盤で明かされる“黒幕”の魔法使いは、魔法使いが魔法使いであることを隠して人間社会で生きなければならないことに我慢できない。自分たちのアイデンティティが尊重されないことに激しく憤っている。そこで彼が目をつけたのが、「オブスキュラ」という生命体だ。これは、魔法使いが魔法を使うのを抑圧された時に生まれる怨念が実体化した寄生生物のようなもの。かつて魔法使いが人間に迫害されていたころに生まれたというが、概念的には『スター・ウォーズ』におけるフォースの暗黒面、『もののけ姫』におけるタタリ神が近い。黒幕はオブスキュラの圧倒的な破壊力を使って人間社会を打ち負かし、魔法使いにとって住みよい世界を作ろうとする。  本作でこの黒幕はもちろん悪人として描かれているが、ひとつの疑問が湧きあがる。黒幕の思想は本当に“悪”なのだろうか? かつて人種丸ごと迫害された歴史を持ち、現在も肩身狭く息を潜めて暮らさなければならない者が、革命の狼煙をあげることが、そんなに糾弾されることなのか?  本作の舞台がハリポタ本編の舞台であるイギリスではなく、移民も含めた人種のるつぼであるアメリカであるという点は、とても示唆的だ。物語冒頭、パン屋を開業したいと銀行に金策に行くも断られてしまうコワルスキーは、名前からしてポーランド系移民。現在は缶詰工場で貧しく働いているという設定だ。この時代、アメリカは経済発展の真っただ中だったが、非北欧系の移民流入は1924年移民法(ジョンソン=リード法)によって厳しく制限されていた。平たく言えば、移民は社会の邪魔者扱いだったのだ。特定国籍・特定人種の肩身が狭くなるのは、いつの時代、どんな場所でも起こりうる。  当然ながら、人間との衝突を避けて平穏な社会を維持しようとする合衆国魔法議会は、魔法使い(という人種)だけの幸せを願う黒幕と真っ向から対立することになる。その構図は、90年後に同じ国で行われた大統領選を想起させはしないだろうか。世界全体の融和を掲げるグローバリズムと、自国第一を掲げる保護主義が真っ向から対立した、あれだ。それを踏まえると、劇中で黒幕が魔法議会の議長(黒人の女性だ)に向けて叫ぶ「誰を守るための法だ!」は、ひたすら重い。  その対決は、口に砂を含んだような苦味をわずかに残して、雌雄が決される。どちらかの主張が通ればどちらかが退けられるのは、まさしく選挙と同じ。双方の政治的主張だけに耳を傾けるなら、一見してどちらが正しいとも言い難い。  しかし物語が選択した結論は、おそらく選ばなかった結論よりも、きっと素晴らしいものだった。その証拠に、魔法使いのクイニーと人間であるコワルスキーの恋の行方を描いた終盤のくだりと最終カットは、今までのどのハリポタシリーズよりも美しく、切なく、希望に満ちている。ハリポタを卒業した大人こそ見届けるべき、最高のラストシーンではなかろうか。 (文・稲田豊史) (C)2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. J.K. Rowling’s Wizarding World TM J.K. Rowling and Warner Bros. Entertainment Inc.

【実写映画レビュー】シリーズ最高の美しいラストは「正しい政治的選択」の末に――『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
 満を持して公開された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。2001年から通算8本が製作された「ハリー・ポッター」シリーズ5年ぶりの最新作……というより、ハリポタ本編に登場する架空の書物『幻の動物(ファンタスティック・ビースト)とその生息地』の著者を主人公としたスピンオフである。原作者のJ.K.ローリング自身が映画のために脚本を書き起こした、5部作の第一弾だ。  舞台は第一次世界大戦後、1926年のニューヨーク。世界中を巡って魔法動物を捕獲・記録している魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが、トランクから逃げてしまった魔法生物たちを回収する物語だ。彼と行動を共にするのは3人。ニュートとそっくりのトランクを持っていたため騒動に巻き込まれた中年男性・コワルスキー、アメリカ合衆国魔法議会で働く女性魔法使いのティナ、ティナと同じ職場で働くセクシーな妹のクイニー。子供たちの冒険と成長を描いたハリポタ本編とは異なる「大人4人」というわけだ。  本作は、過去のハリポタシリーズに精通していなくとも、独立作品として十分に楽しめる。CGで描画された愛らしい魔法動物たちは、CGとわかっていてもキュン死するほどキュートだし、ジャズとアールデコと自動車文化に彩られた20年代ニューヨークの街並みは、文豪フィッツジェラルドの世界を忠実に映像化したかのごとく、クールで洒脱。これが英国産のハリポタテイストと奇妙になじむのは、伝統社会から大衆消費社会への過渡期にあったこの時代のアメリカが、伝統的魔法社会と現代人間社会との共存を描いていたハリポタ本編と、似通った空気をまとっているからかもしれない。 「街で大暴れする魔法動物の描写と、その捕獲アクション」は本作の大きな見どころだが、それは物語の縦糸にすぎない。では横糸は何かといえば、異なる種族である「魔法使い」と「人間」との“民族共存”についての、悪役側からの問題提起だ。ハリポタファンなら聞き覚えがあるだろう。これはハリポタ本編のラスボス、ヴォルデモート卿の目的だった「魔法使いの純血種だけによる世界の構築=人間の殲滅」の草稿のようなものだ。  本作で魔法使いの能力を持つ者は、その能力を人間社会に知られないように生きている。大騒動になるからだ。よって魔法界の法体系においては、人間の前で魔法を使ったらその人間の記憶を消去する魔法「オブリビエイト」を唱えることが義務化されており、怠れば罪に問われる。  しかしよくよく考えてみれば、これはおかしい。人を傷つけたならまだしも、単に魔法を人間に見せただけで、つまり「本来持っている能力を人前で発揮する」だけで罪になるとはこれいかに。彼らは魔法使いに生まれたというだけで言動が制限される。これはほとんど、肌の色や出身地で居住地や職業が制限される現実の社会そのままだ。被差別というやつである。  だから本作の終盤で明かされる“黒幕”の魔法使いは、魔法使いが魔法使いであることを隠して人間社会で生きなければならないことに我慢できない。自分たちのアイデンティティが尊重されないことに激しく憤っている。そこで彼が目をつけたのが、「オブスキュラ」という生命体だ。これは、魔法使いが魔法を使うのを抑圧された時に生まれる怨念が実体化した寄生生物のようなもの。かつて魔法使いが人間に迫害されていたころに生まれたというが、概念的には『スター・ウォーズ』におけるフォースの暗黒面、『もののけ姫』におけるタタリ神が近い。黒幕はオブスキュラの圧倒的な破壊力を使って人間社会を打ち負かし、魔法使いにとって住みよい世界を作ろうとする。  本作でこの黒幕はもちろん悪人として描かれているが、ひとつの疑問が湧きあがる。黒幕の思想は本当に“悪”なのだろうか? かつて人種丸ごと迫害された歴史を持ち、現在も肩身狭く息を潜めて暮らさなければならない者が、革命の狼煙をあげることが、そんなに糾弾されることなのか?  本作の舞台がハリポタ本編の舞台であるイギリスではなく、移民も含めた人種のるつぼであるアメリカであるという点は、とても示唆的だ。物語冒頭、パン屋を開業したいと銀行に金策に行くも断られてしまうコワルスキーは、名前からしてポーランド系移民。現在は缶詰工場で貧しく働いているという設定だ。この時代、アメリカは経済発展の真っただ中だったが、非北欧系の移民流入は1924年移民法(ジョンソン=リード法)によって厳しく制限されていた。平たく言えば、移民は社会の邪魔者扱いだったのだ。特定国籍・特定人種の肩身が狭くなるのは、いつの時代、どんな場所でも起こりうる。  当然ながら、人間との衝突を避けて平穏な社会を維持しようとする合衆国魔法議会は、魔法使い(という人種)だけの幸せを願う黒幕と真っ向から対立することになる。その構図は、90年後に同じ国で行われた大統領選を想起させはしないだろうか。世界全体の融和を掲げるグローバリズムと、自国第一を掲げる保護主義が真っ向から対立した、あれだ。それを踏まえると、劇中で黒幕が魔法議会の議長(黒人の女性だ)に向けて叫ぶ「誰を守るための法だ!」は、ひたすら重い。  その対決は、口に砂を含んだような苦味をわずかに残して、雌雄が決される。どちらかの主張が通ればどちらかが退けられるのは、まさしく選挙と同じ。双方の政治的主張だけに耳を傾けるなら、一見してどちらが正しいとも言い難い。  しかし物語が選択した結論は、おそらく選ばなかった結論よりも、きっと素晴らしいものだった。その証拠に、魔法使いのクイニーと人間であるコワルスキーの恋の行方を描いた終盤のくだりと最終カットは、今までのどのハリポタシリーズよりも美しく、切なく、希望に満ちている。ハリポタを卒業した大人こそ見届けるべき、最高のラストシーンではなかろうか。 (文・稲田豊史) (C)2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. J.K. Rowling’s Wizarding World TM J.K. Rowling and Warner Bros. Entertainment Inc.

「怪しい人しかいなかった…」マッチングアプリ経験者たちのリアルな声

 近年、大量にリリースされ続けているマッチングアプリ。実際、読者の皆さまにはどのくらい普及しているのか探るべく、先週より募集していたmessy調査。今回もたくさんの回答、誠にありがとうございます! 早速開票です。 【利用したことはありますか?】 はい:88.2% いいえ:11.8 【「はい」と答えた方の理由や感想】 ・ちょっとムラムラしてたから(35歳) ・合コンや街コンより、安くて多くの人に出会えるから何度か利用しました。が、チャラい人か冴えない人か怪しい人しかいませんでした(24歳) ・春から夏にかけて、Tinderで日本在住の外国人とお茶やご飯に行ってました。英語の練習になるし、普段会う機会のないタイプの人に会えて面白いし、あわよくば彼氏ができたらラッキー、くらいの感覚でした。ドイツ人の辛辣な検視医、ベラルーシ人の絶対に笑わない日本オタク(すごく温厚)、アメリカ人のイラストレーター、などなど、バラエティ豊かな人と話ができて楽しかったです。 いわゆるヤリ目の人はプロフィールとチャットの内容で大体わかりますから、会ってから不快な思いをしたことはありませんでした(ヤリ目の人は、「Tinderでマッチした相手とセックス以外にやることあんの?」と、みなさん非常に偉そうだったのが印象的でした)。結局その中で知り合ったごく普通のアメリカ人男性と交際を始め、もうすぐ4カ月が経ちます。クリスマスが楽しみです☆(28歳) ・「映画好き」という共通点で盛り上がって会ったはいいけど、好きなジャンルが違ってあまり噛み合わなかった。お互い大失恋のリハビリ中ということで、たまにご飯だけ行く友達になった。留学先でアプリを利用した際に知り合った男には、「街を案内するよ!」と言われて何度かセックスもしたけど、バツイチ子持ちな上に元彼女と裁判沙汰で揉めている、という事実が発覚して切った(26歳) ・身の回りに出会いもなく、引っ込み思案で男の人に誘われることもなかったので、以前から異性との出会いはほぼネット上でした。最近のマッチングアプリは他SNSと連動しているため、他の出会い系サイトより安心感があり、出会いたい人が多い印象でした(32歳) ・4年以上彼氏がいないと友人に相談した時に勧められて始めました。アプリを始めてから三カ月半でデートしたのは5人。そのうち二人は、初めてのデートでボディータッチの激しさと初対面で手を繋いできたので、セックス目的だと思って二度と会いませんでした(31歳) ・彼氏と別れた寂しさを埋めるのと男友達が欲しいなと思い、登録してみました。会ってみると、正直、意外に紳士的でかっこいい男性が多かったです。ただ、人によってはその日のうちに関係を持とうとする場合もあるので、見極めや注意は必要だなと感じました(25歳) ・職場が女性ばかりで出会いがなく、試しにと軽い気持ちで。3箇所登録していて、結婚を前提としたところ、お付き合いを前提としたところがあり、サイトによって自己アピールの仕方が違って面白いです(23歳) 【「いいえ」と答えた方の理由や感想】 ・利用してみたいけど、他SNSを介してログインしなきゃいけないアプリが多くて悩んでいます。情報が漏れるのが恐い……(27歳) ・写真と実物なんて同じわけないから(31歳) ・事件に巻き込まれたりしてもおかしくないから。都心ならまだしも、私が住んでいる田舎なら尚更です(24歳) ・マッチングアプリって、要するに出会い系ですよね。出会い系の暗くて“陰”なイメージが拭えません(33歳)  日本でリリースされた直後は半信半疑で利用していた人が多かった印象ですが、平成生まれの間では「当たり前」とも言われているマッチングアプリでの出会い。しかし、「当たり前」になってからのほうが要注意です。気軽に出会えることが広まると、サクラや宗教、ネットワークビジネスの勧誘なども増えるでしょう。どんな出会いにせよ、結局は自分の見る目や見極めが肝心なんですよね。

「怪しい人しかいなかった…」マッチングアプリ経験者たちのリアルな声

 近年、大量にリリースされ続けているマッチングアプリ。実際、読者の皆さまにはどのくらい普及しているのか探るべく、先週より募集していたmessy調査。今回もたくさんの回答、誠にありがとうございます! 早速開票です。 【利用したことはありますか?】 はい:88.2% いいえ:11.8 【「はい」と答えた方の理由や感想】 ・ちょっとムラムラしてたから(35歳) ・合コンや街コンより、安くて多くの人に出会えるから何度か利用しました。が、チャラい人か冴えない人か怪しい人しかいませんでした(24歳) ・春から夏にかけて、Tinderで日本在住の外国人とお茶やご飯に行ってました。英語の練習になるし、普段会う機会のないタイプの人に会えて面白いし、あわよくば彼氏ができたらラッキー、くらいの感覚でした。ドイツ人の辛辣な検視医、ベラルーシ人の絶対に笑わない日本オタク(すごく温厚)、アメリカ人のイラストレーター、などなど、バラエティ豊かな人と話ができて楽しかったです。 いわゆるヤリ目の人はプロフィールとチャットの内容で大体わかりますから、会ってから不快な思いをしたことはありませんでした(ヤリ目の人は、「Tinderでマッチした相手とセックス以外にやることあんの?」と、みなさん非常に偉そうだったのが印象的でした)。結局その中で知り合ったごく普通のアメリカ人男性と交際を始め、もうすぐ4カ月が経ちます。クリスマスが楽しみです☆(28歳) ・「映画好き」という共通点で盛り上がって会ったはいいけど、好きなジャンルが違ってあまり噛み合わなかった。お互い大失恋のリハビリ中ということで、たまにご飯だけ行く友達になった。留学先でアプリを利用した際に知り合った男には、「街を案内するよ!」と言われて何度かセックスもしたけど、バツイチ子持ちな上に元彼女と裁判沙汰で揉めている、という事実が発覚して切った(26歳) ・身の回りに出会いもなく、引っ込み思案で男の人に誘われることもなかったので、以前から異性との出会いはほぼネット上でした。最近のマッチングアプリは他SNSと連動しているため、他の出会い系サイトより安心感があり、出会いたい人が多い印象でした(32歳) ・4年以上彼氏がいないと友人に相談した時に勧められて始めました。アプリを始めてから三カ月半でデートしたのは5人。そのうち二人は、初めてのデートでボディータッチの激しさと初対面で手を繋いできたので、セックス目的だと思って二度と会いませんでした(31歳) ・彼氏と別れた寂しさを埋めるのと男友達が欲しいなと思い、登録してみました。会ってみると、正直、意外に紳士的でかっこいい男性が多かったです。ただ、人によってはその日のうちに関係を持とうとする場合もあるので、見極めや注意は必要だなと感じました(25歳) ・職場が女性ばかりで出会いがなく、試しにと軽い気持ちで。3箇所登録していて、結婚を前提としたところ、お付き合いを前提としたところがあり、サイトによって自己アピールの仕方が違って面白いです(23歳) 【「いいえ」と答えた方の理由や感想】 ・利用してみたいけど、他SNSを介してログインしなきゃいけないアプリが多くて悩んでいます。情報が漏れるのが恐い……(27歳) ・写真と実物なんて同じわけないから(31歳) ・事件に巻き込まれたりしてもおかしくないから。都心ならまだしも、私が住んでいる田舎なら尚更です(24歳) ・マッチングアプリって、要するに出会い系ですよね。出会い系の暗くて“陰”なイメージが拭えません(33歳)  日本でリリースされた直後は半信半疑で利用していた人が多かった印象ですが、平成生まれの間では「当たり前」とも言われているマッチングアプリでの出会い。しかし、「当たり前」になってからのほうが要注意です。気軽に出会えることが広まると、サクラや宗教、ネットワークビジネスの勧誘なども増えるでしょう。どんな出会いにせよ、結局は自分の見る目や見極めが肝心なんですよね。

欅坂46、『紅白』初出場者会見で「盛り上がりナシ」のお寒~い舞台裏

 11月24日、毎年恒例の『NHK紅白歌合戦』の初出場者の会見が開催された。欅坂46、PUFFY、市川由紀乃、KinKi Kids、桐谷健太、RADIO FISHの6組が出席したが、同会見について「近年まれにみる盛り上がりのなさだった」(週刊誌記者)とマスコミの間で話題になっているという。 「集まったメンバーの中で意外性があった歌手は皆無だったし、NHK側も『時間があまりないから』と会見を早めに終わらせたがり、記者からの質問は3問しか受け付けられませんでした。それも『本番で楽しみにしていることは?』『紅白にまつわる思い出は?』など、お決まりの質問のみ。これといった盛り上がりもなく終わってしまいました」(同)  4月にCDデビューしたばかりの欅坂46に至っては、メンバーの顔と名前が一致している記者はごくわずかだったようだ。 「会見でメンバーが話していても、マスコミ席では『あの子の名前って何だっけ?』と確認し合う声が飛び交い、カメラマンからは『名前わからないけど、そこの子、もうちょっと左に!』などといった指示が。しまいには『乃木坂46』と呼び間違える記者も出るなど、知名度の低さから現場は混乱を来していました」(同)  また今回は、初出場者が誰かということよりも、12月31日をもって解散するSMAPが出演するのかどうかに、マスコミの注目は集まっていたという。 「毎年、会見後には『紅白』のプロデューサーから、同番組に関する細かい情報がレクチャーされるのですが、今年は初出場者の会見よりも質問が引っ切りなしに続き、盛り上がっていましたよ。NHKによれば『SMAPからはまだ出演するとも、しないとも返事をもらっていない』『引き続き出演をお願いし続けたい』とのこと。今のところ、『SMAPは出演するのか、しないのか』だけで、話題を引っ張るしかないようです」(同)  過去最大級の“目玉不足“となる今年の『紅白』。SMAPとの交渉が、NHKにとっても視聴者にとっても良い結果になることを願いたい。

欅坂46、『紅白』初出場者会見で「盛り上がりナシ」のお寒~い舞台裏

 11月24日、毎年恒例の『NHK紅白歌合戦』の初出場者の会見が開催された。欅坂46、PUFFY、市川由紀乃、KinKi Kids、桐谷健太、RADIO FISHの6組が出席したが、同会見について「近年まれにみる盛り上がりのなさだった」(週刊誌記者)とマスコミの間で話題になっているという。 「集まったメンバーの中で意外性があった歌手は皆無だったし、NHK側も『時間があまりないから』と会見を早めに終わらせたがり、記者からの質問は3問しか受け付けられませんでした。それも『本番で楽しみにしていることは?』『紅白にまつわる思い出は?』など、お決まりの質問のみ。これといった盛り上がりもなく終わってしまいました」(同)  4月にCDデビューしたばかりの欅坂46に至っては、メンバーの顔と名前が一致している記者はごくわずかだったようだ。 「会見でメンバーが話していても、マスコミ席では『あの子の名前って何だっけ?』と確認し合う声が飛び交い、カメラマンからは『名前わからないけど、そこの子、もうちょっと左に!』などといった指示が。しまいには『乃木坂46』と呼び間違える記者も出るなど、知名度の低さから現場は混乱を来していました」(同)  また今回は、初出場者が誰かということよりも、12月31日をもって解散するSMAPが出演するのかどうかに、マスコミの注目は集まっていたという。 「毎年、会見後には『紅白』のプロデューサーから、同番組に関する細かい情報がレクチャーされるのですが、今年は初出場者の会見よりも質問が引っ切りなしに続き、盛り上がっていましたよ。NHKによれば『SMAPからはまだ出演するとも、しないとも返事をもらっていない』『引き続き出演をお願いし続けたい』とのこと。今のところ、『SMAPは出演するのか、しないのか』だけで、話題を引っ張るしかないようです」(同)  過去最大級の“目玉不足“となる今年の『紅白』。SMAPとの交渉が、NHKにとっても視聴者にとっても良い結果になることを願いたい。