AKB48『紅白』選抜総選挙に猛ブーイング!!  「私物化するな」「公共放送なのにゲスすぎる」

 11月24日、大みそかに放送される『第67回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表され、AKB48の9回目の当選が決定した。さらに、記者会見では「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう」という、視聴者投票で『紅白』選抜メンバーを決める企画も発表され、ネット上を騒然とさせている。

「今年、48グループで出場権を得たのはAKBのみだったのですが、同企画は、AKBに加えてSKE48、NMB48、HKT48、NGT48の合計300人以上の全メンバーが対象。まずは、12月上旬に『紅白』の公式サイトで、それぞれの『今年かなえた夢』を発表し、これを元に、視聴者が選抜にふわさしいメンバーを選び、投票するといいます。同29日に選抜メンバー48人が発表され、31日の『紅白』内で順位を公表するそうです。会見に出席していたAKB・渡辺麻友やグループの総監督を務める横山由依らも、事前にその話を知らされておらず、ひどく困惑していたとか」(芸能ライター)

『紅白』の制作統括を担当する矢島良チーフプロデューサーは、今年のテーマが「夢を歌おう」であることを挙げ、「我々は(AKB恒例の)“総選挙”とは一線を画していて、あくまでも“紅白版の夢の選抜”を作りたいという思いです」と、強調していたという。

「とはいえ、世間から見れば総選挙との明白な違いはない。そのため、ネットには『ほかの出演者にとっては迷惑極まりない』『総選挙は自分達で勝手にやればいいけど、わざわざ紅白で茶番を見せるな』『紅白はAKBだけのステージじゃない。いい加減に私物化やめろ』といったバッシングが飛び交っています」(同)

 AKBの紅白私物化は、以前から問題視されていた。2013年の出場時、大島優子が卒業を発表した際には、「自分たちのコンサートでやれよ!」などと批判が噴出。また、15年には、高橋みなみの卒業目前ということで、OGの大島や前田敦子がサプライズ登場した際も、「話題づくりにしか見えない」「私たちが『紅白』の主役だと思っていそう」などと、ブーイングが巻き起こっていた。

「散々叩かれたにもかかわらず、今年はさらに大掛かりな企画をやるとあって、ネット上の視聴者から総スカンを食らっています。また、AKBへの非難だけでなく、NHKに対しても『ますます紅白を見たくなくなるし、せっかく楽しみにしてくれてるお年寄りだってチャンネル変えちゃうよ』『順位発表の時間で、ほかに出られなかったアーティストの枠が作れたはず』『公共放送で女の子のランキングってゲスすぎ……NHKがやることじゃない』というような書き込みが散見されます」(同)

 その一方で、「投票券を大量買いできないから、本当に一番人気のメンバーがわかる」「総選挙で上位のメンバーが落ちたら、それはそれで面白い」などと、同企画に期待を膨らませる人もいるようだ。果たして『紅白』当日、AKBの企画は、視聴者にどう受け止められるのだろうか。

カテゴリー: 未分類 | タグ:

「精子バンクの商業化は多くの人たちの幸せにつながる」生殖医療の最前線の医師が語る、日本の家族観の問題点

 1978年に体外受精によって、ルイーズ・ブラウンさんがイギリスで誕生してから38年。生殖医療の分野では、日進月歩で技術が進化を遂げている。その一方で、テクノロジーと切り離せない“生命倫理”をどう捉えていくかについて、議論はまだまだ道半ばである。

 そこで、生殖医療の最前線をレポートした『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)の著者である埼玉医科大学医学部産科・婦人科教授の石原理氏に、現代の生殖医療にまつわる課題について聞いた。

■さまざまな家族のあり方を同等に扱わなければいけない

――生殖医療はどのような問題をはらんでいるのでしょうか?

石原理氏(以下、石原) もともと子どもを授かることは、自然なことで“神様の思し召し”として受け入れられてきました。ある種の“思い込み”だった妊娠について、「子どもができないのは何か原因があるに違いない」として解明した結果、治療をすれば子どもができるのではないかと、医療を適用させる考え方が生まれました。ただ、その治療は文化的、宗教的なものによって大きく影響を受けます。国によっては受け入れ難いものもあるということです。

 また、現実に治療方法が開発され、一般の人々の手に届くようになったとき、個人の経済状況によって、治療を手に入れられるかどうかの差があることも問題です。特に、発展途上国の中には高価な不妊治療を受けられない女性がたくさんいるという事実があります。

――生殖医療が“妥当な治療”であるかどうかは、個人ではなく国レベルで左右されてしまうということですね。

石原 生殖医療について、世界標準の見解を得ることには無理があるのではないでしょうか。世界にはいろいろな価値観があるので、それらに基づいてお互いを認めていかなければと思います。“これが絶対だ”とまとめることはできない。それでも「格差」「偏見」「閉鎖性」というキーワードに生殖医療が紐づいているのであれば、それらを解消していく必要があります。

――生殖医療とひとまとめにできないほど、さまざまな治療が存在しますが、日本でも取り入れられている「精子バンク」の運営については、世界共通のルールは設けられているのでしょうか?

石原 特別ないです。国や地域によってそれぞれルールを設定していますが、そもそも「精子バンク」は常々ネガティブに捉えられていました。アメリカでは商業ベースで精子が販売されていて、正直、私自身も偏見がありました。ただ、直接当事者の話を聞くと、必ずしもネガティブなものばかりではないという結論に達しました。

 実際に、残念ながらパートナーの精子で妊娠できない女性がいらっしゃいます。さらに、もっと重要なことは、結婚という形態が本当に必要なのかということです。独身女性やレズビアンカップルでも、「結婚は望んでいないが子どもはほしい」と要望する人も圧倒的に多い。

 実は、結婚した男女のカップルが、第三者の精子を求めるケースは年々減ってきています。その代わり、精子を求めている人の90%以上は、世界規模で見ると独身女性、あるいはレズビアンカップルです。では、問題は、その方たちが子どもを持つことについてどう考えたらいいか。それについては、国連がすべての婚姻形態やさまざまな家族のあり方を同等に扱わなければいけないと、ガイドラインに示しています。ヘテロセクシュアルとホモセクシュアルのカップルは同等に扱わないといけないと宣言している。各国にも遵守するよう要請しており、日本を除く多くの国がすでに同性婚を認めています。

■日本での精子提供はヘテロセクシャルの夫婦にのみ認められている

――生殖医療を考えるにあたって、まずは家族のあり方から考えるべきということですね。

石原 そのように思います。同性婚については、ここ数年で英国と米国が認めるようになり、それに伴って、「精子バンク」の必要性と存在意義についても、見直されるようになりました。従来は知り合いの男性から精子を提供してもらうことが多かったわけですが、しかしそれが日本で語られることや報道されることはない。まるっきり別の世界の話になっています。

 その一方で、提供精子により生まれた子どもが、精子提供者が誰なのか知るべきかどうかについては、議論の過程にあります。日本でも自分が提供精子で生まれたことを知って、自分とは何者なのかがわからなくなる「アイデンティティクライシス」を起こした人について報道されました。

――やはり子どもには、誰が精子提供者かを伝えるべきなのでしょうか?

石原 そうとも限りません。「アイデンティティクライシス」の問題は、社会的な父親が生物的な父親だとずっと信じ込んでいたことが裏切られた、という点にあるのであって、精子提供者がどこの誰なのかを知ることとは、別の次元の話です。そもそも、自分が提供精子で生まれたことを知っていれば、精子提供者が誰なのかをそこまで知りたいと思わないかもしれない。

 実は、スウェーデンでは、1983年から精子提供者が誰かを、子どもが18歳になったときに知ることができるよう、法律が整備されているんですね。しかし、聞きに来た子どもはほんのわずかしかいない。もしかしたら、親が精子提供で生まれたことを知らせてない可能性もありますが、わざわざ聞きに来るケースは少ないようです。

――ただ、シングル女性やレズビアンカップルの子どもの場合、精子提供を利用したかどうかは、当然気付くはずですよね?

石原 はい。したがって教えないという選択は難しい。教えなければいけないけれど実際、それがどこの誰だかわからないとなってしまうのが、問題の中心になってくるわけです。そのため、やはり精子提供者のアイデンティティをちゃんと明らかにしておく仕組みが必要になってくるのです。

 精子提供者は、スウェーデンやイギリスでは自分のアイデンティティをオープンにする必要があります。ただ、フランスや日本は相変わらずアイデンティティをオープンにしない、匿名提供です。日本では、精子提供はヘテロセクシャルの夫婦にのみ認められているので、もうすでに家庭に父親がいるわけです。そこにもう1人、生物学的な父親を持ち込むことが必要不可欠なのかどうかが問われますが、いまのところ必要不可欠ではないという判断で、匿名提供になっているのです。

■未婚女性から生まれる子どもが増えると出生率も向上する

――日本の場合、父親の精子に何かしらの異常があって提供を受ける、かつヘテロセクシャルの夫婦でなければなりません。精子提供は医療的な要素をすごく感じますね。

石原 それは、日本においては婚姻しているカップルから生まれた子どもと、婚姻していない女性に生まれた子どもに明確な差別があるからだと思います。これについては、国連からずっと指摘され続けていますが、同性婚どころか選択的夫婦別姓すら許されていない。

 極めて古典的な日本の家庭像が定着していて、未婚女性から生まれる子どもの比率は全体の3%くらいしかいない。ほとんどの国は40%から50%は、未婚女性から子どもが生まれますし、アイスランドに至っては75%が未婚女性の子どもですから。

――画期的な技術があっても、選択ができないようでは、何とも不平等な気がします。

石原 日本はいろいろなパターンや選択肢を許容する幅が狭すぎる。またそれに対して社会的なサポートがないのです。「精子バンク」の商業化は、提供精子の安全性を追求していく上でも極めて有効です。要するに製品として精子をモノ化してしまうことによって、一種の資源となり、扱いが冷静になります。馬や牛でも種付けという行為があります。単純にそれだけのことだと割り切ると話は理解しやすくなる。その方が多くの人たちの幸せにつながると思います。

 しかし、日本の社会でそうした考えが受け入れられるようになるには、まだまだ時間がかかるでしょう。ただ、10年たったらどうなるかわからない。重大なのは法の整備であり、基本的な枠組みです。

 日本では出生率の著しい低下が社会問題化していますが、婚姻していない女性から生まれる子どもが増えると、出生率も向上する正の相関関係を示すのが常です。保育所が不足していることも問題ですが、それ以外にもやらなければいけないことがたくさんあるはずです。
(末吉陽子)

「精子バンクの商業化は多くの人たちの幸せにつながる」生殖医療の最前線の医師が語る、日本の家族観の問題点

 1978年に体外受精によって、ルイーズ・ブラウンさんがイギリスで誕生してから38年。生殖医療の分野では、日進月歩で技術が進化を遂げている。その一方で、テクノロジーと切り離せない“生命倫理”をどう捉えていくかについて、議論はまだまだ道半ばである。

 そこで、生殖医療の最前線をレポートした『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)の著者である埼玉医科大学医学部産科・婦人科教授の石原理氏に、現代の生殖医療にまつわる課題について聞いた。

■さまざまな家族のあり方を同等に扱わなければいけない

――生殖医療はどのような問題をはらんでいるのでしょうか?

石原理氏(以下、石原) もともと子どもを授かることは、自然なことで“神様の思し召し”として受け入れられてきました。ある種の“思い込み”だった妊娠について、「子どもができないのは何か原因があるに違いない」として解明した結果、治療をすれば子どもができるのではないかと、医療を適用させる考え方が生まれました。ただ、その治療は文化的、宗教的なものによって大きく影響を受けます。国によっては受け入れ難いものもあるということです。

 また、現実に治療方法が開発され、一般の人々の手に届くようになったとき、個人の経済状況によって、治療を手に入れられるかどうかの差があることも問題です。特に、発展途上国の中には高価な不妊治療を受けられない女性がたくさんいるという事実があります。

――生殖医療が“妥当な治療”であるかどうかは、個人ではなく国レベルで左右されてしまうということですね。

石原 生殖医療について、世界標準の見解を得ることには無理があるのではないでしょうか。世界にはいろいろな価値観があるので、それらに基づいてお互いを認めていかなければと思います。“これが絶対だ”とまとめることはできない。それでも「格差」「偏見」「閉鎖性」というキーワードに生殖医療が紐づいているのであれば、それらを解消していく必要があります。

――生殖医療とひとまとめにできないほど、さまざまな治療が存在しますが、日本でも取り入れられている「精子バンク」の運営については、世界共通のルールは設けられているのでしょうか?

石原 特別ないです。国や地域によってそれぞれルールを設定していますが、そもそも「精子バンク」は常々ネガティブに捉えられていました。アメリカでは商業ベースで精子が販売されていて、正直、私自身も偏見がありました。ただ、直接当事者の話を聞くと、必ずしもネガティブなものばかりではないという結論に達しました。

 実際に、残念ながらパートナーの精子で妊娠できない女性がいらっしゃいます。さらに、もっと重要なことは、結婚という形態が本当に必要なのかということです。独身女性やレズビアンカップルでも、「結婚は望んでいないが子どもはほしい」と要望する人も圧倒的に多い。

 実は、結婚した男女のカップルが、第三者の精子を求めるケースは年々減ってきています。その代わり、精子を求めている人の90%以上は、世界規模で見ると独身女性、あるいはレズビアンカップルです。では、問題は、その方たちが子どもを持つことについてどう考えたらいいか。それについては、国連がすべての婚姻形態やさまざまな家族のあり方を同等に扱わなければいけないと、ガイドラインに示しています。ヘテロセクシュアルとホモセクシュアルのカップルは同等に扱わないといけないと宣言している。各国にも遵守するよう要請しており、日本を除く多くの国がすでに同性婚を認めています。

■日本での精子提供はヘテロセクシャルの夫婦にのみ認められている

――生殖医療を考えるにあたって、まずは家族のあり方から考えるべきということですね。

石原 そのように思います。同性婚については、ここ数年で英国と米国が認めるようになり、それに伴って、「精子バンク」の必要性と存在意義についても、見直されるようになりました。従来は知り合いの男性から精子を提供してもらうことが多かったわけですが、しかしそれが日本で語られることや報道されることはない。まるっきり別の世界の話になっています。

 その一方で、提供精子により生まれた子どもが、精子提供者が誰なのか知るべきかどうかについては、議論の過程にあります。日本でも自分が提供精子で生まれたことを知って、自分とは何者なのかがわからなくなる「アイデンティティクライシス」を起こした人について報道されました。

――やはり子どもには、誰が精子提供者かを伝えるべきなのでしょうか?

石原 そうとも限りません。「アイデンティティクライシス」の問題は、社会的な父親が生物的な父親だとずっと信じ込んでいたことが裏切られた、という点にあるのであって、精子提供者がどこの誰なのかを知ることとは、別の次元の話です。そもそも、自分が提供精子で生まれたことを知っていれば、精子提供者が誰なのかをそこまで知りたいと思わないかもしれない。

 実は、スウェーデンでは、1983年から精子提供者が誰かを、子どもが18歳になったときに知ることができるよう、法律が整備されているんですね。しかし、聞きに来た子どもはほんのわずかしかいない。もしかしたら、親が精子提供で生まれたことを知らせてない可能性もありますが、わざわざ聞きに来るケースは少ないようです。

――ただ、シングル女性やレズビアンカップルの子どもの場合、精子提供を利用したかどうかは、当然気付くはずですよね?

石原 はい。したがって教えないという選択は難しい。教えなければいけないけれど実際、それがどこの誰だかわからないとなってしまうのが、問題の中心になってくるわけです。そのため、やはり精子提供者のアイデンティティをちゃんと明らかにしておく仕組みが必要になってくるのです。

 精子提供者は、スウェーデンやイギリスでは自分のアイデンティティをオープンにする必要があります。ただ、フランスや日本は相変わらずアイデンティティをオープンにしない、匿名提供です。日本では、精子提供はヘテロセクシャルの夫婦にのみ認められているので、もうすでに家庭に父親がいるわけです。そこにもう1人、生物学的な父親を持ち込むことが必要不可欠なのかどうかが問われますが、いまのところ必要不可欠ではないという判断で、匿名提供になっているのです。

■未婚女性から生まれる子どもが増えると出生率も向上する

――日本の場合、父親の精子に何かしらの異常があって提供を受ける、かつヘテロセクシャルの夫婦でなければなりません。精子提供は医療的な要素をすごく感じますね。

石原 それは、日本においては婚姻しているカップルから生まれた子どもと、婚姻していない女性に生まれた子どもに明確な差別があるからだと思います。これについては、国連からずっと指摘され続けていますが、同性婚どころか選択的夫婦別姓すら許されていない。

 極めて古典的な日本の家庭像が定着していて、未婚女性から生まれる子どもの比率は全体の3%くらいしかいない。ほとんどの国は40%から50%は、未婚女性から子どもが生まれますし、アイスランドに至っては75%が未婚女性の子どもですから。

――画期的な技術があっても、選択ができないようでは、何とも不平等な気がします。

石原 日本はいろいろなパターンや選択肢を許容する幅が狭すぎる。またそれに対して社会的なサポートがないのです。「精子バンク」の商業化は、提供精子の安全性を追求していく上でも極めて有効です。要するに製品として精子をモノ化してしまうことによって、一種の資源となり、扱いが冷静になります。馬や牛でも種付けという行為があります。単純にそれだけのことだと割り切ると話は理解しやすくなる。その方が多くの人たちの幸せにつながると思います。

 しかし、日本の社会でそうした考えが受け入れられるようになるには、まだまだ時間がかかるでしょう。ただ、10年たったらどうなるかわからない。重大なのは法の整備であり、基本的な枠組みです。

 日本では出生率の著しい低下が社会問題化していますが、婚姻していない女性から生まれる子どもが増えると、出生率も向上する正の相関関係を示すのが常です。保育所が不足していることも問題ですが、それ以外にもやらなければいけないことがたくさんあるはずです。
(末吉陽子)

『べっぴんさん』高良健吾演じる“狂犬の潔”に視聴者熱狂! 突然の「コメディ演出」は大成功?

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

1123日(水)/44話~1125日(金)/47
 44話では、坂東家の本家がある大阪・近江で、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)が、父・五十八(生瀬勝久)の築き上げた繊維会社「坂東営業部」を立て直すために動き始めていた。そんな前向きな展開が続く同ドラマに、唯一陰を落とすのが、すみれの夫・紀夫(永山絢斗)。過去の収容所暮しを思い出し、「人は裏切る」とすみれに説くなど、視聴者からは「収容所の生活は想像を絶する過酷さだったはず」「戦争は人を変えてしまうものなんだね」など、悲痛な声が上がった。

 45話では、ついにすみれたちの子ども用品店「キアリス」がオープン。それぞれの家族がお祝いに集まる中、紀夫だけは姿を見せず、さらにすみれを家まで送ってきた栄輔(松下優也)に、思わずつかみかかってしまう。視聴者の多くが、紀夫のやり切れない気持ちに同調し、「すみれはなぜもっと紀夫に気を使ってあげられないのか」「つらすぎて見ていられない」との声がネット上を飛び交うこととなった。

 46話で、ゆりと夫の潔(高良健吾)が、坂東営業部復活の目玉として、婦人服の商品化に乗り出すことに。その際、過去にゆりへセクハラを働き、関係がこじれた客・石鍋を頼らざる得なくなったが、ゆりは潔を「狂犬の潔」という“敵に回したら怖い存在”に仕立て上げ、石鍋に自分たちとは仲良くしておいた方がいいと告げる。これまでとは違った、コメディテイストの演出は視聴者から大好評で、「狂犬の潔いいな!」「ゆりと潔は名コンビ」「こういう演出は、今後も入れていってほしい」との声が噴出。また同話では、紀夫が五十八の説得もあり、再び坂東営業部で働く様子も描かれた。

 47話では、婦人服のファッションショーのために奔走する「坂東営業部」、それを手伝うことになった「キアリス」メンバーの姿が。また、すみれたちの女学生時代の同級生で、キャバレーで働く悦子(滝裕可里)も再登場し、視聴者を喜ばせた。

 坂東営業部とキアリスは、今後どんな発展を遂げていくのか。また紀夫は戦争で負った心の傷を修復することができるのか。視聴者の関心が高まっている。

気配りの人、中居正広が語った「野球と自分とSMAPと」

nakai1125.jpg
 SMAP・中居正広にとって激動の1年が、間もなく終わろうとしている。振り返れば今年、彼は自分の境遇が騒がれているはずなのに、周りを慮ってばかりだった。  SMAP解散騒動に揺れる中、むしろ番組では、それをネタにして場を和ませる姿を何度となく披露した。またある時は、引退危機にすら追い込まれていたベッキーのテレビ復帰を、見事にプロデュースした。先月放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2016』(フジテレビ系)では、徳光和夫とみのもんたという、立教大学放送部の先輩後輩による不毛ないざこざを軽快にいなしていた。  解散決定の報が世に出たのは、自身がTBSの五輪キャスターを務めているまっ最中。だからこそ彼はラジオ番組を通して、「リオのオリンピックの期間中に発表ということになったことを、スポーツ関係者の皆さま、アスリートの方々、それを支える方々、そして日本中で応援している方々、自分がキャスターとしてやらせてもらっているにもかかわらず、水を差すような時期だったことは申し訳なく思っております。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。  いつも、周りの誰かに気を使っていた。  そんな中、先日放送された、フジテレビ系『たまッチ!』(11月13日深夜)では、今年現役引退を表明した巨人・鈴木尚広を交えて、こんなやりとりがあった。 「でもね、会見すら、試合すら、コメントすら残らず、本当に1行で『戦力外通告・引退』。これすら載らない選手のほうが、圧倒的に多いんですよね。そういう選手もいるっていうことを、頭に入れてほしいなって」  今の中居が発するからこそ、より重みのあるメッセージだった。  言いたいことも言えない状況だからなのか、野球を通して、何かを伝えようとする姿が目立った1年でもあった。そんな彼にとって救いだったのは、雑誌「週刊ベースボール」(ベースボール・マガジン社)で月1連載コラム「中居正広のとことん野球好き!!」が始まったことだったのではないだろうか。  好きな野球について、好きに語れる場。テレビでもその機会はあるだろうが、野球専門誌という立ち位置で語れることに対する喜びも大きかったはず。だが、彼の書くコラムは、マニアックな内容ではあるものの、決して好き勝手な話題ではなく、野球選手への配慮と尊敬、そしてここでも「気配り」が前に出る内容ばかりだった。 《(選手や監督と)仕事でご一緒することはありますけど、彼らと僕とでは立っているステージがまったく違うもの。それこそ1球で自分だけでなく、周りの人生にまで影響するような、すごい勝負をしているわけですから。あくまでも僕は一ファンとして「ああだ、こうだ」と考えて野球を満喫しているだけ。でも、それこそが野球ファンの醍醐味でもあるんですよね》(コラム第1回より)  そんな彼は、この連載コラムを通して、野球以上に「自分」を語っていた。 自分が野球を好きになったキッカケ。 父親との、野球を通したコミュニケーション。 元野球少年から、今の野球少年へのメッセージ……etc.  それは、SMAPファンやジャニーズファンでなくとも、ひとりの野球少年の歩んできた道程として、味わい深いものだった。  そして、ときにSMAPについての言及もあった。 《野球漬けの生活を過ごした小学校時代、僕は野球を通して学んだことがたくさんありました。その中の1つが「全員がエースや四番にはなれない」ということです。(中略)そのとき、ようやく分かったんです。自分の役割は“エースで四番”ではないんだ、ということが。(中略)例えばSMAPの中で僕の役割って何なのかなと考えたときに、まず歌ではないなと(笑)。もちろん僕だってセンターで歌いたいと思っているんですよ、一番華のあるポジションですからね。でも、まあ違うなと。(中略)歌は他のメンバーに任せて、自分はおしゃべりで一番になれるように精いっぱい頑張ろうと。》(コラム第4回より)  大好きな野球というフィルターを通して語る、大好きな(はずの)SMAPについて。それは、中居だからこそできる芸当であり、今さらながら伝わるものがあった。  そんな彼が、SMAPのメンバーであるのは、残り1カ月。いまや彼のライフワークのひとつともいえる『たまッチ!』は、12月30日にも放送される。NHK紅白出場がなくなった(とされる)今、ひょっとして「SMAP中居」としては、最後のテレビ出演かもしれない。好きな野球を通して、ファンにどんなメッセージを届けるのか? SMAPファンでなくても、注目して待ちたい。 (文=オグマナオト)

『半沢直樹』続編実現に向け、菅野美穂主演『砂の塔』を“成功”で終わらせたいTBS

kannno1125.jpg
 放送開始から低調だった菅野美穂主演の『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系/金曜午後10時~)が、回復の兆しを見せている。  同ドラマは、初回9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタート。第2話は9.6%、第3話では8.6%と下降し、第4話も9.5%で、4週連続1ケタ台と伸び悩んだ。ところが、第5話で10.1%と初めて2ケタに乗せると、第6話も10.1%を記録し、上昇気配だ。  当初は、「松嶋菜々子が怖すぎる」「岩田剛典(EXILE、3代目J Soul Brothers)の演技があまりにも棒すぎ」などといったバッシングも多かったが、ここにきて、巻き返しを図ってきた。この先、終盤でさらに盛り返すことができれば、なんとか全話平均は2ケタ台をキープできる可能性が出てきた。  TBSには、同ドラマをなんとしても“成功”で終わらせたい事情がある。その理由は、菅野の夫・堺雅人を引っ張り出すためだ。  堺が主演した同局の『半沢直樹』は、全話平均28.7%、最終回で42.2%の驚異的な視聴率をマーク。平成のドラマ史に、しっかりその名を刻んだ。TBSは当初から、その続編を切望していたが、当の堺がなかなか首を縦に振らない状況が続いた後、NHK大河ドラマ『真田丸』の撮影に突入してしまった。 「堺側は役のイメージがつきすぎることを嫌ってか、TBSのオファーを受けていません。そこで、TBSは妻の菅野を主演にしたドラマを制作し、堺のご機嫌を伺う作戦に出たのです。ただし、菅野が気分よく撮影を終えるのが絶対条件。その意味でも、『砂の塔』は、なんとしても2ケタを死守したいわけです」(テレビ制作関係者)  堺が主演するNHK大河ドラマ『真田丸』は、20日放送の第42話までの平均で16.8%と絶好調で、12年以降の大河で最高視聴率となるのは確実。地上波より2時間早く放送されているBSプレミアムの視聴率も5%前後取っており、好調だ。『真田丸』はすでに10月27日にクランクアップし、今こそ、TBSが堺に再アタックする絶好のチャンス。堺の次なる仕事は映画に内定しているようだが、果たしてTBSの3年越しのラブコールは実るのか? (文=田中七男)

『半沢直樹』続編実現に向け、菅野美穂主演『砂の塔』を“成功”で終わらせたいTBS

kannno1125.jpg
 放送開始から低調だった菅野美穂主演の『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系/金曜午後10時~)が、回復の兆しを見せている。  同ドラマは、初回9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタート。第2話は9.6%、第3話では8.6%と下降し、第4話も9.5%で、4週連続1ケタ台と伸び悩んだ。ところが、第5話で10.1%と初めて2ケタに乗せると、第6話も10.1%を記録し、上昇気配だ。  当初は、「松嶋菜々子が怖すぎる」「岩田剛典(EXILE、3代目J Soul Brothers)の演技があまりにも棒すぎ」などといったバッシングも多かったが、ここにきて、巻き返しを図ってきた。この先、終盤でさらに盛り返すことができれば、なんとか全話平均は2ケタ台をキープできる可能性が出てきた。  TBSには、同ドラマをなんとしても“成功”で終わらせたい事情がある。その理由は、菅野の夫・堺雅人を引っ張り出すためだ。  堺が主演した同局の『半沢直樹』は、全話平均28.7%、最終回で42.2%の驚異的な視聴率をマーク。平成のドラマ史に、しっかりその名を刻んだ。TBSは当初から、その続編を切望していたが、当の堺がなかなか首を縦に振らない状況が続いた後、NHK大河ドラマ『真田丸』の撮影に突入してしまった。 「堺側は役のイメージがつきすぎることを嫌ってか、TBSのオファーを受けていません。そこで、TBSは妻の菅野を主演にしたドラマを制作し、堺のご機嫌を伺う作戦に出たのです。ただし、菅野が気分よく撮影を終えるのが絶対条件。その意味でも、『砂の塔』は、なんとしても2ケタを死守したいわけです」(テレビ制作関係者)  堺が主演するNHK大河ドラマ『真田丸』は、20日放送の第42話までの平均で16.8%と絶好調で、12年以降の大河で最高視聴率となるのは確実。地上波より2時間早く放送されているBSプレミアムの視聴率も5%前後取っており、好調だ。『真田丸』はすでに10月27日にクランクアップし、今こそ、TBSが堺に再アタックする絶好のチャンス。堺の次なる仕事は映画に内定しているようだが、果たしてTBSの3年越しのラブコールは実るのか? (文=田中七男)

EXILE、NHKに『紅白』出場辞退を申し出ていた! 「レコ大買収疑惑」との関連は?

 NHKは今月24日、大みそかに放送される『第67回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表した。紅組と白組合わせて46組のアーティスト名が並ぶ中、昨年まで9年連続で出場していたEXILEが落選したことが、ネット上で波紋を呼んでいる。

「EXILEは初出場を果たした2003年と翌04年の2回、そして07年から15年までの9回と、計11回出場。現在も人気を誇るだけに、突然の落選に、ネットユーザーは騒然としています。EXILEの所属事務所・LDHは、三代目 J Soul Brothersの『日本レコード大賞』受賞を1億円で買収した疑惑が報じられたばかりのため、『買収疑惑が影響したんじゃないの?』『すっかり信用をなくして、イメージが悪くなったもんね』といった声が上がっている状態で、さらには『紅白の出場枠は買わなかったのかな?』『1億円使って紅白落選か……』といった皮肉も書き込まれています」(芸能ライター)

 しかし、ある週刊誌の記者は、「レコ大が関係しているのであれば、EXILEの落選はむしろ異常事態だ」と指摘する。

「疑惑の中心にいるはずの三代目は、昨年に引き続き出場しますし、E‐girlsも同様に出場が決まりました。LDHのトップであるEXILEが出ずに、弟分&妹分だけが出るのはおかしな話です」(同)

 では、一体なぜEXILEが落選となったのか。EXILEに近しい関係者は、次のように語る。

「実はEXILEは、NHKから『紅白』のオファーが来る前に、出場辞退を申し出ていたんです。グループの公式モバイルサイト『EXILE mobile』では、今月20日にATSUSHIが『僕の海外での生活がすでに始まっているため、毎年出させていただいている年末のテレビ番組に出演することができません』と、ファンに向けて報告していました。また8月には、ファンクラブ会員向けサイト『EX FAMILY』で、ATSUSHIが活動拠点を海外に移すことを発表。その時点ですでに『しばしEXILEとしてのパフォーマンスを皆さんにお見せできない』『次の進化したEXILE、EXILE ATSUSHIに期待して、2018年までの間、少しだけお時間をいただければうれしいです』などと、グループとしての活動が制限されることを示唆していた。ですから、EXILEは『紅白』に限らず、年末の音楽特番などにも出ませんし、来年も休業状態が続く予定です」

 このような事情は、「ファンも了承している」(同)というものの、買収疑惑報道が世間に与えた衝撃は凄まじかっただけに、今後もEXILEは疑いの目で見られてしまう可能性は高い。“進化したEXILE”をファンに見せるまでは、前途多難のようだ。

『SMAP×SMAP』後番組が悲惨なことに……“月9”ドラマもろとも沈没の可能性も

 SMAP解散に伴い、年内で打ち切りとなるフジテレビ系『SMAP×SMAP(スマスマ)』(月曜午後10時~)の後番組が、『世間のイメージとズレてるのは誰だ!? ズレ→オチ』に決まった。これにより、ジャニーズの番組を期待していた視聴者をひどく落胆させているようだ。

 同番組はこれまで特番として放送されていたが、来年1月より、レギュラー番組に昇格する。MCを務めるのは、フットボールアワー・後藤輝基と田中みな実アナ。

『スマスマ』の後番組には、当初、KinKi Kids、関ジャニ∞、ジャニーズWESTらを起用した番組が候補として検討されていたという。『スマスマ』はフジと系列の関西テレビとの共同制作による番組だが、局側とジャニーズ事務所側の交渉が暗礁に乗り上げ、ジャニーズ枠は一時撤廃となるようだ。

 その代わりに浮上した『ズレ→オチ』は、正直、視聴者の評価が芳しいものではない。ましてや、司会がTOKYO MXに都落ちし、すっかり賞味期限切れの印象が強い田中アナと後藤では、とても高視聴率を期待できそうにない。同番組のMCだったはずの関ジャニ∞・横山裕の名が消えていることから、新番組は脱ジャニーズ路線なのだろう。

 ただでさえ『スマスマ』は、前番組である“月9”ドラマ低迷の影響もあり、視聴率が1ケタ続き。14日放送回では6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで下落してしまった。その上、とても視聴者の関心を集めそうにない『ズレ→オチ』が新番組では、高視聴率を取れるとは思えず、“月9”ドラマもろとも沈没の可能性すら出てきた。

「本来、ジャニーズ枠なのでしょうが、大人の事情でこうなってしまったようです。フジとて、これがベストな選択とは思っておらず、長期的なスパンでは考えていないはず。視聴率が悪ければ、あっさり改編期の来春で打ち切り、『ズレ→オチ』は、わずか3カ月の短命番組になる可能性が否定できません」(テレビ業界関係者)

 苦肉の策に見えて仕方ないが、フジ、カンテレがその先に見据えてるのは、やはりジャニタレによる番組か?
(文=田中七男)

カテゴリー: 未分類 | タグ:

KinKi Kidsの紅白初出場にファン祝福も、SMAP不参加には「出場しなくて本当によかった」

 11月24日、今年の『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)の出場歌手が発表された。ジャニーズアイドルからは、TOKIO(23)、V6(3)、嵐(8)、関ジャニ∞(5)、Sexy Zone(4)と、出場経験のあるグループに加え、初出場となるKinKi Kidsの、計6組が登場する予定だ。(カッコ内は出場回数)

 デビュー20周年を迎えるKinKi Kidsが『紅白』に初出場というのは意外な気もするが、KinKi Kidsは阪神淡路大震災の災害復興チャリティーイベントとして始まった『ジャニーズカウントダウン』(以下『カウコン』)に1998年以降毎年出演しているため、同時間に放送されている『紅白』に出場することが難しかったのだ。KinKi Kidsは2人とも関西出身ということもあり、『カウコン』に欠かせない存在として、毎年ステージを盛り上げていた。

 

続きを読む

カテゴリー: 未分類