放各局で進む“ジャニーズ切り”……SMAP『紅白』辞退ならNHKからも一掃か

 放送まで2カ月を切っても、まだあきらめきれないようだ。

 NHKの籾井勝人会長が11月9日の定例会見で、SMAPの『紅白歌合戦』出演について、「決まったら、すぐに発表すると思います。SMAPの件については、あれだけ申しましたので、良いタイミングというか、あるかどうかわかりませんが、必ず出向いてお話をさせていただければ」と、自身が直接動いて、ジャニーズ事務所と話をする可能性を示唆した。

 とはいえ、ジャニーズサイドはすでにNHKに対して断りの返事をしているとみられ、SMAPが出演する見込みは、ほぼゼロだという。

「ここにきて、さまざまなメディアでSMAPの解散回避の可能性が取り沙汰されていますが、打ち切りの決まった番組がある中、今さら白紙に戻すことなどできるわけがありません。SMAPの最後の出演番組も、恩のある『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に決まっています。フジテレビサイドには、最終回を生放送にしたい意向があり、すでにメンバーには打診済み。木村拓哉からはOKが出たものの、中居正広と香取慎吾が強硬に反対したため、これまで通り、収録での放送になるようです。大掛かりなセレモニーなどもなく、グループはひっそり寂しく解散していくことになりそうです」(テレビ関係者)

 その『スマスマ』の後番組は『世間のイメージとズレてるのは誰だ!? ズレ↓オチ』になることが決まっているが、過去の特番にMCとして出演していた関ジャニ∞・横山裕の名前が消えていることで波紋を呼んでいる。

「ジャニーズサイドは嵐やKinKi Kidsの番組を提案していたが、フジはそれを断っている。つまり、今後はジャニーズには頼らないという意思表示ですよ。先日、テレビ朝日の早河洋会長が『ジャニーズも芸能プロのひとつにすぎない』といった趣旨の発言をしていますが、来年はテレビ各局のジャニーズ切りが始まりそうです。もし紅白辞退となれば、籾井会長も顔をつぶされた形になり、NHKからもジャニーズが一掃されるのは確実です」(前出・テレビ関係者)

 来年は、ジャニーズ帝国崩壊の年になるのかもしれない。

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絶対に負けられない木村拓哉、1月ドラマ『零に挑む』に「ベッキーを出せ」トンデモ要求!?

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 木村拓哉が主演する来年1月スタートのドラマ『零に挑む(仮)』(TBS系)の全貌が、いよいよ明らかになってきた。  キムタクは天才外科医を演じ、元恋人で院長夫人役の竹内結子がヒロインに。ほかにも松山ケンイチ、浅野忠信、菜々緒、木村文乃、山崎努、笑福亭鶴瓶ら豪華共演陣が脇を固めるようだ。  SMAP解散後の初主演ドラマになるとあって、キムタクとしては絶対に負けられないところ。 「主立った女優陣がキムタクとの共演にNGを突き付けたことで、キャスティングが難航。当初、竹内に関してもバツイチのイメージを嫌い、キムタクサイドが難色を示していましたが、時間切れということもあり、結局、彼女に落ち着きました」(芸能記者)  さらに、話題作りの“隠し玉”についても、ジャニーズ側からの要望があったという。 「TBSは『加藤綾子の女優デビュー』を売りにしようと画策しましたが、古巣・フジテレビとの契約上、出演はかなわなかった。ならばと、ジャニーズ側は『ベッキーを出してほしい』と要望したといいます。確かに、出演するとなれば注目を集めるのは間違いありませんが、ハナからスポンサーの許可が下りるはずもなく、却下。結局、4月クールに予定されている『半沢直樹』続編のバーターとして、堺雅人と同じ事務所の夏目三久が出るのではといわれています」(テレビ誌編集者)  あまりの豪華キャストゆえ、制作費は1本1億円かかるともいわれる『零に挑む』。当然、合格ラインは視聴率20%超えだろうが、SMAP解散騒動で“裏切り者”と呼ばれ、悪いイメージのついたキムタクには、なかなか高いハードルになりそうだ。

絶対に負けられない木村拓哉、1月ドラマ『零に挑む』に「ベッキーを出せ」トンデモ要求!?

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 木村拓哉が主演する来年1月スタートのドラマ『零に挑む(仮)』(TBS系)の全貌が、いよいよ明らかになってきた。  キムタクは天才外科医を演じ、元恋人で院長夫人役の竹内結子がヒロインに。ほかにも松山ケンイチ、浅野忠信、菜々緒、木村文乃、山崎努、笑福亭鶴瓶ら豪華共演陣が脇を固めるようだ。  SMAP解散後の初主演ドラマになるとあって、キムタクとしては絶対に負けられないところ。 「主立った女優陣がキムタクとの共演にNGを突き付けたことで、キャスティングが難航。当初、竹内に関してもバツイチのイメージを嫌い、キムタクサイドが難色を示していましたが、時間切れということもあり、結局、彼女に落ち着きました」(芸能記者)  さらに、話題作りの“隠し玉”についても、ジャニーズ側からの要望があったという。 「TBSは『加藤綾子の女優デビュー』を売りにしようと画策しましたが、古巣・フジテレビとの契約上、出演はかなわなかった。ならばと、ジャニーズ側は『ベッキーを出してほしい』と要望したといいます。確かに、出演するとなれば注目を集めるのは間違いありませんが、ハナからスポンサーの許可が下りるはずもなく、却下。結局、4月クールに予定されている『半沢直樹』続編のバーターとして、堺雅人と同じ事務所の夏目三久が出るのではといわれています」(テレビ誌編集者)  あまりの豪華キャストゆえ、制作費は1本1億円かかるともいわれる『零に挑む』。当然、合格ラインは視聴率20%超えだろうが、SMAP解散騒動で“裏切り者”と呼ばれ、悪いイメージのついたキムタクには、なかなか高いハードルになりそうだ。

SMAP・香取慎吾、番組サイトにメッセージ殺到! 事務所批判も「タブーなし」でファン感激

 SMAP・香取慎吾がMCを務めるニュースバラエティ『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)。現在、同番組の公式サイトにある「ケイジバン」ページが“熱い”と、SMAPファンの間で話題になっている。解散発表以降、香取をめぐるネガティブな報道が相次いでいるなか、同コーナーではファンからの応援メッセージや悲痛な思いが続々とアップされているという。

 香取といえば、SMAPの“育ての親”であるチーフマネジャー・飯島三智氏を母親のように慕っており、飯島氏がジャニーズ事務所を去った後は芸能活動への意欲が消失したと伝えられている。その香取について、先日は「東京スポーツ」が「来年9月をもって芸能界を引退する」と、報道。香取の決意は固く、事務所との契約が切れる来年9月を境に引退する意向にあることを親しい知人・関係者らに伝えているという。

「移籍騒動の際に飯島氏やメンバーを“裏切った”とされる木村拓哉への拒否反応が強いという話も一般的に広まっています。SMAPファンの多くは、そもそも飯島氏を退社に追い込んだジャニーズ側に非があると、香取を擁護している状況で、ネットユーザーからも香取のメンタル面を心配する声が出ています」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中でも、香取本人は毎週土曜日午後11時15分にスタートする『SmaSTATION!!』に生出演して元気な姿を見せており、同番組の公式サイトには視聴者からの応援メッセージが殺到している。

 東スポの引退報道後から投稿件数が増加し、11月14日にアップされた投稿のなかには、「不快な報道ばかりでうんざりしますが慎吾くんを必要としている人はたくさんいます」というものや、同番組で香取のパートナーを務める大下容子アナウンサーやスタッフに向けて「スタッフの皆さん、大下さん、慎吾ちゃんを助けてください」という切なる願いもある。

「ほかにも、香取へ向けた『まだまだあなたの笑顔が必要』『事務所主導の解散なんてさせません』というメッセージなど、愛のこもった投稿が数多く掲載されています。中には『マスコミによる情報操作、事務所の対応等、今まで私達に夢と笑顔を与えてくれた彼らには酷すぎる現実が続き、只々慎吾ちゃんの心が心配です』といった、ストレートな事務所・マスコミ批判も載せているため、SMAPファンは『スマステ掲示板すごい』『慎吾とSMAPへの愛があふれててタブーなし。スタッフさんありがとう』と、感激している様子です」(同)

 同コーナーの注意書きには、「こちらの判断によって部分的に削除・訂正して掲載される場合がある」と書かれているものの、現状では届いたコメントをほぼ編集せずアップしているようだ。

 同番組は、今年で放送15周年を迎えた長寿番組。こうしたエールが香取やスタッフの耳に入り、今後も変わらず番組が続いていくことを願いたい。

SMAP・香取慎吾、番組サイトにメッセージ殺到! 事務所批判も「タブーなし」でファン感激

 SMAP・香取慎吾がMCを務めるニュースバラエティ『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)。現在、同番組の公式サイトにある「ケイジバン」ページが“熱い”と、SMAPファンの間で話題になっている。解散発表以降、香取をめぐるネガティブな報道が相次いでいるなか、同コーナーではファンからの応援メッセージや悲痛な思いが続々とアップされているという。

 香取といえば、SMAPの“育ての親”であるチーフマネジャー・飯島三智氏を母親のように慕っており、飯島氏がジャニーズ事務所を去った後は芸能活動への意欲が消失したと伝えられている。その香取について、先日は「東京スポーツ」が「来年9月をもって芸能界を引退する」と、報道。香取の決意は固く、事務所との契約が切れる来年9月を境に引退する意向にあることを親しい知人・関係者らに伝えているという。

「移籍騒動の際に飯島氏やメンバーを“裏切った”とされる木村拓哉への拒否反応が強いという話も一般的に広まっています。SMAPファンの多くは、そもそも飯島氏を退社に追い込んだジャニーズ側に非があると、香取を擁護している状況で、ネットユーザーからも香取のメンタル面を心配する声が出ています」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中でも、香取本人は毎週土曜日午後11時15分にスタートする『SmaSTATION!!』に生出演して元気な姿を見せており、同番組の公式サイトには視聴者からの応援メッセージが殺到している。

 東スポの引退報道後から投稿件数が増加し、11月14日にアップされた投稿のなかには、「不快な報道ばかりでうんざりしますが慎吾くんを必要としている人はたくさんいます」というものや、同番組で香取のパートナーを務める大下容子アナウンサーやスタッフに向けて「スタッフの皆さん、大下さん、慎吾ちゃんを助けてください」という切なる願いもある。

「ほかにも、香取へ向けた『まだまだあなたの笑顔が必要』『事務所主導の解散なんてさせません』というメッセージなど、愛のこもった投稿が数多く掲載されています。中には『マスコミによる情報操作、事務所の対応等、今まで私達に夢と笑顔を与えてくれた彼らには酷すぎる現実が続き、只々慎吾ちゃんの心が心配です』といった、ストレートな事務所・マスコミ批判も載せているため、SMAPファンは『スマステ掲示板すごい』『慎吾とSMAPへの愛があふれててタブーなし。スタッフさんありがとう』と、感激している様子です」(同)

 同コーナーの注意書きには、「こちらの判断によって部分的に削除・訂正して掲載される場合がある」と書かれているものの、現状では届いたコメントをほぼ編集せずアップしているようだ。

 同番組は、今年で放送15周年を迎えた長寿番組。こうしたエールが香取やスタッフの耳に入り、今後も変わらず番組が続いていくことを願いたい。

関ジャニ∞・大倉忠義と「芸能界を辞めさせられても、結婚する!」 吉高由里子の決意

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「芸能界を辞めさせられても、結婚したい──」  関ジャニ∞・大倉忠義と交際中の女優・吉高由里子が、親しい女性タレントにそう打ち明けていたという。ジャニーズ事務所は2人を別れさせようと躍起だが、もはや手の打ちようがないところまできたようだ。  吉高は、2014年の上半期にNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを好演し、さらなるステップアップが期待された。しかし、その後、デビュー以来、二人三脚で歩んできた女性マネジャーが退社。強い信頼関係で結ばれていただけに、ほかのマネジャーの言うことには耳を貸さず、どんな仕事を打診しても「ノ―」。結果、2年以上もドラマ出演がなかった。所属する大手芸能プロ・アミューズも、コントロール不能状態だったのだ。  ところが、日本テレビで来年1月からスタートするドラマ『東京タラレバ娘』の主演に決定。それと同時期に、写真週刊誌「フライデー」(講談社)に、吉高が関ジャニ∞の大倉の自宅マンションで“通い同棲”をしている現場を撮られて、熱愛が発覚した。  2人はドラマ共演という接点はないにもかかわらず、以前からウワサはあった。どうも、吉高の女優仲間が大倉に紹介したようだ。「フライデー」に動かぬ証拠を撮られたジャニーズは、大倉のファンを刺激しないよう、吉高との関係を否定。同時に、大倉に吉高との半同棲を解消させて、水面下では“強制破局”の方向で動いていた。  ところが、2人はジャニーズの意向を無視。ドラマ収録直前の10月中旬には2泊3日のバリ島旅行に行っていたことが、またしても「フライデー」によって明らかになった。  吉高は、旅行で大倉への思いがさらに深まったのか、親しい女性タレントに「芸能界を辞めさせられても、結婚したい」と、強い決意を語ったという。彼女は以前、生田斗真や二宮和也とウワサになったことがあったが、そのときもジャニーズに強制的に別れさせられたという苦い思い出があるだけに、大倉とはなんとしてでも別れない、という気持ちが強いのではないだろうか?  吉高は、ジャニーズの圧力を感じてか、芸能界引退までも意識しているようだが、今のジャニーズにはそんな力はない。SMAP解散騒動以降、パワーは落ち続けている。それにアミューズも、いまや業界ではジャニーズに負けず劣らずの力がある。  そのアミューズは、2人の熱愛を静観する模様で、仮に結婚したとしても、吉高にとってはマイナスにはならないと割り切っている。アミューズがそんな調子では、ジャニーズが吉高をつぶすことは不可能だ。大倉にしても、実家は大手居酒屋チェーン「鳥貴族」を営む大金持ち。ジャニーズを辞めても、生活に困ることはない。2人が結婚するかどうかはともかく、今後もジャニーズが吉高の暴走に振り回されるのは間違いないだろう。 (文=本多圭)

富野由悠季「1000万は伊達じゃない」「知られてない作品の話が通じないのが嫌」 誕生日なのに“死に支度”の話も

 さまざまな分野・立場から、多面的な角度での議論が紛糾してきた文化庁メディア芸術祭も20年が経過(準備含む)。10月15日から11月6日まで、アーツ千代田3331にて「文化庁メディア芸術祭20周年展-変える力」が開催された。先日に続き(記事参照)、11月5日に行われたシンポジウム「『メディア芸術祭』の20年」より、本記事では富野由悠季にスポットをあて、そのコメントを紹介したい。
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写真:右から富野由悠季、岩谷徹、里中満智子、建畠晢、佐伯知紀、小林桂子
「文化庁メディア芸術祭」で設けられているのは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門。なかでもアート部門とエンターテインメント部門には、ジャンルを横断した、多岐に分類可能な作品が集まりやすい。もちろんアニメーションに該当する作品もアニメーション部門だけでなく、アート部門やエンターテインメント部門でも見られる。 「実を言うと僕の立場はとても特殊で、メディア芸術祭の受賞者ではないんです。受賞者ではないのに、何故か3回目(00年)に草月会館でやった時からゲストという形で呼ばれてます。(観客の)動員をどうかけたらよいのかわからないということがあったので、『ガンダム』と『イデオン』を上映させてくれ、上映するだけではどうにもならないので、ゲストで来て話をしてくれないかというのが縁です。言ってしまえば僕の場合は、一般の人たちに宣伝する方法ってないんだろうかっていう。メディア芸術祭(の名称)では、なかなかお客さんが来てくれない、だから旗振り役で来てくれって呼ばれたんです」とぶっちゃけた富野由悠季監督。
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写真:文化庁メディア芸術祭関係年表(2ページ目)
 当時、富野には「何でこういうものを中央官僚の人たちが仕掛けて、『メディア芸術祭』を開催する事務局みたいなのを立ち上げてやってるんだろう、こんなことをやってもしょうがないんだよね」という印象しかなかったとのこと。当時の会場・草月会館にも触れ、「芸術論的に言うと右翼のとこで、とても特別な場所なんですよ。知ってる人は知ってる、知らない人は知らない、素人が行こうと思ってもなかなか行けない場所に現在もあります。というようなところでやってて何なんだかな~って思いはしましたけど、その時のことはあまり覚えてないんです」と振り返った。  また、アニメーション部門の審査委員(主査)を務めた第9回と第10回(06~07年)を振り返り、「お上が60万円しか出さないって言うのに噛み付きました。アニメに優勝とかグランプリって賞を渡すなら、1000万は出せって。1000万は伊達じゃないんですよ。最低限、1本短編を作るんだったら、そのくらい現金が要るんだから。そのくらいのことをしてサポートするみたいなことをしてくれないんだったら、みたいなことを言いたいんだよね~。結局は言いませんでした(笑)」と笑いを誘った。  第10回でアニメーション部門の大賞となったのは、長編の『時をかける少女』(細田守)。富野は当時行われたシンポジウムについて「『時をかける少女』の印象に関して言えば、基本的に悪くなかったですからね。ただ細田監督と樋口(真嗣)監督(審査委員)が一緒くたになってグダグダ言い始めたら、『お前ら考えが足りないぞ!』ということで怒ったかもしれません。辛辣な批判ということに関しては、作品の映像のことしか覚えていないんだけれども、細田監督の仕事のことはアニメを気をつけて見られる方ならご存知の通りで、かなり粗い部分があったりします」と改めて意見した。
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写真:第9回にアニメーション部門で大賞となった短編の『浮楼』(榊原澄人)
 一方、前年の第9回でアニメーション部門の大賞に選ばれた短編の『浮楼』(榊原澄人)には「一般的に知られるようなかたちで流布されていないので、説明は難しいですが、こういう風に極限状態でしか見られないというのは知られてることにはならないんです。こういうのが一般的に露出してくれるとうれしい」と希望し、「この作品について何が素敵かというと、『ガンダム』がアニメだと思ってるような今時の奴らに、本当はこういう風にできるんだよというのをもっと知ってほしいんだよね。それだけのことなんです。こういう話が通じないのが嫌なんだけど。『ガンダム』だけが好きでアニメやってると思ってほしくない」と、もどかしそうにしていた。  近年、富野は村上隆から『イデオン』を上映した後でインタビューをしたのは自分だったことを明かされた逸話も披露。その理由が当時貧乏学生で日当がいいアルバイトだったからという逸話を導入に「そこまでは冗談めいた話なんですけども、(彼が)ワールドワイドなネーミングになってしまった時に、つくづく思ったことがあります」と切り出した。 「アートの立ち上げとかは確かに入れ物の容器があった方がいいんだけども、きっかけとして動員されていく人たちがひょっとしたら本物のアーティストになるかもしれない。村上隆が本物のアーティストかどうかは別問題ですよ(笑)。ビジネスとして上手いことやっててスゴいなって思ってるだけですから誤解ないように。だけど半分ぐらいは実力を認めてます。今こういうことが言えるのも、彼がワールドワイドなネーミングを持ってるからです。どういうことかというと、アートというものは東京にいる偉い人たちが立ち上げてくれているんだけれども、そんなもんじゃないんだよねっていうのがあります。毎日毎日、絵を描かなきゃいけない、仕事をしなければいけないという人には生活の糧でしかないし、そういう価値論は一切ないんです」(富野)  さらに富野は、「我々みたいなアニメの人は後発部隊ですから、本当にアンダーグラウンドな世界の中で、泥水すすりながらやってきた。やってきたんだけども、この10年くらいでコロっと事態が変わった時に、こういうところでアニメ出身者でもお話させてもらってんだというギャップをどう埋めたらいいんだろうと。埋めようがないんですよ」とぼやき、「つまり、60、70歳になって勉強しはじめてアーティストになれると思います? なれるわけないでしょう。この40、50年を取り返すことができないってことを知るのが現実です」と吐露。  その後、「380万円にもならない年収でアニメをやってる人たちを、もっと表に出してほしいんだけれども、出せる方法がない。やっはり箱はある方がいい。年収380万にもならない人たちがそこに行ったら間違いなく仕事がある、そういう受け皿になってほしい」と、立ち消えとなった09年のメディア芸術総合センター構想も引き合いに出した。
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写真:富野由悠季
「アーティストにも労働者にもなれない人らが集まってくるとどういうことが起こるか、社会的に活気のある場所になってくるだろうと。地域活性していく方向もあるのではないかと思いますので、もう一度メディア芸術総合センターを何とか作る方向で……。オリンピックの予算から2億を引っ張ってくればいいんじゃないかな。予算を獲得してくるのはここにいる年寄りじゃなくて、そこにいる君たちです」(富野) 当シンポジウムのトーク内容がこんな展開を見せたのも、開催された11月5日が富野の誕生日でもあるからだった。75歳となった富野は「こんな話をしている自分ですから、死に支度をしなきゃならない年齢なんです。その死に支度をしなきゃならないところで、何をするべきかということをこの5年とか最長10年のスパンで考え始めています」という。 「今みなさんのお立場が全然違う中で言うのもなんですけども、50年後にどうなってるかわからないんだから、僕みたいな年寄りになってからギャップがあるのかも知れない。だったら油断せずに何をやったらいいのか、ちょっと想像してみてください。みんな古いもので過去のものなんですけど、ここで展示されてたようなものや、今インターネット上とかIT技術で使われている先駆的なものを含めて、これから50年先の先駆的なものっていうのが、今みなさんの手元にあるはずなんです。自分の手にはどういうものがあるのかというのを考えて頂きたい。漫然とコピペの仕事をしないことを生活の中で10分の1でも100分の1でも思っていて頂きたい。思うことができれば、50年後に皆さん方が亡くなる時には後悔しなくてすむんじゃないかと思ってます」(富野)  締めに歴代のメディア芸術祭でオススメの作品を聞かれると、富野は「僕からは何も言えません」と返した。 「本当にシリアスな話なんですけども、他人の言うこと聞いて、それを見に行ってとか知ってとか、身についたことは僕にはなかったんです。結局自分で発見するしかなくて、発見するプロセスがないもの。必ずしも学習しろとは言ってません。ある日突然見た絵1枚かもしれない、景色かもしれない、ショックを受けることがあるわけです。僕にもそういう経験はありました。これは僕の経験でしかないから、これを『お前らやれよ!』とは絶対に言えないわけです。ただここにいらしている皆さん方に言える、とても素敵なことがあります。だって、こういう状況見てるじゃない。こうやって経験してればそれで充分かもしれない。それを充分にするかどうかは皆さん方の問題ですから。とても冷たい言い方しますが俺は知ったこっちゃない。俺は死に支度で忙しいんだから!!」(富野) (取材・文/真狩祐志) ■文化庁メディア芸術祭20周年展-変える力 http://20anniv.j-mediaarts.jp/

入浴&キスシーンとガッキーの勝負下着! 視聴者しか恋心と結び付けない“不思議ドラマ”/『逃げ恥』第六話

15日放送の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)第6話が平均視聴率13.6%を獲得し、5週連続の視聴率上昇となりました。この数字は同局「火10枠ドラマ」にて最高記録なのだとか。それもそのはず。ついに、ついにやって来ましたよ、この時が。  前回、百合ちゃん(石田ゆり子)に新婚感を演出するために設定した“ハグの日”により、「友達以上、恋人未満くらいが、ぬるく楽しくちょうどいい」と平和な日常を過ごしていたみくり(新垣結衣)と平匡さん(星野源)。そんなある日。百合ちゃんに「2人の関係を心配していた時期に申し込んだ」と“新婚旅行(温泉旅館宿泊券)”をプレゼントされたのです。渋々受け取った2人は“社員旅行”とかこつけて出発しました。  部屋に着いたらダブルベッド(百合ちゃんの優しさ)だし、空調の故障により部屋を変更したら露天風呂付きの個室だし、みくりの元彼(大声のばかっぽいクレーマー)に遭遇するし。何より、出発前に平匡さんが日野さん(藤井隆)にプレゼントされた物を現地で開けてみると“マムシエキス・どくろターボ3本セット”だし。これを隠すために悪戦苦闘した結果、みくりの上に覆いかぶさりキスしちゃいそうになったり。結局みくりはこっそり見ちゃって、念のため持ってきたオニューの下着を着ちゃったり。……ていうか、みくり! オニューの下着を持ってきたってことは、「もしかしたらするかも」って、「してもいいかも」って思ってるってことじゃないですか! 視聴者だけが目撃したOKサイン!!  それでも夜になると、一度はベッドで並んで寝てみたものの、2人して眠れないんですよ。なので、勝負下着のみくりは背を向けて寝ている(フリしている)平匡さんに触れようと手を伸ばしたのです。  が、その瞬間に寝返りを打って失敗しちゃうんですけど。最終的には、平匡さんがアイマスク×耳栓を装着し、床に寝そべって朝を迎えました。みくりは下着を仕込んでいた自分に「私は何をやってるんだろう」と落ち込み、これまでの「結婚しましょう」「付き合いましょう」「ハグしましょう」といった提案は、平匡さんは優しいからすべて受け入れてくれるけど、「いつも私から。もう疲れた」と嘆きます。一方の平匡さんはというと、「安全装置のついた疑似体験は悪くない」とみくりとの関係が心地よくなってきたのです。見事に思いがすれ違う2人。  帰りの電車では“今、手を繋いだらどうなるか”という個々の妄想で2人の思いが交差します。みくりは、きっと驚かれるけど「新婚旅行感を醸し出すため」と言えば平匡さんは困った顔をしつつも仕方なく受け入れてくれると予想しつつ「でも、私が欲しいのは仕方なくじゃなくて……私は平匡さんに何を求めているんだろう」「今まで通りでいい。何もしない、何も求めない」と諦めの涙を流します。一方で「疲れたけど楽しかったな」と笑みを浮かべている平匡さん。すごいすれ違い!!  そして、「あと一駅、あと一駅。永遠に着かなければいいのに」という言葉が2人の頭の中でシンクロ再生され……駅に着くやいなや、平匡さんがみくりの手を握り、キスしたのです! それも、プロ童貞らしからぬ、上手な手繋ぎ&キス! 隠しきれない(ヤリティンと噂の)星野源感が溢れた瞬間でした。怒涛の甘酸っぱい展開に、各ネット掲示板では平匡さんブームが到来しています。あ、星野源ではなく、あくまで平匡さんなところが『逃げ恥』視聴者っぽくて好きですね。  今回は、百合ちゃんが仕事の愚痴をいつものバーでこぼしていた際の、マスターの台詞「人は見返りを求める、特に恋愛は」と、沼田さん(古田新太)の台詞「わりなんて考えてたら何もできないよ」が布石となっていました。さらに混線を予感させるのはニセ野内・風見さん(大谷亮平)の恋心が動き出しそうだから。百合ちゃんが旅行を漫喫している2人の写メをニセ野内に見せると大層ショックを受けたようで、ニセ野内は「この歳になってショックを受けたのかもわからない、僕は何を求めてるんでしょう」と何だかおセンチな様子。  来週は、そんなニセ野内とみくりに動きがありそうです。平匡さんの相談をしちゃうとか。さらに、みくりは平匡さんをハグしながら「私はいいですよ、平匡さんなら」なんて言っちゃってます。それにしても。2人の感情って、俗に言う“恋”とか“両思い”に見えるんですけど、そう思っているのは視聴者しかいないんですよね。このもどかしさが「イライラ」じゃなく「ほのぼの」に繋がるのは役者のおかげ? 演出が上手いから? つくづく不思議なドラマです。 (ドラマウォッチ:ナチョス)

入浴&キスシーンとガッキーの勝負下着! 視聴者しか恋心と結び付けない“不思議ドラマ”/『逃げ恥』第六話

15日放送の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)第6話が平均視聴率13.6%を獲得し、5週連続の視聴率上昇となりました。この数字は同局「火10枠ドラマ」にて最高記録なのだとか。それもそのはず。ついに、ついにやって来ましたよ、この時が。  前回、百合ちゃん(石田ゆり子)に新婚感を演出するために設定した“ハグの日”により、「友達以上、恋人未満くらいが、ぬるく楽しくちょうどいい」と平和な日常を過ごしていたみくり(新垣結衣)と平匡さん(星野源)。そんなある日。百合ちゃんに「2人の関係を心配していた時期に申し込んだ」と“新婚旅行(温泉旅館宿泊券)”をプレゼントされたのです。渋々受け取った2人は“社員旅行”とかこつけて出発しました。  部屋に着いたらダブルベッド(百合ちゃんの優しさ)だし、空調の故障により部屋を変更したら露天風呂付きの個室だし、みくりの元彼(大声のばかっぽいクレーマー)に遭遇するし。何より、出発前に平匡さんが日野さん(藤井隆)にプレゼントされた物を現地で開けてみると“マムシエキス・どくろターボ3本セット”だし。これを隠すために悪戦苦闘した結果、みくりの上に覆いかぶさりキスしちゃいそうになったり。結局みくりはこっそり見ちゃって、念のため持ってきたオニューの下着を着ちゃったり。……ていうか、みくり! オニューの下着を持ってきたってことは、「もしかしたらするかも」って、「してもいいかも」って思ってるってことじゃないですか! 視聴者だけが目撃したOKサイン!!  それでも夜になると、一度はベッドで並んで寝てみたものの、2人して眠れないんですよ。なので、勝負下着のみくりは背を向けて寝ている(フリしている)平匡さんに触れようと手を伸ばしたのです。  が、その瞬間に寝返りを打って失敗しちゃうんですけど。最終的には、平匡さんがアイマスク×耳栓を装着し、床に寝そべって朝を迎えました。みくりは下着を仕込んでいた自分に「私は何をやってるんだろう」と落ち込み、これまでの「結婚しましょう」「付き合いましょう」「ハグしましょう」といった提案は、平匡さんは優しいからすべて受け入れてくれるけど、「いつも私から。もう疲れた」と嘆きます。一方の平匡さんはというと、「安全装置のついた疑似体験は悪くない」とみくりとの関係が心地よくなってきたのです。見事に思いがすれ違う2人。  帰りの電車では“今、手を繋いだらどうなるか”という個々の妄想で2人の思いが交差します。みくりは、きっと驚かれるけど「新婚旅行感を醸し出すため」と言えば平匡さんは困った顔をしつつも仕方なく受け入れてくれると予想しつつ「でも、私が欲しいのは仕方なくじゃなくて……私は平匡さんに何を求めているんだろう」「今まで通りでいい。何もしない、何も求めない」と諦めの涙を流します。一方で「疲れたけど楽しかったな」と笑みを浮かべている平匡さん。すごいすれ違い!!  そして、「あと一駅、あと一駅。永遠に着かなければいいのに」という言葉が2人の頭の中でシンクロ再生され……駅に着くやいなや、平匡さんがみくりの手を握り、キスしたのです! それも、プロ童貞らしからぬ、上手な手繋ぎ&キス! 隠しきれない(ヤリティンと噂の)星野源感が溢れた瞬間でした。怒涛の甘酸っぱい展開に、各ネット掲示板では平匡さんブームが到来しています。あ、星野源ではなく、あくまで平匡さんなところが『逃げ恥』視聴者っぽくて好きですね。  今回は、百合ちゃんが仕事の愚痴をいつものバーでこぼしていた際の、マスターの台詞「人は見返りを求める、特に恋愛は」と、沼田さん(古田新太)の台詞「わりなんて考えてたら何もできないよ」が布石となっていました。さらに混線を予感させるのはニセ野内・風見さん(大谷亮平)の恋心が動き出しそうだから。百合ちゃんが旅行を漫喫している2人の写メをニセ野内に見せると大層ショックを受けたようで、ニセ野内は「この歳になってショックを受けたのかもわからない、僕は何を求めてるんでしょう」と何だかおセンチな様子。  来週は、そんなニセ野内とみくりに動きがありそうです。平匡さんの相談をしちゃうとか。さらに、みくりは平匡さんをハグしながら「私はいいですよ、平匡さんなら」なんて言っちゃってます。それにしても。2人の感情って、俗に言う“恋”とか“両思い”に見えるんですけど、そう思っているのは視聴者しかいないんですよね。このもどかしさが「イライラ」じゃなく「ほのぼの」に繋がるのは役者のおかげ? 演出が上手いから? つくづく不思議なドラマです。 (ドラマウォッチ:ナチョス)