菅野美穂とEXILE・岩田剛典が毎週ばったり……『砂の塔』ツッコミどころ多すぎて、視聴者イライラMAX

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 怒涛の“鬱”展開に視聴者が悲鳴を上げているドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)。4日にオンエアされた第4話の平均視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前回より0.9ポイント上昇しました。  ネット上では、「ツッコミどころ多すぎ」「ママ友イジメのシーンが辛すぎる」といった声も多いようですが、やはり松嶋菜々子演じる弓子の存在が不気味すぎて、正体が気になっちゃうんでしょうね。幼児が次々と失踪する「ハーメルン事件」が軸となっている同作ですが、もしかしたら弓子の笛の音に誘われているのは、子どもたちではなく、あなたのほうなのかもしれません……(タモリ風に)。  さて、すっかりママ友イジメのターゲットとなった亜紀(菅野美穂)ですが、ボスママの寛子(横山めぐみ)から「嘘つきの粉を撒き散らす蛾」なるキャッチフレーズを付けられ、さらに孤立。娘のそら(稲垣来泉)の同年代のお友だちも、「ママが嘘つきだから、うつったらヤダも~ん」と言って、誰も遊んでくれません。  ママ友に誤解を与えた原因として、責任を感じた体操教室コーチの航平(EXILE・岩田剛典)は、亜紀の家に突然押しかけ、「全部、俺のせいです」「俺から皆さんに一部始終を話して、誤解を(解きます)」と提案しますが、亜紀は「それだけは止めてえ~。余計、面倒なことになるから」と断固拒否……。なんでだよっ! 寛子を刺激したくないのはわかりますが、そらがハブられてるんですよ! あ~、イライラする~。  一方で、弓子のことを急に慕いだしたそらは、勝手に部屋を出て、26階の弓子の部屋へ。亜紀が迎えに行くと、「弓子おばちゃん家ってすごいんだよう。奥の部屋に、いっぱいテレビみたいのがあってえ、よそのおうちが見れるようになってるの。ママも映ってたよう。あとう、おもちゃもあってえ、絵本もあったの」と報告するそら。さらに、亜紀は弓子にかつて子どもがいたことを知り、「ハーメルン事件」の犯人ではないかと疑い始めます。  そんな中、同じ幼稚園のママから、動物園に誘われる亜紀。久しぶりにお友だちと遊べることになったそらは、「やったー!」と大喜びしますが、案の定、当日「寛子さんたちと行くことになったので」とドタキャンされてしまいます。  あくる日、幼稚園から忽然と姿を消すそら。亜紀は弓子の家に乗り込みますが、そらが動物園に行けなかったことを不憫に思った兄・和樹(佐野勇斗)が、勝手に動物園へ連れていったことが発覚。弓子は和樹から密かに相談を受け、お金(交通費? 動物園の入場料?)を貸したといいます。この様子を見ていた寛子から、「弓子さんを誘拐犯扱いするなんて」「母親失格」などと責められる亜紀。この辺の展開は、ツッコミどころ満載でコントのようでしたが、劇中ではシレ~ッと何事もなく流れていってしまいました。う~ん……。  その後、夫の健一(ココリコ・田中直樹)と夫婦喧嘩となり、家を飛び出す亜紀。道で落ち込んでいると、航平とばったり!「世界中が敵になっても、俺は亜紀さんの味方だから」と、またいい感じになります。それにしてもこの2人、毎週毎週、外で偶然会いすぎ! もう、これはもう運命かストーカーのどちらかですよ……。  主人公夫婦がどん臭すぎて、もはや誰にも感情移入できない同作。マンションなんて引っ越しちゃえばいいわけですから、亜紀にとって最大のピンチは、旦那の営業成績がヤバイことなんじゃ? それに、寛子たちは低層階の人たちと付き合わないことをモットーにしてるんだから、24階以下のママと仲良くすればいいじゃん! 違うの? ダメなの? 死ぬの? なんなの?  まあ、毎週イライラしつつも、結局、次週を待ちわびてしまうんですよね~。公式サイトによれば、次回は「隣人の正体! 全ての謎が明らかに!」とのこと。弓子の正体がわかるのなら、もう見るしかありませんね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

急性ストレス反応で入院も……売名疑惑が浮上する華原朋美の現在

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 またしてもお騒がせだ。原因不明の体調不良が続いていた歌手の華原朋美が5日、病院での検査で「急性ストレス反応」と診断されたことを公表し、約1カ月間活動休止することを発表した。  関係者によると、この日から都内の病院に入院。復帰は週1レギュラーを務める日本テレビ系『PON!』の12月5日放送の予定という。  華原は2000年と07年にメンタル面の不調で休養。09年に睡眠薬や精神安定剤を大量に摂取し、救急車で運ばれる騒ぎを起こした。  当時を知る関係者は「あの時は本当に言動がおかしかった。金髪のカツラをかぶて外出したり、マスコミに自らネタを持ち込んだりしていた。今回のニュースを聞き『また再発したのか……』と心配になりました」と話す。  ただ、ネット上では、華原の体を張った“売名疑惑”を指摘する声も……。事実、復帰直後の12月12~13日には東京都と兵庫県でクリスマスディナーショーが控えている。 「チケットは発売から1カヶ月以上経過していますが、いまだ空席祭りのようです。歌手にとって年末のディナーショーは稼ぎ時。彼女の場合も東京公演は3万2,000円と、それなりのお値段です。今回のニュースを聞いて、心配したファンが足を運ぼうと考えるかもしれません」(ワイドショー関係者)  本人は病院のベッドで辛い思いをしているだろうが、ネット上で“ゲスの勘繰り”がなくならないのは、いまだ信用されていない証拠でもある。「彼女は自ら話題を振りまくタイプのアーティスト。マスコミの間でもネット同様の反応を示す人は多い」とはスポーツ紙記者。病気になってもなお、売名を疑われる彼女が不憫でならない。

レコード大賞1億円不正に「ドンの謝罪」は無意味? “本当のドン”を前にメディアは沈黙で……

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「週刊文春」(11/10号、文藝春秋)
今週の注目記事・第1位 「“レコード大賞のドン”謝罪告白」(「週刊文春」11/10号) 第2位 「いよいよ上がり始めた『日経平均』2017年乱発する『10倍株』を掴め」(「週刊ポスト」11/18号) 「日銀の『極秘レポート』入手 株価1万3000円割れ、1ドル80円の衝撃」(「週刊現代」11/19号) 第3位 「朴槿恵と女帝と元夫 洗脳と我欲で染まった『青瓦台の三角関係』」(「週刊ポスト」11/18号) 「朴槿恵を追い詰めた“ラスプーチンの娘”と“謎のホスト”」(「週刊文春」11/10号) 第4位 「『大麻を取り戻す』安倍昭恵総理夫人が語る高樹沙耶との友情」(「週刊文春」11/10号) 第5位 「<『22時強制消灯』で働き方に大変化が!>今日の一番乗りは誰だ? 電通で急増する『始発勤務』」(「フライデー」11/18号) 第6位 「え? 辞めないの?『籾井続投』説にNHK局内も騒然」(「週刊現代」11/19号) 第7位 「事務所公認を獲得! 『宮沢りえ』が『森田剛』と堂々デートの現場報告」(「週刊新潮」11/10号) 第8位 「『小池劇場』大混乱 暴走ブレーンvsドン内田のスパイ」(「週刊文春」11/10号) 「小池百合子を採点する!」(「週刊朝日」11/11号) 第9位 「『日本一の嫌われ都市』名古屋の生きる道」(「週刊朝日」11/11号) 第10位 「『痛い死に方』ランキングワースト50<史上初の徹底調査>」(「週刊現代」11/19号) 第11位 「『してはいけない運動』『しなくていい運動』」(「週刊ポスト」11/18号) 第12位 「草なぎ剛、本誌直撃に笑顔『SMAP解散回避!』の可能性」(「フライデー」11/18号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週も小粒な記事が多く、新潮などは特集なし(日本のがん治療はここまで進んだという特集はあるが)で、ワイドばかりでお茶を濁している。  とまあ、ぐずぐず言わずにフライデーからいこう。  少し早いが今年1年を振り返れば、熊本大地震、トランプ旋風、ゲス不倫、SMAP騒動の年となるのかもしれない。  今年の掉尾を飾るのは『紅白歌合戦』大トリのSMAPによる「25年間ありがとう」メドレーで決まりだと、私は思っている。  それを後押しするファンの新聞ジャック・イベントが11月1日と2日に行われた。東京新聞の読者投稿ページ「東京くらしネットToKToK」は有料にもかかわらず130人以上の「解散しないで」という悲鳴のようなファンの投書で埋まった。  歌も踊りもたいしてうまくはないと思う5人組がここまでやってこられたのは、こうした熱狂的なファンのおかげである。  5人は顔も合わせないほどギクシャクしているから、一緒のステージに上がるのは無理だという見方がある。いい知恵を授けよう。  ステージに5つの檻をつくり、5人を一人一人入れる。隣が見えないように横には壁をつくる。そうして5人が歌い踊るという趣向だ。  エルビス・プレスリーの映画『監獄ロック』をステージ上に再現すればいい。いかがだろうか。  フライデーは「草なぎ剛、本誌直撃に笑顔 『SMAP解散回避!』の可能性」という記事をやっている。  何のことはない、六本木のカフェに現れた草なぎにフライデーが直撃。 「『紅白歌合戦』に出演することをファンは望んでいます―質問はドアに遮られたが、車に乗り込んだ草なぎはニヤリと笑っていたのである」というだけのものだが、「SMAPの紅白サプライズ出演はあるのか。それを実現させるべく動いている人間が『ジャニーズ事務所内に一定数いる』(ジャニーズ事務所関係者)」そうである。  視聴率40%前後まで落ちた紅白の起死回生はこれしかないだろう。事務所側もこれをやればNHKに多大な恩を売れるから、必死で5人を説得するはずだ。  かくして帝国とまで呼ばれたジャニーズ事務所は、SMAP解散とともに衰退への道を辿るのであろう。  ポストは長生きしたければ、こうした運動をしてはいけないと特集している。  ラジオ体操はオーバー60歳には向いていないそうだ。  なぜなら、ラジオ体操が普及し始めたのは昭和26年頃で、その頃の男性の平均寿命は60.8歳だった。  高齢者の運動能力が低下するのは脚や腰や下半身だが、ラジオ体操には下半身の運動機能を強化したり、維持する運動は入っていないからだという。  1日1万歩というのも、そのスピードではぜんぜん意味がない。電車やバスで座らないと半月板を傷める。  冬の早朝マラソンは脳卒中や心筋梗塞などのリスクがある。ゴルフ・水泳・自転車の死亡事故が増えている。  ベターッと地に脚がつくストレッチは背骨に負担がかかりすぎるというのだ。  先週ポストで、100歳長寿の人たちは肉や天ぷら、カツ、すき焼き、寿司など高カロリーなものを好んで食べていると書いていた。  幸い私の食欲は衰えていないから、この時期、すき焼きで日本酒といきたいね。肉は高いから肉抜きで……と思ったら、葉物がバカ高い。春菊280円、白菜650円。給食を取りやめた小学校も出ている。 「三重県鈴鹿市立の全30小学校と13幼稚園が今年度、給食を2日間中止する。野菜価格などの高騰が理由だ。安い食材に切り替えて給食を続ける自治体が多い中、鈴鹿市は『安全面を重視』して判断したという」(11月4日05時23分asahi.comより)  貧しいヤツは肉はもちろんのこと野菜も食べるなということか。しかりしこうして我が家のすき焼きは、焼き豆腐とタマネギ、シラタキに豚の三枚肉という“布陣”になったのであった。  現代に嫌な特集が載っている。痛い死に方のランキングである。どうしてこんなものをやるのか首をかしげざるを得ないが、怖いもの見たさで読んでみた。  私は肺がんが一番苦しいのかと思っていたが、なんとランキングは第7位である。  1位は膵臓がん。膵臓の周りには太い神経があり、そこにがんが浸潤すると激しい痛みを伴うという。  2位が間質性肺炎。続いて肝臓がん、肺気腫、多発性骨髄腫、上腸間膜動脈閉塞症ときて肺がんである。  先日亡くなった私の友人は肺気腫に肺がんを併発していた。さぞや痛かっただろうに。  いくら痛み止めのモルヒネが効くからといっても、死ぬ間際まで痛みの恐怖とも戦わなくてはいけないのはつらい。  神様、なんとかピンピンコロリと逝かせてください。  ところで、嫌われる都市というのがある。井上章一氏が書いた『京都ぎらい』(朝日新聞出版社)は大ベストセラーになったが、これは愛憎半ばするから売れたのである。  誰かが『名古屋ぎらい』などという本を出したら、見向きもされないのではないか。  週刊朝日によれば、名古屋市がインターネットで国内8主要都市の「都市ブランド・イメージ調査」を実施したら、トップの京都が37.6ポイントだったのに、名古屋はわずか1.4ポイントで、ぶっちぎりの最下位だったそうだ。 「名古屋のネガティブイメージは、1980年代にタモリが『名古屋人はエビフライをエビフリャーと言う』などと嘲笑したネタをルーツとする。『名古屋弁はみゃーみゃー言ってうるさい』『田舎臭い』などと、さんざん揶揄され、土壇場で誘致に失敗した88年の『名古屋五輪』の悪夢も、外国人タレントのコンサートの“名古屋飛ばし”も、コンプレックスに苛ませるに十分だったのだろう」(朝日)  豪華なモーニングセットで名高い喫茶店文化も、みそかつ、ひつまぶしも名古屋の名を高めるまでにはいっていない。  さらに名古屋のイメージを堕としている(失礼!)河村たかし名古屋市長は、名古屋は戦時中軍需都市だったため、都心部はほとんど焦土と化した。戦後は消失した路地を以前のように復興することなく広い道路をつくることにしたため、名古屋は人工都市で風情も情緒もなくなってしまったという。  地元で有名な学者が名古屋を「消毒都市」とネーミングしたそうだ。  トヨタのおかげで産業都市になり金儲けでは圧倒的に日本一になったが、では名古屋の魅力とは? と考えると、たしかにあまり思い浮かばない。私は中村区にある「中村遊郭跡」が好きだが、今はソープランドばかりになってしまっているのが残念だ。  さて、小池百合子劇場に翳りが出てきたようだ。小池都知事は豊洲市場の主要施設の下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、11月1日、中西充副知事(当時・中央卸売市場長)ら8人が独断的に盛り土をしなかった責任者として認定するという検証報告書を発表した。  小池都知事は現役職員の懲戒処分、退職者へも対応するよう指示した。これは当然の処分ではあるが、本丸に迫っていないと思う都民は多いはずだ。  当時は石原慎太郎知事時代である。市場の敷地全体に盛り土をする整備方針を決定したのも石原都知事自らである。  小役人たちの習性として、親分の決定事項を覆すようなことを自分たちだけでやることなどあり得ない。万が一やったとしても、スパイ網が張り巡らされている伏魔殿では、隠し通せるはずはない。  小池都知事は石原氏を議会に呼んで喚問するべきである。できないなら遠からず小池は支持を失う。  朝日は小池の3カ月を採点している。朝日の採点では「政治力は4」。「自民党とつかず離れずを演出する。なかなかの『曲者』ぶり。綱渡りの危うさはあるものの、本誌は政治力に5点満点中、『4点』をつけた」(朝日)。 「発信・パフォーマンス力は5」「行動力・リーダーシップは4」「おしゃれ度は4・5」。だが、問題は「政策立案力は3」である。豊洲移転や五輪施設問題など大向こうウケするテーマを選んでパフォーマンスするだけで、「進む高齢化や待機児童対策など、地味でも都民にとって必要な分野で具体的な政策を打ち出し、他道府県のモデルとなるのが首都自治体の本来の役目です」(中央大学の佐々木信夫教授)。  その上「問題解決力は2・5」と低い。豊洲移転はどうなるのか。五輪のボート会場を宮城県の長沼に移す案を出したが、結局は元へ戻るのではないか。  さらに小池氏のブレーンにも批判が集まっている。 「改革本部を統括する慶應大の上山信一教授は特に都職員の反感を買っている。(中略)上山氏が橋下徹氏の元でぶち上げた大阪都構想は失敗している。小池氏の命取りになる可能性がある」(都政ウオッチャー)  IOCのバッハ会長に、小池氏が「仮設施設の整備費のうち都が千億円から千五百億円を負担すると記された英文の文書」を渡したが、この文書を作成したのが週刊文春によれば上山氏だという。  だがこれが都議会のドンをいたく怒らせたそうである。そんな話は聞いていない、根拠のない数字だと指摘され、急遽作成者名は削除されたそうだ。  この上山氏、コンサル長者といわれ、虎ノ門のタワマンに「推定九千万円」(文春)の事務所を構え、都内の高級住宅地に200平米を超える邸宅をキャッシュで買っているのだそうだ。  ブレーンにも批判が出てきた小池都知事が頼むのは、もしかすると安倍首相が目論んでいるといわれる来年1月解散かもしれない。  そこへ小池新党から何人か出馬させ、1人でも2人でも当選させれば、また小池人気が再現するやもしれない。  この人は、パフォーマンスをやり続けなくてはいけない運命なのだろう。  ところでアメリカ大統領選の投票日が迫っているが、クリントン陣営に打撃を与えたメール問題で、連邦捜査局(FBI)が、民主党のクリントン氏の私用メール問題について「(訴追に相当しないという)結論は変わらない」と公表した。  これでトランプ陣営の切り札がなくなり、たぶんヒラリー当選ということになるのであろうが、彼女に期待できないというより、今のアメリカには何も期待できないという深刻な事態は変わらない。  内田樹氏は先日話したときに私にこう言っていた。 「安倍晋三のような国際性の全然ない、統治能力もそんなに高くない人が、これだけ国際的な権限を持っていられるというのも、やっぱりアメリカが貧すれば鈍すだからです。アメリカにもっと力があれば、今の安倍晋三のポジションは、かつての李承晩であったり、スハルトであったり、ゴ・ディン・ジエムであったり、あの人たちとあまり変わらないんです。要するに開発独裁(経済発展のためには政治的な安定が必要だとして、国民の政治参加を著しく制限する独裁を正当化する)と同じなわけであって、アメリカの建国理念とも、価値観とも整合しない。アメリカがつくった憲法を全否定しようというような、彼らから見たらまったく世界の捉え方が違う、価値観の違う人間なんだけれど、とにかくアメリカの要求には全部イエスと言う。そういう非常に質が悪い非民主的、強権的な政治家なんだけれど、溺れるものは藁をも掴むですよ。安倍はアメリカの藁なんですよ。国際的にはどんどん求心力が落ちてきて、もはや見まわしてみると、何でもかんでも全部賛成と言ってくれるのは日本しかないわけです。そうなってくると変な話、もう日本は切れない。だから安倍さんにしてみたら、とにかく日本の国益はいくら失っても構わない、アメリカの国益を最大化する方向にということをやっていれば、アメリカからは、おまえが未来永劫、日本の統治者であってもらいたいというお墨付きがいただけるわけです。アメリカはほんとに尻に火がついちゃったんで、もうどんな手段でもいいからアメリカをサポートしてくれる、モラルサポートもファイナンシャルサポートも、あるいはミリタリーサポートでも、どんな形であれ、とにかくサポートしてくれるんだったら、何でもいい。安倍さんという人はアメリカの弱みに付け込んでいるわけです。二十一世紀に入って、開発独裁型の政治家なんて出てくるとは、誰も思っていなかったんだけれど、それがボコッと出てきた。強権的独裁政治に向かって、まっしぐらに行っているんですけれど、支援者がいなくなり世界的に孤立したアメリカからすると、安倍さんは貴重な人材なわけです。3期9年に任期を延ばして、憲法改正もできるようにしましたが、アメリカから、それはよろしくないという不快感の表明みたいなものというのがあって然るべきなんです。俺らがつくってやった憲法を反古にしようというのか、このやろうと言うのが当然なんですけれど、放置してある。言えなくなっているということは、アメリカの国力の劣化というのは、僕らの想像以上にひどいということです」  没落するアメリカにしがみつく安倍政権。ドロ船がひっくり返るとき、日本も引きずり込まれる。  今、日本人が一番に考えなくてはいけないのは、日米基軸などは白紙に戻し、アメリカとの付き合い方をもう一度真剣に考え直すこと、それである。  話はガラッと変わって、先週号で宮沢りえとV6の森田剛が付き合っていることを報じた新潮が、今週はグラビアで2人の親密写真を掲載している。  宮沢りえは29日に、都内の映画館で主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(監督中野量太)の初日舞台あいさつに登壇した後、渋谷のシアターコクーンで森田と寄り添いながら舞台を観劇し、終わるといそいそと帰って行ったという。  宮沢りえも40を超えて、女優としても円熟がましてきた。まあ、男も芸の肥やし。人の恋路を邪魔するヤツは……。  現代は来年1月24日に任期が切れるNHK籾井会長が続投するかもしれないと報じている。  理由は、後継者選びが難航、安倍官邸がいないんだったら籾井君でいいんじゃないかと思っているようだということだ。  そんなバカなこととは思うが、今の安倍首相が何を考えているのか、周りにもわからないそうだから、あり得るのかもしれない。  NHKの真っ当な人間にとっては悪夢のような日々がまだ続くのには、耐えられないだろうが。  フライデーが、電通が発表した22時一斉消灯が守られているか、10月28日の21時半過ぎから、外で見ていたそうだ(同様のことを『報道ステーション』でもやっていた)。  22時に何の社内放送もなく突然電気が消えた。避難訓練のように集団で一斉に外に出てくる。  1階中央の受付テーブルの周りだけに非常灯がついているが、「この頼りない灯にすがりつくように数人が業務を遂行しようとする姿が見てとれる」(フライデー)。その連中も30分もしないうちに社外に消えたという。  家に仕事を持ち帰ってやらざるを得ない者もいるが、「始発で会社にくる人が増えているんですよ」(電通クリエーター・同)。  そこでフライデーが週明けの月曜日4時50分に電通前で待っていると、何人もの社員がフライデーの問いかけには応えず、無言で社内に入っていったという。  私の知っていた電通マンには、深夜までクラブやバーで大酒を飲み、女にだらしなかったが、仕事はできるというタイプが多かったように思うが、それももはや昔語りなのであろう。  11月7日のasahi.comはこう報じている。 「厚生労働省は7日、電通本社(東京)と全国の3支社に労働基準法違反の疑いで一斉に強制捜査に入った。東京労働局などによる先月の立ち入り調査などを通じて、違法な長時間労働が全社的に常態化していた可能性が高いと判断。強制捜査に切り替え、立件に向けて全容解明を目指す方針だ」  この際、電通の機密を全部かっさらおうという国の強い意志を感じるのは、私だけだろうか。  先週号の現代で小池都知事と総理夫人の昭恵との対談をやったが、そこで昭恵が「いまは大麻に興味があるんです」と発言したことに文春が噛みついている。 「もちろん吸うわけではありません。ひとつは医療用。もうひとつは、『祈祷用』。(略)『日本を取り戻す』ことは『大麻を取り戻す』ことだと思っています」(昭恵)  彼女は大麻所持容疑で逮捕された高木沙耶容疑者とも親交が深く、また、鳥取県で大麻を栽培していて、使用目的での所持で逮捕された会社代表の上野俊彦容疑者とも付き合いがあるそうだ。だが彼女、文春にこう答えている。 「私自身、大麻自体を悪いと思っていません。吸引に関しては法を犯してはいけない。(中略)私も山口県で免許(栽培の=筆者注)を取りたいと思っていました。産業用は毒性がほとんどない。上野さんは産業用の大麻を復活させようと血の滲む努力をされてきた。元々麻は自生していた植物なのに、なんでここまで取り締まるんだろうと思っています」  安倍首相よりよほど信念の人である。私は大麻をやったことはないが、そう目くじら立てるほどのことではないのではないかと、思っている。  山口の自宅で首相と2人で大麻を吸ってみたらどうか。当局は見て見ぬふりをするのではないか。それとも一気に大麻解禁となるかもしれない。おもしろい女性だ。  さて韓国の朴槿恵大統領(64)が追い詰められている。40年来の親友・崔順実(60)という民間人の女性に、衣装から演説内容、人事から外交政策まで相談し、アドバイスを受けていたという大スキャンダルが発覚したのだ。  朴大統領は母親を殺され、失意のうちにいるころ、崔の父親が彼女に手紙を書き、「私の霊的能力を通じて陸女史(朴の母親=筆者注)に会うことができる」などと言いくるめて近づき、朴の「心の隙間に入り込んでいったのです」(韓国特派員・週刊文春)  彼は韓国のラスプーチンなどといわれた。このころ、崔の娘と知り合い交流を深めていったそうだ。  その後朴の父親が暗殺され、崔の父親も亡くなると、崔は朴を政界入りさせ、その力をバックに様々な利権を握っていったといわれる。  私は朴大統領を、以前から存在感の薄い寂しい人だなと思っていた。両親を暗殺され、特に父親の朴元大統領は、指導力はあったが徹底的な言論弾圧などの圧政を敷き、国内外でも批判が多かった人であった。  親しい友人もいなかった朴大統領にとって崔は心を許せる唯一の友だったのであろう。  若いころの2人の映像を見ると、今は滅多に見せない朴が心からくつろいでいる表情が見て取れる。  だが次第に崔やその取り巻きたちに利用され、操られていったのではないか。一国の宰相にあってはならないことだ。早く辞任したほうがいいと思う。だが、そうなれば不逮捕特権がなくなり、逮捕・投獄もあり得るかもしれない。  朴は4日の国民向けの談話でも、辞めるとはいわなかった。  朴槿恵、小池百合子、ヒラリー・クリントンと女性の活躍が目立ってはいるが、しょせんこの世は男社会。朴政権崩壊で女性の時代のドミノ倒しが始まるかもしれない。  ポストでは、崔の父親の崔太敏と朴大統領の間に子供がいるのではないかという疑惑を報じている。  大統領選の前に朴は「隠し子が実在するなら連れてきてはどうか。DNA検査を受けてもいい」と返答しているが、この疑惑は完全に消えたわけではないようである。  また、崔の元夫と朴大統領との親密な関係も取り沙汰されているようだ。  この一連のスクープを放ったのはJTBCというケーブルテレビで、そこのキャスター兼社長の孫氏は「韓国の良識」と評されているそうだ。当局から「パソコンの内容を公開するなら会社に税務調査に入る」と脅されても屈しなかったという。  次期大統領候補とまでいわれているそうだが、それに比べて、言論の自由が保証されている日本のメディアのだらしないこと。  呆れるというより、もはや見捨てられた存在になってしまったことは間違いない。  韓国や中国の報道を云々する前に、自分たちのだらしなさを恥じるべきである。  11月7日のasahi.comがこう伝えている。 「慶応大の学園祭イベント『ミス慶応コンテスト』を主催していたサークル『広告学研究会』=解散=の合宿で性行為の様子を撮影したなどとして、慶大は男子学生3人を無期停学処分にした。慶大が明らかにした。処分は3日付。神奈川県警は集団強姦(ごうかん)などの疑いで捜査している。慶大広報室によると、3人は同研究会のメンバーで、商学部2年生1人と理工学部の1年生2人。神奈川県葉山町の合宿施設で9月2日、サークル活動中に性行為をしたり、その様子を動画で撮影したりし、『気品をそこね、学生としての本分にもとる行為を行った』としている。また、監督を怠ったとして、環境情報学部2年生の男子学生1人を譴責(けんせき)処分にした」  やつらは気品を損ねたどころの騒ぎではないはずだ。この期に及んでも毅然とした処分のできない慶應には正直ガッカリしている。  さて、週刊誌のおもしろさは、時として主張がまったく違う論調が同じ発売号に載ることである。  今週はポストと現代が、株価の先行きで正反対の読みをしている。  ポストは、野村證券投資情報部の滝沢俊彦部長が「年末には株価1万9000円、来年は2万円超えもある」と依然として強気の姿勢を崩していないというのだ。  彼がいうには、現在の状況は株が急騰した97年の状況に似ているというのだ。そのときはIT革命バブルで、株価が10倍になる企業株が続出したが、今回はAI革命、人工知能革命で10倍株が続出するというのである。  何をバカなことをと、私は思う。日銀の黒田総裁でさえ、アベノミクスの失敗を公に認めたのに、失礼だが株屋のいうことなどそのまま聞いて、株価が上がると吹聴するのは悪い冗談としか思えない。  株屋は株が上がってなんぼの世界だ。下がる、買うのはやめたほうがいいなどと、口が裂けてもいわない。  それに、発売前にはトランプリスクもあって、株価は下がり、為替は上がってしまった。  今の日本に株が上がる材料などどこを探してもあるはずがない。私は現代の見方を支持する。  現代によれば、日銀が出したレポートの正式名称は「金融システムレポート別冊シリーズ」。 「金融システムレポートは日銀の金融機構局が年に2回作成し、日本の金融システムの健全性について日銀が分析するものである。(中略)レポートを作成した金融機構局は、総勢300名を越す日銀マンが働く大所帯。経済危機で資金繰りに行き詰まった金融機関への緊急融資を担うことから、金融システムの安定をつかさどる『最後の砦』とも言われる。つまりは日銀の中枢の一つであり、そこが『株式暴落レポート』を出したのだから余計に衝撃が大きくなっている」(現代)  実際にレポートを引けば、米国の金利上昇が始まるとまず「米国経済が減速する。米国経済の下振れは、貿易・金融チャンネルを通じて世界経済に波及する。その結果、わが日本の経済も減速するというのである。 「はなから『世界同時不況』のリスクを指摘している。さらに、こうした世界同時不況が顕在化してくると今度は、〈グローバルに企業財務を悪化させ、信用コストが増加する。この間、新興国から米国など先進国への資金流出が起こり、新興国の成長率がさらに下押しされたり、ドル建て債務を抱える新興国企業の財務悪化を招く可能性もある〉。(中略)もちろん、このような状況下では日本企業への影響も甚大なものとなり、まず〈ドル調達市場において資金供給が抑制され、(中略)わが国金融機関の海外ビジネスに収益や経営体力面から大きな影響が及ぶ可能性が高い〉。──つまり、邦銀がドルを手に入れるのに莫大なコストがかかるようになるため、海外ビジネスが立ち行かなくなると警鐘を鳴らしている。続けて、〈流動性が低い海外貸出については、これをファイナンスする外貨が確保できなければ、損失覚悟の売却(投げ売り)を余儀なくされるため、金融機関への影響も相応に大きくなると考えられる〉と、金融危機リスクにまで言及しているのである」(同)  この日銀レポートが恐ろしいのは、こうした金融パニックが起きた時、日本ではGDPや株価がどうなるのかまで具体的に試算しているところにあると現代はいう。 「国内経済(実質GDP)の成長率も、2015年度0・8%から2017年度マイナス0・2%へと低下する。この間、わが国の株価は、ドルの長期金利上昇の影響を踏まえ、2割弱下落すると想定する。日本経済はマイナス成長に転落し、1万7000円台の株価が一気に1万3000台まで暴落するというのだから、ただ事ではない」(同)  このほうがポストの記事より信憑性があると思うが、いかがだろうか。  さて、今週の第1位も文春のレコ大報道。先週、文春が「三代目エグザイル弟分JSBはレコード大賞を1億円で買った!」と報じたが、今号には「レコ大のドンが謝罪告白」とある。あの周防郁雄氏が事実を認めて謝ったのかと思ったら、ドンはドンでも日本作曲家協会会長でレコ大の最高責任者・叶弦大氏(78)だった。  それも「このような事態になったのは大変遺憾で、主催者としては大変申し訳なく思っています」と政治家のような答弁である。  これでは、こうした事実があったことを認めたのではなく、そうした報道がなされたことで大騒ぎになったことを謝罪しているようなコメントとも読める。 文春の追及に叶氏は、 「ここ数年、裏金や審査委員の癒着を指摘する怪文書が協会に何通も届いていたし、私の耳にも噂は入っていた。しかし、これほど高額な金が動いていたとは知らず、大変驚いている」  と、どこか他人事のようである。さらに、 「TBS(レコ大の後援社=筆者注)からまだ連絡がなく協会も困っている。このような証拠が出た以上、放置して置くわけにはいかない。伝統あるレコード大賞が汚されてしまった。当事者には、どうしてくれるのかと言いたい」  と、矛先をTBSに向け、自分は被害者面をするつもりのようだ。  だが、叶氏も昨年のレコ大審査が始まる頃に、赤坂の料亭でエイベックスの幹部たちと会い、三代目にレコ大グランプリをとらせる相談を受けていたことを文春に暴露されているのだから、同じ穴の狢といわれても致し方なかろう。  文春によると、これまでのレコ大最大の危機は89年だったという。グランプリが確実視されていた美空ひばりの「川の流れのように」をWinkの「淋しい熱帯魚」が逆転したが、本番当日の審査にTBS関係者が25票もの組織票を投じた疑惑が持ち上がり、レコ大中止が取り沙汰されるようになってしまった。  そこで事態を収拾し、大きな発言権を持ったのがバーニングの周防氏だったという。  しかし周防氏や彼と親しい大手事務所・エイベックスが力を持ちすぎたため、文春によれば、95年から昨年の三代目まで21回行われたレコ大の大賞は、「実に十四回の大賞をエイベックス系が独占してきた」そうである。  今やレコ大は「エイベックス大賞」「バーニングの忘年会」と揶揄されるようになってしまったと、元レコ大関係者が話している。  周防氏は文春報道に怒り心頭で、エイベックスとLDHに「必ず情報源を探せ」と厳命したそうだ。  また、芸能界のドンの前にひれ伏すテレビ各局は、この問題をどこも扱わず沈黙したまま。TBSも文春の再三の事実確認に「お答えすることはありません」の一点張りだそうだ。  以前、大橋巨泉氏がやっていた番組に『こんなモノいらない!?』というのがあったが、レコ大はまさにいらないモノの代表であろう。少なくとも今年は、文春が突きつけた1億円の請求書の事実関係をTBSとレコ大側が徹底的に検証して公表し、音楽ファンの判断に委ねるべきである。  それができなければレコ大は中止する。それぐらいのことをしなければ、視聴者から見捨てられるのは必至だろう。 【巻末付録】  このところ両誌ともにグラビア、SEX記事に精彩がない。  現代は今週はオッパイ尽くし。「大研究『おっぱい』と『人生』」。お次は早稲田大卒、国体にも出場した異色の女優「井上奈々 独占ヌード」。なかなか大胆な脱ぎっぷりである。  続いて「柳瀬早紀 100cm Iカップ~選ばれし者」とやっぱり巨乳。袋とじは「カレンダーヌードの時代 小柳ルミ子と志穂美悦子」。小柳は写真集でヘアが写ったのがあったはずだが、探してくれないかな、現代さん。  ポストは「『Vシネマ』のいい女たち」。袋とじは「ヌード万華鏡 バスト100センチの豊満女王が登場 春菜はな」。ボインの割りにはヘアがチョッピリ。  それにいつもの「桐野女史 ワケアリの女」「日活ロマンポルノ『新作濡れ場』独占公開」。ロマンポルノのほうもヘアは隠すのかな?  というわけで、現代のほうがやや気合いが入っている感じがするので、現代に軍配を上げる! (文=元木昌彦)

配偶者控除拡大でも結局悩めるパート主婦 「103万の壁」の後ろにそびえ立つ「106万(130万)の壁」

 こんにちは。ファイナンシャルおねえさんこと、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

 前回は「配偶者控除」の仕組みをゼロから解説していきました。配偶者控除は、法改正が取りざたされていたものの、議論が二転三転していました。しかし、どうやら拡大の方向で進みそうです。拡大というのは、今までの「年収103万円以下に抑えることで夫の所得税が安くなる!」という制度から、「年収基準が150万円(もしかしたら170万円になるかも?)まで働いても夫の所得税が安くなる!」という制度に変更するということです。

 この改正が決まれば、今まで年収103万円で収まるように仕事をセーブしていたパート主婦が(これを「103万円の壁」と言います)、今よりも長い時間働けるようになるような気がします。夫の税優遇を受けつつ、妻の年収がUPするわけですから、パート主婦夫婦にとってはまさに朗報です。

 でも実は、「103万円の壁」とは別に、もう1つの壁が立ちはだかっているのです……。

◎夫の「扶養の範囲」が2つある問題

 なぜ2つの壁が存在するのでしょうか。それは「扶養の範囲」が2種類あるからです。

(1)「所得税の扶養の範囲」……夫の税金が安くなる。
(2)「社会保険の扶養の範囲」……夫の関係で保険証をゼロ円で持てる&年金保険料もゼロ円になる。

 (1)「所得税の扶養の範囲」が、「配偶者控除」を受けるための条件です。これが拡大された場合、働く時間を増やして「103万円の壁」を破ろうかな、と思う方も少なくないでしょう。しかし目の前に次の壁があり(2)「社会保険の扶養の範囲」をどうするかの決断を迫られます。大手企業の場合は「106万円の壁」、そうでない場合は「年収130万円の壁」になります(注1)。

 これは、年収106万円(130万円)未満なら、夫の会社の関係で、健康保険料がゼロ円、国民年金保険料もゼロ円になるというものです。1円も払っていないのに3割負担で一般的な医療が受けられ、かつ、老後にも満額の国民年金をもらう権利が得られるわけですから、非常に魅力的! そんなものを目の前にぶら下げられたら、「106万円(130万円)の壁」を破ってまで働くことを躊躇してしまうのではないでしょうか。

(注1)……ここではざっくり「大手企業」としていますが、(2)「社会保険の扶養の範囲」については、年収106万円のグループなのか、130万円のグループなのか、いくつかルールがあります。いずれにせよ会社に確認しなくてはわからないことなので、一番の判定ポイントである年収と企業規模で解説しました。

◎健康保険料と厚生年金保険料がとにかく高い!

 年収106万円(130万円)に達してしまった場合、健康保険料と厚生年金保険料を合わせると、毎月13,000円前後(16,000円前後)差し引かれることになります。今までゼロ円で済んでいた方にとって、この壁を越えるかどうかは悩ましい問題でしょう。人によっては、働く時間を増やしたのに、手取りが下がってしまう場合もあり得るので深刻です。

 結局のところ、「配偶者控除」が拡大されて「103万円の壁」がなくなっても、「106万円(130万円)の壁」を越えてしまえば、健康保険料と厚生年金保険料を支払わなくてはなりません。それによって手取りが減るインパクトはとても大きいものです。

 「だったら年収106万円未満なり130万円未満にセーブする」という人もかなりいるようです。目先の手取りが減らないことを重視するとこの選択になるでしょう。一方、健康保険料と厚生年金保険料を払う覚悟を決めて、できるだけたくさん働くという人も増えています。年収が上がるだけでなく、健康保険料と厚生年金保険料を払うことで健康保険の内容が充実し、老後の年金も増えるというメリットもあるので、たくさん働ける状況の人にとってこの選択は賢明です。一番もったいないのは年収106万円なり130万円にギリギリ達してしまうパターンです。健康保険料と厚生年金保険料を支払うことになり結果的に手取りが減ってしまう可能性があります。今後はセーブする人とバリバリ働く人に二極化することになるでしょう。

◎主婦の働き方の損得議論はもはやNG!

 この国は、健康保険料と厚生年金保険料を必要としています。

 フルタイム共働き世帯は、夫婦の年収が低くても、子育中でも、介護中でも、基本的に2人でこれらを払っています。また、個人事業主・フリーランスなどの自営業者世帯では、一方が専業主婦(夫)やパート主婦(夫)であっても2人分払っています。独身者も払っています。

 つまり、現状では、会社員や公務員の夫(妻)がいる、専業主婦(夫)とパート主婦(夫)だけが大きな優遇を受けているわけです。夫(妻)の年収が高くても、子育て中でなくても、この優遇を受けられるわけですから、夫婦共に払っている層や独身者からは、不公平感、純粋なひがみ、やっかみなどの声も続出しています。

 時代が変わって、共働き世帯が半数を超えたご時世で、大きな声で「どちらがお得?」という議論をするのは、もはやNGなのではないかと思います。

 既得権がいきなりなくなってしまうのは酷だと思うのですが、これらの優遇が縮小され、いずれ消滅することもあり得ると思います。そうなると、夫(妻)の年収が低い場合、専業主婦(夫)を養うことは難しいでしょう。「男は外で働き、女は家を守る」という考え方を持っている場合は、そろそろ男女共に頭を柔軟にしていく必要がありそうです。

「禁じ手」か「新境地」か……いきなりフォーマット放棄でミステリー化した『IQ246』はどうなる!?

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TBS系『IQ246~華麗なる事件簿~』番組サイトより
 織田裕二のヘンテコリンなキャラにもすっかり慣れてきたTBS日曜劇場『IQ246~華麗なる事件簿~』は第4話。視聴率は11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、やや持ち直しました。  IQ246の天才・法門寺沙羅駆(織田裕二)が今回挑む謎は、美人ピアニスト・由里(国仲涼子)による愛人の医者殺しです。  高名な外科医である土門(金田明夫)は、医者を辞めてニューヨークに移住し、愛する女性と再婚してのんびり暮らすことを由里に告げます。  由里は、土門から「今までの分だ」と、けっこうな額の札束を押し付けられますが、当然、納得がいきません。真っ赤な外車で去っていく土門。由里が、なんかちょっとお腹のあたりをさすりながら「納得いかねえわ~」という顔をしていると、例によって「M」から「完全犯罪の方法、教えます。」のメールが届きます。  今回は、その後の人物の動きを見ながら「M」のメールの内容を推測してみます。ちなみに由里は、プロのクラシック奏者でありつつ、音大の先生でもあるようです。殺害現場は高層マンション50階のペントハウスでした。 ・19時になったら、講堂のステージで生徒たちに順番にピアノを弾かせ、自分はモニター室から指示を出せ。 ・最初の一人が弾き始めたら、あとは生徒はみんな緊張してモニター室のことなんか気にしないから、抜け出して土門のマンションへ行け。 ・マンションの防犯カメラは前日の映像と切り替えておく。オートロックの暗証番号は「90211691」だ。部屋に行ってピンポンを押せ(素手でよい)。 ・話があると言って中に入れてもらえ。で、なんかそのへんにあるもので殴れ。 ・死ななかったらナイフで刺せ。 ・殺したら、部屋を荒らして物取りの犯行に見せろ。死体の脇に本を転がして眼鏡をかけさせれば警察は「読書中に襲われた」と思うだろう。あと財布と時計くらい持ち出してね。 ・最後の生徒が弾き終わる20時までに、講堂のモニター室に戻ってね。 ・以上。  ほかにも何かあったかもしれないけど、画面から読めるのはこれくらいの感じでした。こんなの、まったく完全犯罪の計画ではありません。アリバイの成立要件も満たしてないし、前回同様、殺害方法がおおざっぱすぎる。失敗して土門に取り押さえる可能性をまったく考慮してない。  ここまでで、今回も簡単に謎が解けちゃうのかなーと思いましたが、ちょっと違う展開になりました。  土門が、由里に完全にアリバイのある20時まで生きていたことが明らかになったのです。土門は20時に部下に電話し、自分が殺される様子を実況中継していたのでした。  というわけで、「天空の密室殺人」が完成しました。『IQ246』で初めて、視聴者に犯人が伝えられないまま沙羅駆の謎解きパートに入ることになります。  視聴者として、これを展開のバリエーションと取るか、ドラマのフォーマット破りと取るか、『IQ246』は新境地を切り拓いたのか、あるいは禁じ手に落ちたのか、悩ましいところですが、せっかくだから楽しみたいので「新しい展開きた!」「どうなる!?」と心を奮い立たせることにします。  すると、後出しの情報がジャンジャン出てきます。  土門の致命傷は、一度目は浅く、二度目は深く押し込むように、同じところを“二度刺し”されていたものでした。さらに土門は脳腫瘍で、余命半年ほどでした。そして土門と由里は愛人関係ではなく医者と患者であり、さらに実の父娘でした。土門は由里の母親を冷遇し、出世のために理事長の娘と結婚。由里のことも認知していなかったそうです。  由里はそんな父を憎んでいました。母の死に際に「せめてお見舞いに」と土門を訪ねた由里ですが、もみあいになって土門に突き飛ばされ、左手の人差し指を負傷していました。土門は責任を持って治療をしていましたが、外科的な処置をすべて施しても後遺症で指は動かなくなっていました。  土門のマンションの暗証番号「90211691」は、逆にすると「19611209」で、これは由里の母親の誕生日だそうです。  で、娘に刺された土門は、いったん息を吹き返したものの(「M」の計画は、また失敗してる)救急車を呼ばずに部下に電話して声を聞かせながら、背中に刺さったままのナイフに体重をかけて自殺をしていたのでした。娘を殺人犯にしたくないという親心だそうです。  さて、ここまで後出しにされるなら、そりゃ読めるわけないですよ。3話目まではサスペンス劇だった『IQ246』が、4話目でミステリー劇になりました。そうならそうと先に伝えてくれれば、もうちょっと気持ちよく楽しめたかもしれないんですが、サスペンスだと思って見ている側からすれば、まるで「視聴者に謎を読ませない」ことだけを目的として作られたようなお話に見えちゃいます。これが、けっこう不快でした。父娘の愛憎劇そのものは見応えのある雰囲気だっただけに、肩透かしを食らって、振り返ったら肩パンされたような、そんな気分です。  次回から、どうするんでしょう。4話目でフォーマットにブレが生じたことが、なんとか、どうにか、良い方向に転がることを祈りたいです。沙羅駆、執事・賢正(ディーン・フジオカ)、刑事・奏子(土屋太鳳)、観察医・森本(中谷美紀)のキャラクターはいい感じで落ち着いてきたので、できれば楽しく見たいのです。お願いしますよ、TBSさん! (文=どらまっ子AKIちゃん)

SMAP中居正広が『ミになる図書館』で“40代あるある”を告白!? 11月8日(火)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●SMAP

23:15~24:15 『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系) 中居正広

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
22:00~23:00 『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)山口達也


改造バイクにバット……E-girlsが表す“日本”に批判「ヤンキーの集会」「東京五輪への下心丸出し」

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YouTubeより
“日本”をテーマにしたというE-girlsの最新ミュージックビデオ「Go! Go! Let's Go!」が4日に公開され、「東京五輪参加への意欲丸出し」「ヤンキーの集会みたい」などとバッシングが相次いでいる。    同楽曲は、18作目のシングルとして、30日にリリース予定。MVのテーマは、日本の新しさと伝統を融合した“Japanese Neo Girls”だといい、メンバーらは、着物をアレンジした衣装で山車風のセットの前で踊っているほか、女子高校生風の衣装で通学バッグを振り回しながら踊ったり、ヤンキー風の風貌でデコトラの前で改造バイクにまたがり、竹刀やバットを手にしてこちらを睨みつけるなどしている。  同時に公開されたメイキング映像で、ボーカルのAyaは「日本の女の子が生み出した5つのワールドっていうものを、E-girlsが表現したらどうなるんだろうっていうことで、5つの世界観が作られて。一番の見せどころは、日本を象徴するお神輿だったり、日本の制服として着物を着飾って、E-girlsらしい日本を表現しています」などと説明している。  これに、ネット上では、「日本の伝統など微塵にも感じないひどいMV ヤンキーの集会みたい」「オリンピック利権狙いすぎ」「東京五輪への下心丸出し」「東京五輪もまた買収すればいいだろ」といったコメントが多く見受けられる。  LDHといえば先月23日、社長を務めるEXILE・HIROが「“ディズニー”や“ユニバーサル”のような世界中の人が楽しめるエンタテインメントを生みだせる会社を目指したい」として、世界展開を発表。この5日後、LDH所属の三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE(以下、三代目)が、東京のさまざまな名所で撮影されたMV「Welcome to TOKYO」を公開。これに続けとばかりに、今度はE-girlsがくだんのMVを公開した。 「『Welcome to TOKYO』へのバッシングが止まぬうちに公開されたE-girlsのMVですが、LDHが東京五輪へのアピールに突っ走りすぎたせいで、すっかり音楽シーンで浮いた存在に。また、先月27日に『週刊文春』(文藝春秋)が報じた『日本レコード大賞』の1億円買収疑惑も手伝って、LDHのイメージは暴落。また、MVのテーマが似ているせいで、三代目への批判はE-girlsに飛び火。今回のMV公開は、最悪のタイミングといえそう」(芸能記者)  HIROが東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の文化・教育委員を務めていることもあり、「開会式に参加するのでは?」とささやかれているLDH勢。このままでは続々と噴出する疑惑の影響で、E-girlsも共倒れしてしまいそうだ。

MJの長男が、奇妙な仮面をつけられていた幼少期や児童性虐待疑惑について率直な思いを語る

<p> 2009年6月に急死したマイケル・ジャクソン。長男のプリンスは、マイケルの追悼式でチューイングガムをくちゃくちゃ噛み、12年に開催されたマイケルの記念式典でもつまらなそうにあくびばかりしていたため、「甘やかされてる」「しつけがなってない」と批判されてきた。現在は19歳となり、でっぷりとした体躯とあか抜けないファッションがたびたび話題になるが、「普通の大学生」としての生活を謳歌しているよう。そんな彼が、大手新聞紙ロサンゼルス・タイムズのロングインタビューに応えた。</p>

MJの長男が、奇妙な仮面をつけられていた幼少期や児童性虐待疑惑について率直な思いを語る

<p> 2009年6月に急死したマイケル・ジャクソン。長男のプリンスは、マイケルの追悼式でチューイングガムをくちゃくちゃ噛み、12年に開催されたマイケルの記念式典でもつまらなそうにあくびばかりしていたため、「甘やかされてる」「しつけがなってない」と批判されてきた。現在は19歳となり、でっぷりとした体躯とあか抜けないファッションがたびたび話題になるが、「普通の大学生」としての生活を謳歌しているよう。そんな彼が、大手新聞紙ロサンゼルス・タイムズのロングインタビューに応えた。</p>