18年NHK大河ドラマ『西郷どん』主役は、鈴木亮平で大丈夫? 不安視される松山ケンイチの二の舞い

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鈴木亮平オフィシャルブログより
 2018年の大河ドラマ『西郷どん』の主演に、鈴木亮平が決定した。『西郷どん』の主役をめぐっては、一時は堤真一に内定していたが、本人側の都合で辞退したと伝えられる。この意表を突いた起用に、ネット上などでは早くも「松山ケンイチの二の舞いになりかねない」などと不安視する声が広がっている。  鈴木は06年に俳優デビューを果たしたが、なかなか芽が出ず、長い下積みが続いた。転機となったのは、14年前期のNHK連続ドラマ小説『花子とアン』への出演。同作で、鈴木は主人公・花子(吉高由里子)の夫・村岡英治役を演じてブレーク。その後、『天皇の料理番』(TBS系/15年4月期)で、主人公・秋山篤蔵(佐藤健)の兄・周太郎役、『結婚式の前日に』(同/同年10月期)で、主人公・芹沢ひとみ(香里奈)の婚約者・園田悠一役などを演じた。その演技力の高さには定評がある、“実力派”の中堅俳優だ。  だが、なんせ天下の大河ドラマだ。鈴木が主役では、いかんせん問題もある。大河の主演を務めるだけのネームバリューや格がないことだ。これまで、映画では『HK 変態仮面』(13年)、『俺物語!!』(15年)、『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』(16年)、『彼岸島デラックス』(同年)などで主役に起用されてきた鈴木だが、地上波ドラマでは一度も主演を務めた経験がなく、脇役要員にすぎなかった。今年4月期の『お迎えデス。』(日本テレビ系)で、着ぐるみのナベシマ役を演じたのは記憶に新しいところ。満を持して大河の主役に起用された今年の堺雅人とは打って変わって、「荷が重い」「時期尚早」「格が違う」などといった声が噴出している。  同じような立場で大河の主演に抜擢を受けたケースとしては、12年『平清盛』の松山の例がある。松山も「時期尚早」などといわれながら、大役に臨んだが、全話平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、大河史上ワースト視聴率を更新してしまった。鈴木は、その松山の二の舞いになるのでは? と危惧されているのだ。  幸い、クランクインまで、あと1年ある。その間に、いかに鈴木がネームバリューをアップさせるかが、『西郷どん』成功のカギを握ることにもなりそうだ。来年、鈴木は日本テレビ、WOWOW、Hulu3社による共同制作の『銭形警部』でドラマ初主演を果たす。また、同年1月よりオンエアされる「放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』」シーズン2への出演も決まっており、どこまでお茶の間の視聴者に顔と名を売ることができるかがポイント。  救いは、ドラマの主人公となる人物が平清盛より、西郷隆盛のほうがはるかに著名であり、視聴者になじみがある点だ。鈴木には、「時期尚早」などといった下馬評を覆してほしいものだ。 (文=田中七男)

三宅健のデビュー日の率直な日記に、ファンも「V6を好きになってよかった」

 V6、嵐、NEWS、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone……このグループの共通点といえば、“バレーデビューユニット”である。4年に1度開催されるバレーボールの世界大会『FIVBワールドカップバレーボール』では、ジャニーズアイドルが中継番組のテーマソングを歌うことが恒例。そこでジャニーズJr.から新たな“デビュー組”が生まれ、大会スペシャルナビゲーターに就任するという流れが定番になっている。

 そんな流れを最初に作ったのが、1995年11月1日にデビューを果たしたV6。昨年デビュー20周年を向かえた彼らは、全国ツアー『ラブセン presents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995〜FOREVER-』を開催。最終公演はデビュー発表を行った国立代々木第一体育館で、デビュー日の11月1日に行われた。

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三宅健のデビュー日の率直な日記に、ファンも「V6を好きになってよかった」

 V6、嵐、NEWS、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone……このグループの共通点といえば、“バレーデビューユニット”である。4年に1度開催されるバレーボールの世界大会『FIVBワールドカップバレーボール』では、ジャニーズアイドルが中継番組のテーマソングを歌うことが恒例。そこでジャニーズJr.から新たな“デビュー組”が生まれ、大会スペシャルナビゲーターに就任するという流れが定番になっている。

 そんな流れを最初に作ったのが、1995年11月1日にデビューを果たしたV6。昨年デビュー20周年を向かえた彼らは、全国ツアー『ラブセン presents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995〜FOREVER-』を開催。最終公演はデビュー発表を行った国立代々木第一体育館で、デビュー日の11月1日に行われた。

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SMAP、ベストアルバムの「STAY返し」が話題も……小倉智昭コメントに批判集まる!

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なにかしら結果についてコメントしてくれるかな……?

 CDデビュー25周年を記念し、12月21日にリリースされるSMAPのベストアルバム『SMAP 25 YEARS』。ファンからのリクエストにより収録曲(上位50曲)が決定し、11月3日に詳細が発表された。「夜空ノムコウ」「世界に一つだけの花」などヒット曲が並ぶ中、アルバム曲やSMAPファンに人気の高い“隠れた名曲”がランクイン。人気1位に輝いたのは、2006年のアルバム『Pop Up! SMAP』に収録されている「STAY」だった。

 9月21日~10月4日までの間、特設サイトにてファンからのリクエストを募集していた今回のアルバム。11月3日午前2時5分、SMAPの所属レコード会社・ビクターエンタテインメントのTwitterでは「約200万票のリクエストの中から上位50曲が選ばれました」と、収録曲が決定したことを報告。特設サイトにて『SMAP 25 YEARS』と12月28日発売のBlu‐ray&DVD『Clip! Smap! コンプリートシングルス』の収録内容が明らかになった。ツイート時間が「25周年」にかけた数字だったことから、ファンは「2時5分発表、夜遅い時間にもかかわらずありがとうございます」などと、ビクターの対応にお礼を述べている。

“朝ドラの二番手”がオイシイ!? 「唯一、交渉できる」NHKドラマのギャラ事情

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』NHKオンライン
「今はフジの月9やNHK大河よりも、朝ドラが一番、タレントをキャスティングしたい番組ですね。ここで主役、二番手を取れれば、ブレーク間違いなしですから。いま主演を務めている芳根京子も、来年からは引っ張りだこになるでしょう」(芸能事務所関係者)  現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』。 「ここのところの朝ドラの好調をそのまま維持して、平均20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)近くを取っています。当然、上がったり下がったりはするでしょうけど、最終的には大台をキープするんじゃないかといわれています」(スポーツ紙記者)   芳根は、2014年上半期に放送された『花子とアン』に出演して以来の出演となる。 「『とと姉ちゃん』の高畑充希、『まれ』の土屋太鳳も、主演の前には必ず朝ドラに出ています。今後も、『とと姉ちゃん』の相良樹や杉咲花、『朝が来た』の吉岡里帆あたりは、すでに次の朝ドラのヒロイン候補に挙がっていますよ。来年スタートの『ひよっこ』の有村架純さんも、『あまちゃん』経験者ですからね。事務所としても、二番手、三番手から主役を狙うというのは既定路線のようです。そのほうが、主演になったときのギャラも交渉しやすいですからね」(NHK関係者)  NHKは、これまでの貢献度に応じてギャラ交渉が行える、唯一の局だという。 「NHKのギャラは、初めてNHKに出演したときからの積み重ねになります。高畑さんなんかは子役の時から出ているので、高かったんじゃないですかね。逆に『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォックスさんは、安かったと思いますよ。今ブレークしている女優さんよりも、昔よく出演していた女優さんのほうがギャラは高いですからね。それだけ実績を優先する局はほかにないですから、どの事務所も朝ドラや大河にねじ込みたいんですよ。民放のドラマに比べて拘束が多いですが、それ以上に見返りがあるんです」(テレビ局関係者)  次のブレーク女優も、朝ドラ出演者かもしれない。

冨樫義博、「週刊のスタイルには合わなくなっている」と実感!? 『H×H』は連載開始しても10話分しか連載しない説…

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「DVD付分冊マンガ講座 ジャンプ流! vol.21」(集英社)
 現在休載中の『HUNTER×HUNTER』で知られるマンガ家・冨樫義博の制作の裏側に迫った「DVD付分冊マンガ講座 ジャンプ流! vol.21」が、11月2日に発売された。冨樫といえば、休載の多さからたびたび「冨樫仕事しろ」という声が上がるが、今回の「ジャンプ流!」では冨樫が“仕事をしている”様子を見ることができる。  これまでに、鳥山明や尾田栄一郎といった「週刊少年ジャンプ」作家の制作術に迫ってきた「ジャンプ流!」。この「ジャンプ流!」の一番の目玉といえば、付属のDVDで作家たちの作画風景や制作現場を映像で見られることだろう。冨樫は“休載作家”としておなじみになってしまっているが、今回のDVD内では、ばっちり作画をしている。  今回映像に収められたのは、『HUNTER×HUNTER』の人気キャラ・クラピカのカラー作画風景。ちなみにこのクラピカは、今年4月に『HUNTER×HUNTER』の連載を再開した回のカラートビラに登場しているイラストだ。  冨樫と言えば、前回の連載再開時、「ジャンプ」の巻末目次にて、寝たきりになるほど腰痛が深刻化していることを告白していたが、今回のDVD内では座っての作業が出来ていた。そんな作画中には、「なるべくこの下描きをやっている間にやる気を出す」と、制作時の心境を話す一幕が。  作画に対するモチベーションを下げないよう工夫している様子の冨樫だったが、それもそのはず、マンガ制作において一番好きな作業は「ダントツにネーム作業」だという。「ネームの前段階に『どんな感じにしよう』と考えている時がピーク。最初の作業がピークなので、どんどんテンションが下がっていく」そうで、「その後の作業が、本当に作業になってしまわないように、自分の中で工夫をしているつもり」……と明かしていた。  カメラを作業現場風景に移しても、「ネームを考えることが好き」と語っていた冨樫。その時、手に取っていたヒソカとカストロの戦いを描いた第52話の原稿は、ネームに時間を費やしすぎた結果、ミリペンで締め切りギリギリに仕上げたものだとか。 ――といった冨樫の作画風景や制作現場に迫ったDVDだが、その中で“休載が多い”と評判の『HUNTER×HUNTER』において、冨樫が気になる発言をしていた。  撮影当時の制作現場には、前回の連載再開時(16年20号~31号)に掲載された10話分の原稿があったのだが、それについて冨樫が「前、10話入れてまた少し間を開ける予定だったのが、腰を悪くしまして、それで中途半端に9話で終わってしまったので、反省を踏まえて、(今回は)先に10話分を上げてしまおうと」と、語ったのだ。 『HUNTER×HUNTER』の単行本に収録される話数は、だいたい10話。前々回となる14年の連載再開時は、休載を挟みながら9話分を連載し、長い休載に入っていた。そして、前回の連載再開時に11話分が連載され、6月に最新刊となるコミックス33巻が発売された。  なんとなく予想はついていたが、『HUNTER×HUNTER』は連載が再開されれば、ひとまず単行本を発売できる10話までは連載する――ということだろうか。確定ではないが、“連載再開されれば、10話は連載される”と思ってもよさそう(?)。裏を返せば、“連載開始されても10話しか読めない”ということになるが……。  たびたび「仕事しろ」と言われてしまっている冨樫だが、DVDの最後には「考えるのに時間をかけたり、週刊のスタイルにはあわなくなっているのは自分でもわかっている」と、語る一幕も。7月からまた休載に入ってしまった冨樫だが、ファンが納得するストーリーを考えていると信じて、連載再開を待つしかなさそうだ。 (雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

ロバート秋山竜次のカキタレになりたくて追いかけた2001年の処女

 女ならば、誰にだって処女時代はあります。処女時代、私がそのほとばしったエネルギーを捧げたのは、勉強でも趣味でも部活でも彼氏とのデートでもなく、おっかけでした。  中学~高校前半はヴィジュアル系に(ヴィジュアル系バンドマンのセフレになりたくて追いかけたJK時代の話)、高校後半~大学前半は二軍野球選手(二軍野球選手のカキタレを目指して奮闘した処女たちの話)に、そのすべてを捧げました。いや、すべてではありませんね。処女だけは、捧げることができませんでしたから……。  そして大学2年の夏、私が辿り着いたついたのは“お笑い芸人”でした。がぜんハードルが下がった感! 無意識だったのでしょう、もちろん純粋なお笑い好きには間違いありませんが、いつからか純粋な憧れではなく、「簡単にヤレる有名人探し」を目的としたおっかけ活動になっていたのかもしれません。  きっかけはお笑い芸人がたくさ出演するテレビの特番だったかと思います。フットボールアワーの漫才の面白さに開眼し、同じくCOW COWが好きだった大学友人Mを誘い、夏休みの旅行もかねて今は亡き大阪の劇場『baseよしもと』に、彼らの漫才を観に行くことに決めました。フットワークの軽さは、おっかけ体質ゆえですね。  劇場には当時をときめく大阪芸人たちがズラリと並び、彼らの姿をこんなに間近で見られるなんて……! と感動した私たちをさらに歓喜させたのは、2001年の『ルミネtheよしもと』のオープンでした。 「テレビで大活躍中の極楽とんぼやロンドンブーツ1号2号のネタが見られるのは、ココだけ!」 を売り文句に、オープン当初から超満員の大盛況!……だったのは、ロンブーなど大物が登場する時間帯のみ。主に私たちが狙っていたのは、若手が登場する時間帯でした。チケットは取りやすく(おそらく、行って窓口で買って入って、と映画のような段取りで観られたはず)、通学途中に寄れる立地の良さもあり、通い詰めざるを得なかったのです。  実際に観覧すると、『ルミネ』は『baseよしもと』より舞台までの距離が近く、まだまだファンも少なかった“売れっ子ではない”芸人たちのネタに、涙が出るほど笑ったものです。そこでドハマリしたのがロバートでした。一度ネタを見ただけで、当時から天才肌を発揮していた秋山竜次氏の虜に。以来、ロバートの全コントを見逃さないためにルミネに通い、他所でのライブにも通い(当時はよく、同期のインパルス、森三中とライブをしていた)、出待ちはもちろん当たり前でした。  1999年からトリオとして今のメンバーで活動開始した彼らですが、01年後半にはもう『はねるのトびら』でブレイクしてしまうので、私がおっかけをしていた時はまさしくブレイク前夜も前夜、爆発寸前の一番おいしい時期でした。  新宿駅南口のほど近く、ルミネの社員通用口からライブを終えた芸人が続々と出てくる道が、おっかけ女性たちの定位置でした。お目当ての芸人が出てくるとスッとそばに寄り、話をしたりプレゼントを渡したり、ツーショット写真を撮ってもらったりします。おっかけ間の暗黙のルールとして、持ち時間は一人3分前後。後ろには、順番を待つ他のおっかけ女性たちが、一定の距離を保ちつつ付いていきます。もちろん芸人は立ち止まらずスタスタと目的地まで歩いていきますから、その様子はハーメルンの笛吹き男さながら。  で、ここで空気の読めないおっかけがいるんですよ。持ち時間を5分もオーバーすると、どんどん後ろのおっかけたちに影響が及びますから大迷惑。私なんかは新大久保付近(新宿駅から徒歩20分)でやっと話しかけることができた日もあります。 「あ、あのう! お、おばあちゃんが入院中なんですが!(話しかける口実のための、クソつまらない嘘) 秋山さんのコントを見るときだけ笑えるんです! あのう! がんばってください! あ、し、写真! ととと撮ってください!」  歩きながら、ハァハァと息を切らし、早口で喋りかけ秋山氏に手紙を渡し、一緒に写真を撮ってもらいました。ちなみに写真は、他のおっかけを見るとみんな芸人にカメラを渡し、自撮りツーショットを撮ってもらうという図々しいスタイルが確立されていましたから、私ももちろん秋山氏にコンパクトカメラを渡し、一緒に撮ってもらっていました。自分でシャッターを押すのではないのです、あくまで芸人に押させるあのスタイル、一体なんだったんだろう……。  そんなある日、私たちおっかけを沸かせる企画のお知らせが、ライブ時に配られるビラに挟まれていました。 <ロバート&インパルスと行く、ドキドキ♪わくわく♪中華街バスツアー!!> 「行きますよね?」 「ですよね! 絶対行きますよね!」  顔見知りのおっかけたちや、インパルス板倉俊之のファンだった大学友人Eと参加の意志を固めると、学生にとっては大金の参加料約2万円を、激安回転寿司屋のバイト代から捻出、すぐに申し込みました。  まずは新宿に集合し、バスに乗車。1号車に秋山氏&板倉、2号車にそれ以外、だったかと思いますが、ファンはあらかじめ「どのメンバーと行動を共にしたいか」で、乗るバスを選ぶことができました。私はEとともに迷わず1号車へ。出発すると、自己紹介を開始。名前や誰のファンかを一人ずつ発表していくなかで、私はどうにか覚えてもらおうと必死になり、 「昨日から緊張して、子宮が痛いです!」 と、昨今の全方位配慮なご時世なら炎上必至のコメントを添えると、さすがは芸人さんですね、秋山氏は素人のどうしようもないシモ系ボケも拾ってくださいました。  が、ここでちょっと、現実を目の当たりにして戸惑うおっかけたち。テレビやライブでは終始わーわー言うてる芸人ですが、1日中ファンに囲まれていなければならない状況で、ずっとわーわー言うてたりはしません。秋山氏も板倉さんもテンションが“普通”なんですよね。私たちの自己紹介にも、「はい、◯◯さん、よろしくね。じゃあ次のひと~~」と“普通”に言います。  中華街に到着すると、それぞれ好きな芸人に付いて歩き回る中華街観光がスタート。ちなみに秋山グループは、中華料理屋で小籠包を食べるコースでした。店までは秋山グループ総勢20数人で大移動。入店し秋山氏が円卓に座ると、すかさず隣を陣取ったのが、ピタTに推定Fカップの巨乳が浮き出た、20代の単独参加女性。もう片側には、年季の入ったおっかけであろう、40代以上と思しきおばさん(2人組で参加)が座りました。  出遅れた私たちは、他のテーブルで食べることを余儀なくされますが、秋山氏の注文した小籠包が来ると、みな席を立ち秋山氏のテーブルを囲みました。そして、その一挙手一投足に大注目。箸を取り、小籠包を掴み、口に運び、小籠包を噛み、飲み込む――その一連の動きを、女共が固唾を飲んで見守っています。こんなワケわからない状況で小籠包を食べる秋山氏は、生きた心地がしなかっただろうな、と今なら思えます。  食事が終わると、待ちに待ったフリータイムです。我先にと秋山氏に群がる女たち。いつの間にか、秋山氏に似顔絵を描いてもらうという流れができあがっていました。私ももちろん書いてもらいました。描かれたのは、ニキビヅラの鼻デカ女。秋山氏の芸風を好きになったはずなのに、それならそう描くとわかるだろうに、普通にめちゃくちゃショックを受け、ずうううんと気落ち……。また例によって、「この女達の中なら結構イケる方」という肥大化した自己評価とのギャップもあり、ずううううん……。次に描いてもらっていた、ぽっちゃり気味の顔見知りおっかけ女性も、ずうううん、としていました。  ふとピタT巨乳を見ると、似顔絵も描いてもらわず、ずっと秋山氏の隣をキープしているではありませんか。店を出て次の目的地に行く際にも、彼女は常に秋山氏の隣を歩いていました。でも、喋りかけたりはしないんですよ。ただ隣にいるだけ。参加者全員での記念写真撮影時さえ、その女は秋山氏の隣にいました。  さて、すっかり気落ちした私はヤケクソになり、最後にほかメンバーとも触れ合える場面で、「もうこいつでいいや」と(なにが?)なり、インパルスの堤下敦に近づきました。そしてツーショットを撮ってもらい(例によってカメラを渡して)、言いました。 「さっき、友達同士でバーベキューするのが好きだって言ってましたよね」 「はいはいしますよ」 「今度ぉ、私も呼んでくださいよ~~」  え、どの立場から言ってるの? てゆうか誰? 突然来て呼んでくださいよ~~って、え、誰? 堤下さんも内心ビックリしたんじゃないでしょうか。ヤケになった処女とはげに恐ろしきかな。だがしかし堤下さんはそういう類の猛獣に慣れているのか、 「はいはい呼びますよ」 とOK(?)との返事! 「ぜったいですよぉ~~」と言いながらその場を離れ、Eに、「堤下のバーベキューに参加できそうなんだけどwww」と報告した私ですが、連絡先も知らずに、一体どうやって参加する気だったのか教えてほしいものです。  その中華街バスツアー以降、似顔絵ショックと秋山氏へ近づきすぎたことによるエネルギー減少が原因で、以前よりもライブに行く回数が減った私。と、同時期に、処女時代を終えたのです。  バイト先の激安回転寿司屋の同僚である1歳年上のFラン大学生に、スタッフルームで突然膝枕されたことで恋に落ち、むりやりお台場デートを取りつけ3日後に告白。その日の夜、やたらお香が立ち込める彼の一人暮らしの部屋で貫通。そして2カ月後には「××さん(バイト同僚)が好きだから」との理由でフラれ、バイトリーダーのOさん(28歳。前歯がない。税金を滞納している。声は池谷直樹にそっくり)に、「有屋町ぃ、おまえ、お笑いばっかり行ってるから、愛想つかされたんだよー」とダメ出しされるのでした。  さて、ヴィジュアル系、野球選手、ともに常に持っていくのはセミプロ女性。芸人は? 秋山氏はあのピタT巨乳とイタしたのだろうか? 正直わかりませんが、のちの実話誌編集者時代、私は“カキタレ”と呼ばれる女性に取材する機会に恵まれました。  名前はRちゃん。当時弱冠20歳。彼女は歌舞伎町のキャバ嬢で、某漫才コンテスト優勝経験のある芸人のカキタレ、との触れ込みで、編集部の信頼できる先輩に紹介されました(先輩は彼女をネタ元にしていた)。  Rちゃんの源氏名は2chの芸人スレに飛び交っており、「◯◯の子を妊娠した」とか、「俳優の▲▲にも手を出している」とか、罵詈雑言含め華麗なる遍歴で語られていました。彼女に会い話を聞くと、実際にすごいんですよ。サイゾーも真っ青のゴシップの宝庫。「G・Mは乱交パーティーをしている」とか、「Eはデブ専風俗マニアで、店には彼のサインが飾ってある」とか、「Y・Tは鬼畜セックス。女をものとしか思っていない」とか、旬な芸能人のゴシップをディティール細かく教えてくれるんです。  そのなかで私が記事にしたいと思ったのが、「AのS・Sの、大麻吸引写真がある」でした。 「S・Sが水パイプで吸ってる場面なんですけど、私の友達がヤッたときに吸ってて、その子が撮った写真があるんです。あいつ、常習でヤバいですよ」  あのSクンが!? と湧き立ち、編集長に報告するとGOサイン。「次に会うときにその子(S・Sとヤッたという友達:Bさん)も連れていく。写真も渡す」というので約束の日に会いました。その日はRちゃんの彼氏だという純朴そうな年下の青年も同席していました。 「もしもし? Bちゃん? あとどのくらいで来られそう?」  目の前でそんな電話を何回かしていましたが、2時間経っても3時間経っても、肝心のBさんは来ません。埒があかないので、RちゃんからBさんと呼ばれる子の電話番号を教えてもらい、「紹介料」として謝礼を渡しお開きに。  翌日、Bさんに電話をしました。 「は? 何の話ですか?」 「いや、だから、Rちゃんに番号を教えてもらいまして。Sクンの写真を……」 「R?」  数秒無言になったあと、受話器からはSの「ふふっ」という笑い声が聞こえてきました。 「騙されてますよそれ(笑)」  芸能界――それは、虚実入り交じる偶像の世界。そこに群がる者もまた、虚に魅入られてしまうのです。と、格好つけてしまいましたが、私がこの三部作で言いたかったのは、「現実の処女喪失は、とてもしょっぱい」という話でした。  ちなみに、“有名人とヤラせろおばさん”こと有屋町はるが辿り着いた「ヤレる有名人」の結論はズバリ! サブカル文化人でございます! もはや有名人でもなんでもねえ!