SMAPあと2カ月……木村拓哉、“年内”にやりたいことは「言ったらパンクしそう」発言

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希望は絶望より残酷だったりするけど……

 グループの解散発表時、プライベートで米ハワイに滞在していたSMAP・木村拓哉。一部報道によれば、現地で報告を受けた木村は「解散なんて聞いてない!」と立ち尽くし、ショックを受けていたと伝えられている。25周年コンサートの開催にも前向きだったという木村だが、年末へ向けて複雑な思いを抱えているようだ。

 元チーフマネジャー・飯島三智氏とSMAPメンバーがジャニーズ事務所からの独立を検討した際、1人だけ事務所残留を表明したとされる木村。メンバーや飯島氏から離れて事務所への忠誠心を見せた木村にネットユーザーから批判が噴出し、いつしか解散の“戦犯”扱いされるようになってしまった。

1話に1回過激セックスシーン!? エロすぎて痛快すぎる海外ドラマ『ストライクバック』

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『ストライクバック<ファースト・シーズン>コンプリート・ボックス[DVD]』ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
 10年にスタートし、世界中で大反響を巻き起こしている海外ドラマ『ウォーキング・デッド』。その最新シーズンが先月末から配信開始され、とんでもない衝撃展開に度肝を抜かれた視聴者も多いことだろう。ネタばれになるので控えるが、ゾンビものでありながら人間の怖さを描いてきた同作は、今後もその路線を加速させるようだ。  そんな『ウォーキング・デッド』と同じように、海外ドラマには「〇〇なのに××」といった印象を受ける作品が多い。たとえば、14年に開始して現在シーズン5まであるイギリスのテレビドラマシリーズ『ストライクバック』などは、極秘部隊がテロリストと戦う痛快エンターテイメント作品でありながら、ドキリとする刺激的なセックスシーンのオンパレードになっている。  物語の舞台は、特殊任務を遂行するイギリス軍の秘密部隊「セクション20」。いわゆるアメリカのCIA的な組織だが、その規模は意外とこじんまりしており、主なメンバーは5~6人といったところ。そこに所属する凄腕の諜報員であるふたりの男が主人公だ。  世界を舞台に困難なミッションに挑むタフガイは、ストーンブリッジとスコットのコンビ。マジメで冷静沈着なストーンブリッジはアメリカ人俳優のフィリップ・ウィンチェスターが、大胆不敵でチョイ悪なスコットはオーストラリア出身のサリバン・ステイプルトンが演じている。  このふたりがテロリストを追う物語は、ときに「やりすぎだろ」と思う部分もあるが、単純明快で爽快感も抜群。『24』や『ホームランド』といった対テロものが好きな人には、たまらない海外ドラマに違いない。  そんな娯楽作品だが、超過激なセックスシーンも満載。それを演じるのは、とにかく女好きで女性にモテまくるスコットだ。  シーズン1の第1話から、人質救出作戦に向かう前に、いきなりイギリス領事館の美人職員とチョメチョメしだすスコット。無事に生還するのが難しいミッションを受けたスコットを不憫に思った女性職員が、お情け的にカラダを許すのだ。まさに役得である。しかもセックス描写はかなり刺激的で、スコットが腰を振りながらバストトップにかじりついたりするシーンも。  さらにその後の回でも、スコットは戦場とベッドで大活躍。捕らわれの身になりながら、なぜか敵対する女性に誘惑されてコトに及んでしまうのだから、そのモテっぷりはハンパじゃない。極悪なテロリストに囲まれ、いつ敵が攻め込んでくるかわからない状況でもスコットはズボンを脱ぐ。命の危険にさらされている男は、女性を惑わすフェロモンを漂わせるといった話を聞いたことがあるが、それがスコットにもあるのかも…。  しかし、モテ男・スコットでも苦手な女性がいる。スコットの上司として登場するヤリ手諜報部員のローナ・ミトラ演じるレイチェルだ。このミトラといえば、世界に蔓延した死のウィルスを殲滅するアメリカ海軍の活躍を描く海外ドラマ『ザ・ラストシップ』でも、レイチェル役を熱演。ルックスからして華麗で聡明さを感じさせる彼女は、双方の作品で意志の強い女性に起用されている。そんな彼女には、スコットもタジタジなのだ。  ともあれ、ほとんどの回で美女を抱くスコット。一方のストーンブリッジは、亡き妻を思い続ける一途な男。豪快なスコットは、いわば『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンのようで、紳士なストーンブリッジは『007』のジェームズ・ボンドといった感じ。この凸凹コンビの熱い友情も見どころだ。気になった人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

パリピの巣窟「渋谷ハロウィン」にオタクが楽しめる要素はあるのか? 意を決して調査してみた

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渋谷のハロウィンに恐る恐る突撃。
■渋谷ハロウィンにオタクが楽しめる要素はあるのか?  ここ近年ですっかり日本に根付いたハロウィン文化。特にメッカである東京・渋谷には、今年も各々自由に仮装をした若者らが集結し、その盛り上がりが多数のメディアに取り上げられた。  だが、こういったハロウィン文化を素直に楽しんでいるのは(特に渋谷で)、いわゆる「リア充」や「パリピ」といわれる人々がメイン――大変うがった見方をしているかもしれないが、自身もオタクで、オタク系ニュースサイト「おたぽる」に関わる身としてはそう感じている。実際、この時期になるとTwitterではオタクと思しき層の嫌悪感たっぷりのツイートが見られる状態だ。  実は、「おたぽる」を運営するサイゾーは渋谷に社を構えており、渋谷のハロウィンは取材しようと思えば、すぐ現地に向かうことができる。しかし、“オタク向けではない”ということで、これまでは避けてきた(……というよりも、個人的に「近づきたくなかった」)。  だが、今年はハロウィンの直前、渋谷の一部が歩行者天国になるというニュースが飛び込んできた。前々から渋谷でのハロウィン警備には警察が出動していたが、近年の盛況を受けて車道を開放すると警察が判断したのだ。恐怖的なモノも感じたが、ハロウィンがそこまで盛況している、ということも改めて実感させられた。  前置きが長くなってしまったが、今回は「そんなに盛り上がっているのなら……」と、重い腰を上げ、渋谷のハロウィンの取材を決定。望み薄ではあるが、“渋谷ハロウィンにオタクが楽しめる要素はあるのか”というテーマを掲げ、リア充とパリピの巣窟へ足を運んだ。 ■渋谷ハロウィンに“コスプレイヤー”はいるのか  編集部が取材したのは、ハロウィン当日となる10月31日の夜8時すぎ。道玄坂を下ると、すでにロイヤルホストとモスバーガーがあるビル前から歩行者天国になっていた。その時点で、すでにかなりの人だかり。道路を封鎖する柵越しの群衆を見て、同行した男性社員(オタク)と「ゾンビ映画のよう」「ウォーキング・デットっぽい」などと談笑していた。実際、ゾンビ(の仮装をしている人)もいた。
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 今回、取材するにあたり“渋谷ハロウィンにオタクが楽しめる要素はあるのか”というテーマを掲げたが、その要素のキモとなるのは仮装ないしはコスプレだろう。ひとまず、アニメ系の格好をしている人を探してみる。  ちなみに、仮装とコスプレの違いについては、「コミックマーケット」を主催するコミケットが明文化している。

“仮装とコスプレの違いは、前者が「ただ着ている」のに対し、 コスプレは、そのキャラクターや衣装に対し愛情を持っている点です。 ここが大きな違いと言っていいでしょう。 コスプレとは、作品・対象への愛情表現が立体化へと進んだ形なのです” ――コミケット公式サイト「コスプレって何?」より。

 渋谷のハロウィンにコミケの考えを当てはめるのは、少々違うような気もするが、今回はキャラに愛情を持っている「コスプレ」をしている人を捜索することに。  すると、『東京喰種』の金木研&鈴屋什造、『名探偵コナン』の江戸川コナン&怪盗キッド、『マクロスF』のランカ・リーのコスプレイヤーさんに遭遇。どれも、コミケのコスプレブースにいそうなクオリティーだ。
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どことなく“ハロウィン感”があるからか、『東京喰種』レイヤーさんは彼ら以外にもちらほら。
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広く知られている作品なだけに、周囲の注目度も高かった『コナン』レイヤーさん。
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残念ながら、シェリルは不在だった。
 その後も、『ハウルの動く城』のハウルや『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム&ラムのコスプレイヤーさんに会うことができた。撮影後、「その格好は仮装ですか? コスプレですか?」と聞いてみたが、これらのレイヤーさんは全員「コスプレをしている」という認識だった。
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なお、隣では『黒子のバスケ』の黄瀬くんが変身中でした。
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人気の『リゼロ』レイヤーさんも。
 その一方で、『美少女戦士セーラームーン』のコスチュームを身につけた女子たちにこの質問をぶつけてみると、笑顔で「仮装だと思います」と答えていた。渋谷のハロウィンなら個人的にはこれで全然オッケーだと思うが(かわいいし)、以前友人のコスプレイヤーがハロウィンのアニメ系仮装勢に対し、「キャラへの愛がない」と怒りを抱いていたことをなんとなく思い出した。
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中央の女子はこの日誕生日だったそうで、テンション高めだった。
 その後とはいうと、ドンキに売ってそうなマリオに、これもドンキにあるピカチュウの着ぐるみ……といった仮装勢だらけ。しまいには、Tバックにフリーザのマスクを被っただけの“戦闘力が低そう”な仮装もいた。目立てればいい、楽しければいいという風な印象を受けた。先程のハウルレイヤーの男性も「アニメコスプレ少ないですよね?」と語っていたが、本当にその通りで“コスプレ”はほとんど見つからない。
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ノリノリでポーズを決めてくれた。
 先程登場した数少ないコスプレイヤーさんの中には、「去年の渋谷はアニメコスプレが多くて、目立っていたからコスプレしてみました」と語るレイヤーさんも。なお、今回シャア・アズナブルに扮した弊社の男性社員も取材に同行したのだが、「シャアだ!」と反応していたのは主に『ガンダム』世代の中年サラリーマンがメイン。格好が格好なだけに、目立ってはいたのだが、なんと「マジンガーZ?」と反応する若い女子が……。イマドキ女子にシャアが通じないという、衝撃的な事実が発覚した瞬間であった。
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自前です。
■人だらけでまったく前に進めない  その後、取材班はセンター街へと移動。しかし、道路びっしり人だらけでまったく前に進めない。コミケに向かうりんかい線の車内に匹敵しそうな混雑ぶりである。しかし、仮装する彼らは“どこに向かっている”のだろうか――それだけが疑問であった。
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 また、そこらに耳を傾けてみると、初対面らしき男女グループが「どこから来たの?」「埼玉」などと会話していた。なんと、今回撮影を担当した弊社の男性社員(30代)もギャルになぜか「ハッピーバースデー!」と絡まれていた。こういった雰囲気は渋谷ならではと言えるが、ネクラ気味のオタクな筆者は少し興ざめしていた。  なお、センター街にある相席居酒屋は、「コスプレ・仮装での入店可!」と店前で宣伝しており、話を聞いてみると、「仮装している人が結構入っています」とのこと。これだけの人が集まってれば、ハロウィンきっかけで交際がスタートしたカップルもいそうである。  スクランブル交差点では警察が「信号が変わります!」「止まらず進んでください!」と人波を誘導していたが、その先の渋谷TSUTAYA前やハチ公前広場はまともに歩ける状態ではない。しかし、その中では美女仮装集団に多数のカメラが向けられるという、コミケでもたびたび見られる現象が発生していたり、若者が集まって写真撮影をするといった光景が見られた。
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 人混みに疲れ、渋谷マークシティと渋谷駅をつなぐ連絡通路に避難し、上からスクランブル交差点を見下ろす。よく見ると、帰宅中のサラリーマンがハロウィン勢に巻き込まれていた。そんな風景を見ながら、渋谷といえば発売されたばかりの『ペルソナ5』の聖地だったな……今日は“改心”されないとダメな人が多そうだな……とぼんやり考えていた。ちなみにこの日、『ペルソナ5』のコスプレはいなかった。
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 1日のみの取材なので、なんとも言えないが、ちゃんとしたコスプレを見たいならば、渋谷ハロウィンは不向きであるようにも感じた。本稿ではあまり言及はしないが、正式なコスプレイベント以外の場でのコスプレは、マナー違反とされているのも関係していると思われる。その一方で池袋ではドワンゴとアニメイトが参画する「池袋ハロウィンコスプレフェス」が開催されているので、コスプレ目当ての人は池袋に向かったほうが良さそうだ。  ここまでの流れでなんとなく察しがついていると思うが、“渋谷ハロウィンはオタク向けではない”ということを今回再認させられた。ただ、お祭りのような雰囲気は少し愉快でもあった。筆者は取材後、人酔いで一晩中吐き気を催すことになったが……。 (文/編集部)

「チンチンが僕の主体と連動していない」AV男優・森林原人の深刻な悩み

再会。 甘くせつない響き。 再会。 原人と……SA・I・KA・I そう、森林原人の新刊『イケるSEX』(扶桑社)の発売を記念して、原人サイドから「是非しQちゃんとの対談を」とオファーがあったキュウ~! あたしの魅力に原人がメロメロなのはわかってたけど、猛プッシュされると照れるキュウ~。げーんじん、SEXしよ★ 『イケるSEX』は、原人が女性のセックスにまつわるお悩みに丁寧に答える内容だけど、原人にだって悩みはあるはずキュウ。 今や銀河一のAV男優として、男女問わずあちこちから悩みを直球でぶつけられる立場の原人だけど、でも、いくら超人とはいえ原人だって人間。一方的に悩みを受け止めるだけだと壊れちゃうキュウ~。あたし原人のことが心配だキュウ。 原人の支えになりたい。 癒してあげたい。 今日は原人の悩みを聞くキュウ~~~~~~。 ◎僕はヤリマン 原人 これから僕は、どういう方向に進んでいけばいいのかっていうのを悩んでまして。 ――お仕事のことキュウ? 原人 そうですね、仕事を踏まえてどういう方向性にいこうかと。色んな人が色んなアドバイスを最近くれるようになったんですよ。 ――どんなアドバイスをいただいてるキュウ? 原人 僕は今まで男優一本でやってたんですけど、こうやって本を出させてもらったりとか、メディアに出させてもらうようになると、文化人路線をすすめてくる人もいるし、かと思えば、昨日受けた仕事はお笑い芸人路線で。 ――こんなにカッコよすぎる原人ちゃんが、お笑い……? 原人 江頭2:50さんとお互いのアナルに鈴を入れあって、引っ張り合うっていう仕事でした。 ――え~きゃわいい~~~それ見た~~~い。何チャンネルキュウ? 原人 GEOチャンネル。(「それいけ!エガちゃんマン」 #2 10月28日AM2:50~、#3 11月4日AM2:50~) ――原人はその仕事内容に抵抗ゼロなんキュウ? 原人 僕はちょっと悩みましたけど……いつも、「ま、いっか」と思って受けちゃう。仕事に関しては結構ヤリマンで、何でも受けちゃうんです。 ――キティちゃんみたいな感じ? キティちゃんとのコラボとか……やってほしーキュウ! 可愛い「ご当地原人」希望キュウ。 原人 ……。しQちゃんって、僕について「可愛い」ばっかりですよね。ブサイクって言われ続けてきた僕としては嬉しい限りなんですが、でも、可愛いだけじゃ生き残れないと思いませんか? 今後のための方向性が全然定まらないことが悩みなんです。どういう仕事は断って、どういう仕事をやっていくべきか……。 ――1回全部やってみたらいいんじゃないキュウ? そもそも断った仕事ってあるキュウ? 原人 ないっすね。 ――ガチでヤリマンキュウね。来るもの拒まず。1回やってみてイヤだったから、2回目はもう断固お断りしているみたいなヤツは? 原人 2回目イヤだって思うこともありますけど、それって仕事内容というより、その現場にいるスタッフさんがイヤな感じだったとかで。だからたとえば、昨日のアナル綱引きにしても、楽しかったから、またお声がかかれば全然、やぶさかじゃない。AVでいえば、ゲロものでも楽しければ僕は平気なので。 ――それはゲロを食べるキュウ? 原人 ゲロを塗り合う。 ――楽しそう~原人もゲロを吐くキュウ? 原人 僕は吐かない、女の子が吐くんですけど。う~ん、スカトロまでいかない・・・…ウェット&メッシーっていう感じですね。性的な興奮はしなかったですけど、現場のみんなが楽しんでやってて、だからイヤじゃなかった。ゲロでもんじゃ焼きを作ったんですよ。火を通せば一緒だし、おたふくソースかけたら月島の味と変わんなかったですもん。そうゆうのはそうゆうので楽しいなみたいな。 ――それって、絡みはあるキュウ? 原人 あるある。 ――よく勃起するキュウね。イヤじゃないけど良くもない状態で。男優すごいキュウ。原人ちゃんは今、「森林原人」っていうキャラクターのどこがチャームポイントだと思うキュウ? 原人 チャームポイントは、重度の仮性包茎とか……いや違うな、とりあえず何でも当たり障りなくやるところ。ドラマものの作品でも、おばあちゃんを抱くのでも、抱かれるプレイでも。あるいは脱がないで喋るだけの仕事がきた時も、芸人さんみたいにうまくは話せないけども、そこそこつつがなく。でもね、僕って、ペンタゴングラフでいえば、飛びぬけてイケてる項目がないんですよ。万遍無く整ってるけど、特徴がない。 ――でも、ペンタゴンがデカイよ原人は。 原人 いやー、そんなこと言ってくれるのはしQちゃんだけですよ。今後おそらく、業界が縮小して男優の需要は減っていきます。それだけじゃなく、若い男優に押されて僕自身の需要も減る。僕も若い頃は「自分には関係ない」と思ってたんですけど、30代後半になって、ひしひしと感じている。世代交代が起きるんですよ、男優でも。 ――ザーメン二郎ちゃんとか今キてるキュウよね。 原人 そうそう、ザーメン二郎とか。やっぱり、新陳代謝があるじゃないですか。監督やプロデューサーが若い世代になっていくと、演者も若い人たちになります。今でもプロデューサーは30代が主流になっていて、彼らにとっては同世代の監督が使いやすい。で、30代中盤の監督からしたら、年下か、せめて同学年くらいが使いやすい。自分が仕事を発注できる側に回らないと、いつまでも下請けのポジションでは先細りなんです。 ――ペニスは先細りじゃないキュウのに。 ◎月収60~100万は欲しい ――じゃあ原人は、何がやりたいのキュウ? 原人 やりたいのは、セックスに関わる仕事なら何でもいいって感じです。 ――自分のセックス? それとも他人のセックスでいいの? 原人 理想は、どっちもで、代々木忠さんみたいな感じなんですよ。80歳くらいまで性そのものを探求するというか……。 ――でも、80歳くらいまでエロで生計立てられるかっていうと。 原人 代々木さんはいい時代だったんですよね。AVが売れて、1本出すと何千万って儲かったりして。 ――エロっていうか、エロ以外の側面でセックスを捉える活動もアリなのかキュウ? 原人 全然アリ。僕個人でホームページというか、サイトを立ち上げようと思ってて。「リビドーリブ」というタイトルで、キャッチコピーは、「性と向き合い、性を知り、性を楽しむ」。今まで性を後ろめたいもの、恥ずかしいもの、隠さなきゃいけないと思ってた人たちに、性ってもっとちゃんと向き合えば楽しいんだよって伝えていきたいなって。「女子SPA!」では女の人向けの相談だから、男の人向けのものもやりたいですし、性を語る場を作りたいなと。 ――これからどんな方向に進むか、見えてるじゃないかキュウ。 原人 でもそれだと、ぶっちゃけお金にならないんですよ。 ――今は、原人ちゃんの月収はどれくらいキュウ? 原人 ぶっちゃけ月100万前後。そこから経費を引いていくと、まあぼちぼちって感じ。 ――どれくらい稼ぎたいのキュウ? 原人 今みたいに稼げなくてもいいですけど、家賃が20万くらいのところに住んでるから……そうすると、家賃の3倍として、税引き手取り60万くらいの金額は毎月安定して欲しい。パンツ脱がなきゃ厳しいでしょうが。 ――20万の部屋は豪邸キュウ? 原人 うん、まあ、ぼちぼち。2LDKでひとつは完全に衣裳部屋。 ――原人がお金たくさん必要なのは、ハイファッションな男だからキュウ。おしゃれはお金かかるキュウ。「ヌメロ」でいいからファッション誌にページ持つとか無理なのキュウ? あれも扶桑社だし。文化人気取りでもサブカルおじさんでもなく、真のハイファッション・コース。 原人 「ヌメロ」でいいからって……。 ――出て欲しい~「原人のファッション通信」。 原人 大それた夢だわ。でも、中高時代はファッション通信でオナニーしてたから、大内順子のナレーションをバックに。そうゆう意味ではなんとなく目指す原点って気はしますが、うん……夢ですよね。 ――今は月100万近くの収入を得てるわけキュウけど、そのぶん一日の発射回数が多いとか多忙で体力的にはしんどいと思うキュウ。仕事のペースは、決めたりしてる? 原人 ないない、来た仕事を全部入れる。 ――今日はいくつ現場行ってからココに来たキュウ?(時刻は夜22時) 原人 今日は、男優の仕事じゃなかったんです。「AERA」(朝日新聞出版)の4年ぶりのセックス特集号(10月17日発売号)でその特集ページ用のイメージショット撮影に協力してきました。一応、コラムも寄稿させてもらっていて。 ――キターーーー文化人路線! 何について書いたキュウ? 原人 当初は20~60代以上のパートナーがいる男女計500人にとったセックスに関するアンケートの調査結果を踏まえて、コメントを寄せて欲しいって言われてたんですけど、編集者と打ち合わせをしてたら、僕が考えるセックスレスの解消法と、何で男女はすれ違うか、みたいなテーマで書いてほしい、ということでまとまったので、それを書きました。挿入至上主義からの脱却を提案する、みたいな。 ◎男優のセックスレス問題 ――原人はセックスレスに悩んだことあるキュウ? 原人 う~ん、僕は悩んだことないですね。相手は悩んでるかもしれないですけど。 ――なんで? 原人 セックスレスの関係性自体は経験ありますよ。30歳の頃に3年くらい同棲してた恋人がいるんですけど、最後の方はセックスが月に1回くらいの頻度に減ってたなあ。ただ、僕からしたいって言って、断られ続けたっていうのはあんまりないんですよ。僕は仕事で射精をしてるから、パートナーとしなくても現場でしちゃえば、発散はできるわみたいな。って感じで・・・…。 ――矛盾してるキュウ。原人こそが「挿入至上主義」から脱却できてないキュウ? 相手は射精を望んでるわけじゃないかもしれないのに。 原人 うん……。あの頃は、そんなでしたね……。そういう状況で、恋人と「なんで私とはエッチしてくれないの」みたいな喧嘩になったことは何回かありましたよね。 ――原人は恋人とセックスしなくても平気だったけど、向こうは平気じゃなかったワケだキュウ。恋人からの誘いを断ったことは何度もあるキュウ? 原人 そこはね、僕のセコイところで。帰宅するやいなや、開口一番「今日は4出し(=4回射精)してきたから疲れた~」とか、自分から言っちゃって「もう今日は出来ませんアピール」するんですよね……相手の人の良さにつけこむみたいな。実際本当に疲れてはいるんですが。他の男優とも話したことがあるんですよ、こういう仕事をしていて、プライベートの恋人も満足させるにはどうすればいいか問題。セックスレスになって気まずくなったり、スネる恋人をなだめる労力よりは、どんだけ辛くても挿れて出しちゃえば終わるから、その方が早く済むんだよって、意見が一致しましたね。 ――男優ならではって感じ。勃起はおちゃのこさいさいだろ? キュウ。 原人 でも、どうですか、女性からしたら。やりたいって言って断られて嫌な思いするよりは、ちょっと今日手を抜かれたなって思っても、セックスがあった方がいい? ――どっちもやだろキュウ。ってか普通の男は、馴染んだ女性相手で、疲れてその気にならない状態で、勃起するの難しいと思うキュウ。「挿れて出しちゃえばいい」みたいなことが可能なのは、原人とか男優だからであって。基本的にはチンコってそんなに自由自在じゃないから。 原人 出来ないですかねぇ。 ――セックスレスのとき、問題の根本にあるのは勃起や挿入の有無じゃないと思うキュウ。男女のすれ違いは実感したことあるキュウ? 原人 すれ違う理由は、整理すると、男女の身体的特徴の差。男の人の方が性欲のピークが若い時にくる。女の人は性欲のピークが遅くくる。年代的に、男は10代20代、女の人は30代40代って上がってくる。ってなってくると、どう考えても同世代でカップルになったら、かみ合わなくなってくる。しかも「挿入」がセックスには絶対必要だって考えたら、男が優先されるセックスにならざるを得ない。勃たなきゃセックスができないんだから、男の都合のセックスになる。その時点で女の人はハンデっていうか、損をしてる。あとは、1回のセックスに限ってみれば、男の人はすぐ上がってすぐ下がる。女の人は、ゆっくり上がって、ゆっくり下がるっていうタイムラグがある。もうひとつ、社会的要因として、女の人が性欲を表に出しにくい空気がまだ日本にはあるから、それに甘えて男は自分の都合のいいように解釈する。この女は俺のセックスで満足している、と。となると、男女のカップルが長いこと1組でセックスをし続けるのは絶対に無理って僕は思うんですよ。 ――原人自身は、最高で何年間、同じパートナーと寄り添ったキュウ? 原人 そんな長くないなあ~、さっき話した、30歳の頃に同棲してた彼女が一番長くて3年でしたね。期間的に一番長いことセックスする関係にあるのは風間ゆみさん。かれこれ15年くらいお仕事で不定期にお会いしてヤッてますからね、だははは。 ――プライベートで性の悩みはないキュウ? 原人 プライベートのセックスでは……それがね、こういう文化人気取りの仕事を始めちゃった弊害だと思うんですけど。ちょっと分析グセがついちゃってる。「こういうセックスって、こういうことか!」とか、勝手に分析はじめちゃうわけ。 ――自分がやってるのに? コナンみたいになってるの? AV探偵コナン? 心は原人、体は……カラダも原人か。 原人 こないだプライベートでセックスした時に、おあずけしようと「チンチンが欲しいって言わないと挿れてあげないよ」みたいな言葉のやりとりをしたんですよ。僕、挿れる時はよくそれをやるんですよ、それがやっぱ聞きたいんですよ。 ――へ~。原人的にはその時、女性がなんて返事するのが正解キュウ? 原人 そのままオウム返しでいい。「挿れてほしい」って。 ――トンチきかせたりしなくていい? 原人 トンチきかせられると、余裕があるなーって思っちゃうから……(苦笑)。で、そのやりとりをしてる時に、パッと、「アレ? 今、チンチンと僕の心が離れてる!」って思ったんですよ。 ――チンチンと心が? 原人 チンチンが記号になってるって思って。チンチンをマンコに挿れるっていうやりとりだけを求めてる。チンチンと僕の主体が、連動してなかったんですよ。冷めてるってわけじゃないんですけど、僕は一応、お悩みに答えてる中で、「相手と向き合って心でセックスをするのが一番気持ちいいよ」って散々言ってきたんです。そうやって訳知り顔のアドバイスをしておきながら、自分が心でセックス出来てなかったなぁって、その時思ったんですよ。チンチンをマンコに挿れるっていう行為、やりとりを客観的に見てる自分は、心のやりとりと下半身のやりとりにズレがあるじゃないですか。それに気付いてしまうとね、プライベートでセックスしている最中、「前はこんな感じしなかったのに、今も気持ちいいは気持ちいいし、でも心からの調和というか一体感が生まれないのは何でだろう、自分の中で乖離が起きてる」とか、そういうことも考えちゃうようになった。 ――「女子SPA!」での連載を始めたことで、そういう分析グセがついたキュウ? 原人 そう。セックスって、今まで感覚でするものだったのを、言葉にしなくちゃいけないってなると……。 ――僕の心とチンチンが離れている時がある。なんか、歌に出来そうでキュウね。「チンチンと僕」って。原人がボーカルの男優バンドとか、見たい。セックスについて音楽で伝えていく。原人の歌聞きたーいキュウ。 原人 (即座に)歌の才能ないから。 ――強い否定。え、カラオケいきます? なに歌うキュウ? 原人 カラオケはわりと行きますよ。CHARA歌う。 ――手ぇ~を~つ・な・ご・う? 原人 兄貴がCHARA好きで、俺も好きになったんですよ、実家暮らしだった頃にね。でも初期しか知らない。「やさしい気持ち」よりもっと前。「あたしなんで抱きしめたいんだろう」とか。 ――超聞きたいキュウ! 「原人はなんで抱きしめないんだろう?」♪ 原人 でもね、CHARAの歌詞を今読み返すと、初期のは特に「この女重いな」って思うんですよ。僕はCHARAが好きだし、銀色夏生も好きだったけど、銀色夏生も重いなぁって今は感じる。恋に恋してるみたいな感じでしょう。「自分がこんなに好きなんだから、答えてくれなきゃおかしいでしょ?」みたいな。 ――重い女が好きなんキュウ? 原人 そういう重い男だったんですよ、僕自身が……。 ――今は違う? いつまで? 原人 30前後くらいまで。さっきから頻出する3年間同棲した女性と人生で一番の大恋愛をするまでは、そんな感じでしたね。 ――人生で一番の大恋愛の話、聞きたいキュウ。ってか、同棲してた女ってゆーけど、原人は付き合うと大体すぐ同棲してるんでしょ? あたし知ってるキュウ。 原人 そう、すぐおいでって言っちゃう。 ――メンヘラにおいでって言っちゃうキュウよね。元カノ全員メンヘラ説。 原人 メンヘラホイホイって言われますね。 ――でもそれでセックスレスになるんだぁ。ふ~ん。へ~。原人の恋愛について、もっと解明したい。仕事の話はどうでもいいから恋愛の話しろキュウ。 原人 えっ、まいったなあ。僕の悩み相談ですよね……? ――全部さらせ! さらけださないで答えだけを得ようとするなキュウ! <後編へ続キュウ> ■しQちゃん/子宮のゆるキャラ(妖精)。アイドルに貢ぐために週5+日払いバイトで馬車馬のように働いているキュウ。生理前は情緒不安定になるけれど、今日も元気に頑張りまシュッサン☆ 

「チンチンが僕の主体と連動していない」AV男優・森林原人の深刻な悩み

再会。 甘くせつない響き。 再会。 原人と……SA・I・KA・I そう、森林原人の新刊『イケるSEX』(扶桑社)の発売を記念して、原人サイドから「是非しQちゃんとの対談を」とオファーがあったキュウ~! あたしの魅力に原人がメロメロなのはわかってたけど、猛プッシュされると照れるキュウ~。げーんじん、SEXしよ★ 『イケるSEX』は、原人が女性のセックスにまつわるお悩みに丁寧に答える内容だけど、原人にだって悩みはあるはずキュウ。 今や銀河一のAV男優として、男女問わずあちこちから悩みを直球でぶつけられる立場の原人だけど、でも、いくら超人とはいえ原人だって人間。一方的に悩みを受け止めるだけだと壊れちゃうキュウ~。あたし原人のことが心配だキュウ。 原人の支えになりたい。 癒してあげたい。 今日は原人の悩みを聞くキュウ~~~~~~。 ◎僕はヤリマン 原人 これから僕は、どういう方向に進んでいけばいいのかっていうのを悩んでまして。 ――お仕事のことキュウ? 原人 そうですね、仕事を踏まえてどういう方向性にいこうかと。色んな人が色んなアドバイスを最近くれるようになったんですよ。 ――どんなアドバイスをいただいてるキュウ? 原人 僕は今まで男優一本でやってたんですけど、こうやって本を出させてもらったりとか、メディアに出させてもらうようになると、文化人路線をすすめてくる人もいるし、かと思えば、昨日受けた仕事はお笑い芸人路線で。 ――こんなにカッコよすぎる原人ちゃんが、お笑い……? 原人 江頭2:50さんとお互いのアナルに鈴を入れあって、引っ張り合うっていう仕事でした。 ――え~きゃわいい~~~それ見た~~~い。何チャンネルキュウ? 原人 GEOチャンネル。(「それいけ!エガちゃんマン」 #2 10月28日AM2:50~、#3 11月4日AM2:50~) ――原人はその仕事内容に抵抗ゼロなんキュウ? 原人 僕はちょっと悩みましたけど……いつも、「ま、いっか」と思って受けちゃう。仕事に関しては結構ヤリマンで、何でも受けちゃうんです。 ――キティちゃんみたいな感じ? キティちゃんとのコラボとか……やってほしーキュウ! 可愛い「ご当地原人」希望キュウ。 原人 ……。しQちゃんって、僕について「可愛い」ばっかりですよね。ブサイクって言われ続けてきた僕としては嬉しい限りなんですが、でも、可愛いだけじゃ生き残れないと思いませんか? 今後のための方向性が全然定まらないことが悩みなんです。どういう仕事は断って、どういう仕事をやっていくべきか……。 ――1回全部やってみたらいいんじゃないキュウ? そもそも断った仕事ってあるキュウ? 原人 ないっすね。 ――ガチでヤリマンキュウね。来るもの拒まず。1回やってみてイヤだったから、2回目はもう断固お断りしているみたいなヤツは? 原人 2回目イヤだって思うこともありますけど、それって仕事内容というより、その現場にいるスタッフさんがイヤな感じだったとかで。だからたとえば、昨日のアナル綱引きにしても、楽しかったから、またお声がかかれば全然、やぶさかじゃない。AVでいえば、ゲロものでも楽しければ僕は平気なので。 ――それはゲロを食べるキュウ? 原人 ゲロを塗り合う。 ――楽しそう~原人もゲロを吐くキュウ? 原人 僕は吐かない、女の子が吐くんですけど。う~ん、スカトロまでいかない・・・…ウェット&メッシーっていう感じですね。性的な興奮はしなかったですけど、現場のみんなが楽しんでやってて、だからイヤじゃなかった。ゲロでもんじゃ焼きを作ったんですよ。火を通せば一緒だし、おたふくソースかけたら月島の味と変わんなかったですもん。そうゆうのはそうゆうので楽しいなみたいな。 ――それって、絡みはあるキュウ? 原人 あるある。 ――よく勃起するキュウね。イヤじゃないけど良くもない状態で。男優すごいキュウ。原人ちゃんは今、「森林原人」っていうキャラクターのどこがチャームポイントだと思うキュウ? 原人 チャームポイントは、重度の仮性包茎とか……いや違うな、とりあえず何でも当たり障りなくやるところ。ドラマものの作品でも、おばあちゃんを抱くのでも、抱かれるプレイでも。あるいは脱がないで喋るだけの仕事がきた時も、芸人さんみたいにうまくは話せないけども、そこそこつつがなく。でもね、僕って、ペンタゴングラフでいえば、飛びぬけてイケてる項目がないんですよ。万遍無く整ってるけど、特徴がない。 ――でも、ペンタゴンがデカイよ原人は。 原人 いやー、そんなこと言ってくれるのはしQちゃんだけですよ。今後おそらく、業界が縮小して男優の需要は減っていきます。それだけじゃなく、若い男優に押されて僕自身の需要も減る。僕も若い頃は「自分には関係ない」と思ってたんですけど、30代後半になって、ひしひしと感じている。世代交代が起きるんですよ、男優でも。 ――ザーメン二郎ちゃんとか今キてるキュウよね。 原人 そうそう、ザーメン二郎とか。やっぱり、新陳代謝があるじゃないですか。監督やプロデューサーが若い世代になっていくと、演者も若い人たちになります。今でもプロデューサーは30代が主流になっていて、彼らにとっては同世代の監督が使いやすい。で、30代中盤の監督からしたら、年下か、せめて同学年くらいが使いやすい。自分が仕事を発注できる側に回らないと、いつまでも下請けのポジションでは先細りなんです。 ――ペニスは先細りじゃないキュウのに。 ◎月収60~100万は欲しい ――じゃあ原人は、何がやりたいのキュウ? 原人 やりたいのは、セックスに関わる仕事なら何でもいいって感じです。 ――自分のセックス? それとも他人のセックスでいいの? 原人 理想は、どっちもで、代々木忠さんみたいな感じなんですよ。80歳くらいまで性そのものを探求するというか……。 ――でも、80歳くらいまでエロで生計立てられるかっていうと。 原人 代々木さんはいい時代だったんですよね。AVが売れて、1本出すと何千万って儲かったりして。 ――エロっていうか、エロ以外の側面でセックスを捉える活動もアリなのかキュウ? 原人 全然アリ。僕個人でホームページというか、サイトを立ち上げようと思ってて。「リビドーリブ」というタイトルで、キャッチコピーは、「性と向き合い、性を知り、性を楽しむ」。今まで性を後ろめたいもの、恥ずかしいもの、隠さなきゃいけないと思ってた人たちに、性ってもっとちゃんと向き合えば楽しいんだよって伝えていきたいなって。「女子SPA!」では女の人向けの相談だから、男の人向けのものもやりたいですし、性を語る場を作りたいなと。 ――これからどんな方向に進むか、見えてるじゃないかキュウ。 原人 でもそれだと、ぶっちゃけお金にならないんですよ。 ――今は、原人ちゃんの月収はどれくらいキュウ? 原人 ぶっちゃけ月100万前後。そこから経費を引いていくと、まあぼちぼちって感じ。 ――どれくらい稼ぎたいのキュウ? 原人 今みたいに稼げなくてもいいですけど、家賃が20万くらいのところに住んでるから……そうすると、家賃の3倍として、税引き手取り60万くらいの金額は毎月安定して欲しい。パンツ脱がなきゃ厳しいでしょうが。 ――20万の部屋は豪邸キュウ? 原人 うん、まあ、ぼちぼち。2LDKでひとつは完全に衣裳部屋。 ――原人がお金たくさん必要なのは、ハイファッションな男だからキュウ。おしゃれはお金かかるキュウ。「ヌメロ」でいいからファッション誌にページ持つとか無理なのキュウ? あれも扶桑社だし。文化人気取りでもサブカルおじさんでもなく、真のハイファッション・コース。 原人 「ヌメロ」でいいからって……。 ――出て欲しい~「原人のファッション通信」。 原人 大それた夢だわ。でも、中高時代はファッション通信でオナニーしてたから、大内順子のナレーションをバックに。そうゆう意味ではなんとなく目指す原点って気はしますが、うん……夢ですよね。 ――今は月100万近くの収入を得てるわけキュウけど、そのぶん一日の発射回数が多いとか多忙で体力的にはしんどいと思うキュウ。仕事のペースは、決めたりしてる? 原人 ないない、来た仕事を全部入れる。 ――今日はいくつ現場行ってからココに来たキュウ?(時刻は夜22時) 原人 今日は、男優の仕事じゃなかったんです。「AERA」(朝日新聞出版)の4年ぶりのセックス特集号(10月17日発売号)でその特集ページ用のイメージショット撮影に協力してきました。一応、コラムも寄稿させてもらっていて。 ――キターーーー文化人路線! 何について書いたキュウ? 原人 当初は20~60代以上のパートナーがいる男女計500人にとったセックスに関するアンケートの調査結果を踏まえて、コメントを寄せて欲しいって言われてたんですけど、編集者と打ち合わせをしてたら、僕が考えるセックスレスの解消法と、何で男女はすれ違うか、みたいなテーマで書いてほしい、ということでまとまったので、それを書きました。挿入至上主義からの脱却を提案する、みたいな。 ◎男優のセックスレス問題 ――原人はセックスレスに悩んだことあるキュウ? 原人 う~ん、僕は悩んだことないですね。相手は悩んでるかもしれないですけど。 ――なんで? 原人 セックスレスの関係性自体は経験ありますよ。30歳の頃に3年くらい同棲してた恋人がいるんですけど、最後の方はセックスが月に1回くらいの頻度に減ってたなあ。ただ、僕からしたいって言って、断られ続けたっていうのはあんまりないんですよ。僕は仕事で射精をしてるから、パートナーとしなくても現場でしちゃえば、発散はできるわみたいな。って感じで・・・…。 ――矛盾してるキュウ。原人こそが「挿入至上主義」から脱却できてないキュウ? 相手は射精を望んでるわけじゃないかもしれないのに。 原人 うん……。あの頃は、そんなでしたね……。そういう状況で、恋人と「なんで私とはエッチしてくれないの」みたいな喧嘩になったことは何回かありましたよね。 ――原人は恋人とセックスしなくても平気だったけど、向こうは平気じゃなかったワケだキュウ。恋人からの誘いを断ったことは何度もあるキュウ? 原人 そこはね、僕のセコイところで。帰宅するやいなや、開口一番「今日は4出し(=4回射精)してきたから疲れた~」とか、自分から言っちゃって「もう今日は出来ませんアピール」するんですよね……相手の人の良さにつけこむみたいな。実際本当に疲れてはいるんですが。他の男優とも話したことがあるんですよ、こういう仕事をしていて、プライベートの恋人も満足させるにはどうすればいいか問題。セックスレスになって気まずくなったり、スネる恋人をなだめる労力よりは、どんだけ辛くても挿れて出しちゃえば終わるから、その方が早く済むんだよって、意見が一致しましたね。 ――男優ならではって感じ。勃起はおちゃのこさいさいだろ? キュウ。 原人 でも、どうですか、女性からしたら。やりたいって言って断られて嫌な思いするよりは、ちょっと今日手を抜かれたなって思っても、セックスがあった方がいい? ――どっちもやだろキュウ。ってか普通の男は、馴染んだ女性相手で、疲れてその気にならない状態で、勃起するの難しいと思うキュウ。「挿れて出しちゃえばいい」みたいなことが可能なのは、原人とか男優だからであって。基本的にはチンコってそんなに自由自在じゃないから。 原人 出来ないですかねぇ。 ――セックスレスのとき、問題の根本にあるのは勃起や挿入の有無じゃないと思うキュウ。男女のすれ違いは実感したことあるキュウ? 原人 すれ違う理由は、整理すると、男女の身体的特徴の差。男の人の方が性欲のピークが若い時にくる。女の人は性欲のピークが遅くくる。年代的に、男は10代20代、女の人は30代40代って上がってくる。ってなってくると、どう考えても同世代でカップルになったら、かみ合わなくなってくる。しかも「挿入」がセックスには絶対必要だって考えたら、男が優先されるセックスにならざるを得ない。勃たなきゃセックスができないんだから、男の都合のセックスになる。その時点で女の人はハンデっていうか、損をしてる。あとは、1回のセックスに限ってみれば、男の人はすぐ上がってすぐ下がる。女の人は、ゆっくり上がって、ゆっくり下がるっていうタイムラグがある。もうひとつ、社会的要因として、女の人が性欲を表に出しにくい空気がまだ日本にはあるから、それに甘えて男は自分の都合のいいように解釈する。この女は俺のセックスで満足している、と。となると、男女のカップルが長いこと1組でセックスをし続けるのは絶対に無理って僕は思うんですよ。 ――原人自身は、最高で何年間、同じパートナーと寄り添ったキュウ? 原人 そんな長くないなあ~、さっき話した、30歳の頃に同棲してた彼女が一番長くて3年でしたね。期間的に一番長いことセックスする関係にあるのは風間ゆみさん。かれこれ15年くらいお仕事で不定期にお会いしてヤッてますからね、だははは。 ――プライベートで性の悩みはないキュウ? 原人 プライベートのセックスでは……それがね、こういう文化人気取りの仕事を始めちゃった弊害だと思うんですけど。ちょっと分析グセがついちゃってる。「こういうセックスって、こういうことか!」とか、勝手に分析はじめちゃうわけ。 ――自分がやってるのに? コナンみたいになってるの? AV探偵コナン? 心は原人、体は……カラダも原人か。 原人 こないだプライベートでセックスした時に、おあずけしようと「チンチンが欲しいって言わないと挿れてあげないよ」みたいな言葉のやりとりをしたんですよ。僕、挿れる時はよくそれをやるんですよ、それがやっぱ聞きたいんですよ。 ――へ~。原人的にはその時、女性がなんて返事するのが正解キュウ? 原人 そのままオウム返しでいい。「挿れてほしい」って。 ――トンチきかせたりしなくていい? 原人 トンチきかせられると、余裕があるなーって思っちゃうから……(苦笑)。で、そのやりとりをしてる時に、パッと、「アレ? 今、チンチンと僕の心が離れてる!」って思ったんですよ。 ――チンチンと心が? 原人 チンチンが記号になってるって思って。チンチンをマンコに挿れるっていうやりとりだけを求めてる。チンチンと僕の主体が、連動してなかったんですよ。冷めてるってわけじゃないんですけど、僕は一応、お悩みに答えてる中で、「相手と向き合って心でセックスをするのが一番気持ちいいよ」って散々言ってきたんです。そうやって訳知り顔のアドバイスをしておきながら、自分が心でセックス出来てなかったなぁって、その時思ったんですよ。チンチンをマンコに挿れるっていう行為、やりとりを客観的に見てる自分は、心のやりとりと下半身のやりとりにズレがあるじゃないですか。それに気付いてしまうとね、プライベートでセックスしている最中、「前はこんな感じしなかったのに、今も気持ちいいは気持ちいいし、でも心からの調和というか一体感が生まれないのは何でだろう、自分の中で乖離が起きてる」とか、そういうことも考えちゃうようになった。 ――「女子SPA!」での連載を始めたことで、そういう分析グセがついたキュウ? 原人 そう。セックスって、今まで感覚でするものだったのを、言葉にしなくちゃいけないってなると……。 ――僕の心とチンチンが離れている時がある。なんか、歌に出来そうでキュウね。「チンチンと僕」って。原人がボーカルの男優バンドとか、見たい。セックスについて音楽で伝えていく。原人の歌聞きたーいキュウ。 原人 (即座に)歌の才能ないから。 ――強い否定。え、カラオケいきます? なに歌うキュウ? 原人 カラオケはわりと行きますよ。CHARA歌う。 ――手ぇ~を~つ・な・ご・う? 原人 兄貴がCHARA好きで、俺も好きになったんですよ、実家暮らしだった頃にね。でも初期しか知らない。「やさしい気持ち」よりもっと前。「あたしなんで抱きしめたいんだろう」とか。 ――超聞きたいキュウ! 「原人はなんで抱きしめないんだろう?」♪ 原人 でもね、CHARAの歌詞を今読み返すと、初期のは特に「この女重いな」って思うんですよ。僕はCHARAが好きだし、銀色夏生も好きだったけど、銀色夏生も重いなぁって今は感じる。恋に恋してるみたいな感じでしょう。「自分がこんなに好きなんだから、答えてくれなきゃおかしいでしょ?」みたいな。 ――重い女が好きなんキュウ? 原人 そういう重い男だったんですよ、僕自身が……。 ――今は違う? いつまで? 原人 30前後くらいまで。さっきから頻出する3年間同棲した女性と人生で一番の大恋愛をするまでは、そんな感じでしたね。 ――人生で一番の大恋愛の話、聞きたいキュウ。ってか、同棲してた女ってゆーけど、原人は付き合うと大体すぐ同棲してるんでしょ? あたし知ってるキュウ。 原人 そう、すぐおいでって言っちゃう。 ――メンヘラにおいでって言っちゃうキュウよね。元カノ全員メンヘラ説。 原人 メンヘラホイホイって言われますね。 ――でもそれでセックスレスになるんだぁ。ふ~ん。へ~。原人の恋愛について、もっと解明したい。仕事の話はどうでもいいから恋愛の話しろキュウ。 原人 えっ、まいったなあ。僕の悩み相談ですよね……? ――全部さらせ! さらけださないで答えだけを得ようとするなキュウ! <後編へ続キュウ> ■しQちゃん/子宮のゆるキャラ(妖精)。アイドルに貢ぐために週5+日払いバイトで馬車馬のように働いているキュウ。生理前は情緒不安定になるけれど、今日も元気に頑張りまシュッサン☆