アイドルグループ・欅坂46の衣装が物議を醸している。問題となっているのは、10月22日に横浜アリーナで開催されたライブイベント「PERFECT HALLOWEEN 2016」で披露された彼女たちの衣装。軍服をモチーフにしたと思われるお揃いの黒いワンピースが、第2次大戦時のナチス親衛隊(SS)に酷似していると、ネットで炎上したのだ。 「マント、ボタンの数や位置、それに袖章と肩章は、確かにナチスの制服をデザインソースにしている印象。特に、帽子に刺繍された鷲のような紋章はナチスのものとそっくり。ハロウィンのイベントだっただけに、ミリタリーのコスプレ感を出そうとしたのかもしれませんが、欧米では完全にアウト。すでにイギリスの『デイリー・メール』や『デイリー・ミラー』(共に電子版)は、『第2次大戦時のナチスの兵士の制服に似た衣装が、ファンにショックを与えた』などと報じており、騒動は海外に飛び火しています」(芸能記者) 騒動はさらに拡大。海外のSNSでは、日本人の無神経さに批判が相次いでいるほか、米国を拠点とするユダヤ人権利擁護団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は10月31日、公式サイトで欅坂46のプロデューサー・秋元康氏と、所属事務所に謝罪を求める声明を発表。アブラハム・クーパー副館長は、「10代の若者がステージと観客席でナチス風のユニフォームで踊っていることは、ナチスによる虐殺の被害者にとって、多大なる苦痛だ」などと非難している。 一方、問題の衣装を着用した当人はといえば、ある10代のメンバーは騒動前、ブログに「かわいい!!コウモリみたいなマント」「欅坂の衣装は本当にいつも丁寧に考えて作られているな…」などと屈託なく綴っており、責任が周囲の大人たちにあるのは明白だ。 「1日午後になって、プロデューサーの秋元氏と運営が欅坂46の公式ページに謝罪文を発表しました。秋元氏は『ニュースで知りました』『事前報告がなかったので、チェックもできませんでした』としながらも、『プロデューサーとして、監督不行き届きだった』『大変申し訳なく思っています』と謝罪。運営側も『(ナチスのような)イメージを想起させる部分があり』としたうえ、この衣装については『今後一切着用いたしません』と述べています」(同) デビュー曲「サイレントマジョリティー」(Sony Records)が女性アーティストのデビューシングル初週売り上げ歴代記録を塗り替えるなど、順風満帆そのものだった欅坂46。今回の件で、快進撃がストップしなければいいが……。「デイリー・メール」より
日別アーカイブ: 2016年11月1日
欅坂46“ナチス制服酷似”炎上騒動が海外に飛び火! 米・ユダヤ人権団体の要求に、運営が謝罪文発表で……
アイドルグループ・欅坂46の衣装が物議を醸している。問題となっているのは、10月22日に横浜アリーナで開催されたライブイベント「PERFECT HALLOWEEN 2016」で披露された彼女たちの衣装。軍服をモチーフにしたと思われるお揃いの黒いワンピースが、第2次大戦時のナチス親衛隊(SS)に酷似していると、ネットで炎上したのだ。 「マント、ボタンの数や位置、それに袖章と肩章は、確かにナチスの制服をデザインソースにしている印象。特に、帽子に刺繍された鷲のような紋章はナチスのものとそっくり。ハロウィンのイベントだっただけに、ミリタリーのコスプレ感を出そうとしたのかもしれませんが、欧米では完全にアウト。すでにイギリスの『デイリー・メール』や『デイリー・ミラー』(共に電子版)は、『第2次大戦時のナチスの兵士の制服に似た衣装が、ファンにショックを与えた』などと報じており、騒動は海外に飛び火しています」(芸能記者) 騒動はさらに拡大。海外のSNSでは、日本人の無神経さに批判が相次いでいるほか、米国を拠点とするユダヤ人権利擁護団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は10月31日、公式サイトで欅坂46のプロデューサー・秋元康氏と、所属事務所に謝罪を求める声明を発表。アブラハム・クーパー副館長は、「10代の若者がステージと観客席でナチス風のユニフォームで踊っていることは、ナチスによる虐殺の被害者にとって、多大なる苦痛だ」などと非難している。 一方、問題の衣装を着用した当人はといえば、ある10代のメンバーは騒動前、ブログに「かわいい!!コウモリみたいなマント」「欅坂の衣装は本当にいつも丁寧に考えて作られているな…」などと屈託なく綴っており、責任が周囲の大人たちにあるのは明白だ。 「1日午後になって、プロデューサーの秋元氏と運営が欅坂46の公式ページに謝罪文を発表しました。秋元氏は『ニュースで知りました』『事前報告がなかったので、チェックもできませんでした』としながらも、『プロデューサーとして、監督不行き届きだった』『大変申し訳なく思っています』と謝罪。運営側も『(ナチスのような)イメージを想起させる部分があり』としたうえ、この衣装については『今後一切着用いたしません』と述べています」(同) デビュー曲「サイレントマジョリティー」(Sony Records)が女性アーティストのデビューシングル初週売り上げ歴代記録を塗り替えるなど、順風満帆そのものだった欅坂46。今回の件で、快進撃がストップしなければいいが……。「デイリー・メール」より
聴率急落でも……フジ月9・山田涼介の『カインとアベル』が“正しいアイドルドラマ”になってきた!
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』は第3話。視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の8.6%から急落です。6.9%という数字は、4月期『ラヴソング』の6・7話で記録した6.8%に次ぐ低さだそうで。 まぁ、ハロウィンもあったし、視聴者層が渋谷に繰り出していたパリピのみなさんとかぶってたのかな。ちょっとTwitterで反響など検索してみたところ、「録画に失敗した!」という嘆きがポツポツと見つかりました。 さてさて、内容に入る前に、まずは謝らなければなりません。今回、『カインとアベル』が面白いということに気づきました。わたし、完全にドラマを読み違えていました。 公式ホームページにある設定や1話、2話を見たところで、このドラマは『カインとアベル』と言いつつ、ジェームズ・ディーン主演の映画『エデンの東』(1955年)がベースなのだろうなと思っていたんです。完璧超人なのは兄貴の副社長・隆一(桐谷健太)で、嫉妬に狂うのは弟の優くん(山田涼介)だと思ってた。だから前回までの、「兄貴に嫉妬しつつ、なんでも完璧にこなしちゃう優くん」に「それじゃ成立しないだろー」「優くんがこんなに仕事できちゃったら、嫉妬してる設定そのものが破たんするだろー」と思ってたんです。 このドラマ、正しく『カインとアベル』だったんですね。「完璧な弟に対して、嫉妬に狂う兄」というドラマだったんです。兄貴の彼女を弟が奪うという設定とか、もともと『エデンの東』という仮題で企画が進んでいたことも耳に入っていたので、偏見を持って見ていました。挙げ句、そんな誤解のもとに山田涼介のキャリアそのものに対しても、ちょっと言い過ぎなことを言ってしまいました。本当にごめんなさい。 今回、優くんこそが“神に祝福されし仔”であることが、ことさら明確に描かれました。 なんの苦労もなく就職し、なんの実力も示さないまま社運を賭けたアウトレットモールのプロジェクトチームに抜擢された優くんでしたが、第1話の有名レストラン誘致、第2話の大物建築家への設計依頼という難題を神がかり的なラッキー展開で成功させ、すっかり部長・団(木下ほうか)にも気に入られたようです。団は、あらゆる重要な仕事を優くんと梓(倉科カナ)に任せます。梓がここに加わる理由はよくわかりませんが、“神に祝福されし仔に選ばれしマリア”ですので、特に深い理由はないのでしょう。おっぱいが大きくて美人だし、別に文句ないです。 で、今回は、ゼネコンの選定です。チームは競争入札で優秀な点数を叩き出した港区の巨大ゼネコンに依頼したいところでしたが、地元では「白河湖の環境を守ろうの会」という自然保護団体が反対運動をしており、建設を認める条件は「環境がよくわかっている地元の建設会社を使うこと」。ところが、この団体が実は建設会社の回し者で、ドラマ終盤には優くんたちが“本物”と呼ぶ「白河湖の環境を守る会」がいきなり登場し、ニセモノのリーダーが「バレた! やばいやばいやばい! 撤収!」と逃げていく様が描かれました。 このすべての解決を担ったのが、優くんその人。しかも、大して知恵を搾るわけでもなく、成り行きのスーパーラッキーと持ち前の“人たらし”ぶりだけで、だいたいまわりの大人たちが勝手に解決に舵を切ってくれる、まさに“神の仔”展開。スーパースターって、アイドルって、こういう存在なのだろうなと思わせます。そりゃ真面目にコツコツ生きてきた兄貴は嫉妬するしかありませんですよ。このへんは前回、批判的に書いた展開そのまんまなんですが、一度この『カインとアベル』が「輝け! われらがアイドルドラマ!!」なんだと飲み込んでしまえば、けっこう心地よく眺めることができました。 一方、悲惨なのは兄貴の副社長です。バンコクで進めている都市開発は、いつの間にか地元のゼネコンが破たん寸前に陥り、100億円の追加融資が必要に。懇意にしている銀行の頭取にアポを取り付け、土下座せんばかりにお願いしますが、あっさり断られてしまいます。どうやら夜も眠れないみたいで、精神的にも肉体的にも、もうボロボロです。 そんな折、優くんがチーム内で「頑張ってる」「戦力になってる」という報告を受け、嫉妬の感情が爆発! 行方をくらましてしまうのでした。 というわけで、このドラマは山田涼介のキラッキラに輝く振る舞いをまぶしく見守りながら、桐谷健太がいかにズタボロに壊れていくかを楽しむという、けっこう残酷なお話になっていくようです。残酷なお話、嫌いじゃないんですよねー。 ちなみに聖書の『カインとアベル』では、兄貴が弟をブッ殺しちゃいますので。どこまでやるのかな、月9で! (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
聴率急落でも……フジ月9・山田涼介の『カインとアベル』が“正しいアイドルドラマ”になってきた!
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』は第3話。視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の8.6%から急落です。6.9%という数字は、4月期『ラヴソング』の6・7話で記録した6.8%に次ぐ低さだそうで。 まぁ、ハロウィンもあったし、視聴者層が渋谷に繰り出していたパリピのみなさんとかぶってたのかな。ちょっとTwitterで反響など検索してみたところ、「録画に失敗した!」という嘆きがポツポツと見つかりました。 さてさて、内容に入る前に、まずは謝らなければなりません。今回、『カインとアベル』が面白いということに気づきました。わたし、完全にドラマを読み違えていました。 公式ホームページにある設定や1話、2話を見たところで、このドラマは『カインとアベル』と言いつつ、ジェームズ・ディーン主演の映画『エデンの東』(1955年)がベースなのだろうなと思っていたんです。完璧超人なのは兄貴の副社長・隆一(桐谷健太)で、嫉妬に狂うのは弟の優くん(山田涼介)だと思ってた。だから前回までの、「兄貴に嫉妬しつつ、なんでも完璧にこなしちゃう優くん」に「それじゃ成立しないだろー」「優くんがこんなに仕事できちゃったら、嫉妬してる設定そのものが破たんするだろー」と思ってたんです。 このドラマ、正しく『カインとアベル』だったんですね。「完璧な弟に対して、嫉妬に狂う兄」というドラマだったんです。兄貴の彼女を弟が奪うという設定とか、もともと『エデンの東』という仮題で企画が進んでいたことも耳に入っていたので、偏見を持って見ていました。挙げ句、そんな誤解のもとに山田涼介のキャリアそのものに対しても、ちょっと言い過ぎなことを言ってしまいました。本当にごめんなさい。 今回、優くんこそが“神に祝福されし仔”であることが、ことさら明確に描かれました。 なんの苦労もなく就職し、なんの実力も示さないまま社運を賭けたアウトレットモールのプロジェクトチームに抜擢された優くんでしたが、第1話の有名レストラン誘致、第2話の大物建築家への設計依頼という難題を神がかり的なラッキー展開で成功させ、すっかり部長・団(木下ほうか)にも気に入られたようです。団は、あらゆる重要な仕事を優くんと梓(倉科カナ)に任せます。梓がここに加わる理由はよくわかりませんが、“神に祝福されし仔に選ばれしマリア”ですので、特に深い理由はないのでしょう。おっぱいが大きくて美人だし、別に文句ないです。 で、今回は、ゼネコンの選定です。チームは競争入札で優秀な点数を叩き出した港区の巨大ゼネコンに依頼したいところでしたが、地元では「白河湖の環境を守ろうの会」という自然保護団体が反対運動をしており、建設を認める条件は「環境がよくわかっている地元の建設会社を使うこと」。ところが、この団体が実は建設会社の回し者で、ドラマ終盤には優くんたちが“本物”と呼ぶ「白河湖の環境を守る会」がいきなり登場し、ニセモノのリーダーが「バレた! やばいやばいやばい! 撤収!」と逃げていく様が描かれました。 このすべての解決を担ったのが、優くんその人。しかも、大して知恵を搾るわけでもなく、成り行きのスーパーラッキーと持ち前の“人たらし”ぶりだけで、だいたいまわりの大人たちが勝手に解決に舵を切ってくれる、まさに“神の仔”展開。スーパースターって、アイドルって、こういう存在なのだろうなと思わせます。そりゃ真面目にコツコツ生きてきた兄貴は嫉妬するしかありませんですよ。このへんは前回、批判的に書いた展開そのまんまなんですが、一度この『カインとアベル』が「輝け! われらがアイドルドラマ!!」なんだと飲み込んでしまえば、けっこう心地よく眺めることができました。 一方、悲惨なのは兄貴の副社長です。バンコクで進めている都市開発は、いつの間にか地元のゼネコンが破たん寸前に陥り、100億円の追加融資が必要に。懇意にしている銀行の頭取にアポを取り付け、土下座せんばかりにお願いしますが、あっさり断られてしまいます。どうやら夜も眠れないみたいで、精神的にも肉体的にも、もうボロボロです。 そんな折、優くんがチーム内で「頑張ってる」「戦力になってる」という報告を受け、嫉妬の感情が爆発! 行方をくらましてしまうのでした。 というわけで、このドラマは山田涼介のキラッキラに輝く振る舞いをまぶしく見守りながら、桐谷健太がいかにズタボロに壊れていくかを楽しむという、けっこう残酷なお話になっていくようです。残酷なお話、嫌いじゃないんですよねー。 ちなみに聖書の『カインとアベル』では、兄貴が弟をブッ殺しちゃいますので。どこまでやるのかな、月9で! (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
JUMPの衣装、嵐・櫻井の腕、WEST・神山のふんどし……ファン垂涎写真が並ぶ「J-GENE」12月号
精神科医が見つけた“自殺希少地域”の共通点とは――『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』
自殺大国と呼ばれる日本。まったく不名誉なことだが、毎年3万人近い人が自らの命を絶ち、世界トップクラスの自殺率という事実がある。けれど、国内にも、自殺が多い地域と少ない地域がある。それは、一体なぜなのか? 『その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く』(青土社)は、精神科医の森川すいめいさんが、自殺で亡くなる人が少ない地域“自殺希少地域”の5カ所を訪れ、それぞれ1週間ずつ滞在した記録だ。 調査というほどカッチリしたものではまったくなく、森川さんは、現地で暮らすできるだけ多くの人に声をかけ、雑談をした。少し関係が深まったと思ったときに、「自殺で亡くなる人が少ない地域と聞いたのだけど、どうして?」と聞く、あるいは、「生きやすい地域だと聞いたのだけど、どうして?」と尋ねた。 自殺が少ない地域と聞いて、どんな場所を想像するだろうか? 個人的には、人の良さや将来への希望がある場所ではないかと思った。森川さんは、ゆっくり休めて癒やされる、そういう空間があるものと期待した。けれど、最初に訪れた「自殺希少地域」のひとつ、徳島県海陽町の旅館へ到着して、ガッカリする。 友人の友人に「この地域のことは、この旅館のおやじさんに聞いたらいい」と案内された旅館だったが、特に旅館らしい丁寧なおもてなしがあるワケではなく、浴衣は潮風でパリパリ。用意されたお菓子の賞味期限を確認すると、ちょっと切れていた。それで、従業員のおばちゃんにそのことを伝えると、「へっ?」と驚き、「ほお。ほうかほうか。さすが若いひとは、そういう気にすんのやね。ほうかほうか」と、まったく悪気のない様子で、「わかったわかった、おばちゃん、新しいのもってきといたる」と言って、すぐにいなくなってしまった。その後、もらったお菓子は、おそらくおばちゃんが家から持ってきたものだった……。 また、同じ町に滞在中、親知らずを抜いたばかりで、痛みでどうしようもなくなってしまった。最初はスマホで歯科医院を探していたが、ゴールデンウィークだったので、どこも閉まっていて、電話をしても、当然断られる。困り果てて、旅館の主人に相談した。すると、「この町の歯医者は今日は休みやけど、さっきいるの見たから起こしてきちゃろう」とか、「ここから82キロ先にある歯医者が今日はやってるのがわかったから、送るわ」と、いろいろなツテを使って情報をかき集め、その場で、解決してくれようとした。その結果、近所の人たちから、「あんた、歯が痛いひとやろ、大丈夫か?」と声をかけられることになるのだが、それは、田舎特有のウワサがすぐに広まってしまう、というようなどこか暗いものではなく、本人まで筒抜けのウワサ話だった。なお、最終的に、近所に住んでいた元看護師さんの家に案内され、事なきを得た。 森川さんは、こうした“ちょっとした”出来事であったり、そこに住む人々の人と人の関わり合いを垣間見る、あるいは、体験することによって、なぜ「自殺希少地域」なのか、納得をしていく。その最も大切なことは“対話”だ。とにもかくにも、対話をすること。困ったことがあれば、人に相談し、ひとりで抱え込まない。 この本には、ある意味では、当たり前のことが描かれている。けれど、都会で暮らす人にとっては、「あぁ、もっと人に助けを借りてもいいんだ」とか「もっと適当でいいんだ」とか、少なくとも日本にもそういう地域があるということが感じられ、ほっとするだろう。 このほかの「自殺希少地域」でも、たくさんの“ちょっとした”気になる出来事がちりばめられている。それぞれのエピソードに驚き、笑って、なるほど、そういう人付き合いや心の持ち方って大切だな、なんて思う。 心の病を持っていなくても、日本には、都会で生活する独特の息苦しさや、仕事で多忙な毎日に疲れ切っている人も多い。そんな人たちにとっても、生きやすさとは何かを考えるきっかけになり、小さなヒントを与えてくれる一冊だ。 (文=上浦未来) ●もりかわ・すいめい 1973年まれ。精神科医。鍼灸師。現在、医療法人社団翠会みどりの杜クリニック院長。阪神淡路大震災時に支援活動を行う。また、NPO法人「TENOHASI(てのはし)」理事、認定NPO法人「世界の医療団」理事、同法人「東京プロジェクト」代表医師などを務め、ホームレス支援や東日本大震災被災地支援の活動も行っている。アジア・アフリカを中心に、世界45カ国をバックパッカーとして旅した。著書に『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫)がある。『その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く』(青土社)
精神科医が見つけた“自殺希少地域”の共通点とは――『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』
自殺大国と呼ばれる日本。まったく不名誉なことだが、毎年3万人近い人が自らの命を絶ち、世界トップクラスの自殺率という事実がある。けれど、国内にも、自殺が多い地域と少ない地域がある。それは、一体なぜなのか? 『その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く』(青土社)は、精神科医の森川すいめいさんが、自殺で亡くなる人が少ない地域“自殺希少地域”の5カ所を訪れ、それぞれ1週間ずつ滞在した記録だ。 調査というほどカッチリしたものではまったくなく、森川さんは、現地で暮らすできるだけ多くの人に声をかけ、雑談をした。少し関係が深まったと思ったときに、「自殺で亡くなる人が少ない地域と聞いたのだけど、どうして?」と聞く、あるいは、「生きやすい地域だと聞いたのだけど、どうして?」と尋ねた。 自殺が少ない地域と聞いて、どんな場所を想像するだろうか? 個人的には、人の良さや将来への希望がある場所ではないかと思った。森川さんは、ゆっくり休めて癒やされる、そういう空間があるものと期待した。けれど、最初に訪れた「自殺希少地域」のひとつ、徳島県海陽町の旅館へ到着して、ガッカリする。 友人の友人に「この地域のことは、この旅館のおやじさんに聞いたらいい」と案内された旅館だったが、特に旅館らしい丁寧なおもてなしがあるワケではなく、浴衣は潮風でパリパリ。用意されたお菓子の賞味期限を確認すると、ちょっと切れていた。それで、従業員のおばちゃんにそのことを伝えると、「へっ?」と驚き、「ほお。ほうかほうか。さすが若いひとは、そういう気にすんのやね。ほうかほうか」と、まったく悪気のない様子で、「わかったわかった、おばちゃん、新しいのもってきといたる」と言って、すぐにいなくなってしまった。その後、もらったお菓子は、おそらくおばちゃんが家から持ってきたものだった……。 また、同じ町に滞在中、親知らずを抜いたばかりで、痛みでどうしようもなくなってしまった。最初はスマホで歯科医院を探していたが、ゴールデンウィークだったので、どこも閉まっていて、電話をしても、当然断られる。困り果てて、旅館の主人に相談した。すると、「この町の歯医者は今日は休みやけど、さっきいるの見たから起こしてきちゃろう」とか、「ここから82キロ先にある歯医者が今日はやってるのがわかったから、送るわ」と、いろいろなツテを使って情報をかき集め、その場で、解決してくれようとした。その結果、近所の人たちから、「あんた、歯が痛いひとやろ、大丈夫か?」と声をかけられることになるのだが、それは、田舎特有のウワサがすぐに広まってしまう、というようなどこか暗いものではなく、本人まで筒抜けのウワサ話だった。なお、最終的に、近所に住んでいた元看護師さんの家に案内され、事なきを得た。 森川さんは、こうした“ちょっとした”出来事であったり、そこに住む人々の人と人の関わり合いを垣間見る、あるいは、体験することによって、なぜ「自殺希少地域」なのか、納得をしていく。その最も大切なことは“対話”だ。とにもかくにも、対話をすること。困ったことがあれば、人に相談し、ひとりで抱え込まない。 この本には、ある意味では、当たり前のことが描かれている。けれど、都会で暮らす人にとっては、「あぁ、もっと人に助けを借りてもいいんだ」とか「もっと適当でいいんだ」とか、少なくとも日本にもそういう地域があるということが感じられ、ほっとするだろう。 このほかの「自殺希少地域」でも、たくさんの“ちょっとした”気になる出来事がちりばめられている。それぞれのエピソードに驚き、笑って、なるほど、そういう人付き合いや心の持ち方って大切だな、なんて思う。 心の病を持っていなくても、日本には、都会で生活する独特の息苦しさや、仕事で多忙な毎日に疲れ切っている人も多い。そんな人たちにとっても、生きやすさとは何かを考えるきっかけになり、小さなヒントを与えてくれる一冊だ。 (文=上浦未来) ●もりかわ・すいめい 1973年まれ。精神科医。鍼灸師。現在、医療法人社団翠会みどりの杜クリニック院長。阪神淡路大震災時に支援活動を行う。また、NPO法人「TENOHASI(てのはし)」理事、認定NPO法人「世界の医療団」理事、同法人「東京プロジェクト」代表医師などを務め、ホームレス支援や東日本大震災被災地支援の活動も行っている。アジア・アフリカを中心に、世界45カ国をバックパッカーとして旅した。著書に『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫)がある。『その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く』(青土社)
「レコ大」買収報道のHIRO、妻・上戸彩と娘を利用する“えげつない”芸能界手腕
<p> 10月31日、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)でバツ2だったことを明かした高橋ジョージが話題になっている。しかし、三船美佳との結婚前に離婚歴があるのはすでに知られた話だ。このところ話題性に乏しい高橋による、いまさらの告白だが、三船との結婚、夫婦での売り出し、そして泥沼のモラハラ離婚劇まであったのに、これまでずっと元妻が沈黙を守っていることの方が驚きだ。よっぽど高橋に関わりたくなかったのか。<br /> </p>
「レコ大」買収報道のHIRO、妻・上戸彩と娘を利用する“えげつない”芸能界手腕
<p> 10月31日、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)でバツ2だったことを明かした高橋ジョージが話題になっている。しかし、三船美佳との結婚前に離婚歴があるのはすでに知られた話だ。このところ話題性に乏しい高橋による、いまさらの告白だが、三船との結婚、夫婦での売り出し、そして泥沼のモラハラ離婚劇まであったのに、これまでずっと元妻が沈黙を守っていることの方が驚きだ。よっぽど高橋に関わりたくなかったのか。<br /> </p>
Sexy Zoneが『Rの法則』に初登場! 11月2日(水)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●SMAP
19:00~20:54 『おじゃMAP!! SP』(フジテレビ系) 香取慎吾
21:00~21:54 『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系) 中居正広
23:59~24:59 『ナカイの窓』(日本テレビ系) 中居正広
●TOKIO
5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:00~23:30 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)
【ゲスト】
19:56~20:54 『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系) 松岡昌宏

