視聴率急失速の朝ドラ『べっぴんさん』に不満噴出  「退屈」「前作とカブってる」

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』公式サイトより
 現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の第2週の週間平均視聴率が、第1週の20.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)から19.8%に下落し、大台割れとなった。前々作『あさが来た』、前作『とと姉ちゃん』は全26週において20%超えを記録し、好調が続いていただけに、早い“息切れ”が話題を呼んでいる。しかし、テレビ業界関係者の間からは、大台割れした明確な要因を指摘する声も多い。 『べっぴんさん』は、昭和時代の神戸・大阪を舞台に、子ども服づくりに邁進する主人公の姿を描いたストーリー。主演には“オーディション荒らし”の異名を持つ女優・芳根京子を起用。共演は、人気アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子や、出産後初の復帰作となった菅野美穂をはじめ、永山絢斗、生瀬勝久といった豪華出演陣がそろい、“朝ドラ3作連続大ヒット”に期待が集まっていたが、早くも暗雲が立ち込めている。テレビ局関係者は、不調の理由について、こう解説する。 「視聴者や業界の評判を見てみると、とにかく『暗い』という意見が多い。戦後という設定なので仕方ないかもしれませんが、ドラマとしては、ちょっと盛り上がりに欠けるかなといった感想です。朝ドラは、スタートの2~3週が肝心。15分という短い時間で、視聴者に『明日の朝も見たい』と思わせなければいけません。かなり難しいことですが、それを直近の2作はやってきた。今後の展開を含め、もう少しワクワク感が欲しいところです」  また、別のテレビ局関係者も語る。 「朝ドラファンからも、さまざまな不満が出ているようですが、要は『あまり面白くない』『退屈』という声が多いです。また、主人公のすみれのモデルは、日本の子ども服メーカーの草分け的企業であるファミリア創業者、坂野惇子氏ですが、“先駆者のヒストリー”というストーリー設定も前2作とカブッている感が否めず、視聴者にしてみれば飽きを感じてしまう。さらに、すみれは裕福な家庭で育ったという設定で、“何不自由なく結婚して出産”という展開が、現時点では、視聴者にとって期待外れのようです。脚本と演出が原因で苦戦した『まれ』の二の舞いになってしまわないかが心配です」  果たしてすみれの人生同様、ドラマの視聴率も、これから“奇跡の復活”を遂げることができるのだろうか?

麦わらのルフィが白塗り姿で登場!国民的人気コミック『ワンピース』の2.5次元化におったまげ~!!

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歌舞伎と人気コミックとが融合したスーパー歌舞伎II『ワンピース』。衝撃的なビジュアルと演出で、観る者を圧倒する。
 海賊王を目指す麦わらのルフィが全身白塗り姿で現われ、ゾロ、ナミ、サンジ、ウソップたちと乗り込んだ海賊船はまるで七福神の乗った宝船みたい。累計発行部数が3億4000万部を越える大ベストセラーコミック『ONE PIECE』を舞台化したスーパー歌舞伎II『ワンピース』はかなりの衝撃度がある。序盤、麦わら一味が勢ぞろいして客席に向かって見得を切るシーンは、正直いって吹き出しそうになった。マダムタッソーの蝋人形ばりにオリジナルとは似ていないのだが、この“まるで似てない”感は決して嫌いではない。市川猿之助主演&演出によって2015年の東京から始まり、大阪、福岡で上演された同演目を2時間に凝縮編集した“シネマ歌舞伎”として10月22日(土)より全国の映画館で上映が始まる。  今回のスーパー歌舞伎II『ワンピース』は、原作の「頂上戦争編」(51巻~60巻)をいっきに見せるという大掛かりな趣向。気になる配役は市川猿之助がルフィとシャンクス、それに女帝ボア・ハンコックの3役。女性キャラクターのナミとニコ・ロビンには市川春猿と市川笑也の人気女形を、大海賊団を率いる白ひげに市川右近、そしてルフィの兄・エースには歌舞伎界外部から、俳優の福士誠治を起用している。スーパー歌舞伎ではおなじみの宙づりあり、最新のプロジェクションマッピングを活かした舞台演出もあり、2時間という上映時間があれよあれよと過ぎていく。
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スーパー歌舞伎名物の宙づりもあります。サーフボードで空を舞うルフィの勇姿。お客さん、どーですか!?
 海軍に捕らえられた兄・エースをルフィが救出に向かうというのが「頂上戦争編」のストーリーラインだが、麦わら一味がシャボンディ諸島で顔みせする第一幕につづく、海底監獄インペルダウンを舞台にした第二幕が異様な盛り上がりを見せる。公開処刑が迫るエースを救い出さんとルフィは監獄内に潜入し、旧知のボン・クレー(坂東巳之助)と再会。監獄署長のマゼラン(市川男女蔵)の毒液攻撃にルフィは倒れるも、監獄の奥深くにあるニューカマーランドへ逃げ込むことで辛うじて一命を取り留める。イワンコフ(浅野和之)が治めるニューカマーランドは監獄内にあるとは思えない夢の楽園で、映画『ロッキー・ホラー・ショー』(75年)みたいなLGBTたちが集う華やかな宴の真っ最中。この世から虐げられし者たちが、ここニューカマーランドでは生き生きと輝いている。  おかまのボン・クレーはルフィのような強靭な精神力は持っていない、とても人間くさいキャラクターだ。ピンチに陥るとルフィを見捨てて逃げ出してしまうボン・クレーだったが、理想郷ニューカマーランドに辿り着いたことでようやく自分の生きる場所を見つける。第二幕の主役の座は、完全にボン・クレーのものだ。自分のことを「友達」と呼んでくれたルフィのために、自分の中の弱い心を懸命に抑え、体を張る姿がサイコーにかっこいい。しかもキャスト表を見直して、ボン・クレーを演じた坂東巳之助はゾロも演じており、サンジ役の中村隼人も第二幕に登場する革命家イナズマとの二役だと気づき、カンドーがさらに倍増。いつしかスーパー歌舞伎の面白さに、どっぷりハマってしまう。
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第二幕ではボン・クレー役の坂東巳之助とイナズマ役の中村隼人が大活躍。若手の2人は原作&アニメ版をかなり研究した。
 スーパー歌舞伎の成り立ちをひも解いてみると、戦後の歌舞伎界が伝統芸能化していることを“歌舞伎界の異端児”先代・市川猿之助(現・市川猿翁)は憂い、歌舞伎本来の野性味を取り戻した新作舞台を企画。そうして1986年から始まったのが、現代語による歌舞伎界のニューウェーブ「スーパー歌舞伎」だった。先代・猿之助の宙づりで有名になった「スーパー歌舞伎」は、梅原猛原作『ヤマトタケル』をはじめ、スケールの大きさと格調の高さで知られたが、市川亀治郎あらため四代目市川猿之助が受け継いだ「スーパー歌舞伎II(セカンド)」の第2弾『ワンピース』には、歌舞伎を観たことのない世代も原作を読んでいない層も気軽に楽しめる大衆性が加わっている。世間からはみ出した者たちが自由を求めて共に旅をする『ONE PIECE』は、もともと歌舞伎向けの題材だったようだ。  人気コミックの実写化は日本の映画界のみならずハリウッドでも主流となっているが、話題作のキャストが発表される度に「原作とイメージが違う」「キャラの年齢設定と俳優の実年齢が離れている」と公開前から叩かれることが多い。でもスーパー歌舞伎版『ワンピース』を観ていると、原作キャラとキャストの外見が似ているかどうかはさほど重要な問題ではないように思えてくる。原作の世界観がきちんと踏襲されているかどうかを重視するファンもいるが、世界観をいくら忠実に再現しても、それだけでは物語は動き出さない。その点、今回の『ワンピース』の出演者たちは、新しい世界への憧れと失敗を恐れない冒険心を備えたロマンチスト兼チャレンジャーぞろいだ。キャラクターの再現率や世界観の忠実なコピーよりも、もっともっと大事なものが『ワンピース』の舞台には隠されている。大秘宝を探し求めるルフィたちの姿が、新しい歌舞伎界を担う市川猿之助たちと重なり合う。 (文=長野辰次)
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スーパー歌舞伎II『ワンピース』 原作/尾田栄一郎 脚本/横内健介 演出/市川猿之助、横内健介 楽曲提供/北川悠仁(ゆず)  出演/市川猿之助、市川右近、坂東巳之助、中村隼人、市川春猿、市川弘太郎、坂東竹三郎、市川笑三郎、市川猿弥、市川笑也、市川男女蔵、市川門之助、福士誠治、嘉島典俊、浅野和之 配給/松竹 10月22日(土)より東劇・新宿ピカデリーほか全国公開 (c)尾田栄一郎/集英社・スーパー歌舞伎II『ワンピース』パートナーズ http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/onepiece

石原さとみが村上春樹信者の通称「ハルキスト」にドン引き!? 日テレ『地味にスゴイ』12.8%好調

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「日テレ無料 by 日テレオンデマンド」より
 石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は、前回から1.6%アップの12.8%でした。20日発売の『女性セブン』(小学館)によれば、石原が劇中で身に着けた衣装が即完売する“さとみ売れ”現象が起きているそうです。難易度高めの服が多いため、購入者が鏡を見て打ちひしがれていないか心配です。  第3話でも、冒頭から餃子の皮をくっつけたようなドレスで登場した悦子(石原)。調べてみると、「IRENE」というブランドのツーピースで、上下あわせて軽く20万円超えの代物でした。校閲って、儲かるんですね~。  そんな餃子服で幸人(菅田将暉)と再会した悦子。愛しの幸人の正体が、前回校閲を担当した覆面作家・是永是之だと知りビックリ。あら~、結構あっさりバレちゃうんですね。前回、幸人がもったいぶっていたので、最終回近くまで引っ張るのかと思ってました。  一方、人気作家・四条真理恵の小説の校閲担当が、米岡(和田正人)から悦子に途中で替わることに。この校閲部には、私情を挟んだことによるミスを避けるため、「好きな作家は担当しない」というルールがあるそう。米岡は四条の大ファンであることがバレたため、担当から外されてしまったというわけです。  後日、四条から自宅に招待される悦子。どうやら同ドラマは、悦子が作家に呼ばれるというパターンがお決まりのようです。悦子が豪邸を訪れると、四条役の賀来千香子が登場。劇中では、四条の熱狂的ファンが「マリエンヌ」と呼ばれているという設定がありますが、これって村上春樹ファンの通称「ハルキスト」のパロディーでしょうか?「マリエンヌ」という呼び方を知った悦子に、「引くわ~」ってドン引きされてますけど……。  それはそうと、悦子が担当した再校に、古参ファンしか知り得ない設定の矛盾を指摘した付箋が貼られていたことが発覚。犯人がわからぬまま、後日、悦子と米岡が四条のトークショーを訪れると、会場でゴリゴリのロリータファッションに身を包んだ同僚の藤岩(江口のりこ)を発見。付箋が藤岩の仕業であることが判明。藤岩は、20年来の四条の大ファンだったとか。この後、茸原(岸谷五朗)から「好きだからこそ、できることもある」と説得され、藤岩は四条の校閲を引き継ぎ、なんだかんだあって四条と藤岩が対面。四条が文芸賞を受賞し、めでたい感じの第3話でした。  そういえば、藤岩のロリータファッションって、なんだったんでしょうか? 四条の「待ち会」(文芸賞の受賞連絡を待つ食事会)にもいつもの地味なスーツで行こうとしたり、小さい頃から両親に「オシャレをするとバカになる」と言われて育てられたという告白もあるため、どうも「ロリータ=オシャレ」というわけではなさそう。四条の小説の世界観を表現したコスプレなのでしょうか? それとも、両親に与えられてきた私服がロリータってこと? んん?  まあ、それはいいとして、今回のハイライトは、陰で女子社員たちから「鉄パン」と呼ばれ揶揄されている藤岩を庇うため、悦子が“貞操帯”の起源をツラツラと語るシーンでしょうか。悦子いわく、貞操帯は男性が束縛したいほど魅力的な女性に付けるもので、貞操観念が高く処女っぽい女性を揶揄する言葉としては、意味合いが違うそうです。そういえば、筆者の中学生時代に、処女っぽい見た目から陰で「アイアン・メイデン」と呼ばれていた先生がいましたが、今思えば拷問危惧の名前で呼んでいたのですね。これも悦子に訂正してほしいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

「もう、彼には興味ないんで」とピシャリ! 波乱が予想される『RINGS/THE OUTSIDER』開幕目前!

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左から、坂巻魁斗、宮田和幸、前田日明、樋口武大、伊澤寿人
 20日、リングスを主催する前田日明が都内で会見を行い、12月11日に開催を控えた“不良の格闘技大会”『RINGS/THE OUTSIDER ~横浜文化体育館SPECIAL~』の対決カードを発表した。  今回は、自らを前田の弟子だと語る宮田和幸率いる『BRAVE』との対抗戦が目玉。宮田は予定していた大会を取りやめてまで、リングスとの対決に臨みBRAVEの全トップ選手が出場するという。
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 まさに、師弟対決ともいえるこの対抗戦では、リングスから、渡辺竜也、伊澤寿人、朝倉海、Ryo、樋口武大が出場。対するBRAVEは、坂巻魁斗、加藤貴大、竿本樹生、エドモンド金子、辻真弘という顔ぶれ。BRAVEの若手、坂巻は「試合は個人じゃなく、チームで、みんなでやって勝っていくものだと思っているので、対抗戦でそれを見せられるなと思っています」と語り、リングスの伊澤は「負けっぱなしだったんで、年末スカッと勝てるように頑張りたい」と語っていた。  また、恒例のスペシャルマッチでは、BRAVEより芦田崇宏が参戦。芦田のマッチは、当初リングスより朝倉未来が登板する予定だったが、本人がこれを断固拒否。しかし、朝倉の「RIZINに出場したい」という声が関係者から伝わっており、前田は「彼が何をしたいのかよくわからない」と困惑。さらに、芦田は朝倉を「そんなに『RIZIN』に出たいなら、僕を倒してから出ればいいのに。……もう、彼には興味ないんで」と切り捨てた。  
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芦田崇宏
 芦田の対戦相手は、P’sLAB所属の渡慶次幸平が引き受けることに。BRAVEの宮田は「どっちにしろ、芦田はいい試合するんで。楽しみにしていてください」と前向きに語っていた。

「もう、彼には興味ないんで」とピシャリ! 波乱が予想される『RINGS/THE OUTSIDER』開幕目前!

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左から、坂巻魁斗、宮田和幸、前田日明、樋口武大、伊澤寿人
 20日、リングスを主催する前田日明が都内で会見を行い、12月11日に開催を控えた“不良の格闘技大会”『RINGS/THE OUTSIDER ~横浜文化体育館SPECIAL~』の対決カードを発表した。  今回は、自らを前田の弟子だと語る宮田和幸率いる『BRAVE』との対抗戦が目玉。宮田は予定していた大会を取りやめてまで、リングスとの対決に臨みBRAVEの全トップ選手が出場するという。
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 まさに、師弟対決ともいえるこの対抗戦では、リングスから、渡辺竜也、伊澤寿人、朝倉海、Ryo、樋口武大が出場。対するBRAVEは、坂巻魁斗、加藤貴大、竿本樹生、エドモンド金子、辻真弘という顔ぶれ。BRAVEの若手、坂巻は「試合は個人じゃなく、チームで、みんなでやって勝っていくものだと思っているので、対抗戦でそれを見せられるなと思っています」と語り、リングスの伊澤は「負けっぱなしだったんで、年末スカッと勝てるように頑張りたい」と語っていた。  また、恒例のスペシャルマッチでは、BRAVEより芦田崇宏が参戦。芦田のマッチは、当初リングスより朝倉未来が登板する予定だったが、本人がこれを断固拒否。しかし、朝倉の「RIZINに出場したい」という声が関係者から伝わっており、前田は「彼が何をしたいのかよくわからない」と困惑。さらに、芦田は朝倉を「そんなに『RIZIN』に出たいなら、僕を倒してから出ればいいのに。……もう、彼には興味ないんで」と切り捨てた。  
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芦田崇宏
 芦田の対戦相手は、P’sLAB所属の渡慶次幸平が引き受けることに。BRAVEの宮田は「どっちにしろ、芦田はいい試合するんで。楽しみにしていてください」と前向きに語っていた。

ANRIこと坂口杏里、Twitterでの振る舞いに見る“彼女が生きにくい理由”

<p> 過去、本連載の川本真琴の回で書いた通り、精神的に不安定な人にTwitterは向かないと私は思っている。不安定な人は、その心情をツイートし、他人からのリプライでもって自分を落ち着かせようとするが、自分の思うタイミングや内容のリプライが来るとは限らない。予想外のことが起きると、ますます不安定になるという悪循環に落ち込む可能性があるからだ。</p>

「不気味なピエロ」よりタチが悪い!? 韓国ネット民を翻弄した、拉致事件の真相

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イメージ画像(Thinkstockより)
 近頃、不気味なピエロの目撃談が、アメリカやイギリス、オーストラリアなどを中心に世界中で広まっている。SNSでは、草むらからいきなり現れ、走っている車を追いかけるピエロ、停車している車に近寄ってくるピエロなどの動画が続々とアップされているが、中には子どもを誘拐しようとするピエロまでいるというのだからタチが悪い。そんな中、韓国では、また別の拉致・誘拐のウワサ話が広がり、多くの市民を恐怖に陥れている。  10月11日、あるSNSのコミュニティーに「拉致から逃げるときに男から負わされた傷」というタイトルで、逃亡する際に負ったという傷や壊れた携帯電話などの画像がアップされた。投稿者は、韓国で5番目に大きい都市である大田(テジョン)市在住だといい、「同市に住む女性は気をつけて」と、注意を呼び掛けている。  あまりにリアルな内容と痛々しい画像の数々に、投稿者への同情の声や、周辺住民への注意勧告を行うコメントが3,500以上つけられるなど、韓国中で警戒の声が上がった。しかし、事態は思わぬ方向で収束する。  なんと、問題の投稿は、実は2014年に投稿されたSNSのコピペで、すでに当時の捜査によってガセだったことが明らかになっていたのだ。つまり、ネットで注目を集めた今回の拉致騒動は、“釣り”だったということ。ネット民の多くが見事に釣られるという、なんとも情けない話だったのだ。  さらに、問題なのは、大田市での拉致被害を訴える怪文書が、以前より、SNS上に再三出回っていることだ。7月にも「体の悪いおばあちゃんを助けようとしたら拉致されそうになった。実は、おばあちゃんも拉致犯とグルだった」といった、根も葉もないウワサが流れている。韓国警察は、SNS上にアップされるこうした怪文書に警戒を強めているが、ウワサを流布した人物を特定するのが難しく、今後の対策に四苦八苦している様子だ。  また、最近では、韓国では大田意外のエリアでも、「大学生たちに集団レイプされた」「不倫動画がネットに拡散して、動画に映っていた人物の家族が自殺した」など、ネットのデマに踊らされる事件が相次いでいる。特に「大学生集団レイプ」に関しては、大学の名前までアップされる悪質さだ。これに対しては、名指しされた大学関係者たちが徹底した内部調査を進めて、潔白を主張しなければならない事態になっている。  このように、韓国ではSNSを通じて、根も葉もない拉致や性暴行のウワサがすぐに拡散して、多くの市民を不安にさせている。“IT強国”を自負している割には、釣られる人が多すぎる気もするが……。

嵐・Sexy Zoneが『ミュージックステーション』に登場! 10月21日(金)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●SMAP

20:57~22:00 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系) 中居正広
24:50~25:20 『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系) 草なぎ剛

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
23:15~24:15 『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系) 松岡昌宏
22:00~22:54 『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)国分太一

【ゲスト】
21:00~21:54 『金曜ロンドンハーツ』(テレビ朝日系) 松岡昌宏



地上最強の幻覚剤を求めてジャングルクルーズ! カルト映画になること必至の難作『彷徨える河』

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アマゾンの密林で暮らす先住民カラマカテを先頭に、男たちは地上最強の幻覚剤ヤクルナを求めて旅に向かう。
 口当たりのよいスナック菓子的な映画ばかりに接していると、簡単には咀嚼できない作品かもしれない。異なる時代に実在した2人の探検家の旅行記をベースに、コロンビアの新鋭シーロ・ゲーラ監督が撮った『彷徨える河』は非常にカルト色の強い作品だ。例えるなら、日本屈指のカルト漫画家・諸星大二郎の『マッドメン』の世界観を、フランシス・F・コッポラ監督の『地獄の黙示録』(79)的なドラマツルギーで描いたらこうなったと言うべきか。ジャングルという緑色の闇に魅了された男たちはカヌーに乗って、長い長い河を遡行していく。その旅の途中で、彼らは異なる文明の衝突、歪んだ形で広まる宗教、そして強力な幻覚作用をもたらす伝説の薬草と遭遇することになる。映画館にいながら異界の闇に触れたような、心のざわめきが止まらない。  舞台はアマゾン河が流れる南米の密林地帯。どこまでも広がるジャングルの奥地に、若き呪術師・カラマカテ(ニルビオ・トーレス)が孤独に暮らしている。そこへ重い病気を患ったドイツ人の民俗学者(ヤン・ベイヴート)が現われ、助けを求める。白人を忌み嫌うカラマカテは治療を一度は拒否するが、民俗学者が口にした幻の薬草ヤクルナに興味を示す。このヤクルナが手に入れば、南米ではポピュラーなアヤスカワやコカの葉よりも強力な幻覚剤を調合することができ、どんな病にも効くとされていた。地上最強の幻覚剤を求めて、男たちはカヌーでの旅へと向かう。序盤のストーリーは極めてシンプルである。  ところが、ジャングルは不思議な空間だ。緑色の闇の中に迷い込むと、方向感覚だけでなく、時間の概念さえも溶解していく。若いカラマカテがドイツ人民俗学者と共にヤクルナを探す旅に出た直後、年老いたカラマカテ(アントニオ・ボリバル・サルバドール)が現われる。ドイツ人民俗学者との旅からすでに数十年が経過したらしく、孤独に生きてきたカラマカテは記憶も感情も失った空っぽの存在“チュジャチャキ”となっていた。そこへ今度はアメリカから植物学者(ブリオン・デイビス)が訪ね、やはりヤクルナを探しているという。かつてヤクルナを探す旅に出たはずのカラマカテだったが、ヤクルナがどんなものだったのか思い出せない。再び白人とカヌー旅に出れば、空っぽになった記憶が戻るかもしれない。若き日のカラマカテ、年老いたカラマカテという時代の異なる2つの冒険が同時に進んでいく。このパラレルな関係にある2つの旅が、やがてお互いに影響を与え合うことになる。
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呪術師であるカラマカテは幻覚剤を病人の鼻孔に吹き込むことで、だいたいの病気は治してしまう。
 呪術師であるカラマカテは、ジャングルにおけるタブーに厳しい。また、様々な薬草を調合して幻覚剤を作り出し、寝たきり状態の病人を元気にすることができる。幻覚剤の力で弱っている病人の魂を活性化させ、病魔を追い払うというのがジャングルでの伝統的な医療法だ。自然を崇拝し、伝統を重んじる一方、白人のことをひどく憎んでいるカラマカテ。白人がジャングルに眠る豊かな資源を求めて押し寄せてきたために、先住民にとって未知なる病原菌がバラまかれ、多くの集落が死滅してしまった。白人を追い返そうとした一族は次々と虐殺された。イーライ・ロス監督のモンド映画『グリーン・インフェルノ』(13)では先住民が恐ろしい食人族として描かれたが、先住民からしてみれば、文明人のほうが災いを招く悪魔であり、侵略者なのだ。  カラマカテの話す言葉は先住民独特のもので、宗教観や自然観がまるで異なるため、その意味を理解することは容易ではない。中でもカラマカテが度々口にする“チュジャチャキ”という言葉が印象深い。民俗学者がカラマカテを撮った写真を見せると「これは俺のチュジャシャキか?」と尋ねる。どうやら外見は自分そっくりだが、中身が空っぽな存在のことをチュジャチャキと呼ぶらしい。カラマカテによれば、誰にでも自分そっくりなチュジャチャキがいて、この世界をさまよっているとのこと。そういうカラマカテも、数十年後には先祖の教えや自分の生い立ちをすっかり忘れたチュジャチャキ状態となってしまう。聖なる薬草ヤクルナを求めてジャングルへやって来た民俗学者たちも、西洋社会に馴染めず、魂が抜け出しかかっている半分チュジャチャキみたいなものだろう。ヤクルナが手に入れば、チュジャチャキではない完全なる人間となることができるのだろうか。この映画を観ている我々もチュジャチャキではないのかという不安を感じながら、彼らと共にさらなるジャングルの奥地へと旅を続けることになる。
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カラマカテの2度目の旅。米国から来た植物学者の見た夢を手掛かりに、再度ヤクルナを探す旅に出る。
 コッポラ監督は『地獄の黙示録』でアジアのジャングルへ、ドイツのヴェルナー・ヘルツォーク監督は『アギーレ 神の怒り』(72)と『フィツカラルド』(82)で南米のジャングルへ、そして宮崎駿監督は『もののけ姫』(97)で縄文時代から続く原生林へ、それぞれ主人公の姿を借りて哲学的思索の旅に向かった。巨匠監督たちは結局のところ、大自然と文明との融和を果たすことなく旅を終えることとなった。1981年生まれのコロンビア人であるシーロ・ゲーラ監督の『彷徨える河』が、名作とされる巨匠監督たちのそれらの作品と異なる点は、カラマカテたちは幻覚剤の力を使って大自然との同化を試みているということだろう。人間も動物であり、本来は大自然の一部であったはず。だが、社会を築くことで、人間は自然との繋がりを意識的に遮断している。『彷徨える河』の主人公たちは伝説の幻覚剤ヤクルナがもたらす神秘的な力によって、人間がまだ文明を持たずに森の中で暮らしていた頃の原始の記憶を呼び戻し、大自然との一体化を図る。  本作のクライマックス、カラマカテたちと一緒に密林を旅していたはずの我々の意識は、SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』(68)、もしくは『アルタードステーツ 未知への挑戦』(79)のようなインナーワールドへトリップすることになる。カルト映画好きな人は、ぜひとも映画館の闇の中でこの奇妙な体験を味わってほしい。 (文=長野辰次)
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『彷徨える河』 監督/シーロ・ゲーラ 脚本/シーロ・ゲーラ、クリスティーナ・ガジェゴ 撮影監督/ダヴィ・ガジェゴ  出演/ヤン・ベイヴート、ブリオン・デイビス、アントニオ・ボリバル・サルバドール、ニルビオ・トーレス、ヤウエンク・ミゲ  配給/トレノバ、ディレクターズ・ユニブ 10月29日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー (c)Ciudad Lunar Producciones http://samayoerukawa.com

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『パンドラ映画館』電子書籍発売中! 日刊サイゾーの人気連載『パンドラ映画館』が電子書籍になりました。 詳細はこちらから!

TBSが映画版『神の舌を持つ男』から撤退していた!? 『真田十勇士』も不発、堤幸彦氏の演出家生命ピンチ

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マスコミ宛てに送られた「映画化決定のおしらせ」
 前クールに放送された向井理主演の連続ドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系)の映画版で、12月3日に公開される『RANMARU 神の舌を持つ男』(タイトル中略)。ドラマが大コケしたことから、映画の不入りが心配される中、20日発売の「週刊新潮」(新潮社)が「TBSが堤幸彦氏を見限った」と報じている。  同ドラマは、原案・演出を手掛ける堤氏が「この構想に20年を費やした」と語るギャグ満載の“コミカルミステリー”。脚本を『ATARU』(同)の櫻井武晴氏、プロデューサーを植田博樹氏が務める“最強トリオ”が放送前に話題となったが、全話平均視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大コケ。ドラマ開始前から決まっていたと見られる映画化について、白紙撤回が予想されていたものの、先月中旬に「映画化決定のおしらせ」というハガキがマスコミに撒かれた。 「堤氏は、台本にないギャグも、現場でどんどん加えていくスタイル。現場ではノリノリでギャグを増やしていたものの、多くの視聴者にその笑いが共感されなかった。また、舌で事件を解決する主人公が、死体やら血やら畳やらをペロペロしているシーンも、『気持ち悪い』と不評でした」(テレビ誌記者)  堤氏といえば、映画化もされた同局の『ケイゾク』や『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』がブームとなり、TBSとのタッグが名物化。  しかし、「新潮」は『RANMARU 神の舌を持つ男』の製作チームにTBSの名前がないことを指摘。これには、配給の松竹も「TBSが製作に入っていないのは事実」と認めているほか、TBS関係者も興行収入のボーダーラインである20億円が見込めないため、製作費を全額負担しないという判断に至ったと証言しているという。なお、映画版での撤退はレアケースだ。 「『RANMARU 神の舌を持つ男』については、堤氏が手掛けたKinKi Kids・堂本光一主演『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』(08)の『二の舞いになるのでは?』との指摘が相次いでいる。この時も、連ドラが不発だったにもかかわらず、映画化を強行。案の定、興行収入3.65億円の大赤字だった。また、堤氏が監督を務めた中村勘九郎主演映画『真田十勇士』が先月公開されるも、大コケ。大物演出家の堤氏に、オワコン感が漂っています」(同)  TBSに見放されながらも、映画化を強行した堤氏。『RANMARU 神の舌を持つ男』をヒットに導き、汚名返上となるだろうか? (※注:映画版正式タイトルは『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー! 略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』)