俳優・向井理主演の連続ドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系/金曜22時~)の最終回が9日に放送され、平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、第6話の3.8%に続く自己2番目の低視聴率を記録。期間平均は5.6%で、プライム帯にもかかわらず、剛力彩芽主演の深夜ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系/23時15分~)をも下回る大コケドラマとなってしまった。 同作は、向井、木村文乃、佐藤二朗演じる3人が、ミヤビ(広末涼子)を探して日本各地の温泉地を巡りながら、主人公が“舌”で事件を解決していくギャグ満載の“コミカルミステリー”。放送前には、演出を手掛ける堤幸彦氏が「この構想に20年を費やした」と熱い思いを語っていた。 「初回から『木村の演技がウザイ』『向井の“舌ペロ”がキモイ』『劇中のギャグがサムイ』と不快感を訴える視聴者が続出。放送前から決定していた映画化について、EXILE・AKIRA主演『HEAT』(フジテレビ系)の時のように、『いつの間にか立ち消えるのでは?』との声が相次いでいたが、俳優陣の撮影スケジュールを、ドラマと映画でまとめて長期で押さえてしまっていたため、バラすことができなかったようだ」(芸能記者) 12月3日には予定通り、映画『RANMARU 神の舌を持つ男』が公開予定。しかし、ネット上では、2007年に堤が原案・脚本・演出を務めたKinKi Kids・堂本光一主演『スシ王子!』(テレビ朝日系)の「二の舞いになるのでは?」との声が相次いでいる。 「『神の舌を持つ男』同様、『スシ王子!』も連ドラ放送前から映画化が決定しており、連ドラが不発だったにもかかわらず、映画化を強行。『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』(08)は案の定、興行収入3.65億円の大赤字に。なお、キャッチコピーは、『お前なんか、NY(にぎってやる)!』だった。『神の舌を持つ男』にノリが似てるので、心配です」(同) 『RANMARU 神の舌を持つ男』は今月、報道陣にロケ風景を公開。堤監督は、その場で思いついたギャグを、現場で次々と台本に盛り込んでいくスタイルで、この日も「鬼子の呪い?」というセリフが急きょ「お肉の呪い? 牛や豚が怒るみたいな?」に変更されたり、「りん先生に違いね。りんじゃ」というセリフが、「りんだ、リンダ、山本リンダ!」という絶叫に急きょ変更されたという。 全体に「面白いだろう」感が漂い、視聴者の好みが別れがちな『神の舌を持つ男』。あらかたの予想通り、『スシ王子!』の二の舞いとなってしまうのだろうか?
日別アーカイブ: 2016年9月13日
『好きな人がいること』9.4%! 視聴率大躍進の裏に見えた、フジテレビの「差別的思想」
フジテレビ月9『好きな人がいること』は、最終回直前の第9話。前回、最後の最後で千秋(三浦翔平)が、いきなり美咲(桐谷美玲)に抱きつくという衝撃シーンで終わっています。それまでの千秋は、お人好しで物わかりがよく、弟思いという設定でしたが、この行動ですべてご破算。もうすぐ30歳になろうというのに、自分の欲望を抑えることができず従業員に対してセクハラを働く“性獣”へと化してしまったのでした。 と、ここまで書いて思い出しましたが、この人、第3話でも欲望の赴くままに夜間の水族館に不法侵入してウットリしていたりしたので、もともと犯罪者気質なのかもしれませんね。男前の顔面と優しい語り口にすっかり騙されました。もう詐欺師にしか見えない。怖い怖い。 で、セクハラを働かれた側の美咲はどうしたかというと、こちらもウットリ。夏向(山崎賢人)と2人で食べようと思って作ったケーキを落としちゃっても、特に悲しそうにするそぶりはありませんし、千秋に謝罪と弁償を求めるようなこともありません。 こうして美咲は、千秋と夏向のイケメン2人を天秤にかけるという超オイシイ立場にありつくことができました。もともとそういう環境を望んで湘南に来たわけですから、ある意味、ヒロインをめぐる終盤の帰着点としては、ふさわしい構図になったのかもしれません。 で、こうなってくると千秋の彼女である楓(菜々緒)が邪魔です。邪魔者は粛清です。脚本家は、残酷なまでにあっさりと楓をドラマから退場させます。楓は唐突に「ボストンに行く」と言い出すと、そのまま空港に向かってしまうのです。ヒロインは自らの手を汚すこともありません。イケメンは自分のことを勝手に好きになってくれるし、邪魔な女は勝手に消えてくれるし、ほっときゃ告白してきてくれます。これぞヒロイン。誰もが羨む、いい人生です。 しかし、千秋に告白されたことで、夏向との関係はギクシャクしてしまいます。そして、ギクシャクしたままダイニングアウトという大切なイベント仕事の当日を迎えます。 美咲、現場に来ません。もう夏向とは仕事したくないってことかな……? と思わせてからの「かぼすが初収穫されるって聞いて、もらいに行っていた」発言。ここまでさんざんインスタグラムだとかGoogleMapsだとか、スマートフォンの機能を演出に取り込んできたくせに、ここでは遅刻確定なのに電話1本させない。この潔さ(ホメてません)。 で、何しろヒロインなので、夏向の感情のコントロールなんてチョロイもんです。かぼすひとつで夏向は陥落し、「美咲が大切」と言い出してくれます。仕事の現場で、公衆の面前で、「一緒にいると、刺激もらえます」「彼女が俺の中で、なくてはならない存在になっていました」とか、その場にいる誰しもが「それ今、関係なくない?」と言いたくなるような、甘ぁ~い言葉を並べます。もちろん、美咲はウットリです。 イベントは無事終了しますが、美咲は片づけを放り出してどこかへ駆け出します。海を見ながらたそがれる千秋を発見すると、千秋の告白に「NO」の返事をしようとします。 なかなか言い出せない美咲を前に、千秋が察して「夏向のところへ行け」と言ってくれます。今回、みんなよく察するんです。美咲を好きになっちゃった千秋が楓をふろうとしたときも、楓が先に察してくれたし、便利なもんです。 別にご都合主義そのものをことさら指弾するつもりはないけれど、作り手側が誰にも寄り添ってないことがビシビシ伝わってくるのが気持ち悪いんです。登場人物全員が「イケメンがヒロインに恋してる」という構図を作るためのコマにしか見えない。誰もが平気で矛盾する行動や発言をするし、それを覆い隠すために「ありがとう」とか「感謝」とか「夢」とか「幸せ」とか、本来ならドラマを作る上ですごく大切にしなければいけない意味深い言葉の数々を乱雑に扱ってる。「こうやっときゃキュンキュンするんだろ」という思惑や、「愛とか感謝とか言っときゃ文句ねえだろ」という狡猾なやり口が透けて見える。そういうところが、もう言っちゃうけど、このドラマのすごくイヤなところなんです。 もちろん、ドラマというのは視聴者の感情に働きかけるメディアです。だけど、そこに作り手側の「感情をコントロールしよう」とする意図が見えたら、それは差別なんです。作り手が受け手を「こんなもんで感動するだろ」と、見下してしまっているのが、ありありと伝わってくる回でした。前回のラスト、千秋の豹変から今回にいたる展開は、甘い言葉にくるんで矛盾を視聴者に強引に飲みこませるという、極めて下品な創作行為に見えました。 しかし、そんな今回の視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。前回は7.7%だったので、ジャンプアップです。 もうね、地獄しか見えないね。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『好きな人がいること』番組サイトより
“昭和の味”が滅亡の危機!? 北尾トロ&下関マグロらが探る『町中華とはなんだ』
“町中華”という言葉をご存じだろうか? 主に個人経営の中華料理店のことで、中華と名乗りながらも、カツ丼やらカレーも食べることができ、店内には昭和のレトロな雰囲気が漂っている。さらに、おいしさはさほど重要ではなく、数百円でおなかがいっぱいになる、といったら、なんとなく伝わるだろうか。 でも、そういえば、最近見かけなくなった? 『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(リットーミュージック)は、サブカル界のスターの北尾トロ氏(隊長)と下関マグロ氏(2号)、さらに、ゲイマガジン「薔薇族」の二代目編集長・竜超氏による、町中華の記録本である。 町中華の店主たちは、主力が70代で、80代もちらほら。超高齢化の荒波にさらされ、ひょっとして滅亡の危機に瀕しているのではないか――。「急がないと、大変なことになる」と、30年来の盟友である北尾氏と下関氏が立ち上がり、町中華の面白さを伝える親睦団体「町中華探検隊」を結成。のちに、竜氏をはじめとする隊員をどんどん増やしながら(40人超!)、怒涛の食べ歩きを始めた。 活動のきっかけは、高円寺にある町中華「大陸」の閉店だった。この店は、北尾氏が20歳の時から30年以上にわたり、足しげく通った店で、いつも注文していたのは“まずくてうまい”300円のカツ丼。本書には、こう記されている。 「丼のぎゅうぎゅう押し込まれた飯と分厚い衣にくるまれたカツが織りなす力強さは、たいしてうまくないという現実を忘れさせるパワーに満ちていた。しょっぱすぎる味付けで、合成着色料たっぷりの沢庵三切れがつく。とにかく飯の量が多くて、そんなに押し込んだらまずくなると思うのだが、腹ぺこ野郎どもを満腹にしてやることに使命感を感じているようだった」 そう、町中華は、味はどうあれ、おなかいっぱいになることが最重要なポイントなのだ。北尾氏によれば、食べた直後は「もうやめよう」と思うのだが、10日もすると、ウズウズして懲りずに訪れてしまう。たいしておいしくないにもかかわらず、引き寄せられてしまう。これぞ、町中華の真骨頂なのかもしれない。 一方の下関氏は、そういったお店をよく利用していたものの、“町中華”という言葉は知らなかった。ごく初期には、町中華の定義を知りたいと、町中華らしき店を見かけては、北尾氏に「ここは町中華なのか?」と確認していたが、ほどなくしてやめる。どうも答えが“ゆらぐ”のだ。 当初、北尾氏は「カツ丼がある店」ということを絶対条件として挙げていたが、その後、カツ丼、カレーライス、オムライスがあることが町中華の「三種の神器」だと言い始めて、でも、やっぱり定食もない……と、コロコロ言うことが変わる。さらに「駅前の店限定」「単品はあってもエビチリはない」、挙げ句は「床が少しぬるぬるしている店」などの条件も増やしてみたりと、迷走を繰り返した。店主の個性が激しく反映される町中華は、どうもビシッと“くくれない”のだ。 1年がたったころ、少食の2人は調査に限界を感じ、もっと町中華の実態を知るべく、竜氏をはじめとするメンバーをどんどん増やし始める。そして、駅に集合して周辺エリアの町中華をめぐり、気に入った店で食事をする“地域アタック”を決行するようになる。武蔵小山、西荻窪、荻窪、下北沢、築地、押上などなどを訪れ、とにかく町中華を求めて町を歩き回り、各自が行きたい店を訪れ、食べまくる。そして、“油流し”と呼ばれる、喫茶店での恒例儀式(感想会)を開く。店舗の実名もバンバン出て、感想が述べられているので、気づけば自分も参加しているような気になる。 「オヤジさん、出前に備えてバイクのヘルメット被って鍋振ってましたよ。あれすごかったなあ」 「決しておいしそうに見えず、サイズだけを強調している盛り付けが立派です」 「いや~、まずかったなぁ」 「全部食いきれるかどうかヒヤヒヤしたよ」 そんなコメントを聞いているうちに、うちの近くにも、町中華あったっけな? と思い始め、探したくなってきた。町中華が、なんだか妙に気になってくることは間違いない。 (文=上浦未来) ●きたお・とろ 1958年、福岡県生まれ。ライター。本やマニア、裁判傍聴、狩猟など、好奇心の赴くまま、さまざまな分野で執筆。町中華探検隊では隊長を務めるものの、好きな割に食べっぷりは力弱く、隊員の助けを借りて完食にこぎ着けている。『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』(文春文庫)、『沈黙の オヤヂ食堂』(KADOKAWA)など著書多数。 ●しものせき・まぐろ 1958年、山口県生まれ。街歩きをしながら、ネタを探して原稿を書いている。町中華探検隊では2号。店舗ファサード、店の歴史などに興味あり。主な書著は『歩考力』(ナショナル出版)。メシ通に「美人ママさんハシゴ酒」を連載中。『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(リットーミュージック)
村上虹郎の“セクハラ報道”が世間に与える「やっぱり2世はダメ」の目線
<p><strong>下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!</strong></p>
【10月23日(日)】ジャニーさんお誕生日パーティー、(勝手に)開催決定!
10月23日(日)、ジャニーさんが85歳を迎える大変めでたいこの夜に、バースデーイベントを(勝手に)行うことにいたしました~☆ SMAP解散発表、KAT-TUN活動休止とつらいことが続いている昨今ですが、ジャニーさんが人生を懸けて築いてきた「ジョン・ヒロム・キタガワ・ワールド」の栄光と偉大なる功績を、みなさんで称えようではないですか!
「PCデポ」批判記事を書いたらハッキングされた!? 情報提供装うウイルスメールの恐怖
高齢者を相手に高額なサポート契約を結んでいた問題で大きな批判を受けているパソコン販売のPCデポ(ピーシーデポコーポレーション)に、一部記者たちが戦々恐々としている。聞けば「批判的な記事を書いた記者に、ハッキングの仕返しがされるというウワサがある」というのだ。 「あるネットニュース系の記者が率先してPCデポ問題を追及していたら、パソコンにウイルス入りのメールが届き、Yahoo!やTwitterなどのアカウントが次々と削除されたりする不正アクセス被害に遭ったと言っているんです。ウイルスメールはマスコミ関係者の名をかたったものだったそうですが、情報提供を装って添付ファイルを読み込ませたそうです」(週刊誌記者) ウイルス感染が事実だったとしても、PCデポによる仕業だとは決めつけられないが、くだんの記者は最近、PCデポ問題を追っている中で、同社の社員たちに名刺を渡して取材をしており、メールアドレスをPCデポ側に知られたことがウイルスメールを送られた原因ではないかと疑心暗鬼になっているという。 そこで、実際にその記者に連絡を取ったところ、「私は“PCデポにハッキングされた”なんて言ってはいない」とのことだった。ただ、「PCデポを追っていたら、不正アクセス被害に遭ったという事実は事実」と、その証拠の一端を見せてくれた。 「ウイルスメールはPCデポ問題の情報提供を装っていたもので、そうなると私の取材を邪魔するようなものではあったわけです。PCデポ社員が犯人かどうかはわかりませんが、私の書いた記事に不満を持った人ということは間違いないでしょう」(記者) この話を聞けば、確かにPCデポ取材に対する怖さを感じるものではある。実際、話を聞いた前出の週刊誌記者はPCデポ社員に話を聞く際、いつも使っているメールアドレスは相手に知らせなかったという。 PCデポは高齢者の契約問題のほかにも、有料契約でクラウドを利用させるハードディスクの売り方や、不人気商品の押し付け販売などに対して悪徳商法だという批判が上がっており、さらには中古品売買に必要な古物商許可に関する問題、疑いの範疇ながら客のクレジットカードの不正使用、社員への厳しいノルマなど、次々と問題が明るみになっている。世間のバッシングから株価は下落し、年内の都内2店舗の新規オープンを見送ったことなども伝えられている。 同社の野島隆久社長は高齢者の契約問題などについて、組織ぐるみの行為ではなく、特定の店舗による問題との認識を示したが、会社が明確な指示を出していなくても、過剰なノルマへの追い込みが強ければ現場が無法地帯と化すのはよくある話。前出の記者は「そういう中で、会社に煽られた社員が暴走してウイルスメールを送る可能性だってある。万一、ハッキング被害がPCデポ社員によるものでも、会社とは無関係と言えば済む話になるのは怖いことです」という。 悪質だと叩かれるPCデポとはいえ、さすがにマスコミへのハッキング攻撃までしているとはとても思えない。だが、金儲けのためならなんでもアリ、という同社のイメージが定着しただけに、記者たちもあらぬ恐怖心を抱いているようだ。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)PCデポ公式サイトより
SMAP中居、『ナカイの窓』で“オタク”に囲まれる!? 9月14日(水)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●SMAP
19:00~19:57 『おじゃMAP!!』(フジテレビ系) 香取慎吾
21:00~21:54 『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系) 中居正広
23:59~24:54 『ナカイの窓』(日本テレビ系) 中居正広
●TOKIO
5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:25~23:55 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)
超スピリチュアルな農法で作られた「形が不揃い」「味が濃い」野菜の真実
自然派もていねいな生活派もハイソな意識高い系も、皆大好き〈オーガニック〉とは、有機栽培によって生産された農作物、またはその加工品のこと。〈農法の特徴であり特別体にいいわけではない〉などの突っ込みどころは多々あるものの(ご興味ある方は過去の記事「オーガニック=安全、中国産=危険は真実か? 食の専門家がズバリ答えます」も是非ご覧くださいませ)、なんとなくいいことしている気分になれたり、ブランド的なおしゃれさといった魅力は理解できます。ところが同じ有機栽培の中には、〈バイオダイナミック農法〉という、どっぷりスピリチュアルで理解不能ものがありました。
Wikiをチラリとみるだけでも、かなりおなかいっぱい。作物を育てるための〈調合剤〉のひとつには、根を強化させるために〈雌牛の角に糞を詰めたもの〉を使うようです。その一部を引用してご紹介しましょう。
“牛の角は、その中に詰めた材料にフォースを受け取り、濃縮する特別な力があるとされる。たくさんの胃袋を持つ牛は強力な消化力を持つが、そのエネルギーは角に阻害され体外に抜けることができず、角にエネルギーが集中しており、また角には宇宙のエネルギーを漏斗のように集める効果があるのだという。冬の地中では精神の世界とつながりあう生命活動が活発に行われるため、角に糞を詰めて冬に地中に埋めておくと、冬の間の高次の生命が角を通して牛糞に注がれる”
胸やけがはじまるのでこのへんで中断しておき、雰囲気だけ味わっていただけましたでしょうか。不思議なのはこれらの調合剤だけでなく、農法のベースとなる〈思想〉です。
◎創始者は、教育者として有名なあの人
宇宙の力を土壌に呼び込み、さまざまな天体の作用を農業に生かすべしというのですから。太陰暦・占星術に基づいた「農業暦」で種まきや収穫を行い、前出のような牛の角や水晶などを土に巻くという手法は、なんとなくホメオパシー療法を思わせます。しかも満月など定められた時刻に土に入れるというので、ほとんど魔術!?
このバイオダイナミック農法の創始者は、日本では教育思想家として有名な、あのルドルフ・シュタイナー氏です(「シュタイナー教育」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう)。氏の提唱する教育、医学、農業はすべて神秘主義的な思想体系(アントロポゾフィーや人知学とも言う)に深く根付いているため、疑似科学や新興宗教、オカルトなどと批判されることもあるよう。特にシュタイナー教育の信者は、ワクチン接種を否定する傾向があるため、過去には麻疹(はしか)のアウトブレイクがシュタイナー学校から始まった事件があったことも大きいでしょう。
さて、農法のほうはファンタジーな魔女マンガあたりに出てきそうな不思議な世界ですが、今でも一部で実践されているというから驚きです。オーガニック系のコスメやビオワインの世界ではそこそこ認知度があり、かの有名なヴェレダもバイオダイナミック農法の自社農園を持っているのだとか(トップ画像参照)。ヴェレダ、そこそこ好きだったのにな~とちょっぴりショックな気持ちが湧きあがってくるのは、スピ的なものに苦手意識があるから?
しかしワインやコスメは加工される過程が山ほどあるため「これの原料はバイオダイナミック農法でございます」と言われても、よく分からないのが正直なところ。でも、農業そのものを見学するのはなかなかのハードルが高く……ということで、まずは手軽にバイオダイナミック農園直営のカフェなるものへ行ってみたのです。
残暑厳しい8月某日。世界の食糧事情に詳しいコンサルティング会社勤務のI氏とmessy編集女子と連れ立ち、カフェへ入店。ディナータイムに注文できるのは、定食1種のみでした。でもお品書きを見ると、なんだか盛りだくさんで普通のごはんとして期待できそうな感じ!
席に着くと、まずはモロヘイヤのお浸しがでてきました。……うん、しみじみおいしい。実はこの日、数年に1度かというレベルでお腹を壊していたのですが、朝から水分もまともにとれなかった体にやさしくじんわり染みわたる感じ。涙目で「おいしいよ~」とつぶやいてしまう。お腹の調子が不安でこわごわ口にしたものの、やさしい味わいにホッと和むひととき。ところでバイオダイナミック農法は「有機農法の一種」って言ってもいいんですかね?
I氏「ノーマルな有機農法の人たちは『一緒にすんな』って思う人も多いでしょうね。〈有機〉でくくるには、おおざっぱすぎると思いますよ
それはプログレもメタルも「ロック」と片づけてしまう雑さのようなニュアンスでしょうか。
I氏「まさに、そんな感じです」
こちらにも例の謎肥料である雌牛の角が登場しています。
◎おいしい、んだけど……。
天ぷら、ごまあえ、煮物、蒸し物、酢の物サラダと種類豊富です。ところでお品書きに「一般にはほとんど出回らない珍しいお野菜もふんだんに」と説明がありますけど、農法のこと? それとも品種のこと?
I氏「それもあるけど、規格外の形や収穫時期なので農協には出荷させてもらえないレベルの野菜=一般には出回らない、という解釈もできます。形がバラバラな野菜を自然だとありがたがる層もいますけど、今どきの野菜は本当によく品種改良されてますから、本当はどんなに雑に育てても、そこそこ形の整ったものができるはずなんですけどね。だから今どき規格外な野菜に育つのは、土壌のバランスがよっぽど狂ってるか、壊滅的に育て方が下手なのかどっちかですよ」
なーるほど。確かにこのかぼちゃ、美味しいけど固いわあ(ガリガリ)。
I氏「熟れすぎとか逆に若すぎるとか、収穫のタイミングを見極められないのも、家庭菜園ならいいですけど商売的には問題あるでしょう。農協の視点・基準に比べると、栽培レベルが低いのは間違いありません」
編集女子「土がついて形が不揃いなのが無造作に木箱に入っていたりすると、いかにもオーガニックって感じでありがたみを感じる人もいますよね。この甘酒もすごくいい味なんですけど……玄米が舌の上でゴソゴソしますねえ(笑)」
◎市場に出せないゴミ!?
I氏「今はえぐみや苦みの薄い野菜が消費者に好まれるので、普通はえぐみが出る前に集荷、出荷され流通しているんですよね。品種の違いもあるでしょうけど、明らかにうまく作れてないのが原因なのに、それこそが自然であると主張して売っているものもありますよ。わざと固く味が濃い状態にして出荷してるのかもしれないですが、物は言いようです。よくある直売所とか道の駅も、大抵このパターン。自分から見れば、市場に出せないゴミを処分する場ですよ。でも、わからない人は有難がる。あれらはお互い満足してるので、いいんでしょうけど。
バイオダイナミック農法の場合は一種の宗教のようなものですし、主義の実践であって野菜の味や商業的な視点は重要視していませんから、農協の出荷基準なんてクソくらえなんでしょうが、普通の産業なら不良品を出荷するなんてありえないんですよ。この産業は本当に意識が低い。〈もったいない〉という言葉で全て誤魔化せるから」
意識が高いのか低いのか、よくわからない!
この日の野菜は、ピーマンとナス。うん、確かにスーパーではなかなかお目にかからないような形です。
味は、ごくノーマル。しかし、お店で食べたのと同じく、皮が硬いのが特徴でした。しっかりかむという健康効果は得られるのかもしれません。よくわからないけど、シュタイナー的に言うならば、その背後にある霊的なものも一緒に食べているからよし、なんでしょうか? 自分的には、雑に作られた印象の、規格外野菜でしかないけれど。
(謎物件ウォッチャー・山田ノジル)
高畑裕太に続き、TBS『仰げば尊し』の2世俳優が“また不祥事!? ”村上虹郎が多部未華子にセクハラか
11日に最終回を迎えた寺尾聰主演の日曜劇場『仰げば尊し』(TBS系)の撮影現場で、2世俳優の村上虹郎(19)が、複数の共演女優に「セクハラまがいの行為をしていた」と、13日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。 父に俳優の村上淳、母に歌手のUAを持つ村上。父親と同じ芸能プロに所属し、2014年公開の映画『2つ目の窓』では、俳優デビューにして主演に大抜てき。『仰げば尊し』でも、ゴールデンの連ドラ初出演ながら、メインの不良生徒役にキャスティングされた。 そんな順風満帆な俳優人生を歩む村上だが、記事によれば、彼は『仰げば尊し』の撮影現場で、生徒役の女優のスカートを小物のトランペットでめくったり、スカートの中にトランペットを入れて下半身に当てたり、背後から女優を押し、よろけたところを抱きしめたりしていたといい、これを聞きつけた女優の所属事務所幹部が激怒。TBSと村上の事務所関係者が、謝罪する事態にまでなっていたという。 さらに、主人公の娘役を演じた先輩女優の多部未華子に対しても、髪の毛を触るなどしていたため、多部サイドにも謝罪したという。 「記事では、被害に遭った生徒役の女優の名前は伏せられていますが、同作には、E-girlsの石井杏奈をはじめ、元さくら学院の飯田來麗や、元私立恵比寿中学の瑞季なども出演しており、彼女たちのファンから『○○ちゃんの下半身に、トランペットが押し付けられたんじゃ……』と、心配する声が相次いでいる。また、同作には、アミューズやLDHといった大手の女優が出演する一方で、村上が所属するディケイドは、騒動をもみ消すほどのパワーは持っていないでしょう。大手幹部の逆鱗に触れれば、干される可能性も」(芸能記者) 『仰げば尊し』といえば、2世俳優の共演が話題に。村上のほか、千葉真一の長男・真剣佑や、中野英雄の次男・太賀、そして、高畑淳子の長男・高畑裕太が出演していた。 「ドラマの放送中、真剣佑の隠し子報道(本人サイドは否定)、高畑の強姦致傷容疑での逮捕(後に不起訴処分)と、2世俳優のよからぬ騒動が続いた。視聴率は決して悪くなかったものの、最終回の放送を終えてもなお、パッケージ化の予定はなく、スポンサーも困惑している。また、主人公を好演した寺尾にとっても、完全なとばっちりです」(同) 近頃、何かとお騒がせの2世タレントたち。村上のセクハラ疑惑は、「日曜劇場」の長い歴史において、汚点として残ってしまいそうだ。「TBSオンデマンド」より
「自分の大腿をコンパスで刺した」スパルタ教育の母親に、T大入学まで監視され続け……
【作品名】「マリオネット」(前編) 【作者】桜井まり子『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】幼い頃から母の敷いたレールの上を歩かされた僕にとって、生きることは自分を殺すことだった。国立大学を卒業した母親は、僕にエリート人生を歩ませることだけが目的で……。
【サイゾーウーマンリコメンド】扉ページの言葉通り、「引きこもり、自傷行為、不登校」といった社会の問題がギュギュっと詰まった作品。いつもの「ごき悪」テイストとは異なる路線ですが、不快感は折り紙付き! モヤモを抱きしめて読み進め、後編へ備えるべし!




