SMAP・木村拓哉、「まもなくハワイから帰国」情報で空港にマスコミ大集結!

kimuratakuya_kouhaku01.jpg
一世一代の大舞台、どう演じてみせようか

 SMAP解散発表について、初めて口を開くメンバーは稲垣吾郎となりそうだ。18日放送のラジオ番組『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(文化放送)冒頭で、あらためて収録した、解散に関するファンへのメッセージが放送されるという。しかしマスコミ各社はそれより前に、木村拓哉の“肉声”を取るべく、現在ある場所に集結しているという。

「現在、妻・工藤静香と娘たちとハワイで休暇中の木村ですが、一部マスコミ関係者の間で『帰国は16日、17日のどちらか』という情報が駆け巡りました。ジャニーズとの関係を気にするテレビ局やスポーツ紙は、週刊誌と違って、自宅や仕事先などに取材をかけられないでしょうが、空港だけは、ジャニーズを気にせずマスコミ各社が現場を仕切れる場所。テレビ局をはじめとするマスコミ各社は、現在、羽田空港、成田空港内部で木村に網を張っています」(テレビ局関係者)

全国に「彼氏いません」とまでアピール……「過激なテロ集団」中核派がやたらテレビに出る理由

minnwes0816
フジテレビ系『みんなのニュース』番組サイトより
「過激派」「テロ集団」とも呼ばれる新左翼党派・中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)の一般メディアへの露出が増加している。  昨年12月にはテレビ東京系列では中核派の若手メンバーに焦点をあてたドキュメンタリー番組『追跡!ニッポンの過激派 革命戦士になったオレ』を放送。これに続きこの9日にはフジテレビ系列の夕方の情報番組『みんなのニュース』内で『<シュザイブ>「暴力は必要だ」“過激派”中核派の今』が、放送されたのである。  フジテレビの報道内容を参照すれば、中核派は文字通りの過激派。過去には「東京・赤坂の迎賓館に向けてロケット弾を発射するなど数々のテロ行為」を行い「鉄パイプや火炎瓶などで警察を撲・焼殺したこともある」組織だ。  しかし、批判者から向けられる「悪の秘密結社」のごときイメージとは裏腹に、昨今の中核派はメディアに対しては妙にオープン。というのも、テレビ番組で中核派が取り上げられる際には、江戸川区にある公然拠点・前進社でのロケが当たり前。頑丈そうな鉄扉の向こうを開くシーンと、警察による家宅捜索のたびに焼き切られている鉄板(なお、横に扉があるので焼き切らなくても入れる)や、設置されている監視カメラの説明を受けるのが定番になっているのだ。  前述の『みんなのニュース』では、そうした定番シーンを押さえた上で、さらに若手活動家たちに深く斬り込んでいる。同派の若手活動家のトップである齋藤郁真・中核派全学連委員長に「SEALDsは絶対に現場で戦わない人たち。皆の行動すべきだという思いを単なるお祭りに変えてしまう」と政治的主張を語らせるだけではない。若手活動家の吉田悠クンの実家を訪問するシーンでは「学生時代からアニメ制作が趣味」だと説明。さらに、巷では中核派三大美女のひとりとも称される洞口朋子サンに「彼氏はいるのか?」と質問し「今はいないですね」「そろそろいい人見つかったら、いいな」とまでと回答させているのである。  ここまで突っ込む取材陣にも脱帽だが「過激派」とは思えない妙にオープンな対応に多くの視聴者が驚いたに違いない。国家権力の側から「過激派」と目される組織は数多いが、こんなにもオープンなのは中核派だけである。筆者も過去、週刊誌などの取材でさまざまな党派に取材を試みたが、ほぼ電話しただけでNGを喰らう。革マル派は鼻で笑ってNG。2派ある解放派のうち赤砦社派は、理由を語ってNG。現代社派は誰も電話に出なかった……。  唯一、中核派は「企画書を送っていただいた上で検討を~」という対応。  このメディアに対する妙な対応のよさは、なんなのか? 筆者の疑問に答えてくれたのは、齋藤全学連委員長だ。 「2006年の“党の革命”以降はオープンにしていこうという方針になっています。この2年あまりは、ちゃんとアポを取ってくれれば取材は受け入れていますよ」  齋藤委員長の語る「党の革命」とは(外部での情報を総合すれば)運動方針をめぐる組織内部での路線対立とその後の変革のこと。これ以降、中核派は労働運動を重視した運動方針を立てているとされるが、それにともなってメディアへの対応も大きく変化したようだ。  とはいえ、メディアでの取り上げられ方は、彼らにコントロールできるものではない。とりわけテレビ番組では、説明パートで過去の数々の闘争を示し「危険なテロ集団」と語るし「暴力革命」を肯定する思想に対しては否定的なコメントも流れる。そんなネガティブな取り上げられかたをされることに、不満はないのだろうか? 「どんな内容でもテレビ番組で取り上げられるのは、我々の組織では絶対にできない宣伝じゃないですか。むしろネガティブな取り上げられ方をすればするほど、本気でなにかやりたいと考えている視聴者は“もしかしたら、彼らの主張は正しいのではないか”ときちんと判断してくれると思っていますよ。実際、自分たちの主張を聞いて運動に参加する労働者も出てきています。もし番組を見て参加したいと思ったら9月には全学連の全国大会がありますし、いつでもメールを送ってください」  ちゃんと自派のアピールも忘れない斎藤委員長。最後に「彼氏がいない洞口サンと付き合いたい場合には、どこに連絡すればよいのか、やっぱり活動家にならないとダメなのか?」と聞いてみると。 「それについては個人のことなのでノーコメントです!」  とピシャリ。なんで、そこだけ組織防衛するんだよぉ! (文=ルポライター/昼間たかし http://t-hiruma.jp/

SMAP・中居正広、TBS“リオ五輪キャスター”の仕事に事務所が異例指示?

1608nakaishan.jpg
中居くんのキャスターぶりはブレてない

 SMAPの解散発表をめぐり、TBSのリオ五輪キャスターに就任したはずの中居正広が、「現地入りしていない」という点に疑問の声が上がっているようだ。

「14日の発表直後から、ファンの間では『中居くんが日本にいないときに発表なんて』『このタイミングはおかしい』との声が噴出しました。ジャニーズ事務所からは、嵐・櫻井翔やTOKIO・山口達也、KAT‐TUN・亀梨和也が現地入りしており、ファンは中居も当然リオにいるものと考えていました」(週刊誌記者)

解散発表後初『SMAP×SMAP』24秒間の“葬式カラー”が怖すぎ! 最終回に「5人旅放送して」ファン熱望

smapsmap0816.jpg
 15日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の冒頭に表示されたテロップに対し、「怖すぎる」との声が相次いだ。  SMAPが5人揃ってテレビ番組に登場したのは、14日の解散発表後初。冒頭では、白地に黒い文字で「昨日、SMAPの活動についての発表がなされましたが『SMAP×SMAP』の今後の対応につきましては近日中に視聴者の皆さまに報告させていただきたいと思います。本日は予定通りの放送内容をお送りいたします。」とのテロップが24秒間、画面いっぱいに表示され、その間、無音だった。  この異様な雰囲気に、ネット上では「無音テロップ怖すぎ」「震災後のテロップみたい」「お悔やみかと思った」「内容のない文章と、テロップの重々しい雰囲気のギャップがすごい」などの声が。なお、この日の平均視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 「1月の公開謝罪会見同様、画面に広がる“葬式カラー”に『怖い』との声が殺到。この日の『ビストロSMAP』のゲストは、片岡愛之助。前回と同じく、中居がゲストと軽快なトークを繰り広げる一方で、調理中のメンバーの表情はほとんど映らなかった。この収録は今月3日に行われており、ジャニーズの発表通りであれば、まだ解散話は出ていなかったことになります」(テレビ誌記者)  この日、一際どんよりとしたオーラを放っていたのが、解散強硬派の1人とされる香取慎吾。香取は前週の放送でも、「全く笑わない」「1人だけ会話に入ろうとしない」「元気がない」との指摘が相次いでいた。 「『ビストロSMAP』内で行われた片岡にまつわるクイズコーナーでは、積極的に答えていた印象の香取ですが、なぜか終始無表情。そのため、視聴者からはプロ意識の低さを指摘する声や、『早く収録を終わらせたいのでは?』といった臆測が上がっていた」(同)  メンバーのフリートークコーナーがなくなったほか、「ビストロSMAP」の収録に観客を入れなくなるなど、分裂・解散騒動以降、変わり果ててしまった『SMAP×SMAP』。フジは、17日にも番組終了に関して正式発表する予定だという。 「一部では『NHK紅白歌合戦』や『カウコン(ジャニーズカウントダウンライブ)』で解散するという見方もあるが、フジは5人が揃う最後の舞台として『SMAP×SMAP』の最終回スペシャルを企画しているとか。一方、多くのSMAPファンから『最終回は“5人旅”を流してほしい』との要望が。結成25周年を記念して2013年に放送された『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』は、ファンの間で伝説となっている企画。仲良く5人で温泉に浸かるシーンや、旅館のカラオケで『BEST FRIEND』を歌った際、中居が号泣する一幕も。不仲による解散という最悪の結果だけに、ファンは『仲の良かった頃のSMAPが見たい』との思いが募っているのでは?」(同)  メンバー内のギスギスがテレビ越しに伝わってくる、最近の『SMAP×SMAP』。「5人旅」の頃のように自然に笑い合うメンバーの姿は、もう見られないのだろうか?

月9『好きな人がいること』にパクリ疑惑噴出! 「『花より男子』で見た」「道明寺に似すぎ」

1608_sukinahito6_1.jpg
『好きな人がいること』(フジテレビ系)公式サイトより

 15日、月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)の第6話が放送され、視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最低を更新する結果となった。

 同ドラマは、桐谷美玲演じる“恋愛と無縁だった”パティシエ・美咲が、千秋(三浦翔平)、夏向(山崎賢人)、冬真(野村周平)のイケメン3兄弟とシェアハウスをするという内容のラブコメディ。第6話では、千秋に失恋して落ち込んでいた美咲が、夏向に告白されるという流れに。心が揺れる美咲だったが、「もう少し時間をください」「もっと夏向のこと知りたい」と返して、関係を深めていくことを決めるといった内容だった。

同性愛者は守ってもらわないと命に関わる恐れがある ホモフォビアが生まれる背景

Tomy1.jpg
精神科医のTomyさん(似顔絵)

 一橋大学法科大学院に通っていた男子学生Aさん(当時25)が、2015年8月に校舎6階から転落死した。ゲイであるAさんは、同級生の男性BさんにLINEで恋愛感情を持っていることを伝えたが、それをBさんが同級生に暴露。ショックを受けたAさんは心療内科を受診していたというが、転落死した当日には学校でパニック障害の発作を起こし、学内の保健センターで休養している。

 これを受けて遺族は、秘密を暴露した同級生や、Aさんの症状などを知りつつも対策を講じなかったとして大学を提訴。訴訟の第1回口頭弁論が今年8月5日、東京地裁で開かれた。

 Aさんは法科大学院の同級生たちが同性愛者を「生理的に受け付けない」などと話しているのを聞いていたと報道されている。この裁判では、性的指向や性自認を暴露する行動「アウティング」が問題となっているが、Bさんをはじめとする同級生たちの「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」がAさんを追い詰めた可能性は、はたしてゼロだといえるだろうか。

 世界を見渡せば、6月12日には米国フロリダ州・オーランドの同性愛者が集まるクラブで銃乱射事件が発生。49人の死者と53人の負傷者を出した銃撃事件を起こした犯人の男はIS(イスラム国)に忠誠を誓っていたが、明らかに同性愛者をターゲットにしていたことから、根底にはホモフォビアがあったと考えられている。

 では、このホモフォビアとは、どのような感情から派生したものなのだろうか。その正体を知ることは、同性愛者への偏見・差別感情を解消する一助になるはずだ。自身もゲイであることをカミングアウトしている精神科医のTomy氏に話を聞いた。

■アメリカでは同性愛者は守ってもらわないと命に関わる恐れがある

――ホモフォビアというのは、何を契機に芽生える感情なのでしょうか?

Tomy氏(以下、Tomy) まず、「フォビア」つまり「嫌悪」という現象は、おそらく宗教的なベースがあるかないかで、だいぶ違ってくると思います。もし、同性愛をはじめとする特定の指向が罪であるとされている宗教で育った場合と、そうした概念がない場合では、偏見のレベルは大きく違ってくると思います。

――宗教が偏見を強めている可能性があるということでしょうか?

Tomy たとえば、一部の宗教では、そもそも同性愛自体が犯罪であるという扱いを受けることがありますね。存在してはいけないと思っている。そうした教条を信じる人が抱くホモフォビアと、なんとなく「気持ちが悪い」とか「抵抗がある」という人のそれとでは、偏見に対しての、ある意味でいう“モチベーション”がまったく違ってくるはずです。

――なるほど。日本でホモフォビアに端を発する重大事件をあまり聞かないのは、そうした“モチベーション”の違いがあるとも考えられますか?

Tomy そうだと思います。たとえば日本の場合、ヒソヒソと陰口を言うことはあるかもしれませんが、「存在を抹消しよう」という発想までには至らないことが多いですよね。しかし、他国では「存在そのものが罪である」とか「消さなきゃならない」レベルのホモフォビアが根付いているケースもあります。

 さらにいえば、アメリカでは同性愛者の人権を求める動きが活発ですが、日本の場合にはそうした動きはもともとあまりありません。というのも、アメリカでなぜそうした権利が制度化されたり法律的に認められたりする必要があるかといえば、権利を主張して守ってもらわないと、犯罪に巻き込まれるとか、殺されるかもしれないという不安が根底にあるからです。

 たとえば、カリフォルニア州でカミングアウトした同性愛者として、初めて議員になったハーヴェイ・ミルクも暗殺されてしまいましたが、こうした事例にみるホモフォビアは「気持ちが悪い」というレベルを超えていて、同性愛者は守ってもらわないと命に関わる恐れがあるわけです。

■日本は同性愛を認める文化があった

――ホモフォビアのレベルが深刻だからこそ、より強く権利を主張するという相互作用があるということですね。それでは、日本はそこまで深刻ではないと思われますか?

Tomy 日本って、歴史からみても同性愛を認める文化がありましたよね。というより、あまり気にしないっていうか……「なんか気持ち悪いかもしれないけど、別にいっか」っていう。だからアングラではあるけれど、それでなんら不自由を感じなかったので当事者も何か主張をしようという流れがあまりなかったように思います。最近になって、アメリカなどで同性婚が法律によって認められてきた流れをうけて、国内でもそうした権利を認めてほしいという声があがりはじめたっていうのが現状ではないでしょうか。

――いわゆる過渡期にあたるということでしょうか?

Tomy そうですね。あと以前に比べると同性愛者たちを見かける機会が増えていますよね。たとえば私が子どもの頃は、そういう人たちは東京の新宿にしかいないと思っていたくらい。だから身近にいるという認識がなかったんです。今はメディアにもたくさん出てきているし、身近な存在であるという認識が高まってきていていますよね。その中でカミングアウトもさらっとできちゃう風土がだんだんとでき上がってきている印象です。当たり前にいる、特別じゃないという理解がだんだん増えてきたので、殺されたりとか、そうした不安感はないにせよ、やっぱり法律で認められていた方がいいんじゃないかという、緩やかな土壌の中での権利主張が出てきたんじゃないかなと思います。
(末吉陽子)

(後編につづく)

Tomy(トミー)
精神科病院勤務を経て、現在はクリニックに常勤医として勤務する。オカマキャラで相談に乗るブログ「ゲイの精神科医 Tomyのお悩み相談室」が注目を集めている。著書に『アンタたち治るわよ!』(講談社)『おネエ精神科医のウラ診察室』(セブン&アイ出版)など。

『とと姉ちゃん』プロデューサーの“自信満々”インタビューに「脚本チェックしろ」と批判噴出

ark160805.jpg
「連続テレビ小説 とと姉ちゃん Part2 (NHKドラマ・ガイド)」(NHK出版)

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『とと姉ちゃん』(NHK 総合/月~土、午前8時) 幼くして父を亡くした小橋常子(高畑充希)が、「父(とと)」の代わりとして、母と妹2人を守りながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

「恐ろしいなお前!」、関ジャニ∞村上がドン引きするジャニーズWEST中間の悪癖とは?

 8月11日に放送されたラジオ『関ジャニ∞村上信五とジャニーズWEST中間淳太のレコメン!』(文化放送)で、ジャニーズWEST中間淳太が酔っ払ったときにしてしまう悪い癖について明かした。

 番組内の“中間淳太のオレ、クイズ!”のコーナーで中間は、「オレ、中間淳太が酔っ払ったらしてしまう悪い癖はなんでしょうか?」という問題を関ジャニ∞村上信五に出題した。

 ジャニーズWESTのメンバーである小瀧望が、先日成人を迎えたため、小瀧らと毎日のようにお酒を呑んでいるという中間。以前の放送では、お酒に強く酔ったことがないと話していたが、さすがに最近酔うようになったという。「無意識なんですよ。次の日の朝に、え、なにこれ!? ってなって」と、その癖をしているときの記憶がないことを明かす。

アスリートは“国家の道具”にすぎない? リオ五輪における、中国のプロパガンダ活動

china0816.jpg
イメージ画像(Thinkstockより)
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  8月5日(日本時間6日)、ブラジル・リオデジャネイロ五輪が開幕しました。現地では連日、世界中のアスリートたちが熱戦を繰り広げていますが、中国政府は五輪を「神聖なスポーツの祭典」ではなく「国威発揚の場」として捉えています。 ■五輪は政治的アピールの場  世界中の人々が視聴する五輪は、中国にとって自国をアピールするための絶好の機会です。そのため、政府は莫大な予算を投じてアスリートを育成し、大選手団を五輪に送り込みます。そのかいあって、中国選手団は世界第2位のメダル獲得数(8月15日現在)と好成績を残しているのですが、彼らはしょせん「国家の道具」にすぎません。  メダルを獲得した中国のアスリートたちがインタビューに応じる際、「共産党のおかげで勝てました、私は共産党に感謝します」といった内容の言葉を必ず口にします。五輪期間中、中国の機関メディアは連日、「五輪のメダルはアスリート個人ではなく、中国全体の名誉だ」といった趣旨の報道を行います。政府は自国のアスリートのメダル数を誇示し、自らの優秀さ、偉大さを誇るのです。  さらに五輪中継時は、盛んにプロパガンダ的な報道が行われます。例えば、台湾の五輪での登録は「チャイニーズ・タイペイ」となっていますが、海外のメディアが台湾を「台湾」や「中華民国」と表現すると、五毛党(対価を受け取り、政府に有利な情報を書き連ねるネットユーザー)たちが「(台湾)独立を扇動するな!」といった罵声を浴びせます。 ■五輪をきっかけに、過熱する愛国活動  また、リオ五輪をきっかけに、中国の偏狭的な愛国活動も活発化しています。競泳400m自由形予選後、マック・ホートンという豪州人選手が、同種目に出場した孫楊という中国人選手を「薬物使用者」「詐欺師」と揶揄しました。ホートン選手は、決勝レース後も「ドーピング検査で陽性を示した選手と同じプールで戦いたくはない」と、孫楊選手に対する皮肉を連発。一連の発言を受け、多くの中国国民がホートン選手を罵倒する言葉をネット上に書き込みました。また「豪州は米国の犬だ」という意見もあったように、中国が敵対視する米国の同盟国である豪州人の発言という点も、国民の怒りに拍車をかけたようです。    しかし孫楊選手は、2014年にドーピング違反で3カ月の試合出場停止処分を受けた過去があり、ホートン選手の発言は真実です。孫楊選手の例だけではなく、以前中国のSNSで、中国国家体育委員会が組織ぐるみでアスリートに薬物投与を行っているという事実が、関係者により暴露されました。薬物投与の結果、身体に障害を負ったアスリートも少なからず存在するという話もあります。今回の五輪で、ドーピング問題により陸上選手団が参加を剥奪されたロシアと同じく、アスリートの競技生命を無視した薬物投与は社会主義系国家特有の行いのようです。  そのため、国内には以前から孫楊選手を批判する声が多かったのですが、そのような意見はネット上には見られませんでした。実は今回の件を受け、中国中央宣伝部が五毛党たちにホートン選手を罵倒する言葉を投稿するように通達したのです。宣伝部による指導文書とみられるものが何者かによりネット上に公開され、一気に明るみになりました。  またホートン選手の発言後、Twitter上には日本語や英語、ハングル語やロシア語で彼を侮辱する言葉が連投されたのですが、これらのほとんどが文法的に間違いだらけのものでした。実は「世界中の人々がホートン選手を批判している」というイメージ作りのために、五毛党たちが翻訳ソフトを使用し外国語で批判を投稿したのです。通常、中国国内ではTwitterの使用は不可能ですが、五毛党たちはVPN(仮想ネットワーク)を使用し、意見を書き込みました。彼らが批判を書き込んだ翌日、中国のメディアはこぞってその事実を取り上げてホートン選手を批判しました。メディア側が五毛党の行為を承知していたかは不明ですが、彼らの振る舞いは同じ中国人として大変恥ずかしく感じます。  また、メダル表彰式に使用された中国国旗のデザインが間違っているという事態が発生したのですが、この件に対し、五毛党たちは「故意に決まっている! リオ五輪委員会を非難せよ」などと書き込みを行い、機関メディアは「中国に対する侮辱」と大々的に批判声明を発表しました。しかし、今回の五輪に使用された各国の国旗は、すべて中国・浙江省の企業が製作したというニュースが流れたこともあり(企業側は否定)、この「ブーメラン」ともいうべき茶番劇は、世界中の失笑を買いました。ホートン選手の問題といい、五輪の事情を政治的問題に結びつける中国の行為は、スポーツ界に対する冒涜です。  五輪中継を見ればわかるように、日本のアスリートがメダルを獲得した際、本人、または彼らを育成したコーチや仲間たちが称賛されます。一方、前述のように、中国のメダリストたちは国家の名誉としてのみ称賛されるのです。僕は中国が民主化し、日本のようにアスリートが自分を素直に誇れる社会が到来することを望みます。 ◆「チャイナめった斬り」過去記事はこちらから
S__10805265xxxx.jpg
●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)、『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun> 

ASKAについて「ノーコメント」貫く相方・Chageに“ネットストーカー集団”の手が……?

caa.jpg
『VERY BEST ROLL OVER 20TH』(EMIミュージック・ジャパン)
 現在も活動休止中であるCHAGE and ASKAのChageが8月11日、都内でソロアルバム発売イベントを行ったが、14年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた相棒のASKAについての質問にはノーコメント。これには、記者から「ネットストーカー集団対策か」との声も上がっている。  ASKAはブログでネットを利用した盗聴や盗撮の被害を訴えており、パソコンのパスワードなどを勝手に改ざんされたと主張。これは麻薬常用者の傾向である被害妄想だという見方も強いが、ASKA本人は「ネットでは、精神科の医師の発言により、僕が精神病、統合失調症のように書かれていますが、僕は病気ではありません。精神科の医師たちは、現代のテクノロジーについて行っていないだけです」と書いており、「もし本当に被害があったら怖い話」と話す記者もいる。 「いくら元犯罪者でも、万が一ってことはありますからね。もし、ネットストーカー集団が実在したとすれば、その被害がChageに及ぶことは考えられます。そういう“とばっちり”を怖がって、彼がノーコメントを貫いた可能性もあるでしょう。ChageはASKAの逮捕時、取材が殺到したが、手を差し伸べるとか、絶縁とか、極端なことをせず、余計な話も避け『早く元気になって帰ってきてほしい』と無難なコメントで絶妙な距離を保っていて、とてもリスクマネジメントが上手でした。ASKAをつけ狙うネットストーカー集団がいたのを知って、矛先が自分に向かないための配慮という見方もできます」(同)  一説には、このネットストーカー集団が、スクープ狙いで過激化したマスコミだという説もある。 「『週刊文春』(文藝春秋)がベッキーの不倫をスクープできたのはLINEの入手が決めてとなったわけですが、こういう盗聴や盗撮はもともと芸能マスコミがやっていたこと。古い芸能記者は盗聴器や盗撮カメラなどの機器を使っていただけに、最近の記者が盗聴プログラムを悪用してモバイル機器から情報を盗んでいると見てもおかしくはないです。ASKAが主張する被害も、マルウェアと呼ばれるスパイソフトを使えば可能な話で、一度狙われたらプライベートな会話も公にされるので、ChageはASKAについて触れず、その関係を遠ざけておくのが無難な選択でしょう」(同)  あくまでネットストーカー集団が存在する前提での話ではあるが、Chage所属のロックダムアーティスツに問い合わせてみたところ、お盆前だったせいか期日までに返答はなかった。  当のASKAの方は最近、盗聴被害から話が離れ、ブログではブラジルのリオ五輪に話題が飛んでいる。こちらもChageとの音楽活動については一切語っていないことから、コンビの距離感は離れたまま。ネットストーカー集団が実在したとしても、Chageまで狙うことはなさそうだ。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)