関ジャニ∞・横山裕ついに“殺人犯”に!? 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』奇跡の盛り返し!

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 後半戦に突入したフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。23日放送の第7話の視聴率は、7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と盛り返しました。この内藤了原作「藤堂比奈子シリーズ」は、今年6月に5作目が刊行されたばかり。原作ファンが視聴率を支えた結果だと言えるでしょう。  さて、今回は殺人ではなく“自殺”がテーマ。除草剤を服用した自殺遺体が立て続けに発見されます。遺書に「生きた証をAIDに託します」とあり、藤堂比奈子(波瑠)らが調べを進めるとインターネットサイトで自殺を表明した人物の元に、除草剤を届ける“AID”なる人物の存在が浮上しました。  一方、前回から登場した東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)の派出所時代の恩師・原島(モロ師岡)は、過去に妻と一人息子を亡くしています。家族で住んでいた団地の屋上から落下した自殺者に、たまたままだ幼い息子が衝突して死亡。その光景を目の前で見た妻も、精神を病み自殺してしまったという、いたたまれない闇を抱えています。  AIDの正体は、原島でした。彼は自殺者に向けたインターネットサイトを開設し、そこに鬱々とした書き込みをする自殺志願者に“天国へ行ける薬”として、除草剤を届けていたのです。自殺者によって人生をめちゃくちゃにされた彼は、自殺幇助することで復讐を果たしていたんですね。警察官である原島の元には、当然自殺者の情報が入ってきます。除草剤を送りつけた自殺志願者と警察を介して入ってくる情報の違いから、自殺を実行していない志願者を発見すると、その人物の元に原島は向かい、無理やり除草剤を服用させて殺害するなどの犯行を行っていました。  自らを慕っていた東海林によって、原島は逮捕。原島が東海林に向けた「命を大事にしろ」という一言は、東海林の「命を大事にしろ? どの口が言ってるんだよ……」という言葉になって返ってきました。  そして、今後のドラマの核になる東海林と藤堂の関係。今回の冒頭で、東海林が利用していた情報屋の藤川(不破万作)が何者かによって殺害。第一発見者の東海林は身内から疑いをかけられて、内勤を厚田(渡部篤郎)から言い渡されます。内勤といえば、第1話で藤堂が担当していたポジション。そんな藤堂に対して東海林は小馬鹿にするような発言をしていました。まさに、東海林と藤堂の立ち位置が入れ替わったことを表すシーンでしょう。  前回の「精神・神経研究センター」で藤堂が中島保(林遣都)と面会するシーンの続きから、今回は始まりました。そこで重要なキーアイテムとして扱われている「ナイフ」ですが、藤堂によれば、父親はDVや浮気などを繰り返す最低な人物だったようです。「父親をなんとも思っていなかった」と言い、父親の大切な時計をバラバラにしたように、父親をバラバラにしたかったと藤堂は告白。  しかし、まだ子どもの藤堂が父親に殺意を持つのは無理があると中島は指摘。中島の推測では、父親への殺意の“スイッチをON”にし、ナイフを渡した人物が間違いなくいるということでした。この“スイッチをON”にした行為は中島と早坂雅臣(光石研)が研究していたそれそのものです。  次回は、学生時代の藤堂が登場し「ナイフ」に関する全貌が判明する模様。いよいよドラマも佳境へ。最近、不幸満載のフジですが、『ON』はフジにとっての“AID”となるのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)

一般書籍完売につき、電子書籍で急きょ発売『SMAPに会いたい!(上)』

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SMAPに会いたい!
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目次
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森且行―セックスアピール抜群!野生的な瞳の奥に隠された男の優しさ・・・・・・。

観光客誘致にいそしむ韓国でトラブル多発! ボッタクリ、個人情報盗難に南京虫被害まで……

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 韓国観光公社は最近、7月に訪韓した中国人観光客が、過去最高の91万人に上ったと発表した。中東呼吸器症候群(MERS)被害で観光客が減少した2014年に比べると、32%の増加になる。海外からの観光客増加は韓国経済に多大な影響を与えるが、決して良い面ばかりではない。現在、大きな問題となっているのが、観光客を相手にした“ボッタクリ”の急増だ。  韓国観光警察は8月3日、7月末にカナダ人観光客が、タクシー料金を相場の3倍以上ボッタクられていたと発表した。ソウルから江原道南部の太白市までは最短で約286キロなのだが、このタクシー運転手はわざと迂回を繰り返し、計430キロほど走行したという。さらに、不正なメーター操作まで行い、料金をかさ増ししていたという。  観光客の届け出によって問題の運転手は逮捕されたが、この男は普段から外国人観光客を相手に同様のボッタクリ行為を繰り返していたという。  同じく7月には、済州島を訪れた中国人団体観光客のパスポート情報が流出する事件も起きている。しかも、犯人は団体観光客の案内を引き受けていたガイドだったというのだから、驚かざるを得ない。そのガイドは、チェックインの代行をするふりをしてパスポートを撮影し、中国人ブローカーに1枚当たり1万ウォン(約1,000円)で売りさばいていたのだ。結局、この事件では、ガイドやブローカーなど、合わせて10人が逮捕された。  外国人観光客を相手にした犯罪が増える一方で、さらなる問題も起きている。アメリカやヨーロッパなど、世界中の観光地で問題となっている、南京虫(トコジラミ)による被害だ。  去る6月、釜山のビジネスホテルに宿泊した観光客が、腕や足、腹部、臀部など全身100カ所以上を南京虫に刺される被害に遭った。調べてみると、同ホテル内のベッドやカーテンからは、多数の南京虫が発見されたという。衛生管理が徹底されなければ、MERS騒動の二の舞いになるのではと懸念されている。  最近では観光客を優先するあまり、スクールゾーンを観光バスが走ったり、泥酔した外国人が住民とトラブルを起こしたりする事件も多発する韓国。観光客誘致に力を注ぐのもいいが、最低限のモラルを持たなければ、トラブルはさらに増加していくだろう。

観光客誘致にいそしむ韓国でトラブル多発! ボッタクリ、個人情報盗難に南京虫被害まで……

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 韓国観光公社は最近、7月に訪韓した中国人観光客が、過去最高の91万人に上ったと発表した。中東呼吸器症候群(MERS)被害で観光客が減少した2014年に比べると、32%の増加になる。海外からの観光客増加は韓国経済に多大な影響を与えるが、決して良い面ばかりではない。現在、大きな問題となっているのが、観光客を相手にした“ボッタクリ”の急増だ。  韓国観光警察は8月3日、7月末にカナダ人観光客が、タクシー料金を相場の3倍以上ボッタクられていたと発表した。ソウルから江原道南部の太白市までは最短で約286キロなのだが、このタクシー運転手はわざと迂回を繰り返し、計430キロほど走行したという。さらに、不正なメーター操作まで行い、料金をかさ増ししていたという。  観光客の届け出によって問題の運転手は逮捕されたが、この男は普段から外国人観光客を相手に同様のボッタクリ行為を繰り返していたという。  同じく7月には、済州島を訪れた中国人団体観光客のパスポート情報が流出する事件も起きている。しかも、犯人は団体観光客の案内を引き受けていたガイドだったというのだから、驚かざるを得ない。そのガイドは、チェックインの代行をするふりをしてパスポートを撮影し、中国人ブローカーに1枚当たり1万ウォン(約1,000円)で売りさばいていたのだ。結局、この事件では、ガイドやブローカーなど、合わせて10人が逮捕された。  外国人観光客を相手にした犯罪が増える一方で、さらなる問題も起きている。アメリカやヨーロッパなど、世界中の観光地で問題となっている、南京虫(トコジラミ)による被害だ。  去る6月、釜山のビジネスホテルに宿泊した観光客が、腕や足、腹部、臀部など全身100カ所以上を南京虫に刺される被害に遭った。調べてみると、同ホテル内のベッドやカーテンからは、多数の南京虫が発見されたという。衛生管理が徹底されなければ、MERS騒動の二の舞いになるのではと懸念されている。  最近では観光客を優先するあまり、スクールゾーンを観光バスが走ったり、泥酔した外国人が住民とトラブルを起こしたりする事件も多発する韓国。観光客誘致に力を注ぐのもいいが、最低限のモラルを持たなければ、トラブルはさらに増加していくだろう。

「1歳の姪っ子を引き取る」四十路パート暮らし時給820円、“生涯独身女”の決断です

姪です  初めまして、ちかこと申します。  平々凡々な四十路女です。サバンナで食うか食われるかのような環境で生き抜いてきた激動の人生を送ってきたというわけではなく、どちらかというと柵の中で飼われている羊のような人生でした。自己紹介をさせていただきます。  社会人になって初めて勤め...

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、SMAP解散騒動を嘆く「ほとんどイジメみたい……」

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 激情型かつ劇場型な性格ゆえ、これまで数多くの人間とトラブルを起こし、ケンカ別れと仲直りを繰り返してきた“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)が、SMAPの解散騒動に物申す! ――SMAPの解散騒動について思うことは? 瓜田 ほとんどイジメみたいだな、って思います。 ――誰が誰を、イジメていると? 瓜田 世間がSMAPを、ですよ。25年間続いただけでも奇跡的にすごいグループなのに、その上さらに「もっとやってくれ!」とみんながエゴをぶつけるなら、じゃあ80歳、90歳までやんなきゃいけないの? と問いたいです。解散と聞いてみんながこれだけ落ち込んだり怒ったり騒いだりするってことは、もっと続けて欲しいってことですよね。じゃあ一体、いつになったら彼らは自由になれるんだ、と。 ――ファンがいなくなったとき、でしょうか。 瓜田 応援されてるうちはやめられないなら、それこそ吉田沙保里なんかは10連覇しても引退できませんよ。アイドルを続けることは義務でもなんでもないんだから、本人たちがツラくなったら終わればいい。で、終わり方がなんであれ、これまで長年楽しませてもらったんだから、「おつかれさま」でいいじゃないですか。どうしてみんな「おつかれさま」の一言を言えないのか。そこが、おかしいと思いますね。 ――瓜田さんはSMAPを好きなんですか? 瓜田 ちっちゃい頃から好きだったし、ずっとテレビで親しみを持って見てましたよ。僕もそうですが、キムタクをイケメンとして形容しなかった日本人はいないんじゃないでしょうか。「キムタクじゃないんだから」とかいう例え話がどんだけ使われてたかと思うと、SMAPという存在がいかに僕らの日常に溶け込んでたのかがわかりますよね。 ――確かに。 瓜田 やがて僕はグレてしまい、ヤクザになって捕まって、シャバに出てきて足を洗って、恋愛して結婚して大人になって、こうして今、ようやく更生して平和に食事を楽しんでる。25年という長い年月の間には、そういうヒストリーがみなそれぞれにありますよね。その間ずっと、SMAPはファンのために私生活を犠牲にしながら、一線で頑張ってきたんですよ。そんな人たちがやっと解散するってなったときに、誰も「おつかれさま」を言わないのは、ちょっとヒドイなと思います。 ――きれいな解散じゃなく、ケンカ別れみたいな形だから、「おつかれさま」を言いづらいのかも。 瓜田 ウチの嫁も「キムタクが裏切ったんや。悪いのはキムタクや」とか言ってますけど、そんなこと言ったら昔のスパイダースとかタイガースだって、解散間際にはきっと「誰かが裏切った説」が囁かれたはず。ブルーハーツだって、「誰それが悪い」とかさんざん言われましたからね。個性的な野郎が何人も集まれば、そりゃ最後の最後ぐらいは揉めるでしょう。きれいな解散なんて、そうはないですよ。
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――解散は仕方がない、と。 瓜田 逆に、ヨボヨボになるまで続けられたら痛いですよ。腰にコルセットを巻いたロートルのロックスターが本当に格好いいか、と言ったら疑問でしょう。80歳、90歳になった指原莉乃を見たいですか? 一生AKBに縛られた彼女らが、シミだらけの顔して、シワシワになって、オッパイも垂れて、ビゲン香りのヘアカラーで白髪を染めながら「ポニーテールとシュシュ」を歌って、一体どこの誰が喜ぶんですか? って話と一緒です。そうなる前に「おつかれさまでした」でいいじゃないですか。逆によくやったと思いますよ、25年も。正直、ここ数年のSMAPはカラダのラインが崩れ、アイドルと呼ぶのは厳しい感じになりつつあったので、解散するにはちょうどいいタイミングだったのかもしれません。 ――では、解散は仕方がないとして、今後、こじれた人間関係だけでも修復することは難しいですかね? これまで愚連隊、自警団、バンド、義理の兄弟などの難しい人間関係を築いたり壊したり、また築き直したりを繰り返してきた瓜田さんならではの「仲直りのコツ」みたいなものがあれば教えてください。 瓜田 小さな誤解が積み重なって今に至った、という前提で話しますと、ひとつ絶対的に言えるのは、「誤解には和解がある」ってことです。特に男の場合はそう。ただ、相手がまだいろいろと誤解したまんまで、「顔も見たくない」という心理状態のときに、こっちの思いを伝えたところで、かえって溝を深めるだけ。必要なのは、時間のみ。時間以外、ないですよ。 ――と、申しますと? 瓜田 いろんな感情が1周回って、1年か2年経って、お互い忘れた頃にコンコンとノックしに行って、「あんときはうまく話せなかったけど、おまえのこと好きだったんだぜ」って言えば、相手も嫌な気はしない。また一緒にメシを食えるぐらいの仲には戻れるはずです。でも半年や1年でそれをやっちゃうと、反発を食らって、誤解は1個から10個に増えちゃうかもしれない。あとは「あの野郎!」と人前で啖呵を切っちゃった手前、本心では許してるのに、体面的に許せないということもある。でもそんなのも時間が経ってバッタリ再会すれば、なんてことないですよ。 ――その時間の目安は、おおよそ1年か2年だと? 瓜田 まぁ、こじれ方にもよるので一概には言えないけど、双方が忘れた頃くらいですかね。で、誤解が解けて和解した場合、もう一度、そいつと仲良く共同活動をできるのか? っていう問題が気になりますよね。僕の経験上、いっぺんウンザリして離れた奴と、もう一度同じような青春を取り戻すのは、無理ですね。10日か20日で、「あ、そうだ。こいつのこういう部分がムカついて俺たちケンカ別れしたんだ」ってことを思い出して、結果、再びケンカすることになる(笑)。だから、和解したとしても、その後は近からず遠からずの、いい距離感を保ち続けるのが大人の選択かもしれませんね。 ――今でこそすっかり大人になった瓜田さんですが、かつては人間関係のトラブルが非常に多かったですよね。 瓜田 もう、日常茶飯事でした。生んだ誤解を解こうと必死になればなるほど、相手の温度と一致せず、ずっと空回りするばかり。で、こっちが新しい敵でも作ってすっかり忘れた頃に、そいつと街でバッタリ会ったりするんですよ(笑)。会ったら謝ろうと思ってたのに、「急いでるんで、また」とか言っちゃったり。要は、その頃にはもう、そいつに興味がなくなってるんですよ。そもそも相手に謝ったり弁解したりっていうのは、たいていこっちのエゴですからね。 ――エゴ? 瓜田 誤解を解きたいというのは、自己満足ですよ。僕の場合、自分の胸の引っかかりを取りたいだけ、自分がすっきりしたいだけで、相手にとっちゃいい迷惑なだけのことが多かった。相手はトラブった時点で絶交を決意して、謝罪なんか求めてない可能性もありますし。だから、「円満解決で終わらせたい」というエゴを相手に押しつけるのは、どうかと思う……と、過去の自分を反省しながら言いますよ。 ――しかし、「誤解には和解がある」というのは、いい言葉ですね。 瓜田 僕が刑務所に入ってるときに、中国人の兄弟分が教えてくれた言葉です。僕が刑務所の中でさまざまなことで誤解されて苦しんでるときに、「瓜田さん、人間には誤解があれば和解もあります。だから、くじけないで」という励ましの手紙を流暢な日本語で書いてよこしてくれた。それから大事にしてる言葉なんですよ。 ――刑務所の中でも、誤解されるような問題をたくさん抱えていたんですか? 瓜田 100個ぐらい抱えてました(笑)。わかりやすい例を挙げると、刑務所の工場には、毎日2名ずつぐらい、新入りの受刑者が来ます。で、新入りがナメられたくない一心で、誰かとケンカを始めたとします。その新入りが僕と同門(のヤクザ)だった場合、僕は飛ばなくちゃならないんですよ。それが暗黙のルールなんです。
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――「飛ぶ」とは? 瓜田 この場合、「同門に加勢する」とか「同門を援護射撃する」って意味です。だから、刑期満了が近かった頃の僕は、「来るな、来るな、頼むから同門は来るな」と毎日心の中で祈ってました。そんなある日、僕を可愛がってくれてた別組織の親分から、「噂だけど、瓜ちゃんと同門のトラブルメーカーが数日後、この工場に入って来るらしい。瓜ちゃんはあと数カ月でシャバに出れるんだから、そいつがもしチンピラみたいなマネをしても、目の前の作業に集中して、いい子ちゃんでいろ。工場のみんなには俺のほうから伝えておくから」と言われたんですよ。 ――心温まる話ですね。 瓜田 ええ、非常にうれしかったんですよ。ところが、同門の受刑者が来る前日に、その親分はトラブルを起こしたのか、別の工場に移されてしまった。だから僕、工場のみんなに親分の言葉が伝わってるのかどうか、不安になって。どうか何事もないように……と祈りながら工場で作業をしてたんですが、その同門の新入りは、登場するやいなや、「なんだこの工場は、チンチクリンばっかだな」とカマシを入れて、いきなりケンカをおっ始めやがった。次の瞬間、工場にいた全員が、「あれ、瓜田は飛ばないの?」って顔で僕のことを見るんです。親分の言いつけを守って、親分との仁義を守って見て見ぬフリを続けた結果、貼られたレッテルが「芋引き」ですよ。「あいつは同門が来ても飛ばない」「自分の身が可愛いんだ」と言われ続けました。 ――ツライですね。 瓜田 その誤解を解くのが大変でした。刑務所の中は、そんなことばっか。そのたびにもどかしい思いをして、円形脱毛症ができるほど悩んでる僕を見て、中国人が「誤解には和解がある」という手紙をくれたんですよ。まぁ世の中には、「誤解されたままでいいから和解したくない」という関係もあるにはあるんですけどね(笑)。 ――それは、どういう関係でしょう? 瓜田 相手を怒らせてしまい、「誤解を解きたいので僕の話を聞いてください」と言って謝りに行く。一般の人でも、そういう場面はあると思いますが、そんなとき、「殴られることを覚悟で謝りに行く」とかってよく言うけど、それでも会いに行けるってことは、心のどこかで相手をナメてる証拠とも言えるんです。どうにか丸め込める、いざとなったら勝てる。そう踏んでるからこそ会いに行けるわけで、相手のことを心の底から恐れてたら、「誤解されたままでいいから、二度と会いたくもないし和解もしたくない」となるのが人間心理ってもんでしょう。 ――確かに。 瓜田 僕はずるくて、その心理をわかってるから、現役時代の僕に対し誤解を招くようなマネをした奴のことは、たいてい殺しかけてきました(笑)。この先、ずっと近寄って来れないように。 ――相手にそれだけの恐怖を与えた、ということですか。 瓜田 ええ。「SMAP」の話をしてたはずなのに、「PTSD」の話になってしまいましたね(笑)。すいません。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士チャンネル FRESH! by AbemaTV(フレッシュ バイ アベマティーヴィー)は現在準備中。放送開始までもうしばらくお待ちください。https://abemafresh.tv/junshi/26253 ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、SMAP解散騒動を嘆く「ほとんどイジメみたい……」

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 激情型かつ劇場型な性格ゆえ、これまで数多くの人間とトラブルを起こし、ケンカ別れと仲直りを繰り返してきた“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(36)が、SMAPの解散騒動に物申す! ――SMAPの解散騒動について思うことは? 瓜田 ほとんどイジメみたいだな、って思います。 ――誰が誰を、イジメていると? 瓜田 世間がSMAPを、ですよ。25年間続いただけでも奇跡的にすごいグループなのに、その上さらに「もっとやってくれ!」とみんながエゴをぶつけるなら、じゃあ80歳、90歳までやんなきゃいけないの? と問いたいです。解散と聞いてみんながこれだけ落ち込んだり怒ったり騒いだりするってことは、もっと続けて欲しいってことですよね。じゃあ一体、いつになったら彼らは自由になれるんだ、と。 ――ファンがいなくなったとき、でしょうか。 瓜田 応援されてるうちはやめられないなら、それこそ吉田沙保里なんかは10連覇しても引退できませんよ。アイドルを続けることは義務でもなんでもないんだから、本人たちがツラくなったら終わればいい。で、終わり方がなんであれ、これまで長年楽しませてもらったんだから、「おつかれさま」でいいじゃないですか。どうしてみんな「おつかれさま」の一言を言えないのか。そこが、おかしいと思いますね。 ――瓜田さんはSMAPを好きなんですか? 瓜田 ちっちゃい頃から好きだったし、ずっとテレビで親しみを持って見てましたよ。僕もそうですが、キムタクをイケメンとして形容しなかった日本人はいないんじゃないでしょうか。「キムタクじゃないんだから」とかいう例え話がどんだけ使われてたかと思うと、SMAPという存在がいかに僕らの日常に溶け込んでたのかがわかりますよね。 ――確かに。 瓜田 やがて僕はグレてしまい、ヤクザになって捕まって、シャバに出てきて足を洗って、恋愛して結婚して大人になって、こうして今、ようやく更生して平和に食事を楽しんでる。25年という長い年月の間には、そういうヒストリーがみなそれぞれにありますよね。その間ずっと、SMAPはファンのために私生活を犠牲にしながら、一線で頑張ってきたんですよ。そんな人たちがやっと解散するってなったときに、誰も「おつかれさま」を言わないのは、ちょっとヒドイなと思います。 ――きれいな解散じゃなく、ケンカ別れみたいな形だから、「おつかれさま」を言いづらいのかも。 瓜田 ウチの嫁も「キムタクが裏切ったんや。悪いのはキムタクや」とか言ってますけど、そんなこと言ったら昔のスパイダースとかタイガースだって、解散間際にはきっと「誰かが裏切った説」が囁かれたはず。ブルーハーツだって、「誰それが悪い」とかさんざん言われましたからね。個性的な野郎が何人も集まれば、そりゃ最後の最後ぐらいは揉めるでしょう。きれいな解散なんて、そうはないですよ。
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――解散は仕方がない、と。 瓜田 逆に、ヨボヨボになるまで続けられたら痛いですよ。腰にコルセットを巻いたロートルのロックスターが本当に格好いいか、と言ったら疑問でしょう。80歳、90歳になった指原莉乃を見たいですか? 一生AKBに縛られた彼女らが、シミだらけの顔して、シワシワになって、オッパイも垂れて、ビゲン香りのヘアカラーで白髪を染めながら「ポニーテールとシュシュ」を歌って、一体どこの誰が喜ぶんですか? って話と一緒です。そうなる前に「おつかれさまでした」でいいじゃないですか。逆によくやったと思いますよ、25年も。正直、ここ数年のSMAPはカラダのラインが崩れ、アイドルと呼ぶのは厳しい感じになりつつあったので、解散するにはちょうどいいタイミングだったのかもしれません。 ――では、解散は仕方がないとして、今後、こじれた人間関係だけでも修復することは難しいですかね? これまで愚連隊、自警団、バンド、義理の兄弟などの難しい人間関係を築いたり壊したり、また築き直したりを繰り返してきた瓜田さんならではの「仲直りのコツ」みたいなものがあれば教えてください。 瓜田 小さな誤解が積み重なって今に至った、という前提で話しますと、ひとつ絶対的に言えるのは、「誤解には和解がある」ってことです。特に男の場合はそう。ただ、相手がまだいろいろと誤解したまんまで、「顔も見たくない」という心理状態のときに、こっちの思いを伝えたところで、かえって溝を深めるだけ。必要なのは、時間のみ。時間以外、ないですよ。 ――と、申しますと? 瓜田 いろんな感情が1周回って、1年か2年経って、お互い忘れた頃にコンコンとノックしに行って、「あんときはうまく話せなかったけど、おまえのこと好きだったんだぜ」って言えば、相手も嫌な気はしない。また一緒にメシを食えるぐらいの仲には戻れるはずです。でも半年や1年でそれをやっちゃうと、反発を食らって、誤解は1個から10個に増えちゃうかもしれない。あとは「あの野郎!」と人前で啖呵を切っちゃった手前、本心では許してるのに、体面的に許せないということもある。でもそんなのも時間が経ってバッタリ再会すれば、なんてことないですよ。 ――その時間の目安は、おおよそ1年か2年だと? 瓜田 まぁ、こじれ方にもよるので一概には言えないけど、双方が忘れた頃くらいですかね。で、誤解が解けて和解した場合、もう一度、そいつと仲良く共同活動をできるのか? っていう問題が気になりますよね。僕の経験上、いっぺんウンザリして離れた奴と、もう一度同じような青春を取り戻すのは、無理ですね。10日か20日で、「あ、そうだ。こいつのこういう部分がムカついて俺たちケンカ別れしたんだ」ってことを思い出して、結果、再びケンカすることになる(笑)。だから、和解したとしても、その後は近からず遠からずの、いい距離感を保ち続けるのが大人の選択かもしれませんね。 ――今でこそすっかり大人になった瓜田さんですが、かつては人間関係のトラブルが非常に多かったですよね。 瓜田 もう、日常茶飯事でした。生んだ誤解を解こうと必死になればなるほど、相手の温度と一致せず、ずっと空回りするばかり。で、こっちが新しい敵でも作ってすっかり忘れた頃に、そいつと街でバッタリ会ったりするんですよ(笑)。会ったら謝ろうと思ってたのに、「急いでるんで、また」とか言っちゃったり。要は、その頃にはもう、そいつに興味がなくなってるんですよ。そもそも相手に謝ったり弁解したりっていうのは、たいていこっちのエゴですからね。 ――エゴ? 瓜田 誤解を解きたいというのは、自己満足ですよ。僕の場合、自分の胸の引っかかりを取りたいだけ、自分がすっきりしたいだけで、相手にとっちゃいい迷惑なだけのことが多かった。相手はトラブった時点で絶交を決意して、謝罪なんか求めてない可能性もありますし。だから、「円満解決で終わらせたい」というエゴを相手に押しつけるのは、どうかと思う……と、過去の自分を反省しながら言いますよ。 ――しかし、「誤解には和解がある」というのは、いい言葉ですね。 瓜田 僕が刑務所に入ってるときに、中国人の兄弟分が教えてくれた言葉です。僕が刑務所の中でさまざまなことで誤解されて苦しんでるときに、「瓜田さん、人間には誤解があれば和解もあります。だから、くじけないで」という励ましの手紙を流暢な日本語で書いてよこしてくれた。それから大事にしてる言葉なんですよ。 ――刑務所の中でも、誤解されるような問題をたくさん抱えていたんですか? 瓜田 100個ぐらい抱えてました(笑)。わかりやすい例を挙げると、刑務所の工場には、毎日2名ずつぐらい、新入りの受刑者が来ます。で、新入りがナメられたくない一心で、誰かとケンカを始めたとします。その新入りが僕と同門(のヤクザ)だった場合、僕は飛ばなくちゃならないんですよ。それが暗黙のルールなんです。
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――「飛ぶ」とは? 瓜田 この場合、「同門に加勢する」とか「同門を援護射撃する」って意味です。だから、刑期満了が近かった頃の僕は、「来るな、来るな、頼むから同門は来るな」と毎日心の中で祈ってました。そんなある日、僕を可愛がってくれてた別組織の親分から、「噂だけど、瓜ちゃんと同門のトラブルメーカーが数日後、この工場に入って来るらしい。瓜ちゃんはあと数カ月でシャバに出れるんだから、そいつがもしチンピラみたいなマネをしても、目の前の作業に集中して、いい子ちゃんでいろ。工場のみんなには俺のほうから伝えておくから」と言われたんですよ。 ――心温まる話ですね。 瓜田 ええ、非常にうれしかったんですよ。ところが、同門の受刑者が来る前日に、その親分はトラブルを起こしたのか、別の工場に移されてしまった。だから僕、工場のみんなに親分の言葉が伝わってるのかどうか、不安になって。どうか何事もないように……と祈りながら工場で作業をしてたんですが、その同門の新入りは、登場するやいなや、「なんだこの工場は、チンチクリンばっかだな」とカマシを入れて、いきなりケンカをおっ始めやがった。次の瞬間、工場にいた全員が、「あれ、瓜田は飛ばないの?」って顔で僕のことを見るんです。親分の言いつけを守って、親分との仁義を守って見て見ぬフリを続けた結果、貼られたレッテルが「芋引き」ですよ。「あいつは同門が来ても飛ばない」「自分の身が可愛いんだ」と言われ続けました。 ――ツライですね。 瓜田 その誤解を解くのが大変でした。刑務所の中は、そんなことばっか。そのたびにもどかしい思いをして、円形脱毛症ができるほど悩んでる僕を見て、中国人が「誤解には和解がある」という手紙をくれたんですよ。まぁ世の中には、「誤解されたままでいいから和解したくない」という関係もあるにはあるんですけどね(笑)。 ――それは、どういう関係でしょう? 瓜田 相手を怒らせてしまい、「誤解を解きたいので僕の話を聞いてください」と言って謝りに行く。一般の人でも、そういう場面はあると思いますが、そんなとき、「殴られることを覚悟で謝りに行く」とかってよく言うけど、それでも会いに行けるってことは、心のどこかで相手をナメてる証拠とも言えるんです。どうにか丸め込める、いざとなったら勝てる。そう踏んでるからこそ会いに行けるわけで、相手のことを心の底から恐れてたら、「誤解されたままでいいから、二度と会いたくもないし和解もしたくない」となるのが人間心理ってもんでしょう。 ――確かに。 瓜田 僕はずるくて、その心理をわかってるから、現役時代の僕に対し誤解を招くようなマネをした奴のことは、たいてい殺しかけてきました(笑)。この先、ずっと近寄って来れないように。 ――相手にそれだけの恐怖を与えた、ということですか。 瓜田 ええ。「SMAP」の話をしてたはずなのに、「PTSD」の話になってしまいましたね(笑)。すいません。 (取材・文=岡林敬太) ※瓜田純士チャンネル FRESH! by AbemaTV(フレッシュ バイ アベマティーヴィー)は現在準備中。放送開始までもうしばらくお待ちください。https://abemafresh.tv/junshi/26253 ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。

A.B.C-Z橋本が『プレバト!!』で生け花に挑戦! 8月25日(木)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●SMAP

24:58~25:28 『ゴロウ・デラックス』(TBS系) 稲垣吾郎


●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也

“子宮作家”瀬戸内寂聴の問題作『花芯』~園子に宿る空虚な悪女性と「お花畑」な男たち

◎瀬戸内寂聴が文芸誌から干された小説

瀬戸内寂聴の小説を原作とした映画『花芯』(安藤尋監督)が、全国公開された。『花芯』が『新潮』(新潮社)に発表されたのは1957年。60年近く前の作品だ。ストーリーは、親が決めた許婚・雨宮(林遣都)と結婚した主人公の園子(村川絵梨)が、雨宮の上司・越智(安藤政信)と恋に落ち、不倫関係になるというもの。現代としてはありきたりな主題のようにも思えるが、発表当時としてはその性的描写も含めて衝撃的だったのだろう。

「花芯(かしん)」とは、中国語で子宮を表す言葉。同作では、子宮という言葉が多用されているため、当時の批評家から厳しい批判を浴び、以後数年、作者は文芸誌での活動を中断せざるを得なかったという。“子宮作家”のレッテルまで貼られたというから手厳しい。

作者は雑誌『婦人公論』(中央公論社)2008年4月7日号のインタビューに、「批評家は一斉に私小説だと誤解した」と批判の理由について分析している。もしくは、「こんなことを言う批評家はインポテンツで女房は不感症であろう」という、いささか度が過ぎた反論が火に油を注いだのかもしれない。いずれにしても、“私小説の主人公”としての園子は、反道徳的な「悪女」とみなされた。

そして、発表から60年が経った2016年。女の不倫が珍しくなくなった現代において、園子はありきたりの女になってしまったのかというと、そうではない。「サイゾーウーマン」(2016年8月5日付)に掲載された安藤監督へのインタビューでは、「この映画を見た男性の中には『園子のことがわからない』という方が多かった」という問いかけに対し、「彼女のことが『わからない』という男は、おそらく園子のことが怖いのかもしれません」と回答している。

「怖い」の方向こそ違えども、60年前にしろ、現代にしろ、園子を怖れる男たちの感情には変わりない。不倫がありきたりになった現代だからこそ、かえって園子の悪女性が際立つ。

◎からだじゅうのホックが外れている感じだ

なぜ、男たちは園子に恐怖を覚えるのか。それは、園子が驚くほど「なにもやっていない」からだ。女学校時代に教師の畑中と秘密の関係を持った際も、雨宮と結婚した際も、画家志望の正田に言い寄られた際も、園子は自分から能動的な行動に出ていない。そんな園子を越智は「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」と表現している。

越智と不倫関係に至る程ですら、雨宮に気持ちを伝えていないのにもかかわらず、雨宮は「みなまで言うな」とばかりに園子の気持ちを察して、不倫への手はずを整えていく。

こうした唐突な展開に観客は違和感を覚えたかもしれないが、原作でもだいたい同じだ。むしろ、映画のほうが親切に描写しており、原作のほうが「なにもやってなさ」が際立つ。その「なにもやっていなさ」が、同作を現代にも通じる文学作品たらしめていると言える。

原作では、畑中を巡って、こんな描写がある。若い男の欲情と、少女の好奇心により二人は肌を触れ合わすのだが、決して“行為”には及ばない。若い男にとっては、拷問に近い状況だ。しかし、畑中はそんな状況に耐え、園子の「純潔」を守る使命感から、「どんなに苦しくても何もしない。きみはきれいにしておかなければ……」と絞り出すように言う。

さて、園子少女は、そんな畑中に惚れ直しでもしたのだろうか。現実はそんなに甘くない。

「私はふきだしそうになった。男の身勝手さ、畑中というこの男は軽率にも、私を愛していると錯覚しはじめたのだろうか」

一生懸命に我慢した割には、さんざんな言われようである。

しかし、「園子は冷たい」と感じるのは、筆者が男だからであろう。「お花畑」とは女の心象を形容する言葉として使われがちだが、舞い上がっているのは若い女と密事を重ねるうちに軽率にも本気になってしまった畑中のほうで、園子は欲望、好奇心と愛の間にある一線を冷静に見つめているのだ。畑中は、脳内で勝手に園子少女との物語を作り上げていたのである。

◎園子が覗いてしまった無意味な「空洞」

園子は、夫の雨宮に対しても辛辣である。つつましやかで、おっとりしていて、純潔な「雨宮が育て上げた空想の園子」になりすますのは簡単だと、園子はうそぶく。ただぼんやり座っているだけで、雨宮が勝手に夢を見てくれるというのだ。なんて楽勝な男なんだ、と。

雨宮は勝手に純潔だと思っているが、園子はセックスこそしていないものの、畑中のほかにも男を知っており、その処女は偶然の成り行きで守られてきたに過ぎない。そんなことも知らない雨宮は、結婚初夜に「ぼくは童貞だよ。園ちゃんのために、守りとおしてきた」といらんことをのたまってしまう。同じ男として、これほど見ちゃおれん状況も珍しい。

結局、越智も含めて園子の周りの男たちは、ほとんどなにもしていない園子の態度に勝手に意味付けして、解釈を加えていただけなのだ。男たちにとって園子は巨大な空洞であり、その空洞の前で足がすくんで、なんらかの意味や解釈で埋めなければ恐怖でいてもたってもいられなくなる。

そして、空洞を埋めるために用意された意味や解釈は、男にとって都合のいいお花畑なものばかりだ。意味や解釈のない不確かなものに耐えられない男の堪え性のなさ、とでも言うべきだろうか。しかし、往々にして人生に意味なんてないのであって、どうしてだか園子は幼少からそれに気がつき、達観してしまっている。だから、男も社会も馬鹿に見える。

そんな園子にとって唯一確かなものが、「子宮の快楽」である。しかし、「愛しているからこそ気持ちいい」といった意味付けがなされない快楽は、快楽そのものをフラットにしてしまう。そこにあるのは、意味も解釈もない空洞、ただの快楽である。園子が越智と覗いたという、人間が見てはならない「深淵」とは、どこまでも底のない無意味な空洞だった。

さて、ここで一つ大きな問題がある。

映画『花芯』のパフンフレットを確認してみると、「わたし、覗いちゃいけない深淵を覗いてしまったの」と、深淵を覗いた主語が園子と越智から「わたし」の一人称に変えられているのだ(パンフレットに文章を寄せた映画活動家・松崎まこと氏もここに注目している)。

原作でも越智が園子の覗いた深淵を理解している描写はないため、安藤監督の解釈を筆者は支持する。現実に意味を加える男を軽蔑する園子だったが、園子が不倫してまで求めた越智も、他の男と大差はなかった。越智さえも、園子に意味を見出そうとしたのである。

やはり園子は、男にはわからない。わからないからこそ、危険で魅力的な「悪女」なのだ。

■ 宮崎智之
東京都出身、1982年3月生まれ。フリーライター。連載「『ロス婚』漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?」、連載「あなたを悩ます『めんどい人々』解析ファイル」(以上、ダイヤモンド・オンライン)、「東大卒の女子(28歳)が承認欲求を満たすために、ライブチャットで服を脱ぐまで」(Yahoo個人)など、男女の生態を暴く記事を得意としている。書籍の編集、構成も多数あり。

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