長時間労働や残業代未払いなどの問題を抱えるブラック企業異常にタチが悪く、暴言や恐喝で社員を苦しめるDQN企業。韓国では、とあるDQN企業(建設会社)の仕打ちがひどすぎるとして話題になっている。 先月29日、会社の飲み会に参加した新入社員オさん(30歳、男性)が、同社の幹部に激しい暴行を受け、全治3カ月の重傷を負った。 この飲み会は、オさんなど、新入社員を歓迎する席だったという。警察の調べでは、オさんが酒に酔い、幹部の悪口を言ったことが原因で、一連の暴行に発展したとみられている。悪口にキレた2人の幹部は、店内でオさんを殴打したあと、店の外に連れ出し、さらに激しい暴行を加えた。 暴行シーンの一部は、店に設置された監視カメラに捉えられている。映像では、幹部のひとりが倒れたオさんのベルトをつかみ、店外へ引きずり出す様子が見て取れる。 幹部たちは、意識を失ったオさんを病院には連れて行かず、朝まで近隣の宿泊施設に放置した。その後、オさんは病院に搬送されることになったのだが、腸が破裂するなど、瀕死の状態だったそうだ。 この一連の顛末で最も許しがたいのは、会社側が当初、事件への関与を否定していたことだ。 重体の知らせを聞いたオさんの家族に対して、会社側は「車にひかれたのかもしれないし、通行人に暴行されたのかもしれない」などと述べ、事実を隠蔽しようとした。しかし、同僚のひとりが暴行の事実を告発。真実が明るみになった。すると、会社側の態度が急変。「(オさんが)道端に倒れて眠っていた。社員に話を聞くと、暴行の事実があった」と釈明を始めた。なお、韓国警察庁は8月8日付で、2人の幹部に対する逮捕状を取った。 新入社員歓迎会といえば、本来なら無礼講も許されてしかるべき席なはずだが、オさんが、上司に対してよほどひどい暴言を吐いたのだろうか? とはいっても、気に入らない部下を死ぬほど殴ってよいという口実にはならない。このケースではもはや、DQN企業という範疇すら超えている。韓国の労働環境の劣悪さや、部下に対する上司の権力や態度がうかがい知れる、象徴的な事件だ。 (文=河鐘基)YouTube「MBNチャンネル」より
月別アーカイブ: 2016年8月
韓国DQN企業幹部が新入社員をフルボッコ! 全治3カ月の重傷を負わす
長時間労働や残業代未払いなどの問題を抱えるブラック企業異常にタチが悪く、暴言や恐喝で社員を苦しめるDQN企業。韓国では、とあるDQN企業(建設会社)の仕打ちがひどすぎるとして話題になっている。 先月29日、会社の飲み会に参加した新入社員オさん(30歳、男性)が、同社の幹部に激しい暴行を受け、全治3カ月の重傷を負った。 この飲み会は、オさんなど、新入社員を歓迎する席だったという。警察の調べでは、オさんが酒に酔い、幹部の悪口を言ったことが原因で、一連の暴行に発展したとみられている。悪口にキレた2人の幹部は、店内でオさんを殴打したあと、店の外に連れ出し、さらに激しい暴行を加えた。 暴行シーンの一部は、店に設置された監視カメラに捉えられている。映像では、幹部のひとりが倒れたオさんのベルトをつかみ、店外へ引きずり出す様子が見て取れる。 幹部たちは、意識を失ったオさんを病院には連れて行かず、朝まで近隣の宿泊施設に放置した。その後、オさんは病院に搬送されることになったのだが、腸が破裂するなど、瀕死の状態だったそうだ。 この一連の顛末で最も許しがたいのは、会社側が当初、事件への関与を否定していたことだ。 重体の知らせを聞いたオさんの家族に対して、会社側は「車にひかれたのかもしれないし、通行人に暴行されたのかもしれない」などと述べ、事実を隠蔽しようとした。しかし、同僚のひとりが暴行の事実を告発。真実が明るみになった。すると、会社側の態度が急変。「(オさんが)道端に倒れて眠っていた。社員に話を聞くと、暴行の事実があった」と釈明を始めた。なお、韓国警察庁は8月8日付で、2人の幹部に対する逮捕状を取った。 新入社員歓迎会といえば、本来なら無礼講も許されてしかるべき席なはずだが、オさんが、上司に対してよほどひどい暴言を吐いたのだろうか? とはいっても、気に入らない部下を死ぬほど殴ってよいという口実にはならない。このケースではもはや、DQN企業という範疇すら超えている。韓国の労働環境の劣悪さや、部下に対する上司の権力や態度がうかがい知れる、象徴的な事件だ。 (文=河鐘基)YouTube「MBNチャンネル」より
Kis-My-Ft2が『Mステ』で新曲を披露! 8月26日(金)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●SMAP
20:57~22:00 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系) 中居正広
24:50~25:20 『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系) 草なぎ剛
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
※『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系、国分太一)は放送休止。
『アメトーーク!』日本代表応援芸人、土田晃之のキャスティングに非難殺到! サッカーに興味ないはずでは?
25日(木)に放送予定の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)「W杯アジア最終予選を楽しむために!サッカー日本代表応援芸人」に土田晃之、平畠啓史、ライセンス井本貴史、ペナルティとナオト・インティライミが出演する。サッカーファンの楽しみの一つであるこの企画だったが、残念ながらキャスティングに批判が殺到しているようだ。 平畠は、自身のサッカー経験を活かし、BSスカパー!の『Jリーグマッチデーハイライト』のメインMCを務め、他にも数々のサッカー番組に出演。ファンの間ではおなじみの存在だ。井本もインターハイに出場するほどの実力者。平畠同様、スカパー!で『J3リーグハイライト』のMCを務めており、海外からJ3までの広い知識でファンから信頼を勝ち得ている。 ペナルティの2人は名門・市立船橋高校でインターハイ制覇の経歴を持つ芸能界きってのサッカー芸人だ。ヒデは横浜フリューゲルス(現在は消滅)に入団内定していた過去を持っており、ワッキーも大学で膝を故障してしまうが、プロへの道が約束されていた選手だった。ナオト・インティライミに至っては、なんと柏レイソルU-15出身。世界を放浪していた時期も、エジプトでプロのスカウトにあったという。 土田晃之はサッカー経験こそないものの、ジュビロ磐田監督の名波浩など数多くのサッカー選手と親交があり、10年以上もサッカー芸人として芸能活動を行っている。しかし、今回この土田のキャスティングが波紋を呼んでいる。 「土田は選手に対して“君付け”するなど、親交があることを鼻にかけるところがサッカーファンから嫌われてしまっているんです。それなのに、スペイン代表の“イニエスタ”の事を“イエニスタ”と一番組中ずっと言い間違えていたこともあります。これは字面でしかサッカーを追っていない証拠ですね。そして決定的なのは、今年6月に自身のラジオ番組での『(サッカーへの)興味が失せてきてる』『サッカーは吉本興業が全部押さえている』と、ビジネスファンだったと思しき発言です。これでファンからは『二度と偉そうにサッカーの仕事するなよ!』と怒りを買っていたんです。それなのに今回のアメトーーク!出演ですからね。『土田はサッカー観ないんだろ? じゃあ俺もアメトーーク観ないわ』『どんないいこと言ってもイエニスタがちらつく』『なんで恥ずかしげもなく出れるのかわからん』と非難轟々です。もしMCの雨上がり決死隊がそこをイジッたとしても、それぐらいではファンの怒りは冷めないでしょうね」(スポーツライター) おそらく番組スタッフとしては、安定感のある土田をひな壇に置いておきたかったのだろう。果たして、サッカーに興味がない人間が「W杯アジア最終予選を楽しむために!」と言ったところで、本当に視聴者は納得するのだろうか? (文=沢野奈津夫)テレビ朝日系『アメトーーク!』番組サイトより
夏目三久の事務所が法的処置検討も、日刊スポーツは強気に続報! 妊娠報道の混乱に「やばいにおいしかしない」
24日付の日刊スポーツに熱愛が報じられたタレントの有吉弘行(42)とフリーアナウンサーの夏目三久(32)。夏目の所属事務所は報道を否定し「法的処置も検討する」と激怒しているが、日刊スポーツは25日にも続報を出すなど、強気の姿勢を変えていない。 「日刊スポーツが、証拠もなしに夏目の妊娠を報じるとは考えにくい。夏目は芸能界の重鎮・田邊昭知氏(田辺エージェンシー代表取締役社長)の肝いり。この混乱は、やばい匂いしかしない……」(芸能記者) 日刊スポーツは24日、夏目が有吉の子どもを妊娠しており、司会を務める『あさチャン!』(TBS系)を来年3月までに降板すると報道。しかし、これだけのビッグニュースを、なぜかテレビ局やスポーツ紙は一切後追いしなかった。 動きがあったのは、夜10時半を過ぎた頃。沈黙を貫いていた有吉が、Twitterに「これを狐につままれたような気分というのか。。。」と投稿。これが何を指しているかは不明だが、ツイートから約30分後、デイリースポーツが有吉の所属事務所・太田プロダクションの「事実無根」との否定コメントを報道。この約1時間半後、今度はスポーツニッポンが夏目の所属する田辺エージェンシーの「事実無根とはっきり申し上げます」とのコメントを報じた。 しかし、日刊スポーツの続報は止まらない。25日、極秘交際を続けてきた2人が、年内に結婚する方向で調整を本格的にスタートさせると報道。さらに、映画『ズートピア』のDVD発売記念イベントに出席したチュートリアル・福田充徳から、「芸人仲間も知らなかったんじゃないかな」「すごくお似合い。ビッグカップルだと思います」とのコメント取りまでしている。 世間もこの異様な空気を察しているのか、ネット上では「何を信じればいいのか、わからない」「父親が有吉じゃないってこと?」「夏目ちゃんが、悲しい目に遭わなければいいけど」といった声が殺到。加えて、有吉がすぐさま否定しなかったことに対し、「有吉は、なぜすぐに否定しなかった?」「キャラ的に有吉は嘘つかなそうだけど、今回は怪しい」「狐につままれたのは、田辺のやり口に対してでは?」と訝しむ声も。 「田辺社長が、有吉との結婚に猛反対しているというウワサも。まさか事務所に報道を否定されるとは思っていなかった有吉が、『なぜ俺の熱愛を、どこも報じないんだ?』と狐につままれたのかもしれません。また、もし本当に事実無根なのであれば、生の帯番組で司会を務めている夏目が、自分の番組で一言否定すればいいだけの話。なんにせよ、夏目サイドに裏があるのは自明です」(同) 不穏な空気が漂う今回の騒動。夏目が幸せになれる方向に進んでいけばいいが……。田辺エージェンシー公式サイトより
菅野美穂、『砂の塔』主演抜てきのウラ事情――TBSの狙いは夫・堺雅人か?
半沢直樹と結婚してよかったね
TBSが、あの“お化けドラマ” 『半沢直樹』の続編放送に依然として執念を燃やしているという。同ドラマは、2013年7月期に堺雅人主演でオンエアされ、全話平均視聴率28.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最終回で42.2%の驚異的な視聴率をマークした。近年のドラマ史では、“伝説”といわれた『家政婦のミタ』(日本テレビ系/11年10月期)の全話平均25.2%、最終回40.0%をも上回ったのだから、TBSが続編に意欲をみせるのは当然のことだろう。
『半沢直樹』終了後、TBSは三顧の礼を尽くして、堺にアタックを掛け続けたが、色よい返事は得られなかったようだ。その間、隙間を縫った日テレが堺の獲得に成功し、昨年4月期に連ドラ『Dr.倫太郎』で主演。その前の14年11月には『リーガルハイ』スペシャル(フジテレビ系)に出演しており、TBSとしては形無しの格好となった。
平均年齢83歳のヒップホップ! ハリウッド映画化も決定した世界最高齢ダンスグループにインタビュー
ストリートで生まれ、若者を中心に人気を博してきたヒップホップダンス。ヒップホップダンス大会の参加年齢は7歳以上というだけあって、踊るのはやはり若い人たちが中心だ。そんなヒップホップに挑んだ話題のダンスグループがある。ニュージーランドの東にある人口約8,000人の小さな島、ワイヘキ。こののどかな島にあるヒップホップダンスグループ「The Hip Op-eration Crew(ヒップ・オペレーション・クルー)」がそれだ。メンバーの平均年齢はなんと83歳! 文句なしに世界最高齢のこのグループが、ヒップホップの世界大会に出場するまでを収めたドキュメンタリー映画『はじまりはヒップホップ』が日本公開となる。人生を謳歌する彼らの様子は、言葉にできない感動を与えてくれる。 そんなヒップ・オペレーション・クルーからメンバーが来日、インタビューに応じてくれた。ジャック・ロングさん a.k.a. JJ Rizzell(85歳)とブレンダ・ロングさん a.k.a.BB Rizzell(83歳)の夫婦、レイラ・ギルクリストさん a.k.a.Leila G(72歳)、マリー・ターフレイさん a.k.a.Missy M(72歳)、レン・カーチスさん a.k.a.Big Deal(75歳)の5人。ちなみに名前の後ろに書かれているのは彼らのヒップホップネームである。
マリー「(しかめっ面をして)初めてヒップホップの音楽を聞いたときは、思わずこんな顔をしてしまったわ! 想像していたものと全然違ったから。私の家はしつけが厳しかったので、もともと若者に人気の音楽はあまり聴いてこなかったし、バック転したり頭でぐるぐる回ったりするダンスなんて見たこともなかったの。ヒップホップダンスを見たとき、これは私たちの歳で踊るものではないと思ったけど、始めてみたらすごく楽しかったわね」 ブレンダ「ヒップホップの音楽を初めて聴いたときは、とっても驚いたわよ。ショックと言ってもいいぐらいね。それまで親しんできたものとはまったく違うものだったから。私はダンスの経験すらなかったけれど好奇心がわいて、とにかくリーダーのビリーについていってみようと思ったの」 ワイヘキ島の老人たちにヒップホップのダンスを教えようと思いついたのは、彼らのマネジャーで振付師でもある若き女性ビリー。ダンスの経験はないけれど、メンバーたちに楽しい毎日を過ごしてほしいと、家にこもりがちだった老人たちに明るく声をかけ続けた。 レイラ「私はもともとダンスには慣れていたし、孫娘がちょっとヒップホップをやっているから音楽はなんとなく知っていたの。だから踊ること自体はそんなに大変じゃなかった。ただ私はすごいあがり症で、人前に立つのが本当に苦手だったの。でもダンスのコンテストに出るためには自信をつけなくちゃいけない。最初はそれが大変だったわね」
ヒップ・オペレーション・クルーのメンバーの年齢は、下は60代から上は94歳まで。ドキュメンタリーの中では94歳のスターダンサー、関節症を患う女性、認知症で入院中の夫を頻繁に見舞う女性など、さまざまな事情や体調を抱えるメンバーが数多く登場する。 レイラ「家族に支えながら活動しているメンバーは多いし、私自身も娘や孫たちが熱心に応援してくれている。ただ、姉たちだけはいい顔をしないのよね(笑)。私はきょうだいの末っ子なのだけど、姉たちに『今ドキュメンタリー映画を作っているのよ』『世界大会に出ることになったの』と説明しても、渋い顔をしてばかりだった。だけどもう、姉たちの反応は気にしないことにしたわ。ダンスを始めたおかげで私は自信がついたし、もう昔の私じゃない。孫たちは『おばあちゃんすごい!』って喜んでくれているから、それだけで充分に嬉しいしね。孫たちは地区大会に駆けつけてくれて、ヒップホップの格好で応援してくれたのよ。でも姉たちも、今ではちょっとぐらい見直してくれているんじゃないかしら」 マリー「ちょっと体調が良くなかったり、少し夜更かしをしたりして、今日は体が重たいわって感じる日もあるけれど、音楽がかかれば気分が乗るので大丈夫。いつもヒップホップの音楽が私を助けてくれているわ」
ジャックとブレンダの夫妻はゴルフ好きだったけれど、妻のブレンダは、今はゴルフよりもヒップホップに夢中なのだとか。心の底からヒップホップを楽しんでいる彼らは、ヒップホップのニュージーランド国内大会に出場する。そこで大きな評判を呼び、なんとラスベガスで行われた世界大会に特別招待されることに! 1万5,000人の観客の前でパフォーマンスをするシーンは必見だ。 レイ「あのステージはとても緊張したし、正直怖かったよ。観客を意識しすぎず、会場の後ろを見るようにして、なんとか1曲踊り終えたね。でもだんだんと慣れていったし、何より励みになったのは、会場にいたたくさんの若者や子どもたちの存在だった。会場内を歩いているといろんな国の子どもたちが『ヒップ・オペレーション!』って声をかけてくれたんだよ。感動して泣きそうになったし、本当に忘れられない日になったね」 ヒップ・オペレーションのメンバーがこのドキュメンタリーを通して教えてくれるのは、新しいことに挑戦することの意義。何かを始めるのに年齢など関係ない、ということも。 ブレンダ「メンバー全員、何かを得たでしょうね。私がヒップホップをやって一番良かったと思ってることは、人々との出会い。最初はご近所付き合いをしているだけの間柄で、名前すらわからない人もいた。でもみんなでホールに集まってダンスをするようになってからは、本当にみんなと仲良くなったのよ。今ではしょっちゅうカフェでお茶をしたり、一緒に出かけたり、お互いのバースデーパーティをしたり。ビリーのことは娘のように思っているわね。私たち、すごく幸せな大きい家族なのよ」 観る人にきっとパワーを与えるこの実話、なんとハリウッドで映画化されることも決定している。マネージャーのビリーを主人公にした、奇跡のストーリーとなりそうだ。ヒップ・オペレーションの活動もまたずっと続いていく。これからも目が離せないグループだ。 (取材・文=大曲智子/撮影=尾藤能暢)
●『はじまりはヒップホップ』 8月27日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー 配給:ポニーキャニオン コピーライト:(c) 2014 Rise And Shine World Sales / Inkubator Limited / photo_Ida Larsson http://hajimari-hiphop.jp/
孤独な男たちから財産をむしり取る悪魔の所業! 大竹しのぶ主演のドス黒系犯罪映画『後妻業の女』
その道のプロから見れば、“婚活連続殺人事件”の木嶋佳苗被告や“京都連続不審死事件”の筧千佐子被告は脇が甘く映ることだろう。その道のプロとは、業界用語で“後妻業”と呼ばれる女たち。独り身の高齢者をターゲットにし、預金や不動産といった遺産を手に入れては、次の獲物へと食指を伸ばす。自分を受取人にした生命保険はあえて作らせない。保険金が絡むと、警察が事件性ありと判断してすぐに動き出すからだ。自分の手を汚さずとも、持病のある高齢者ならすぐに逝ってしまう。死ぬ前に公正証書さえ書かせれば、合法的に遺産を独占することができる。独居老人の寂しさと死ぬまで枯れることがない性欲につけこんだ巧妙な闇稼業である。大竹しのぶ主演の犯罪エンターテイメント『後妻業の女』は、高齢化社会にはびこる闇ビジネスの実態を明らかにしていく。 大竹しのぶには犯罪ドラマがよく似合う。森田芳光監督の『黒い家』(99)では邦画史上に残るサイコパス系殺人鬼を大熱演した。石井隆監督の『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』(10)での鬼婆役も強烈だった。松山ホステス殺害事件の2時間ドラマ化『実録・福田和子』(フジテレビ系)や多重人格障害の主婦を演じた『存在の深き眠り』(NHK総合)での役への溶け込みぶりも忘れがたい。素顔はとてもおっとりされた方だが、女優・大竹しのぶモードになるとスイッチが入ったかのように別人になる。死んだような目がうまいと評される染谷将太や新井浩文よりも、もっとリアルに死んだ目をしてみせる。ひとりの女性が持つ多面性を、これほど巧みかつ自然に演じてみせる役者はそうそういない。 映画『後妻業の女』は賑やかなシニア向け婚活パーティーで幕を開ける。明るい青空が広がるビーチで、いい年した男女が童心に戻ってはしゃいでいる。心臓発作でばったり倒れる人がいないかハラハラするオープニングだ。この婚活パーティーは大阪にある結婚相談所の所長・柏木(豊川悦司)が主催しており、結婚相談所の会員・小夜子(大竹しのぶ)は明るくチャーミングな人柄で、男性陣の熱視線を集めている。80歳になる中瀬耕造(津川雅彦)も小夜子にぞっこんだった。「じじいを騙すのは功徳や」とうそぶく結婚相談所の所長・柏木(豊川悦司)と会員の小夜子(大竹しのぶ)。持病のある高齢者ほどよくモテる。
耕造が知り合って間もない小夜子と電撃再婚すると聞いて、耕造の娘・尚子(長谷川京子)と朋美(尾野真千子)は驚くが、老いた耕造の介護から逃れることができるため、強く反対はできなかった。小夜子がしおらしかったのは最初だけで、再婚してからは、小夜子が用意する料理はコンビニで買ったお惣菜だけ。耕造が服用していた降圧薬は、いつの間にか胃薬にすり替えられていた。ほどなくして倒れた耕造は病院に運ばれるが、小夜子が病室を訪ねた後は決まって酸素マスクや点滴のチューブが外れている。弁護士に相談した朋美は、小夜子が後妻業と呼ばれるプロであることを知るが、すでに後の祭り状態だった。威厳のあった父親があんな女の食い物にされたと思うと悔しくて仕方ない。 小夜子は結婚相談所の所長・柏木とグルなので、裕福な高齢者の個人情報が面白いように手に入る。男の扱いに手慣れた小夜子は、老人たちの死に水を取っては合法的に財産をいただく。儲けは柏木と山分けだ。小夜子にとって、こんな美味しい仕事は他にはない。ところが金の匂いのするところ、同じように鼻の利くハイエナ人間が集まる。弁護士に依頼された探偵(永瀬正敏)が小夜子の過去を洗い、小夜子はこれまでに8度結婚し、夫はみんな結婚してすぐに病死か事故死を遂げていたことが浮かび上がる。さらに自称・不動産王の船山(笑福亭鶴瓶)がにこやかな笑顔で小夜子に近づく。お金とセックスをめぐって、ドス黒い男女の駆け引きが軽妙な関西弁で繰り広げられる。笑福亭鶴瓶は大竹しのぶを相手に初めてのベッドシーンにも挑戦。男と女の騙し合いの中に、色欲と本音が入り交じる。
本作を撮り上げたのは読売テレビ出身の大ベテラン・鶴橋康夫監督。読売テレビを退職後もフリーのディレクターとして活躍し、脚本家・野沢尚の遺作『砦なき者』(テレビ朝日系)や池端俊作脚本作『ぶるうかなりあ』(WOWOW)などの意欲作・問題作を次々と放ってきたテレビ界の生き伝説だ。映画監督として『愛の流刑地』(07)と『源氏物語 千年の謎』(11)を撮っているが、どちらもセックスと死を題材にしたもので、本作と繋がるものを感じさせる。男は射精した後の虚無感に耐えきれず、身近にいてくれる女性に愛情を覚えるのかもしれない。見ようによっては、大竹しのぶ演じる小夜子は家族と疎遠になった老人たちの最期を看取る死神であり、また聖女のようでもある。2014年に刊行された黒川博行の原作小説『後妻業』(文藝春秋)は生々しい犯罪ものだったが、鶴橋監督は大竹しのぶから陰と陽の相反する魅力を引き出した上で、したたかに生きる女性賛歌の犯罪コメディへと大胆にアレンジしてみせた。 悪魔のような女・小夜子への反撃を耕造の娘・朋美は試みるが、では朋美は心が清らかな女性かというとそうでもない。建築デザイナーである朋美は、仕事が忙しいことを口実にボケ始めた父親の世話をすることから逃げてきた。そんな自分に後ろめたさを感じていたがゆえに、弱みにつけこんできた小夜子が余計に許せない。焼肉屋で、大竹しのぶと尾野真千子が激しくしばき合うシーンは本作の見どころだ。さらに大竹は笑福亭鶴瓶とのベッドシーンも演じてみせる。大竹の熱演に触発されたのは尾野だけではない。柏木の情婦役を演じる若手女優・樋井明日香は『さよなら歌舞伎町』(15)でもフルヌードになったが、今回はさらに気持ちのよい脱ぎっぷりを見せる。『後妻業の女』に登場する女優たちはみんなキラキラと輝いている。いや、ギラギラと輝く。女たちが眩しく輝く姿に、男はもうひれ伏すしかない。 (文=長野辰次)尾野真千子と大竹しのぶとの新旧演技派女優バトル。焼肉屋での肉弾戦シーンは長回しで撮られ、女子プロレスばりの盛り上がりを見せる。
『後妻業の女』 原作/黒川博行 監督・脚本/鶴橋康夫 出演/大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、ミムラ、松尾論、笑福亭鶴光、樋井明日香、梶原善、六平直政、森本レオ、伊武雅刀、泉谷しげる、柄本明、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏 配給/東宝 PG12 8月27日(土)よりロードショー公開 (c)2016「後妻業の女」製作委員会 http://www.gosaigyo.com
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孤独な男たちから財産をむしり取る悪魔の所業! 大竹しのぶ主演のドス黒系犯罪映画『後妻業の女』
その道のプロから見れば、“婚活連続殺人事件”の木嶋佳苗被告や“京都連続不審死事件”の筧千佐子被告は脇が甘く映ることだろう。その道のプロとは、業界用語で“後妻業”と呼ばれる女たち。独り身の高齢者をターゲットにし、預金や不動産といった遺産を手に入れては、次の獲物へと食指を伸ばす。自分を受取人にした生命保険はあえて作らせない。保険金が絡むと、警察が事件性ありと判断してすぐに動き出すからだ。自分の手を汚さずとも、持病のある高齢者ならすぐに逝ってしまう。死ぬ前に公正証書さえ書かせれば、合法的に遺産を独占することができる。独居老人の寂しさと死ぬまで枯れることがない性欲につけこんだ巧妙な闇稼業である。大竹しのぶ主演の犯罪エンターテイメント『後妻業の女』は、高齢化社会にはびこる闇ビジネスの実態を明らかにしていく。 大竹しのぶには犯罪ドラマがよく似合う。森田芳光監督の『黒い家』(99)では邦画史上に残るサイコパス系殺人鬼を大熱演した。石井隆監督の『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』(10)での鬼婆役も強烈だった。松山ホステス殺害事件の2時間ドラマ化『実録・福田和子』(フジテレビ系)や多重人格障害の主婦を演じた『存在の深き眠り』(NHK総合)での役への溶け込みぶりも忘れがたい。素顔はとてもおっとりされた方だが、女優・大竹しのぶモードになるとスイッチが入ったかのように別人になる。死んだような目がうまいと評される染谷将太や新井浩文よりも、もっとリアルに死んだ目をしてみせる。ひとりの女性が持つ多面性を、これほど巧みかつ自然に演じてみせる役者はそうそういない。 映画『後妻業の女』は賑やかなシニア向け婚活パーティーで幕を開ける。明るい青空が広がるビーチで、いい年した男女が童心に戻ってはしゃいでいる。心臓発作でばったり倒れる人がいないかハラハラするオープニングだ。この婚活パーティーは大阪にある結婚相談所の所長・柏木(豊川悦司)が主催しており、結婚相談所の会員・小夜子(大竹しのぶ)は明るくチャーミングな人柄で、男性陣の熱視線を集めている。80歳になる中瀬耕造(津川雅彦)も小夜子にぞっこんだった。「じじいを騙すのは功徳や」とうそぶく結婚相談所の所長・柏木(豊川悦司)と会員の小夜子(大竹しのぶ)。持病のある高齢者ほどよくモテる。
耕造が知り合って間もない小夜子と電撃再婚すると聞いて、耕造の娘・尚子(長谷川京子)と朋美(尾野真千子)は驚くが、老いた耕造の介護から逃れることができるため、強く反対はできなかった。小夜子がしおらしかったのは最初だけで、再婚してからは、小夜子が用意する料理はコンビニで買ったお惣菜だけ。耕造が服用していた降圧薬は、いつの間にか胃薬にすり替えられていた。ほどなくして倒れた耕造は病院に運ばれるが、小夜子が病室を訪ねた後は決まって酸素マスクや点滴のチューブが外れている。弁護士に相談した朋美は、小夜子が後妻業と呼ばれるプロであることを知るが、すでに後の祭り状態だった。威厳のあった父親があんな女の食い物にされたと思うと悔しくて仕方ない。 小夜子は結婚相談所の所長・柏木とグルなので、裕福な高齢者の個人情報が面白いように手に入る。男の扱いに手慣れた小夜子は、老人たちの死に水を取っては合法的に財産をいただく。儲けは柏木と山分けだ。小夜子にとって、こんな美味しい仕事は他にはない。ところが金の匂いのするところ、同じように鼻の利くハイエナ人間が集まる。弁護士に依頼された探偵(永瀬正敏)が小夜子の過去を洗い、小夜子はこれまでに8度結婚し、夫はみんな結婚してすぐに病死か事故死を遂げていたことが浮かび上がる。さらに自称・不動産王の船山(笑福亭鶴瓶)がにこやかな笑顔で小夜子に近づく。お金とセックスをめぐって、ドス黒い男女の駆け引きが軽妙な関西弁で繰り広げられる。笑福亭鶴瓶は大竹しのぶを相手に初めてのベッドシーンにも挑戦。男と女の騙し合いの中に、色欲と本音が入り交じる。
本作を撮り上げたのは読売テレビ出身の大ベテラン・鶴橋康夫監督。読売テレビを退職後もフリーのディレクターとして活躍し、脚本家・野沢尚の遺作『砦なき者』(テレビ朝日系)や池端俊作脚本作『ぶるうかなりあ』(WOWOW)などの意欲作・問題作を次々と放ってきたテレビ界の生き伝説だ。映画監督として『愛の流刑地』(07)と『源氏物語 千年の謎』(11)を撮っているが、どちらもセックスと死を題材にしたもので、本作と繋がるものを感じさせる。男は射精した後の虚無感に耐えきれず、身近にいてくれる女性に愛情を覚えるのかもしれない。見ようによっては、大竹しのぶ演じる小夜子は家族と疎遠になった老人たちの最期を看取る死神であり、また聖女のようでもある。2014年に刊行された黒川博行の原作小説『後妻業』(文藝春秋)は生々しい犯罪ものだったが、鶴橋監督は大竹しのぶから陰と陽の相反する魅力を引き出した上で、したたかに生きる女性賛歌の犯罪コメディへと大胆にアレンジしてみせた。 悪魔のような女・小夜子への反撃を耕造の娘・朋美は試みるが、では朋美は心が清らかな女性かというとそうでもない。建築デザイナーである朋美は、仕事が忙しいことを口実にボケ始めた父親の世話をすることから逃げてきた。そんな自分に後ろめたさを感じていたがゆえに、弱みにつけこんできた小夜子が余計に許せない。焼肉屋で、大竹しのぶと尾野真千子が激しくしばき合うシーンは本作の見どころだ。さらに大竹は笑福亭鶴瓶とのベッドシーンも演じてみせる。大竹の熱演に触発されたのは尾野だけではない。柏木の情婦役を演じる若手女優・樋井明日香は『さよなら歌舞伎町』(15)でもフルヌードになったが、今回はさらに気持ちのよい脱ぎっぷりを見せる。『後妻業の女』に登場する女優たちはみんなキラキラと輝いている。いや、ギラギラと輝く。女たちが眩しく輝く姿に、男はもうひれ伏すしかない。 (文=長野辰次)尾野真千子と大竹しのぶとの新旧演技派女優バトル。焼肉屋での肉弾戦シーンは長回しで撮られ、女子プロレスばりの盛り上がりを見せる。
『後妻業の女』 原作/黒川博行 監督・脚本/鶴橋康夫 出演/大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、ミムラ、松尾論、笑福亭鶴光、樋井明日香、梶原善、六平直政、森本レオ、伊武雅刀、泉谷しげる、柄本明、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏 配給/東宝 PG12 8月27日(土)よりロードショー公開 (c)2016「後妻業の女」製作委員会 http://www.gosaigyo.com
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女優・高畑淳子、謝罪会見で同情一色に!?“親の責任”問われず「みのもんた状態」回避か
俳優・高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷容疑で逮捕されてから2日後の25日、母親で女優の高畑淳子(61)が前橋警察署を訪れ、勾留中の息子と事件後初めて面会した。 翌日謝罪会見を開く淳子は、待ち構えていた報道陣に対し「申し訳ありませんでした。初めて本人に会いますので、明日詳しいことを皆さまにお話しできると思います。ご容赦ください。よろしくお願いします」と頭を下げるに留まった。 高畑といえば、2人目の夫との間に長女のこと美(29)と裕太容疑者を生んだ後、離婚。女手一つで2人の子どもを育て、2014年に「紫綬褒章」を受章するなど、大女優へと上り詰めた。 「事件後の淳子は、憔悴しきっている様子。26日の謝罪会見では、涙ながらに自責の念を繰り返すでしょうから、6月の高島礼子の謝罪会見と同様に、同情的なムードに包まれるのではないでしょうか。親子で所属事務所は異なるものの、息子を溺愛する淳子は、自身のブログに裕太容疑者の出演番組の宣伝や感想をたびたび投稿。最後に『親バカでありんす』という言葉と共に、三つ指を突いた写真を載せたりもしていた。事件後、裕太容疑者のSNSはすべて非公開となりましたが、淳子のブログには今も、裕太容疑者の写真がそのまま残っています」(芸能記者) ネット上では、裕太容疑者へのバッシングが相次ぐ一方で、「淳子さんがかわいそう」「コネで芸能界入れてもらったのに、親に迷惑かけるな!」「淳子さんの演技が大好き。干されないでほしい」といった声が多く、“親の責任”を糾弾するような声はあまり見当たらない。 「3年前にみのもんたの次男が窃盗未遂容疑で逮捕された時とは、えらい違いですね。結局、次男は示談が成立し不起訴となりましたが、みのには謝罪会見の穴を指摘する報道や、“親の責任”を問うようなバッシングが絶えず、すっかり“ダメ親”のレッテルを貼られてしまった。まあ、親の好感度やキャラの違いといえばそれまでですが、高畑が“みの状態”になることはなさそう」(同) 25日発売の「女性セブン」(小学館)によれば、高畑は“子どもたちと一緒に暮らせるように”と、都内の一等地に新居を建設中だという。淳子は、芸能界復帰は絶望的とみられている息子と、新居でどのように向き合っていくつもりなのだろうか?高畑淳子オフィシャルブログより。事件後も家族写真が掲載されたままだ。












