何をしたかったのかNHK、意外にマジメだったフジテレビ……リオ五輪、各局番組はどう伝えたか

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NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』番組サイトより
 リオ五輪が閉幕した。放送面での話題として、開幕前には「(治安への不安から)女子アナがリオに行きたくないと泣いている」といった与太記事も散見した今回のオリンピック。終わってみれば大きなトラブルもなく、各局の放送を見てもエース級の女子アナが現地で活躍していた。  開会式や女子マラソンなど、土日&時間帯に恵まれた競技は高視聴率で沸いた一方、多くの競技は12時間の時差の影響で前回大会よりも視聴率が稼げず、それでいて既存のドラマもバラエティも割を食って視聴率を落とすというWパンチ。そんな中、うまくオリンピックに溶け込めた番組、溶け込めなかった番組をいくつか取り上げたい。 ◎何をしたかったのか『LIFE!~人生に捧げるコント~』  NHKで謎だったのは、デイリーハイライト番組で毎日挟み込まれた「LIFE リオ オリンピック盛り上げ隊」の存在。『LIFE!~人生に捧げるコント~』からの派生企画だったが、これは一体、何のためにあったのか? 『LIFE!』にしてみれば番組告知につながっただろうし、開幕前に内村光良扮する三津谷寛治がNHKのキャスター陣をいじっていたのは面白かった。だが、それ以外は特に見るべき企画もなく、むしろ、早く競技結果を知りたい、選手の声を聞きたい、という視聴者にとってはノイズでしかなかった。オリンピックという世界的なイベントを番宣の場として使った罪は重い。 ◎陣内貴美子の笑顔満開『news every.』  日本テレビ系夕方の情報番組『news every.』。2010年の番組開始以来メインキャスターを務めるのが陣内貴美子だ。元バドミントン五輪代表選手である陣内にとって、後輩たちの快挙(高橋・松友ペア:金、奥原希望:銅)はよほど嬉しかったらしく、満面の笑みで選手とのLINEのやり取りを紹介。「木原さーん、そらジロー」のかけ声もいつになく饒舌だった。  20年前の引退直後、フジテレビの『スポーツWAVE』や『プロ野球ニュース』のキャスターに抜擢され、「美人アスリートキャスター」のはしりとなった陣内。当時はそのあまりの噛みっぷりにやきもきばかりしていたが、時を経てアスリートと視聴者をつなぐ存在として大成したことが野球ファンとしても感慨深い。 ◎抜かれまくりのミヤネ屋、中山レポーター  錦織圭の銅メダルがかかったテニスの3位決定戦。卓球女子団体の準決勝・日本対ドイツ戦。高橋・松友ペアのメダル獲得が決まるバドミントン女子・ダブルス準決勝……私が確認できただけでもこれらの競技の試合中、観客席で応援する『ミヤネ屋』の名物キャラ、中山正敏レポーターがたびたび抜かれていた。  従来、五輪中継で見切れる、といえば江頭2:50の専売特許だったが(今回も現地に行っていたらしいが)、そのお株を奪う目立ちぶり。閉会式を終えての大会総括を期待したが、宮根誠司の夏休みに加えて、台風の関東直撃も相まってその機会を逃してしまったのが惜しい。 ◎解説者を取りあげた『羽鳥慎一モーニングショー』  あの手この手でオリンピックと結びつけようとする情報番組。そんな中、「解説者」にスポットを当てていたのがテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』。陸上解説における「増田明美のどうでもいい情報がすごすぎる伝説」を取り上げていたのが無駄知識すぎて楽しかった。  また、女子レスリングでは解説者・浜口京子の乙女っぷりをクローズアップ。「女子ですねぇ~」と何度も指摘し、浜口京子を赤面させていたのが印象深い。  番組は異なるが、浜口は吉田沙保里の敗因がかかとにあった、と自分の体を使って説明したいのに、足元がハイヒールで視聴者には意味不明、という天然ぶりを発揮。女子力が逆効果を果たしていた。そんな彼女の今後の解説者人生に注目したい。が、相も変わらず「気合いだー」を強要させるのはそろそろ止めにしてあげて欲しい。 ◎真面目な報道ぶりが際立っていたフジテレビ  今回、芸能人キャスターを配置せず、アスリートキャスターだけで臨んだのがフジテレビ。13日放送のウィークリーハイライトでも野村忠宏、高橋大輔、小谷実可子という3人のオリンピアンキャスターを全面に押し出した企画で、スポーツファンにもアスリートにも真摯な番組作りを徹底していた。  従来のスポーツ番組、布陣をあえて意識せず、新たなスタイルを築こうとしていたのは評価すべき点。だからこそ、ここから先は従来の資産も活かし、五輪後のアスリートの声と笑顔を引き出してもらいたい。  たとえば吉田沙保里。なぜ彼女は泣いて「力を出し切れず申し訳ない」と謝罪しなければならなかったのか。その重い十字架を外してあげられるのが『スポーツジャングル』の浜田雅功あたりではないか。「なんで泣いとんねん」という愛あるツッコミこそが、今の彼女を救ってあげられるひとつの方策な気がしてならない。 (文=オグマナオト)

【PR】闇夜に光る新発想の発光イヤホン「glow」がクールすぎる!

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 クラウドファンディングサービス「キックスターター」で目標額の5倍を超える53万ドル(約5,310万円)を集めた話題の発光イヤホン「glow」が、いよいよ出荷開始となった。  米コーニング社製の最新光ファイバー「Fibrance」を採用し、コントローラーに内蔵されたレーザーダイオードによって発行する「glow」は、夜間のジョギングやウォーキング、クラブシーンなどでも目立つこと間違いなし!
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 また、「glow」は着け心地や音質においても安心の高品質。自然な高音、低音を耳に届けるのはもちろんのこと、人間工学に基づいたデザインにより、人の耳の自然な輪郭に沿うので、完全かつ安全にフィット。横になっているときや寝ているときでも、最高の着け心地を得られるという。
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 この「glow」は、いわゆるスマートイヤホン。アプリで各種機能割り当てを設定することにより、5WAYコントローラーを使って各種操作が可能となっている。
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 販売価格は送料込で2万7,800円。キュレーションセールスサイト「ヴェルテ」で購入可能だ。
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●ヴェルテ http://welte.jp/

SMAP・中居正広、タモリの後継者へ……田辺エージェンシーが水面下で駆け引き中?

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中居くんを飼い殺すってメリーは正気?

 解散後のSMAPメンバーの今後について、各マスコミが、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の「ジャニーズ退所説」を伝えているが、その行き先に、ある大手芸能プロの名前がささやかれているという。

 SMAP分裂が明るみになった今年1月の時点で、中居は大手芸能プロダクション・田辺エージェンシーへの移籍プランが、週刊誌やテレビ局関係者の間でウワサされていた。

「面白い」が正義! 狂ったTBSに『芸人キャノンボール』再び

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TBS系『芸人キャノンボール2016』番組サイトより
「TBSってクレイジーな局になってきたよね」  これは『クレイジージャーニー』(TBS系)の中で、最近のTBSのバラエティ番組について、松本人志が言った言葉である。  最大級の賛辞といえるだろう。 たしかに今のTBSは、『クレイジージャーニー』や『万年B組ヒムケン先生』、『有田ジェネレーション』などの深夜番組の充実っぷり。そして、ゴールデンタイムでも『水曜日のダウンタウン』といった“攻めている”お笑い番組がある。  中でも“狂ってる”と思わせてくれるのはその大胆な編成だ。それをまざまざとあらわしているのが明日24日のゴールデンタイムだ。  なんと、19時から特番『芸人キャノンボール2016』を3時間、続けて22時(正確には21時57分)から『水曜日のダウンタウン』が放送されるのだ。  ともに、「地獄の軍団」と名高い藤井健太郎プロデューサー率いる制作陣による番組だ。つまり、内容は抜群だが、決して視聴率を獲るとは言いがたい藤井健太郎が、この日のゴールデン4時間を独占するのだ。狂ってる。 『芸人キャノンボール』は、1997年から始まったカンパニー松尾によるAV作品『テレクラキャノンボール』が下敷きになっている(さらに遡れば『テレクラキャノンボール』は映画『キャノンボール』が元ネタだが)。2014年には『劇場版テレクラキャノンボール2013』として劇場公開もされた作品だ。『キャノンボール』シリーズはアイドルグループ・BiSの解散ライブを題材にした『劇場版BiSキャノンボール2014』にも発展した。プロレス団体・DDTではマッスル坂井によってスカパー・サムライTVでオマージュ作品『プロレスキャノンボール2009』を制作。その後、2015年には『劇場版プロレスキャノンボール2014』が改めて制作され劇場公開。大きな反響を呼んだ。  そうした「キャノンボール」シリーズの本活的な芸人&テレビ版として企画されたのが『芸人キャノンボール』だ。  このAV作品を元にした番組が最初に放送されたのが、なんと2016年の元日のゴールデンタイムだったのだ。狂っている。攻めてる、としか言いようがない。  藤井健太郎も、このたび発売された自著『悪意とこだわりの演出術』(双葉社)で、このように述懐している。 「ここで攻めているのは決して僕ではなく、元日のゴールデンタイムにこの番組を流すジャッジをしたTBSの編成だと思います」  さらに、企画が決まった後も、一般的に視聴率至上主義と言われる編成部員から「ここは視聴率が多少悪くても、内容でちゃんと面白いモノを出すことが大事だから」「元日の目立つ場所で格好の悪い番組は出したくないから」と何度も言われたという(同書)。  結果、視聴率はふるわなかったが、番組を観た人が絶賛する「熱のある」番組になった。  そんな『芸人キャノンボール』が帰ってくる。  スタッフや芸人たちのSNSなどから『27時間テレビ』(フジテレビ系)放送のさなか、収録が行われていたらしい。  その放送を前に、元日に放送された前回を振り返ってみよう。 『芸人キャノンボール』は、芸人たちが4つのチームに分かれ、4つのステージごとに「お題」が与えられる壮大な“借り物レース”だ。ゴールを目指しながら、「とにかく歌が上手い人」や「とにかく相撲が強い人」など「お題」にあった人を連れていき対戦する。  ポイントはチェックポイントに到着した順番で与えられる「着順ポイント」と、対戦した上での結果の順位に応じて与えられる「競技ポイント」があり、さらに「『紅白』出場者」「社長」「100キロ超え」などの際立った特長がある人を連れていけばボーナスポイントが与えられる。  最初のお題は「とにかくにらめっこが強い人」。  それぞれのチームは人が多くいる場所や、個性的な人が集まりそうな場所を思案しながら、「にらめっこ」が強そうな人を探していく。  また、この番組の肝は、連れていく人を素人に限定していないことだ。出演者の人脈を使って芸能人などを連れて出すことも認められている。実際、ロンドンブーツ1号2号チームは、アンガールズ田中がいる有吉チームを笑わせるため、相方の山根をブッキングしようとした(結局、地方ロケのためNG)。  なんてことのない「お題」だが、そこは藤井健太郎の番組。絶妙な“悪意”がまぶされている。 「にらめっこ」が強い=個性的な風貌ということで、藤井Pの番組では頻出する「歯がない」人などが登場。  そして、ロンブーチームが場外馬券場で見つけた“英国紳士”風の素人が強烈だった。  他の人が一生懸命面白い顔を作って笑わせようとする中、ただそこにいるだけで笑わせることができる強烈キャラだった。  続く第2ステージはこの番組の面白さが凝縮されていた。 「とにかく歌が上手い人」を連れていくという「お題」でロンブーチームが真っ先に電話をかけたのは、『紅白』歌手でもある千秋だった。  最初こそ突然の電話に「マネジャーに確認しないと」と一度は躊躇するが、旧知の仲である出川哲朗やウド鈴木の説得に「行ったほうが面白いんでしょ? 行ったらオイシイんでしょ? じゃあ行くー!」と快諾したのだ。  だが、これが思わぬ展開を見せる。  ロンブーチームが待ち合わせの場所に到着してしばらく待っていると、千秋から電話がかかってくる。なんと、別の仕事で行けなくなったというのだ。もちろんロンブーチームは大混乱。なんとか時間ギリギリで別の人物を連れてチェックポイントの会場に到着した。  すると、なんとおぎやはぎチームの代表として千秋が登場したのだ!  じつはロンブーチームからの電話の後、おぎやはぎチームのバカリズムからも連絡が入った千秋。先に約束した上、長い付き合いのウドや出川を裏切れないというが、バカリズムはそのほうが「オイシイ」と説得。果たして、彼女は面白い方を選択したのだ。  裏切りや策略、相手の車のタイヤを外し、相手の進行を妨害することも厭わない。  多少「ズル」しても、「面白い」ことが一番の「正義」。  そんな世界だからこそ、とにかく芸人たちがレースにのめり込み真剣だ。  真剣にレースに勝とうとし、必死に「面白い」ことを探すのが『芸人キャノンボール』だ。  それは、今のTBSの“狂った”姿勢を象徴しているかのようだ。いよいよ24日、『芸人キャノンボール』が「2016 in Summer」として帰ってくる。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

ジャニーズ御用マスコミが“過剰なキムタク擁護”をスタート! 裏切りを「4人の誤解」と報道

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ほんと、ごめん!
 年内解散を発表したSMAPの木村拓哉が22日、家族旅行のため滞在していたハワイから帰国した。妻の工藤静香や、娘らの姿はなかった。 「木村は9日までにはハワイに飛び立っており、約半月にわたり日本にいなかった。ファンからは『裏切り者が、やっと帰ってきた』『ほかのメンバーが日本で仕事してるのに、1人だけ小麦色になっててムカツク』『中居(正広)くんは、騒動のせいでリオ入りできなかったのに……』といった批判が相次いでいます」(芸能記者)  19時すぎ、千葉・成田空港に到着した木村は、声をかけた報道陣の前で足を止め、「本当にあの、ご心配をおかけして、本当にすいませんでした」「(今の気持ちは)今はちょっと……複雑です」と語り、その後の質問には答えず立ち去った。  テレビのワイドショーでは、この様子が繰り返し流されているが、一方で、木村は“カメラが回っていないところ”で、一部記者の取材に応じたという。例えば、日刊スポーツは、木村による「すごく、ごめんなさい」というファンへの謝罪コメントのほか、「去年の末から、今回の騒動に至るまで、自分自身は変わっていない」と解散に対するスタンスを伝えている。  また、木村の帰国を伝えた23日付のスポーツニッポンは、地の文で「ジャニーズ事務所からの独立問題に端を発した騒動の中、事務所残留とグループ存続を一貫して希望。それにもかかわらず“裏切り者”と誤解されていることへの悔しさをにじませた」「(独立を)自身は一度も翻意したことがない。しかし、4人は今も『裏切った』と思っている」「誤解はなぜ生じ、解散まで至る元凶となったのか」などと、メンバーの4人が木村を“誤解している”と断定し、木村の判断がいかに正しかったかを伝えている。 「帰国前から、ジャニーズが御用スポーツ紙のみを集め、木村のコメント取りをさせる手はずになっていたようです。ここで何かしらの“御触れ”があったようで、過剰に木村を擁護する報道が目立つ」(同)  ジャニーズによる情報操作の強引さは、ファンの間でも知られた話。そのため、各紙の擁護記事に対し、ネット上では「本当に木村くんが言ったの?」「スポーツ紙は、ジャニーズが操作してるから信用できない」「これも、ジャニーズの作った筋書きなんじゃ?」と訝しむ声も。 「ジャニーズは、御用スポーツ紙を使って木村擁護に躍起。スポニチは、木村が『一度も翻意したことがない』と擁護しているが、世間は木村が意見を覆したから『裏切った』と批判しているわけではなく、“育ての親”である飯島三智マネジャー(当時)を切り捨て、“見せしめ会見”で4人に謝罪させるような事務所に忠誠を誓ったことで『裏切り者』と言われるようになった。ジャニーズは、こういった前提のすり替えをすることで、木村の好感度回復を狙っているのでしょう」(同)  ジャニーズのオーナー一族と、成り上がり社員によるゴタゴタが元凶にもかかわらず、いつの間にかメンバー間の不和ばかりが取り沙汰されている同騒動。そんな中で、ファンも本質から目を逸らすまいと必死のようだ。

浜崎あゆみ、“体形自慢”写真をインスタ連投! 「露出狂」「痛い」「職業不明」とツッコミの嵐


お浜、叩かれるのはディーバの証だよ(棒読み)

 かつて、“激太り疑惑”で世間を騒がせたこともある浜崎あゆみが、最近ではインスタグラム上で“体形自慢”を繰り返しているという。

 20日、浜崎はジムでウエイトトレーニングをしている最中の写真をインスタグラムに投稿。程よく筋肉がついたスリムな体つきに、ファンからは「かっこいい」「あこがれる」などの声が上がったが、一部からは「まーた体形自慢か」「いつも露出の多い写真ばかりで引く」といった声が噴出。それどころか、「インストラクターの脚の長さと比べて、あゆの腕が長すぎるような……」など、画像の加工を疑う声も出ている。

疑似医学やトンデモ教育にだまされないために 大人が知っておくべき情報の取捨選択

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『各分野の専門家が伝えるー子どもを守るために知っておきたいこと』(メタモル出版)

 「骨盤歪んでるから、整体で直してもらいたい!」「ネットで見たけど、牛乳って体によくないんだって」「生理痛でたくさん薬を飲んだから、デトックスしなきゃ」……女性が集まれば多かれ少なかれ、健康、美容に関して、おしゃべりという名の情報交換がなされるが、その中には“疑似医学”といっていいものも、しれっと紛れ込んでいる。実際は、手で押したぐらいでは骨盤の形は変わらないし、大人も子どももカルシウムが不足しがちな日本人にとって牛乳は良い食品だし、薬は体内にたまらないからこそ、必要に応じて1日に何度も服用する。

 医療に関して、正しい知識を得ることは意外と難しい。気になる症状をネットで検索すれば、まさに玉石混交。誰が書いているかもわからないサイトが山のように引っかかってくる。自分のことならまだしも、幼い子どもの不調、病気について調べたいとなると、親は当然、必死になる。何を信じていいのかわからなくて、右往左往する。

 子どもの心身の健康という目的地に向かって、子育てという大海原を航海するときに、コンパスひとつないのでは、あまりに心もとない。そんな不安だらけの親たちにとって頼れる羅針盤となってくれる書籍、『各分野の専門家が伝えるー子どもを守るために知っておきたいこと』(メタモル出版)が発売された。産婦人科医の宋美玄氏、小児科医の森戸やすみ氏、内科医のNATROM氏などの専門家が、子育て中の親を惑わせるあやふやな、時に悪意すら感じられる情報を、論拠を挙げながら否定し、正しい知識へと導いてくれる。

 医療や食についての知識だけでなく、本書は教育現場に潜む“トンデモ”にも次々と引導を渡していく。「2分の1成人式」「親学」「誕生学」……どれも一見、子どもの正しい成長を促すように見えるため、教師のみならず支持する親も多いが、実際には非常に危険な思想をはらんでいる。それなのに、キラキラとした“善意のようなもの”でコーティングされると、それが見えなくなってしまう。

 専門家の解説による本書は、たとえば理系ジャンルへの苦手意識が強い筆者のような人間にとっては、ときに難解な部分もある。一方で、疑似医学はとっつきやすい。「これさえ食べれば健康になれる」「これをしなければ、子どもに悪いことが起きる」といった単純な図式を提示してみせ、それをできる人の自尊心を高め、できない人から親としての自信を奪う。聞こえのいいほうにばかり流されると、そのしわ寄せは、すべて子どもにいく。

 できるだけわかりやすく、という専門家の努力が詰まった1冊には、同じく、できるだけ理解しようという努力で応えるのが相応だが、乱暴なことをいえば、本書に書いてあることのすべてを把握できなくてもいい。医療、食、教育についての基本的な考え方を身につけ、どこに疑問をもてば疑似医学やトンデモ教育を遠ざけることができるか。本書を通して読むことは、情報の取捨選択をするためのトレーニングとなり得る。

 しかしこの1冊を紹介するとき「親のための」という枕詞から始めるのは、あまりにもったいない。冒頭の“女子トーク”に見られるように、疑似医学は子どもがいるいないにかかわらず、私たちの身近にまで忍び寄ってきている。そうした情報を発信する側に問題があるのは当然だが、いつも買っている雑誌で紹介されていたから、有名人が使っているから、という安直な理由で情報を精査することなく真に受ける側も、いかがなものだろう。ちゃんとリテラシーが備わっていれば、効果がないどころか、時に健康被害につながりかねない情報を鵜呑みにせずに済む。そこにお金を費やすこともなくなる。

 また、自分が親でなくても、間接的に子どもとつながっていない人はいない。家族、親戚、友人、同僚……誰かを挟んだその先に、結構な数の赤ちゃんや子どもがいる。SNSでつながっている中にも、子育て真っ最中の人がいるかもしれない。電車に乗れば、ベビーカーの親子と居合わせる。それを意識せずに、軽い気持ちで「紙オムツやナプキンは有害」「マーガリンはプラスチック」などといった、本書で紹介されているようなトンデモ情報を垂れ流せば、結果的に子育て中の親たちを混乱させることになる。自分の無知がめぐりめぐって見知らぬ子どもの健康を損ねるとは、とても怖いことではないか。そこに悪意がなければいいという話ではない。

 未熟で、ひとりでは生きていけない子どもの健康が守られる社会は、大人の健康が守られる社会でもある。「子育てにもリテラシーを!」と謳う本書は、社会全体の情報リテラシーをベースアップしてくれるに違いない。
(三浦ゆえ)

『とと姉ちゃん』花山、「商品試験」への熱意に賛否! 視聴者から「理不尽」の声上がったシーン

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「連続テレビ小説 とと姉ちゃん Part2 (NHKドラマ・ガイド)」(NHK出版)

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『とと姉ちゃん』(NHK 総合/月~土、午前8時) 幼くして父を亡くした小橋常子(高畑充希)が、「父(とと)」の代わりとして、母と妹2人を守りながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

ケイティ・ペリーがTwitterでQ&Aを実施、「テイラー・スウィフトとコラボする可能性」にどう答えた?

<p> 恋人であるオーランド・ブルームと同居し始めたと報じられている、歌手のケイティ・ペリー。愛猫がオーランドの愛犬と折り合いが悪いため、ハリウッドの豪邸も持ち続けているが、生活の拠点はマリブのオーランドの邸宅に移したといわれている。</p>

格闘マンガ以上にバイオレンス! 豪胆すぎる梶原一騎の人生劇場『男の星座』

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『男の星座』(グループ・ゼロ)
 マンガの世界では、マンガ家自身の半生をテーマにした「マンガ家マンガ」というジャンルがあります。その中で、最高峰かつバイブル的な存在といえば、藤子不二雄A先生による『まんが道』でしょう。この作品を読んで、マンガ家を志した方も多いのではないかと思います。  ところで、皆さんは梶原一騎という人物をご存じでしょうか? 『空手バカ一代』『巨人の星』『タイガーマスク』『あしたのジョー』『プロレススーパースター列伝』などなど、日本を代表するスポ根マンガの原作者であり、「劇画王」とまでいわれている人物ですが、マンガ作家でありながら、そんじょそこらの格闘マンガの主人公よりも遥かに破天荒な人生を送ったことでも有名です。  そんな梶原先生の人生そのものをマンガにしてしまった、バイオレンスすぎる自伝マンガが『男の星座』なのです。原作は梶原先生自ら担当し、作画は『プロレススーパースター列伝』でコンビを組んだ、原田久仁信先生です。連載中の1987年に梶原先生が逝去したため、未完となってしまいました。 『男の星座』の内容は、妙齢の男性が星座占いやプラネタリウム通いにいそしむ、などといったたぐいの軟弱な話ではなく、「これが男一匹・梶原一騎の人生じゃ! 文句あるか!!」とばかりに、男性ホルモンをフルスロットルで放出し続けています。キーワードは「力道山」「大山倍達」「ケンカ」「女」「酒」の、ほぼ5つのみ。本業のマンガ原作の話は、わりとそっちのけです。  本作における重要人物となる2人の格闘家、力道山と大山倍達についてですが、力道山はご存じ、必殺「空手チョップ」を武器に、戦後のプロレスブームを牽引した「日本プロレス界の父」であり、ジャイアント馬場、アントニオ猪木といった、プロレス界のレジェンドを生んだ師匠でもあります。  一方の大山倍達は極真空手の創始者であり、猛牛を素手で倒したため「牛殺し」の異名を持ち、『空手バカ一代』のモチーフともなった人物です。この2人と梶原先生という、3つの輝く一等星が織りなす人生劇場が『男の星座』なのです。  梶原先生(作中では梶一太)は柔道・空手の有段者であり、格闘技に造詣が深かったことから、取材を通じて力道山や大山倍達と交流するようになります。作中で描かれる格闘界のレジェンドの2人の逸話はとてつもなくディープですさまじいものですが、実は真の主人公である梶原先生自身の武勇伝のほうがすごかったりします。その豪胆すぎるエピソードを、いくつかご紹介しましょう。  まだ駆け出しの小説家だった若き日の梶原先生が、浅草でストリップの女王に一目惚れ。そこからの行動は、今でいうなら、完全にストーカーです。タクシーで尾行し、彼女と同じ店に入って隣の席で飯を食いながら会話を盗み聞きしたり、ファンレターを書きまくったのに返事をもらえず、怒りのあまり楽屋に乗り込んでケツモチの暴力団に襲われるも、得意の柔道で返り討ちにしたり……。しかし、その強引さに女王は心奪われ、2人は同棲することになるのです。ストーキング行為が激しすぎて恋が成就してしまうという、稀有な例です。  続いても、女絡み。酔って入った場末のキャバレー、そこでナンバーワンホステス・夕子とイチャついていたのはいいが、実は暴力団経営のボッタクリ店で、お勘定はなんと30万円。「払えない」と言うと、「指を詰めろ」と脅されます。しかし、逆ギレした梶原先生は、その場で夕子を人質に取り、すごみ返します。 「ヤクザの情婦ふぜいが、ちょっとばっかりツラの印刷がいいからって、大の男をコケにしくさってぇーーー!」 「ヘタな大阪弁で凄むんじゃねえッ、この京浜蒲田のドサヤクザがァ!」  梶原先生、人質を取った途端、めっちゃ強気です。取り囲む数十人のヤクザ相手に、全然ひるんでいません。「ツラの印刷」って表現も斬新すぎる!  そして、和服姿で下半身丸出し状態の夕子をジャイアントスイングでブンブン振り回し、取り囲むヤクザをなぎ倒して店を脱出。その後しばらく、ヤクザの刺客たちに命を狙われては返り討ちにする日々を過ごすのですが、その梶原先生の腕っ節の強さに、ヤクザの情婦だったはずの夕子が惚れてしまい、2人は同棲することに(またかよ!)……。どうですか、破天荒でしょう!?  力道山との初対面のエピソードもすごいです。梶原先生の書いたルポの内容が力道山を怒らせてしまい、料亭の太い床柱を空手チョップで叩き割る姿を見せつけられ、周りはみんなチビッているのに、梶原先生だけはまったく動じなかったのです(実は女と別れて、ヤケクソになっていただけ)。それがきっかけで、力道山に気に入られるという、棚ボタラッキーな豪胆エピソードです。  また、銀座のステーキ店「スエヒロ」で見習いとして働いていた時代、皿を割ってコック長に殴られたのに逆ギレし、コック長を一本背負いしてノックアウト。退職金代わりに牛フィレ肉5枚を奪っていくというエピソードなども、キレッキレでシビれます。  これが最後の作品だと腹をくくっていたせいか、力道山が岸恵子と付き合っていたとか、こ●どり姉妹のスポンサーは暴力団だったとか、当時としてはいろいろと外に出してはまずそうな話を、実名で容赦なく暴露しているところも見どころです。まさに、怖いものなし状態。  さらに、梶原先生が浮き名を流した松坂慶子、島田陽子、池上季実子、早乙女愛、志穂美悦子などの女優たちとの関係についても真相を描く……などといった、名前を出された方にとっては戦々恐々の予告がされていたのですが、こちらは残念ながら、本作では描かれる前に絶筆となってしまいました。  というわけで、まだまだネタはあったに違いないのに未完となってしまったのが惜しまれる、梶原一騎自伝マンガ『男の星座』をご紹介しました。男たるもの、こんな豪快な生き方をしてみたいものですが、普通の人には到底無理そうです。先生が数々の大ヒットマンガの原作を発想できたのは、本人の人生がマンガ以上に破天荒すぎたからかもしれませんね。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)