実家の厄介事も一段落したのに……問題児の姉がとんでもない金銭トラブルを起こした!!

【作品名】「予想通りの結末」(後編) 【作者】桜井まり子『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】実家の家事をするようになって、我が家の方は荒れ放題。娘の様子もおかしくなり、夫も不機嫌に。それも一段落したと思ったら、都会暮らしの姉がとんでもない金銭トラブルを起こして……!?

【サイゾーウーマンリコメンド】寄生してくる実家はもちろんのこと、妻のピンチに何の手助けもしない夫も腹立たしくなってきます。日々の小さなイライラを持て余している人は、読むだけで爆発すること間違いなし。起爆剤になりそうな1本です。

SMAP解散発表FAX、テレビ東京に届かず……ジャニーズ事務所とマスコミの“村社会”

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テレ東の『愛ラブSMAP!』で育ててもらったのに!?

 SMAP解散発表をめぐり、世間からはジャニーズ事務所に批判が集まっている。“パワハラ”といわれたメリー喜多川副社長の言動も然ることながら、懇意のメディアだけに一方的な情報を流すやり口が問題視されているのだ。

「解散の第一報は14日付の朝刊スポーツ6紙が一斉に報じる予定でしたが、一部ウェブメディアがその情報をスッパ抜いたことで、計画がオジャンに。基本的にジャニーズは、報道してほしくないメディアからの問い合わせは無視するため、記事を出したくても出せない社が多く存在します。ジャニーズは、自社の意向に沿ってくれるメディアを厳しくランク付けしているわけです」(スポーツ紙記者)

「売れるためなら、なんでもアリ?」色恋営業に走るグラドルの品格

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イメージ画像(Thinkstockより)
 先日、某有名週刊誌にて“底辺グラドル”の称号を頂いた、吉沢さりぃです。底辺ほど、ポジティブな単語はないと思います。なんでかって? 底辺ということは、上を目指すしかない! 三十路といえども、まだまだ先があると考えると、もっともっと頑張るしかない! 底辺脱却のため、日々精進です。  そんな底辺グラドルの私ですが、先日奇跡的に最新DVDを発売できました。ギリのギリまで“発売イベントに、人がちゃんと集まるのか?”“DVDが何十枚レベルしか売れなかったら、どうしよう……”と、頭を抱えておりました。そんな中、右往左往する私を見かねた女友達が、知人のグラドル好きな男性数人に声をかけてくれたのです。大半の人たちは適当に聞き流していたようですが、そのうちのひとりに「グラドルのイベントなんて絶対に行かない!」と、過剰に反応されたようです。何事かと話を聞くと、彼はグラドルにとんでもないトラウマを抱えていたのです。  彼は以前、某グラドルの追っかけをしていて、ある時、ファンレターの返事に彼女の連絡先が書いてありました。当然のごとく、驚きよりうれしさが勝り、彼はすぐ彼女に連絡をしました。どうやら彼女は、自分のファンである彼に一目惚れし、すぐ付き合うことになりました。もちろん周囲にはバレないよう、気を使いつつ。彼はファンから彼氏になっても“グラドル”としての彼女も応援したいと、現場には欠かさず通っていました。ところが、しばらくたつと、「DVDが売れてないの……あと何枚か買ってくれないかな?」とお願いされたり、「家賃が足りなくて……」などと相談されることが増えてきたのです。それでも、大好きな彼女の役に少しでも立てればと、できる限り支え続けました。さすがに経済的にもキツくなってきたころ、事件が起こりました。  彼はファンの中でもわりと古株だったこともあり、彼女のファンの中には顔見知りが数人いました。その中のファンに「相談がある」と声をかけられました。“俺になんの相談だろう?”と不思議に思いつつも、居酒屋に行きました。乾杯をしたところで、「実は、僕◯◯ちゃんと付き合ってるんだ。今まで言えなくてごめん……」と切り出されました。彼に相談してきたファン友が「付き合っている」と言っているのは、自分の彼女。彼は放心状態になりつつも、ファン友の話を聞いていると状況がほぼ自分と重なり、二股をかけられていたことが発覚しました。相談内容も「彼女にできる限りのことをしたいけど、経済的に難しくて、どうしたらよいのかわからない」というもので、自分と丸かぶり。ただただ話を聞き、当たり前ですが、なんのアドバイスもできませんでした。  彼はすぐに彼女の携帯番号を着信拒否にし、グッズなども捨てたそうです。グラドルとしての彼女も、プライベートの彼女も、どちらも大好きで、完全に彼女を信じきっていた彼には耐えられなかったのでしょう。それ以降、グラドルやアイドルにはいいイメージが持てないとのことです。  確かに私のファンの中にもめちゃめちゃ優しい人もいれば、イケメンもいるし、「あ~結婚するならこういう人がいいなぁ~」って方もいます。ですが、いくら売れていなくても、現役グラドルのうちは“プロ”としていかがなもんか? と思うので、ファンの方との一線は越えません。売れるために“なんでも”するのは、正解なのでしょうか? 売れたいから小さい水着を着る、映画でヌードになるといった努力と、いろんなファンの人の“彼女”を演じて売り上げと生活を保つ努力は、一緒なんでしょうか?  ちなみにその彼は、私のことを「どうせ、こいつもクソビッチ!」と吐き捨てていたそうです(笑)。クソビッチも何も、ビッチする相手がいません……。いくら底辺グラドルでも、引退するまで真面目にグラドルやります! そして引退する時に、ファンの誰かに嫁にもらってもらおうと思います(笑)。底辺グラドル、まだまだ応援よろしくお願いします‼
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●よしざわ・さりぃ バスト107cmのKカップを武器に活動する三十路グラドル。趣味は、キックボクシング・飲酒・少女漫画研究・箱根駅伝研究で、特技はお酒の一気飲み。タレント事務所にてマネジャーをしていた経験もあり、芸能の表も裏も知り尽くしている。ミスFLASH2016ファイナリスト。

SMAP・木村拓哉、「まもなくハワイから帰国」情報で空港にマスコミ大集結!

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一世一代の大舞台、どう演じてみせようか

 SMAP解散発表について、初めて口を開くメンバーは稲垣吾郎となりそうだ。18日放送のラジオ番組『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(文化放送)冒頭で、あらためて収録した、解散に関するファンへのメッセージが放送されるという。しかしマスコミ各社はそれより前に、木村拓哉の“肉声”を取るべく、現在ある場所に集結しているという。

「現在、妻・工藤静香と娘たちとハワイで休暇中の木村ですが、一部マスコミ関係者の間で『帰国は16日、17日のどちらか』という情報が駆け巡りました。ジャニーズとの関係を気にするテレビ局やスポーツ紙は、週刊誌と違って、自宅や仕事先などに取材をかけられないでしょうが、空港だけは、ジャニーズを気にせずマスコミ各社が現場を仕切れる場所。テレビ局をはじめとするマスコミ各社は、現在、羽田空港、成田空港内部で木村に網を張っています」(テレビ局関係者)

全国に「彼氏いません」とまでアピール……「過激なテロ集団」中核派がやたらテレビに出る理由

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フジテレビ系『みんなのニュース』番組サイトより
「過激派」「テロ集団」とも呼ばれる新左翼党派・中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)の一般メディアへの露出が増加している。  昨年12月にはテレビ東京系列では中核派の若手メンバーに焦点をあてたドキュメンタリー番組『追跡!ニッポンの過激派 革命戦士になったオレ』を放送。これに続きこの9日にはフジテレビ系列の夕方の情報番組『みんなのニュース』内で『<シュザイブ>「暴力は必要だ」“過激派”中核派の今』が、放送されたのである。  フジテレビの報道内容を参照すれば、中核派は文字通りの過激派。過去には「東京・赤坂の迎賓館に向けてロケット弾を発射するなど数々のテロ行為」を行い「鉄パイプや火炎瓶などで警察を撲・焼殺したこともある」組織だ。  しかし、批判者から向けられる「悪の秘密結社」のごときイメージとは裏腹に、昨今の中核派はメディアに対しては妙にオープン。というのも、テレビ番組で中核派が取り上げられる際には、江戸川区にある公然拠点・前進社でのロケが当たり前。頑丈そうな鉄扉の向こうを開くシーンと、警察による家宅捜索のたびに焼き切られている鉄板(なお、横に扉があるので焼き切らなくても入れる)や、設置されている監視カメラの説明を受けるのが定番になっているのだ。  前述の『みんなのニュース』では、そうした定番シーンを押さえた上で、さらに若手活動家たちに深く斬り込んでいる。同派の若手活動家のトップである齋藤郁真・中核派全学連委員長に「SEALDsは絶対に現場で戦わない人たち。皆の行動すべきだという思いを単なるお祭りに変えてしまう」と政治的主張を語らせるだけではない。若手活動家の吉田悠クンの実家を訪問するシーンでは「学生時代からアニメ制作が趣味」だと説明。さらに、巷では中核派三大美女のひとりとも称される洞口朋子サンに「彼氏はいるのか?」と質問し「今はいないですね」「そろそろいい人見つかったら、いいな」とまでと回答させているのである。  ここまで突っ込む取材陣にも脱帽だが「過激派」とは思えない妙にオープンな対応に多くの視聴者が驚いたに違いない。国家権力の側から「過激派」と目される組織は数多いが、こんなにもオープンなのは中核派だけである。筆者も過去、週刊誌などの取材でさまざまな党派に取材を試みたが、ほぼ電話しただけでNGを喰らう。革マル派は鼻で笑ってNG。2派ある解放派のうち赤砦社派は、理由を語ってNG。現代社派は誰も電話に出なかった……。  唯一、中核派は「企画書を送っていただいた上で検討を~」という対応。  このメディアに対する妙な対応のよさは、なんなのか? 筆者の疑問に答えてくれたのは、齋藤全学連委員長だ。 「2006年の“党の革命”以降はオープンにしていこうという方針になっています。この2年あまりは、ちゃんとアポを取ってくれれば取材は受け入れていますよ」  齋藤委員長の語る「党の革命」とは(外部での情報を総合すれば)運動方針をめぐる組織内部での路線対立とその後の変革のこと。これ以降、中核派は労働運動を重視した運動方針を立てているとされるが、それにともなってメディアへの対応も大きく変化したようだ。  とはいえ、メディアでの取り上げられ方は、彼らにコントロールできるものではない。とりわけテレビ番組では、説明パートで過去の数々の闘争を示し「危険なテロ集団」と語るし「暴力革命」を肯定する思想に対しては否定的なコメントも流れる。そんなネガティブな取り上げられかたをされることに、不満はないのだろうか? 「どんな内容でもテレビ番組で取り上げられるのは、我々の組織では絶対にできない宣伝じゃないですか。むしろネガティブな取り上げられ方をすればするほど、本気でなにかやりたいと考えている視聴者は“もしかしたら、彼らの主張は正しいのではないか”ときちんと判断してくれると思っていますよ。実際、自分たちの主張を聞いて運動に参加する労働者も出てきています。もし番組を見て参加したいと思ったら9月には全学連の全国大会がありますし、いつでもメールを送ってください」  ちゃんと自派のアピールも忘れない斎藤委員長。最後に「彼氏がいない洞口サンと付き合いたい場合には、どこに連絡すればよいのか、やっぱり活動家にならないとダメなのか?」と聞いてみると。 「それについては個人のことなのでノーコメントです!」  とピシャリ。なんで、そこだけ組織防衛するんだよぉ! (文=ルポライター/昼間たかし http://t-hiruma.jp/

SMAP・中居正広、TBS“リオ五輪キャスター”の仕事に事務所が異例指示?

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中居くんのキャスターぶりはブレてない

 SMAPの解散発表をめぐり、TBSのリオ五輪キャスターに就任したはずの中居正広が、「現地入りしていない」という点に疑問の声が上がっているようだ。

「14日の発表直後から、ファンの間では『中居くんが日本にいないときに発表なんて』『このタイミングはおかしい』との声が噴出しました。ジャニーズ事務所からは、嵐・櫻井翔やTOKIO・山口達也、KAT‐TUN・亀梨和也が現地入りしており、ファンは中居も当然リオにいるものと考えていました」(週刊誌記者)

解散発表後初『SMAP×SMAP』24秒間の“葬式カラー”が怖すぎ! 最終回に「5人旅放送して」ファン熱望

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 15日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の冒頭に表示されたテロップに対し、「怖すぎる」との声が相次いだ。  SMAPが5人揃ってテレビ番組に登場したのは、14日の解散発表後初。冒頭では、白地に黒い文字で「昨日、SMAPの活動についての発表がなされましたが『SMAP×SMAP』の今後の対応につきましては近日中に視聴者の皆さまに報告させていただきたいと思います。本日は予定通りの放送内容をお送りいたします。」とのテロップが24秒間、画面いっぱいに表示され、その間、無音だった。  この異様な雰囲気に、ネット上では「無音テロップ怖すぎ」「震災後のテロップみたい」「お悔やみかと思った」「内容のない文章と、テロップの重々しい雰囲気のギャップがすごい」などの声が。なお、この日の平均視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 「1月の公開謝罪会見同様、画面に広がる“葬式カラー”に『怖い』との声が殺到。この日の『ビストロSMAP』のゲストは、片岡愛之助。前回と同じく、中居がゲストと軽快なトークを繰り広げる一方で、調理中のメンバーの表情はほとんど映らなかった。この収録は今月3日に行われており、ジャニーズの発表通りであれば、まだ解散話は出ていなかったことになります」(テレビ誌記者)  この日、一際どんよりとしたオーラを放っていたのが、解散強硬派の1人とされる香取慎吾。香取は前週の放送でも、「全く笑わない」「1人だけ会話に入ろうとしない」「元気がない」との指摘が相次いでいた。 「『ビストロSMAP』内で行われた片岡にまつわるクイズコーナーでは、積極的に答えていた印象の香取ですが、なぜか終始無表情。そのため、視聴者からはプロ意識の低さを指摘する声や、『早く収録を終わらせたいのでは?』といった臆測が上がっていた」(同)  メンバーのフリートークコーナーがなくなったほか、「ビストロSMAP」の収録に観客を入れなくなるなど、分裂・解散騒動以降、変わり果ててしまった『SMAP×SMAP』。フジは、17日にも番組終了に関して正式発表する予定だという。 「一部では『NHK紅白歌合戦』や『カウコン(ジャニーズカウントダウンライブ)』で解散するという見方もあるが、フジは5人が揃う最後の舞台として『SMAP×SMAP』の最終回スペシャルを企画しているとか。一方、多くのSMAPファンから『最終回は“5人旅”を流してほしい』との要望が。結成25周年を記念して2013年に放送された『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』は、ファンの間で伝説となっている企画。仲良く5人で温泉に浸かるシーンや、旅館のカラオケで『BEST FRIEND』を歌った際、中居が号泣する一幕も。不仲による解散という最悪の結果だけに、ファンは『仲の良かった頃のSMAPが見たい』との思いが募っているのでは?」(同)  メンバー内のギスギスがテレビ越しに伝わってくる、最近の『SMAP×SMAP』。「5人旅」の頃のように自然に笑い合うメンバーの姿は、もう見られないのだろうか?

月9『好きな人がいること』にパクリ疑惑噴出! 「『花より男子』で見た」「道明寺に似すぎ」

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『好きな人がいること』(フジテレビ系)公式サイトより

 15日、月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)の第6話が放送され、視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最低を更新する結果となった。

 同ドラマは、桐谷美玲演じる“恋愛と無縁だった”パティシエ・美咲が、千秋(三浦翔平)、夏向(山崎賢人)、冬真(野村周平)のイケメン3兄弟とシェアハウスをするという内容のラブコメディ。第6話では、千秋に失恋して落ち込んでいた美咲が、夏向に告白されるという流れに。心が揺れる美咲だったが、「もう少し時間をください」「もっと夏向のこと知りたい」と返して、関係を深めていくことを決めるといった内容だった。

同性愛者は守ってもらわないと命に関わる恐れがある ホモフォビアが生まれる背景

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精神科医のTomyさん(似顔絵)

 一橋大学法科大学院に通っていた男子学生Aさん(当時25)が、2015年8月に校舎6階から転落死した。ゲイであるAさんは、同級生の男性BさんにLINEで恋愛感情を持っていることを伝えたが、それをBさんが同級生に暴露。ショックを受けたAさんは心療内科を受診していたというが、転落死した当日には学校でパニック障害の発作を起こし、学内の保健センターで休養している。

 これを受けて遺族は、秘密を暴露した同級生や、Aさんの症状などを知りつつも対策を講じなかったとして大学を提訴。訴訟の第1回口頭弁論が今年8月5日、東京地裁で開かれた。

 Aさんは法科大学院の同級生たちが同性愛者を「生理的に受け付けない」などと話しているのを聞いていたと報道されている。この裁判では、性的指向や性自認を暴露する行動「アウティング」が問題となっているが、Bさんをはじめとする同級生たちの「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」がAさんを追い詰めた可能性は、はたしてゼロだといえるだろうか。

 世界を見渡せば、6月12日には米国フロリダ州・オーランドの同性愛者が集まるクラブで銃乱射事件が発生。49人の死者と53人の負傷者を出した銃撃事件を起こした犯人の男はIS(イスラム国)に忠誠を誓っていたが、明らかに同性愛者をターゲットにしていたことから、根底にはホモフォビアがあったと考えられている。

 では、このホモフォビアとは、どのような感情から派生したものなのだろうか。その正体を知ることは、同性愛者への偏見・差別感情を解消する一助になるはずだ。自身もゲイであることをカミングアウトしている精神科医のTomy氏に話を聞いた。

■アメリカでは同性愛者は守ってもらわないと命に関わる恐れがある

――ホモフォビアというのは、何を契機に芽生える感情なのでしょうか?

Tomy氏(以下、Tomy) まず、「フォビア」つまり「嫌悪」という現象は、おそらく宗教的なベースがあるかないかで、だいぶ違ってくると思います。もし、同性愛をはじめとする特定の指向が罪であるとされている宗教で育った場合と、そうした概念がない場合では、偏見のレベルは大きく違ってくると思います。

――宗教が偏見を強めている可能性があるということでしょうか?

Tomy たとえば、一部の宗教では、そもそも同性愛自体が犯罪であるという扱いを受けることがありますね。存在してはいけないと思っている。そうした教条を信じる人が抱くホモフォビアと、なんとなく「気持ちが悪い」とか「抵抗がある」という人のそれとでは、偏見に対しての、ある意味でいう“モチベーション”がまったく違ってくるはずです。

――なるほど。日本でホモフォビアに端を発する重大事件をあまり聞かないのは、そうした“モチベーション”の違いがあるとも考えられますか?

Tomy そうだと思います。たとえば日本の場合、ヒソヒソと陰口を言うことはあるかもしれませんが、「存在を抹消しよう」という発想までには至らないことが多いですよね。しかし、他国では「存在そのものが罪である」とか「消さなきゃならない」レベルのホモフォビアが根付いているケースもあります。

 さらにいえば、アメリカでは同性愛者の人権を求める動きが活発ですが、日本の場合にはそうした動きはもともとあまりありません。というのも、アメリカでなぜそうした権利が制度化されたり法律的に認められたりする必要があるかといえば、権利を主張して守ってもらわないと、犯罪に巻き込まれるとか、殺されるかもしれないという不安が根底にあるからです。

 たとえば、カリフォルニア州でカミングアウトした同性愛者として、初めて議員になったハーヴェイ・ミルクも暗殺されてしまいましたが、こうした事例にみるホモフォビアは「気持ちが悪い」というレベルを超えていて、同性愛者は守ってもらわないと命に関わる恐れがあるわけです。

■日本は同性愛を認める文化があった

――ホモフォビアのレベルが深刻だからこそ、より強く権利を主張するという相互作用があるということですね。それでは、日本はそこまで深刻ではないと思われますか?

Tomy 日本って、歴史からみても同性愛を認める文化がありましたよね。というより、あまり気にしないっていうか……「なんか気持ち悪いかもしれないけど、別にいっか」っていう。だからアングラではあるけれど、それでなんら不自由を感じなかったので当事者も何か主張をしようという流れがあまりなかったように思います。最近になって、アメリカなどで同性婚が法律によって認められてきた流れをうけて、国内でもそうした権利を認めてほしいという声があがりはじめたっていうのが現状ではないでしょうか。

――いわゆる過渡期にあたるということでしょうか?

Tomy そうですね。あと以前に比べると同性愛者たちを見かける機会が増えていますよね。たとえば私が子どもの頃は、そういう人たちは東京の新宿にしかいないと思っていたくらい。だから身近にいるという認識がなかったんです。今はメディアにもたくさん出てきているし、身近な存在であるという認識が高まってきていていますよね。その中でカミングアウトもさらっとできちゃう風土がだんだんとでき上がってきている印象です。当たり前にいる、特別じゃないという理解がだんだん増えてきたので、殺されたりとか、そうした不安感はないにせよ、やっぱり法律で認められていた方がいいんじゃないかという、緩やかな土壌の中での権利主張が出てきたんじゃないかなと思います。
(末吉陽子)

(後編につづく)

Tomy(トミー)
精神科病院勤務を経て、現在はクリニックに常勤医として勤務する。オカマキャラで相談に乗るブログ「ゲイの精神科医 Tomyのお悩み相談室」が注目を集めている。著書に『アンタたち治るわよ!』(講談社)『おネエ精神科医のウラ診察室』(セブン&アイ出版)など。

『とと姉ちゃん』プロデューサーの“自信満々”インタビューに「脚本チェックしろ」と批判噴出

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「連続テレビ小説 とと姉ちゃん Part2 (NHKドラマ・ガイド)」(NHK出版)

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『とと姉ちゃん』(NHK 総合/月~土、午前8時) 幼くして父を亡くした小橋常子(高畑充希)が、「父(とと)」の代わりとして、母と妹2人を守りながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。