卒業決定で、すでにやる気ゼロ! AKB48・小嶋陽菜が「運動会」で何もしなかった!!

kojiharu0815
「第2回AKB48グループ チーム対抗大運動会」が6日、さいたまスーパーアリーナで行われた。  AKB48、SKE48、NMB48、NGT48は、それぞれ各グループのチームが参戦。飛行機トラブルの影響で会場到着が遅れた指原莉乃率いるHKT48は、単独チームとして参加。その結果、初参戦となったNGT48のチームNIIIが優勝した。 「HKTは開始から3時間遅れで到着。運営側は強引にHKTを競技に参加させようと、ドッジボールや大縄跳びの順番をシャッフルしていたところ、大幅に終了時間が押し、なんと終了までに6時間もかかった。さすがに、若いメンバーたちも疲労困憊だった」(ファンとして観戦したマスコミ関係者)  参加したメンバーたちは、各競技で自分のチームの結果に一喜一憂し大盛り上がりだったというが、たったひとり、まさに“高みの見物”を決め込んでいたのが、6月の総選挙イベントでAKBからの卒業を発表していた“こじはる”こと小嶋陽菜だったというのだ。 「会場には、スペシャルゲストとしてお笑いコンビ・おぎやはぎが来場。小木博明は、番組で共演したこともあるこじはるを気に入り、会場内の客席に設置された特別実況席にこじはるを呼び寄せた。すると、こじはるは運動会の最中、小木の後列に座ってじっと動かず、結局、1種目も競技に参加しないまま。小木相手にずっと雑談をしていた。そのせいもあってか、所属するAKB・チームAの順位は振るわなかった」(同)  こじはるといえば、今年の総選挙には謎の覆面メンバー「にゃんにゃん仮面」として立候補。16位で選抜入りを果たしたが、イベント会場であっさり正体を明かして会場の雰囲気をしらけさせた上、当日に各スポーツ紙が報じた通り、AKBからの卒業を発表した。 「これまで何度も卒業をほのめかして卒業せず、“卒業するする詐欺”と揶揄されていただけに、ファンにとってのサプライズはなし。こじはる自身、あまり大々的な卒業イベントを望んでいないようで、卒業の日程も含め、なかなか調整が難しいようだ」(テレビ関係者)  もはや、こじはるがAKBの活動で輝くことはなさそうだ。

マスコミ関係者に聞いた、「業界で最も愛されているジャニーズアイドル」は?

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可愛がってる後輩の尻を狙う岡田

 週刊誌などでたびたびスクープされ、今や公然の仲となっているV6・岡田准一と宮崎あおい。しかし、宮崎が既婚者であった時期から岡田と関係を持っていたと報じられたこともあり、「純愛ぶっても不倫は不倫」「とてもじゃないけど認められない」と岡田ファンの反感も根強い。

「不倫報道があった時も大きな波紋を呼びましたが、今になって思えば、まだタイミングがよかった。もし、不倫スクープが連発されている今年報じられていたら、ベッキーどころの騒ぎじゃなかったと思いますよ。ヘタをすれば2人とも役者生命を断たれていたかもしれない」(芸能ライター)

武井咲『せいせいするほど』が波瑠『ON』に初勝利も、“低レベル”の争いで価値なし

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TBS系『せいせいするほど、愛してる』番組サイトより
「火10」ドラマ対決に異変が起きた。武井咲主演『せいせいするほど、愛してる』(TBS系/火曜午後10時~)が、波瑠主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系/同)に初勝利を収めたのだ。  8月9日、両ドラマの第5話が放送され、『せいせいするほど』は6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。片や『ON』は6.6%で、僅差ながら『せいせいするほど』が制した。両ドラマの視聴率争いは、初回からこれまで『ON』が4連勝していたが、第5話にして『せいせいするほど』が初めて逆転した。  ただ、勝ったからといっても、『せいせいするほど』の視聴率は初回=9.3%、第2話=7.4%、第3話=6.7%、第4話=6.9%と推移しており、第5話は自己ワーストタイで自慢にもならない。  一方、『ON』は初回=9.6%、第2話=9.2%、第3話=8.2%、第4話=8.8%で8%以上はなんとかキープしていたが、第5話で急降下した。第3話から佐々木希が登場したが、なんの起爆剤にもならなかった。  第5話までの平均視聴率は、『ON』が8.7%で、『せいせいするほど』の7.5%を一歩リードしている。  9日、両ドラマが放送された同時間帯には、NHK総合で福原愛が出場したリオデジャネイロ五輪・女子卓球シングルス準々決勝の中継があり、10.9%の好視聴率をマークしたため、『せいせいするほど』も『ON』も多少は影響を受けたと思われるが、それにしても6%台での争いでは、なんとも低レベル。その数字で『せいせいするほど』が初勝利を挙げたからといっても、たいした価値はなかろう。  次週(16日)は、TBS系がリオ五輪・陸上予選「男子200m・女子5000m」を中継するため、『せいせいするほど』は休止となる。ライバルドラマの放送が休みとなる状況で、『ON』は果たして、どこまで数字を上げることができるのか? 第6話も低調な視聴率なら、この先の伸びは期待できそうにない。 (文=森田英雄)

SMAP解散は香取慎吾のせいじゃない! ジャニーズがキムタクを守るために仕掛けた狡猾な情報操作

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ジャニーズの徹底的な根回しによって、スケープゴートにされた香取
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  本日未明に発表されたSMAP解散決定。今朝のスポーツ紙は、すべて一面でこのニュースを報じている。だが、その内容は解散の責任をもっぱら中居正広、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の4人におしつけるものばかりだ。  当然だろう。ジャニーズ事務所が明らかにその方向で御用マスコミを誘導していたからだ。発表の前、ジャニーズ事務所が「14日午前1時解禁」を条件にスポーツ紙やテレビ局に撒いた文書にはこんな文言が書かれていた。 〈事務所一丸となってSMAPをサポートするべく各部署で様々な準備を進め、2月より8月10日まで半年以上の時間をかけて個々のメンバー並びに全員と面談を重ね、例年通りの音楽番組への出演、ファンへの感謝をこめたコンサートの開催、協議を進めてまいりました。しかしながら、議論を続ける中で「今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい」というメンバー数名からの要望を受け、7月の音楽特番を辞退させていただいた経緯がございました〉  つまり、事務所は一丸となって存続に努力し、音楽特番やコンサート出演を準備していたが、「メンバー数名」のわがままでそれができなくなったと説明していたのである。  この責任転嫁の姿勢は、本日発表されたメンバーのコメントからもうかがえた。SMAPの他のメンバーは全員、解散にいたってしまったことについて「ファンに申し訳ない」と謝罪していたが、唯一、ジャニーズ側に立っている木村拓哉だけはむしろ自分を正当化し、4人を批判するような内容のコメントを出したのだ。 「この度の『グループ解散』に関して、正直なところ本当に無念です。でも、25周年のライブもグループ活動も5人揃わなければ何も出来ないので、呑み込むしかないのが現状です。沢山の気持ちで支えて下さったファンの方々、スタッフの皆さんを無視して『解散』と言う本当に情け無い結果になってしまいました。今は言葉が上手く見つかりません」  しかも、ジャニーズ事務所は、オフレコのブリーフィングではもっと露骨に木村以外の4人のせいだと決めつけていたという。 「事務所はジャニー(喜多川社長)さんがメンバー1人につき2回の面談をし、5人全員との面談も2回行って、デビュー25周年のコンサート開催を説得したが、中居、香取、草なぎからは同意を得られなかった、とくに香取が絶対に木村と一緒に仕事をしたくないと強硬だった、などと説明していました。ジャニーさんが『こんな年の僕が頼んでるんだから』と懇願していたのに、聞かなかった、と。解散についても、香取、草なぎ、稲垣の3人、とくに香取の意思が強かったとして、かなり悪し様に批判していました」(スポーツ紙ジャニーズ担当)  実際、スポーツ紙の紙面を見ると、全紙、この情報に丸乗りしていた。たとえば、「スポーツニッポン」はジャニー社長の説得を拒否した4人をこう批判していた。 〈事務所トップの言葉に耳を貸さないのに、事務所には「残りたい」という態度に、メンバーの間に確執があることを理解していたスタッフも「わがままが過ぎる。さすがにひどい」と漏らすほどだった。〉  さらに、これらのスポーツ紙が強調していたのが、SMAP存続の最大の障害が香取慎吾だったということだ。 〈特に、以前からI氏を人一倍慕っていた香取は、分裂騒動以降木村との溝が深く、解散希望の意思が固かったという。〉(日刊スポーツ) 〈「休むなら解散したい」と強く希望したのは香取。関係者は「元マネジャーの女性と一緒につくり上げられないSMAPは、もはやSMAPではないという思いに突き動かされたとしか考えられない」と推し量る。〉(スポニチ) 〈香取にとって、小学生のころから母親のように面倒を見てくれたIさんを木村が裏切ったように映ったのかもしれない。香取は、木村との会話を一切しない状況が続いたという。〉(サンケイスポーツ)  ようするに、木村を拒否する香取のわがままがSMAP解散の決定打になったというストーリーだ。  だが、こうした情報は本当なのだろうか。たしかに、香取は飯島三智マネージャーともっとも絆が深かったため、メンバーと飯島マネを裏切った木村への怒りが大きく、演出を担当するはずだった25周年コンサートについては、徹底的に拒否していた。  しかし、内向的な香取は自分ひとりの脱退を言い出すことはあっても、グループの解散を言い出すようなキャラクターではない。実際、話し合いでも解散についてはむしろ「どうでもいい」という態度だったという。それがなぜ、解散という方向に突き進むことになったのか。香取に近いジャニーズ関係者がこう語る。 「そもそもジャニー社長が25周年のコンンサートを必死で説得していたというが、その時期は6〜7月頃。そんな時期に説得して、年内に大きな会場をおさえられるわけがない。とても本気で説得するつもりだったとは思えません。しかも、ジャニーさんはこの説得のとき、4人に『木村を中心にまとまってほしい』と言ったようなんです。これは4人、中でも、香取と草なぎにとって絶対に受け入れられないことだったんです」  なぜか。スポーツ紙は香取や草なぎの木村拒否の姿勢を「一秒でも一緒に仕事したくない」という子どもっぽい感情のように解説しているが、そうではない。2人は木村そのものではなく、木村がSMAPを仕切る体制について非常に腹を立てていたのだという。 「そもそも、一連の騒動は木村が裏切って頓挫したわけです。その結果、飯島マネージャーは事務所を追われることになった。そして、4人も芸能界追放の危機にさえおちいっていた。普通なら、木村が4人に謝罪をするというのが普通で、彼らも残留を決意したときは木村がそういう行動を取ってくれるだろうと期待したようなんです。ところが、木村は一切謝罪せず、逆に、公開謝罪で不遜な態度を見せ、中居にとってかわってリーダー然と振る舞い始めた。それで、香取、草なぎが激怒し、一気に関係が険悪になっていったんです」(前出・香取に近いジャニーズ関係者)  実は中居は、内心、腹を立てながらも、SMAP存続のために、4人に謝罪をするよう木村に働きかけていたという。「このままだと、SMAPが空中分解してしまうから、内々でいいから、謝ったほうがいい」と。ところが、木村はそれを拒否し、それどころか、ジャニーズ事務所は再び木村の仕切りをごり押ししてきた。これが解散の決定打になったというのだ。 『27時間テレビ』(フジテレビ)で中居がさんまのツッコミに「木村に聞いてくださいよ」と返したことが話題になったが、この中居の発言はまさに、SMAPは解散しないと言いながら崩壊をうながすような行動しかしない木村の姿勢のことを揶揄したものだったようだ。 「実際、ジャニーズ事務所はこの中居発言に真っ青になって、スポーツ紙に対して、『あの“木村に聞いてくれ”発言だけは活字にするな』と厳命してきたようです。それを書かれたら、木村がSMAP崩壊の根本原因であることがバレてしまうと恐れたんでしょう。ジャニーズはとにかく、今、木村のイメージを守るのに必死ですからね。他のメンバーのことは一切言わないのに、木村のことだけはものすごい調子で圧力をかけてくる」(スポーツ紙ジャニーズ担当)  そして、解散が決定的になると、ジャニーズは木村のイメージを守るために、ある作戦に出た。それが前述した香取をスケープゴートに仕立てるという作戦だ。 「中居はいろんな番組をもっていて、大物芸能人の人脈があるから、へたに批判記事を書くと反撃を食らう可能性がある。そこで、芸能界にもほとんど友人がおらず、もっとも飯島マネージャーに近かった香取をスケープゴートにしたんです。香取が木村に対して感情的になってコンサートを拒否、解散が決まったというシナリオです」  実際、香取のコンサート拒否は、解散報道の数週間前に記事なっていた。7月28日発売の「女性セブン」(小学館)が「聞こえてきた『香取の乱』の絶望的な話」なるタイトルで、11月から予定されていたといわれるSMAPの全国ツアーと新曲のレコーディングが、香取の拒否姿勢で一転、中止になったと書いたのだ。 「香取慎吾さん(39才)です。彼が“おれは絶対にやらない”と言って聞かなかったそうです。08年以降、SMAPのライブの演出は香取さんが手がけてきたので、彼なしでは成立してないのです」(音楽関係者のコメント『女性セブン』より)  周知のように、「女性セブン」は女性週刊誌の中でもっともジャニーズに近い御用メディア。ジャニーズの許可なしにこんな記事をやることはありえない。 「今から思うと、すでにこの時点で活動休止か解散の発表が決まっていたんでしょう。それを想定して、キムタクに責任が向かないよう、香取のせいになるよう地ならしをするため『セブン』に情報をリークしたということでしょうね」(ジャニーズ事務所に詳しい芸能関係者)  こうしてみると、今、スポーツ紙が書いているような、4人がコンサートを拒否したとか、香取のせいで解散になったという報道がいかに恣意的かがわかるだろう。  むしろ、この間の経緯を見ていると、4人は事務所と木村によって、「解散」を口にせざるを得ない状況に追い込まれた印象さえ受ける。いや、これはただの印象論ではない。実際、4人は独立騒動から半年の間、ジャニーズ事務所内で再び独立を考えざるをえないくらいの“いじめ”にあっていた。その詳細については、後編でお届けしたい。 (時田章広)

「週刊誌が滅びたらいい」の裏で、秋元康も小室哲哉もつんく♂もアニメの力に脱帽していた!? 2.5次元舞台も「大成功」

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代々木アニメーション学院の公式サイトより。
 毎年、アニメ・マンガ・ゲーム業界などへ、多くの人材を輩出している代々木アニメーション学院(以下、代アニ)。そんな代アニのプロデューサーに就任した秋元康氏、小室哲哉氏、HKT48・指原莉乃、つんく♂氏(海外より中継出演)が集結し、7日にパネルディスカッションを開催した。  その場で指原が「週刊誌が滅びたらいい」と話したり、ハロプロの書類選考で落とされたエピソードを披露し、話題となったことをご存知の方も多いことだろう。しかし、会見そのものは、主催したのが代アニとあって、アニメに言及する場面もちゃんとあったのだという。現場に居合わせたというアニメ関係者がこう語る。 「トークの終盤に学生へのアドバイスを小室氏が求められたのですが、『TM NETWORKをやってたときから、アニメーションのおかげでヒット曲が生まれたという経緯があるんです。Get Wildは30年近く経つんですけど、タイトルは知らないけど、シティーハンターの曲というので海外の人も知っていたりするんです。アニメの力を肌で感じている1人です』と、その効果を語っていました。すると、つんく♂氏も『僕なんかは言葉で何度も悔しい思いをしたので、日本語の壁を超えられるアニメはとても羨ましい』と、アニメに対して感じていることをコメントしてました」  さらに小室氏は最初から音楽のことを考えてくれるアニメーターがいれば、「すぐに仕事ができると思っている」(前出のアニメ関係者)とも。一方、秋元氏はこんなことを語りだしたという。 「『海外に行って思うのは、今まで音楽も映画も海外進出しようと思って、多くの先輩や僕らも試みてきて、なかなかうまく行かなかった。ほとんどが求められてなかった』と、自身たちの失敗例を出しつつJホラーと呼ばれる分野が海外で受けたことを引き合いに『たぶん同じようにアニメも、俺たちが作りたいのがこれなんだというのを作り続けて、結果、外から評価されているわけじゃないですか。外に向かってこういうものが受けるだろうという作り方より、これを作りたいんだという人たちが、濃いカルピスの原液のようになって世界に発信していくんじゃないかな』と、アニメに脱帽といった感じでしたよ」(前出のアニメ関係者)  また、代アニには2.5次元舞台俳優を育てる2.5次元演劇科があることもあってか、秋元氏は2.5次元舞台についても触れていたという。 「秋元氏は『アニメ、マンガの原作があってネルケプランニングの松田(誠)社長のように、2.5次元の舞台になって大成功を収めてたりすることもある』と、その効果を認めているようでした」(前出のアニメ関係者)  サブカルチャーと定義されて久しいアニメやマンガといった分野だが、秋元氏、小室氏、つんく♂氏も無視できないほど、その広がりを感じさせるようになってきているよう。とりあえず、今回の代アニの試みがどのように転がっていくのか、見守りたいところだ。

『モンスター・ハント』に見る、中国人の“萌え”感覚ーー大塚シノブが大ヒット作の背景を読む

【リアルサウンドより】  私はなぜか数年前話題になった中国の、とある遊園地を思い出していた。ドラえもんのようでドラえもんでなく、ミッキーのようでミッキーでない、シマウマのようでシマウマでなかった、あれである。でも今回はもちろん、パクリ疑惑などではまったくない。昨年夏、中国歴代最高興行収入を記録した『モンスター・ハント』。実写とアニメを結合させた、中国ではニュータイプの3D、SF時代コメディー映画である。人間と妖怪の共存。監督も『シュレック3』を演出した、香港出身のロマン・ヒュイだ。  ただなぜだろう、アニメキャラクターの中国色が濃いのである。それが、とある遊園地を思い出した理由だ。大根をモチーフとした妖怪の王子様“フーバー”はなかなかかわいい。ただ、謎の平たい緑の物体から何本か毛が生えたようなキャラクターだとか、空飛ぶネギなのかパイナップルなのか判別し難いキャラクターもいる。中国っぽさを感じる、独特なキャラクターのオンパレード。私は逆に、そこに興味を惹かれた。このややクセのあるキャラクター見たさで、何度もこの映画を観たくなってしまう。そして最後にはこの大根王子が、たまらなくかわいく見えてくるのだ。ここ数年、中国人の中で“萌え”という言葉が“カワイイ”と共に定着してきている。中国人もこれらのキャラクターたちに“萌え”なようだ。  なぜこの映画が中国で爆裂ヒットしたのか。私は中国の友人に聞いてみた。彼女は中国の田舎から、今年上海に出て働き始めたばかりだ。驚いたのは、中国では最近ストレスを抱える人が増えたということ。残業も多いし、家賃も高騰。私がガッツリ中国に住んでいた頃は、中国人はなんて自由なのだと思っていたけれど。彼女に言わせれば、ここ数年で状況は変わって来たらしい、特に大都市では。そこにもヒットの秘密があるようだ。  以前は中国映画と言えば『初恋のきた道』や『さらば、わが愛/覇王別姫』など、深い情感のある、やや重厚な作品が多い印象があった。現に私はそれらを観て、中国行きを決めた。だからこそ数ある偉大な作品の中、なぜこんな軽いコメディータッチの映画が歴代1位なのかと信じられない気持ちも若干あった。ただ私も数年前からなんとなく、中国映画の雲行きが変わってきたのは感じていた。恋愛ものやコメディーが増え、内容もやや軽快になってきていた。そこに待ってましたとばかりに現れたのが『モンスター・ハント』だったのだ。  現代の中国人はストレス社会の中で難しいことを考えず、ただ素直に笑えるコメディー映画を求めていたということになる。しかもこれまで中国でアニメと言えば、子供向けのものしかなかった。それがこの映画では、実写の時代劇とアニメの融合+コメディー効果で、老若男女楽しめる作りとなっている。また大人用とも思える人生の教訓的要素や、中国人が好きな動きのある映画にすべく、アクションをも取り入れている。まさに中国人が欲しがるすべてがここに集結したといえるだろう。
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 そして中国メディアも絶賛しているのは、その内容。妖怪の皇后が、普通の村人であったティエンイン(ジン・ボーラン)のお腹に、自分のお腹の中にいる妖怪の子供“フーバー”を移し入れる。つまり人間の男性が妖怪の子を身ごもり、出産するという奇想天外なストーリー。それでありながら、誇張したわざとらしさがない。またその中に、笑い、涙、愛情、萌え、アクション、すべてが分かりやすく入っているというのが、絶賛ポイントであるようだ。確かに笑いに関しても『少林サッカー』のチャウ・シンチー監督作品のような単純明快な面白さがあるし、人間たちと妖怪の王子“フーバー”との交流には感動もある。一貫して分かりやすいのが特徴だ。つまり、中国人もお疲れらしい。  さて、この映画を日本人はどう観るのか。かつて、映画『タイタニック』で、凍てつく海に放り出されたケイト・ウィンスレット演じるローズが、最後の力を振り絞り、助けを求めて笛を吹く感動的なシーンがあった。しかし中国の映画館ではそのシーンで、なぜか大爆笑が起こったという噂を聞いた。ローズが震えながら笛を吹いていたせいだろうか。国によって感じ方は違う。  中国人は今どのようなものに興味を抱き、何を感じているのか。時代遅れのアニメ、と米メディアでの酷評もあるが、これはこれで個性として面白いのでは? 映画はその国、その時代の文化を映す鏡、そう私は考えている。独自のペースで進めばいい。中国式のキャラクターも、分かりやすい表現も、一見の価値はあると思う。ほっこりする、単純だがそんな表現がしっくりくる。ストレスの多いこの時代、こんな作品で癒されてみるのもいいかもしれない。
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■大塚 シノブ 5年間中国在住の経験を持ち、中国の名門大学「中央戯劇学院」では舞台監督・演技も学ぶ。以来、中国・香港・シンガポール・日本各国で女優・モデルとして活動。日本人初として、中国ファッション誌表紙、香港化粧品キャラクター、シンガポールドラマ主演で抜擢。現在は芸能の他、アジア関連の活動なども行い、枠にとらわれない活動を目指す。 ブログ:https://otsukashinobu5.wordpress.com/ 日本の芸能に関してのお問い合わせはこちらへ :http://www.breathinc.com/ ■公開情報 『モンスター・ハント』 8月6日(土) シネマート新宿、シネマート心斎橋にてロードショー 監督: ラマン・ホイ 出演: バイ・バイホー、ジン・ボーラン、エリック・ツァン、タン・ウェイほか 美術総監督: 種田陽平 (c)2015 EDKO FILMS LIMITED, DREAM SKY PICTURES CO., LTD., SHENZHEN TENCENT VIDEO CULTURE COMMUNICATION LTD., HEYI PICTURES CO., LIMITED, BEIJING UNION PICTURES CO., LTD. ,ZHEJIANG STAR RIVER ARTISTE MANAGEMENT COMPANY LIMITED, SAN-LE FILMS LIMITED, ZHEJIANG FILMS & TV (GROUP) CO., LTD., EDKO (BEIJING) FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

『モンスター・ハント』に見る、中国人の“萌え”感覚ーー大塚シノブが大ヒット作の背景を読む

【リアルサウンドより】  私はなぜか数年前話題になった中国の、とある遊園地を思い出していた。ドラえもんのようでドラえもんでなく、ミッキーのようでミッキーでない、シマウマのようでシマウマでなかった、あれである。でも今回はもちろん、パクリ疑惑などではまったくない。昨年夏、中国歴代最高興行収入を記録した『モンスター・ハント』。実写とアニメを結合させた、中国ではニュータイプの3D、SF時代コメディー映画である。人間と妖怪の共存。監督も『シュレック3』を演出した、香港出身のロマン・ヒュイだ。  ただなぜだろう、アニメキャラクターの中国色が濃いのである。それが、とある遊園地を思い出した理由だ。大根をモチーフとした妖怪の王子様“フーバー”はなかなかかわいい。ただ、謎の平たい緑の物体から何本か毛が生えたようなキャラクターだとか、空飛ぶネギなのかパイナップルなのか判別し難いキャラクターもいる。中国っぽさを感じる、独特なキャラクターのオンパレード。私は逆に、そこに興味を惹かれた。このややクセのあるキャラクター見たさで、何度もこの映画を観たくなってしまう。そして最後にはこの大根王子が、たまらなくかわいく見えてくるのだ。ここ数年、中国人の中で“萌え”という言葉が“カワイイ”と共に定着してきている。中国人もこれらのキャラクターたちに“萌え”なようだ。  なぜこの映画が中国で爆裂ヒットしたのか。私は中国の友人に聞いてみた。彼女は中国の田舎から、今年上海に出て働き始めたばかりだ。驚いたのは、中国では最近ストレスを抱える人が増えたということ。残業も多いし、家賃も高騰。私がガッツリ中国に住んでいた頃は、中国人はなんて自由なのだと思っていたけれど。彼女に言わせれば、ここ数年で状況は変わって来たらしい、特に大都市では。そこにもヒットの秘密があるようだ。  以前は中国映画と言えば『初恋のきた道』や『さらば、わが愛/覇王別姫』など、深い情感のある、やや重厚な作品が多い印象があった。現に私はそれらを観て、中国行きを決めた。だからこそ数ある偉大な作品の中、なぜこんな軽いコメディータッチの映画が歴代1位なのかと信じられない気持ちも若干あった。ただ私も数年前からなんとなく、中国映画の雲行きが変わってきたのは感じていた。恋愛ものやコメディーが増え、内容もやや軽快になってきていた。そこに待ってましたとばかりに現れたのが『モンスター・ハント』だったのだ。  現代の中国人はストレス社会の中で難しいことを考えず、ただ素直に笑えるコメディー映画を求めていたということになる。しかもこれまで中国でアニメと言えば、子供向けのものしかなかった。それがこの映画では、実写の時代劇とアニメの融合+コメディー効果で、老若男女楽しめる作りとなっている。また大人用とも思える人生の教訓的要素や、中国人が好きな動きのある映画にすべく、アクションをも取り入れている。まさに中国人が欲しがるすべてがここに集結したといえるだろう。
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 そして中国メディアも絶賛しているのは、その内容。妖怪の皇后が、普通の村人であったティエンイン(ジン・ボーラン)のお腹に、自分のお腹の中にいる妖怪の子供“フーバー”を移し入れる。つまり人間の男性が妖怪の子を身ごもり、出産するという奇想天外なストーリー。それでありながら、誇張したわざとらしさがない。またその中に、笑い、涙、愛情、萌え、アクション、すべてが分かりやすく入っているというのが、絶賛ポイントであるようだ。確かに笑いに関しても『少林サッカー』のチャウ・シンチー監督作品のような単純明快な面白さがあるし、人間たちと妖怪の王子“フーバー”との交流には感動もある。一貫して分かりやすいのが特徴だ。つまり、中国人もお疲れらしい。  さて、この映画を日本人はどう観るのか。かつて、映画『タイタニック』で、凍てつく海に放り出されたケイト・ウィンスレット演じるローズが、最後の力を振り絞り、助けを求めて笛を吹く感動的なシーンがあった。しかし中国の映画館ではそのシーンで、なぜか大爆笑が起こったという噂を聞いた。ローズが震えながら笛を吹いていたせいだろうか。国によって感じ方は違う。  中国人は今どのようなものに興味を抱き、何を感じているのか。時代遅れのアニメ、と米メディアでの酷評もあるが、これはこれで個性として面白いのでは? 映画はその国、その時代の文化を映す鏡、そう私は考えている。独自のペースで進めばいい。中国式のキャラクターも、分かりやすい表現も、一見の価値はあると思う。ほっこりする、単純だがそんな表現がしっくりくる。ストレスの多いこの時代、こんな作品で癒されてみるのもいいかもしれない。
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■大塚 シノブ 5年間中国在住の経験を持ち、中国の名門大学「中央戯劇学院」では舞台監督・演技も学ぶ。以来、中国・香港・シンガポール・日本各国で女優・モデルとして活動。日本人初として、中国ファッション誌表紙、香港化粧品キャラクター、シンガポールドラマ主演で抜擢。現在は芸能の他、アジア関連の活動なども行い、枠にとらわれない活動を目指す。 ブログ:https://otsukashinobu5.wordpress.com/ 日本の芸能に関してのお問い合わせはこちらへ :http://www.breathinc.com/ ■公開情報 『モンスター・ハント』 8月6日(土) シネマート新宿、シネマート心斎橋にてロードショー 監督: ラマン・ホイ 出演: バイ・バイホー、ジン・ボーラン、エリック・ツァン、タン・ウェイほか 美術総監督: 種田陽平 (c)2015 EDKO FILMS LIMITED, DREAM SKY PICTURES CO., LTD., SHENZHEN TENCENT VIDEO CULTURE COMMUNICATION LTD., HEYI PICTURES CO., LIMITED, BEIJING UNION PICTURES CO., LTD. ,ZHEJIANG STAR RIVER ARTISTE MANAGEMENT COMPANY LIMITED, SAN-LE FILMS LIMITED, ZHEJIANG FILMS & TV (GROUP) CO., LTD., EDKO (BEIJING) FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.