極楽とんぼ・山本圭壱をハメろ!? 芸能界復帰を阻む“ハニートラップ”の恐怖

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 極楽とんぼの山本圭壱が、10年ぶりに地上波で復帰した。かつてレギュラー出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のスペシャルでのことで、同番組お得意の“感動推し”により、ナインティナインの岡村隆史や相方である加藤浩次による“マジ説教”が放送された。  復帰の場には、付き合いの深い「軍団山本」の後輩芸人であるロンドンブーツ1号2号の田村淳、ココリコの遠藤章造らが駆けつけ、彼らが涙を見せる場面も見られた。  だが、肝心の視聴率は11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にとどまり、ぱっとしないものとなった。 「番組では極楽とんぼが、秋からお詫びの全国ツアーを行うことが発表されました。しかし、山本の吉本復帰はなく、『めちゃイケ!』にもレギュラー出演しません。コンプライアンス重視となった業界としては、山本は依然としてアンタッチャブルな存在だといえるでしょう」(芸能関係者)  さらに、山本不在の10年間に社会も大きく変化した。特に、スマホの普及により、マスコミが付け回さずとも、一般人によって芸能人のプライベートが“ダダ漏れ”にされている。 「もともと山本は、女好きとして知られています。夜遊びに出かければ、目撃談や素行がネット上で拡散されることは必至でしょう。さらに、わざと彼をハメようとする“ハニートラップ”を仕掛けるような不埒な輩も出てくるかもしれません。今の山本は、何をしても叩かれる“もろい”状態にあるといえます」(同)  もともと極楽とんぼは硬派な加藤に対し、軟派な山本というキャラ対比があった。さらに復帰番組の最後で披露されたケンカコントに象徴されるように、遊びの要素があってこそ、山本の魅力が引き立つ。生真面目な山本を前面に出されても、視聴者が戸惑うことは確かだろう。10年間のブランクは、山本が思っている以上に重いのかもしれない。 (文=平田宏利)

握手会でファンの身体的特徴を揶揄、メンバー間イジメも……? ハロプロ「Juice=Juice」は大丈夫か

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「First Squeeze!」(アップフロントワークス)
 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「Juice=Juice」をめぐって、不穏なウワサが飛び交っている。  Juice=Juiceは2003年にハロプロ研修生内から生まれたグループで、現在のメンバーは宮崎由加(22)、金澤朋子(21)、高木紗友希(19)、宮本佳林(17)、植村あかり(17)の5人。ファンの間では、「ハロプロの美声」と言われるほど歌唱力には定評があり、14年にはハローキティを題材にしたミュージカル『恋するハローキティ』に主演、15年には海外公演を行い、今年はフジテレビとスカパー!がコラボしたドラマ『武道館』で主演を果たすなど、アイドル界注目のグループである。  そんな勢いに乗っている彼女たちに、いったいどんな悪評が立っているというのか? アイドル誌の編集者が解説する。 「ファンサイトなどで、握手会での対応がひどすぎるという声が噴出しているんです。ファンの見た目などで露骨に握手の長さが違うのは序の口。気に入らないファンに対しては、片手や指先を触れるだけ。よほど不機嫌だったのか、舌打ちされた人や、身体的特徴を揶揄された人もいるとか」  また、グループ一番人気といわれる宮本に関しては、こんな心配の声が上がっている。 「以前からネット上では、宮本がほかの4人からいじめを受けているのではないかというウワサが流れていました。それが最近、テレビ出演した際に彼女の腕や顔に不自然な打撲のようなアザが確認されたことで信ぴょう性が増したと、ファンがザワついているんです」(同)  6月には、金澤と若手イケメン俳優・西井幸人の2ショット写真がネット上に流出するという事件も発生。2人は幼なじみで、恋人関係ではないということだが……。 「金澤のブログには、以前からよく一緒に出掛ける『幼なじみちゃん』がいることは認知されていたようですが、勝手に女性だと思い込んでいた人が多く、それがイケメンの西井と知って、ファンはショックを受けたようです。顔を近づけて幸せそうな顔で笑う写真からは、親密さが伝わってきますし、ファンは気が気でないでしょうね」(芸能ライター)  国民的アイドルグループと呼ばれるAKB48でも、握手会などのファン対応が総選挙の順位に大きく影響しているといわれる。新規ファンを増やし、ブレークに勢いをつけたい時期だけに、Juice=Juiceには悪評を封じ込めるような神対応を期待したい。

握手会でファンの身体的特徴を揶揄、メンバー間イジメも……? ハロプロ「Juice=Juice」は大丈夫か

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「First Squeeze!」(アップフロントワークス)
 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「Juice=Juice」をめぐって、不穏なウワサが飛び交っている。  Juice=Juiceは2003年にハロプロ研修生内から生まれたグループで、現在のメンバーは宮崎由加(22)、金澤朋子(21)、高木紗友希(19)、宮本佳林(17)、植村あかり(17)の5人。ファンの間では、「ハロプロの美声」と言われるほど歌唱力には定評があり、14年にはハローキティを題材にしたミュージカル『恋するハローキティ』に主演、15年には海外公演を行い、今年はフジテレビとスカパー!がコラボしたドラマ『武道館』で主演を果たすなど、アイドル界注目のグループである。  そんな勢いに乗っている彼女たちに、いったいどんな悪評が立っているというのか? アイドル誌の編集者が解説する。 「ファンサイトなどで、握手会での対応がひどすぎるという声が噴出しているんです。ファンの見た目などで露骨に握手の長さが違うのは序の口。気に入らないファンに対しては、片手や指先を触れるだけ。よほど不機嫌だったのか、舌打ちされた人や、身体的特徴を揶揄された人もいるとか」  また、グループ一番人気といわれる宮本に関しては、こんな心配の声が上がっている。 「以前からネット上では、宮本がほかの4人からいじめを受けているのではないかというウワサが流れていました。それが最近、テレビ出演した際に彼女の腕や顔に不自然な打撲のようなアザが確認されたことで信ぴょう性が増したと、ファンがザワついているんです」(同)  6月には、金澤と若手イケメン俳優・西井幸人の2ショット写真がネット上に流出するという事件も発生。2人は幼なじみで、恋人関係ではないということだが……。 「金澤のブログには、以前からよく一緒に出掛ける『幼なじみちゃん』がいることは認知されていたようですが、勝手に女性だと思い込んでいた人が多く、それがイケメンの西井と知って、ファンはショックを受けたようです。顔を近づけて幸せそうな顔で笑う写真からは、親密さが伝わってきますし、ファンは気が気でないでしょうね」(芸能ライター)  国民的アイドルグループと呼ばれるAKB48でも、握手会などのファン対応が総選挙の順位に大きく影響しているといわれる。新規ファンを増やし、ブレークに勢いをつけたい時期だけに、Juice=Juiceには悪評を封じ込めるような神対応を期待したい。

【PR】お金を増やすコツは月1回の動画を観るだけ! 500名の実践者全員のお金が増えた!? いま話題のメソッドって!?

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ジム・ロジャーズ氏と対談
 今、世界の経済の中枢であるウォール街を熱狂させている、ひとりの日本人がいることをご存じだろうか?  その名は、中野慎介。(米国なのでNAKANOと表記する)  中卒・ホームレスというシビアな経歴を経て、米上場企業White Fox Ventures(証券コード AWAW)のCEOにまで上り詰めたその男は、本場ウォール街で創業106年の1兆6,000億円企業「Jストライカー」をビジネスパートナーに、全世界を相手にまったく新しい未来を描こうとしている。  NAKANOが提唱するのは、その実践者500人全員が結果を出したという驚愕の全自動システム「FOXメソッド」。NAKANOは、その「FOXメソッド」を広めるべく15年9月にオンラインアカデミー「AWA」を開始。以降、ウォール街の歴史的企業や政財界の重鎮たちからパートナーシップ希望が殺到し、参加者に大きな利益をもたらしているという。 「FOXメソッド」の主な特徴は、以下の5つ。 ・必要なものはPCかスマホだけ・日本全国・海外でも、どこにいても出来る ・年齢・性別・学歴 関係なし ・投資関連商品ではない ・知識・スキル・経験が必要ない  株式投資やFX、バイナリーオプションといった金融商品ではないため、ギャンブル要素は皆無。だからこそ、誰にでも確実に実践できるのだという。また、運営はアメリカ本国の上場会社を親会社にもつ日本の子会社。上場にあたり、日米両国の弁護士による徹底的な法制管理を行っており、米国証券取引委員会(SEC)による厳しいチェックもクリア。厳重な監視下で運営されているのだ。
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1兆円企業Jストライカー会長のジェフリーと直接交流時
AWA」に入会すると、ウォール街のビリオネアが実践しているお金を増やす方法を全自動システム化した、FOXメソッドが提供される。  FOXメソッドの実践に必要なのは、月にたったの1時間。お金が増える裏付けがあるFOXメソッドでお金を増やしながら、何故お金が増えたのか、その何故を教えてくれるのがAWAというわけだ。  覚えてから結果を出すのではなく、結果を出しながら学ぶことができるという点が人気の秘訣といえ、このFOXメソッドの仕組みは世界初ともいわれている。また、登録1週間後に有料会員の案内があるという。  中野慎介は思いを語った。 「AWAの目指すところは、AWA参加者全員の笑顔です! このビジネスモデルは私が、参加者にいかに結果を出すかという事を元に考え出しました。AWAのFOXメソッドは、年齢、性別、国籍も言葉も全く関係なく実践できる究極のメソッドですので、世界73億人が参加できます。まずは私の母国、日本から、世界を相手に共に歩んでいただける方! その同志を募集します! 少しでも興味を持った方は、是非無料動画をご覧頂きたいです」  AWAは、先の見えない経済状況、不確かな将来への不安の中にいる現代日本が待ち望んだオンラインアカデミーといえるだろう。このAWAが世界73億人を対象に広がりを見せた時に、今参加している方々の資産がどのぐらいに増えているのか、私にはまったく想像がつかない。 ●参考リンクAWAホームページ

マツコ・デラックスが小池百合子に共演NG宣言した理由…7年前のコラムで小池のことを「権力志向のホステス」

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上・ナチュラルエイトHPより/小池百合子オフィシャルサイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  7月31日に行われた東京都知事選挙で増田寛也に圧倒的大差をつけて当選した小池百合子新東京都知事。この小池百合子人気にあやかろうと、週が明けてからメディアはこぞってそのご機嫌とりに必死だ。あるひとりの超人気タレントを除いては。  そのタレントとは、マツコ・デラックス。選挙翌日の8月1日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)のオープニングトークでは都知事選挙が話題に。TOKYO MXは都知事の会見を生中継することもあり、誰が都知事になるかは局を左右する大問題でもあるため、司会を務めるふかわりょうはマツコに向けてこう質問を投げかけた。 「マツコさん、MXテレビ的にはどうなんでしょう? 良い決定だったんでしょうか?」  100万票以上の大差をつけて勝利をおさめた新東京都知事に対して悪口を言う人間などメディア上には皆無。当然、マツコもそうかと思いきや、予想外の言葉が飛び出した。 「まあ、都知事なんて誰がやったって一緒ですからね」  ニコリともせず吐き捨てるようにマツコはこう語る。思いがけない回答に面食らったふかわは、何とかしてマツコから小池百合子に対して好意的な意見を引き出そうと、焦りながらこう続ける。 「でも、小池さんだったら、もしかしたらここ(『5時に夢中!』のスタジオ)に来てくれそうな雰囲気もありませんか?」  この言葉が逆効果だった。ふかわの提案に対し、マツコは苦笑いを隠すこともなく、心底呆れかえった表情で驚きの「共演NG」を叩きつける。 「あ、じゃあ、(私の出ていない)他の曜日にしていただけますか」  小池百合子のことなど話したくもないというマツコの姿勢に、これで都知事選に関する話題は強制的にシャットアウトとなった。  当サイトでもお伝えしているように、マツコ・デラックスといえば、かつては鋭い毒舌を吐くコラムニストとして名を馳せていたが、いまでは大手企業のCMに複数出演したり、キー局でも何本もレギュラーを持っているメインストリームのど真ん中にいるような存在。それとともに、言葉の棘がなくなったことを指摘されている。そのことには本人も自覚的で、今年の4月に出版された「SWITCH」(スイッチ・パブリケーションズ)Vol.34 No.5号では、「ずっとバキバキに尖ってられているかと言われたら、やっぱりいろんな人と関わってきて、いろんな人に迷惑を掛けることも知り、丸くなってきちゃうわけじゃない」と予防線を張っていたほどだ。  そんなマツコ・デラックスがどうして、ここにきて、最も悪口を言いにくい相手である小池百合子に対して「共演NG」を叩き付けたのか?  その理由を探るべく、マツコの過去の発言を探ってみた。するとマツコは、今から約7年前、「サンデー毎日」(毎日新聞出版)2009年8月16日号に掲載されている自身の連載で一度だけ小池百合子について書いていた。  コラムではまず「政界渡り鳥」の異名をもち、次から次へと権力をもつ男に擦り寄っては離れていった彼女の政治人生を揶揄する。 〈ここに来て、小泉純一郎の悪行に従順な国民が気付いてしまったんで、とんと話題に上る機会も減ってしまったけど、小池百合子なんて、まさに男どもにひらひらと飛び移っているタイプじゃない。  当時日本新党の細川護煕、民主党(当時新進党)の小沢一郎、そして、自民党の小泉純一郎と、よくもまあこれだけ三者三様な男どもに合わせて来られたと感心する〉  そしてマツコは、小池百合子が隠そうともしない「権力欲」を皮肉るのだが、一方で、女性が独力でのし上がっていくことが難しい状況であることを理解し、だったら、男たちを利用して成り上がってやるという選択を認める発言もしていた。 〈まず第一に、彼女は権力志向よね。きっと、日本初の女性首相になることを望んでるんでしょうが、そのチャンスが訪れるであろうその日まで、それが彼女の本意か不本意かは別にして、いわゆる男どものホステスをすることが最終目的に繋がるのであれば、そのしたたかさは間違いではないわ〉  そのうえで、マツコがひとつの手本として持ち出したのが、マドンナだった。 〈アタシはそんな時、必ずマドンナの顔が浮かぶんだけど、男性のセックスシンボルだった彼女が、男性の為のセックスではなく、自分自身の為のセックスであることを表現し、結果として、女性の権利、女性の自由を表現したのは、部外者であるオカマのアタシでも身震いしたほどよ〉  マドンナが下積み時代、ポルノまがいの映画に出演したり、ヌードモデルなどの仕事までして名前を売ろうと躍起になっていたのは有名な話だ。ただ、それは、男たちの下衆な欲望を自分の成功のための踏み台に利用しただけだった。そしてスターダムにのし上がるとマドンナは、一転して「強い女性」「自立した女性」のイメージを世界中に広め、マツコの言う通り世界を変えた。  特に、1989年にリリースされ大ヒットした「エクスプレス・ユアセルフ」は、女性には自分たち自身の愛を追い求める権利があるし、誰に縛られることもなく自由に生きていいのだと高らかに歌い上げており、フェミニズム讃歌としてテレビドラマ「Glee」でもカヴァーされるなど、30年近く時が経った現在でも愛され続けている。  当時のマツコは、小池百合子の「政界渡り鳥」っぷりには微妙なものを感じながらも、それは単なる「ステップ」であり、いずれマドンナのような存在になってくれればそれでいい。そう思っていた部分もあったのかもしれない。前述のコラムは半分留保しつつもこのように締めくくられている。 〈小池百合子がそうだとは言わないけど、きっと日本にも、そんなしたたかな、しなやかな女性が、女性政治家が現れてくれるんじゃないかって、そう信じて見続けてみるわ......〉  しかし、その小池百合子が都知事という権力を手に入れた今、マツコは冷たく共演拒否を言い放った。  その理由はおそらく、小池百合子の方向性がマドンナのそれとは180度真逆のものであることがわかったからだろう。小池にとっては、地位や権力を手に入れることだけが最終目的であり、女性の自由や人権なんてつゆほども考えていない。むしろ、本サイトで度々指摘している通り、権力奪取のためには、改憲や核武装を叫び、在特会のようなヘイト勢力と平気でつるむただの「保守オヤジ」でしかない。そのことを完全に理解したのではないか。  もしかしたら、過去にマドンナを重ね合わせてほんのわずかでも期待をしてしまったことへの後悔が、怒りを倍増させていたのかもしれない。  いずれにしても、マスコミがこれだけ小池百合子を絶賛する中で、その本質を見抜き背を向けるとは、さすがマツコというほかはない。ぜひ、キー局でも同様のその批判的姿勢を貫き、小池に騙されている都民の目を覚まさせてやってほしいと思うのだが、それはやはり無理な相談なのだろうか。 (井川健二)

マツコ・デラックスが小池百合子に共演NG宣言した理由…7年前のコラムで小池のことを「権力志向のホステス」

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上・ナチュラルエイトHPより/小池百合子オフィシャルサイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  7月31日に行われた東京都知事選挙で増田寛也に圧倒的大差をつけて当選した小池百合子新東京都知事。この小池百合子人気にあやかろうと、週が明けてからメディアはこぞってそのご機嫌とりに必死だ。あるひとりの超人気タレントを除いては。  そのタレントとは、マツコ・デラックス。選挙翌日の8月1日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)のオープニングトークでは都知事選挙が話題に。TOKYO MXは都知事の会見を生中継することもあり、誰が都知事になるかは局を左右する大問題でもあるため、司会を務めるふかわりょうはマツコに向けてこう質問を投げかけた。 「マツコさん、MXテレビ的にはどうなんでしょう? 良い決定だったんでしょうか?」  100万票以上の大差をつけて勝利をおさめた新東京都知事に対して悪口を言う人間などメディア上には皆無。当然、マツコもそうかと思いきや、予想外の言葉が飛び出した。 「まあ、都知事なんて誰がやったって一緒ですからね」  ニコリともせず吐き捨てるようにマツコはこう語る。思いがけない回答に面食らったふかわは、何とかしてマツコから小池百合子に対して好意的な意見を引き出そうと、焦りながらこう続ける。 「でも、小池さんだったら、もしかしたらここ(『5時に夢中!』のスタジオ)に来てくれそうな雰囲気もありませんか?」  この言葉が逆効果だった。ふかわの提案に対し、マツコは苦笑いを隠すこともなく、心底呆れかえった表情で驚きの「共演NG」を叩きつける。 「あ、じゃあ、(私の出ていない)他の曜日にしていただけますか」  小池百合子のことなど話したくもないというマツコの姿勢に、これで都知事選に関する話題は強制的にシャットアウトとなった。  当サイトでもお伝えしているように、マツコ・デラックスといえば、かつては鋭い毒舌を吐くコラムニストとして名を馳せていたが、いまでは大手企業のCMに複数出演したり、キー局でも何本もレギュラーを持っているメインストリームのど真ん中にいるような存在。それとともに、言葉の棘がなくなったことを指摘されている。そのことには本人も自覚的で、今年の4月に出版された「SWITCH」(スイッチ・パブリケーションズ)Vol.34 No.5号では、「ずっとバキバキに尖ってられているかと言われたら、やっぱりいろんな人と関わってきて、いろんな人に迷惑を掛けることも知り、丸くなってきちゃうわけじゃない」と予防線を張っていたほどだ。  そんなマツコ・デラックスがどうして、ここにきて、最も悪口を言いにくい相手である小池百合子に対して「共演NG」を叩き付けたのか?  その理由を探るべく、マツコの過去の発言を探ってみた。するとマツコは、今から約7年前、「サンデー毎日」(毎日新聞出版)2009年8月16日号に掲載されている自身の連載で一度だけ小池百合子について書いていた。  コラムではまず「政界渡り鳥」の異名をもち、次から次へと権力をもつ男に擦り寄っては離れていった彼女の政治人生を揶揄する。 〈ここに来て、小泉純一郎の悪行に従順な国民が気付いてしまったんで、とんと話題に上る機会も減ってしまったけど、小池百合子なんて、まさに男どもにひらひらと飛び移っているタイプじゃない。  当時日本新党の細川護煕、民主党(当時新進党)の小沢一郎、そして、自民党の小泉純一郎と、よくもまあこれだけ三者三様な男どもに合わせて来られたと感心する〉  そしてマツコは、小池百合子が隠そうともしない「権力欲」を皮肉るのだが、一方で、女性が独力でのし上がっていくことが難しい状況であることを理解し、だったら、男たちを利用して成り上がってやるという選択を認める発言もしていた。 〈まず第一に、彼女は権力志向よね。きっと、日本初の女性首相になることを望んでるんでしょうが、そのチャンスが訪れるであろうその日まで、それが彼女の本意か不本意かは別にして、いわゆる男どものホステスをすることが最終目的に繋がるのであれば、そのしたたかさは間違いではないわ〉  そのうえで、マツコがひとつの手本として持ち出したのが、マドンナだった。 〈アタシはそんな時、必ずマドンナの顔が浮かぶんだけど、男性のセックスシンボルだった彼女が、男性の為のセックスではなく、自分自身の為のセックスであることを表現し、結果として、女性の権利、女性の自由を表現したのは、部外者であるオカマのアタシでも身震いしたほどよ〉  マドンナが下積み時代、ポルノまがいの映画に出演したり、ヌードモデルなどの仕事までして名前を売ろうと躍起になっていたのは有名な話だ。ただ、それは、男たちの下衆な欲望を自分の成功のための踏み台に利用しただけだった。そしてスターダムにのし上がるとマドンナは、一転して「強い女性」「自立した女性」のイメージを世界中に広め、マツコの言う通り世界を変えた。  特に、1989年にリリースされ大ヒットした「エクスプレス・ユアセルフ」は、女性には自分たち自身の愛を追い求める権利があるし、誰に縛られることもなく自由に生きていいのだと高らかに歌い上げており、フェミニズム讃歌としてテレビドラマ「Glee」でもカヴァーされるなど、30年近く時が経った現在でも愛され続けている。  当時のマツコは、小池百合子の「政界渡り鳥」っぷりには微妙なものを感じながらも、それは単なる「ステップ」であり、いずれマドンナのような存在になってくれればそれでいい。そう思っていた部分もあったのかもしれない。前述のコラムは半分留保しつつもこのように締めくくられている。 〈小池百合子がそうだとは言わないけど、きっと日本にも、そんなしたたかな、しなやかな女性が、女性政治家が現れてくれるんじゃないかって、そう信じて見続けてみるわ......〉  しかし、その小池百合子が都知事という権力を手に入れた今、マツコは冷たく共演拒否を言い放った。  その理由はおそらく、小池百合子の方向性がマドンナのそれとは180度真逆のものであることがわかったからだろう。小池にとっては、地位や権力を手に入れることだけが最終目的であり、女性の自由や人権なんてつゆほども考えていない。むしろ、本サイトで度々指摘している通り、権力奪取のためには、改憲や核武装を叫び、在特会のようなヘイト勢力と平気でつるむただの「保守オヤジ」でしかない。そのことを完全に理解したのではないか。  もしかしたら、過去にマドンナを重ね合わせてほんのわずかでも期待をしてしまったことへの後悔が、怒りを倍増させていたのかもしれない。  いずれにしても、マスコミがこれだけ小池百合子を絶賛する中で、その本質を見抜き背を向けるとは、さすがマツコというほかはない。ぜひ、キー局でも同様のその批判的姿勢を貫き、小池に騙されている都民の目を覚まさせてやってほしいと思うのだが、それはやはり無理な相談なのだろうか。 (井川健二)