「高知(東生)さんのせいだよぉ~、なんで覚せい剤なんかやるんだよー」 ロンドンブーツ1号2号の田村淳はそんなふうに嘆きながら、衆人環視の中、ズボンを下ろし、オマルにおしっこをし始めた。 これは『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』(BSスカパー!)で行われた、淳への抜き打ち尿検査である。すでに淳は、週刊誌やネット上などで覚せい剤疑惑があったことからスタッフが企画し、抜き打ちで尿検査を実施していた。それも3回。勘の鋭い淳が察知し、覚せい剤を“抜いて”いる可能性があるからだ。 専門家立ち会いのもと、実際におしっこをする場面も目視。その一部始終がノーカットで放送され、検査の結果、疑惑が晴らされたはずだった。 しかし、高知容疑者の逮捕を受け、再び疑惑が高まっているとして、7月21日の放送で4度目の検査が実施されたのだ。 『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』はそのタイトル通り、地上波のテレビではタブー視されているような企画を次々に放送している。ホームレスの生活の実態を調査する社会派の企画から、実際に不倫をしている女性や、薬物経験のある人を招いて、その実体験を聞いたり、伝説の深夜番組『トゥナイト』(テレビ朝日系)での山本晋也の風俗リポートをオマージュした「アトゥシナイト」なるお色気系企画(8月4日の放送では、本家・山本晋也が登場し、浅草ロック座へ潜入したり、「エロ芸グランプリ」が開催される予定)など、かなり挑戦的で自由だ。サイゾー系のネットニュースが、番組の会見にあたかも訪れたような内容の実際と異なる記事を掲載したことに対して、実際にサイゾー編集部を淳が訪れ、その真意を問いただしたこともあった。 淳は4度目の検査で「陰性」つまりシロが確定した際、「いろんな人を検査したいんですよ」と漏らしたが、それが数日後に、すぐに実現。このあたりのフットワークの軽さも、今の地上波にはあまりないことだろう。 そして、その1回目の検査対象になったのは、なんと元KAT-TUNの田中聖。 確かに彼は週刊誌などで、覚せい剤疑惑のある芸能人として誌面をにぎわせたことがある。ネット上には、そのような疑惑の目を向ける書き込みが後を絶たないという。実際、ある舞台挨拶の前、田中は右手小指を骨折。見栄えが悪いだろうと、ギプスをつけずに登壇すると、それを見たネットユーザーが反応した。「アイツ、右手が動かない。やっぱりクスリをやってるに違いない」と。 それでも、元ジャニーズのアイドル。芸人ならばシャレで済まされるかもしれないが、激怒されてもおかしくない抜き打ち検査はリスクが高すぎる。そもそも、本当に“クロ”だったらどうするのか? まずは偽取材を敢行し、その言動を専門家とモニタリング。すると、田中はいきなり不可解とも思える行動をする。取材開始直前になって、トイレに行くのだ。これ自体は変わったことではないが、その時間、15分以上。待たされる形になった淳は「今、(覚せい剤を)やってんじゃないの? 怪しいな、すでに」「ほぼ確定だな」と言いたい放題。 そんな中、専門家が覚せい剤常習者の特徴を挙げていく。それが「汗をかきやすく、水分をよく摂る」「痩せ気味になり、顔色が悪い」「人を疑いやすい」「毛髪検査をくぐり抜けるため、髪の毛を頻繁に脱色する」というものだ。 果たして取材の場に現れた田中の髪は脱色され、体は痩せて、どことなく顔色が悪かった。取材を続けていくうちに、専門家が挙げる覚せい剤常習者の特徴と、次々に合致していく。専門家も「これは怪しい」とつぶやくほど疑惑が高まったところで、いよいよ淳が田中のもとへ突撃。 「マジか……!」と絶句する田中に対し、ついに抜き打ち尿検査が始まったのだ。 「ドッキリ的なものも、初めてなんですよ」 と言いながら、カメラの前でオマルにおしっこをしようとする田中に、淳は笑って言った。 「ドッキリの中でも、俺、これ最高峰だと思う」 もちろん「田中には事前に話が伝わっていたのではないか」とか「本当は出来レースではないのか」など、疑おうと思えばキリがない。そうやってなんでも色眼鏡で見て冷笑するのも、逆にカメラが映し出すものを100%信じるのも、同じようにバカげている。世の中を、自らつまらなくするだけだ。 『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』は、今なかなかテレビでは味わえなくなった「こんなことやっていいの?」というドキドキ感を感じさせてくれる。だけど、僕は『地上波ではダメ!絶対!』というタイトルだけは気に食わない。確かにBSスカパー!という、まだまだ閉じられた世界だからこそ、許されているものかもしれない。だとするならば、それでは自ら視聴者層を狭めているだけだ。 エロ系の企画はともかく、それ以外のこの番組の企画を「地上波ではできない」と、もし作り手自らが言うのならば、それは勝手な思い込みではないだろうか? かつてテレビは、大衆と共犯関係を結ぶことができたからこそ、多少のことは許されてきた。ならば今、大衆とどのような共犯関係なら結べるのか? 時代が違う――。そんな理由だけであきらめてほしくないし、あきらめたくはない。なぜならテレビは“時代”を変えてきたメディアなのだから。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』スカパー!
日別アーカイブ: 2016年8月4日
白い肌に真っ赤な血が美しい!? ドラマ『ON』での関ジャニ∞横山裕の猟奇的なシーンが話題に
関ジャニ∞横山裕が出演中のドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)が、番組スタートから好調だ。第1話の視聴率は9.6%、第3話で8.2%まで落ち込んだものの、8月2日に放送された第4話では8.8%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)に回復している。また、同時間帯には、タッキー&翼・滝沢秀明出演のドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)が放送されているが、今まで放送されたすべての回で、同ドラマを上回る視聴率を残している。
同作は、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査にあたる刑事たちにスポットを当てたドラマ。横山は、新人刑事・藤堂比奈子(波瑠)の先輩である東海林泰久を演じている。東海林は“刑事部のエース”として将来有望な人材であったが、ある事件をきっかけに出世街道から脱落。その後は上司の命令を無視して単独行動に及んだり、有力情報を手に入れるためなら違法捜査にも手を出したりと、事件解決へ異常なまでの執着心を見せる。
SMAPマネジャー退社余波が、ここにも……ジャニーズが“禁断”のパチンコ営業解禁へ!?
「SMAP問題で揺れているジャニーズ事務所ですが、業界内では、また別の件で話題になっているんです。いよいよ事務所が、ギャンブル案件を本格的に解禁するんじゃないかって話です」(テレビ局関係者)
ジャニーズ事務所といえば、基本的にはギャンブルとは程遠いイメージでこれまでやってきた。
「例外としては、JRA(日本中央競馬会)のCMくらいでしょうか。これまでに、木村拓哉や中居正広、TOKIOをキャスティングしていますからね。それ以外では、ギャンブル系の番組に出ることも、それに関する話をすることも、基本的には禁止だったようです」(広告代理店関係者)
実際にジャニタレと仕事をしたことがあるスタッフによると、「関ジャニ∞、KinKi Kidsと番組をやっていたのですが、マネジャーが『もし、ギャンブルの話が出たら、カットでお願いします』と、わざわざ言ってきましたからね。KinKiの2人も『いやー、ギャンブルの話はダメなんですわ』と、漏らしていました。以前、関ジャニの横山裕がパチンコに通っていた話をしたことがあったのですが、あとで事務所から相当怒られたそうですよ」(芸能事務所関係者)
ところが、その流れが、SMAPのマネジャーだった飯島女史が退社したことで、変わってきているのではないかというのだ。
「もちろん、彼女の退社だけが原因ではないと思いますが、Jr.の高田翔クンがフジテレビの競馬番組『みんなのKEIBA』に出演したのには驚きましたね。これはまだ、JRAと結びつきの強い番組なのでOKだったのかもしれませんが、もしかすると、そのうちパチンコの番組に出ることもあるかもしれませんよ。中居クンをはじめ、TOKIOの国分太一クン、城島(茂)リーダーなど、パチンコ好きは多いですからね。パチンコの広告収入はものすごいですし、営業となると、かなりのギャラになるでしょう」(女性週刊誌記者)
ついに、禁断の扉を開くのか──。
Hey!Say!JUMP、初週25万枚の 大躍進のウラで……元メンバー・森本龍太郎が“あの頃”に言及
10人時代を知らないファンも増えたかな?
7月27日発売されたHey!Say!JUMPのニューアルバム『DEAR.』が、オリコン週間アルバムランキング(8月8日付)で首位に輝いた。昨年発売された前作『JUMPing CAR』は、初週に自己最高の17.7万枚を売り上げたが、今作はそれを大幅に上回る25.8万枚を記録。アルバム自己最高枚数を塗り替えた。好セールスが続き、飛ぶ鳥を落とす勢いのJUMPだが、その裏で元メンバー・森本龍太郎も新たな活動をスタートさせている。
昨年はV6と『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを務め、冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)もスタートするなど、躍進が続いているJUMP。今回のアルバムは初日から14.1万枚というロケットスタートを切り、そこからわずか数日で10万枚も売り上げを伸ばした。
米倉涼子『ドクターX』vs天海祐希『緊急取調室』に風雲急!? テレ朝ドラマ“脚本家代理戦争”の行方
「当たり前といえば当たり前なのですが、やはりドラマは脚本ありきなんですよ。いくら話題の人が主演をしたところで、脚本がつまらなければ、数字はついてこないですからね。福山雅治主演の月9『ラヴソング』(フジテレビ系)がいい例ですよね。今の視聴者は目が肥えていますよ。そういう意味でいうと、やはりテレビ朝日の戦略は正しいんでしょうね」(芸能事務所関係者) 先日放送された米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル』(テレビ朝日系)。平均で22.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という数字を叩き出し、その人気の健在ぶりをアピールした。 「10月クールも、平均で25%くらいは取る可能性がありますよね。テレ朝は女性ものでは、来年には天海祐希さん主演の『緊急取調室』を放送することが決定しています。こちらも昨年放送されたスペシャルでは、平均視聴率14.6%と高い数字を取りましたからね。テレ朝としては脚本家を競わせて、さらに数字がアップするように仕向けていますよ」(テレビ局関係者) 『ドクターX』の脚本家を務めるのは、女性を描かせたら右に出る者はいないといわれている中園ミホ。そして『緊急取調室』は、人間の細かい心情描写を得意とする井上由美子。 「どちらも業界ではトップクラスの脚本家だけに、今回先陣を切る中園さんがどれだけ数字を残すか、そして、それを受けた来年の井上さんがどう出るか、業界関係者はかなり注目していますよ。もちろん、米倉さんと天海さんの女優対決も見ものですけどね」(ドラマスタッフ) いずれにせよ、一番ウハウハなのはテレビ朝日に違いない。
フジ『バイキング』で金美齢が部落差別発言! フジは謝罪したが金は謝罪せず…解放同盟はどう対応するのか

左・金美齢ホームページより/右・フジテレビ『バイキング』番組ページより
ヒロインは石原さとみじゃなかった!? 『シン・ゴジラ』で一際目立ったヒロイン、課長補佐・尾頭ヒロミ(市川実日子)について語る
初週末興行成績で動員41万2,302人、興収6億2,461万700円をあげ、週末映画興行成績(興行通信社)でトップになるなど、良いスタートを切った『シン・ゴジラ』。 公開前は「庵野はゴジラよりエヴァの続編つくれよ」だの、「樋口は長谷川と石原、本当に大好きだな!」など、言いたい放題、言われたい放題であったが、レビューを読んでも鑑賞者の評価はおおむね高い。いろいろと語りたいところだが、今回は、一部男性鑑賞者の間で話題となっている環境省自然環境局野生生物課課長補佐・尾頭ヒロミ(演:市川実日子)の魅力について語りたい。 突如、海中から出現した謎の巨大生物。首相官邸で色んな会議が開かれていくが、想定外の事態に対応が後手後手へと回ったり、自衛隊がなかなか出動できずにやきもきしたり、謎の巨大生物がちょっとグロくて女性鑑賞者がちょっと引いてしまっている中、巨大生物は一旦、海中へ姿を消す。再襲来に備え、主役の矢口蘭堂(内閣官房副長官/演:長谷川博己)は、対策チーム「巨大不明生物災害対策本部(巨災対)」を編成する。 各省庁や組織から、仕事はできるかもしれないが出世はできなさそうな変わり者、鼻つまみ者たちが「巨災対」へ寄せ集められ、巨大生物=ゴジラの正体を探り、対処法を考えていくというストーリーが、超格好いい自衛隊の活躍シーン(伝統の「やったか!?」→案の定やってない)を挟みつつ展開されていく『シン・ゴジラ』。そこへ登場したのが、課長補佐・尾頭ヒロミ(市川実日子)だ(初襲来の時点でも顔を見せるているが)。 謎の巨大生物に対して、鋭い推理をビシバシと見せていく一方で、無表情&一本調子の早口でまくし立てるように話す尾頭ヒロミ。メインヒロイン、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)が、いつもパリッとしたスーツ姿できっちりメイクしているのに対して、尾頭ヒロミはずっとすっぴん(のように見えるだけかもしれないが)で、服装もあまり構わず、後半は髪の毛も乱れがち。 研究者やオタク特有の、得意分野や専門分野のことになると、つい早口になってしまうという「あるある感」や、飾り気はないが、実はかなり美人さんであるというルックス、そしてラスト近くで見せる笑顔――アニメのキャラっぽいというか、オタク受けするキャラと言ってしまえばそれまでだが、「石原さとみよりヒロインしてたと思う」「偏屈なんだろうなぁ、普段からってのが伝わるいいキャラしてた」「あの無表情&早口で叱られたい!」と、その筋の紳士たちから絶賛する声も多い。 尾頭ヒロミを演じた市川実日子は、1978年生まれの38歳のファッションモデル、女優。04年に公開された庵野監督の実写映画『キューティーハニー』にも、秋夏子役という重要な役どころで出演していたりする。庵野秀明監督の好みなんだろうな、アニメのキャラクターで言えば誰なんだろうか……と妄想するのも楽しいと思うので、『シン・ゴジラ』をすでに鑑賞した人もこれからという人も、彼女に注目してみるとまた一味違う楽しみ方ができるかもしれない。 (文・馬場ゆうすけ)所属事務所・スールキートス公式サイトより。
ヒロインは石原さとみじゃなかった!? 『シン・ゴジラ』で一際目立ったヒロイン、課長補佐・尾頭ヒロミ(市川実日子)について語る
初週末興行成績で動員41万2,302人、興収6億2,461万700円をあげ、週末映画興行成績(興行通信社)でトップになるなど、良いスタートを切った『シン・ゴジラ』。 公開前は「庵野はゴジラよりエヴァの続編つくれよ」だの、「樋口は長谷川と石原、本当に大好きだな!」など、言いたい放題、言われたい放題であったが、レビューを読んでも鑑賞者の評価はおおむね高い。いろいろと語りたいところだが、今回は、一部男性鑑賞者の間で話題となっている環境省自然環境局野生生物課課長補佐・尾頭ヒロミ(演:市川実日子)の魅力について語りたい。 突如、海中から出現した謎の巨大生物。首相官邸で色んな会議が開かれていくが、想定外の事態に対応が後手後手へと回ったり、自衛隊がなかなか出動できずにやきもきしたり、謎の巨大生物がちょっとグロくて女性鑑賞者がちょっと引いてしまっている中、巨大生物は一旦、海中へ姿を消す。再襲来に備え、主役の矢口蘭堂(内閣官房副長官/演:長谷川博己)は、対策チーム「巨大不明生物災害対策本部(巨災対)」を編成する。 各省庁や組織から、仕事はできるかもしれないが出世はできなさそうな変わり者、鼻つまみ者たちが「巨災対」へ寄せ集められ、巨大生物=ゴジラの正体を探り、対処法を考えていくというストーリーが、超格好いい自衛隊の活躍シーン(伝統の「やったか!?」→案の定やってない)を挟みつつ展開されていく『シン・ゴジラ』。そこへ登場したのが、課長補佐・尾頭ヒロミ(市川実日子)だ(初襲来の時点でも顔を見せるているが)。 謎の巨大生物に対して、鋭い推理をビシバシと見せていく一方で、無表情&一本調子の早口でまくし立てるように話す尾頭ヒロミ。メインヒロイン、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)が、いつもパリッとしたスーツ姿できっちりメイクしているのに対して、尾頭ヒロミはずっとすっぴん(のように見えるだけかもしれないが)で、服装もあまり構わず、後半は髪の毛も乱れがち。 研究者やオタク特有の、得意分野や専門分野のことになると、つい早口になってしまうという「あるある感」や、飾り気はないが、実はかなり美人さんであるというルックス、そしてラスト近くで見せる笑顔――アニメのキャラっぽいというか、オタク受けするキャラと言ってしまえばそれまでだが、「石原さとみよりヒロインしてたと思う」「偏屈なんだろうなぁ、普段からってのが伝わるいいキャラしてた」「あの無表情&早口で叱られたい!」と、その筋の紳士たちから絶賛する声も多い。 尾頭ヒロミを演じた市川実日子は、1978年生まれの38歳のファッションモデル、女優。04年に公開された庵野監督の実写映画『キューティーハニー』にも、秋夏子役という重要な役どころで出演していたりする。庵野秀明監督の好みなんだろうな、アニメのキャラクターで言えば誰なんだろうか……と妄想するのも楽しいと思うので、『シン・ゴジラ』をすでに鑑賞した人もこれからという人も、彼女に注目してみるとまた一味違う楽しみ方ができるかもしれない。 (文・馬場ゆうすけ)所属事務所・スールキートス公式サイトより。
スティーブン・スピルバーグ監督コメントも 『BFG』最新予告編公開へ
監督コメント入り『BFG』予告編映像




