高齢者のセックスや懐エロ特集ばっかでいいの? スクープ報道に注ぐ情熱と誤算『ニュースの真相』

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CBSの元プロデューサーによる実録ドラマ『ニュースの真相』。現役大統領に関するスキャンダルをスクープ報道しようとするが……。
 アイドルは一度やると、やめられないという。ステージ上で眩いスポットライトやフラッシュを浴び、世界中の人々が自分に注目しているのだという恍惚感が病み付きになってしまうそうだ。逆にフラッシュを浴びせる側だが、取材記者も一度スクープをものにしてしまうと、やめられなくなってしまう。特にスクープした相手が権力者だと、権力者の裏の顔を暴くというスリリングな行為に心臓をバクバクさせながら例えようのない高揚感を覚えることになる。そしてスクープをものにすると、「もっと大きなスクープを」という欲望に駆られていく。ケイト・ブランシェット主演作『ニュースの真相』は、スクープ報道に熱中するあまり、大きな失敗を招いてしまう取材チームの顛末を追った苦い実録ドラマとなっている。  主人公のメアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)は、米国最大手のネットワーク放送局CBSの報道プロデューサー。CBSの看板番組『60ミニッツ』の人気キャスターであるダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)と長年コンビを組み、ダンから深い信頼を得ていた。2004年4月にはイラクのアブグレイブ刑務所での米兵による捕虜虐待の実態をスクープ報道するという特ダネを挙げたばかりだった。勝利の美酒に酔いしれるメアリーのもとに「美味しい肉があるよ」と一通のメールが届く。  美味しい肉とは取材ネタのこと。フリー記者のマイク(トファー・グレイス)がもたらしたネタは、ブッシュ大統領の過去について。マイケル・ムーア監督がドキュメンタリー映画『華氏911』(04)で取り上げることになる、ブッシュ家とオサマ・ビンラディンが石油利権で繋がっていたというネタ。結局、このネタは採用されなかったが、ブッシュに関するもうひとつの噂を追うことになる。若い頃かなりの放蕩児だったブッシュは、パパ・ブッシュのコネでベトナム出征を逃れるためにテキサス州兵となり、しかも州兵としての義務を果たしてなかったというもの。アブグレイブ刑務所の取材に協力したロジャー(デニス・クエイド)、大学でジャーナリズム学を教えているルーシー(エリザベス・モス)も、この取材チームに加わる。大統領選挙イヤーのタイムリーな企画として、CBSの上司たちはGOサインを出す。  ブッシュの過去を知る関係者をシラミつぶしに当たったメアリーたちは、州兵時代のブッシュの怠慢ぶりを記した“キリアン文書”に突き当たる。このキリアン文書こそ、美味しい肉だった。だが、メアリーが手に入れた文書はコピーであり、しかも入手経路が曖昧だった。文書の内容を裏取りしたいが、州兵時代のブッシュの上官で、この文書を書き残したキリアン中佐はすでに他界している。この肉はとても美味しそうだが、毒入りかもしれなかった。
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『ヴェロニカ・ゲリン』(03)と『大統領の陰謀』(76)でそれぞれ新聞記者を演じたケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードが初共演。
 さらにメアリーを悩ませる難問が生じる。ダン・ラザーがキャスターを務める『60ミニッツ』はCBSの良心と言える番組だったが、報道番組は製作費がかさむものの思ったほど視聴率が伸びないため、最近は高視聴率が約束されているカリスマ宗教家や人気心理学者の特番がプログラムされるようになり、このスクープを報道するには一カ月後の『60ミニッツ』しか空いていなかった。それでは他のメディアに先を越されてしまう可能性が出てくる。CBSの社員プロデューサーが「いっそのこと、5日後の『60ミニッツ』でやる?」と提案する。世界最大の権力者である米国大統領の去就を左右しかねない大スクープを、限られた僅かな時間できっちり精査してオンエアする。無茶を承知でメアリーは5日後のオンエアを呑む。スクープにはリスクが付き物だ。別件の取材に追われるダン・ラザーに叱咤されながら、メアリーたちは裏取り作業に奔走する。  ブッシュ大統領の軍役詐称問題は2004年9月の『60ミニッツ』でオンエアされ、大きな波紋を呼ぶ。喜びを分かち合うダンとメアリー。だが、無上の快感を味わえたのはその夜だけだった。オンエア直後には保守系のブロガーが「キリアン文書は捏造されたもの」と指摘し、CBSに度々スクープを奪われてきた他局もこのブロガーの主張に追随し、番組責任者であるメアリーとダンへのバッシングを始める。キリアン文書の疑わしさよりも、ブッシュの軍歴詐称のほうが重大ではないかというメアリーの声はバッシングの嵐に掻き消されてしまう。人気キャスターとして華々しい人生を歩んできたダン・ラザーはガセネタをつかまされた男として晩節を汚すことに。メアリーも査問委員会に呼び出される。  ブッシュの軍歴詐称疑惑問題は、単にメアリーが犯したミスでは済まなかった。テレビという巨大メディアの報道番組全体に影を落とすことになる。伝統ある米国の主要新聞も「イラクは大量破壊兵器を隠している」というブッシュ政権を支持したことで、すでに権力構造を監視するという立場を失っていた。新聞、そしてテレビからジャーナリズムが失われていく。代わって、メアリーたちを苦境に追い込んだネットメディアが台頭していくことになる。
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番組オンエア後、メアリーは査問委員会に呼び出されることに。政治的思想に偏向があったかに加え、取材先との利害関係も疑われる。
 あらゆる職種に経済効率が求められるようになり、報道の世界もその例外ではなくなってしまった。スクープ報道をものにするには多くの社外スタッフを養わなくてはならず、また常にスクープをものにできるとは限らない。もしスクープできても、相手が裁判沙汰に持ち込むとさらに経費と労力を奪われることになる。日本でも週刊文春とそれを追う週刊新潮以外の週刊誌は、高齢者向けのセックス特集や懐かしいアイドルのお宝ヌードに誌面の多くを割くようになった。そのほうが安定した部数をキープでき、無駄な経費も使わずに済むからだ。 『ヴェロニカ・ゲリン』(03)で命を張った取材を続ける新聞記者を演じたケイト・ブランシェットが、再びスクープに燃えるジャーナリストを熱演した。彼女が演じたメアリーは実の父親とは折り合いが悪く、ダン・ラザーのことを“理想の父性”として慕っている。メアリーとダン、そして取材チームは、血の繋がった家族とは異なる、同じ志を持つ“新しい家族”として描かれている。だが、CBSの上層部はブッシュ軍歴詐称報道を誤報と認めることで事態の収束を図る。ダン・ラザーが敬愛される国王として統治してきた“最後の王国”はあっけなく瓦解することになる。王国の崩壊は、テレビメディアの落日でもあった。スクープ報道がもたらす興奮と衝撃は、もはや過去のものとなりつつある。 (文=長野辰次)
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『ニュースの真相』 製作・脚本・監督/ジェームズ・ヴァンダービルド  出演/ケイト・ブランシュット、ロバート・レッドフォード、エリザベス・モス、トファー・グレイス、デニス・クエイド、ステイシー・キーチ、ブルース・グリーンウッド、ダーモット・マローニー  配給/キノフィルムズ 8月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次ロードショー (C) 2015 FEA Productions, Ltd. All Rights Reserved. http://truth-movie.jp/

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韓国芸能人、プライドは天井知らず!? “オワコン”でも「ギャラは二倍、媒体指定」の理由

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少女時代公式サイトより

 つい先日、韓流ブームの初期から続いていた韓流専門誌が編集部ごと他社に身売りした。俳優、歌手とも次々に新しいスターが誕生し、イベントやライブはなかなかの集客だが、どういうことなのだろうか。

「雑誌コンテンツとして、韓流は完全に“オワコン”です。少し前までは事務所に無許可で東方神起、 EXO、JYJ などを表紙にした媒体でもAmazonランキングの上位にランクインしていましたが、最近ではすっかり減ってしまいました」(韓流ライター)

 韓国の国ぐるみの日本バッシングによる韓流への反感、単純に韓国ドラマや音楽に飽きてきたなど、売り上げが落ちた理由はさまざまあげられるが、専門の韓流誌からも“オワコン”の声が上がってくるのは「独占取材がしづらくなったので、面白みがなくなったせい」(同)だという。では、韓流誌の取材を受けないかわりに韓流スターはどんな媒体の取材を受けるのか?

これぞ小倉優子の抜かりなさ! 「主人も反省しております」不倫夫を“スザンヌ式”フォローで好感度UP

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 夫でカリスマ美容師の菊池勲氏の不倫が報じられた小倉優子が、自身のブログ「Yuko's Happy Life」で初めて心境を明かした。  3日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、菊池氏の不倫相手は、小倉の所属事務所の後輩で、アイドルグループ「ユルリラポ」のメンバーだった馬越幸子。菊池氏は、小倉の目を盗んで馬越の自宅マンションを頻繁に訪れていたという。記者の直撃に菊池氏は「してないっす」などと不倫関係を否定したものの、馬越は既に所属事務所を解雇されており、男女の仲だった可能性が濃厚だ。  この報道から一夜明けた4日、小倉は「この度の報道の件で、みなさまにはご心配、ご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「この話を聞いて、凄くショックでしたし、主人に腹立たしい気持ちでいっぱいでした」と本音を吐露しながらも、「ただ主人もたくさんの方々から大変なお叱りをいただき、これまでに無いほどの反省をしております」と菊池氏を庇う一文も。「私も冷静になり、今後の結婚生活を見つめ直すいいきっかけにしたいと思います」「これから誕生する新しい赤ちゃんを穏やかな気持ちで迎えたいと思っています」などと、前向きに綴っている。 「『腹立たしい気持ちでいっぱいでした』と過去形で綴ったり、夫をすかさずフォローするあたり、実に抜かりのない小倉らしい。スキャンダルを謝罪するママタレとして、お手本のような文面です」(芸能記者)  ママタレといえば、昨年、夫で元プロ野球選手の斉藤和巳氏の不倫報道が原因で離婚したスザンヌが、ブログや会見で斉藤氏を一切責めなかったことから、好感度が急上昇。「性格がいい」「かわいい奥さん」と絶賛された。  一方、おととし、埼玉西武ライオンズ二軍守備・走塁コーチの黒田哲史氏と離婚した新山千春は、離婚後にテレビ番組で黒田氏への愚痴や、「ほかの夫婦がうらやましい」などと、他人と比べるような発言を繰り返していたため、「また、人のせいにしてる」「わがまま」などと批判が相次ぎ、好感度が暴落した。 「小倉のブログには、励ましのコメントが殺到中。ママタレ転身後は“完璧すぎるママ”として女性から支持を集め、地位を確立。小倉の子育てをお手本にする女性ファンは多く、好感度はグラドル時代とは比較にならないほど上昇しています。現在、第2子を妊娠中の小倉ですが、不倫報道の翌日に菊池氏の元を離れ、友人宅に居候しているとか。お腹の子どものことを第一に考え、離婚の話し合いは産後に行うつもりなのでしょう」(同)  4日放送の『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)に出演した菊池氏の友人によれば、菊池氏は「絶対離婚したくない」と言っているというが、現状を見る限り修復は難しそうだ。

高島礼子と離婚した高知東生――薬物逮捕、愛人問題の果てに見せた“甘え”

高知東生インスタグラムより

 覚せい剤取締法違反(所持・使用)で逮捕起訴され、保釈金500万円を支払い保釈された元俳優・高知東生(51)。待っていたのは、妻で女優の高島礼子(52)との離婚だった。留置場から署名捺印した離婚届を6月中旬に高島に送りつけていたことも明らかになったが、これはあくまでもポーズだったのではないだろうか。高知被告には、離婚する意思はまったくないと感じられた。

 保釈されたときに、マスコミから「高島さんに一言」と声をかけられ、「早く会いたい」と答えた被告。私は思わず、自分の耳を疑った。離婚届を送っている妻に「会いたい」という意味がわからない。どの面を下げて会うつもりだったのか。離婚届を渡していても、高島は離婚しないという彼なりの甘えがあったのではないだろうか。

『障害者殺しの思想』から考える、植松聖容疑者が主張する「正義」とマスコミが助長した障害者差別の歴史

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『障害者殺しの思想』(現代書館)
「私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です」  相模原の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人の入所者を殺害した植松聖容疑者は、今年2月、衆議院議長に宛てて、このような手紙を書いている。障害者が「安楽死できる」という勝手極まりない発想だけでも身の毛がよだつが、犯行後の供述では「重複障害者が生きていくのは不幸だ。不幸を減らすためにやった」と、自らの「正義」を語っている。障害者に対する冷酷なまでのその発想は、ナチスドイツによる障害者の安楽死政策「T4作戦」にも影響を受けたとみられている。  そんな植松容疑者の「正義」を、誰もが「あり得ない」と思うだろう。けれども、信じられないことに、少し前の日本では、彼のような正義を語る人は少なくなかった。脳性マヒ者の組織「青い芝の会」会長を務め、自らも脳性マヒの障害を背負いながら社会に対して当事者としての言葉を発信し続けた、横田弘による著作『障害者殺しの思想』(1979年刊行。2015年に現代書館から復刊)から見てみよう。   本書は、78年2月9日に起こった母親による脳性マヒを患った障害児殺しの記述から始まる。自らの子どもを殺し、自殺を遂げた母親に対し、「献身の母、看病に疲れ? 身障の息子絞殺」(毎日新聞)、「雨の街 一夜さすらい 母親、後追い自殺 身障の愛児殺し」(読売新聞)などの見出しで事件を報道するマスコミ。その目は、明らかに殺された子どもに対してではなく、母親への同情的に向けられていた。そんな世間に対して、憤りを隠さない横田。脳性マヒの当事者である彼は、重い筆致で「障害者児は生きてはいけないのである。障害者児は殺されなければならないのである」とつづる。そして、この事件の原因を、母親の介護疲れではなく、障害者やその家庭を取り巻く社会の差別に見ている。 「勤君は、母親によって殺されたのではない。地域の人々によって、養護学校によって、路線バスの労働者によって、あらゆる分野のマスコミによって、権力によって殺されていったのである」  48年に施行された「優生保護法」は、「優生学上不良な子孫の出生を防止し、母体の健康を保護する」、つまり「不良」である障害児の出生や障害者の出産を防止する法律だった。96年、「母体保護法」と改名され、優生思想は排除されているが、わずか20年前まで、先天性の障害者は「不良」と見なされていたのだから驚くばかり。そんな時代を反映するかのように、社会的な地位のある人間すらも、今では考えられないような差別的発言を行っていた。元衆議院議員、日本安楽死協会初代理事長の太田典礼は、「週刊朝日」(朝日新聞出版)72年10月27日号の記事において、こう語っている。 「植物人間は、人格のある人間だとは思っていません。無用のものは社会から消えるべきなんだ。社会の幸福、文明の進歩のために努力している人と、発展に貢献できる能力を持った人だけが優先性を持っているのであって、重症障害者やコウコツの老人(編注:認知症の高齢者)から『われわれを大事にしろ』などといわれては、たまったものではない」(原文ママ)  さらに、『飢餓海峡』(同)、『金閣炎上』(新潮社)などで知られる直木賞作家の水上勉も、「婦人公論」(中央公論新社)63年2月号の座談会で、こんな発言をしている。 「今の日本では奇形児が生まれた場合、病院は白いシーツに包んでその子をすぐ、きれいな花園に持って行ってくれればいい。その奇形の児を太陽に向ける施設があればいいが、そんなものは日本にない。今の日本では生かしておいたら辛い。親も子も……」  彼ら知識人の言葉と、19人を殺害した殺人鬼の「正義」は、驚くほど似通っている。その背景には「障害を抱えた人間は、社会においても役に立たず、本人も不幸である」といった偏見が横たわっているのだ。  では、現代において、障害者差別は根絶されているのだろうか?  今回の事件を受けて、神奈川県警は被害者の実名を発表していない。その理由は「被害者が障害者であることと、ご遺族の意思」とされている。犯罪被害者をめぐる実名報道の是非には議論があるものの、少なくとも、今回の事件が「健常者」をターゲットにした事件であれば、実名も、顔写真も、そしてプロフィールも飛び交っているはず。この報道の仕方に、健常者と障害者とをはっきりと区別する思想が見て取れはしないだろうか? なぜ、遺族は匿名を求めるのだろうか? なぜ、障害者であることが警察に匿名発表を選ばせたのだろうか? 報道発表で、被害者たちは女性(19)、男性(66)などと書かれている。被害者遺族をメディアスクラムの犠牲者にすべきではないが、このような発表では、被害者の姿をイメージすることは難しいだろう。  79年に執筆された本書には、エレベータがないために車いすでは地下鉄に乗れない、バスに乗車拒否されるといった今では考えられない差別的な状況がつづられている。現在では、エレベータやノンステップバスも整備され、状況は改善されつつある。太田や水上のような発言を、愚かであると断罪できるほどには、日本から差別意識は減少しているだろう。しかし、現代でも、まだ障害者をめぐる状況は「平等」ではない。今回の事件に対するメディアや社会のリアクションは、いまだ残る障害者差別の一端を垣間見せているのではないか。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

本当に「絶対に負けられない試合」がそこにある!? 五輪サッカー相手がボロボロ!

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イメージ画像(足成より)
 開会式に先んじて始まったリオデジャネイロ・オリンピックのサッカー競技。抽選会後には日本が入ったグループBが“死の組”と呼ばれ、注目を浴びていた。ヨーロッパ王者スウェーデン、アフリカ王者ナイジェリア、アジア王者日本と、3つの大陸王者が揃ったことがその大きな理由だが、加えて南米の雄コロンビアも同グループとあって、厳しい戦いになるのは誰の目にも明らかだ。アルゼンチンやブラジルなどの超強豪国こそいないものの、ひいき目を抜きにして実力は拮抗し、専門家でも一番予想がつきにくかったのは間違いないだろう。しかし、大会前にして死の組は消え去ったと今話題になっている。  ヨーロッパ王者のスウェーデンは、自国リーグが開幕しているため、なんと52名に招集を拒否されていると地元メディアが伝えており、ヨーロッパ予選で最強を誇ったチームは見る影もないという。  アフリカ王者ナイジェリアは、3度にわたる空港での不手際で緒戦の日本戦の当日に現地入りが濃厚。すでにアメリカのアトランタでキャンプを張っていたため時差こそないものの、およそ8時間のフライトを経て到着後すぐに日本と戦わなければならない。さらにはチームスタッフへの給料未払い問題なども相次ぎ、コンディションだけでなくモチベーションの方も万全とは言いがたい。  こうしたライバルの事情から日本とコロンビアが順当に勝ち上がると見られ、見所であったはずの死の組は解体されてしまった。 「ヤングボーイズがFW久保裕也の派遣を拒否してしまいましたが、日本はほぼベストメンバーです。少なくともコロンビアに続いて2位通過はしないと、さすがに言い訳はできないと思います。ファンからは『日本ついてるね!』『この条件で負けるのはさすがにないでしょ』テレ朝のコピーから『本当に、絶対に負けられない戦いがそこにあったな』と、期待を込めた声があがっています」(スポーツライター)  しかし、ブラジル入りしてからの日本は、現地の4部リーグのクラブにドロー、ブラジル五輪代表に0-2といいところなく完敗。ここにきて調子を落としてしまっている。また、あまりにも有利な状況に置かれ、逆にプレッシャーを感じてしまう可能性も十分にある。緒戦を上手く乗り切れば問題なく勝ち進めるはずだが、果たしてどうなるのだろうか? 注目のナイジェリア戦は日本時間の5日午前10時キックオフだ。 (文=沢野奈津夫)

三代目JSB・登坂広臣との熱愛を匂わせまくりのローラ、今度は“裸ベッド動画”でファンを挑発か

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「登坂広臣 (@3jsb_hiroomi_tosaka)・Instagram」より
“お泊まり愛”が報じられたタレントのローラと、三代目 J Soul Brothersのボーカル・登坂広臣のSNSに“ある共通点”が見つかり、「下品」だと批判されている。  4日発売の「女性セブン」(小学館)によれば、2人が交際を始めたのは昨年末頃から。同誌は、ローラが登坂の自宅マンションを頻繁に訪れる様子をキャッチ。双方の所属事務所は、「友人の1人。プライベートなことは、本人に任せている」とコメントしている。  ローラのインスタグラムやTwitterには、三代目ファンから「臣くんと付き合ってるの? どーなんですか?」「ショックだけど、ローラのことも好きだから応援するよ」「マスコミ取材受けたら本当の事をちゃんとゆってほしいな」「ファンを悩ませないで。ファンを困らせないで。お願いだから」「塾休みたい」など、多くのコメントが寄せられている。  また、中には「薄々気づいてた」「やっぱりね」「ローラ、アピりまくってたもんね」との声も。特にローラが、SNSに確信犯ともいうべき“匂わせ投稿”を繰り返していたようだ。 「2月、米・LAで行われたグラミー賞授賞式の会場前の写真を、2人揃って投稿。これが『構図がそっくり』と話題に。翌月の登坂の誕生日には、ローラが内容とは無関係の“ケーキの絵文字”を投稿したことも(現在は削除)。決定的となったのは、お揃いのトレーナーや指輪を身に着けているとファンが気付いたこと。随分前から、『マジで付き合ってるのでは?』とウワサになっていました」(芸能記者)  一見、微笑ましい“匂わせ”だが、2人が投稿した“ヌード写真”が波紋を呼んでいる。 「7月23、24日に京セラドームでのコンサートに出演するため、大阪に滞在していた登坂ですが、23日にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでローラの目撃情報が相次いだため、2人が大阪で会っていた可能性も。登坂は大阪滞在中、『Good night #OSAKA see u soon』という文章と共に、裸でベッドに横たわった自撮り写真を投稿。この数日後、今度はローラがSNS機能付きカメラアプリ『スノー』に、裸でベッドに横たわっている約10秒の動画を投稿(同アプリは投稿から24時間後に自動消去)。これが、大阪で撮られたものかは不明ですが、ローラが登坂のインスタグラムをチェックしていないはずがなく、三代目ファンが『ファンを挑発している』『生々しい』などと嫌悪感を訴えています」(同) 「相手がローラなら、うれしい」と歓迎している三代目ファンも多く、今やファン公認の仲ともいえる2人。しかし、交際宣言するつもりがないのなら、ファンを傷つけないためにも“匂わせ”投稿はほどほどにしておいたほうが……。

三代目JSB・登坂広臣と交際報道! ローラのインスタに「本当なの?」「ショック」とファン突撃

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三代目 J Soul Brothersオフィシャルサイトより

 4日発売の「女性セブン」(小学館)が、三代目 J Soul Brothers・登坂広臣とローラの熱愛を報じた。登坂はEXILEファミリーの中でもトップクラスの人気を誇り、大勢の女性ファンを持つ。そのため、報道を知った登坂ファンがローラのインスタグラムのコメント欄に押し寄せ、大騒ぎになっている。

 「セブン」によれば、ローラはこの1カ月間、登坂の住む都内の高級マンションを複数回訪れているとのこと。2人の出会いは4年前に共演したバラエティ番組で、それまでは顔見知り程度の関係だったというが……。

バーバリーを失って大幅赤字の三陽商会 現場関係者が明かす蜜月崩壊の真相

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Photo by huw-ogilvie from Flickr

 アパレル大手の三陽商会は、7月29日、2016年12月期の業績予想を修正し、最終的なもうけである純損益を2月時点の3億円の黒字から95億円の赤字に引き下げた。また、業績不振のため、全社員の2割弱に当たる約250人の希望退職者を募り、不採算ブランドを休廃止すると発表した。同社の低迷は、1965年に輸入販売を開始して以来、50年間、蜜月関係にあったイギリス・バーバリー社とのライセンス契約を、15年6月に終了したことによる。

 高級化路線を進めるバーバリー社の中枢は、三陽商会が本来のブランドの半値以下で展開するディフュージョンライン(普及版ブランド)「バーバリー・ブラックレーベル」と「バーバリー・ブルーレーベル」に否定的だった。また、ライセンスではなく直営展開に切り替えることで、さらなる収益アップを望んだことが契約終了の大きな理由だ。

 そうした大局での動向はさておき、ブラックレーベルやブルーレーベルの商品を縫製していた工場や販売員など末端の現場にいた人々は、この結果を以前から予想していたという。

「『まずいな』と思ったのは、安室奈美恵が結婚会見(97年)でブルーレーベルのスカートをはいていたのをきっかけに爆発的に売れ始めた時期の、少し後からです」(縫製工場営業)

 ブルーレーベルが売れた理由は、本家バーバリーよりもカジュアルでポップなデザインで、なおかつ安かったから。そのため、工賃もかなり抑えられていた。しかし、工賃以上のクオリティを求められ、三陽商会と手を切る工場が出始めたという。

「スカートを作るにしても、凝ったデザイン、仕様にすれば、その分、工賃も高くなります。例えば、バーバリー社が求めるクオリティに達するには8,000円の工賃がかかるとしますよね、でも、三陽商会は価格を抑えるために4,000円で作ってほしいという。そこでまず行き違いが生じるんです。それでもなんとかお付き合いしようとしていましたが、もし何か問題が生じたら、こちらが責任を負わなければいけない。これでは割に合いませんよ」(同)

 それでもブランドに勢いがある時は、縫製工場や製造業者が次々と後釜になろうと手を挙げた。しかし、工賃は大衆向け商品程度なのにハイブランド並みのクオリティを要求されて疲弊し、次第に手を引いていった。

 また、ライセンス契約を結んだブランドのオリジナルの製品を作る際は、当然ライセンス元の許可が必要になる。しかし、ブラックレーベルやブルーレーベルの中には、バーバリー社の許可を取らずに作られて店頭に並んだ商品もあるという。

「数カ月ごとに、バーバリー社の店頭チェックが入るんです。その時、会社から『〇〇と〇〇を店頭から外せ』と指示があって、その商品をストック(倉庫)の見えない場所に隠すんです。ライセンス契約を結んだ正式な店舗なのに、なんでこそこそしなきゃいけないんだと、みんなで話していました」(元販売員)

 そんな状況の中、販売員の間では「この店、大丈夫なのか?」と不安の声が上がっていたという。

 販売員と作り手側の意欲の低下、そして、低価格を望む消費者とラグジュアリー化を望むブランドとの意識の食い違い。一時の勢いを失ったブラックレーベル、ブルーレーベルは2000年前後から次第に売り上げを落としていったというが、そうしたちぐはぐな運営下にあるブランドが低迷し、大本の本社から見切りをつけられるのは当然だったのかもしれない。

「バーバリーが三陽商会を介さずに直接店舗を運営することになっても、協力したいという商社や百貨店は多いでしょうね。しかし、高級ブランドが望む『店舗での手厚い接客』を求めるのは、都心に住む一部の顧客だけです。地方に住む人たちは、わざわざ車に乗ってショッピングモールの店に行くより、スマホを使って通販サイトで買う方が、はるかに楽ですからね。また、東京に住む人と地方に住む人では、求めるものが違います。もちろん、ブランド力と昔からのファンのおかげで、一定の売り上げは得るでしょう。しかし、日本の事情を理解しないと、本国イギリスほどの人気は得られないでしょうね」(某ブランドスタッフ)

 三陽商会は、バーバリーに代わり、同じイギリスの「マッキントッシュ」と組み、日本市場に特化した新ブランド「マッキントッシュロンドン」を15年秋冬から展開している。しかし同ブランドの認知度は低く、売り上げが計画を下回るなど苦戦が続いている。今後、巻き返しを図っていくようだが、少なくとも、末端の人々が不安に襲われない運営をしてほしいものだ。

バーバリーを失って大幅赤字の三陽商会 現場関係者が明かす蜜月崩壊の真相

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Photo by huw-ogilvie from Flickr

 アパレル大手の三陽商会は、7月29日、2016年12月期の業績予想を修正し、最終的なもうけである純損益を2月時点の3億円の黒字から95億円の赤字に引き下げた。また、業績不振のため、全社員の2割弱に当たる約250人の希望退職者を募り、不採算ブランドを休廃止すると発表した。同社の低迷は、1965年に輸入販売を開始して以来、50年間、蜜月関係にあったイギリス・バーバリー社とのライセンス契約を、15年6月に終了したことによる。

 高級化路線を進めるバーバリー社の中枢は、三陽商会が本来のブランドの半値以下で展開するディフュージョンライン(普及版ブランド)「バーバリー・ブラックレーベル」と「バーバリー・ブルーレーベル」に否定的だった。また、ライセンスではなく直営展開に切り替えることで、さらなる収益アップを望んだことが契約終了の大きな理由だ。

 そうした大局での動向はさておき、ブラックレーベルやブルーレーベルの商品を縫製していた工場や販売員など末端の現場にいた人々は、この結果を以前から予想していたという。

「『まずいな』と思ったのは、安室奈美恵が結婚会見(97年)でブルーレーベルのスカートをはいていたのをきっかけに爆発的に売れ始めた時期の、少し後からです」(縫製工場営業)

 ブルーレーベルが売れた理由は、本家バーバリーよりもカジュアルでポップなデザインで、なおかつ安かったから。そのため、工賃もかなり抑えられていた。しかし、工賃以上のクオリティを求められ、三陽商会と手を切る工場が出始めたという。

「スカートを作るにしても、凝ったデザイン、仕様にすれば、その分、工賃も高くなります。例えば、バーバリー社が求めるクオリティに達するには8,000円の工賃がかかるとしますよね、でも、三陽商会は価格を抑えるために4,000円で作ってほしいという。そこでまず行き違いが生じるんです。それでもなんとかお付き合いしようとしていましたが、もし何か問題が生じたら、こちらが責任を負わなければいけない。これでは割に合いませんよ」(同)

 それでもブランドに勢いがある時は、縫製工場や製造業者が次々と後釜になろうと手を挙げた。しかし、工賃は大衆向け商品程度なのにハイブランド並みのクオリティを要求されて疲弊し、次第に手を引いていった。

 また、ライセンス契約を結んだブランドのオリジナルの製品を作る際は、当然ライセンス元の許可が必要になる。しかし、ブラックレーベルやブルーレーベルの中には、バーバリー社の許可を取らずに作られて店頭に並んだ商品もあるという。

「数カ月ごとに、バーバリー社の店頭チェックが入るんです。その時、会社から『〇〇と〇〇を店頭から外せ』と指示があって、その商品をストック(倉庫)の見えない場所に隠すんです。ライセンス契約を結んだ正式な店舗なのに、なんでこそこそしなきゃいけないんだと、みんなで話していました」(元販売員)

 そんな状況の中、販売員の間では「この店、大丈夫なのか?」と不安の声が上がっていたという。

 販売員と作り手側の意欲の低下、そして、低価格を望む消費者とラグジュアリー化を望むブランドとの意識の食い違い。一時の勢いを失ったブラックレーベル、ブルーレーベルは2000年前後から次第に売り上げを落としていったというが、そうしたちぐはぐな運営下にあるブランドが低迷し、大本の本社から見切りをつけられるのは当然だったのかもしれない。

「バーバリーが三陽商会を介さずに直接店舗を運営することになっても、協力したいという商社や百貨店は多いでしょうね。しかし、高級ブランドが望む『店舗での手厚い接客』を求めるのは、都心に住む一部の顧客だけです。地方に住む人たちは、わざわざ車に乗ってショッピングモールの店に行くより、スマホを使って通販サイトで買う方が、はるかに楽ですからね。また、東京に住む人と地方に住む人では、求めるものが違います。もちろん、ブランド力と昔からのファンのおかげで、一定の売り上げは得るでしょう。しかし、日本の事情を理解しないと、本国イギリスほどの人気は得られないでしょうね」(某ブランドスタッフ)

 三陽商会は、バーバリーに代わり、同じイギリスの「マッキントッシュ」と組み、日本市場に特化した新ブランド「マッキントッシュロンドン」を15年秋冬から展開している。しかし同ブランドの認知度は低く、売り上げが計画を下回るなど苦戦が続いている。今後、巻き返しを図っていくようだが、少なくとも、末端の人々が不安に襲われない運営をしてほしいものだ。