櫻井翔の嫉妬と、滝沢秀明の孤独! 『夜会』での赤裸々告白にファンも感動

 1990年代後半から2000年初頭に巻き起こった、“ジャニーズJr.黄金期”。それまでJr.のトップに君臨していた森田剛、三宅健の“剛健コンビ”が95年にV6としてデビューした後、96~00年に『8時だJ』(テレビ朝日系)、『愛LOVEジュニア』(テレビ東京系)、『やったるJ』(テレビ朝日系)と、地上波のゴールデンタイムにJr.が冠番組を持ち、デビュー前でありながら露出を増やしていった。黄金期を支えたJr.は、現在の嵐、タッキー&翼、関ジャニ∞のメンバーや、生田斗真、山下智久、風間俊介ら。中でも滝沢秀明は人気、実力ともにJr.トップで、“まとめ役”として、番組やコンサートでMCを担当するポジションであった。

 そんな人気絶頂の中、99年にまず嵐がデビューする。Jr.を引っ張ってきた滝沢はメンバーに選ばれず、02年、今井翼とともにタッキー&翼としてデビューした。黄金期を支えたJr.の中で、滝沢がもっともデビューに近いという声が多かった中での嵐のデビューは、当時ファンに大きな衝撃を与えた。

 それから10年以上経ち、7月14日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、櫻井翔と滝沢の共演が実現。デビュー以来1度も共演がなかったこの2人は、「犬猿の仲」「共演NG」と番組スタッフや共演者に煽られタジタジ。必死に否定するものの、やはりどこかたどたどしい様子に、共演者からは疑惑の目で見られてしまうのだった。その真相を探るべく、恵比寿でアポなしロケを敢行。2人きりの空間で、本音が次々と飛び出した。

NHK室蘭の美人アナが登録していた「愛人クラブ」で、現役グラビアアイドルを発見!?

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「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)
 現役NHKアナウンサーが愛人クラブに登録していたという衝撃の報道。複数の男性客と実際に会ったという当人は、報道後に公式サイトから削除された室蘭放送局の山崎友里江アナだとみられている。同クラブにはもうひとり、現役グラビアアイドルも在籍しているとの話も浮上中だ。 「週刊文春」(文藝春秋)、「週刊新潮」(新潮社)の報じた記事によると、NHKの某地方局に勤める「20代の現役女性アナウンサー」が、「愛人マッチングサービス」なるデートクラブに登録しており、本人がその事実を認めたという。  このクラブは「タレントの卵からAV女優まで」と、有名人在籍を売り文句に、入会金は上級クラスで30万円、ほか多額の年会費が必要で、女性とのデートセッティングごとに2~10万円が発生する仕組み。デート後の流れは「男女間の自由意思による」としているものの、単なる出会い系サイトならこれほどの高額なわけがなく、要するに互いに秘密を守って割り切った交際をする高級愛人クラブといえる。  問題のアナは、同クラブ札幌店に偽名で登録。会員専用のプロフィール動画に登場し、「職業:アナウンサー/某テレビ局で働かれており、ご覧になられた事がある方もいらっしゃるかもしれません」と紹介されていた。  文春の記事では実名を避けた報道となっていたが、新潮は「NHK室蘭放送局の女子アナ」と明記。同局の女子アナは4名いるが、掲載画像の外見上から山崎アナとみられている。  山崎アナは東京出身、東海大卒業後に昨年NHK入社、室蘭放送局に配属され『ほっとニュース北海道』などを担当した25歳。本人は「結婚相談所みたいなものだと思った。愛人クラブだとは知らなかった」と答えたというが、ホームページは、どう見ても健全なクラブとは思えず、女性会員募集のページには、男性会員が「家庭をお持ちなどの理由から素敵な出会いが少ないと思っていらっしゃる会社員、会社役員、個人事業主など」、「30~50代の男性が多く、遊び上手な方が多い」などと記載されており、客の35%が既婚者となっていることから、少なくとも結婚相談所と見間違えるサイトでないのは明らかだ。  問題のクラブは7月12日、代表者が「婚活サイトで出会う方が必ずしも独身ではない」などといった反論をホームページに掲載。ただ、文中で「登録に来た際に、弊社のスタッフがきちんと、誤解のないような説明をしたのか、100%の確証がない状況」と曖昧な弁明もある。  文春では、弁護士の見解として「売春防止法に違反する可能性」が指摘されていたが、同クラブは「(売春は)不特定の相手方と性交することをいう」「愛人関係=不特定ではなく、愛情の通い合った(特定の)関係」として、売春には該当しないと反論。こちらは別の論議が生まれそうだ。  一方、同クラブには昨年、別の疑惑もあった。イラストを得意とする自称20代後半の現役グラビアアイドルが登録していたというウワサだ。こちらはプロフィール上で「アイドル」や「タレント」とは書いておらず、本人かどうかの確認は取れていないのだが、このアイドルはちょうど昨年から芸能活動が途絶えており、事務所関係者に聞くと「本人は体調不良と言っているが、実際には愛人ができて仕事をしなくなった」という話が漏れ聞こえていることから、同クラブで愛人を見つけた可能性もある。 「タレントの卵からAV女優まで」というクラブの売り文句が事実だったとすれば、このアイドル以外にもタレントらが登録していてもおかしくないが、それが明らかになるのも時間の問題かもしれない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

SMAP、音楽特番“辞退”報道! ファンからジャニーズ事務所への「矛盾」指摘相次ぐ

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番組でいじられちゃうのかなー

 SMAPが7月16日放送の『音楽の日』(TBS系)と『2016 FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~』(フジテレビ系、18日放送)の出演を辞退していたと、15日付のスポーツニッポンが報じた。メンバー5人はジャニー喜多川社長を交えて何度か協議を行い、「今年は新曲のリリースをしておらず、十分なパフォーマンスができない」との理由で、不参加が決定したという。6月に発行されたファンクラブ会報で解散をあらためて否定したはずが、一転して今後の活動が不安視されている。

 同紙によると、2番組ともSMAPに出演を依頼し、事務所も出演させる方向で調整していたとのこと。しかし、「それぞれのメンバーの気持ちがまだ5人そろってのパフォーマンスをする方向には向いていないことから、出演辞退という結論に至ったとみられる」と伝えている。

ついにセレブゲット!? 柴咲コウ、大河を前に“パーティーピーポー”化で「婚活三昧」だった

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 今月6日、サンケイスポーツで実業家との熱愛が報じられた女優の柴咲コウが12日、主演する来年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の新キャスト発表会見に出席した。  各スポーツ紙によると、柴咲は交際が発覚してから初の公の場とあって、去り際、報道陣に声をかけられたものの、無言で会場を後にしたというが、それほどマスコミ各社の関心は高くなかったようだ。 「一部報道によると、柴咲はデビュー以来所属していた大手のスターダストプロモーションから“独立”。現在の窓口は、女優の江角マキコと同じマネジャーだというが、実質的に取り仕切っているのはスターダスト。もともと、スターダストの広報担当者が、懇意の記者がいるサンスポにサッカー日本代表の長谷部誠と、所属タレントの佐藤ありさの結婚をスクープさせようとしたが、長谷部が怒ってさっさと自身の公式サイトで発表。その埋め合わせで柴咲の熱愛を振ったが、まるで大河の会見前に合わせたかのようなタイミングだった」(芸能デスク) 「週刊新潮」(新潮社/7月21日号)によると、柴咲のお相手は和牛や和牛文化を広める「VIVA JAPAN」を経営する浜田寿人氏。実業家の堀江貴文氏と組み、「WAGYU MAFIA(和牛マフィア)」なる、シンガポールなどで和牛を展開するプロジェクトを展開中だという。柴咲が浜田氏とこのままゴールインするかが気になるところだが、このところ柴咲は“婚活”に大忙しだったようだ。 「以前、元サッカー日本代表の中田英寿との熱愛が報じられたが、ただのパーティー仲間。中田に連れられ、国内外のパーティーに顔を出しまくっているうちに、すっかりパーティーピーポーになってしまった。そのうち、それなりのお金持ちに接近するようになり、浜田氏をゲット。柴咲はかなり結婚願望が強く、パーティーの場で“婚活”に勤しんでいた。9月に大河の撮影が始まるが、それまでのパーティーで新たな出会いがあるかもしれない」(女性誌記者)  大河の撮影が始まればパーティーに行くヒマはなさそうなだけに、柴咲のストレスがたまりそうだ。

負けるな、能年玲奈!「のん」に改名し本格復帰の能年に前事務所が卑劣な妨害工作、自ら明かした冷遇と洗脳報道の真相とは

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能年玲奈オフィシャルファンクラブ「くるぶし。」公式サイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  本日21時より日本テレビ系列で、能年玲奈と登坂広臣(三代目J Soul Brothers)が共演した映画『ホットロード』が放送される。今年1月にかんぽ生命のCMが終了して以降、能年玲奈がブラウン管に登場するのは、実に半年ぶりのこととなる。  そんな最中、今日発売の「FRIDAY」(講談社)2016年7月29日号に能年玲奈が登場。6月いっぱいでレプロエンタテインメントとの契約を終了し、今月から再始動するにあたって芸名を「のん」に改名するとインタビューで語っている。 「能年......ではなく「のん」になりました。ちょっとトボけた感じですが、ひらがなで「のん」です。  いろいろありまして──能年玲奈は本名なんですけど、芸名を改めて活動することになりました。renaだけにするとか、名字を変えることも考えたんですけど、それも変だな......って。思いつくまま、候補を箇条書きにしていったら「のん」が出てきたんです。簡単だし、響きがいいですよね。それに「のん」って英語の小文字で書くと「non」になる。ニコッて笑ってる顔文字みたいになるんです」  また、今週木曜日発売の「週刊文春」(文藝春秋)16年7月21日号では、阿川佐和子の対談連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」にも登場。今後は女優業の他にも、イラストや音楽といった分野の表現活動にも関わりたいとこれからの目標を語っている。  周知の通り、これまで能年玲奈は所属事務所から冷遇を受け続けてきた。昨年の「週刊文春」報道によれば、『あまちゃん』(NHK)出演時には、朝ドラのハードスケジュールにも関わらず事務所からのサポートは手薄で、そのうえ当時の月給はたったの5万円であったという。前述の阿川佐和子との対談で能年はその頃のことをこう振り返る。 阿川「資料によると、『あまちゃん』の撮影の時は洗濯する時間もないし、給料も月に五万円でお金がなかったって話がありましたけど......」 能年「きゃー恥ずかしい! 財布の中に一円玉しか入ってない時がありました。洗濯が間に合わないから、明日着ていく下着もないような時がありまして。マネージャーさんも新人の方で忙しくされてるし、泣き言を言って怒られたことがあったので、相談しちゃ駄目だと思ってたんです......」 阿川「エーッ! NHKの朝ドラのヒロインだよ! 普通は事務所が万全のケアをするもんなんじゃないの!?」 能年「うーん、それはわからないですけど......。そんな時に演技のレッスンをしてくれた滝沢充子先生が助けてくれて」 その後、『あまちゃん』終了後にはまともに仕事をもらえず生殺し状態に。レプロは能年自身も出演を熱望していた映画『進撃の巨人』からのオファーを勝手に蹴るなどして彼女を干し上げていた。同じ「あまちゃん」ブレイク組の有村架純が『ストロボ・エッジ』や『ビリギャル』など次々と話題作に出る一方、『あまちゃん』後に能年が出演したのは『ホットロード』『海月姫』の映画2本と『世にも奇妙な物語』(フジテレビ)のオムニバスドラマ1本のみである。  さらにレプロ側は、「週刊ポスト」(小学館)や「週刊女性」(主婦と生活社)をはじめとしたメディアを使いネガティブキャンペーンを展開。「彼女が演出家・演技トレーナーの滝沢充子氏に洗脳されており、マネージャーに罵詈雑言を浴びせるなど態度が変化。コントロールが利かなくなっている」などと報じさせた。この「洗脳報道」について前掲の対談のなかで彼女はこのように話している。 阿川「昨年の春ごろから、その滝沢先生に「能年さんが洗脳されている」という報道が出たでしょ、それらを目にしてどう思われました?」 能年「びっくりしました。「洗脳って!?」って感じです」 阿川「じゃあ、全く事実に反することなんですか?」 能年「はい。滝沢先生には、悩んでどうしたらいいのか分からない時に相談に乗っていただきました。しかも、「こうするべき」とか言うんじゃなくて、「こんな選択肢もあんな選択肢もあるけど、れなはどうしたいの?」ってお話をしてくださる方なんです。洗脳報道が出て以来、先生も精神的に参っていて......」  前述の通り、6月をもって彼女はレプロとの契約を終了し、個人事務所から再スタートを切るのだが、レプロ=バーニングプロダクションという芸能界の絶対的権力からの嫌がらせはありとあらゆるところに現れる。『あまちゃん』脚本家・宮藤官九郎は「週刊文春」16年7月7日掲載の連載コラムでこんな苦言を呈していた。 〈そう言えばトーク番組で『あまちゃん』の話題になり懐かしい映像が流れたのですが、映像使用の許諾が取れなかったのか、アキ(能年玲奈さん)がワンカットも映ってなかった。代わりに前髪クネ男(勝地涼くん)がガッツリ映ってて笑った。あまちゃんは能年さんの主演作ですよ、念のため〉  資料映像ですら顔を出させることを許さない徹底した締め出し。能年玲奈は本名であるのにも関わらず、今回彼女が「のん」と改名するのも、鈴木あみが鈴木亜美に、松本恵が松本莉緒に改名したのと同様、事務所による圧力を回避するためのものであるのは自明だ。  こうした理不尽な状況を考えると、レプロとの契約からは解放されたとはいえ、能年にとってまだまだ茨の道が続くことは間違いない。実際、妨害工作はもうすでに始まっており、レプロ側は、15年1月から今年6月までの期間は能年側が仕事や話し合いを拒否していたため契約不履行とみなし、その分の契約延長を申し入れているため、まだ契約は終了していないと主張。今回、能年が改名して活動を再開したことに関し、同社は法的対処も含め検討しているとのコメントを出している。  こういった事情を鑑みるに、レプロ=バーニングプロダクションによる圧力により、今後も能年がテレビやメジャー配給の映画で活躍するのは難しいだろう。しかし、今回「FRIDAY」「週刊文春」に登場したように、芸能界としがらみの少ない出版や、小資本の映画、舞台、ネットなどに登場することは可能だ。彼女の才能と魅力があれば、大手プロからの圧力に負けず、オルタナティブな場所で自らの立ち位置をもう一度確立することはできるはず。  ちなみに、前掲の阿川佐和子との対談で彼女は、今回の騒動を受けてこう語っていた。 「今は元気です! (しばらく無言の後)もちろん想像もしてなかった色んなことが自分に降りかかってきたのは事実です。でも、それが果たして、うつうつと考え込むほど自分にとって重要な事か疑問にしたとき、そうでないと気付きました」 「洗脳報道もそうですけど、色んな言葉を浴びてそれと対峙することで自分が成長できたんじゃないかなって今は感じてます。辛いこと、無駄なことは削ぎ落とすようになりました」  この経験を演技の深みに変え、今後、嵩にかかって責め立ててきた人間たちを見返すような仕事っぷりを見せてくれることを期待してならない。 (新田 樹)

『シン・ゴジラ』の前座、じゃない! 驚異のコバンザメ体質で世間の荒波を泳ぐ河崎実監督の最新作が劇場公開

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河崎実監督作『大怪獣モノ』。大巨人が活躍するが、これは『進撃の巨人』(15年)ではなく、『フランケンシュタイン対地底怪獣』(65年)を意識したもの。
 人はそれを便乗商法と呼ぶ。バカ映画の巨匠・河崎実監督の最新作『大怪獣モノ』が7月16日(土)より劇場公開される。夏休みに合わせてこの公開日が設定されたわけではない。SFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズを大ヒットさせた庵野秀明が脚本・総監督を務める特撮大作『シン・ゴジラ』が7月29日(金)より全国公開されるのに先駆け、その話題性に乗っかったものだ。『シン・ゴジラ』を観るつもりが、うっかり映画館を間違ってしまったという人たちを取り込もうという狙いがある。  河崎監督には前科がある。『シン・ゴジラ』にも参加している樋口真嗣監督の『日本沈没』(06年)が公開されるのに合わせて、筒井康隆原作のSFパロディ『日本以外全部沈没』(06年)を映画化。今はなき映画会社トルネードフィルム社が配給し、同社にとって数少ないヒット作となった。他にも洞爺湖サミット開催イヤーには『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』(08年)、AKB48人気にあやかった『地球防衛ガールズ P9』(11年)、壇蜜ブームに合わせた『地球防衛未亡人』(14年)などを劇場公開。おそるべきコバンザメ体質の男なのだ。  だが、そんな河崎監督の便乗商法には、ある種の人生哲学が感じられる。大作映画やブームの話題性に乗っかって低予算で作られた便乗映画だが、どれも怪獣映画だということで一貫している。『シン・ゴジラ』に登場する新ゴジラがフルCGで描かれるのに対し、河崎監督が撮る怪獣映画のクリーチャーたちは今なお着ぐるみである。『ウルトラマン』(66年~67年)をはじめとする円谷プロ製作の特撮シリーズに幼少期から慣れ親しんで育った河崎監督は、異形だがどこか温かみのある着ぐるみ怪獣たちの活躍の場を、誰から頼まれたわけでもないのに延々と作り続けているのだ。もはや河崎監督作品に登場する着ぐるみ怪獣は、歌舞伎や能・狂言といった伝統芸能の一種だと言っていい。便乗でもいい、たくましく生き延びてほしい。そんな想いが河崎監督の怪獣映画には込められている。 『メガ・シャーク』シリーズなど超低予算な海洋パニックものをやたらと撮っている米国のアサイラム社もコバンザメ体質で有名だ。1997年に設立されたこの映画会社は、著作権の切れていたH・G・ウェルズ原作の古典的SF小説『宇宙戦争』を『H.G.ウェルズ ウォー・オブ・ザ・ワールド』(05年)として映画化しているが、スピルバーグがトム・クルーズ主演作として同じ原作を製作準備していることを知り、「これは勝てっこない」と製作中止を考えていた。ところが、DVDの販売会社から「逆に話題性があっていいんじゃないの」と励まされて製作したところ、スピルバーグの映画『宇宙戦争』(05年)もアサイラム社のDVD作品『ウォー・オブ・ザ・ワールド』もどちらも大ヒット。以後、アサイラム社は「予算・タイミング・スピード」の3つを合い言葉にして、年間15本という驚異的なペースで便乗映画を作り続けている。便乗ネタを探すので、スタッフは大忙しだ。ちなみに作品のクオリティーは4つめに重要な要素らしい。インディーズ企業ながら、サバイバル能力に優れた組織である。  話を河崎監督の『大怪獣モノ』に戻そう。主演はDTTと新日本プロレス、インディーズとメジャーの両団体と同時に契約したことで話題を呼んだ人気レスラーの飯伏幸太。火山活動が活発化した明神岳から伝説で言い伝えられてきた大怪獣モノが現われ、地球防衛軍の兵器を寄せ付けないモノは東京に接近。超理化学研究所で開発された万能細胞セタップXを注入された草食系男子の新田(斉藤秀翼)がみるみるとマッチョな大巨人(飯伏幸太)に変身して、モノと激突するというストーリーとなっている。飯伏の他にも、ビジュアル系レスラーの赤井沙希(赤井英和の娘!)が女スパイ役、クライマックスシーンではプロレス界でいちばん性格の悪い鈴木みのるが登場。ここ数年のプロレスブームも取り込んだものとなっている。岩井志麻子、会田誠など文壇やアート界を代表する著名人たちも唐突に出演。とてもカオティックな内容となっている。現在オンエア中の『ウルトラマンオーブ』(テレビ東京系)のメインライター中野貴雄と河崎監督との共同脚本作だそうだ。
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6月27日に行なわれた『大怪獣モノ』の完成披露に、斉藤秀翼、飯伏幸太、河西美希、河崎監督らが登壇。低予算映画だけど、みんな楽しそう。
 完成披露に飯伏、斉藤、赤井、ヒロイン役を務めた河西美希らと共に登壇した河崎監督は誇らしげにこう語った。 「まともなことをやっても勝てません。『シン・ゴジラ』の前座になっちゃう。前座になるつもりは、まったくありません。真剣にやってますから。マジメにバカやってます。現役のプロレスラーが怪獣をガチでリンチしてしまうという驚愕の内容です。ご覧になった方は、怪獣に同情するかもしれません。これが僕のスタイルなんです」  昔ながらの着ぐるみ怪獣への愛情一本で、技術力でも宣伝力でも遥かに上回る『シン・ゴジラ』の牙城にどこまで迫れるか。庵野秀明vs河崎実、怪獣オタク同士のバトルの行く末に注目したい。 (文=長野辰次) 『大怪獣モノ』 監督・特技監督・脚本/河崎実 脚本/中野貴雄  出演/飯伏幸太、鈴木みのる、斉藤秀翼、真夏竜、河西美希、古谷敏、きくち英一、堀田眞三、赤井沙希 配給/アーク・フィルムズ 7月16日(土)よりヒューマントラスト渋谷ほか全国公開  (c)2016『大怪獣モノ』製作委員会 http://mono-movie.com

『グランド・イリュージョン』予告編、ダニエル・ラドクリフがフォー・ホースメンを「殺す」と脅迫!?

【リアルサウンドより】  9月1日に公開される『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。
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 本作は、2013年に公開された『グランド・イリュージョン』の続編。華麗なトリックとド派手なショーを駆使し、汚れた金だけを奪う犯罪集団フォー・ホースメンと、天才エンジニアのウォルター・メイブリーの闘いを描く。ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、マーク・ラファロ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンらが前作から続投するほか、『127時間』のリジー・キャプラン、『グリーン・ホーネット』のジェイ・チョウ、『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフらが出演する。  このたび公開された予告編では、アイゼンバーグ演じるリーダーのアトラス、キャプラン演じる超新星のルーラ、ハレルソン演じるメンタリストのメリット、フランコ演じるカード使いのジャックの“フォー・ホースメン”が、ステージ上で「君たちはもう終わりだ」というメッセージを受ける模様が描かれる。さらに、ラドクリフ演じる天才科学者メイブリーが、「やらないなら殺す」と、彼らに盗みを働くよう命令する姿も映し出されている。  あわせて公開されたポスターには、“ド派手なイリュージョンで、巨大な悪を暴く。”のコピーとともに、ラドクリフを中心に主要登場人物の姿が捉えられている。

『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』予告編

■公開情報 『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』 9月1日(木)全国ロードショー 監督:ジョン・M・チュウ (『G.I.ジョー バック2リベンジ』、『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』) 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、ダニエル・ラドクリフ、リジー・キャプラン、ジェイ・チョウ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン 配給:KADOKAWA TM & (c)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. 公式サイト:http://grandillusion.jp/

故・蜷川幸雄氏が遺してくれた、演技派ジャニーズを改めて検証!

『松本潤』『二宮和也』『亀梨和也』『上田竜也』『木村拓哉』『森田剛』『岡田准一』『生田斗真』。
演劇界の鬼才・蜷川幸雄氏の厳しい指導のもと、俳優として花開いた“演技派”ジャニーズアイドル。
エンターテインメント界のメインストリームを疾走する8人の蜷川“遺産”を大特集!

・松本潤:04P~
・二宮和也:22P~
・亀梨和也:40P~
・上田竜也:50P~
・木村拓哉:60P~
・森田剛:70P~
・岡田准一:80P~
・生田斗真:88P~

■立ち読みはこちら

改名した元・能年玲奈から見通してみる、「のん」のこれから

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

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のんさんです

◎V系バンドにいそう
 「皆さんこんにちは、のんです」かぁ。もー、どうしてこう「そっちに行っちゃだめだ!」って方向にばかり行くのだ、この子は。21歳で「のん」。ざわわ、ざわわ。30歳40歳50歳になったらどうすんだ、という客観的視点の欠如。何をやってもネットニュース。いい意味でも悪い意味でも、この子は永遠にあの夏のまま。

 とりあえず、みんな15日夜の「金曜ロードショー」のラテ欄に注目してしまうわけだが。ま、テレビ業界は反応しないんですけれども。面倒に巻き込まれるのはごめんだっつって。
うーん、こうなるとテレビでは本当にこれが見納めになっちゃうのかもしれないな。「元・能念玲奈ことのんさんは……」ってネットニュースの見出し泣かせ。ですぐに表記を「N∅N」に変えたりするんだ。「読み方はそのままです」とか言って。

『はじめまして、愛しています。』とことん善人な江口洋介が“アレ”じゃなきゃいいけど……

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テレビ朝日系『はじめまして、愛しています。』番組サイトより
『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で最終回40%という、とんでもない視聴率を叩き出したと思ったら、『純と愛』(NHK)、『○○妻』『偽装の夫婦』(ともに日本テレビ系)ではトンデモ展開で視聴者を混乱の極みに陥れた脚本家・遊川和彦の最新作『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系)がスタートしました。初回視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まあまあな感じ。初回10%が「まあまあ」と感じるあたり、昨今のドラマ離れを実感するところです。  主人公は、底抜けに明るい不動産営業マン・梅田信次(江口洋介)と、自宅でピアノ教室を営む妻・美奈(尾野真千子)。「美奈がプロのピアニストを目指しているから」という理由で、2人に子どもはありませんでしたが、互いを「信ちゃん」「美奈ちゃん」と呼び合う仲良し夫婦。  そんな夫婦宅の庭に、忽然と現れた知らない子どもに運命を感じた2人が、その子と特別養子縁組しようとする物語です。  特別養子縁組というのは、実子として戸籍に入り、養親からの離縁はできない制度で、6カ月以上の試験養育期間を経て裁判所の審判によって成立するもの。簡単にいえば、気持ち的な問題だけでなく法律上でも「よその子と本当の家族になる」ということですね。  美奈ちゃんは、ピアニストとしてまったく優秀ではありません。10代から受け始めたコンテストは、35歳になる現在まで49連敗中。父親が大物コンダクターなので、たまにオーケストラで弾く仕事を請けても「親の七光りだろ」という視線に苦しむだけ。さらに、ピアノ教室を開いているのに子どもとのコミュニケーションも苦手です。  一方、信ちゃんは「コミュニケーションお化け」です。困っている人がいれば助けてあげずにはいられないし、余計な世話を焼いて迷惑を被ることもしばしば。町中の人はだいたい知り合いという感じです。  そうした人物像が実に手際よく紹介されていて、さすがベテラン脚本家。すんなりとキャラクターが入ってきました。  そして、いきなり姿を現した孤児(横山歩)が、全然かわいくない。これが、ドラマ的にすごく正しい感じがしました。2人が孤児を養子にする理由から、「かわいいから」が、まず排除されるんですね。この子が「別にかわいくない」からこそ、「養子にする」という決断に相応の理由が必要になる。  その理由を、信ちゃんは「運命」だと言い張ります。なぜだかわからないけれど、この子は2度も自宅の庭に現れた。だから「運命」を感じるのだと。当然、美奈ちゃんは渋りまくりです。  フィクションの世界で、説得力をもって「運命」を描くのは、実に難しいことです。そもそもドラマというのは全部ウソですから、主人公が「運命」だと言った瞬間に、それはドラマの都合で「運命」になってしまう。けれど、それでは視聴者は納得しない。この「運命」が「運命」であることを形をもって納得させるのが、ウソの中で本当を見せる脚本家の仕事になるわけです。  そこで「運命」を扱うドラマには「サイン」というものが登場することになります。登場人物の認識や感覚、記憶といったものが偶然共通し、そこに意味らしきものが宿ったときにだけ、「運命」は形をもって画面に現れることになるのです。  今回、この「サイン」の表現が素晴らしかった。  もともと夫婦を結びつけたのは、美奈ちゃんのピアノでした。コンテストではまったく評価されない美奈ちゃんのピアノですが、信ちゃんにとっては世界一でした。若いころの信ちゃんは、自分が紹介した部屋で美奈ちゃんが弾くピアノの音色に救われたのでした。  そして、孤児がこの家を訪れた理由も、まさに美奈ちゃんのピアノなのでした。美奈ちゃんがピアノの練習をしているときにだけ、孤児は施設を飛び出してこの家に現れるのです。  ここまででもじゅうぶんに「サイン」ですが、一言も口をきかない孤児は、美奈ちゃんがピアノを弾いて聞かせると、鍵盤ににじり寄って「ド」の音を鳴らします。  それに合わせて、美奈ちゃんが「ドレミの歌」を歌うシーンがあります。 「ド」は、ドーナツの「ド」。孤児が初めて庭に姿を現したとき、美奈ちゃんが差しだしたのがドーナツでした。 「レ」は、レモンの「レ」。美奈ちゃんの作るレモネードは親族一同に大評判で、梅田家にはいつもレモンが常備されています。 「ミ」は、みんなの「ミ」、「ファ」はファイトの「ファ」。子のいない夫婦と見知らぬ孤児が、声を重ねて歌います。 「ソ」は青い空。ホームで暮らす信ちゃんのお母さんによると、美奈ちゃんがお見舞いに来る日は「いっつもバカみたいに青空」なんだそうです。 「ラ」は、ラッパの「ラ」。信ちゃんはいつも、ラッキーアイテムとしてラッパの玩具を持ち歩いていました。マンションの内見に来たお客さんの連れていた赤ちゃんは、そのラッパを吹くと途端に泣き止みました。 「シ」は幸せよ。身元のわからない子どもは、最終的に自治体の首長が名前を付けることになります。最近では、「幸」の字を入れた名前を付けるケースが多いんだそうです。 「さぁ、歌いましょう」  美奈ちゃんと孤児が、ともに歌うのです。 「さぁ、歌いましょう」  劇中、まったく無関係に思えた小さなアイテムや心象描写が、意味を持ってクライマックスの「サイン」として作用し、明確に「運命」を演出したのでした。さすがベテラン脚本家。圧巻のストーリーテリングです。  児童相談所の堂本(余貴美子)によれば、養子を取るのは簡単なことではありません。養子たちの中には、養親の愛を試す「試し行動」として海苔しか食べなかったり部屋を散らかしたり、赤ちゃん返りをしたりといった問題行動を起こす子も少なくないんだそうです。そして、その負担は主に母親となる美奈ちゃんにかかってくると言います。「地獄の毎日が待っている」と。  それに対し、美奈ちゃんは「母親になる自信がありません」と言いながらも、誰よりもこの子のために何かしようとする信ちゃんを信じて、特別養子縁組を申請することを決意しました。  決心を前に、正論で説得しまくる信ちゃんに、美奈ちゃんは「そうやって反論しづらいこと言わないでよ」と、困惑していました。  正しいことが、なんなのか。困っている人が目の前にいたら、どうすべきか。それはみんなわかっています。それをやるのか、やらないのか、それがこのドラマのテーマになっていくような気がしたセリフでした。  かように、とても充実した初回だったと思います。  そして、不安になるんです。これは遊川のドラマだぞ、と。  とことん善人に描かれた信ちゃんのキャラクターでしたが、とことん善人のままハッピーなエンドになる気がしないんですね。  どうしても養子を取りたい信ちゃんの本当の狙いが、孤児のアナルだったとしたら……要するに、同じ江口洋介主演の映画『闇の子供たち』(2008年)ですね。あの作品では、タイにおける子どもの性搾取撲滅に燃える正義感バリバリの新聞記者を演じた江口が、最後の最後で重度のショタペドだったことが明かされました(ネタバレごめん)。このドラマ、そうならないといいけどなーと思うんですよ。実際、養親による養子に対する性的虐待だって、ない話じゃないですし。夫婦に実子がいない理由も、本当は信ちゃんが「実の子に手をつけてしまう」ことを恐れている、とかだったりしてね。ホント怖いけど。まさかホームドラマで、そこまでするとは思わないけど。  それはそれとして、江口の気が触れたかのような“スーパーポジティブキャラ”は、『ひとつ屋根の下』(1993年/フジテレビ系)のあんちゃんを彷彿とさせて懐かしい思いもしましたね。あれからもう23年です。そういえばチイ兄ちゃんも先日、映画『そして父になる』(2013年)で、親子の血のつながりについていろいろ悩んでいました。その間、小雪は覚せい剤で捕まり、和也は大麻で捕まり、文也は堀北真希と結婚し……なんだか、時の流れを感じますね。小梅はよく知りません。 (文=どらまっ子AKIちゃん)