日別アーカイブ: 2016年7月27日
【南シナ海問題】中国・反米デモ隊が間違えて「偽アップルストア」に乱入、10分で退散のトホホ劇
オランダ・ハーグ仲裁裁判所で、南シナ海の領有権を主張する中国が全面敗訴して以来、中国国内では反外国感情が高まりを見せている。 特に不満が集中しているのは、原告であるフィリピンを後押ししたとされるアメリカだ。香港紙「星島日報」などによると、各地で反米デモが散発。7月18日までに、湖南省や河北省などで米系ファストフード・チェーンの店舗周辺にデモ隊が集まり、ボイコットを呼びかけた。 そんな中、江蘇省徐州市の商業地域でも、3,000人規模の反米デモが行われた。香港紙「アップルデイリー」(7月21日付)によると、一団はケンタッキーフライドチキンの店舗近くで、「愛我中華(我が中国を愛せ)!」とシュプレヒコールを上げ、店舗から出て来た客に不買を呼びかけたという。 その後、デモ隊は同エリアにあるアップルストアに標的を変え、「アメリカ製品をボイコットせよ! iPhoneを中国から追い出せ!」と声を上げた。さらにデモ隊のうち数十人が、同店舗に乱入した。メガホンを使い、米国製品のボイコットを呼びかけるデモ隊リーダー
しかしこの一件には、なんとも中国らしい秀逸なオチが用意されていた。デモ隊が正規店と信じて乱入したこの店は、アップルから正規販売店としてのライセンスを受けていない「偽アップルストア」だったのだ。つまり、資本も経営者も「同胞」だったのだ。ちなみに売られていた商品がホンモノであったかどうかは未確認だが、こうした非正規アップルストアで販売されているiPhoneやiPadは、転売品であることがほとんどだ。 店のスタッフが「当店は偽アップルストアです」と主張したのだろうか、デモ隊は乱入から10分ほどで、破壊行為や商品略奪をすることもなく退散していったという。 ただ、こうした排外デモの動きは、今後さらに拡大する様相も見せている。広東省仏山市在住の日本人男性は、こう危惧する 「携帯電話のSMSやネット上で、参加の呼びかけが盛んに行われている。都市別にデモの場所や時間が指定されていて、これを機に売り上げを伸ばしたい国内企業が煽っているのではと勘繰ってしまう。2012年の反日デモを彷彿とさせ、気味が悪い」 今後の動向に、注意が必要だ。偽アップルストアと知らず、集結するデモ隊
『龍が如く6 命の詩。』最新情報が発表! ビートたけし、藤原竜也、真木よう子、小栗旬ら豪華キャストが出演
毎回豪華キャストの出演が話題を呼ぶ人気アクションアドベンチャーゲーム最新作『龍が如く6 命の詩。』(PS4専用ソフト)の記者発表会が秋葉原UDX THEATERで行われ、先行公開されていたビートたけしの出演に加え、宮迫博之、藤原竜也、真木よう子、大森南朋、小栗旬ら豪華キャスト陣の出演が発表された。発売日は12月8日。巨大歓楽街を舞台に金、女、暴力、欲望の渦に翻弄されながらも生き抜く男たちの姿を描いた本シリーズで、桐生一馬を主人公にした物語の“最終章”が展開されるという。 総合監督の名越稔洋は「今回は血のつながりや人間関係を考えて『命の詩。』というタイトルにしました」とサブタイトルを説明。物語の舞台はおなじみの東京・神室町と、新たに広島・尾道仁涯町が加わった。広島を舞台に選んだ理由については「都会と反対のコントラストを見せたかったので田舎町を選んだ。いろんな田舎がある中で広島は、戦争という暗い過去の歴史の中で這い上がってきたようなバックボーンのある街。ドラマを作る上ではいろんなものを生み出しやすい環境だし、ポテンシャル自体を土地自体が持っている場所だから」と紹介。 キャストについてはたけしが広島のヤクザ、広瀬一家の総長・広瀬徹役を演じ、宮迫はその広瀬一家の若頭・南雲剛役。藤原も若衆・宇佐美勇太役で出演する。たけしの役所については「極道なんだけどユーモアもあり、人間的な魅力を持ち、そして物語の中のキーマンとなる役」だといい、共に本シリーズ2度目の出演となる宮迫、藤原についてはそれぞれ味のある田舎ヤクザ役を熱演。名越も「抜群に演技がうまい」と太鼓判を押した。撮影:山本宏樹/deltaphoto
真木は地元・広島の街でマドンナ的存在のスナック清美のママ・笠原清美役。大森は実業家でありながらもいろいろな企みを持つ、造船会社巌見造船の社長・巌見恒雄役。小栗は新興勢力、染谷一家の総長・染谷巧役で出演する。 豪華キャストの登用は「シリーズのブランド力が上がっている証拠」と名越。「シリーズ最初の頃は(有名な俳優に)オファーをかけてもなかなかOKをもらえなかった。今回は逆オファーを頂いた人もいて、11年かけてここまできたんだなと思います」とにっこり。「前作より確実な進化を遂げていると思います。作品の中身は原段階ではまだサプライズも残っております。その続報を楽しみにお待ちください」と胸を張って最新作をアピールしていた。
●龍が如く6 命の詩。 http://ryu-ga-gotoku.com/six/
本田圭佑は、もはやサッカー選手じゃない? 「肩書が多すぎる」と話題に!
日本代表のエース的存在である本田圭佑が、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの特別研究員に就任したことが話題になっている。本田はデジタルを専門とする技術研究所と協力し、子どもたちの教育問題の改善に取り組んでいくという。 今オフにも世界の貧困問題や教育事情への貢献が国連財団から認められ、「Global Advocate for Youth」の肩書きを受けている。サッカー選手として以外でも、大きな影響を世界に与えているということを示した格好だ。 しかし、ビジネスが絶好調な本田も、来シーズンの去就はいまだに決まっていない。このままいけばミラン残留という形になるが、放出の可能性も否定できないのだ。仮に残留してもレギュラーの座を確保するのはなかなかに厳しい。この状況に本田ファンはやきもきしているという。 「本田は肩書きが多すぎるんですよ。MIT特別研究員、Global Advocate for Youth、サッカースクール・ソルティーロのオーナー、オーストリア2部SVホルン実質的オーナー、ファッションブランド・KSKオーナー、香水ブランドであるロードダイアモンド・バイ・ケイスケホンダのプロデューサー、スポーツサポートイヤホン・ドリームバディのプロデューサーなど、数え切れないほどの顔を持っています。教育事業に関わる理由については、自ら『現役選手が教えることに意味がある』と答えていますが、ファンとしてはサッカーに集中してもらいたいのは確かですよね。『頼む! サッカーに集中してくれ!』『せめて香水とイヤホンとKSKはやめよう』『そろそろ腕時計プロデュースしそうだな』と不安の声が上がっています」(スポーツライター) これだけ他の仕事をしながら日本トップクラスの結果を出しているのはさすがとしか言いようがない。実際、プロ意識の高い本田がサッカーをおざなりにするようなことはないだろうが、疲労は確実に蓄積しているだろう。30歳と決してサッカー選手としては若くないだけに、そろそろ自分の身体をいたわることに時間を費やしてほしい。 (文=沢野奈津夫)
フジテレビ『ノンストップ!』が“歩きスマホ”を推奨!? 「ポケモンGOダイエット」検証VTRに批判殺到
26日放送『ノンストップ!』(フジテレビ系)の『ポケモンGO』特集が、「“歩きスマホ”を助長している」として批判が相次いでいる。 放送では、社会現象となっているスマホ向けゲームアプリ『ポケモンGO』の魅力を特集。ゲームの進め方のほか、レアポケモンの出現場所などを紹介した。 また、Facebook上の「『ポケモンGO』にはダイエット効果がある」との投稿を受け、実際に番組ADが検証。午前10時半頃に渋谷駅前をスタートし、スマホ片手に夜10時頃まで都内を歩き回った結果、2キロのダイエットに成功した。 しかし、同ADは終始、スマホを見つめたまま歩き回っていたため、VTRには避けるように歩く通行人の姿も。VTRの最後には、「ただし、みなさん? くれぐれもプレイ中は、こまめな水分補給をして、遊んでくださいね!」と熱中症予防を促すナレーションが入ったが、“歩きスマホ”に触れることはなかった。 これに、ネット上では「フジテレビが、ADに思いっきり“歩きスマホ”させてる」「テレビが“歩きスマホ”推奨するなよ!」「痩せたとか言う前に、“歩きスマホ”はいいのか?」「外を歩く時は、ポケットに入れるのがマナーだろ」といった声が相次いでいる。 とはいえ、ダイエット企画の後には、『ポケモンGO』の危険性を紹介するコーナーも。その際、ダイエット企画のロケで撮影された映像から、ADが赤信号を渡りそうになる場面や、通行人の女性とぶつかってしまう場面が使われており、どうやらダイエット企画で“歩きスマホ”について触れられなかったのは、後のVTRに集約したかったからのようだ。 「1度のロケで無理やり2つの企画を成立させようとしたのでしょうが、この編集はまずいですね。そもそも、ADに1日中、街を“歩きスマホ”をさせたこと自体、一般人に迷惑をかけているわけですから、テレビ局がやることではありませんが、少なくともダイエット企画でも“歩きスマホ”への注意を促すテロップを入れるなど、配慮するべきでした」(ITライター) さらに、『ポケモンGO』には、“歩きスマホ”をしなくても遊べるよう、「バッテリーセーバー」という機能が付いているが、『ノンストップ!』はなぜか触れなかった。 「『バッテリーセーバー』をオンにすることで、スマホをポケットに入れたままプレイが可能。モンスター発見時にはバイブで知らせてくれるため、特に渋谷のような人でごった返している場所では、ポケットに入れて歩くのがマナー。しかし、今回のVTRは『バッテリーセーバー』の機能を完全に無視した内容で、視聴者が違和感を覚えるのも当然。確かに、街ではまだ、歩きながらプレイする人を目にしますが、テレビがそんな人たちのマネをするのはいかがなものか」(同) 全世界で7,500万ダウンロードを突破したとも伝えられている『ポケモンGO』。この人気にあやかりたいテレビ業界だが、交通事故や私有地侵入など、問題点も多いだけに、取り上げる際はきちんと伝える必要がありそうだ。「Pokemon GO - Niantic」より
フジテレビ『ノンストップ!』が“歩きスマホ”を推奨!? 「ポケモンGOダイエット」検証VTRに批判殺到
26日放送『ノンストップ!』(フジテレビ系)の『ポケモンGO』特集が、「“歩きスマホ”を助長している」として批判が相次いでいる。 放送では、社会現象となっているスマホ向けゲームアプリ『ポケモンGO』の魅力を特集。ゲームの進め方のほか、レアポケモンの出現場所などを紹介した。 また、Facebook上の「『ポケモンGO』にはダイエット効果がある」との投稿を受け、実際に番組ADが検証。午前10時半頃に渋谷駅前をスタートし、スマホ片手に夜10時頃まで都内を歩き回った結果、2キロのダイエットに成功した。 しかし、同ADは終始、スマホを見つめたまま歩き回っていたため、VTRには避けるように歩く通行人の姿も。VTRの最後には、「ただし、みなさん? くれぐれもプレイ中は、こまめな水分補給をして、遊んでくださいね!」と熱中症予防を促すナレーションが入ったが、“歩きスマホ”に触れることはなかった。 これに、ネット上では「フジテレビが、ADに思いっきり“歩きスマホ”させてる」「テレビが“歩きスマホ”推奨するなよ!」「痩せたとか言う前に、“歩きスマホ”はいいのか?」「外を歩く時は、ポケットに入れるのがマナーだろ」といった声が相次いでいる。 とはいえ、ダイエット企画の後には、『ポケモンGO』の危険性を紹介するコーナーも。その際、ダイエット企画のロケで撮影された映像から、ADが赤信号を渡りそうになる場面や、通行人の女性とぶつかってしまう場面が使われており、どうやらダイエット企画で“歩きスマホ”について触れられなかったのは、後のVTRに集約したかったからのようだ。 「1度のロケで無理やり2つの企画を成立させようとしたのでしょうが、この編集はまずいですね。そもそも、ADに1日中、街を“歩きスマホ”をさせたこと自体、一般人に迷惑をかけているわけですから、テレビ局がやることではありませんが、少なくともダイエット企画でも“歩きスマホ”への注意を促すテロップを入れるなど、配慮するべきでした」(ITライター) さらに、『ポケモンGO』には、“歩きスマホ”をしなくても遊べるよう、「バッテリーセーバー」という機能が付いているが、『ノンストップ!』はなぜか触れなかった。 「『バッテリーセーバー』をオンにすることで、スマホをポケットに入れたままプレイが可能。モンスター発見時にはバイブで知らせてくれるため、特に渋谷のような人でごった返している場所では、ポケットに入れて歩くのがマナー。しかし、今回のVTRは『バッテリーセーバー』の機能を完全に無視した内容で、視聴者が違和感を覚えるのも当然。確かに、街ではまだ、歩きながらプレイする人を目にしますが、テレビがそんな人たちのマネをするのはいかがなものか」(同) 全世界で7,500万ダウンロードを突破したとも伝えられている『ポケモンGO』。この人気にあやかりたいテレビ業界だが、交通事故や私有地侵入など、問題点も多いだけに、取り上げる際はきちんと伝える必要がありそうだ。「Pokemon GO - Niantic」より
『せいせいするほど、愛してる』6.7%のジリ貧!! 「安っぽい」と視聴者をしらけさせる展開続出?
『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)公式サイトより
武井咲と滝沢秀明の共演による連続ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)の第3話が26日に放送され、平均視聴率が6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。第1話で話題になった滝沢の“エアギターシーン”が再登場する回となったが、視聴率は過去最低となった。
第3話では、ティファニージャパン広報部の社員・栗原未亜(武井)と、同社副社長・三好海里(滝沢)の関係が大きく進展。既婚者と知りつつも海里に惹かれていった未亜は、第2話のラストで「愛人にしてください」と告白したものの、海里はそれを拒否。しかし、ひょんなことから2人は同じ部屋で一夜を共にすることになり、両者が急接近していく……という内容だった。
女子大生や主婦がハマる「旅行型風俗バイト」の実態 雇う側も働く側もメリットばかり!?
Photo by haru__q from Flickr
昨今、風俗で働くことへの抵抗が薄れているせいか、学費を稼ぐのが目的の女子大生や、お小遣い欲しさの主婦など、パートやアルバイト感覚の風俗嬢が増えている。そんな中、都心から旅行気分で地方都市に行き、短期の風俗バイトをする女性もいるのだという。
「基本的には口コミで人を集めるんですが、SNSで呼びかける場合もあるようです。参加するのは時間的に自由が利くフリーターが多いですが、中には旦那が出張族という主婦や、女子大生もいますよ」(風俗ライター)
特に女子大生が増えるのは、夏休みの時期。前半は2週間ほど地方の風俗で働いて金を貯めて、後半に海外旅行に行くのだとか。
メールなどでやりとりして集められた女性には交通費が支給され、彼女たちは店が提携したウィークリーマンションに滞在する。稼ぎは1日で3万から4万円。人気が出れば10万円近く稼ぐケースもあるという。
「働きにくる女性にとって魅力なのは、給料が1日ごとの現金払いだからです。私も何人か紹介したことがありますが、接客がうまい女性は店から『また来てほしい』と頼まれることもあるし、女性の方も派遣社員になって自由な時間を作れるようにしておいて、派遣契約が切れた合間に地方に行って稼いでいる子もいます。日払いで金をもらえるので、空いた時間に観光したり、ご当地グルメを楽しんだりと、それなりに贅沢に過ごせますから」(風俗斡旋業)
もうひとつ、女性にとってメリットなのが、地元にいるより見ず知らずの土地で働く方が、身元がばれる可能性がはるかに低いことだ。風俗で働くことに抵抗はない、しかし、両親や友人にばれるのは困る……そんな女性には、ある意味、理想の働き方ではある。
働く店の業態は雇い主によってさまざまで、店舗型の箱ヘルや派遣型のデリヘルもあるが、地方都市によくある1階から最上階まで風俗店が入った風俗ビルのオーナーが雇用しているケースも多い。
「働きたいと希望してくる女性は、学生から主婦までさまざまですからね。受け入れる方もロリ系の店や熟女店まで幅広く経営していれば、どんな女性でも需要があります。風俗ビルのオーナー以外で多い雇い手は、デートクラブです。客の好みもいろいろですから」(前出・風俗ライター)と、受け入れ準備も万全だ。
主な顧客は出張で地方を訪れたサラリーマンだが、地元の常連客もいる。出張族にしてみれば、風俗慣れしていない素人っぽい女性と遊べるし、地元民にとっては常駐の嬢以外と期間限定で遊べるなど、客にとってもメリットがあるのだ。
女性の宿泊費は稼ぎの中から引かれるが、その料金はかなり格安だ。その裏に、儲けのからくりがあるという。
「オーナーのほとんどが、表向きは飲食店やエステなんかを経営していて、女性を滞在させるウィークリーマンションとも提携を結んでいるか、自分で経営している場合もあるんです。店では売り上げの一部を抜いて、さらに宿泊費も取るのだから、オーナー側にとってはいいことずくめです。しかし、女性たちも損をしているわけではない、うまくできたシステムですよ」(同)
送迎なども、従来のシステムがあるので問題なし。地元のヤクザとつながりがあることも多いため、素性の知れない店で働くより、ある意味安全だという。
長らく続く不況の中、まともに学費も払えない貧乏学生や、ワーキングプアが増えた。一方、風俗業界も常に新鮮な人材を求めている。双方の需要がマッチしたことで、こうした働き方が生まれ、定番になりつつあるようだ。
【ぶっちゃけ発言】堂本剛 「人様に対してどういう風な言葉で対応するべきかを、めちゃめちゃ勉強していた」
<ジャニーズ ぶっちゃけ発言>
――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?
■今回の発言者
堂本剛(KinKi Kids)
「人様に対してどういう風な言葉で対応するべきかを、めちゃめちゃ勉強していた」
関西のローカル局・毎日放送で不定期に放送されている『堂本剛のやからね』。7月23日放送回は、“大阪から東京に勝負しに来てる人を応援するんやからね”という企画で、関西を飛び出し、KinKi Kids堂本剛が千鳥・ノブと銀シャリ・橋本直の芸人2人とともに東京でロケを行った。
「集めて編むのが編集だ!」名言連発の熱すぎる編集者マンガ『編集王』
『重版出来!』というマンガをご存じでしょうか? 大学を卒業したばかりの新人女性漫画編集者、黒沢心が、本が売れない時代に作品を売り出すために奮闘するという、いま一番熱い“編集者マンガ”です。現在も「月刊!スピリッツ」(小学館)誌上で連載中であり、黒木華主演でドラマ化もされました。 『重版出来!』はもちろん素晴らしい作品ですが、僕らのような90年代のマンガをこよなく愛するロートルマンガ読みにとって、どうしても忘れられない編集者マンガがあります。それは、土田世紀先生の『編集王』です。 主人公は、桃井環八(通称カンパチ)。子どもの頃に読んだ『あしたのジョー』に影響を受けてプロボクサーになったものの、網膜剥離で引退を余儀なくされます。失意のドン底にあったカンパチですが、幼なじみでヒロ兄ィと慕う「週刊ヤングシャウト」編集デスク、青梅広道に誘われ、マンガ編集者の道を歩むことになるのです。 このマンガ、一言で言えば、とにかく熱い。まさに、やけどしそうな作品なんです。元ボクサーのカンパチが熱血漢なのを筆頭に、編集長も編集者も、漫画家もアシスタントも、書店員や出版社の営業マンまでもが例外なく熱くて、狂おしいほどに漫画バカ。まるで格闘技マンガを読んでいるかのようなスリリングな展開と、浪花節のような泣かせるセリフ回しの応酬が魅力です。 では、『編集王』がどのぐらい熱いか、ご紹介していきましょう。まず、ボクシングで挫折したばかりのカンパチをヒロ兄ィが励ましつつ、「週刊ヤングシャウト」編集部に誘うセリフ。 「おめえの人生は全20巻じゃねえ…」 「おめえにゃあ、あさっても、しあさってもやってくるんだからな」 「兄ちゃんの職場に来てみろよ…ネクタイ締めたリングもあるぜ!」 見事に全部『あしたのジョー』縛りでセリフが成立しています。「ネクタイ締めたリング」とか、たとえがうますぎるだろ。大喜利か! まあ、こんな熱いセリフで誘われたら、絶対転職しますよね。 そして、編集部にアルバイトとして採用された主人公のカンパチ、この男は気性が荒く、毒舌で思ったことをそのまま口に出す、まさしく狂犬です。『美味しんぼ』の主人公、山岡士郎も、世界3大珍味のフォアグラをディスってアンキモのほうがうまいと言ってみたり、中華街で「ゴマソースの物もチリソースの物も同じ皿でとれって言うのかっ!!」ってよくわからないキレ方をしたりと、かなりの狂犬っぷりを発揮していましたが、それに匹敵するレベルといって過言ではありません。 そんなカンパチにとって、もっぱらの敵は「週刊ヤングシャウト」の疎井編集長。週刊マンガ誌にありがちなアンケート至上主義、部数至上主義で、人気さえ出るならエロ満載のお下品マンガも厭わないという姿勢で、作品の面白さや質を重視するヒロ兄ィやカンパチたちと常に対立します。 「前々回のパンチラから今回のパンモロ、おまけに半チチに半ケツときたからな。次はチチモロ行くかァ?」 「集めて編むのが俺たちの仕事だ。会社は、作家との友情ごっこに、給料払ってんじゃないんだよ」 「アンケートは絶対なんだよ。アンケートの1位が一番面白いマンガなんだよ」 どうですか、編集長のくせにこのワルなセリフ。悪役としての貫禄十分ですね。そんな編集長の方針が気に入らないカンパチ。アルバイトで入ったばかりなのに、いきなりかみつきます。 「へえーっ、そうなんだ。じゃああんた、いらないじゃん! 編集長なんか居なくたって、このアンケートを見れば、売れる雑誌が作れるわけでしょ?」 すごい暴言! 編集部に来て、いきなり編集長不要論をぶち上げるカンパチ。こんな新人アルバイトいねーだろ……。 怖いものなしのカンパチは、酒とゴルフと釣りに明け暮れ、マンガへの情熱を失ってしまった大御所漫画家・マンボ好塚にも容赦なくかみつきます。 「原稿受け取るだけなら伝書鳩で十分だろう」 「あんたの仕事はウンコだよ!! 仕事場はまるでウンコの缶詰工場だ!!」 ひでぇ! 大御所漫画家の作品をウンコ扱いですから、そりゃあ相手だって烈火のごとくブチ切れます。しかし、カンパチのすごいところは、相手とガチでぶつかり合った末に、最終的にはカンパチの熱い想いが通じて親友になってしまうところなのです。 主人公以外のキャラも概ね濃いです。例えば、出版社の営業マンが登場する回なんかも熱いです。編集者を向こうに回して、営業が吠えまくります。 「出版社を支えてるのはお客様です。あんたら編集部が支えてるなんて思い上がりなさんな」 「あんたが持ってる編集のプライドとやらにかけて、文学をどうにかしてくれよ! 誇りで仕事が出来るんなら、給料なんかいらねえんだよこちとら!」 出版社では裏方に回りがちな営業だって、こんなに熱いんです。しまいには「給料なんていらねえ」とか言い出してるし。どんだけ本が好きな奴らなんでしょうか。 そうかと思えば、めちゃくちゃストイックな漫画家も出てきます。漫画のために家族を捨て、入稿寸前に原稿が気に入らないと破り捨てて逃亡。編集部や印刷所にめっちゃ迷惑を掛けるような存在ですが、いざ出来上がった作品は天才的な面白さ。そんな漫画家の持論がコレ。 「マンガ家と編集者に限って言やあ…家庭環境なんざ不幸なほど、良い作品が出来るわけだしな。」 「不安で不満で、もう逃げ出したくなるほど私生活をズタズタに追いつめてくと、見えてくんだよな、もう一人の自分ってやつが」 どんだけマゾだよ!! 自分の作品のために周囲の関係者までも道連れにするとか、超タチが悪い漫画家ですが、生い立ちが不幸なほうがいい作品ができる……というのは、ある意味で真理なのかもしれません。 そんなわけで、熱い奴らが集っている『編集王』をご紹介しました。編集の仕事を志す人にとってはバイブルのような作品だと思いますので、ぜひ全巻読み切って、『あしたのジョー』のように真っ白に燃え尽きちゃってください(燃え尽きちゃダメか)。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)『編集王』(土田世紀/小学館)









