【作品名】「ミスキャスト」(後編) 【作者】和田海里『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】友達に、既婚上司と10年も付き合っていることを、「利用されている」といわれ、ぶち切れた律子。けれどある日、その上司が若い女性社員に“本音”を明かしているのを聞いてしまい――!?
【サイゾーウーマンリコメンド】案の定、この既婚上司とやらが極悪人だったという展開に……。前編では「この主人公、やな女~」と思っていた人も、「既婚上司ふざけんな!」と主人公に肩入れ&共闘したくなること間違いなしです。
【作品名】「ミスキャスト」(後編) 【作者】和田海里『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】友達に、既婚上司と10年も付き合っていることを、「利用されている」といわれ、ぶち切れた律子。けれどある日、その上司が若い女性社員に“本音”を明かしているのを聞いてしまい――!?
【サイゾーウーマンリコメンド】案の定、この既婚上司とやらが極悪人だったという展開に……。前編では「この主人公、やな女~」と思っていた人も、「既婚上司ふざけんな!」と主人公に肩入れ&共闘したくなること間違いなしです。
<p> 20代でアカデミー賞を獲得した実力派2世女優として、ハリウッドで活躍し続けているグウィネス・パルトロー。私生活でも意識を高く持つ彼女は、いち早くマクロビオティックやオーガニック商品を支持し、「外見も内面もキレイな女」を目指している。しかし、その一方でタバコをスパスパ吸っていたり、二日酔いになるほど酒を飲んだりと行動が伴わないこともしばしば。そのためネット上では「矛盾だらけ」と叩かれ、それに対してグウィネスがいちいち反論するため、再三炎上騒ぎを起こしている。</p> <p> このように、世間からは「鼻につく」と嫌われているグウィネスだが、2008年にはライフスタイル提案サイト「Goop」をオープン。オーガニックを愛するハリウッド女優が「ヘルシーで美しくなれる」コツを教え、商品を販売するサイトとして注目を集めるようになった。立ち上げた当初は「レシピや旅行について情報交換するサイト」を目指していたが、ファンのニーズに応える形で商業展開していった。グウィネスは、女優よりも「Goop」の運営に力を注ぐようになり、今年に入って「当分は女優活動は抑えて、Goopに専念する」と宣言。外部から「Goop」への投資を受け入れたことも明らかにし、大きな転機を迎えている。</p>
<p> 20代でアカデミー賞を獲得した実力派2世女優として、ハリウッドで活躍し続けているグウィネス・パルトロー。私生活でも意識を高く持つ彼女は、いち早くマクロビオティックやオーガニック商品を支持し、「外見も内面もキレイな女」を目指している。しかし、その一方でタバコをスパスパ吸っていたり、二日酔いになるほど酒を飲んだりと行動が伴わないこともしばしば。そのためネット上では「矛盾だらけ」と叩かれ、それに対してグウィネスがいちいち反論するため、再三炎上騒ぎを起こしている。</p> <p> このように、世間からは「鼻につく」と嫌われているグウィネスだが、2008年にはライフスタイル提案サイト「Goop」をオープン。オーガニックを愛するハリウッド女優が「ヘルシーで美しくなれる」コツを教え、商品を販売するサイトとして注目を集めるようになった。立ち上げた当初は「レシピや旅行について情報交換するサイト」を目指していたが、ファンのニーズに応える形で商業展開していった。グウィネスは、女優よりも「Goop」の運営に力を注ぐようになり、今年に入って「当分は女優活動は抑えて、Goopに専念する」と宣言。外部から「Goop」への投資を受け入れたことも明らかにし、大きな転機を迎えている。</p>
「スポーツを語る」番組は年々増えている。だが、熱狂的なマニアやファンも多いだけに、ときに大きなバッシングを受ける。 12日深夜に放送された日本テレビ系『ナカイの窓』の「野球 VSサッカー企画」が、その顕著な例だ。 SMAP・中居正広を筆頭とする野球好き、ペナルティ・ヒデをはじめとするサッカー好きの芸能人、アスリートに分かれて「それぞれの競技の魅力」を語り合うというこの企画。いいとこ取りをしようとして内容が薄くなったばかりか、結果的に相手競技をけなす方向に走ってしまい、双方のファンから反感を買った。 中居は、芸能界きっての野球好きであるし、深い知識があるのは間違いない。今年からは「週刊ベースボール」(ベースボール・マガジン社)で連載コラムも始まった。披露すべきは、その深い野球愛と知識のはず。これは、中居の問題というよりも企画の問題ではあるのだが、実にもったいなかった。 一方、ネットを中心に好評だったのが、16日に放送されたテレビ朝日系『アメトーーク!』の「高校野球大好き芸人SP」。筆者は野球媒体での仕事もしているが、野球ライター、編集者といった専門の人間からも評価する声が多かった。 ひな壇に座ったのは、アンジャッシュ・渡部建、大友康平、長島三奈、TIM・レッド吉田、山崎弘也、いけだてつや、トータルテンボス・藤田憲右、バブルズマンション・池田和希、かみじょうたけし。 彼らが語る高校野球の話がなぜ面白いかといえば、普段から、そして何年も前からこの「高校野球トーク」に磨きをかけていたからだ。そして、世の高校野球マニアに負けず劣らず、芸人たちのマニア度、高校野球愛はすさまじい。その愛情をストレートに、出し惜しみすることなく披露するから、「高校野球大好き芸人」企画は毎回、好評を博している。 『アメトーーク!』で高校野球企画がスタートしたのは2014年。だが、彼らはそれ以前、10年頃から、どうすれば高校野球の魅力が伝わるのか、舞台や雑誌を中心に挑戦し続けてきた。だから、年期も違うし、必死さも違う。 今回の「高校野球大好き芸人SP」で彼らの話術に興味が湧いたとすれば、普段から続けている「高校野球トーク」にも目を向けてもらいたい。 たとえば、「芸人×高校野球」の旗印のような存在になった渡部は先月、『ワタベ高校野球の味方です。』(KADOKAWA/角川マガジンズ)を上梓。Amazonレビューは、驚くほどの高評価ばかりだ。 この渡部を筆頭に、いけだなどのプロダクション人力舎の面々が手弁当で始めたトークイベント「人力高校野球観戦部 高校野球大好き!!ナイト」はもう5年以上続く人気企画。今月のイベントはすでに終了しているが、甲子園大会終了後の8月26日には大会振り返りイベントが予定されている。 このイベント、来場者の半数が女性。しかも、しっかりと知識を備えたファンが多い。そんな来場者を満足させるため、渡部は忙しい今も地方大会を追いかけるし、いけだは甲子園期間中、球場そばで野宿をしながらベストポジションでの観戦を続ける。 トータルテンボス藤田は今月、『ハンパねぇ!高校野球』(小学館よしもと新書)を上梓。これを記念して、7月30日からの1週間、東京・神保町花月で高校野球がテーマのミュージカルやトークイベントを実施。また、今年公開された高校野球の伝説的監督にまつわるドキュメント映画『蔦監督』をプライベートで応援するなど、公私にわたっての高校野球漬けだ。 彼らの高校野球への深い知識量と愛情に目を向けたのが、夏の甲子園大会主催者である朝日新聞と、『熱闘甲子園』を制作する朝日放送。『渡部・ザキヤマの高校野球研究部』なる無料動画を、両社が手がける高校野球情報専門サイト「バーチャル高校野球」で公開。渡部と山崎、いけだの3人がAKB48・入山杏奈も交えて、高校野球のディープな話題を饒舌に紹介する。この企画は甲子園開幕の前日、8月6日にもABCテレビで放映予定だという。 高校野球の映像は、これまでバラエティで使用するのは御法度だった。それがここ数年、高野連の対応が急に軟化。テレビ朝日・ABC系列を中心に使用許可が下りるようになってきた。昨年の「高校野球100年」、さらには2年後に控える「第100回 記念大会」を前に、高校野球人気をより盛り上げようという狙いがあるのは明白。そこに、芸人たちの長年の努力がピタッとハマった形だ。 彼らを見ていると、「継続は力なり」という言葉を素直に実感することができる。それが、芸事の本来あるべき姿でもあるはずだ。 (文=オグマナオト)『渡部・ザキヤマの高校野球研究部』より
「スポーツを語る」番組は年々増えている。だが、熱狂的なマニアやファンも多いだけに、ときに大きなバッシングを受ける。 12日深夜に放送された日本テレビ系『ナカイの窓』の「野球 VSサッカー企画」が、その顕著な例だ。 SMAP・中居正広を筆頭とする野球好き、ペナルティ・ヒデをはじめとするサッカー好きの芸能人、アスリートに分かれて「それぞれの競技の魅力」を語り合うというこの企画。いいとこ取りをしようとして内容が薄くなったばかりか、結果的に相手競技をけなす方向に走ってしまい、双方のファンから反感を買った。 中居は、芸能界きっての野球好きであるし、深い知識があるのは間違いない。今年からは「週刊ベースボール」(ベースボール・マガジン社)で連載コラムも始まった。披露すべきは、その深い野球愛と知識のはず。これは、中居の問題というよりも企画の問題ではあるのだが、実にもったいなかった。 一方、ネットを中心に好評だったのが、16日に放送されたテレビ朝日系『アメトーーク!』の「高校野球大好き芸人SP」。筆者は野球媒体での仕事もしているが、野球ライター、編集者といった専門の人間からも評価する声が多かった。 ひな壇に座ったのは、アンジャッシュ・渡部建、大友康平、長島三奈、TIM・レッド吉田、山崎弘也、いけだてつや、トータルテンボス・藤田憲右、バブルズマンション・池田和希、かみじょうたけし。 彼らが語る高校野球の話がなぜ面白いかといえば、普段から、そして何年も前からこの「高校野球トーク」に磨きをかけていたからだ。そして、世の高校野球マニアに負けず劣らず、芸人たちのマニア度、高校野球愛はすさまじい。その愛情をストレートに、出し惜しみすることなく披露するから、「高校野球大好き芸人」企画は毎回、好評を博している。 『アメトーーク!』で高校野球企画がスタートしたのは2014年。だが、彼らはそれ以前、10年頃から、どうすれば高校野球の魅力が伝わるのか、舞台や雑誌を中心に挑戦し続けてきた。だから、年期も違うし、必死さも違う。 今回の「高校野球大好き芸人SP」で彼らの話術に興味が湧いたとすれば、普段から続けている「高校野球トーク」にも目を向けてもらいたい。 たとえば、「芸人×高校野球」の旗印のような存在になった渡部は先月、『ワタベ高校野球の味方です。』(KADOKAWA/角川マガジンズ)を上梓。Amazonレビューは、驚くほどの高評価ばかりだ。 この渡部を筆頭に、いけだなどのプロダクション人力舎の面々が手弁当で始めたトークイベント「人力高校野球観戦部 高校野球大好き!!ナイト」はもう5年以上続く人気企画。今月のイベントはすでに終了しているが、甲子園大会終了後の8月26日には大会振り返りイベントが予定されている。 このイベント、来場者の半数が女性。しかも、しっかりと知識を備えたファンが多い。そんな来場者を満足させるため、渡部は忙しい今も地方大会を追いかけるし、いけだは甲子園期間中、球場そばで野宿をしながらベストポジションでの観戦を続ける。 トータルテンボス藤田は今月、『ハンパねぇ!高校野球』(小学館よしもと新書)を上梓。これを記念して、7月30日からの1週間、東京・神保町花月で高校野球がテーマのミュージカルやトークイベントを実施。また、今年公開された高校野球の伝説的監督にまつわるドキュメント映画『蔦監督』をプライベートで応援するなど、公私にわたっての高校野球漬けだ。 彼らの高校野球への深い知識量と愛情に目を向けたのが、夏の甲子園大会主催者である朝日新聞と、『熱闘甲子園』を制作する朝日放送。『渡部・ザキヤマの高校野球研究部』なる無料動画を、両社が手がける高校野球情報専門サイト「バーチャル高校野球」で公開。渡部と山崎、いけだの3人がAKB48・入山杏奈も交えて、高校野球のディープな話題を饒舌に紹介する。この企画は甲子園開幕の前日、8月6日にもABCテレビで放映予定だという。 高校野球の映像は、これまでバラエティで使用するのは御法度だった。それがここ数年、高野連の対応が急に軟化。テレビ朝日・ABC系列を中心に使用許可が下りるようになってきた。昨年の「高校野球100年」、さらには2年後に控える「第100回 記念大会」を前に、高校野球人気をより盛り上げようという狙いがあるのは明白。そこに、芸人たちの長年の努力がピタッとハマった形だ。 彼らを見ていると、「継続は力なり」という言葉を素直に実感することができる。それが、芸事の本来あるべき姿でもあるはずだ。 (文=オグマナオト)『渡部・ザキヤマの高校野球研究部』より
新人時代のオードリー・ヘップバーンが可憐な王女に扮した『ローマの休日』(53)は不滅のロマンチックコメディとして、今なお多くの人たちに愛され続けている。だが、もうひとつ別の映画を観ることで『ローマの休日』のイメージはがらりと変わってしまう。ハリウッドにおいて黒歴史となっている“赤狩り”の真っ最中に、息苦しいハリウッドから逃れるようにウィリアム・ワイラー監督たちがイタリアロケを敢行して生まれたのが『ローマの休日』だった。世俗の垢と借金にまみれた新聞記者が、アン王女というイノセントな存在に触れることで自分の魂まで売ってしまうことを辛うじて踏み止まるというベタすぎるほどベタな自己再生のドラマだったことに気づく。そして、そのことに気づかせてくれる映画が『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』である。 ダルトン・トランボはハリウッド黄金時代に活躍した人気脚本家で、『ローマの休日』に続き『黒い牡牛』(56)でもアカデミー賞原案賞に輝いている。他にもローマ帝国時代の剣闘士を主人公にした歴史大作『スパルタカス』(60)、ホロコーストを題材にした実録映画『栄光への脱出』(60)、スティーブ・マックイーン主演の脱獄ものの『パピヨン』(73)など数多くのヒット作、話題作を放っている。多彩なジャンルを手掛けた売れっ子シナリオライターだった。その一方、自身の原作小説をみずから監督した『ジョニーは戦場へ行った』(71)は戦争残酷映画の金字塔になっている。職人的気質と作家性を併せ持った脚本家だったことがフィルモグラフィーからうかがえる。 戦前のインテリ層の多くがそうだったように、トランボ(ブライアン・クランストン)もまた共産党に名前を連ねていた。社会革命を望んでいたわけではなく、映画業界で働く裏方たちの労働条件の向上を願ってのものだった。ところが、戦後になって米国とソ連の関係が悪化。共産党員はソ連の手先と見なされ、迫害されることになる。これが赤狩りと呼ばれるものだ。ジョン・ウェインや後に政治家に転向するロナルド・レーガンらが赤狩りの急先鋒を務めた。共産党員のみならず共産党員と親しくしているだけで、糾弾され、仕事も失ってしまう。左寄りの映画人たちは仕方なく転向することになるが、この風潮を良しとせず、最後まで抵抗したのがトランボをはじめとする映画人たち“ハリウッド・テン”だった。海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の化学教師役でおなじみ、ブライアン・クランストン主演作『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。
トランボは下院非米活動委員会の聴聞会に呼び出され、態度を改めなかったために刑務所送りとなる。非米活動委員会は表現者たちを標的にした魔女狩りの場だった。でも、トランボに落ち込んでいる暇はない。妻クレオ(ダイアン・レイン)や幼い子どもたちを食べさせるために、刑務所に入る前も出てからも、ガムシャラに脚本を書きまくった。もちろん実名は出せないので、偽名を使っての裏稼業だった。そんな厳しい環境の中で書き上げられた脚本が、『ローマの休日』や『黒い牡牛』といったアカデミー賞受賞作品だった。ハリウッドはトランボを追放しておきながら、彼が偽名で書いた作品を絶賛していたことになる。その時代時代の政治情勢に左右されるハリウッドセレブたちの底の浅さが浮かび上がる。 キューブリック監督作として知られる『スパルタカス』はカーク・ダグラスが反乱を起こす奴隷剣闘士を演じた歴史活劇だが、トランボの経歴を知ることで、これもまた違った価値観が生じる。メキシコで撮影された『黒い牡牛』もそうだ。『黒い牡牛』は小さいときから牡牛と一緒に育った無垢な少年の物語であり、立派に成長した牡牛は闘牛場へと引っぱり出されて闘牛士と戦わせられることになる。自分が大切に育てた牡牛を死なせたくないあまり、少年は危険な闘牛場の中へと飛び込んでいく。剣闘士スパルタカスが体を張って求めていたものも、メキシコの少年が懸命に守ろうとしたものも、ありきたりな表現に置き換えれば、自由や尊厳という言葉になるだろう。そして、それは『ローマの休日』のアン王女がずっと探し続けていたものでもあった。脚本家のトランボ(ブライアン・クランストン)は共産党員であることを否定しなかったため、ブラックリスト入りするはめに。
自由と尊厳を手に入れるために、トランボは必死で闘い続けた。暴力に訴えるのではなく、タイプライターを叩き続けることで、プロの脚本家として闘い続けた。『ローマの休日』『黒い牡牛』といった名作のみならず、一家の主として妻クレオや長女ニコラ(エル・ファニング)たちと暮らす家を守るために、ギャラの安いB級映画の仕事も断ることなく引き受けた。ペンネームで書くことに抵抗を覚える“ハリウッド・テン”の他の脚本家たちのケツを叩きながら、猛烈な勢いでシナリオを量産した。業界内だけでなく、世間からも冷たい目で見られながら、圧倒的な作品のクオリティーと量とで偏見を凌駕し、トランボはサバイバルし続けた。裁判で勝つか負けるかよりも、自分と家族をちゃんと食べさせていけるかどうかがトランボにとってはいちばん大事だった。それがトランボなりの闘い方だった。 映画の世界に政治の嵐が吹き荒れたのは、米国だけではない。米軍の占領時代にあたる1946年~1948年には、日本では“東宝争議”が起きている。中でも1948年の第3次東宝争議では組合員たちが東宝砧撮影所に立て篭り、日本の警察だけでなく米軍の偵察機、戦車まで出動し、撮影所内が戦場になる寸前だった。東宝の人気俳優だった大河内伝次郎、長谷川一夫、高峰秀子らは政治活動を嫌って組合から脱退。このとき東宝第二撮影所(今の東京メディアシティ)が設立され、新東宝が誕生している。一方、スター俳優が抜けた東宝は東宝ニューフェイスを募り、三船敏郎や久我美子らがデビューすることになる。新東宝は1950年代後半にはジリ貧となり、やがてエログロ路線に活路を求めていく。『トランボ』みたいな実録ドラマ、日本でも作られないだろうか? (文=長野辰次)トランボに仕事を回すプロデューサーを演じたのはジョン・グッドマン。『マチネー』『アルゴ』など古き善き時代の映画人役がよく似合う
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』 原作/ブルース・クック 脚本/ジョン・マクナマラ 監督/ジェイ・ローチ 出演/ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ヘレン・ミレン、ルイス・C・K、ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグ 配給/東北新社 STAR CHANNEL MOVIES 7月22日(金)より日比谷TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー Hilary Bronwyn Gayle(c)2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED http://trumbo-movie.jp
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松嶋菜々子が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』に、「全然共感できない」との声が相次いでいる。 同作は、松嶋演じる広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクターだった吉良奈津子が、3年の育児休暇を経て仕事復帰するストーリー。脚本は、同局『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の井上由美子。初回は、古巣のクリエイティブ局に復帰できると思っていた奈津子が、復帰初日に営業開発部への異動を命じられ、困惑。仕事で遅くなる日に、ベビーシッターの坂部深雪(伊藤歩)に息子を預けるも、奈津子が作り置きしたハンバーグを、なぜか深雪がホームレスに与える様子などが描かれた。 放送前、松嶋は「女性の社会進出、産後復帰、そして家庭と仕事両立など、今の時代を生きる等身大の女性。たくさんの方に共感していただけるような作品にしていきたい」と意気込んでいたが、ネット上では「設定に現実味がなくて、まったく共感できない」「広告代理店のバリキャリってだけで、もう遠い世界のお話」「3年の育休明けで、会社の配置換えに文句言い過ぎ」「3年休めるなんて、ファンタジー」「一度も上司と連絡取らないまま復帰するとか、ありえない」「現場目線での取材が足りないのでは?」といった声が上がっている。 「放送前、制作サイドが『等身大の女性を描く』と強調したことが仇に。主人公は、早期復帰を促されながらも、3年満了まで休んだ理由を『子どもが小さく生まれたため』と説明しているものの、そもそも3年が満了の企業は、大企業か公務員くらいのもの。子どもが0歳のうちに社会復帰する女性も多い昨今、この設定で共感を得るのは無理があったのでは? むしろ、『私は、産んですぐに復帰したのに……』『ベビーシッターを雇える経済状況がうらやましい』と疎外感を感じた視聴者も多いのでは?」(テレビ誌記者) また、「せっかく松嶋が主役なのに、内容が薄っぺらくて残念……」「要素が多すぎて、うるさい」「フジテレビのドラマって、なんでこんなに薄いのか」といった声や、「演出が古臭い」「いつか見たトレンディドラマみたい」という意見も。 「初回は、育児あるあるや、キャリア女性あるある、広告業界あるあるに、ベビーシッターが怪しい動きをするサスペンス要素まで加わり、結局何が描きたいのかわからない。また、奈津子の部下役は、板尾創路、DAIGO、岡田義徳、中村アン、足立梨花、白洲迅、高木渉と、人数が多いうえにキャラが強く、なんだかごちゃごちゃ。さらに、石丸幹二演じる取締役と奈津子のやり取りや、DAIGOの裏切りシーンなど、明らかに『半沢直樹』(TBS系)を意識したシーンも多く、『他局のヒット作をパクる』という、フジのいつものクセが出た印象も」(同) なお、初回の平均視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微妙な結果に。ヒット作の多い松嶋だけに、この先、挽回してほしいところだが。フジテレビ番組サイトより
『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)公式サイトより
松嶋菜々子主演の連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)が21日に放送開始し、初回平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。松嶋といえば、2000年の『やまとなでしこ』(同)では各話20%超えを連発し、最終回では34.2%を叩き出すなど“視聴率の女王”に君臨していた時代もあっただけに、今回の数字はかなりの「期待はずれ」と言えるだろう。
同ドラマは、松嶋演じる主人公・吉良奈津子が出産を経て職場復帰を果たすも、以前と違う部署に配属され、仕事と家庭の両立に奮闘するストーリーだ。
CDデビュー20周年イヤーの第1弾として、シングル「薔薇と太陽」を7月20日にリリースしたKinKi Kids。THE YELLOW MONKEYの吉井和哉が楽曲を手掛け、俳優の斎藤工がジャケット写真を撮影するなど、豪華チームによる作品としても注目を浴びている。
夏の大型音楽特番で披露され、その妖艶かつ大胆な構成のパフォーマンスも耳目を集めた「薔薇と太陽」だが、楽曲に勝るとも劣らない期待を集めていたのが、“特典映像”だ。初回限定盤A・B、通常盤と3形態での発売が発表されると同時に、「闘牛剛とマタドール光一がシュールなトークを展開する(?!)特典映像」が初回限定盤Bに封入されることが明らかになり、ファンはこの謎の“お宝映像”を楽しみにしていた。リリース直前には「牛とマタドール」というタイトルがつき、13分ほどの映像であることがわかったが、詳しい内容は謎のままだった。
本国・韓国はもちろん、世界中で存在感を示し、“巨人”などとも呼ばれているサムスングループ。そんな財閥グループを率いるイ・ゴンヒ会長に、性売買疑惑が持ち上がった。 衝撃の事件を報じたのは、インターネットメディア「ニュースタパ(打破)」。7月21日、「匿名を条件にした情報提供者から、イ会長の買春疑惑を示す動画ファイルと資料を入手した」として、その動画を公開した(http://www.wikitree.co.kr/main/news_view.php?id=267990)。 動画では、イ会長は事後と思われる場面で、「お前のキスのせいで今日は○○○だった」などと女性に語りながら、何か封筒のようなものを手渡している。○○○の部分は放送コードに引っかかる単語なのか、動画ではピーという自主規制音が流れた。また障害物に阻まれて映像こそ映らなかったものの、寝室にセットされたカメラに音声は録音されており、「もっと前に」と女性に要求したり、風邪のせいでおなかの調子が悪いと話す女性に「風邪だから○○○と、なんの関係があるんだ」などと話したりする声が収められていた。まさに、韓国ドラマや映画に出てくる悪役の財閥そのものといった感じだ。 「ニュースタパ」はこの動画が2011年12月から13年6月まで、計5回にわたってイ会長の自宅などで撮影されたもので、女性に対し、1回当たり500万ウォン(約50万円)ほどの金額を支払っていたとも報じている。 周知の通り、イ会長といえば、現在のサムスングループを築き上げた敏腕経営者だ。早稲田大学卒業などの経歴を持つ“知日派”で、1987年にグループ会長となり、98年には世界初となるデジタルテレビの量産を開始。また99年には、いち早くスマートフォンの開発もスタートさせている。サムスンをグローバル企業へと大成長させたのは、間違いなく彼の経営手腕によるものだろう。 ただし、イ会長はこれまでにも何度か窮地に立たされている。代表的なのは08年4月、政界への贈賄などの疑いで強制捜査を受けたことだろう。また、09年には脱税の罪で執行猶予付きの有罪判決を受け、会長職から退いている。退陣後は姿をくらませていたが、09年12月に「平昌オリンピック誘致」のため大統領特別恩赦を受け、10年3月に会長職に復帰。しかし14年5月、急性心筋梗塞で倒れ、現在も病院で入院治療中の身だ。 サムスングループの広報は、今回の疑惑について「会長の私生活と関連した問題で、会社としては言葉がありません。申し訳ございません」と潔く謝罪しているが、これについては、他メディアの後追いをけん制する狙いがあったという声もある。実際に、「朝鮮日報」や「中央日報」などの大手新聞社は、不自然なほどこのスキャンダルを報じていない。 ちなみに、性産業大国などと揶揄される韓国だが、同国における性売買は立派な犯罪だ。「性売買特別法」の第21条第1項には「性売買を行った者は1年以下の懲役または300万ウォン(約30万円)以下の罰金、拘留、または科料に処する」と規定されている。 いずれにせよ、疑惑の動画が撮影されたのが11~13年なら、イ会長は当時すでに70歳を越えている。その年で定期的に女性の相手をしていたということであれば、さすがは“巨人”と恐れ入るしかない。くだんの動画のキャプチャ
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