改憲不安高まる中、音楽はどこまで響くのか――七尾旅人が歌う「数十年ぶり1人目の戦死者『兵士A』」

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「兵士Aくんの歌」を初めて聴いたのは、昨年の朝霧JAMだった。「Moon Shine」ステージには、この日一番といえるほどの人が集まり、今か今かと待ち構える。  ステージに登場した七尾旅人は、「本音を語りたいから、今日は暗い曲しか演奏しない」と宣言。その言葉通り、「戦前世代」「エアプレーン」といった、七尾が20代のころに書いた重いテーマの曲が並ぶ。その何曲目かで、この「兵士Aくんの歌」が演奏された。  この歌は、近い将来、数十年ぶりに1人目の戦死者となる自衛官、または日本国防軍兵士「Aくん」に思いをはせた歌だ。Aくんは、僕の友達かもしれないし、僕の弟かもしれない。わたしの彼かもしれないし、わたしの子かもしれない、と七尾は歌う。 “楽しいライブ”を期待していた観客はといえば、その状況に戸惑い、ステージを後にする者も少なくなかった。だが、大半はうつむきながらも、その歌に真摯に耳を傾けていた。  七尾のライブには何度か足を運んでいるが、こんなライブ、初めてだった。なんともいえないモヤモヤ感がしばらく胸から消えない。当然、観客の反応も真っ二つに分かれた。「なんなのあれ?」「フェスで聴きたくなかった」「すごいものを見た」……。 『特殊ワンマン「兵士A」』は、昨年11月19日に東京・WWWにて行われたライブを映像化したものだ。頭を丸め、迷彩服に身を包んだ七尾が「兵士A」に扮し、およそ100年間に及ぶ物語を構築するというもの。七尾にとって初のライブ映像作品であり、「僕の20年近くなる音楽人生の、ひとまず総決算と呼べるもの」と位置付ける本作は、全23曲のほぼすべてが、未発表曲、またはこの公演のために書き下ろしたものだという。MCや休憩を一切挟まず、3時間ノンストップ。ギターによる弾き語りと、時折ボイス・エフェクトやサンプラー、シンセサイザーなどを用い、オルタナティブ・フォーク、ポエトリー、メロウソウル、ノイズアヴァンギャルドなど、さまざまな手法でひとつのテーマに挑んでいく。  まるで戦前時代にラジオのチューニングを合わせるかのように、サンプラーを使ったノイジーな「プロローグ」から始まり、序盤「Aくんが生まれ、そして死ぬまで」では、高度成長前夜の風景から、1964年の東京オリンピック、炭田の村に建った原子力発電所が大阪万博に光をともしたこと、バブル期、戦争を生き延び、炭鉱、そして原発で働いた父親の死、震災による津波によって村がのみ込まれていく様子、そして「兵士Aくんの歌」と続き、Aくんの人生が戦後日本の歩みと共に伝えられる。
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 中盤「Aくんが殺したひとびと」では、村を焼き払われ、誘拐され、まだ8歳なのに子ども兵にされた少年、戦争に翻弄されるカップル、月明かりを頼りにゴムボートで海を渡る難民など、さまざまな人々の物語を歌う。七尾は何度も何度も宙を仰ぎ、音を、リズムを、言葉をひとつひとつたぐり寄せるように曲を紡いでいく。そして一転、戦闘用ドローンになりきり、一心不乱に鉄パイプでドラム缶を殴打する。  終盤「再会」では、2020年に開催される東京オリンピックを未来から回想したかと思えば、今度は1938年にタイムスリップ。戦死した野球選手・沢村栄治が手榴弾を投げる様子を歌う。シンセサイザーが銃声のようにやかましく鳴り響き、それまでステージ袖でサックスを演奏していた梅津和時が、旧日本軍の軍服姿で登場。七尾の即興演奏ライブシリーズ「百人組手」よろしく、2人は激しく音をぶつけ合う。  七尾といえば、911同時多発テロに端を発するアフガン・イラク侵攻を境に衰弱してゆくアメリカと、否応なく戦場へ回帰していく日本を描いた3枚組の超大作『911FANTASIA』、ヘリパッド移設問題で苦しむ小さな美しい村を歌った「沖縄県東村高江の唄」、東日本大震災の原発事故で放射能が降り注ぐ環境下、それでも笑顔で生きる女性が主人公の「圏内の歌」を発表するなど、こと時勢に敏感なアーティストだ。 「兵士Aくんの歌」、そして今回の特殊ワンマンも、集団的自衛権の行使に連動した憲法改正論議に触発されたことは想像に難くない。だが、これはありきたりのプロテストソングではない。『911FANTASIA』で七尾が予見した通り、取り返しのつかない場所へ行こうとしている日本と、そして世界を、さまざまな立場の人々の小さな声を手がかりにしながら、総合的に描き出そうとする試みだ。  以前、東日本大震災後に発表したアルバム『リトルメロディ』のインタビュー(参照記事)で、七尾はこう語っている。 「もしあとに残るものがニュースだけだったら、100年後には、まるで太平洋戦争中の新聞と同様に、共感しづらいものになる。政治や科学やジャーナリズムの言葉だけでは、よくわからない。でも、そこに音楽、あるいは映画とか、文化がついてきて初めて、そのときどんな人がどんな複雑な気持ちを抱えて、どんなことを恐れていたり、どんなことに喜んでいたかが、やっと見えてくると思うんですよね」
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 世の中が良くない方向に向かっていくのがわかっているのに、どうにもできない歯がゆさ。すごく大事なことが議論もなしに強引に推し進められ、国民がないがしろにされている現実に対し、七尾はたったひとりで立ち向かう。戦争という巨大なテーマを前に、音楽がどこまでやれるのか。人の心に、どこまで響かせられるのか――。  七尾はまるで吟遊詩人のように、苦しい立場に立たされた名もなき人の繊細な心のゆらぎを、今にもかき消されてしまいそうな小さな声を、丁寧に、丁寧にすくい上げる。音楽と真摯に向き合い、音楽の力を信じる者にしかできないやり方で。    正直、この『兵士A』は万人に受け入れられる類いのものではないだろう。だが、何かに取りつかれたようにうつろな目で歌い続ける七尾の姿から、観客は一瞬たりとも目を離すことができない。70年にわたり日本の平和の礎となった憲法9条改正のリアリティが、否が応でも突きつけられる。  演奏後、七尾の目には、うっすらと涙が浮かんでいた。  本作の発売に際し、さまざまな著名人がコメントを寄せているが、「自衛官の白石氏」はこうつづっている。 <僕はAくんになる可能性がある。戦争を僕らは体験していないけど兵士A君を想像して涙を流せる人であり続けたい> (文=ミウラハナコ)

能年玲奈あらため「のん」、需要ナシ!? 『ホットロード』が6.8%で民放最下位

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『ホットロード』/バップ

 能年玲奈の主演映画『ホットロード』(2014年8月公開)が、15日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で地上波初放送され、その視聴率が6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。

 主な裏番組の視聴率は、フジテレビ系「金曜プレミアム枠の 映画『ファイティング・ニモ』10.1%、テレビ朝日系『マツダオールスターゲーム2016 第1戦』が10.7%、TBS系『中居正広のキンスマスペシャル』が13.3%、テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!』が7.7%で、『ホットロード』はテレ東にも敗れた格好だ。

中国のカンフーキックに、韓国の後頭部ローキック! アジアのサッカーが世界で嫌われている!?

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イメージ画像(「足成」より)
 莫大な資金力で世界中からスター選手をかき集めている中国スーパーリーグ。山東魯能へ移籍したイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレは、約20億円と、一気に世界の年俸ランキング上位に躍り出た。“金を稼ぐなら中国へ”は、世界の常識になっている。  そんな中、今季上海申花に移籍した元チェルシーでセネガル代表FWのデンバ・バが負ったケガが話題になっている。17日の試合で上海上港のDFスン・シャンから受けたタックルにより、足があり得ない方向に90度以上曲がるというショッキングな映像は、Twitterなどで世界中に拡散された。  他にも今季からロシア・プレミアリーグのゼニトから中国の上海上港へ移籍したブラジル代表FWフッキも、デビューわずか20分で負傷退場している。5月には中国FAカップで、カンフーキックや単純に殴り合うなどの乱闘騒ぎがあり、非紳士的行為が目立つ中国サッカー。過去には、顔面に蹴りを入れられてアフリカ人選手が失明したという事件も起きている。 「普通サッカーって乱闘は起こらないんですけど、中国ではちょくちょく起こっていて、そのたびにケガ人が続出しています。日本のプロ野球なんかでも乱闘はありましたが、あれはちょっとしたサービス精神も含めてのものですから、中国のものとはまるで違います。このせいで中国への移籍を目論んでいた選手たちが一斉に手を引く可能性もありますね。それと、お隣の韓国もかなり評判が悪いです。日韓W杯でイタリアのマルディーニに与えた後頭部ローキックや、ココを大流血させた肘打ちは、多くのサッカーファンの記憶に強く残っています。この二つは総合格闘技ですら禁止されている反則技ですから本当にヤバイですよ。ブラジル代表FWネイマールも韓国のラフプレーを受けて、以後、対戦を嫌がっています。ヨーロッパのサッカーファンが集まるサイトでも『東に行ったらサッカー生命はもうない』『代表戦って拒否できるものなのか?アザールやデブライネが怪我させられたらやってられないぞ』『アジアのW杯出場枠は0にしよう』と東アジアは本当に世界で嫌われています。この先、親善試合が組めなくなってもおかしくないですよ」(スポーツライター)  日本代表のフェアプレー精神は世界的にも一定の評価を受けている。しかし、まだまだ東アジアのイメージをひとくくりにしている人も少なくない。せっかく世界との差が少しずつ縮まってきている日本代表だが、こんなことでつまずいてしまうことだけはどうしても避けたいものだ。 (文=沢野奈津夫)

能年玲奈が濡れ場解禁!? レプロ圧力の次は、『ホットロード』大コケ……女優復帰への“初脱ぎプラン”

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 今月、「のん」に改名したことを明かした能年玲奈が主演を務める純愛映画『ホットロード』(2014)が15日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送され、平均視聴率6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかった。 『金曜ロードSHOW!』は、前週の『マレフィセント』が13.9%を記録。前4週の平均は11.4%で、『ホットロード』の落ち込みが際立つ結果に。なお、同枠で放送された邦画は、直近の『ソロモンの偽証 前篇・事件』が8.0%、『陽だまりの彼女』が8.4%だった。  久々の能年の晴れ舞台にもかかわらず、さほど注目されなかった『ホットロード』の初放送だが、公開当時の反響は相当のもの。『あまちゃん』(NHK)ブレーク直後の能年が、数多のオファーを蹴って選んだ作品として注目され、興行収入は24.7億円を突破。スタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』と並ぶヒットを記録した。 「公開当時の能年に対する熱は、世間ももう持ち合わせていないのでしょう。ここで『ホットロード』が高視聴率でもたたき出せば、相変わらずの需要の高さが話題になったでしょうが、今回の低視聴率で“過去の女優”という印象が増してしまった」(芸能ライター)  その後、ショートドラマ1本と、映画1本に主演した能年だが、昨年1月、所属するレプロエンタテインメントに無断で、個人事務所「三毛&カリントウ」を設立したことが発覚。活動はブログの更新のみという、長い“飼い殺し”状態に突入した。能年は、今年6月末でレプロとの契約が切れたとし、今月、芸能活動を再開したが、レプロはこれに反論。「6月までの約1年半を“契約不履行”とみなし、未消化分の契約延長を申し入れている」と発表し、メディアに圧力をかけている。 「能年は、15日発売の『フライデー』(講談社)で、今後について『あくまでベースは女優』と語っているが、レプロとのゴタゴタが解決しない限り、女優活動は絶望的。また、たとえレプロと和解したとしても、これまでのようなワガママは許されない。休業前には、『ファンが逃げる』としてキスを含む性的シーンを全てNGにしていた彼女ですが、23歳を過ぎても“おぼこキャラ”のままでは、誰も演技派女優と認めないでしょう」(同) 『あまちゃん』では、福士蒼汰とのキスシーンに初挑戦した能年だが、本人の希望により“擬似”に。同様に、『ホットロード』の、三代目 J Soul Brothers・登坂広臣とのキスシーンでも、映画では今時珍しく後頭部から撮影された“擬似”だった。 「『あまちゃん』で共演した同い年の有村架純は、もともと濡れ場もヨゴレ役もOK。フルヌード以外、NGがない女優として、業界では重宝されている。また、年下の橋本愛も、10代で出演した映画『奇生獣』(14)での体当たりセックスシーンが話題に。能年も、若いうちの“初脱ぎ”なら、まだ話題になるのでは?」(同) 「のん」として再出発するも、依然、八方塞がりの能年。もはや、一肌脱ぐしかないようだ。

能年玲奈が濡れ場解禁!? レプロ圧力の次は、『ホットロード』大コケ……女優復帰への“初脱ぎプラン”

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 今月、「のん」に改名したことを明かした能年玲奈が主演を務める純愛映画『ホットロード』(2014)が15日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送され、平均視聴率6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかった。 『金曜ロードSHOW!』は、前週の『マレフィセント』が13.9%を記録。前4週の平均は11.4%で、『ホットロード』の落ち込みが際立つ結果に。なお、同枠で放送された邦画は、直近の『ソロモンの偽証 前篇・事件』が8.0%、『陽だまりの彼女』が8.4%だった。  久々の能年の晴れ舞台にもかかわらず、さほど注目されなかった『ホットロード』の初放送だが、公開当時の反響は相当のもの。『あまちゃん』(NHK)ブレーク直後の能年が、数多のオファーを蹴って選んだ作品として注目され、興行収入は24.7億円を突破。スタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』と並ぶヒットを記録した。 「公開当時の能年に対する熱は、世間ももう持ち合わせていないのでしょう。ここで『ホットロード』が高視聴率でもたたき出せば、相変わらずの需要の高さが話題になったでしょうが、今回の低視聴率で“過去の女優”という印象が増してしまった」(芸能ライター)  その後、ショートドラマ1本と、映画1本に主演した能年だが、昨年1月、所属するレプロエンタテインメントに無断で、個人事務所「三毛&カリントウ」を設立したことが発覚。活動はブログの更新のみという、長い“飼い殺し”状態に突入した。能年は、今年6月末でレプロとの契約が切れたとし、今月、芸能活動を再開したが、レプロはこれに反論。「6月までの約1年半を“契約不履行”とみなし、未消化分の契約延長を申し入れている」と発表し、メディアに圧力をかけている。 「能年は、15日発売の『フライデー』(講談社)で、今後について『あくまでベースは女優』と語っているが、レプロとのゴタゴタが解決しない限り、女優活動は絶望的。また、たとえレプロと和解したとしても、これまでのようなワガママは許されない。休業前には、『ファンが逃げる』としてキスを含む性的シーンを全てNGにしていた彼女ですが、23歳を過ぎても“おぼこキャラ”のままでは、誰も演技派女優と認めないでしょう」(同) 『あまちゃん』では、福士蒼汰とのキスシーンに初挑戦した能年だが、本人の希望により“擬似”に。同様に、『ホットロード』の、三代目 J Soul Brothers・登坂広臣とのキスシーンでも、映画では今時珍しく後頭部から撮影された“擬似”だった。 「『あまちゃん』で共演した同い年の有村架純は、もともと濡れ場もヨゴレ役もOK。フルヌード以外、NGがない女優として、業界では重宝されている。また、年下の橋本愛も、10代で出演した映画『奇生獣』(14)での体当たりセックスシーンが話題に。能年も、若いうちの“初脱ぎ”なら、まだ話題になるのでは?」(同) 「のん」として再出発するも、依然、八方塞がりの能年。もはや、一肌脱ぐしかないようだ。

『せいせいするほど、愛してる』第2話7.4%!! 「タッキーのコント劇場」と大ウケも爆死のワケ

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『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)公式サイトより

 19日、7月クールの連続ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)の第2話が放送された。平均視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の9.3%を下回る“爆死”ぶりだが、滝沢秀明が見せる“意外な姿”に多くの反響が上がっている。

 武井咲演じる会社員・栗原未亜と、滝沢演じる同社副社長・三好海里の不倫愛を描く同ドラマ。不倫を純愛とするテーマに放送前からネット上で批判の声が飛び交っていたが、ふたを開けてみれば、「コントみたいなドラマ」「ネタが豊富」と、視聴者の笑いを誘っているようだ。

スタッフは見た! ラブホテルに現れる黒猫「モンタ」の怪奇現象

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Photo by Takuma Kimura from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーいラブホ怪談をご紹介します。

【第2話】猫のモンタ

「たまに見かける猫ちゃんて、オーナーさんのですか?」

 昨年の今ごろ、新人のホシノさんに聞かれました。北川景子系の美人で、初出勤日に「小説家を目指している」と自己紹介していました。

 「ラブホはネタの宝庫だから、勉強になる」そうです。大塚はネットで書いていることはナイショにしてるので、ちょっと冷や汗が出ましたが、とりあえず「わあ、すごい。有名になってもお友だちでいてね」と社交辞令で返しました。

 ホシノさんは小首をかしげ、「……考えときますね」。いや、単なる社交辞令なんですけどね。

 話が思いっきりそれましたが、ホシノさんは「(幽霊が)視える人」だったようです。猫ちゃんなんか、ラブホにいるわけありません。

「猫だぁ? どこから入ってきたのかなあ? オーナーに知れたらまずいよ」

 スズキ主任は知ってるくせにトボけます。

「ウチは衛生第一なんだから、猫なんかいたら大騒ぎよ。見間違いなんじゃないの~?」

 フロントの美魔女・タナカさんも塩対応で、ホシノさんは納得できない顔をしていました。

 実は、大塚は見たことないのですが、いつの頃からか当ホテルには「猫ちゃんの霊」も出るようなのです。「掃除のために客室のドアを開けておいたら、すっと入ってきて消えた」とか、「廊下を歩いているのがモニターに映っていたので、慌てて見にいったらいなかった」「屋上に通じる非常階段の一番上にいつも座っていて、見下ろしている」とかの目撃談があります。毛の模様はわからないようですが、黒っぽいらしいです。

 見た人は気味悪がってたいてい辞めてるので、主任はじめ管理職の人たちにとってはうれしくないお話です。とはいえ、名前がないのもかわいそうなので、オーナーのあだ名をとって「モンタ」と呼んでいます。もちろん、あの有名司会者さんのお名前ですね。

「モンタ、また出たのか……」
「カリカリ(猫のドライフード)でもお供えしたいけど、ゴキブリが出たら幽霊より怖いからね」

 主任とタナカさんがしんみり。困ったものですが、イタズラもしていないようですし、猫好きの大塚としては見てみたいものです。

 そして、案の定というか、やっぱりというか、ホシノさんは1カ月ほどで辞められましたが、その後も作家デビューはされていないようです。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で清掃員の日常を連載中。

「お前のモノは俺のモノ?」南シナ海問題で中国の“ジャイアニズム”が止まらない!

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中国共産党の機関紙「人民日報」は判決後、南シナ海の領海範囲を主張するキャンペーンを展開中。
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  7月12日、南シナ海の領有権を訴える中国に対し、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は中国の主張は認められないという判決を下しました。しかし、中国側はこの判決を不服とし、問題を提起したフィリピンや裁判に関わったとされる日本を非難し、その状況を受け、アメリカが抗議声明を発表するという一触即発の状態になっています。  中国側が主張する南シナ海の領海範囲は、9つの断続的な線で表示されることから「九段線」と呼ばれているのですが、僕が中学生のころに使っていた地理の教科書には「九段線以内全域中国領土」といった記述はありませんでした。しかし、軍事基地を建設するなど、中国が南シナ海沖を埋め立て開発した後の2015年ごろから、国内では突如九段線という言葉が使われ始めたのです。教科書はまだその発表に追いついておらず、現在、地理の教科書には九段線に関する記述はありません。  昨年9月、中共政府は九段線を記載した「新しい中国地図」を発表し、パスポートにも九段線の範囲はすべて中国領海とするイラストを掲載しました。さらに中共政府は現在、1972年に発行した地図には、すでに「尖閣諸島は中国領」と記載されていたと発表しています。つまり、自分たちにとって都合のいい事実を国民に吹き込むために、歴史を捏造・改ざんしているのです。  この「大国ジャイアニズム」とでもいうべき中国の横暴な姿勢は、すでに多くの国民にも浸透しています。現在の中国では「祖国がこんなに野蛮で安心しました」という言葉が流行しています。これは、強引に領土を拡大しようとする自国の態度を称賛するという意味で、「他国と争議している領土、領海はすべて中国のもの」という考えです。  南シナ海問題に対する国民の反応をネットで検索してみると、案の定、大国ジャイアニズムに感化された書き込みが殺到しており、「フィリピン産のバナナ購入をボイコットせよ!」「南シナ海の魚は一尾も譲れない!」といった冗談めいたものから、「開戦せよ!俺は軍資金を払う」「もう戦争しかない、俺は命を投げ出す」「釣魚島(尖閣諸島)といい、周辺国がそろって中国を非難しやがって! 東風ミサイルを撃ってやる!」といった開戦を促す声、中には「南シナ海は中国のもの、フィリピンも中国のもの」「たとえ中国領じゃなくても奪ってしまえ!(帝国時代、周辺諸国に侵略行為を繰り返した)ロシアを見習え!」といった意見すらありました。 ■中国に蔓延するジャイアニズム  一方、中国側を批判するような意見は、ネット上では確認できませんでした。その理由は13年に出版した拙著『中国のヤバい正体』(大洋図書)にも記載したのですが、中国国内で「尖閣諸島は日本領」などといった自国に批判的な意見を述べると「売国奴」と弾圧され、すぐさま謝罪を要求されたり、ネット上に記した意見が削除されるという言論弾圧が行われます。以前見かけた「確かに釣魚島が日本領だという証拠は数多くある一方、中国側の証拠は少ない。だが、そんなことはどうでもいい。中国が欲している限り、釣魚島は我々のものだ」というネット上の書き込みが、現在の中国の姿勢を明確に表しています。  そして、中共政府は南シナ海問題の判決を受け「今回の裁判は日本人裁判官が主導している」と吹聴しています。その言葉に、早速中国国内では「日本製品ボイコット」などといった意見が浮上しています。今後は在中日本人がなんらかのトラブルに巻き込まれることも懸念されます。国際問題が発生するたびに反日プロパガンダに結びつけるのは、中共政府の常套手段です。そのような現状となったのは、日本側の憲法9条による交戦権の否認や諸外国に対する弱気な外交姿勢が大きな要因となのは間違いないでしょう。憲法改正は、今後の日本が中国の大国ジャイアニズムに屈しないためにも必要なことであると思います。 ◆「チャイナめった斬り」過去記事はこちらから
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>  

「お前のモノは俺のモノ?」南シナ海問題で中国の“ジャイアニズム”が止まらない!

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中国共産党の機関紙「人民日報」は判決後、南シナ海の領海範囲を主張するキャンペーンを展開中。
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  7月12日、南シナ海の領有権を訴える中国に対し、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は中国の主張は認められないという判決を下しました。しかし、中国側はこの判決を不服とし、問題を提起したフィリピンや裁判に関わったとされる日本を非難し、その状況を受け、アメリカが抗議声明を発表するという一触即発の状態になっています。  中国側が主張する南シナ海の領海範囲は、9つの断続的な線で表示されることから「九段線」と呼ばれているのですが、僕が中学生のころに使っていた地理の教科書には「九段線以内全域中国領土」といった記述はありませんでした。しかし、軍事基地を建設するなど、中国が南シナ海沖を埋め立て開発した後の2015年ごろから、国内では突如九段線という言葉が使われ始めたのです。教科書はまだその発表に追いついておらず、現在、地理の教科書には九段線に関する記述はありません。  昨年9月、中共政府は九段線を記載した「新しい中国地図」を発表し、パスポートにも九段線の範囲はすべて中国領海とするイラストを掲載しました。さらに中共政府は現在、1972年に発行した地図には、すでに「尖閣諸島は中国領」と記載されていたと発表しています。つまり、自分たちにとって都合のいい事実を国民に吹き込むために、歴史を捏造・改ざんしているのです。  この「大国ジャイアニズム」とでもいうべき中国の横暴な姿勢は、すでに多くの国民にも浸透しています。現在の中国では「祖国がこんなに野蛮で安心しました」という言葉が流行しています。これは、強引に領土を拡大しようとする自国の態度を称賛するという意味で、「他国と争議している領土、領海はすべて中国のもの」という考えです。  南シナ海問題に対する国民の反応をネットで検索してみると、案の定、大国ジャイアニズムに感化された書き込みが殺到しており、「フィリピン産のバナナ購入をボイコットせよ!」「南シナ海の魚は一尾も譲れない!」といった冗談めいたものから、「開戦せよ!俺は軍資金を払う」「もう戦争しかない、俺は命を投げ出す」「釣魚島(尖閣諸島)といい、周辺国がそろって中国を非難しやがって! 東風ミサイルを撃ってやる!」といった開戦を促す声、中には「南シナ海は中国のもの、フィリピンも中国のもの」「たとえ中国領じゃなくても奪ってしまえ!(帝国時代、周辺諸国に侵略行為を繰り返した)ロシアを見習え!」といった意見すらありました。 ■中国に蔓延するジャイアニズム  一方、中国側を批判するような意見は、ネット上では確認できませんでした。その理由は13年に出版した拙著『中国のヤバい正体』(大洋図書)にも記載したのですが、中国国内で「尖閣諸島は日本領」などといった自国に批判的な意見を述べると「売国奴」と弾圧され、すぐさま謝罪を要求されたり、ネット上に記した意見が削除されるという言論弾圧が行われます。以前見かけた「確かに釣魚島が日本領だという証拠は数多くある一方、中国側の証拠は少ない。だが、そんなことはどうでもいい。中国が欲している限り、釣魚島は我々のものだ」というネット上の書き込みが、現在の中国の姿勢を明確に表しています。  そして、中共政府は南シナ海問題の判決を受け「今回の裁判は日本人裁判官が主導している」と吹聴しています。その言葉に、早速中国国内では「日本製品ボイコット」などといった意見が浮上しています。今後は在中日本人がなんらかのトラブルに巻き込まれることも懸念されます。国際問題が発生するたびに反日プロパガンダに結びつけるのは、中共政府の常套手段です。そのような現状となったのは、日本側の憲法9条による交戦権の否認や諸外国に対する弱気な外交姿勢が大きな要因となのは間違いないでしょう。憲法改正は、今後の日本が中国の大国ジャイアニズムに屈しないためにも必要なことであると思います。 ◆「チャイナめった斬り」過去記事はこちらから
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>  

【ぶっちゃけ発言】橋本良亮「一回やらして」

<ジャニーズ ぶっちゃけ発言>

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
橋本良亮(A.B.C-Z)

「一回やらして」

 7月16日深夜に放送された『ABChanZoo』(テレビ東京系)での、A.B.C-Z橋本良亮の一言が、視聴者に衝撃を与えた。クイズ企画だった今回の放送、出題された問題の内容が内容だけに……というところもないわけではないが、たとえ答えはそうであれ、もっと違う言い方があっただろうに、あまりにリアルな言葉が飛び出した。