Kis-My-Ft2ファンの中で賛否両論の、「Re:」合唱企画とは?

 7月1日に京セラドーム大阪から始まったKis-My-Ft2のコンサート『Kis-My-Ft2 CONCERT TOUR 2016 I SCREAM』。残すところ8月4~7日に行われる東京ドーム公演と、13~14日に行われる福岡ヤフオク!ドームでの公演だけとなり、期待とさびしさを抱えながら、公演日を心待ちにしているファンが多いようだ。

 そんな中、ファンの間である企画が持ち上がっている。それは、今回のコンサートで歌われる「Re:」という曲を“合唱する”というものだ。

今年も野沢直子の“出稼ぎシーズン”がやってきた! 若年層には「この人誰?」でも、大丈夫!?

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吉本興業公式サイトより
 9日、タレントの野沢直子が、『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ系)に出演し、番組でこの日共演した小沢仁志が中学時代の同級生であると明かした。コワモテ俳優として知られる小沢は、中学時代からパンチパーマだったという。意外なエピソードに驚くとともに、今年も野沢の“出稼ぎシーズン”到来を知った視聴者も多いだろう。  彼女は現在アメリカ在住で、年に1~2度のペースで帰国し、テレビ番組出演などで出稼ぎを行っている。日本滞在中は、親友である小川菜摘宅に居候することでも知られている。  忘れた頃にテレビに出てくる野沢だが、10~20代の若い視聴者にとっては「この人誰?」状態だろう。果たして、野沢はどういうタレントだったのか? 「彼女は、1980年代後半から90年代の初めにかけて絶大な人気を誇っていました。タモリや島田紳助といった大物タレントにも物怖じせずに絡んでいく、元気なキャラクターとしても知られていました。それが、単なる落ち着きのない人、失礼な人にならなかったのは、彼女の人柄ゆえですかね」(放送作家)  大物タレントとの共演だけでなく、『夢で逢えたら』(フジテレビ系)では、ダウンタウンやウッチャンナンチャン、清水ミチコなど同世代の芸人とも共演した。お笑いでいえば、第三世代に属する。 「彼女は作り込んだネタをやるというよりは、その場の即興的なアドリブやテンションで笑いを取るタイプでした。今のタレントに求められる素質を、先取りしていたともいえます。ゆえにセミリタイア後も、テレビ番組出演の需要があるといえるのかもしれません。バラエティ対応ができるピンの女性タレントという枠では久本雅美や松本明子に先んじていたといえますし、大物芸能人に天然と若さを武器に絡んでいくさまは、篠原ともえの原形でもありますね」(同)  そんな野沢だが、91年3月にすべてのレギュラー番組を降板し、単身渡米。この月、日本ではバブル経済が終焉する。バブル崩壊とともに突然テレビから消えた彼女は、バブリーなテレビ黄金期を象徴するタレントでもあるのだ。 (文=平田宏利)

今年も野沢直子の“出稼ぎシーズン”がやってきた! 若年層には「この人誰?」でも、大丈夫!?

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吉本興業公式サイトより
 9日、タレントの野沢直子が、『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ系)に出演し、番組でこの日共演した小沢仁志が中学時代の同級生であると明かした。コワモテ俳優として知られる小沢は、中学時代からパンチパーマだったという。意外なエピソードに驚くとともに、今年も野沢の“出稼ぎシーズン”到来を知った視聴者も多いだろう。  彼女は現在アメリカ在住で、年に1~2度のペースで帰国し、テレビ番組出演などで出稼ぎを行っている。日本滞在中は、親友である小川菜摘宅に居候することでも知られている。  忘れた頃にテレビに出てくる野沢だが、10~20代の若い視聴者にとっては「この人誰?」状態だろう。果たして、野沢はどういうタレントだったのか? 「彼女は、1980年代後半から90年代の初めにかけて絶大な人気を誇っていました。タモリや島田紳助といった大物タレントにも物怖じせずに絡んでいく、元気なキャラクターとしても知られていました。それが、単なる落ち着きのない人、失礼な人にならなかったのは、彼女の人柄ゆえですかね」(放送作家)  大物タレントとの共演だけでなく、『夢で逢えたら』(フジテレビ系)では、ダウンタウンやウッチャンナンチャン、清水ミチコなど同世代の芸人とも共演した。お笑いでいえば、第三世代に属する。 「彼女は作り込んだネタをやるというよりは、その場の即興的なアドリブやテンションで笑いを取るタイプでした。今のタレントに求められる素質を、先取りしていたともいえます。ゆえにセミリタイア後も、テレビ番組出演の需要があるといえるのかもしれません。バラエティ対応ができるピンの女性タレントという枠では久本雅美や松本明子に先んじていたといえますし、大物芸能人に天然と若さを武器に絡んでいくさまは、篠原ともえの原形でもありますね」(同)  そんな野沢だが、91年3月にすべてのレギュラー番組を降板し、単身渡米。この月、日本ではバブル経済が終焉する。バブル崩壊とともに突然テレビから消えた彼女は、バブリーなテレビ黄金期を象徴するタレントでもあるのだ。 (文=平田宏利)

嵐・二宮和也、誕生日の “出前エピソード”に「女に作ってもらったんでしょ」の声噴出

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いまさら出前ネタを封印することもできず

 大のゲーム好きで、休日は食事も出前で済ませるなどインドア派として知られる嵐・二宮和也。フリーアナウンサー・伊藤綾子との交際報道以降はこうしたエピソードに疑問の声が噴出していたが、自身のラジオで最新の“出前事情”を明かし、ファンの間で話題になっている。

 二宮は、ラジオやテレビで出前をよく利用すると公言しており、昨年12月放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)では「芸能界一の出前王」と紹介されていた。ある時は、料理を頼んだお店から餃子をサービスしてもらったことで、この日が自分の誕生日(6月17日)だと思い出したという。

元モー娘。吉澤ひとみ「過去に70kg」発言の衝撃と、アイドル“激ぽちゃ”の系譜

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吉澤ひとみオフィシャルブログより
 元モーニング娘。のメンバーであった吉澤ひとみが、過去に最大70キロの体重があったことをブログで明かし話題となっている。最も太っていた時期は、モー娘。加入3年目となる2002年頃であり、ファンからは“白クマ”と呼ばれていたという。吉澤に限らず、モーニング娘。は在籍中に激太りしてしまったメンバーが多い。 「結成当初の中心メンバーであった安倍なつみは00年頃に激太りし、ファンからは“なっち膨張”と揶揄されていました。1999年に加入した後藤真希にセンターポジションや人気を奪われたことによる、ストレス太りともいわれていますね」(芸能関係者)  太ってしまったのは、安倍だけではない。 「吉澤と同期加入の加護亜依も、一時期激太りしていましたね。身長が140センチ台と小さいこともあって、余計に目立ってしまいました。それでも、体に肉がついた分、胸の大きさが強調されるので、この時代の加護ちゃんが好きというファンもいます。01年に加入した小川麻琴は最初からぽっちゃり体形でしたが、その後もどんどん太り続けました。ですが、ダンスのキレが鋭く、トークもこなすなどマルチな能力に長けていため、デブいじりが目立つことはありませんでしたね」(同)  モー娘。のメンバーは大概が10代から20代初めである。ただでさえ情緒不安定になりがちで、体重の増減もある世代だ。さらに、新旧や世代間のメンバー同士で不仲説も存在したといわれる。相当なストレスにさらされていたことは間違いなく、太ってしまうのは必然だったのかもしれない。 (文=平田宏利)

元モー娘。吉澤ひとみ「過去に70kg」発言の衝撃と、アイドル“激ぽちゃ”の系譜

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吉澤ひとみオフィシャルブログより
 元モーニング娘。のメンバーであった吉澤ひとみが、過去に最大70キロの体重があったことをブログで明かし話題となっている。最も太っていた時期は、モー娘。加入3年目となる2002年頃であり、ファンからは“白クマ”と呼ばれていたという。吉澤に限らず、モーニング娘。は在籍中に激太りしてしまったメンバーが多い。 「結成当初の中心メンバーであった安倍なつみは00年頃に激太りし、ファンからは“なっち膨張”と揶揄されていました。1999年に加入した後藤真希にセンターポジションや人気を奪われたことによる、ストレス太りともいわれていますね」(芸能関係者)  太ってしまったのは、安倍だけではない。 「吉澤と同期加入の加護亜依も、一時期激太りしていましたね。身長が140センチ台と小さいこともあって、余計に目立ってしまいました。それでも、体に肉がついた分、胸の大きさが強調されるので、この時代の加護ちゃんが好きというファンもいます。01年に加入した小川麻琴は最初からぽっちゃり体形でしたが、その後もどんどん太り続けました。ですが、ダンスのキレが鋭く、トークもこなすなどマルチな能力に長けていため、デブいじりが目立つことはありませんでしたね」(同)  モー娘。のメンバーは大概が10代から20代初めである。ただでさえ情緒不安定になりがちで、体重の増減もある世代だ。さらに、新旧や世代間のメンバー同士で不仲説も存在したといわれる。相当なストレスにさらされていたことは間違いなく、太ってしまうのは必然だったのかもしれない。 (文=平田宏利)

林真理子が“夫のネトウヨ化”に嘆き節!「定年したおじさんが右傾化するのは産経の無料アプリのせい」

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作家・林真理子が指摘する中高年ネトウヨ化の原因とは(画像は『美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年』マガジンハウスより)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  最近、ノンポリ、あるいは保守的と言われていた作家や芸能人が安倍政権とその改憲への動きに危機感を表明するケースが増えている。  作家の林真理子もそのひとりだ。林はもともと、安倍首相直轄の有識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」のメンバーであり、安倍首相や昭恵夫人とも旧知の仲。典型的な安倍応援団と目されてきた作家だったが、昨年の安保法制論議のころからその右傾化政策を批判するようになった。  今年2月には「週刊朝日」(朝日新聞出版)2月12日号の高橋源一郎との対談でこんな不安を口にしている。 「それにしても私、安倍(晋三)さんがこれほど長期政権になって力を持つとは思わなかった。今年になって「改憲」をはっきり言うようになったでしょう。「えっ、ウソ!いつの間に世の中そんなふうに進んだの?」って感じ」 「ほんとにちょっとまずいんじゃないかと思う」  あの林までがこんなことを言い始めるくらい、いまの日本は危ないということだろうが、その林が先日、安倍政権だけでなく、自分の夫の“ネトウヨ化“を憂う発言をして、ちょっとした話題になっている。  発言があったのは、6月27日に復刊された「朝日ジャーナル」(朝日新聞出版社)でのこと。同誌には「『若者たちの神々』のそれから」と題された林と作家・島田雅彦の対談が掲載されているのだが、その対談で林が1961年生まれの島田の年齢を聞いた後、いきなりこんな話を切り出しているのだ。 「うちの夫は団塊の世代ですが、朝日新聞を読みながら『なんだこの記事は。もう朝日をとるのはよせ』と言うのが毎朝の儀式なんです」  これに対し島田は「といっても、産経じゃないでしょう」とフォロー(?)するのだが、どうやら原因は「産経」だったらしい。林は続けて高齢者にありがちな右傾化が産経新聞のネット版によって引き起こされていると分析し始めたのだ。 「私、定年退職したオジサンってどうして右傾化していくんだろうと思っていたんですが、みんなアプリで無料の産経を読むんですよ。お金がなくて新聞とれないから。それを毎朝読んでいるからじゃないかと」  定年退職したオジサンがお金がなくて新聞が取れないかどうかはともかく、ネットにおいて産経新聞のニュースサイトの存在は確かに大きい。というのも、産経は大手メディアのなかでももっとも早くニュース配信の無料化を行ってきたからだ。  2007年10月、産経新聞は日本マイクロソフトが運営するポータルサイトと提携し「MSN産経ニュース」をスタートさせた。  当時既に「YOMIURI ONLINE」(読売新聞)、「アサヒ・コム」(朝日新聞)、「NIKKEI NET」(日本経済新聞)などがあったが、無料なのは記事冒頭だけで、その後は有料だった。しかし「MSN産経ニュース」だけはすべて無料だったことで、多くのポータルサイトも「MSN産経ニュース」をピックアップする割合が大きくなっていく。  幸いなことにMSNは2014年10月に産経との提携を解消し、複数紙の配信を開始したが、ネットにおける産経の影響力は未だに残ったままだ。実際、その影響力についてニュース解説の第一人者である池上彰もこう言っている。 「ニュースについては、最初にネットで無料配信を始めたのは産経新聞です。いまは他紙も公開するようになりましたが、産経の流通量は多いから、基本若者たちが得るニュースは産経新聞のものです。紙では産経新聞は部数が少なく影響力は極めて低いけれど、ネットでは圧倒的なのです」(「世界」2014年12月号/岩波書店)   新聞じたいの発行部数は少ないが、ネット界では絶大な影響力を誇る産経。たしかに、“オジサン”たちが 無料の産経ニュースによっていつしか洗脳されネトウヨ化したというのは、よくあるケースらしい。  しかも、1990年に林と見合い結婚した夫は、典型的な理系人間で、当時売れっ子作家の林の存在すら知らなかった浮世離れした人物として知られる。また、ことあるごとに林に“妻らしさ”を求めてくることも、林自身が面白おかしくエッセイなどに綴ってきた。  世間知らずで、もともと権力的な体質をもっている林の夫はある意味、産経にコロッと騙されてしまうタイプの人物だったということなのかもしれない。  もっとも、林はこの対談でたんに“夫のネトウヨ化”の愚痴を言いたかったわけではない。林は夫の例を引き合いに出しながら、日本のメディア状況、そして朝日の現状にこう喝を入れている。 「私は右側のものも左側のものも読んでいますが、朝日は暴力的なくらい左にいってもいいと思うんですよ。そうでもしないと、世論がどんどん右側にいっちゃう」  これはまさしく正論だ。いまでもたまに上から目線の説教をして炎上を繰り返している林だが、さすが、世の中の空気やメディアに対する嗅覚は衰えていないということだろう。  ちなみに、対談でこうした鋭い発言を連発した林に、相手の島田は「『男のメンツ』とか言ってるバカなオッサンたちをたしなめる伯爵夫人的なポジション二ングを目指すべき。(略)林さんは今まさに、そういう役割をされてますね」と話していたが、それに対する林の答えもまたふるっていた。 「してませんよ。それは曽野綾子さんとかじゃない? 曽野さんって、何を言っても怒られないし。以前も『出産したら会社はお辞めなさい』という発言しても許されている希有な存在です」  謙遜するふりをして微妙に曽野をディスる林。この怖いもの知らずの感じを見ていると、林が曽野のポジションにとって代わる可能性は十分あるかもしれない。そして、そのほうがずっとマシであることは言うまでもない。 (伊勢崎馨)

林真理子が“夫のネトウヨ化”に嘆き節!「定年したおじさんが右傾化するのは産経の無料アプリのせい」

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作家・林真理子が指摘する中高年ネトウヨ化の原因とは(画像は『美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年』マガジンハウスより)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  最近、ノンポリ、あるいは保守的と言われていた作家や芸能人が安倍政権とその改憲への動きに危機感を表明するケースが増えている。  作家の林真理子もそのひとりだ。林はもともと、安倍首相直轄の有識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」のメンバーであり、安倍首相や昭恵夫人とも旧知の仲。典型的な安倍応援団と目されてきた作家だったが、昨年の安保法制論議のころからその右傾化政策を批判するようになった。  今年2月には「週刊朝日」(朝日新聞出版)2月12日号の高橋源一郎との対談でこんな不安を口にしている。 「それにしても私、安倍(晋三)さんがこれほど長期政権になって力を持つとは思わなかった。今年になって「改憲」をはっきり言うようになったでしょう。「えっ、ウソ!いつの間に世の中そんなふうに進んだの?」って感じ」 「ほんとにちょっとまずいんじゃないかと思う」  あの林までがこんなことを言い始めるくらい、いまの日本は危ないということだろうが、その林が先日、安倍政権だけでなく、自分の夫の“ネトウヨ化“を憂う発言をして、ちょっとした話題になっている。  発言があったのは、6月27日に復刊された「朝日ジャーナル」(朝日新聞出版社)でのこと。同誌には「『若者たちの神々』のそれから」と題された林と作家・島田雅彦の対談が掲載されているのだが、その対談で林が1961年生まれの島田の年齢を聞いた後、いきなりこんな話を切り出しているのだ。 「うちの夫は団塊の世代ですが、朝日新聞を読みながら『なんだこの記事は。もう朝日をとるのはよせ』と言うのが毎朝の儀式なんです」  これに対し島田は「といっても、産経じゃないでしょう」とフォロー(?)するのだが、どうやら原因は「産経」だったらしい。林は続けて高齢者にありがちな右傾化が産経新聞のネット版によって引き起こされていると分析し始めたのだ。 「私、定年退職したオジサンってどうして右傾化していくんだろうと思っていたんですが、みんなアプリで無料の産経を読むんですよ。お金がなくて新聞とれないから。それを毎朝読んでいるからじゃないかと」  定年退職したオジサンがお金がなくて新聞が取れないかどうかはともかく、ネットにおいて産経新聞のニュースサイトの存在は確かに大きい。というのも、産経は大手メディアのなかでももっとも早くニュース配信の無料化を行ってきたからだ。  2007年10月、産経新聞は日本マイクロソフトが運営するポータルサイトと提携し「MSN産経ニュース」をスタートさせた。  当時既に「YOMIURI ONLINE」(読売新聞)、「アサヒ・コム」(朝日新聞)、「NIKKEI NET」(日本経済新聞)などがあったが、無料なのは記事冒頭だけで、その後は有料だった。しかし「MSN産経ニュース」だけはすべて無料だったことで、多くのポータルサイトも「MSN産経ニュース」をピックアップする割合が大きくなっていく。  幸いなことにMSNは2014年10月に産経との提携を解消し、複数紙の配信を開始したが、ネットにおける産経の影響力は未だに残ったままだ。実際、その影響力についてニュース解説の第一人者である池上彰もこう言っている。 「ニュースについては、最初にネットで無料配信を始めたのは産経新聞です。いまは他紙も公開するようになりましたが、産経の流通量は多いから、基本若者たちが得るニュースは産経新聞のものです。紙では産経新聞は部数が少なく影響力は極めて低いけれど、ネットでは圧倒的なのです」(「世界」2014年12月号/岩波書店)   新聞じたいの発行部数は少ないが、ネット界では絶大な影響力を誇る産経。たしかに、“オジサン”たちが 無料の産経ニュースによっていつしか洗脳されネトウヨ化したというのは、よくあるケースらしい。  しかも、1990年に林と見合い結婚した夫は、典型的な理系人間で、当時売れっ子作家の林の存在すら知らなかった浮世離れした人物として知られる。また、ことあるごとに林に“妻らしさ”を求めてくることも、林自身が面白おかしくエッセイなどに綴ってきた。  世間知らずで、もともと権力的な体質をもっている林の夫はある意味、産経にコロッと騙されてしまうタイプの人物だったということなのかもしれない。  もっとも、林はこの対談でたんに“夫のネトウヨ化”の愚痴を言いたかったわけではない。林は夫の例を引き合いに出しながら、日本のメディア状況、そして朝日の現状にこう喝を入れている。 「私は右側のものも左側のものも読んでいますが、朝日は暴力的なくらい左にいってもいいと思うんですよ。そうでもしないと、世論がどんどん右側にいっちゃう」  これはまさしく正論だ。いまでもたまに上から目線の説教をして炎上を繰り返している林だが、さすが、世の中の空気やメディアに対する嗅覚は衰えていないということだろう。  ちなみに、対談でこうした鋭い発言を連発した林に、相手の島田は「『男のメンツ』とか言ってるバカなオッサンたちをたしなめる伯爵夫人的なポジション二ングを目指すべき。(略)林さんは今まさに、そういう役割をされてますね」と話していたが、それに対する林の答えもまたふるっていた。 「してませんよ。それは曽野綾子さんとかじゃない? 曽野さんって、何を言っても怒られないし。以前も『出産したら会社はお辞めなさい』という発言しても許されている希有な存在です」  謙遜するふりをして微妙に曽野をディスる林。この怖いもの知らずの感じを見ていると、林が曽野のポジションにとって代わる可能性は十分あるかもしれない。そして、そのほうがずっとマシであることは言うまでもない。 (伊勢崎馨)

笑って泣けるホラー『死霊館 エンフィールド事件』のワイルド・スピード的方法論

【リアルサウンドより】  「笑って泣ける〇〇」とは、宣伝でよく使われる定型句の一つであるが、現在公開中の『死霊館 エンフィールド事件』は「笑って泣けるホラー映画」と言うべきだろう。  本作は、アメリカに実在する心霊研究家ウォーレン夫妻が、実際に体験した怪事件を描く! という触れ込みの『死霊館(13年)』の続編だ。前作は『SAW』(04年)でデビュー後、『狼の処刑宣告』(07年)『インシディアス』(10年)など、快作を連発し続けていたジェームズ・ワンが監督を務め、幽霊屋敷モノという古典的なテーマながら、「音」と「映像」を巧みに使うことで新鮮な恐怖映画に仕上がっていた。その続編である『エンフィールド事件』では、もちろんワン監督と主要キャストが続投。舞台をイギリスに移し、ウォーレン夫妻が再び悪霊の住む家の恐怖に挑むわけだが……その映画の方向性は、前作とは明らかに異なっている。ワン監督の見事な恐怖演出に加えて(ワン監督の必殺技とも言える、独特のカメラワークが連発!)、今までのワン監督にはなかったとも言える、エモーショナルな部分が加味されているのだ。つまり、怖いところはとことん怖く、その一方で笑えるところは笑えて、しかも胸に来るようなエモーショナルさがあるのだ。俗にも「恐怖と笑いは紙一重」と言うが、それゆえに、そのバランスをコントロールするのは難しい。「恐怖」に傾き過ぎれば「ドン引き」に、笑いに傾きすぎれば「どっちらけ」の状態になりがちだ。しかも「泣ける」的な要素を加えるとなると――、三つの要素を全て立たせるのは至難の業だ。しかし、ワン監督はそれを成し遂げている。これはちょっと異常と言ってもいいだろう。いったいワン監督は何故、こんな難しい仕事をやってのけることができたのか?
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 ここで注目すべきはワン監督の前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)だ。『ワイルド・スピード』と言えば、2016年現在、最も成功しているフランチャイズ映画であり、まさにハリウッド・エンタテイメントの超王道と言っていいだろう。『SKY MISSION』も、ロスの暴走族が世界を救うために車で空を爆走する娯楽大作であり、同時に主演のポール・ウォーカーの事故死という不幸に見舞われた作品でもある。この映画でワン監督はロスの街中でミサイルが飛び交う大アクションを演出しつつ、ポール・ウォーカーとの映画史上に残る感動的な「別れ」を描いてみせた。この別れのシーンは世界中を涙で包み、ここで印象的に使われたウィズ・カリファの楽曲『See You Again』は12週連続ビルボードチャート1位という特大ヒットになった。  ワン監督は恐らくここで何かを掴んだのだろう。その何かとは……、ワイルド・スピード的な方法論、つまり「ワイスピメソッド」とも言うべきものである。つまり、驚異的なテンポの良さと、友情の尊さという普遍的なテーマを主題に置き、その友情が最高に高まる瞬間を音楽で印象的に盛り上げるやり方だ。そう思って見ると、本作の随所にワイスピ的な部分が確認できる。ウォーレン夫妻や、心霊現象に苦しむイギリスの絆を感じさせる描写は、明らかに前作より強くなっている。この「ファミリー感」はワイスピのそれに近い。さらに、特筆すべきは音楽の使い方である。本作ではエルヴィス・プレスリーの『好きにならずにいられない』が使われているが、これがワイスピの『See You Again』にも勝るとも劣らないエモーショナルなシーンを作り上げている。それに、心なしかウォーレン旦那は前作以上にタフガイになっているし、クライマックスは、ほとんどアクション映画のテンションだ。劇中でチラっと出てくる車を走らせるシーンも、若干ワイスピっぽくカッコいい撮り方をしている。
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 本作はワイスピのノリがあるホラー映画である。もちろん、このようなワイスピのノリを持ち込んでおきながら、怖いところはちゃんと怖い。しかも、人を選ぶグロテスクなシーンもほとんどなく、家族やカップルで見るのにも最適だろう。本作は、怖くて、笑えて、泣ける、極上のエンタテイメント映画である。まさに夏休みにピッタリの映画だと言えよう。 ■加藤ヨシキ ライター。1986年生まれ。暴力的な映画が主な守備範囲です。 『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』に記事を数本書いています。 ■公開情報 『死霊館 エンフィールド事件』 7月9日(土)新宿ピカデリーほか全国公開 監督:ジェームズ・ワン 原案:チャド&ケイリー・ヘイズ、ジェイムズ・ワン 脚本:チャド&ケイリー・ヘイズ、ジェイムズ・ワン、デイビッド・レスリー・ジョンソン 出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、フランカ・ポテンテほか 配給:ワーナー・ブラザース映画 2016/アメリカ/シネスコ/デジタル/原題:The Conjuring 2  (c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト:www.shiryoukan-enfield.jp

笑って泣けるホラー『死霊館 エンフィールド事件』のワイルド・スピード的方法論

【リアルサウンドより】  「笑って泣ける〇〇」とは、宣伝でよく使われる定型句の一つであるが、現在公開中の『死霊館 エンフィールド事件』は「笑って泣けるホラー映画」と言うべきだろう。  本作は、アメリカに実在する心霊研究家ウォーレン夫妻が、実際に体験した怪事件を描く! という触れ込みの『死霊館(13年)』の続編だ。前作は『SAW』(04年)でデビュー後、『狼の処刑宣告』(07年)『インシディアス』(10年)など、快作を連発し続けていたジェームズ・ワンが監督を務め、幽霊屋敷モノという古典的なテーマながら、「音」と「映像」を巧みに使うことで新鮮な恐怖映画に仕上がっていた。その続編である『エンフィールド事件』では、もちろんワン監督と主要キャストが続投。舞台をイギリスに移し、ウォーレン夫妻が再び悪霊の住む家の恐怖に挑むわけだが……その映画の方向性は、前作とは明らかに異なっている。ワン監督の見事な恐怖演出に加えて(ワン監督の必殺技とも言える、独特のカメラワークが連発!)、今までのワン監督にはなかったとも言える、エモーショナルな部分が加味されているのだ。つまり、怖いところはとことん怖く、その一方で笑えるところは笑えて、しかも胸に来るようなエモーショナルさがあるのだ。俗にも「恐怖と笑いは紙一重」と言うが、それゆえに、そのバランスをコントロールするのは難しい。「恐怖」に傾き過ぎれば「ドン引き」に、笑いに傾きすぎれば「どっちらけ」の状態になりがちだ。しかも「泣ける」的な要素を加えるとなると――、三つの要素を全て立たせるのは至難の業だ。しかし、ワン監督はそれを成し遂げている。これはちょっと異常と言ってもいいだろう。いったいワン監督は何故、こんな難しい仕事をやってのけることができたのか?
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 ここで注目すべきはワン監督の前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)だ。『ワイルド・スピード』と言えば、2016年現在、最も成功しているフランチャイズ映画であり、まさにハリウッド・エンタテイメントの超王道と言っていいだろう。『SKY MISSION』も、ロスの暴走族が世界を救うために車で空を爆走する娯楽大作であり、同時に主演のポール・ウォーカーの事故死という不幸に見舞われた作品でもある。この映画でワン監督はロスの街中でミサイルが飛び交う大アクションを演出しつつ、ポール・ウォーカーとの映画史上に残る感動的な「別れ」を描いてみせた。この別れのシーンは世界中を涙で包み、ここで印象的に使われたウィズ・カリファの楽曲『See You Again』は12週連続ビルボードチャート1位という特大ヒットになった。  ワン監督は恐らくここで何かを掴んだのだろう。その何かとは……、ワイルド・スピード的な方法論、つまり「ワイスピメソッド」とも言うべきものである。つまり、驚異的なテンポの良さと、友情の尊さという普遍的なテーマを主題に置き、その友情が最高に高まる瞬間を音楽で印象的に盛り上げるやり方だ。そう思って見ると、本作の随所にワイスピ的な部分が確認できる。ウォーレン夫妻や、心霊現象に苦しむイギリスの絆を感じさせる描写は、明らかに前作より強くなっている。この「ファミリー感」はワイスピのそれに近い。さらに、特筆すべきは音楽の使い方である。本作ではエルヴィス・プレスリーの『好きにならずにいられない』が使われているが、これがワイスピの『See You Again』にも勝るとも劣らないエモーショナルなシーンを作り上げている。それに、心なしかウォーレン旦那は前作以上にタフガイになっているし、クライマックスは、ほとんどアクション映画のテンションだ。劇中でチラっと出てくる車を走らせるシーンも、若干ワイスピっぽくカッコいい撮り方をしている。
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 本作はワイスピのノリがあるホラー映画である。もちろん、このようなワイスピのノリを持ち込んでおきながら、怖いところはちゃんと怖い。しかも、人を選ぶグロテスクなシーンもほとんどなく、家族やカップルで見るのにも最適だろう。本作は、怖くて、笑えて、泣ける、極上のエンタテイメント映画である。まさに夏休みにピッタリの映画だと言えよう。 ■加藤ヨシキ ライター。1986年生まれ。暴力的な映画が主な守備範囲です。 『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』に記事を数本書いています。 ■公開情報 『死霊館 エンフィールド事件』 7月9日(土)新宿ピカデリーほか全国公開 監督:ジェームズ・ワン 原案:チャド&ケイリー・ヘイズ、ジェイムズ・ワン 脚本:チャド&ケイリー・ヘイズ、ジェイムズ・ワン、デイビッド・レスリー・ジョンソン 出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、フランカ・ポテンテほか 配給:ワーナー・ブラザース映画 2016/アメリカ/シネスコ/デジタル/原題:The Conjuring 2  (c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト:www.shiryoukan-enfield.jp