4月期の民放連続ドラマ(プライム帯)がすべて終了したが、嵐メンバー主演ドラマの独壇場ともいえる結果となった。 昨年10月期『下町ロケット』(TBS系/阿部寛主演)の平均視聴率18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)には及ばなかったが、平均17.1%で、ダントツのトップとなったのは松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(同/日曜午後9時~)。松本の主演ドラマは、2014年1月期『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)以来、2年3カ月ぶりとあって、ファンからの待望論も多かったと思われるが、それだけで視聴率が取れるほど甘くはない。弁護士ドラマながら、コミカルなシーンも多く、肩ひじ張らずに見られる内容だったのが功を奏した模様。むろんヒロイン・榮倉奈々、香川照之らの好アシストも光った。『失恋ショコラティエ』の平均12.3%を大きく上回った松本の次回主演作に、早くも期待感が高まることとなった。 『99.9』とは大差が付いてしまったが、大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系/水曜午後10時~)が平均12.9%で2位。ヒロインはNHK連続テレビ小説『あさが来た』でブレークした波瑠とあって、もう少し高い数字が期待されたものの、最低が11.5%(第5話)と終始安定した視聴率で推移。最終回(第10話)では16.0%と高い視聴率をマークし、有終の美を飾った。次に大野が連ドラ主演を務めるのは、いつになるのか? 松本同様、その動向が気になるところだ。 06年4月期にシーズン1がスタートした『警視庁捜査一課9係』のシーズン11(テレビ朝日系/渡瀬恒彦主演/水曜午後9時~)は、平均12.2%で根強い人気を示した。11話すべてで2ケタ台を記録する抜群の安定感で、平均視聴率も11シーズン連続で2ケタ台をマーク。渡瀬は胆のうがんと闘いながら撮影を続けたというが、その役者根性には敬意を表したい。 竹野内豊主演の弁護士ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)は、『99.9』と打って変わって硬派なドラマだったが、平均10.8%でなんとか2ケタ台をキープ。ヒロイン・松雪泰子の相応の容姿が気になったが、テレ朝看板枠の「木9」で結果を出したのは評価に値する。竹野内は14年10月期『素敵な選TAXI』(フジテレビ系/平均10.3%)以来、1年半ぶりの連ドラ主演となったが、連続で2ケタ台をマークして面目を保った。 私生活では、渡部篤郎との長すぎる交際に終止符を打ったとみられている中谷美紀の主演作『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系/金曜午後10時~)は、3度10%台を記録したが、全般的に伸び悩んで、平均9.0%に終わった。中谷は前回の主演ドラマ『ゴーストライター』(15年1月期/フジテレビ系)でも、平均8.7%にとどまっており、2ケタ台を取るのは厳しいところか……。 福山雅治にとって、13年4月期『ガリレオ』第2シーズン(フジテレビ系/平均19.9%)以来、3年ぶりの連ドラ主演作として注目を集めた『ラヴソング』(フジテレビ系/月曜午後9時~)は、初回こそ10.6%で2ケタ台をマークしたが、第2話以降、1ケタ台を連発。第6話、第7話では月9史上、単話でのワーストとなる6.8%を記録。最終回も9.3%と2ケタ台に乗せられず。全話平均は8.5%で、前期の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純&高良健吾主演)の9.7%を大きく下回り、月9史上ワースト視聴率を更新してしまった。 これまで、“高視聴率男”として君臨してきた福山の株は暴落。逆に、低視聴率ながら、ヒロインに大抜擢をされた無名のシンガーソングライター・藤原さくらは、同ドラマの主題歌「Soup」がオリコン・ヒットチャートで上位に食い込んでおり、ブレークのきっかけをつかんだのはなんとも皮肉。 宮藤官九郎が脚本を手掛けた『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系/岡田将生主演/日曜午後10時30分~)は、作品自体の評価は悪くはなかったが、平均8.4%に終わり、昨年4月期にスタートした同枠ドラマで最低視聴率となってしまった。クドカンにとって、初の社会派ドラマとなったが、前回担当した『ごめんね青春!』(TBS系/14年10月期)は平均7.7%と爆死しており、そのリベンジは果たせなかった。 木村佳乃の“危ない妻”ぶり、相武紗季の体当たり演技が話題となった『僕のヤバイ妻』(伊藤英明主演/フジテレビ系/火曜午後10時~)は、最終回(第9話)のみ10.2%と2ケタ台をマークしたが、それまでが伸びきれず、平均8.2%に終わった。 黒木華にとって、連ドラ初主演となった『重版出来!』(TBS系/火曜午後10時~)は、1度も2ケタ台に乗せることはできず、平均8.0%にとどまり、裏の『僕のヤバイ妻』に僅差で敗退。演技力には定評がある黒木だが、主役としては結果を残せなかった。やはり、脇役向きの女優か……。 今が旬の福士蒼汰、土屋太鳳のコンビで臨んだ『お迎えデス。』(日本テレビ系/土曜午後9時~)は、初回こそ10.3%をマークしたが、その後は1ケタ続き。第3話以降は6~8%台に低迷し、平均7.9%と惨敗。福士としては、次回主演作で、その真価が問われることになりそうだ。 松下奈緒が役づくりのため、自慢のロングヘアーをバッサリ切り、初の3枚目に挑んだ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系/木曜午後10時~)は、平均5.6%と爆死、最高が初回の6.8%、第3話では4.9%と禁断の「5%割れ」も記録。結果として、松下の3枚目はファンを失望させ、視聴者に受け入れられなかった。もともと、「数字を持っていない」とも言われてきた松下は、これまで、演技力より、その美貌で視聴者を引きつけてきたともいえる。年齢的にも三十路を過ぎ、そろそろ主役にこだわらず、脇役に活路を見いだす時期なのかもしれない。 フジテレビが3年ぶりに復活させた「日9」枠の『OUR HOUSE』(芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演/日曜午後9時~)は、裏の『99.9』に完敗を喫し、平均4.5%の大爆死。初回から、いきなり4.8%と「5%割れ」。5%を超えたのは、第2話(5.0%)、第5話(5.4%)、第6話(6.1%)の3回だけ。最終回(第9話)は、今期の民放プライム帯の連ドラで最低値となる3.3%で、ひっそり幕を閉じた。“天才子役”として名を馳せてきた芦田にとっては、まさに“黒歴史”となった。また、朝ドラ『マッサン』でブレークしたシャーロットは旬をすぎた感あり。「TBS日曜劇場」の裏となる、この枠は、今後も苦戦しそうだ。 深夜帯では、栗山千明のドロドロ不倫ドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系/金曜午後11時15分~)が平均7.7%で健闘した。 嵐の松本、大野の活躍が目立った春ドラマ。フジは今期も4作すべてが惨敗して、2期連続全ドラマが1ケタ台の惨状となった。 7月期は、桐谷美玲主演『好きな人がいること』(フジテレビ系/月曜午後9時~)、波瑠主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(同/火曜午後10時~)、北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系/水曜午後10時~)、松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系/木曜午後10時~)、向井理主演『神の舌を持つ男』(TBS系/金曜午後10時~)などが話題作。波瑠、松嶋の起用で、瀕死のフジが巻き返すことができるか注目が集まる。 <2016年4月期 民放プライム帯連続ドラマ 平均視聴率ランキング> ※視聴率は「加重平均」。テレビ東京系及び『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)は対象外 1位 『99.9-刑事専門弁護士-』全10話 17.1% 2位 『世界一難しい恋』全10話 12.9% 3位 『警視庁捜査一課9係』season11 全11話 12.2% 4位 『グッドパートナー 無敵の弁護士』全9話 10.8% 5位 『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』全10話 9.0% 6位 『ラヴソング』全10話 8.5% 7位 『ゆとりですがなにか』全10話 8.4% 8位 『僕のヤバイ妻』全9話 8.2% 9位 『重版出来!』全10話 8.0% 10位 『お迎えデス。』全9話 7.9% 11位 『早子先生、結婚するって本当ですか?』全9話 5.6% 12位 『OUR HOUSE』全9話 4.5% ※参考 主な深夜ドラマ ◎『不機嫌な果実』全7話 7.7% ◎『火の粉』(フジテレビ系/土曜午後11時40分~) 全9話 4.4% (文=森田英雄)TBS系『99.9-刑事専門弁護士-』番組サイトより
日別アーカイブ: 2016年6月27日
AKB48が国民的アイドルから“わからないアイドル”に……東野幸治&宮藤官九郎が「6位以下、わからない」
26日放送のニュースバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、「第8回 AKB48選抜総選挙」で1位に輝いたHKT48の指原莉乃が出演。共演者から、若手メンバーの知名度の低さを指摘される一幕があった。 MCの東野幸治は、今年の選抜総選挙の順位を1位から順に読み上げたが、5位まで紹介したところで「(5位の)柏木由紀さんまでわかったんですけれども、途中からもうわからないですもん」と読み上げを中断。ダウンタウン・松本人志も「わっからへんもんなあ……」と同調し、脚本家の宮藤官九郎も「それから先(6位以降)、わかんないですね」と続いた。また、松本は、同局で生中継された総選挙特番について「オンエア、1秒たりとも見てない」と明かし、作家の古市憲寿も「あまり興味がない」とコメントしていた。 同番組出演者の関心の低さが浮き彫りとなったが、中でも東野は、数年前にTwitterで「不覚にも今フライングゲットとビギナーとリバーをiTunesで購入してしまった」とつぶやいたほか、当時AKBだった光宗薫を「AKBの中で一番カワイイ」と評したり、メディアで前田敦子や大島優子の魅力を自分なりに解説していただけに、関心度の変化がうかがえた。 また、ネット上では、総選挙で6位に輝き、“次世代エース”と名高いHKT48・宮脇咲良のファンから、「さくらたんが、全く知られていない……」と落胆の声が上がっている。 「AKBサイドは、総監督が高橋みなみから横山由依に引き継がれたタイミングを節目とし、現在を『AKB第2章』と呼び新生AKBをアピールしているが、一般的には“わからない”メンバーが増えただけ。今年、HKT48の兒玉遥や、AKB48の向井地美音、岡田奈々、高橋朱里といった若手が多く初選抜入りしたことから、一部御用メディアは『世代交代に成功した』などと伝えているが、そう思っているのは熱狂的なファンだけで、一般的な声は、東野やクドカンのそれと同じ。今年、フジテレビの中継番組の第2部(19時~20時51分)が、平均視聴率8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで落ち込んでしまったことが、何より物語っています」(芸能ライター) 全盛期には“国民的アイドル”と称されたAKB48も、今や“わからない”アイドルに成り下がってしまったようだ。撮影=後藤秀二
「マスゾエする」が流行語に? 舛添氏辞職の裏側と都知事選の候補評
Photo by shibainu from Flickr
国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。
■舛添氏辞職の裏側
6月21日、ついに舛添東京都知事(当時)が辞職しました。あまりにも「セコい」政治資金の使い道に、小学生たちの間でもケチな人を「マスゾエ」と呼んだり、「セコイことをするな」を「マスゾエするな」なんて言ったりするのがはやっているようです。
サラリーマンの間でも、「今日の(プライベートの)飲み代は、(領収書の宛名を空欄でもらって)マスゾエしちゃおうかな~」なんて冗談で言うそうです。ここまで人気が落ちるとは誰も想像できませんでしたね。
とはいえ今回の「疑惑」が出てきた当初は、選挙で応援してきた手前もあって、自民党本部は舛添さんをかばうつもりで静観していました。時が過ぎれば、世間の関心も薄れて、疑惑をうやむやにできると考えていたんですね。
そもそも都知事選挙には広報の費用などだいたい50億円くらいかかります。もちろん全部税金ですね。前知事の所業(政治資金のセコい私的使用)のために50億円をまた使うことになるのは、もったいないですよね。それに、7月には参院選が控えていて、政党はどこもタイヘンです。
なので、党本部としては「ケシカランけど、辞任するほどじゃないってことでいいか」となっていたのです。もちろん、陰では「なぜ潔く謝罪できないのか! 違法でなくても、不適切なのは明らかだろ!」と自民党の皆さんも怒ってましたよ。
やはり、会見で「第三者に精査させる」と繰り返しただけで、謝罪しなかったことから流れが変わったようです。都民だけでなく国民の怒りまで買ってしまい、自民党も参院選への影響を考えて、かばいきれなくなったんですね。優秀だったのに、なんでこんなふうになっちゃったんですかね。
■都知事選のゆくえ
さて、次の都知事は誰になるのでしょうか。読者の皆さんは誰がいいと思いますか? このコラムを読んでいただいている頃には、候補者が固まっていると思います。ただし、舛添さんの行政手腕は評価されていたので、それ以上の能力の方はなかなかいないと思います。「舛添さんよりケチでない人」とか、「公私混同しない人」という観点で決まっちゃうんでしょうか。それもどうなんでしょう?
結局、都知事選には出馬しないようですが、民進党代表代行の蓮舫さんの名前も候補として挙がっていましたよね。先日、神澤が通っているエステサロンのスタッフさんが「私、蓮舫さんが結構好きなんです。都知事になってくれたらうれしいな」と言っていてびっくりしました(笑)。永田町で評判が悪くても世間では人気の高い議員っているんだなぁと思いました。舛添さんも、そうでしたよね。
神澤も、「女性都知事」の誕生は同じ女性として楽しみですが、蓮舫さんはどうなんでしょうかという感じ。政治は人気だけじゃダメなんです。蓮舫さんは事業仕分けで知名度を上げましたが、正直、実績は何もない感じ。官僚を怒鳴りつけている様子は、ただのヒステリーばばあでした。私たち秘書にも当り散らすので、「永田町からいなくなってくれるなら万歳」と言っている秘書仲間もいたくらいです。
蓮舫さんは「自ら出馬を辞退」と報道されていますが、民進党が一丸となって自分を応援してくれそうにない、ということと、東京のトップとしての実力がないという自覚から、出馬に後ろ向きになったというのが実態のようです。超びびりで有名な蓮舫さんらしいです。
だいたいどこにでも秘書を同行させるので、永田町では「芸能人か!」と呆れられています。まあキャンギャル出身ですから、そういう気分が抜けないのかもしれませんね。でも、秘書が同行すると交通費や宿泊費が単純に倍になりますから、予定の2倍の経費を請求された地方の事務局から苦情が来ることも多いです。連れて行くなら自腹でお願いしたいです。なので、もし都知事になっていたら、舛添さん以上に「視察費用」がかさんでしまったかもしれないですよ。
あとは、「嵐」の櫻井翔くんのパパ(櫻井俊元総務事務次官)も話題に出ましたね。今のところは固辞されているようです。もちろん政官界とのつながりはあるでしょうが、今あえて火中の栗を拾いますかねえ。だって、総務省の事務方トップなんて、天下り先はいくらでもあるんですよ。テレビ東京の社長さんにもなれるそうです(笑)。都知事になれば、何をやっても批判されるのは明らかですから、そんなにカンタンには引き受けないんじゃないかなあと。
■まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がない
ほかにも名前が挙がってますが、秘書たちも候補者が誰になるのか興味津々で予想し合ってます。国会議員もそうですが、本当に能力があって、まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がないのが実情です。元鳥取県知事の片山善博さんの出馬が決定したという情報がありますが、やっぱり外見は地味ですよね。
なお、6月21日には、元総務大臣の鳩山邦夫さんがお亡くなりになりました。鳩山邦夫さんがかつて民主党にいたこと自体、忘れ去られていると思いますが、お兄さんの由紀夫さんとともに民主党を立ち上げています。その後にお兄さんと対立して離党されましたが、1999年の東京都知事選挙に民主党推薦で出馬されていたんですよ。
鳩山家といえば政治家一族で超セレブ。お祖父さんと由紀夫さんが内閣総理大臣経験者、お母さんはブリヂストン創業者の長女ですね。鳩山さん支援の依頼のために、党内の議員秘書団が協力団体を回る時には、秘書一人ひとりにハイヤーが手配されたという仰天エピソードがあります。費用は、もちろん鳩山さん持ちです。庶民派の民主党秘書にとっては、地下鉄を乗り継いで目的地へ行くのは当たり前で、鳩山財閥の資金力に舌を巻いたらしいです。
鳩山さんは、その他にもたくさんのセレブなエピソードをお持ちでしたので、それはまた今度。ちなみに、なぜかお兄さんの由紀夫さんにはあまりセレブなエピソードはありません(笑)。
実は、鳩山邦夫さんは、亡くなられる直前は激やせして髪も薄くなって、とても老けた印象だったので、秘書の間でも心配の声が上がっていたんですよ。ご冥福をお祈りいたします。
「マスゾエする」が流行語に? 舛添氏辞職の裏側と都知事選の候補評
Photo by shibainu from Flickr
国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。
■舛添氏辞職の裏側
6月21日、ついに舛添東京都知事(当時)が辞職しました。あまりにも「セコい」政治資金の使い道に、小学生たちの間でもケチな人を「マスゾエ」と呼んだり、「セコイことをするな」を「マスゾエするな」なんて言ったりするのがはやっているようです。
サラリーマンの間でも、「今日の(プライベートの)飲み代は、(領収書の宛名を空欄でもらって)マスゾエしちゃおうかな~」なんて冗談で言うそうです。ここまで人気が落ちるとは誰も想像できませんでしたね。
とはいえ今回の「疑惑」が出てきた当初は、選挙で応援してきた手前もあって、自民党本部は舛添さんをかばうつもりで静観していました。時が過ぎれば、世間の関心も薄れて、疑惑をうやむやにできると考えていたんですね。
そもそも都知事選挙には広報の費用などだいたい50億円くらいかかります。もちろん全部税金ですね。前知事の所業(政治資金のセコい私的使用)のために50億円をまた使うことになるのは、もったいないですよね。それに、7月には参院選が控えていて、政党はどこもタイヘンです。
なので、党本部としては「ケシカランけど、辞任するほどじゃないってことでいいか」となっていたのです。もちろん、陰では「なぜ潔く謝罪できないのか! 違法でなくても、不適切なのは明らかだろ!」と自民党の皆さんも怒ってましたよ。
やはり、会見で「第三者に精査させる」と繰り返しただけで、謝罪しなかったことから流れが変わったようです。都民だけでなく国民の怒りまで買ってしまい、自民党も参院選への影響を考えて、かばいきれなくなったんですね。優秀だったのに、なんでこんなふうになっちゃったんですかね。
■都知事選のゆくえ
さて、次の都知事は誰になるのでしょうか。読者の皆さんは誰がいいと思いますか? このコラムを読んでいただいている頃には、候補者が固まっていると思います。ただし、舛添さんの行政手腕は評価されていたので、それ以上の能力の方はなかなかいないと思います。「舛添さんよりケチでない人」とか、「公私混同しない人」という観点で決まっちゃうんでしょうか。それもどうなんでしょう?
結局、都知事選には出馬しないようですが、民進党代表代行の蓮舫さんの名前も候補として挙がっていましたよね。先日、神澤が通っているエステサロンのスタッフさんが「私、蓮舫さんが結構好きなんです。都知事になってくれたらうれしいな」と言っていてびっくりしました(笑)。永田町で評判が悪くても世間では人気の高い議員っているんだなぁと思いました。舛添さんも、そうでしたよね。
神澤も、「女性都知事」の誕生は同じ女性として楽しみですが、蓮舫さんはどうなんでしょうかという感じ。政治は人気だけじゃダメなんです。蓮舫さんは事業仕分けで知名度を上げましたが、正直、実績は何もない感じ。官僚を怒鳴りつけている様子は、ただのヒステリーばばあでした。私たち秘書にも当り散らすので、「永田町からいなくなってくれるなら万歳」と言っている秘書仲間もいたくらいです。
蓮舫さんは「自ら出馬を辞退」と報道されていますが、民進党が一丸となって自分を応援してくれそうにない、ということと、東京のトップとしての実力がないという自覚から、出馬に後ろ向きになったというのが実態のようです。超びびりで有名な蓮舫さんらしいです。
だいたいどこにでも秘書を同行させるので、永田町では「芸能人か!」と呆れられています。まあキャンギャル出身ですから、そういう気分が抜けないのかもしれませんね。でも、秘書が同行すると交通費や宿泊費が単純に倍になりますから、予定の2倍の経費を請求された地方の事務局から苦情が来ることも多いです。連れて行くなら自腹でお願いしたいです。なので、もし都知事になっていたら、舛添さん以上に「視察費用」がかさんでしまったかもしれないですよ。
あとは、「嵐」の櫻井翔くんのパパ(櫻井俊元総務事務次官)も話題に出ましたね。今のところは固辞されているようです。もちろん政官界とのつながりはあるでしょうが、今あえて火中の栗を拾いますかねえ。だって、総務省の事務方トップなんて、天下り先はいくらでもあるんですよ。テレビ東京の社長さんにもなれるそうです(笑)。都知事になれば、何をやっても批判されるのは明らかですから、そんなにカンタンには引き受けないんじゃないかなあと。
■まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がない
ほかにも名前が挙がってますが、秘書たちも候補者が誰になるのか興味津々で予想し合ってます。国会議員もそうですが、本当に能力があって、まじめに仕事をしている政治家は、地味で知名度がないのが実情です。元鳥取県知事の片山善博さんの出馬が決定したという情報がありますが、やっぱり外見は地味ですよね。
なお、6月21日には、元総務大臣の鳩山邦夫さんがお亡くなりになりました。鳩山邦夫さんがかつて民主党にいたこと自体、忘れ去られていると思いますが、お兄さんの由紀夫さんとともに民主党を立ち上げています。その後にお兄さんと対立して離党されましたが、1999年の東京都知事選挙に民主党推薦で出馬されていたんですよ。
鳩山家といえば政治家一族で超セレブ。お祖父さんと由紀夫さんが内閣総理大臣経験者、お母さんはブリヂストン創業者の長女ですね。鳩山さん支援の依頼のために、党内の議員秘書団が協力団体を回る時には、秘書一人ひとりにハイヤーが手配されたという仰天エピソードがあります。費用は、もちろん鳩山さん持ちです。庶民派の民主党秘書にとっては、地下鉄を乗り継いで目的地へ行くのは当たり前で、鳩山財閥の資金力に舌を巻いたらしいです。
鳩山さんは、その他にもたくさんのセレブなエピソードをお持ちでしたので、それはまた今度。ちなみに、なぜかお兄さんの由紀夫さんにはあまりセレブなエピソードはありません(笑)。
実は、鳩山邦夫さんは、亡くなられる直前は激やせして髪も薄くなって、とても老けた印象だったので、秘書の間でも心配の声が上がっていたんですよ。ご冥福をお祈りいたします。
『めちゃイケ』、ビュッフェで手づかみシーンに批判噴出! 「食べ物で遊ぶな」「不快」と炎上
『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)公式サイトより
25日放送のバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で、出演者たちが手づかみで食事をするといったシーンが放送され、ネット上で「下品すぎる」と批判が噴出している。
その企画は、「オ・サール高校創立6ヶ月記念 初めての修学旅行」。ナインティナインの岡村隆史や、キングコングの梶原雄太、FUJIWARAの原西孝幸といった猿顔のタレントたちが集められ、“サル力”の高い行動を競い合った。そこで出演者一同は、レストランのランチビュッフェに移動して、各々の方法で昼食をとったのだが……。
加藤シゲアキは落下も!? 『QUARTETTO』ツアーで、NEWSメンバーが最も苦労した演出
6月12日で幕を閉じたNEWSのツアー『NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO』。21日深夜放送のラジオ番組『KちゃんNEWS』(文化放送)では、メンバーの小山慶一郎と増田貴久が今回のツアーの演出についてトークした。
特に盛り上がっていたのが「シリウス」という楽曲の演出について。歌い出しはスモークで足元が見えないが、冒頭の手越パートが終わると、ミニセグウェイに乗ったメンバーが一斉に滑り出すというもの。ミニセグウェイを使った演出は、ジャニーズグループの中でも初めて。「シリウスの演出びっくりした! 新しい!」「自由自在にミニセグウェイを乗りこなすのカッコ良かった」など、コンサートに足を運んだファンからの評判も上々だ。
実の娘の「全裸虐待写真」を元妻に送りつけ……離婚率上昇中の中国で、父子家庭の児童虐待事件が続発
児童虐待が社会問題となっている中国だが、ネット上には虐待被害を訴える投稿が相次いでいる。 14日早朝6時頃、「Nongstone567」というアカウントが中国版Twitter「微博」で悲痛な訴えを投稿した。 「離婚した元夫が、実の娘を殴り殺すと言いふらしています。しかも、私にわざわざその証拠を送りつけてきました。メディアのみなさん、助けてください。親権を取り返し、犯罪者を処罰したいんです!」女児が虐待を受けていると、メディアに助けを求める微博への投稿
その投稿には、4枚の写真が添えられていた。全裸にされた女児の全身があざや切り傷だらけという、目を覆いたくなるような写真だった。これは8日に撮影されたもので、10日に元夫からメールで受け取ったという。 投稿はすぐさま拡散され、この父子が住む河北省石家荘市の警察当局が捜査に乗り出した。ところが、父親は6日に女児を連れ、浙江省杭州市に逃げていたことが判明。14日午後4時、同市の警察当局がホテルに滞在中の父親の身柄を拘束し、女児は無事保護されたのだった。 「合肥網」(6月15日付)などが伝えたところによると、父親の女児への暴力は今年3月から始まり、毎回、元妻にわざわざ知らせていたという。父親は警察の取り調べに対し、元妻が娘を殴ったことによる傷だと主張したが、女児は父親から殴られたと証言。今のところ、虐待した理由は明らかになっていない。 ネット上では父親への非難が殺到したが、「いつになったら、児童虐待への対策を重視するんだ?」と政府を批判する意見もあった。 去る5月19日には、顔にあざや切り傷のある6歳女児を映した動画が公開され、話題となった。「華西都市報」(同22日付)によると、四川省崇州市で暮らしているという女児は、その動画で「パパも新しいママも嫌い。ママに会いたい」と発言している。継母からは殴られただけでなく、食事も満足に与えられていなかったという。
動画の撮影者と女児の関係については不明だが、女児の惨状を訴えるべく、ネット上に公開したものとみられる。 両者に共通しているのは、父子家庭だったということだ。中国では近年、離婚率が上昇。民政部が2015年に発表した「社会服務発展統計公報」によると、14年に離婚した夫婦は363万7,000組で、前年比3.9%増。大都市においては、夫婦の3割が離婚する計算になるという。 「日本では、母子家庭に比べ、ごくわずかな数の父子家庭ですが、中国では比較的一般的。ただ、祖父母など、ほかの家族がいない父子家庭では、子どもが父親から虐待を受けるケースが少なくない」(中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏) 政府は15年12月に「反家庭暴力法」を制定。今年3月1日に施行され、ドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待への対応を目的としているが、中国の法律専門家は、その効果を疑問視する。 「条文には罰則規定が明記されているが、1,000元(約1万6,000円)以下の罰金と15日以下の拘留と軽く、抑止効果への期待はできない。そもそも中国には日本の児童相談所のような機関もないため、専門家に相談することもできない。駆け込む場所がない女性は、SNSに投稿するしかない」 こうした事件は二度と起きてほしくないが、児童虐待は今後も、ますます増えていきそうだ。 (文=中山介石)四川省崇州市では、虐待を受けた女児の動画が公開された
実の娘の「全裸虐待写真」を元妻に送りつけ……離婚率上昇中の中国で、父子家庭の児童虐待事件が続発
児童虐待が社会問題となっている中国だが、ネット上には虐待被害を訴える投稿が相次いでいる。 14日早朝6時頃、「Nongstone567」というアカウントが中国版Twitter「微博」で悲痛な訴えを投稿した。 「離婚した元夫が、実の娘を殴り殺すと言いふらしています。しかも、私にわざわざその証拠を送りつけてきました。メディアのみなさん、助けてください。親権を取り返し、犯罪者を処罰したいんです!」女児が虐待を受けていると、メディアに助けを求める微博への投稿
その投稿には、4枚の写真が添えられていた。全裸にされた女児の全身があざや切り傷だらけという、目を覆いたくなるような写真だった。これは8日に撮影されたもので、10日に元夫からメールで受け取ったという。 投稿はすぐさま拡散され、この父子が住む河北省石家荘市の警察当局が捜査に乗り出した。ところが、父親は6日に女児を連れ、浙江省杭州市に逃げていたことが判明。14日午後4時、同市の警察当局がホテルに滞在中の父親の身柄を拘束し、女児は無事保護されたのだった。 「合肥網」(6月15日付)などが伝えたところによると、父親の女児への暴力は今年3月から始まり、毎回、元妻にわざわざ知らせていたという。父親は警察の取り調べに対し、元妻が娘を殴ったことによる傷だと主張したが、女児は父親から殴られたと証言。今のところ、虐待した理由は明らかになっていない。 ネット上では父親への非難が殺到したが、「いつになったら、児童虐待への対策を重視するんだ?」と政府を批判する意見もあった。 去る5月19日には、顔にあざや切り傷のある6歳女児を映した動画が公開され、話題となった。「華西都市報」(同22日付)によると、四川省崇州市で暮らしているという女児は、その動画で「パパも新しいママも嫌い。ママに会いたい」と発言している。継母からは殴られただけでなく、食事も満足に与えられていなかったという。
動画の撮影者と女児の関係については不明だが、女児の惨状を訴えるべく、ネット上に公開したものとみられる。 両者に共通しているのは、父子家庭だったということだ。中国では近年、離婚率が上昇。民政部が2015年に発表した「社会服務発展統計公報」によると、14年に離婚した夫婦は363万7,000組で、前年比3.9%増。大都市においては、夫婦の3割が離婚する計算になるという。 「日本では、母子家庭に比べ、ごくわずかな数の父子家庭ですが、中国では比較的一般的。ただ、祖父母など、ほかの家族がいない父子家庭では、子どもが父親から虐待を受けるケースが少なくない」(中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏) 政府は15年12月に「反家庭暴力法」を制定。今年3月1日に施行され、ドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待への対応を目的としているが、中国の法律専門家は、その効果を疑問視する。 「条文には罰則規定が明記されているが、1,000元(約1万6,000円)以下の罰金と15日以下の拘留と軽く、抑止効果への期待はできない。そもそも中国には日本の児童相談所のような機関もないため、専門家に相談することもできない。駆け込む場所がない女性は、SNSに投稿するしかない」 こうした事件は二度と起きてほしくないが、児童虐待は今後も、ますます増えていきそうだ。 (文=中山介石)四川省崇州市では、虐待を受けた女児の動画が公開された







