“小さいおじさん”こと嵐・大野智が主演を務めるラブコメディ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の最終話。自己最高となる平均視聴率16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、有終の美を飾りました。 さて、前回、美咲(波瑠)とハグすることに成功した零治(大野)ですが、その先に進めるでしょうか? <前回(第9話)の内容はこちら> ■大野くん初の(女性との)キスシーン! 次の日、零治がキスもせずに別れたことに眉をひそめる秘書の舞子(小池栄子)ですが、零治は「汚れきったこの日本で、純愛を守る最後の砦」だと自画自賛。 後日、美咲がホテルを建てようとしている土地を、2人で見に行くことに。着くやいなや、雑草をプチプチと抜きながら、しりとりをする2人。「レミゼラブル→ルミノール反応→ウィンストン・チャーチル→ルクセンブルク→唇」。美咲が「唇」と言った途端、頭がキスのことでいっぱいになる零治。「ルービックキューブ→武士道→ウコンエ“キス”→スマホ→ホッチ“キス”→砂場→梅肉エ“キス”→スリランカ→カナダ→大英帝国→口づけ→警戒態勢→いさなみすやお→汚名返上→ウルグアイ→いさなみしほ→本音→寝癖→接吻!」と、零治がしりとりに負けた勢いで「んー!」とチューしちゃいました。開始10分でチューとは、不意をつかれました。うっかりトイレに行くところでした。 大野くんのキスシーンについては、相手役が発表された1月時点で、キスシーンの有無がファンの間で話題となっていました。なぜなら、彼はこれまで女性とのキスシーンの経験がなかったからです(男性とは経験済み)。当時のファンの予想では、「キスシーンはありそうだけど、ライトなキス止まりでは?」というのがあらかたの予想で、これが見事的中する結果となりました。また、大野は昨年9月に、女優・夏目鈴との同棲疑惑が「フライデー」(講談社)に報じられたばかりのため、これを思い起こさせるような生々しいラブシーンはしばらくないだろう、というのが多くのファンの見解のようです。これを踏まえると、『セカムズ』で描かれるピュアな主人公は、ジャニーズによるイメージ回復戦略の一環といえるかもしれません。 ちなみに、来夏公開予定の主演映画『忍びの国』の相手役は石原さとみのようですが、「抱擁シーンはあるのですが、キスシーンまではないようです」(テレビ局関係者)とのこと。波瑠との貴重なキスシーン画像は今後、有名画像「チャリで来た」並みにベタベタ貼られそうですね。 ■美咲にコロコロ転がされる零治 別の日、美咲の家に初めてお泊まりする零治。2人は手をつなぎながら寝ますが、そのまま暗転。あらー。これはどっちでしょう? 視聴者の想像にお任せするってやつでしょうか? あらあらー。 あくる日、ホテル業界をドロップアウトした和田(北村一輝)と、婚約者のリリコ(中村アン)が零治の元へ。来年オープンする零治のホテルで、最初に結婚式を挙げたいと頼まれますが、和田への対抗心から「自分が先約だ」と断ってしまいます。それより、北村と中村のカップルは、何度見てもお似合いですね。北村のいつでも射精しそうな“男性ホルモン過多”ぶりには、中村くらい下品(いい意味で)な女でないと太刀打ちできない気がします。あくまでも画的に。 その後、なんだかんだあって同棲を始める2人。零治は、思い通りならないと我慢できない自分の性格を封印するため、生活の中での美咲への不満を溜め込みます。 同棲から1週間後、みるみる不機嫌になる零治。美咲に「思っていることを全部言ってください」と言われ、「いつまで敬語のままでしゃべる気だ」「ご飯は固めがいい」「目玉焼きは半熟がいい」「洗った靴下は全部くるんとしなくてもいい」などと吐き出します。そんなことまで我慢していたのかと呆れつつも、美咲がうまく歩み寄ることで、零治も次第に同棲のコツを掴み始めます。 さらに1年後、零治の新しいホテルで結婚式を挙げる和田とリリコ。一方、自分たちのペースで同棲生活を送る零治と美咲。ラストシーンは、帰宅中に美咲から「帰りに牛乳買ってきてもらえないかなあ?」と電話で頼まれた零治が、運転手の石神(杉本哲太)に「ちょっと喉かわいたな。牛乳でも買って帰るかな」と寄り道を頼んだところで『セカムズ』は終了です。 『世界一難しい恋』と言いながら、思い返せば恋愛のイニシアチブは、最初から最後まで美咲が握っていました。フランス人と過去にどんな恋愛をしていたのかわかりませんが、美咲はとんだ恋愛上級者だったのかもしれません。もしくは、サディスト。さて、『セカムズ』ファンの間では、早くも続編の話題で持ちきり。かなり余韻の残る終わり方だったので、これは続編はなくても、スペシャルドラマはありそうな臭いがプンプン! それまでは、「セカムズロス」に悩まされそうです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)
日別アーカイブ: 2016年6月16日
ファンキー加藤“人妻ハンター”だった! 気になる柴田の元妻は「指原莉乃似?」「北斗晶似?」
元ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤が、アンタッチャブル・柴田英嗣の元妻Aさんとダブル不倫をしていたことが「週刊女性」(主婦と生活社)の記事によって発覚。7日に謝罪会見を開いた加藤は事実関係を認め、謝罪した。 加藤は2013年に、ファンキーモンキーベイビーズの知名度が低かった頃から支えてくれた元マネジャーと結婚。現在、1歳半になる子どもがいる。 そんな加藤とAさんとの出会いは、一昨年末だった。 「後輩との飲みの席で知り合い、既婚者にもかかわらず、加藤のほうから声をかけて接近。出会ったその日に連絡先を交換して、口説きまくったようです。実は加藤は女好きに加え、大の人妻好きなんです。口が堅く、後腐れもなく“つまむ”のにはちょうどいいというのがその理由で、頻繁に人妻合コンに参加していました。Aさんとの飲み会でも、彼女が人妻だと知って、めちゃめちゃ食いついたのだとか」(音楽関係者) 気になるのは、柴田と加藤という芸能人を2人もモノにしたAさんの女っぷりだ。ナインティナインの岡村隆史もラジオ番組で、「元不倫相手がしばっちょの奥さん。顔見てみたいわ。めちゃくちゃべっぴんなんちゃう? と思う。そうじゃないと、そういうことになれへんと思う」と興味津々だった。 「Aさんの容姿については、見たことがある人が言うには、『AKB48の指原莉乃と板野友美を足して2で割った感じ』『石原さとみや吹石一恵のような、男なら誰もが勝負したくなるような色気がある』という声が聞こえてきます。ただ、ネット上には柴田と一緒に映っているAさんと思われる女性の目にモザイクがかかっている画像が上がっているのですが、それを見ると北斗晶っぽく見えるんですよね(笑)」(芸能記者) Aさんは柴田と05年に結婚した際も、すでに長男を身ごもっており、弁護士を立てて結婚にたどり着いた経緯がある。その後、08年に長女が生まれるも、15年5月に離婚。2人の子どもの親権はAさんが持っている。 人妻好きの加藤と魔性のAさん。なるべくしてなった今回の騒動だが、妊娠したことでただの“火遊び”では済まなかったようだ。『ONE(初回生産限定盤B)(DVD付)』(ドリーミュージック)
小林麻耶「何もかも限界だった」? 妹・麻央の乳がん告白の一方で再注目される、島田紳助との関係
沖縄地方は早くも梅雨明けしましたが、全国的にすっきりしない天気が続いてますね。 さて、今クールは女子アナ姉妹、小林麻耶・麻央の話題がランキングを席巻。『バイキング』(フジテレビ系)の生放送中、突然画面から姿を消して以降、そのまま長期休暇に入ってしまった姉・麻耶。「精神的に不安定だった」「パニック障害」などとさまざまな臆測が飛び交いましたが、ほぼ同じタイミングで、妹・麻央の乳がんが夫の市川海老蔵から発表されました。 一方で、2011年に芸能界を引退した島田紳助との関係も再注目されてしまった麻耶。果たして、テレビでまた元気な姿を見ることはできるのでしょうか? それでは、ランキングを見ていきましょう! 第1位 原因判明せず……小林麻耶の“異変”は、あのタレントの病状とそっくり? 姉妹ともども心配だね~。 第2位 「ヤリたい奴おったら紹介したろか」島田紳助の"都合のいい女"だった小林麻耶の苦悩 す…すてきやん? 第3位 小林麻耶、長期休養の裏に“元愛人”の動向が!?「彼女は島田紳助の復帰におびえていた」 沖縄で何してんのさ? 第4位 相武紗季、スピード離婚へ!? 夫の“ブラックすぎる”素性に、スポンサー筋がドン引き…… 演技もイマイチだし、いいところなし? 第5位 東大強制わいせつ事件“不起訴”メンバーの親戚・山谷えり子議員が怖すぎる!?「敵に回すと……」 レイプ犯の親戚が防犯のトップとは…… ◆編集部厳選! イチオシ記事◆ 二極化する世界への違和感──『FAKE』森達也が“ゴーストライター”佐村河内守を撮ったワケ とても評判いいですね。 親子丼といえば「鮭イクラ丼」!? 地方あるあるマンガ 『北海道民のオキテ』『沖縄県民のオキテ』 僕の地元には、ゼリーフライという謎の食べ物があります。 「ダブってない、誰とも」R-1優勝者特番『TVの掟』が教える、ハリウッドザコシショウの真価 毎日、動画上げてたらしいです。
存在感を消すこともできる、珍しいタイプの国民的アイドル・大野智の魅力
一体、次は何を やってくれるのだろうと、ついつい目で追ってしまう不思議な求心力を持つ嵐のリーダー・大野智。
その魅力の数々に迫ります!
・”謎”でこその大野
~ただの大野智でいいと思う
・リーダー論
~みんなが頑張るから、俺も頑張ります!~
・背中で語る男の矜持
~地道。近道はしてこなかった~
・笑顔の秘密
~繋がるというのは奇跡的なこと~
・即、「無」になれる癒しの達人
~存在、いくらでも消せますから~
・集中の天才
~好きだから、必死。ただそれだけ~
・感情のたかぶりが想像力の源
~気持ちがそのまま歌になり、踊りになる
三遊亭円楽“不倫謝罪会見”の最も気持ち悪かった点――「度量の広い妻」賛美への疑問
<p> 写真週刊誌「フライデー」(講談社)に一般人女性との不倫現場を激写されたことを受け、落語家・三遊亭円楽が釈明会見を開いた。スポーツ新聞は“爆笑会見”と表現したが、私には何が面白いのかさっぱりわからず、はっきり言って不愉快だった。</p>
日本人だけのソウルフードではなかった!? 辺境作家・高野秀行が追った納豆ルポ『謎のアジア納豆』
納豆。それは、日本人だけが食べる超庶民派ソウルフード、のはずであった。ところが、実はミャンマーやタイ、ネパール、中国、ブータン、ラオスでも、古くから食べられていた――! そんな世界を股にかけた衝撃の納豆ルポ『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』(新潮社)が発売された。著者は、辺境作家のレジェンド・高野秀行氏。早稲田大学在学中の『幻獣ムベンベを追え』(PHP研究所)でデビューした彼も、まもなく50歳を迎える。にもかかわらず、まったくといっていいほどその好奇心と行動力は衰えず、まさに生きる伝説である。これまでに、コンゴ奥地の幻獣ムベンベ探し、ゴールデン・トライアングルでアヘンを栽培する村に潜入、無政府状態のソマリア国内に存在する独立国家ソマリランドを取材したりと、好奇心の赴くまま、奥へ奥へと突き進み、取材を繰り返してきた。 その高野氏が、次に目をつけたのが納豆だ。出合いは、ミャンマー北部カチン州のジャングルを歩いていたとき。密林が途切れた平原にある小さな村で、ふいに白いご飯に生卵と納豆が添えられた食事が目の前に現れた。しょうゆではなく、塩で食べたというが、ちゃんと糸も引くし、味は間違いなく日本の納豆と同じだったという。さらに、タイ北部の町・チェンマイにある、当時「麻薬王」と呼ばれていたクンサーの地下宝石工場でも“納豆汁”に出くわす。納豆は厚さ2~3ミリの薄っぺらい円盤状をしていて、薄焼きせんべいのようなものを火であぶり、杵(きね)でついて粉にし、スープにしたのだという。 高野氏は、辺境での納豆との出合いから、日本人が外国人に対し、踏み絵のごとく「納豆は食べられるのか?」と問う場面に出くわすと、ついつい口を挟んでしまう。納豆は日本人だけの専売特許ではない! と。けれど、返ってくる答えはいつも同じだ。それは「日本の納豆と同じなのか?」「作り方は?」。そこで、答えに窮していた高野氏が、アジア納豆、さらには、そもそも日本の納豆とはなんぞや、という調査に本格的に乗り出す。その答えとして、季刊誌「考える人」(新潮社)で発表。大幅に加筆して導き出した報告書が、本書だ。 例えば、ミャンマーのシャン族の場合。彼らは、日本人が納豆をソウルフードと思い込んでいるように、「納豆はわれわれのソウルフード」と豪語する。しかも、納豆のことをシャン語で「トー・ナウ」といい、それは中国語の「豆(トゥ)」から来ているというから、とても偶然とは思えない。高野氏は本格的な調査を行うため、入り口となるタイのチェンマイへと飛び、シャン料理店の美人女将に日本の納豆を差し出した。すると、「ホーム・ホーム(いい香り)」と喜び、「これ、炒めるよね?」と言って、タマネギ、生姜、唐辛子を刻み、中華鍋で炒めた後、納豆を放り込んだ! しかも、これを餅米とともに食べた……。東京に20年暮らす、シャン族のサイさんは、日本の納豆についてこう語る。「おいしいけど、日本の納豆は味がひとつしかないからね」。 ひょっとして、日本は納豆の後進国なのか? 高野氏は、これまでに培った辺境のマニアックな語学力を生かし、ミャンマーのカチン州で竹筒を使って発酵させるという幻の竹納豆、同じくミャンマーのナガ山地で暮らす元首狩り族の納豆汁、ネパールの“納豆カースト”の人々が食べるヒマラヤ納豆カレーなど、数多くのアジア納豆を求めて取材を重ねる。さらには、日本へと立ち返り、岩手県和賀町(現・北上市)に伝わるという、雪の中で納豆を発酵させる、謎の雪納豆の正体まで追いかける。 その中で高野氏は、アジア納豆とは「辺境食」ではないか? という、ひとつの結論に達する。その理由について、辺境と納豆の関係について、熱を帯びて解説されているページをめくるたび、あまりに壮大な納豆の世界に、凡人はひれ伏してしまう。読み終えたとき、“納豆観”が、変わること間違いなし。 (文=上浦未来) ●たかの・ひでゆき ノンフィクション作家。1966年、東京都八王子市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒。1989年、同大学探検部の活動を記した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかしく書く」をモットーとする。2006年『ワセダ三畳青春期』(集英社)で第1回酒飲み書店員大賞を受賞。13年『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(本の雑誌社)で第35回講談社ノンフィクション賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。その他の著書に『アヘン王国潜入記』『未来国家ブータン』(集英社)、『西南シルクロードは密林に消える』(講談社)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)などがある。『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』(新潮社)
納豆は日本人だけのソウルフードではなかった!? 辺境作家・高野秀行が追った納豆ルポ『謎のアジア納豆』
納豆。それは、日本人だけが食べる超庶民派ソウルフード、のはずであった。ところが、実はミャンマーやタイ、ネパール、中国、ブータン、ラオスでも、古くから食べられていた――! そんな世界を股にかけた衝撃の納豆ルポ『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』(新潮社)が発売された。著者は、辺境作家のレジェンド・高野秀行氏。早稲田大学在学中の『幻獣ムベンベを追え』(PHP研究所)でデビューした彼も、まもなく50歳を迎える。にもかかわらず、まったくといっていいほどその好奇心と行動力は衰えず、まさに生きる伝説である。これまでに、コンゴ奥地の幻獣ムベンベ探し、ゴールデン・トライアングルでアヘンを栽培する村に潜入、無政府状態のソマリア国内に存在する独立国家ソマリランドを取材したりと、好奇心の赴くまま、奥へ奥へと突き進み、取材を繰り返してきた。 その高野氏が、次に目をつけたのが納豆だ。出合いは、ミャンマー北部カチン州のジャングルを歩いていたとき。密林が途切れた平原にある小さな村で、ふいに白いご飯に生卵と納豆が添えられた食事が目の前に現れた。しょうゆではなく、塩で食べたというが、ちゃんと糸も引くし、味は間違いなく日本の納豆と同じだったという。さらに、タイ北部の町・チェンマイにある、当時「麻薬王」と呼ばれていたクンサーの地下宝石工場でも“納豆汁”に出くわす。納豆は厚さ2~3ミリの薄っぺらい円盤状をしていて、薄焼きせんべいのようなものを火であぶり、杵(きね)でついて粉にし、スープにしたのだという。 高野氏は、辺境での納豆との出合いから、日本人が外国人に対し、踏み絵のごとく「納豆は食べられるのか?」と問う場面に出くわすと、ついつい口を挟んでしまう。納豆は日本人だけの専売特許ではない! と。けれど、返ってくる答えはいつも同じだ。それは「日本の納豆と同じなのか?」「作り方は?」。そこで、答えに窮していた高野氏が、アジア納豆、さらには、そもそも日本の納豆とはなんぞや、という調査に本格的に乗り出す。その答えとして、季刊誌「考える人」(新潮社)で発表。大幅に加筆して導き出した報告書が、本書だ。 例えば、ミャンマーのシャン族の場合。彼らは、日本人が納豆をソウルフードと思い込んでいるように、「納豆はわれわれのソウルフード」と豪語する。しかも、納豆のことをシャン語で「トー・ナウ」といい、それは中国語の「豆(トゥ)」から来ているというから、とても偶然とは思えない。高野氏は本格的な調査を行うため、入り口となるタイのチェンマイへと飛び、シャン料理店の美人女将に日本の納豆を差し出した。すると、「ホーム・ホーム(いい香り)」と喜び、「これ、炒めるよね?」と言って、タマネギ、生姜、唐辛子を刻み、中華鍋で炒めた後、納豆を放り込んだ! しかも、これを餅米とともに食べた……。東京に20年暮らす、シャン族のサイさんは、日本の納豆についてこう語る。「おいしいけど、日本の納豆は味がひとつしかないからね」。 ひょっとして、日本は納豆の後進国なのか? 高野氏は、これまでに培った辺境のマニアックな語学力を生かし、ミャンマーのカチン州で竹筒を使って発酵させるという幻の竹納豆、同じくミャンマーのナガ山地で暮らす元首狩り族の納豆汁、ネパールの“納豆カースト”の人々が食べるヒマラヤ納豆カレーなど、数多くのアジア納豆を求めて取材を重ねる。さらには、日本へと立ち返り、岩手県和賀町(現・北上市)に伝わるという、雪の中で納豆を発酵させる、謎の雪納豆の正体まで追いかける。 その中で高野氏は、アジア納豆とは「辺境食」ではないか? という、ひとつの結論に達する。その理由について、辺境と納豆の関係について、熱を帯びて解説されているページをめくるたび、あまりに壮大な納豆の世界に、凡人はひれ伏してしまう。読み終えたとき、“納豆観”が、変わること間違いなし。 (文=上浦未来) ●たかの・ひでゆき ノンフィクション作家。1966年、東京都八王子市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒。1989年、同大学探検部の活動を記した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかしく書く」をモットーとする。2006年『ワセダ三畳青春期』(集英社)で第1回酒飲み書店員大賞を受賞。13年『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(本の雑誌社)で第35回講談社ノンフィクション賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。その他の著書に『アヘン王国潜入記』『未来国家ブータン』(集英社)、『西南シルクロードは密林に消える』(講談社)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)などがある。『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』(新潮社)
性暴力を真正面から描く映画のレイプシーンには、男の「悪意」がなかった
その映画のHPやチラシには「本作品には制作過程において検討を重ねました結果、この問題に迫るため誤解を恐れずあえて過酷な描写をしたシーンがございます」とあり、メディア関係者向けに行われた試写会では、事前に「気分が悪くなった人は退室を」と伝えられ、そうなった人の相談に乗るべく精神科医が待機していたと聞きます。
映画『月光』が、先週末に公開されました。性暴力を圧倒的なリアリティでもって描き、それがいかにして被害者の尊厳、希望、生きる意味……というより「生」そのものを打ち砕くかをあぶり出す作品として、公開前から大きな話題を呼んでいました。「過酷な描写をしたシーン」とは、性暴力シーンにほかなりません。あいまいな表現で「何が行われていたか」を観る側に想像させるのでもなく、何かのメタファーでそれを伝えるでもなく、正面きってレイプシーンをスクリーンに映し出す。しかもそれは、観た人が心身のバランスを壊すほどの迫力。見ておかなければという気持ちと、見るのが怖いという気持ちが私のなかで拮抗しましたが、見ようと決めたのは、誤解を恐れずにいうと、そのレイプシーンに興味があったからです。
◎強姦された女性は喜ぶ、というファンタジー
かつて、「フィクションで描かれる『性犯罪』はどうあるべきか、どう受け取るべきか」というコラムを書きました。レイプシーンが含まれる映像作品は少なくはありません。一般映画では数が限られますが、AVや成人映画にはゴロゴロ転がっています。もちろん、描かれる意味は対照的です。性暴力をこの世で最も卑劣かつ醜悪な犯罪のひとつとして描くか、その暴力をファンタジー化して観る人の性的興奮を喚起するか。
ファンタジー化とは「抵抗していたオンナも、突っ込みさえすれば喜びだす」というもので、女性には信じがたいものですが、エンタメとして(つまり成人映画やAVで)描かれる性暴力シーンは多くがこれに当たります。この手の鬼畜ジャンルを好む人も、「現実とファンタジーの区別くらいつくよ~」と反論するかもしれませんが、そう言い切れない人もいるのではないでしょうか? 女性を被害者ではなく、レイプを肯定する共犯者にしてしまうという意味でも非常に罪深いです。なかには、ガチのレイプシーン……女性が快感を得ることもないまま傷つけられ貶められるのを観て興奮する人もいるでしょう。人の性嗜好はそれぞれですし、この嗜好を持つ=性犯罪者ではありませんが、それでも私はソチラの方々と人間的なおつき合いをしたいとは思いません。
映画『月光』で描かれる性暴は、2人の女性に対して行われるものです。思いもかけない人物からある日突然ふるわれる性暴力、日常的にくり返される性虐待。ですが、ほかにも「この人も被害に遭っている/遭っていたのでは」と思わされる女性らが登場します。夫が娘に性虐待をしていることを知っている女性も、本来なら娘を救わなければならない立場ではありますが、自身が性的に傷つけられた被害者でもあります。夫が若い女性とばかり浮気をしている妻も、性的に傷ついています。
この映画の女性たちは「自分で自分を大切にする」「それができてはじめて、他者にやさしくできる」という、人が社会で生きていくための根源となる感情が欠けています。一体、誰に奪われたのか。暴力を受けている最中のことがフラッシュバックし恐怖に泣き叫ぶ人は苦しみのただ中にあると一見してわかりますが、みずからの傷に気づくこともないまま自尊心を欠如させている女性もいて、その苦しみもまた一言では語り尽くせないことが伝わってきます。
◎レイプシーンのおぞましさ
肝心の性暴行シーンは、誤解を恐れずにいうと(とこの記事で書くのは2度目ですが)、安心しました。なぜなら、そこにはおぞましさしかなかったからです。ファンタジー化も消費要素も赦しも一切なく(赦しについては前述の記事で触れました)、脚色をしてことさらドラマを加えるのでもなく、ただただその残酷さを切り取っています。私たちはレイプという性犯罪に恐怖しますが、それが娯楽として消費されることにも恐怖しているのだと気づきました。
そのリアルさゆえに、レイプ被害を疑似体験(人によっては追体験)してしまい、心身に異常をきたす人がいるのも納得です。加害男性から圧倒的な悪が漏れ出ているわけでもなく、むしろ「俺がこうするのは当然のこと」「だってお前ら女は、俺らにこうされるための存在だから」といわんばかりの態度で女性を犯している様子に、絶望を感じました。
性犯罪がテーマになると、必ず女性の落ち度をあげつらう自己責任主義者がワラワラと出てきますが、彼らはこのシーンを見て「だって彼女たちは抵抗していないじゃないか」「ほんとうにイヤなら、もっと抵抗するはず」というかもしれません。でも、肉体以上に心を殺されてしまった女性に、抵抗という大きなエネルギーを要するリアクションが、どうやったらできるというのでしょう? 暴行のさなかに殺されてしまった心は、その後も何度も何度も殺されます。性被害は「魂の殺人」であることはだいぶ知られるようになってきましたが、「魂の、くり返される殺人」であると付け加える必要があると感じました。
映画には終わりがありますが、「それでも生きていく」と決めた彼女たちの人生には終わりがありません。エンドロールを見ながら、何度も何度も心と体に振り下ろされる刃(やいば)から一日も早く救済されることを祈らずにはいられませんでした。
■桃子/オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。
稲垣吾郎が大ハシャギ! 市原隼人は苦笑い……『不機嫌な果実』打ち上げ模様
栗山千明主演のドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)の打ち上げが、3日行われた。 「最終回前の放送を見ながらの打ち上げは珍しいですが、17時から24時まで、ずっと飲みっぱなしで盛り上がりましたよ。それも、視聴率が良かったからでしょうね」(テレビ局関係者) 金曜23時台で、全話平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。第6話では、瞬間最高視聴率で10%を記録する大健闘だった。 「打ち上げでは、稲垣吾郎さんが一番はしゃいでいたんじゃないでしょうか。それでも、やっぱり一番話題になったのは、市原隼人さんの“演技”でしたね」(ドラマスタッフ) 市原は3年ぶりの連ドラ出演で、栗山演じる水越麻也子と不倫をする工藤通彦を演じていた。 「放送後、彼が演じる工藤が気持ち悪いとネット上でも話題になってましたね(苦笑)。実際、市原さんもかなり気合を入れて演じていたようですよ。打ち上げでも『久々の連ドラで楽しかった』と話していました。ただ、みんながみんな『芝居が気持ち悪かった』って冗談まじりで言うものですから、最後のほうは苦笑いしてましたね」(芸能事務所関係者) そんな市原だが、今後のスケジュールは想像以上に厳しそうだ。 「本人は映画をやりたいと言ってるようですが、まったくオファーがないようです。オファーが来ても単館系の映画ばかりで、メジャーの話はほとんどないとか。それも、2015年に公開された主演作『極道大戦争』が大コケしたのが大きかったですね。演技も一本調子なので、彼を主演で起用するプロデューサーは少ないでしょう。彼の後釜には、東出昌大さんや佐藤健さん、事務所の後輩である岡田将生さんや窪田正孝さんがいます。ギャラを落とすか番手を下げるかしないと、映画やゴールデンの連ドラは厳しいかもしれませんね」(芸能事務所関係者) 次に市原の姿を見るのは、いつになるのか――。テレビ朝日系『不機嫌な果実』番組サイトより
関ジャニ∞が『ミュージックステーション 2時間SP』に登場! 新曲「罪と夏」は必見! 6月17日(金)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●SMAP
20:57~22:00 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系) 中居正広
※『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系、草なぎ剛)は放送休止。
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
22:00~22:54 『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)国分太一




