【熊本地震】被災したプロレスラー・幸村ケンシロウが明かす現在「役所としての機能がない」

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プロレスリング求道軍公式サイトより
 余震も続き被害が広がる熊本地震では、壊れたインフラにより支援物資も届かない非常事態となっている。八代市の避難所である小学校の体育館には、プロレスラーの幸村ケンシロウ(51)がいたが、救援の負担を軽減する意味もあって、雨がやんだのを見計らい、自力で親族宅へと移った。 「14日、最初の余震がきたときはだいぶ揺れましたが、大丈夫でした。ところが2度目の本震は大きく、家のモルタルが剥がれ落ちました。現在、市内の約2万人に避難警告が出て、家族と共に避難したんです」  同市は14日21時ごろの前震が震度5弱だったが、16日未明に6弱のさらに強い揺れに襲われた。市役所も庁舎が損壊し、九州道をつなぐインターチェンジ周辺も不通で、支援物資の到着も遅れている。  同市出身・在住の幸村は1990年代から西日本プロレスで九州のプロレス人気を担った後、2009年からは、子どもたちにプロレスを通じての社会教育「教育プロレス」を推進してきた。それだけに、行政の動きを心配する。 「断層が南北にあって、震源が熊本市からこの八代市方面へと南下しているようで、予断を許さない状況です。ただ、避難には水、食糧の不足や衛生面の問題があり、体調不良や病気の問題も発生しています。まずは冷静な判断と迅速な行動が重要ですが、市役所が崩壊しかけていて、役所としての機能がなくなっていることも不安が大きいです」(同)  その市役所に取材してみたところ、職員自身も自宅を失っていた。 「前震で家屋が損壊して部屋がグチャグチャになり、2度目の本震では破損が広がって、屋根の瓦も落ちて雨にずぶ濡れ。外壁も壊れてしまいました。現在、備蓄の飲食料が底をついてきています。支援物資があっても、空港の閉鎖や阿蘇大橋の崩壊などで避難所への物資の配送ルートが遮断された状況。行政としても、いま誰がどこに避難していて、何が必要なのかも把握しきれてないです」(職員)  県は、災害時に支援物資を受け入れる地域防災計画として、熊本市のパークドーム熊本など3カ所を広域防災活動拠点と定めていたが、今回の地震ではその3カ所とも被害を受け、物資の受け入れができなくなってしまった。熊本県は急遽、県庁などで受け入れを始めたが、インフラの復旧がないため大量の物資を抱え込んだままだ。さらに水道、電気、ガスのライフライン復旧も余震が多発している中では行えず、地震活動の今後も「予測できない」とされている中では、かなり長期的な被害となっていきそうだ。  そんな中、避難所の人々からは「残念なことに、身を呈して動いている人々がいるのに、エゴ丸出しで文句を言う被災者もいました」という声もあった。諸々の問題は東日本大震災で学んだことではあったが、その教訓も現実のパニックの中では生かすのは難しいのかもしれない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

トム・クルーズ、サイエントロジーの教えにより愛娘スリと約1000日会えていない!?

<p> 50歳を過ぎても危険なスタントに挑戦し、スリル満点のアクション映画を世に送り出しているトム・クルーズ(53)。ハリウッドのトップスターでありながら、がむしゃらに撮影に臨む彼の姿勢は世界中で高く評価されており、昨年公開された『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は全世界で累計興行収入6億8,230万ドル(約744億円)を記録した。</p>

トム・クルーズ、サイエントロジーの教えにより愛娘スリと約1000日会えていない!?

<p> 50歳を過ぎても危険なスタントに挑戦し、スリル満点のアクション映画を世に送り出しているトム・クルーズ(53)。ハリウッドのトップスターでありながら、がむしゃらに撮影に臨む彼の姿勢は世界中で高く評価されており、昨年公開された『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は全世界で累計興行収入6億8,230万ドル(約744億円)を記録した。</p>

【ぶっちゃけ発言】松本潤「(ジャニーズに)合ってるなっていうのは、いまだに思わない」

<ジャニーズ ぶっちゃけ発言>

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
松本潤(嵐)

「合ってるなっていうのは、いまだに思わない」

 この発言、嵐・松本潤が、4月15日放送の『ぴったんこカン・カンSP』(TBS系)に出演した際、安住紳一郎アナウンサーから「(ジャニーズに)入ってみて、自分に合ってるなっていう感じはありましたか?」と聞かれたときの答えだ。嵐が国民的アイドルグループと呼ばれるようになって久しいが、松本はいまだにジャニーズが合ってるとは思っていないということが明かされ、衝撃的だった。

【ぶっちゃけ発言】松本潤「(ジャニーズに)合ってるなっていうのは、いまだに思わない」

<ジャニーズ ぶっちゃけ発言>

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
松本潤(嵐)

「合ってるなっていうのは、いまだに思わない」

 この発言、嵐・松本潤が、4月15日放送の『ぴったんこカン・カンSP』(TBS系)に出演した際、安住紳一郎アナウンサーから「(ジャニーズに)入ってみて、自分に合ってるなっていう感じはありましたか?」と聞かれたときの答えだ。嵐が国民的アイドルグループと呼ばれるようになって久しいが、松本はいまだにジャニーズが合ってるとは思っていないということが明かされ、衝撃的だった。

実直な職業ドラマ『重版出来!』が描く、「前向き」になる方法

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火曜ドラマ『重版出来!』|TBSテレビ
『重版出来!』(TBS系)は、見ると前向きになれるドラマである。  主人公の黒沢心は、週刊コミック誌「バイブス」の編集部に配属されたばかりの新社会人。入社前は柔道で日本代表を争っていたが、ケガで選手生命を絶たれたという経歴を持っている。体育会出身らしく、元気で明るくハキハキしていて、やる気に満ちあふれている。  彼女を演じるのは黒木華。典型的な「朝ドラのヒロイン」的人物像で、ややもすればウザい感じになりがちなところを、絶妙なバランスで演じ、不快感を味わわせない。  同名の人気原作マンガのドラマ化とあって、放送前から期待も高かったが、それに見事応えている。主人公の黒木をはじめ、編集長・和田役の松重豊、副編集長で黒沢への教育係的な役割を担っている五百旗頭役のオダギリジョー、その他編集部員に安田顕や荒川良々など、一癖も二癖もあるキャストがハマっている。さらに、マンガ家役には小日向文世、要潤、滝藤賢一と、こちらも豪華だ。加えて、劇中に登場するマンガも、なんと藤子不二雄Aや、ゆうきまさみなどが協力している。  脚本を務めるのは野木亜紀子。彼女は以前、自衛隊の広報室を舞台にした『空飛ぶ広報室』(同)の脚本も手がけている。この作品も登場人物の“お仕事”の奮闘を描く、いわゆる“職業ドラマ”として出色の出来だった。  とかく“職業ドラマ”というと、登場人物たちがあり得ないようなミスを連発してトラブルを起こすことでドラマを盛り上げようとしてしまいがちだ。それをみんなで協力して劇的に解決、めでたしめでたしとなる。だが、そもそもそんなミスはまともな職業意識を持っていれば起こらないだろうし、ましてや、連発なんてあり得ない。劇的な解決であればあるほど、それができるほど優秀なら、そんなトラブル起こさないよと、冷めてしまうこともしばしばある。  だが、『重版出来!』には今のところ、そんな気配はまったくない。劇的とは真逆の実直なドラマだ。    第2話の“主人公”は、営業部の小泉純(坂口健太郎)。彼は情報誌の編集部を希望していたが、営業部に配属された。ずっと異動願いを出し続けているが、それがかなう見込みはない。 「いつになったら、この毎日から抜け出せるんだろう」  そんなことを日々思いながら、苦手な営業の仕事をこなしている。営業先の書店員からは、存在感のなさから「ユーレイ」と呼ばれている。  営業部長の岡(生瀬勝久)が、「編集が希望」と言う彼に「どんな企画を、誰にどう伝えたい?」と尋ねると、口ごもってしまう小泉。そんな小泉に、岡は諭すように言う。 「自分の立っている場所がわからないうちは、どこへも行けないと思うぞ」  岡は、「バイブス」で連載中の『タンポポ鉄道』の単行本が急に売り上げを伸ばしていることに気づく。期待されているタイトルとは言いがたく、重版もされていないにもかかわらず、異例のことだった。  実際に読んでみると、周りにその良さを伝えたくなるマンガだった。 「仕掛けるぞ」  3巻の発売を来月に控え、岡は営業部に号令をかける。そこに「営業の勉強」でやってきたのが、黒沢だった。黒沢は小泉と、返品本を切り取って作った試し読み冊子を置いてもらうため、百数十軒の本屋回りに同行する。  彼女の臆さない行動力と姿勢、そしてそれによって目に見えて変わっていく書店員の対応が、次第に小泉の意識を変えていく。自らアイデアを出し、積極的に動き始めるのだ。  勝手に売れる本などはない。自らアイデアを出し動く営業、協力的な担当編集者、作品を愛してくれて推してくれる書店員がそろった本は、大化けする可能性があるという。 「人をうらやんでいた頃はわからなかった。これが営業の仕事。これが僕の仕事なんだ!」  意識が変われば、見える景色も変わってくる。たとえば、ドラマ上でそれは、営業部長が大事にしている「忍法帳」と呼ばれる手帳が象徴している。最初は「ただの手帳」と興味なさげに言っていた小泉が、やがてその手帳を「見せてほしい」と目を輝かせて言うようになるのだ。  よく「前向きに生きなさい」と言われることがある。けれど、迷いの渦中にいる人にその言葉は届かない。なぜなら、どこが「前」なのかわからないからだ。けれど、受け身ではなく、能動的に行動をし始めると、とたんに目の前のことが「前」になる。自然と前向きになり、「自分の立っている場所」がわかるようになるのだ。 「俺たちが売っているのは『本』だが、相手にしているのは『人』だ。伝える努力を惜しむな」 と岡は言う。だからこれは出版業界を描いたドラマではあるが、どんな業界にも当てはまることだ。仕事とは、実直にコツコツと積み重ねていく作業だ。実直の果てに時には、劇的で奇跡のような成功があったりもする。  まさにこのドラマは、そんな「仕事」によってできているのだ。 『重版出来!』には、決して派手なトラブルやドラマティックな展開はない。だが、地味だけど確かに意識が変わる瞬間のような、人の仕事への向き合い方が丁寧に飛躍なしに描かれている。だからこそ、このドラマを見ているとわが身を振り返り、もっと頑張ろうと前向きになれるのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

レスター・岡崎慎司がイギリスで映画化? 主役になる条件がそろいにそろっている!

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『鈍足バンザイ! 僕は足が遅かったからこそ、今がある。』(幻冬舎)
 イングランド・プレミアリーグで奇跡と称されるクラブがある。それが日本代表FW・岡崎慎司が所属するレスターシティだ。下馬評では降格候補と見なされていたレスターだったが、シーズンが始まると並み居る強豪を次々と打ち破り、なんと4試合を残して勝ち点5差で首位を走っている。資金力の差が激しいプレミアリーグでは、これは奇跡としか言いようがない。日本でたとえるならば、J2の降格候補のクラブが優勝して昇格し、翌年J1で優勝。それぐらいの快挙といえるだろう。今、レスターは世界で一番注目されているフットボールクラブなのだ。  イギリスでは、このままレスターが優勝すれば、その快進撃を映画化する予定があるという。映画の主役となるのは、エースストライカーであるジェイミー・ヴァーディが最有力だろう。ヴァーディは、プレミア記録となる11試合連続ゴールを決めるなど、文字通りレスターを牽引してきた。しかも、ほんの数シーズン前までアマチュアクラブに所属し、工場で働きながらプレーをしていたという、主人公にはもってこいのエピソードまで持っている。  しかし、そんなヴァーディが前節ウェストハム戦で主審に暴言を吐いたとして、2試合以上の出場停止処分を受ける可能性が出てきた。レスターは、スタメンをほとんど変えずに戦ってきた。その中でもエースであるヴァーディの出場停止は、あまりにも痛く、勝ち点差が5とはいえ、現地では優勝の可能性は格段に下がってしまったと見られている。そんな中、注目が集まっているのは岡崎慎司だ。 「岡崎は、FWながら今シーズン5得点と数字的には少々物足りない状況です。でもそれは、前線からの守備、ヴァーディのためのスペース作り、中盤と前線をリンクさせるなど、ゴール以外の重要な役割を果たすべく黒子役に徹してきたからです。しかし、次節からは相棒のヴァーディがいなくなり、岡崎にはこれらに加えてゴールも求められています。ここで決勝点を奪う活躍などを見せたら、映画の主役候補に一気に躍り出ますよ。岡崎は開幕当初にチームメイトから差別発言を受けたこともありました。それでも明るく振る舞ってチームの和を生みだすことにも成功しました。少ないながらもバイシクルシュートや、顔面トラップからの珍ゴールなど、印象的なゴールも多いです。主役になる要素は揃っていますよ。現地ファンも『オカザキー! 主役になるチャンスだぞ!』『ここでオカザキに命運を託すことになるとは』『映画の山場ができただけだ』と、岡崎に期待している声は多いですね」(スポーツライター)  サッカーの長い歴史の中でも稀有な存在のレスターシティ。そのクラブのレギュラーというだけでもすごいのに、命運まで託されているというのは、日本人としてとてつもなく誇らしいことだ。この逆境をチャンスに変えて、世界に岡崎慎司の名前を轟かせてほしい。 (文=沢野奈津夫)

テレビ中継されたのは戦争の真実か残酷ショーか アイヒマン本人が出演する『アイヒマン・ショー』

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1961年にイスラエルで開かれた“アイヒマン裁判”の様子をテレビマンの視点から伝える『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』。
 600万人が亡くなったとされるホロコーストで、いかに効率よくユダヤ人を強制収容所に移送できるかを計画したナチスドイツの戦争犯罪者アドルフ・アイヒマン。連合国側に顔が知られていなかったため、戦後は南米アルゼンチンで逃亡生活を送っていたアイヒマンだが、イスラエルの諜報機関モサドに見つかり、1960年にイスラエルへ強制連行。翌年4月から12月までイスラエルの首都エルサレムにて、“アイヒマン裁判”が開かれた。ユダヤ人虐殺を指揮したアイヒマンをユダヤ人国家が裁くということ、また戦時中の犯罪を戦後に作られたイスラエルの法律で裁くなど、様々な問題を抱えての法廷だった。  この歴史的裁判の様子をテレビ中継することを企画したプロデューサーと、その中継を託されたディレクターとのエピソードをドラマ化したのが、『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』だ。BBCの人気ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』のワトソン役でおなじみマーティン・フリーマン扮するプロデューサーたちが織り成すドラマに、実際のアイヒマン裁判の記録映像を中継画像として盛り込むことで、アイヒマン本人が出演するリアルなノンフィクション映画に仕立てている。  アイヒマン裁判のテレビ中継を企画したプロデューサーのミルトン・フルックマン(マーティン・フリーマン)はユダヤ人で、ミルトンに要請されてディレクターを引き受けたレオ・フルヴィッツ(アンソニー・ラパリア)は米国で赤狩りに遭って仕事を干されている身だった。権力から抑圧されながらも生き延びてきたミルトンとレオが手を組んで、戦争犯罪者アイヒマンの裁判を全世界へと中継する。テレビ放送が始まって以来の画期的なプロジェクトだった。だが、話題を呼んだのは中継の開始直後だけ。視聴者はどんな極悪人が法廷に姿を現わすのか興味津々でテレビに魅入ったが、被告席に座ったアイヒマンは小役人風の平凡な中年男で、多くの視聴者は期待を裏切られてしまう。裁判は粛々と進み、視聴率は思ったほど伸びない。しかも、ソ連が有人宇宙ロケットの打ち上げに成功し、みんなの関心はそちらに移ってしまう。「過去より、未来に目を向けるべきだ」という世間の声にミルトンたちの心はぐらぐらと揺らぐ。
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マーティン・フリーマンは、変人ホームズに続いてアイヒマンに振り回される役。A・ラパリアは『ギター弾きの恋』(99)などに出演した実力派だ。
 プロデューサーのミルトンは裁判をひとつのドラマと捉え、裁判官から傍聴人まで含めた法廷の全体像を求めていた。カメラのスイッチングを多用することで、視聴者の興味を惹こうとする。一方、ドキュメンタリー監督であるレオは、戦争犯罪に加担したアイヒマンの人間像をじっくり掘り下げたいと考えていた。アイヒマンの顔のアップを、カメラマンたちに執拗に指示する。しかし、防弾ガラスで覆われた被告席に佇むアイヒマンの表情は、裁判中ほんとんど変わることがない。次第に中継クルーの間に亀裂が生じていく。さらにミルトン宛に脅迫の手紙や電話が相次ぐようになり、家族のいるミルトンは心が休まらない。あの戦争で何が起きたのかを世界中に伝えるという野心的なテレビ中継は、空中分解する寸前だった。  やがて裁判が動き出し、証人喚問が始まる。強制収容所から奇跡的に生き延びた人たちが、収容所の中で何が起きたのかを切々と語る。収容所に連れてこられたユダヤ人の子どもたちは「外は寒いから建物の中に入りなさい」と声を掛けられ、ガス室へと送り込まれた。ガス室に入ることを拒もうとすると銃身で殴りつけられ、無理矢理に押し込まれた。愛する家族や親族たちは家畜の屠殺よりも無惨に処分されていった。ガリガリに痩せ細った身体で“死の行進”を強いられた……。おぞましい収容所内の実態が、全世界へ向けてテレビ中継されていく。証人たちの衝撃的な告白に、視聴者は再び興味を示し、視聴率がぐんぐんと上がっていく。中継していたカメラマンは、法廷で暴かれる戦争犯罪のあまりの残酷さに気分が悪くなり、その場で倒れ込む。視聴者が求めていたのは収容所で起きた真実なのか、それともただの残酷ショーなのか。モニターを前に中継を指示していたミルトンもレオも、自分たちの体を張った仕事の是非が分からなくなっていく。
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防弾ガラスで覆われた被告席に姿を見せたアドルフ・アイヒマン本人。法廷中はほとんど身動きせず、表情を変えなかった。
「私は命令に従っただけだ」。アイヒマンは自分の戦争責任を否定するが、平和に対する罪、人道に対する罪などを問われ、裁判の翌年1962年6月にアイヒマンは絞首刑となる。ファシストたちの聖地にならないよう、アイヒマンの遺体は墓には収められず、遺灰として海に撒かれた。だが、アイヒマンの名前は、今なお“アイヒマン・テスト”として現代に残されている。別名、ミルグラム実験とも呼ばれるアイヒマン・テストは、人間は自分より権力のある者から命令されれば、簡単に他者に対して暴力行為を振る舞ってしまうことを科学的に証明したものだ。人間は誰もが、潜在的なアイヒマンである。ミルトンとレオが残した裁判映像は、そのことを思い起こさせてくれる。 (文=長野辰次)
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『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』 監督/ポール・アンドリュー・ウィリアムズ 脚本/サイモン・ブロック 出演/マーティン・フリーマン、アンソニー・ラパリア、レベッカ・フロント 配給/ポニーキャニオン 4月23日(土)よりヒューマン・トラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー (c)Feelgood Films 2014 Ltd. http://eichmann-show.jp

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NMB48の未成年アイドル、“元メンバーの姉の夫”と不倫!? インスタに「実名告発コメント」

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NMB48オフィシャルサイトより

 “浪速の北川景子”ことNMB48の人気メンバー・木下春奈に、不倫疑惑が浮上している。そのお相手が、元メンバーの義兄といわれていることから、ファンの間に大きな騒ぎとなっているのだ。

 この疑惑が浮上したのは、19日に木下がインスタグラムに投稿した“カレーの写真”がきっかけだった。この写真に木下は、「カレー作ったらめちゃくちゃ美味しくできた 色んな料理作れるように頑張ろう!女子力!」というメッセージを添え、ファンからは「さすが料理女子!」「春ちゃんの作ったカレー食べたい」など多数のコメントが寄せられたが、その中に「元メンバーの姉の旦那と不倫して離婚さしといて、嫁と子供が住んでた家でよぉ料理できるなぁ!すごい、尊敬!仕事サボりまくってヤリまくって楽しい?(笑)ほんま痛い目合えよ。室加奈子の姉佳代子より」という衝撃の内容があったのだ。

スーパーアイデア炸裂! ザハもびっくりの建築デザインバトルマンガ 『建作ハンズ』

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『建作ハンズ』(河本ひろし/少年画報社)
 2020年の東京五輪を控え、新国立競技場問題などで何かと建築デザインが取り沙汰される昨今、世にも珍しい「建築デザイナーマンガ」というものが存在します。その名も『建作ハンズ』。東急ハンズとは、もちろん無関係です。テーマ自体かなりマニアックですが、その中で繰り広げられる建築デザインバトルもまた、ぶっ飛んでおります。  早速、内容をご紹介しましょう。主人公は、一流の建築デザイナーを目指して上京してきた、計建作(はかり・けんさく)という少年。  建作の才能は、上野駅で早くも発揮されます。なにやら駅の構内にあるショーウィンドーの飾り付けでモメている大人たち。まったく話がまとまりそうにありません。それを見た建作は、勝手にショーウィンドーの資材をいじり始めます。それが先ほどの大人たちに見つかって、ダッシュで逃亡。  実は建作、ショーウィンドーを勝手に飾り付けしてしまったのでした。しかも、それがメチャクチャ高評価です。建作は東京の有名建築デザイン学校「日本建築学院」にトップの成績で合格し、入学するために上京した優秀な学生だったのです。  ようやくたどり着いた日本建築学院の前には、超ミニスカートのヒロイン、白瀬まゆが登場します。彼女は建築学院の講師の娘ということで、そのツテで建作も入学前に学院内を見学させてもらえることになりました。そこで繰り広げられていた授業の課題は「広く感じる部屋の作成」というもの。  建築デザインという地味なテーマなので、こんなんでマンガが盛り上がるのかと心配になりますが、そこはご安心を。ちゃんとバトルが繰り広げられます。「広く感じる部屋」を自慢げに見せびらかしてきたのは、成績は優秀だけど、ちょっと性格の悪い天本先輩。その先輩のつくった「広く感じる部屋」ですが、コマの効果音が「ばん!」ときて…… 「おおー、さすが大きなことを言うだけはある!!」 「とても広く感じるぞっ!!」 と、ギャラリーたちは好リアクション! 正直、読者には広いのかどうなのかよくわかりませんが、なにしろ効果音が「ばん!」なので、きっと広いんでしょう。そんな天本先輩ご自慢の広く見える部屋を、建作が早速ディスりまくります。 「うーん…まだまだだなぁ…」 「この部屋をもっと広くできると思ってさぁ」 「基本を忘れてるんだよねー、基本を…」  まだ入学もしていない新入生にメンツを潰され、天本先輩も激怒します。 「よおーし、じゃあその基本とやらをここで見せてもらおうじゃないか」  というわけで、建築デザイナーズバトルが勃発するのです。調子に乗ってる奴を挑発してバトルに持ち込む構造は、『ミスター味っ子』とか『美味しんぼ』などのグルメマンガの構造とよく似ています。そして、建作がつくった広く見える部屋は、コマの効果音が「ぐあっ!」ときて…… 「あ、天本の部屋より広く見えるぞ!!」 「ほっ本当だっ!!」  ギャラリーからは、天本先輩のときより大きめのリアクション。効果音が「ばん!」から「ぐあっ!」となっているので、さぞかし広くなったのでしょう。タネ明かしはこうです。 「部屋づくりの基本として、その空間が正方形により近い方が広く感じられるんだよ!」  なるほど、勉強になります。さらに、建作には、もっと部屋を広く感じさせる裏技があるというのです。その名も、計建作の究極の超拡大部屋!!(そのまんまのネーミング) 「すっ…すごいっ!!」 「部屋がずっと広がり天井がつきぬけているっ!!」  またしても好リアクション。なにせ、見開きページで効果音が「グアアアッ」となっていますし、相当広くなったのでしょう。その、「劇的ビフォーアフター」な奥義とは…… 「カガミを壁と天井の一部に張ることによって視覚的に部屋に奥行きを持たせたんだ!!」  なるほど! ラブホとかによくあるアレですね!! っていうか、それなら最初から全面にカガミを張っておけば最強なのでは……?  そんな感じでバトルに勝利した建作。一息つくのも束の間、次のバトルがすぐにやってきました。自分の住まい探しのために、超ミニスカのまゆちゃんと一緒に不動産回りをする建作。  格安の物件につられて早速契約したのですが、実は悪徳不動産屋でした。ろくな説明もされず、超ボロアパートを押し付けられてしまった建作。返金を申し出ても、契約をタテに受け付けようとしません。しかし、建作が日本建築学院の学生だと知り、突然返金の条件を突き付けてきます。  その条件とは、この不動産屋のおっさんの自宅の和室を洋室に改装し、しかも気が向いたらいつでも和室に戻せるような部屋にしてほしいとのこと。これができれば返金してくれますが、できなければ金を倍額取られてしまいます。普通に考えてあり得ないほど無茶な条件ですが、そこはマンガですから、建作は驚くべきアイデアで不可能と思えた和室と洋室のハイブリッドな部屋を考え出します。その方法とは……。 「障子と掛け軸はロールブラインドで隠し、畳を全部ひっくり返して床をフローリングに!」  なんということでしょう! こんな方法があったとは!! まさに匠のワザですね。実はこのアイデア、自分の着ているリバーシブルのジャンパーがヒントになったのでした。この安っぽさがまた、少年マンガらしくていい味出していますね。  そんな感じで、建作のスーパーアイデアが炸裂して建築デザインバトルに次々勝ち進んでいきます。その後の展開としては、喫茶店の改装バトルで店内に滝をつくってみたり、“地獄の集中授業”と称して、学生全員が無人島に置き去りにされ、最小限の工具と食料で、自分で家を一からつくらなければいけないという、なんの意味があるのかよくわからないサバイバル実習を行わされたりします。  しかも、無人島で家づくりに失敗した学生たちは次々と原因不明の失踪をしてしまうという、まるで海外ドラマ『LOST』を彷彿とさせる恐ろしい島になっており、かなり想像の斜め上を行く展開です。そのあたりのトンデモなストーリーは、ぜひ作品を読んでいただければと思います。  というわけで、世にも珍しい建築デザインバトルマンガ『建作ハンズ』をご紹介しました。部屋を広く見せるテクニックなどは、ニトリとかIKEAでインテリアをそろえたりするのが好きな方には、微妙に役に立つかもしれませんね。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)