「お金に負けたくない」と日本選手大奮起! 中国“爆買い”クラブが全然勝てない……

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広州恒大オフィシャルサイトより
 近年、サッカー界では中国クラブの“爆買い”が話題になっている。その中でも広州恒大は、その莫大な資金力で各国からスーパースターを集め、スーパーリーグ5連覇中の絶対王者に君臨している。メンバーはコロンビア代表のジャクソン・マルティネス、ブラジル代表のパウリーニョ、リカルド・グラールなど、アジアレベルでは考えられない豪華さだ。おまけに、元ブラジル代表を率いたルイス・フェリペ・スコラーリが監督を務め、まさに“金満クラブ”に相応しい陣容だ。  しかし、その金満クラブが今年のアジアチャンピオンズリーグで苦しんでいる。5日に行われたグループリーグ第4節、対浦和レッズ戦ではFW武藤雄樹にゴールを許し、0-1で敗北。4戦2分2敗で勝ち星なしとなった。2試合を残して、グループリーグ突破はかなり厳しい状況だ。 「昨年のアジア王者がこうなるとは、予想がつきませんでした。日本では断トツ金持ちクラブの浦和ですら、広州恒大との資金力の差はとんでもないです。浦和で最高年俸の日本代表GK西川周作ですら8,000万円ですが、広州のジャクソン・マルティネスは約16億円です。およそ20倍の差があるんですよ。ちなみに、浦和全選手の総合年俸よりも、このジャクソン・マルティネス1人の方が全然高いです。他の中国人選手も1億円、2億円は当たり前ですし、浦和の選手としては、してやったりですよね。DF槙野智章も先月のアウェーでの試合後に『お金では手にすることができないチームワークを見せないといけなかった』、今回の試合前にも『お金に負けたくない』と語っていたので、今頃相当ゴキゲンなんじゃないですかね」(スポーツライター)  だが、「負けたから、来年はさらにお金をかけよう」といった思考に至るのが、広州恒大というクラブだ。もしかしたら浦和レッズは、とんでもない大物をアジアに呼び寄せる引き金を引いてしまったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)

バド・桃田賢斗選手「国内裏カジノ出入り」の“余波”と裏カジノの実態

 バドミントン男子シングルスでリオデジャネイロ五輪代表入りを確実とし、有力なメダル候補と期待される桃田賢斗選手が、ロンドン五輪代表だった田児賢一選手とともに国内の違法性が疑われる「カジノ」に出入りしていたと報じられた。2人は出入りしたことを認めている。  国内での「カジノ行為」は当然ながら違法。日本バドミントン協会は「JOCのジャッジも必要だが、違法ならアウトになる」と認識を示した。  特に桃田選手は世界ランキングでも4位で、「日本史上最強の男子バドミントン選手」として、そしてその甘いマスクや風貌からマスコミでもも大々的に取り上げられていた。五輪のメダルも大いに期待され、バドミントン自体の宣伝にも一役買っていただけに今回の出来事は致命傷だ。  最近はプロ野球の「野球賭博」が大きな問題として報じられており、「違法な賭博」への社会の目は非常に厳しいものとなっている。桃田選手は、残念ながら今後「カジノに出入りしていた選手」というレッテルを貼られて選手生活を送らねばならない。  2011年、大王製紙の前会長、井川意高氏の巨額借入金事件が大きな話題となったが、その使い道もまた、海外のカジノや国内の闇カジノだったという。井川氏はVIPルームなど甘い誘いを受けて店側の"イカサマ"のカモにされたというウワサもある。"裏"や"闇"という言葉が示す通り、正当なルールが通用する世界でないことは明白だ。  桃田選手もまた、有名になるなかで近づいてきた人物に「誘い」を受け、カジノに出入りしてしまったのだろうか。突然有名になることで前後不覚になり、判断能力が鈍くなるというのはよく聞く話である。 ただ、同行したのが同競技の田児選手という点から、バドミントン界、最悪の場合オリンピック選手やスタッフの一部で「カジノ通い」が横行している可能性も否定できない。野球賭博が巨人軍から球界全体に蔓延したように、2人だけで済む話であるのかは極めて疑問だ。  野球賭博問題の余波、リオ五輪直前というまさしく「最悪のタイミング」で問題が発覚してしまった桃田選手。ファッションや髪型などにもこだわり「もし僕がバドミントンでお金持ちになれたら、憧れて後を追う子が出てくるはず」とも語っていたが、その言葉はもはや薄っぺらいものでしかない。まさかカジノでお金を増やそうとするとは......その行動自体が大きなギャンブルだと気づかなかったのか。 (文=ねある子)

「愛人の作り方、学べます!」不倫とポジティブに向き合うマンガ 『フリンジマン』

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『フリンジマン』(青木U平/講談社)
 サイゾー読者の皆様、こんにちは。早くも今年の流行語大賞の有力候補に、「センテンススプリング」や「ゲス不倫」といったワードが入ってきそうな勢いを感じるほど、あの人気タレントも、あの政治家も、あの師匠も、そしてあのスポーツライターも、みんな不倫、不倫、不倫だらけの昨今。「あれ!?  日本って、一夫多妻制だったっけ?」と、勘違いするレベルですね。 「不倫=バレたら破滅」というのは散々歴史が証明しているところですが、それでも不倫がなくならないところを見ると、やはり「不倫は文化」というフレーズは正しいのでしょう。そして、マンガの世界に目を移してみると、やはり多くのマンガで不倫は背徳行為のシンボルとして扱われています。しかし、もしかしたら唯一? といっていいほどポジティブに不倫と向き合っているマンガが存在しました。その名も『フリンジマン』。これを読めば、あなたも愛人が作れるかもしれない!? 『フリンジマン』の設定をご紹介しましょう。とある雀荘で卓を囲む男4人。しかし、彼らは、卓を囲みながらもお目当ては麻雀ではなく、ほかのところにありました。そう、一度不倫をしてみたい、愛人を作ってみたい男たちの密会が行われていたのです。    卓を囲んでいたのは、同時に最高5人の愛人と付き合う「愛人教授(ラ・マン プロフェッサー)」と呼ばれる不倫のエキスパート・井伏真澄。そして、不倫に憧れる田斉、満島、安吾という、3人の迷える子羊たちです。ここで、井伏の教えを請いながらお互いの愛人作りをサポートする「愛人同盟」が結成されます。  早速、愛人教授・井伏が繰り出す、数々の不倫名言が弟子たちの不倫モチベーションを高めます。 「愛人にどう告白すべきかでしたっけ?…愚問ですね。いらないんですよ、告白なんて」 「愛人にするのは好きな女ではありません、都合の良い女です」 「感情を捨てなければ愛人関係という任務は遂行できません。マシーンになるのです」  こんな感じで、思いっきり不倫に前向きなのです。教授いわく、不倫とは「ウニを食べる」「海外旅行に行く」「グリーン車に乗る」などと同様、少し手を伸ばせば手に入る、オトナだけに許された悦楽なのであります。そう考えると、全然ゲスな行為ではないんですね。  田斉をはじめとした弟子たちの愛人作りを通して、より実践的なレクチャーへと進んでいきます。例えば、田斉は会社の新人OL、山口詠美がターゲット。愛人教授によるGPSとイヤホンを駆使した的確な遠隔指示、さらに愛人同盟の協力体制により、着実に愛人作りを遂行していきます。  ところで、愛人作りにおいてまず課題となるのは、結婚している男に一体どんな女(ヒト)が興味を持ってくれるのかということですが、そこで役に立つのが「愛人の原石の見分け方」です。 「オハヨウゴザイマスの後にアナタの名前を呼ぶ女は愛人の原石」 「曲がっているネクタイを自ら直接直しに来る女は愛人の原石」 などなど。つまり、会社で単なる「おはようございます」ではなく「おはようございます○○主任」と名前まで呼んでくれる女性、あるいは曲がったネクタイを指摘するだけでなく、わざわざ直してくれる女性は間違いなく自分に好意があり、愛人候補として大いにチャンスがある! という理屈です。なるほどなるほど、つまり不倫をしたければネクタイは曲げておくべし、ということですね。実に勉強になります。  そして、自分に好意を持ってくれる愛人の原石を見つけたら、給湯室などの2人きりになれる場所で世間話をし、擬似不倫体験を共有する……これぞまさに、明日からすぐに(愛人を)探せるテクニックです。  しかし、愛人作りのためには、注意点も数多くあります。 ・待ち合わせ場所は書店がオススメ。道端、居酒屋などは避ける ・宝飾店や指輪は2人の会話に結婚のイメージが入り込む恐れがあるため、愛人との会話では厳禁 ・デパートの受付嬢は店舗案内…「店案」と呼ばれ、愛人にするには最も手ごわい職種のひとつ などなど。そうですか、デパートの受付嬢は手ごわいですか。覚えておいて損はない知識ですね。個人的には、役に立つ日が来るとは到底思えませんけど。  こんな感じで、かつてないほど実践的なレクチャーがちりばめられている「HOW TO 不倫」なマンガ『フリンジマン』なのです。不倫スキャンダルで芸能ニュースをにぎわせたタレントたちも、このマンガを一読してさえいれば、あんな悲劇は起こらなかったかもしれません。……と言いたいところですが、実は不倫をネタにしたギャグマンガなので、どこまで本気にするかはアナタ次第です。  ちなみにこの「愛人教授」ですが、恋愛だけでなく仕事のほうもデキる男なのかと思えば、仕事のほうはからっきしダメで、新人レベルの間違いで上司に怒られたり、全国の愛人行脚のために長期休暇を取って同僚に迷惑をかけたりと、ダメダメ男なのです。デキる男がモテるのかと思いきや、現実は案外そういうものではないのかもしれませんね。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

「愛人の作り方、学べます!」不倫とポジティブに向き合うマンガ 『フリンジマン』

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『フリンジマン』(青木U平/講談社)
 サイゾー読者の皆様、こんにちは。早くも今年の流行語大賞の有力候補に、「センテンススプリング」や「ゲス不倫」といったワードが入ってきそうな勢いを感じるほど、あの人気タレントも、あの政治家も、あの師匠も、そしてあのスポーツライターも、みんな不倫、不倫、不倫だらけの昨今。「あれ!?  日本って、一夫多妻制だったっけ?」と、勘違いするレベルですね。 「不倫=バレたら破滅」というのは散々歴史が証明しているところですが、それでも不倫がなくならないところを見ると、やはり「不倫は文化」というフレーズは正しいのでしょう。そして、マンガの世界に目を移してみると、やはり多くのマンガで不倫は背徳行為のシンボルとして扱われています。しかし、もしかしたら唯一? といっていいほどポジティブに不倫と向き合っているマンガが存在しました。その名も『フリンジマン』。これを読めば、あなたも愛人が作れるかもしれない!? 『フリンジマン』の設定をご紹介しましょう。とある雀荘で卓を囲む男4人。しかし、彼らは、卓を囲みながらもお目当ては麻雀ではなく、ほかのところにありました。そう、一度不倫をしてみたい、愛人を作ってみたい男たちの密会が行われていたのです。    卓を囲んでいたのは、同時に最高5人の愛人と付き合う「愛人教授(ラ・マン プロフェッサー)」と呼ばれる不倫のエキスパート・井伏真澄。そして、不倫に憧れる田斉、満島、安吾という、3人の迷える子羊たちです。ここで、井伏の教えを請いながらお互いの愛人作りをサポートする「愛人同盟」が結成されます。  早速、愛人教授・井伏が繰り出す、数々の不倫名言が弟子たちの不倫モチベーションを高めます。 「愛人にどう告白すべきかでしたっけ?…愚問ですね。いらないんですよ、告白なんて」 「愛人にするのは好きな女ではありません、都合の良い女です」 「感情を捨てなければ愛人関係という任務は遂行できません。マシーンになるのです」  こんな感じで、思いっきり不倫に前向きなのです。教授いわく、不倫とは「ウニを食べる」「海外旅行に行く」「グリーン車に乗る」などと同様、少し手を伸ばせば手に入る、オトナだけに許された悦楽なのであります。そう考えると、全然ゲスな行為ではないんですね。  田斉をはじめとした弟子たちの愛人作りを通して、より実践的なレクチャーへと進んでいきます。例えば、田斉は会社の新人OL、山口詠美がターゲット。愛人教授によるGPSとイヤホンを駆使した的確な遠隔指示、さらに愛人同盟の協力体制により、着実に愛人作りを遂行していきます。  ところで、愛人作りにおいてまず課題となるのは、結婚している男に一体どんな女(ヒト)が興味を持ってくれるのかということですが、そこで役に立つのが「愛人の原石の見分け方」です。 「オハヨウゴザイマスの後にアナタの名前を呼ぶ女は愛人の原石」 「曲がっているネクタイを自ら直接直しに来る女は愛人の原石」 などなど。つまり、会社で単なる「おはようございます」ではなく「おはようございます○○主任」と名前まで呼んでくれる女性、あるいは曲がったネクタイを指摘するだけでなく、わざわざ直してくれる女性は間違いなく自分に好意があり、愛人候補として大いにチャンスがある! という理屈です。なるほどなるほど、つまり不倫をしたければネクタイは曲げておくべし、ということですね。実に勉強になります。  そして、自分に好意を持ってくれる愛人の原石を見つけたら、給湯室などの2人きりになれる場所で世間話をし、擬似不倫体験を共有する……これぞまさに、明日からすぐに(愛人を)探せるテクニックです。  しかし、愛人作りのためには、注意点も数多くあります。 ・待ち合わせ場所は書店がオススメ。道端、居酒屋などは避ける ・宝飾店や指輪は2人の会話に結婚のイメージが入り込む恐れがあるため、愛人との会話では厳禁 ・デパートの受付嬢は店舗案内…「店案」と呼ばれ、愛人にするには最も手ごわい職種のひとつ などなど。そうですか、デパートの受付嬢は手ごわいですか。覚えておいて損はない知識ですね。個人的には、役に立つ日が来るとは到底思えませんけど。  こんな感じで、かつてないほど実践的なレクチャーがちりばめられている「HOW TO 不倫」なマンガ『フリンジマン』なのです。不倫スキャンダルで芸能ニュースをにぎわせたタレントたちも、このマンガを一読してさえいれば、あんな悲劇は起こらなかったかもしれません。……と言いたいところですが、実は不倫をネタにしたギャグマンガなので、どこまで本気にするかはアナタ次第です。  ちなみにこの「愛人教授」ですが、恋愛だけでなく仕事のほうもデキる男なのかと思えば、仕事のほうはからっきしダメで、新人レベルの間違いで上司に怒られたり、全国の愛人行脚のために長期休暇を取って同僚に迷惑をかけたりと、ダメダメ男なのです。デキる男がモテるのかと思いきや、現実は案外そういうものではないのかもしれませんね。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

藤原紀香は“自分に萌える”女――愛之助との結婚会見にほとばしった「尋常ではない自己愛」

<p> 歌舞伎俳優・片岡愛之助と藤原紀香の結婚記者会見、一番の見どころは、紀香が壇上に上がる際に愛之助に手を引かれて上がったところではないだろうか。初婚時の結婚衣装の十二単、美智子さまを模したとしか思えない小さな帽子など、私はかねてより、紀香は“脳内皇族”であるとみているが、愛之助に手を差しのべられて、ゆっくりと壇上に上がる姿は、行啓中の天皇陛下と美智子さまのお姿とだぶる。紀香はとうとうロイヤルを達成したのである。</p>

モラハラの世代間連鎖に絡め取られた母娘 “モラハラ家庭で育った私”と決別する日

「お母さん、カウンセリング行きなよ。私、探すから」

年明けだったろうか、遠方に住む母と電話で3時間話した末に私がした提案。根本的解決にはつながらないだろうけど、母には遠慮なく吐き出せる“場”が必要だ。そう思った。

◎モラハラ夫である父が支配する家庭

私はモラハラ家庭に育った。家庭内モラハラのベクトルは、いろいろある。夫から妻へ、妻から夫へ、親から子へ。我が家は夫から妻へ、つまり父から母へだ。

きわめて男尊女卑思考が強い父は、母を家政婦かつ子育て係かつ介護要員と認識しているようだった。専業主婦である母が家のことを担当するのは自然だとしても、その働きに対する父からの“感謝”や“敬意”が決定的に欠けていた。母を顎で使い、口ごたえを許さず、ときに罵倒し手を上げた。

父は家庭に君臨する絶対専制君主であり、父の機嫌が家庭を支配した。子である私も激情型の父の顔色をうかがいながら過ごしたものだ。

◎モラハラの世代間連鎖におびえ、鎖をぶった切ると決めた

そんな家庭に育った私は、「大きくなったらお父さんのお嫁さんになるの!」という幸せな家庭の象徴みたいなセリフを一度も口にしたことがない。思ったこともない。むしろ、「父親とは違うタイプの人と結婚しよう」と固く心に決めていた。

有名な話なのでご存知の方も多いだろう。モラハラの世代間連鎖――モラハラ夫婦の両親を見て育った娘は、同じようにモラハラ男性を配偶者に選んでしまう可能性が高いという学説がある。世代間連鎖をはじめて知った時は震えた。何を隠そう、母の両親、つまり私の祖父母もモラハラ夫婦だったのだ。古い時代は家父長制の名残りがあり、どこの家庭もある程度父親が威張っていたものだというが、聞く限りでは祖父の行為はその範囲を逸脱していた。母はモラハラの世代間連鎖をまさに体現してしまっている。

じゃあ、娘の私はどうなるの?

私は結婚しないほうがいいのかもしれない、父と同じタイプはいやだと言いながら同じような人を選んでしまうのかもしれない。頭が真っ白になった。でも、私は世代間連鎖をぶった切ると決めた。そんな学説、私が反証してみせるとばかりに、徹底的に慎重に男性を見る目を養おうとした。自信満々に自分の価値観ばかりを一方的に話さないか、過剰な束縛をしないか、やたらと人を見下さないかなど、10ほどのチェック項目を設けて、モラハラ男性を避けるよう自分の中のセンサーみたいなものを鍛えた。

結果、私が配偶者に選んだ男性は父とは全く違うタイプの男性だ。専業主婦だった頃の私が体調を崩せば「洗濯物がたまっても家が散らかっても人は死なないから、とにかく休んで」と言う(それ普通じゃない? とお思いかもしれないが、私の実家じゃ考えられなかった)。夫は「誰かが家の中でビクビク緊張して、言いたいことを我慢しなきゃいけない家庭は絶対にいやだ。みんながホッとできる空間を作りたい」という私の切実な願いに共感を示してくれて、結婚式のときに作った自己紹介シートの「相手に約束してほしいこと」の欄には、「何事も我慢しないこと」と書いてくれた。一生分の幸せを使い果たしたんじゃないかと思って涙が止まらなかった。

母は、優しい男性が娘の伴侶となったことを心底喜んでくれて、暮らしの中のちょっとしたエピソードなんかを話すと「ほんとにお父さんとは違うねえ」なんて笑っている。娘としてはちょっと切ない笑いだ。

◎モラハラ夫婦の間に足りないものは何なのか

こうして無事、モラハラの世代間連鎖はいまのところ断ち切れているものの、両親のモラハラ問題が解決したわけじゃない。東京で夫と平和に過ごしていても、ふと両親に思いを馳せると、心に暗い影がさす。

母も、娘がもはや30を過ぎ、“妻”という立場を共有できる関係になったこともあって、子供の頃よりも遠慮なく弱音や愚痴を吐いてくるようになった。母の方からしか話を聞いていないので欠席裁判で不公平ではあるけれど、父は歳をとって丸くなるどころかますますややこしくなっている。

長年両親を見てきた一人の人間として、あの夫婦間に何が足りないんだろうと、最近は客観的に考えるようになった。今更ではあるが、父は人格破綻者ではない。立派に仕事で身を立て、家族を養い、(私の知る限りでは)外に女を作ることもなく、真面目に生きてきた。子供の教育には熱心だったし、旅行にもたくさん連れて行ってくれた。自営業者である自分の職業を、無理に子に継がせようとしなかったことにも感謝している。娘の結婚式では号泣していた。救いようなく性根が腐ってるわけではない。ただ、母に対する“思いやり”と“敬意”が決定的に欠落している。家族でない、周りの人に対しても傲慢な部分はあるが、多少は守るべき体裁や外面が存在する。しかし完全な身内であり自分が養っている「弱者」である母には、自制も働かない。どんなに近い仲でも、いやむしろ近い仲だからこそ、思いやりと敬意は絶対に必要なのに。

思いやりが欠けるとどうなるか。母が昔、少し静養を必要とする病気にかかったとき、父はいたわるどころか「子供をつれて実家に帰れ」といった。足手まといだと言わんばかりだった。

敬意が欠けるとどうなるか。父方の祖父を看取ったのは、母だ。10年近い祖父の闘病を子育てしながら1番近くで見続けたのは、母だ。その祖父が亡くなった時、父から母へ「ありがとう」のひと言はなかった。

些細なことかもしれない。でもこれらは氷山の一角で、一時が万事なのだ。ときに人格否定さえされながら、思いやりも敬意も与えられない日々を何十年も過ごした母。目を背けてきた小さなヒビや歪みは、いまや溝のように深くなっているようでもあり、同時に鎖のように2人をがんじがらめにしているようにも見える。しかも悪いことに、父が地元に根付いた仕事をしていて周囲は知り合いだらけなので、ちょっと誰かに愚痴を漏らすわけにもいかない。

◎考えられる解決策と、それを阻む現実

そこで娘の私が聞いてるわけだが、電話での会話に、愚痴が占める割合がだんだんと増えてくる。内容も、なんだか聞いていて心がえぐられるような話になってくる。

ついに、私は常々考えていたことを言った。「お母さん、もう別れたら? 帰る実家が無くなっても、それでも親が苦しみながら暮らしてると思うより、バラバラでも風通しよく暮らしてくれてる方が嬉しい」と。

母は声を抑えて泣いたあと、言った。「それも考えるよ、でもね、いざとなると不安なのよ」何が不安なのかと聞くと、やはり1番は経済的なこと、次は老後の体の心配だという。

モラハラ被害に合う女性が離婚に踏み切れない理由は、一般的にも経済的事情が多い。子供がいないならまだしも、子供を抱えてしかも専業主婦の場合、よほど実家が裕福でもないと、生活に困窮することが目に見えているので辛くても離婚に踏み切れない。女性が経済的にパートナーに依存しないことは重要だと、こういう場面でも思い知らされる。

そして老後の体の心配とは、つまり日々の生活や介護の心配だ。1人暮らしじゃ病院に付き添ってくれる人もいない、看病してくれる人もいない。いやな夫の老老介護でも、一人よりはましだと言う。でも、子供の誰かの近くに住むなり、同居するなり、ホームに入るという手もある。それを伝えると、「とにかく子供に迷惑をかけたくない」というセリフが返ってきた。ちょうど今、祖母の介護問題で母と叔母の関係がややこしくなっている。だから、自分が原因で、自分の子供たちがいがみ合うのを避けたいんだろう。

そういう諸々の要素を勘案するといやな夫でも添い遂げるしかない、と諦めの境地みたいなものに達しつつ、日々のつらさは耐え難い……そんな母の心境がみてとれた。

そこで私が発したのが、冒頭のセリフだ。母には“話す場”が必要だ。共有してくれる人が必要だ。私は話を聴くけれど、やっぱり母は相手が娘だということを最後まで忘れてなくて、“越えてはいけない一線”を意識している。娘の父親である夫への悪口を言いつつも、微妙に言葉を選んでいる。でも相手が職業カウンセラーなら、なんのしがらみも無いから、呪詛の言葉でも好きなだけ吐いたらいいし、泣こうが喚こうがちゃんと聞いていてくれる。とりあえず吐き出せて、共感してもらえて、もしかしてちょっとでも気持ちが楽になるヒントでもくれればラッキーだ。そのくらいの楽な気持ちで行ってみたらいいよと提案してみたら、母は同意した。

私はその日のうちに、通える範囲で、出来るだけ地元から離れたカウンセリングルームをピックアップして母にメールしておいた。少しでも楽になってくれればと祈るような気持ちだった。

◎ひっそりと、でも確実に存在する私が克服すべき歪み

でも、私は気づいている。

自分が、本来一番すべきことから逃げていることに。

母の愚痴を聴くのもいい、出張で上京する父とたまに食事して機嫌よく帰ってもらうのもいい。

だけど、全く効果無しかもしれないけれどもしかしたら1番効果的かもしれなくて、でも意識的・無意識的にずっと避けていること。それは私が両親を前に「お父さんのやってることはモラハラで、娘として両親が切実に心配だ」と正面切ってきりこむことだ。

多分、“思いやり”や“敬意”をいまさら身につけろといっても無理だ。でも、娘から切実に訴えかけられたら、妻に対する当たりをやわらかくしようかとほんの少しは心が動くのではないか。真剣に考えてくれはしないだろうか。……その可能性に思い当たらなくもないのに、私はそれから目をそらし続けている。

つまり、私も父が怖いのだ。もう30をこえて、よそへ嫁いでも、正面切って父に抗議できない。ビクビク顔色をうかがって過ごしていた少女の頃と、根本的に何も変れていないのだ。論理的に考えたら、私が父を怖れる理由は何もない。キレられたって縁を切られたって生活は脅かされない(私に夫婦の事情を話したことについて母が責められてしまうリスクはあるが)。単に、モラハラ家庭で育ったゆえに育まれてしまった歪んだ恐怖心を、私が克服できていないのだ。

声を震わせながらでも両親を前にして毅然とこの話題について意見できたとき、私は“モラハラ家庭で育った私”と、やっと決別できるんだと思う。
(吉原由梨)

アントニオ猪木が「アリ戦から40年」でマカオ興行も、本人欠席の危機

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会見の様子
 アントニオ猪木氏の格闘技団体「IGF」が4月4日、東京・銀座に開いた新オフィスで、6月26日に中国・マカオでの興行『INOKI-ALI BOM・BA・YE』を発表した。  これは『アントニオ猪木VSモハメド・アリ格闘技世界一決定戦40周年記念大会』とするもので、猪木会長がプロボクシング世界王者のモハメド・アリと世界で初めて異種格闘技戦を行ってから40年ということを記念したイベントだ。しかし、なんとその当人である猪木会長とアリ氏の出席がない可能性もあるという。  74歳のアリは現役時代に受けたとみられる頭部へのダメージからパーキンソン病を患って闘病中で、12年のロンドン五輪で姿を見せたのも3年ぶりの公の場だった。  妻に付き添われながら、五輪旗を運ぶ姿は、現役時代の見る影もなく、脚がふらつき、歩くのがやっとという状況。IGF関係者はアリの出席は半ばあきらめ、「娘さんなど、親族の招へいを交渉している」とした。アリの娘といえば、女子ボクサーとして活躍したレイラが有名だが、彼女は近年、女優活動や夫の元NFL選手を支えながら育児に追われ多忙。そこで、レイラの妹が格闘家の夫と来場する可能性があるというが、こちらは猪木・アリ40周年のゲストとしては小粒だ。  当の猪木氏は通常、試合会場での“猪木劇場”と呼ばれる挨拶が恒例となっているが、何しろ参院議員の身だ。予定では「公務の合間に駆けつける」としているが、現在の政界では衆参ダブルでの解散総選挙が予測されており、一部報道では政治ジャーナリストらが「6月上旬解散、6月末公示、7月上旬の投開票」と推測している。  その通りなら、6月26日というのは猪木氏にとってまさに選挙の真っただ中になり、とてもマカオへ行く余裕はなくなるはず。このままでは猪木・アリ記念イベントなのに当事者不在という奇妙なことになってしまいそうなのだが、興行の中身も波乱の予感に満ちている。  IGFの売りはプロレスも格闘技もジャンル分けしないスタイルにあるが、「猪木さんがこれまで訪問した国すべてから選手を呼びたい」と宇田川強エグゼクティブプロデューサー。世界中からジャンルレスに選手が集まるとなれば、猪木氏のやってきた異種格闘技路線の集大成とすることはできるが、現時点では「猪木イズムに共感する選手を募集」と呼びかけている段階で、具体的に決まっている選手の名前は出ていない。  5月29日にエディオンアリーナ大阪で行われるプレ大会が出場選考となりそうだが、澤田敦士ら日本の参加選手はマカオについて「どういう場所かもわからない」と戸惑っていた。  しかし、IGF側の動きを見ると、「猪木・アリ40周年」の看板は日本向けの宣伝用のようにも思える。  マカオのファンが1976年に日本武道館で行われた伝説の試合を知っているとも思えず、本当の狙いは中国進出にあるのではないか。  IGFは先ごろ中国に、国内道場の20倍の規模の上海道場を設立し、すでに選手育成を開始。所属選手には中国興行のエース候補、中国人のワン・ビンもいて、マカオ興行後は香港や長江デルタなどでの中国巡業を予定。日本では恒例の大みそか興行『INOKI-BOM-BA-YE』を行う予定だが、宇田川エグゼクティブプロデューサーは「今後、日本、中国のどちらにも軸足を置く」とするほどだ。  マカオではすでにIGFの試合中継が土日のゴールデンタイムに放送されて人気を高めており、現地スポンサーからの熱烈なラブコールもあっての興行開催。ちょうどプロボクシングが昨年夏に撤退して、現地カジノでエンタメ系のイベントが不足しているところも渡りに船だっただろう。  猪木氏と同じ議員レスラーの澤田敦士が「IGFは猪木さんの言葉通り、一寸先は闇。何が起こるかわからない」と意味深につぶやいていたが、確かに何がどうなるかわからないのが猪木イズムの魅力でもある。それこそ猪木御大が不在という事態も、IGFにとっては“想定内”かもしれない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

迫力ある巨尻がぷりんぷりん! S・ウィリアムズが、大真面目に尻振りダンスを伝授する動画が大ウケ

<p> わずか14歳でプロに転向し、20代前半で4大大会を連続制覇。4月7日付のWTA世界ランキング(シングルス・女子)でも1位に輝く、テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズ(34)が大真面目にトゥワーク(尻振りダンス)を指導する動画が話題を集めている。<br /> </p>

『ラブライブ!』新田恵海の“AV出演疑惑”でNHK予算に影響も?「報道が4月でよかった……」

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『笑顔と笑顔で始まるよ! (初回限定盤)』(ブシロードミュージック)
 人気アニメ『ラブライブ!』で主役を演じ、同作から誕生したアイドルユニット「μ's(ミューズ)」のセンターを務める声優・新田恵海が、デビュー前に素人AV作品に出演していた疑惑が浮上。ファンや各マスコミの間で大騒動となっている中、その波紋や衝撃は、NHK関係者の間にも及んでいるという。 『ラブライブ!』は、高校生アイドルグループの成長を描く青春ストーリーで、作中でキャラクターたちの声を担当した声優で結成したμ'sがリリースする曲は、オリコンランキング上位に何度もランクイン。今年3月31日、4月1日に開催されたワンマンライブ『μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪』のチケットは、オークションサイトで20万円以上の高値がつくなどして話題になった。  そんな人気作の主役を演じた新田について、5日発売の週刊誌「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)が、2008年12月発売の素人AV作品に出演していたと報道。同誌は、新田と出演女性の共通点を複数確認したとして実名で報じ、これによってネットが大炎上した。一方、新田の所属事務所「株式会社S」は同日、公式サイトで記事の内容を否定。「今後の対応に関しては弁護士と相談中」と、報道に対抗する構えを見せた。  人気アニメである上に、新田にも大勢のファンがいたことで、ネットを中心に騒動は拡大中。沈静化には時間がかかるとみられる。  また一方で、AV疑惑報道は昨年μ’sを『紅白歌合戦』初出場組に選出したNHKにも影響を及ぼしているとのこと。 「NHKの本年度予算は、先月31日の参議院本会議で可決された直後。局上層部は、反対派の批判材料になりかねないため、新田の報道が4月に入ってからで本当に助かったと胸を撫で下ろしていました。NHKはこれまで何かと『ラブライブ!』を贔屓にしており、μ’sの『紅白』出場だけでなく、音楽番組などにも多数ゲスト出演させ、アニメ本編の放送も行っています。特に昨年の『紅白』は、初出場組にゲスの極み乙女。も選出されており、不倫騒動勃発後に局幹部は『あいつらは二度と出さない』と激怒していた。そこへ新田の疑惑とあって、昨年の初出場組は問題児だらけだったわけです」(NHK関係者)  NHKの信用問題にも関わるAV疑惑だけに、今後は同局の『ラブライブ!』推しも減少傾向となるかもしれない。