あの一瞬の“黒髪”期はなんだったの? Kis-My-Ft2宮田俊哉が2年越しに真相を語る

 ファンのみなさんは覚えているだろうか、2年ほど前、Kis-My-Ft2の宮田俊哉が一瞬黒髪になったことを。宮田といえば明るくカラーリングしたヘアスタイルがおなじみだが、2014年の夏頃に突如黒髪にし、「新しい仕事が決まったのか?」とファンの間で憶測が飛んでいた。舞台か、はたまたドラマかと期待したものの、特に発表もなく再び茶髪に戻ったため、謎が謎を呼ぶ展開に。そして、2月17日深夜に放送された『キスマイRadio』(文化放送)では、2年越しにその秘密が明かされた。

女だって女に癒やされたいときがある レズビアン風俗体験記

<p> 女のコ大好き! レズビアンでタレントの一ノ瀬文香です。癒やしを求める女性たちのために、今回は新たな癒やしを提案したいと思います。それは、“レズビアンデリヘル”というもの。デリヘルとは、ホテルや自宅などへの出張という形で、性的サービスを提供してくれるお店ですが、レズビアンデリヘルもその一種。ここでは、女性が女性のお客さんに性的サービスを行ってくれます。<br />  「自分は異性だけが性の対象」と思っていても、実は潜在的に性別関係なく性の対象になり得る要素を持っているという方は多いと感じます。そんな方々のために、気持ち良く癒やされちゃうレズビアンデリヘル体験をレポートしますので、ご覧ください!<br /> </p>

「赤ちゃんの性別選べます!?」2人目解禁で、中国人夫婦がタイに殺到中!

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多くの夫婦が男の子を望んで産むため、中国では男女人口比率の偏りが大きな問題になっているのだが……
 今年1月に一人っ子政策が変更され、すべての夫婦が2人目まで子どもを持つことができるようになった中国で、新たな潮流が起ころうとしている。男女の産み分けを目的に、2人目の子どもを体外受精で作るため、タイへ行く夫婦が増えているというのだ。「新華網」(1月25日付)が伝えた。  中国人を数多く受け入れているバンコクの病院を記者が訪れたところ、診察を受けに来ていた10人のうち8人は、中国から来た人たち。病院の医師の話によると、2人目が解禁される以前から、この病院では受診者全体の7割以上が中国人だったという。記事では、このような病院はバンコクで40前後あるとも伝えている。  タイでは、1989年に体外受精による初めての試験管ベビーが誕生して以来、25年以上にわたって体外受精の技術を高めており、その成功率は60%前後。一部のアジアの国々よりも成功率が高く、中国で体外受精がうまくいかなかった夫婦が、最後の希望を託してタイの病院を訪れるケースも多いのだという。  また費用の面でも、身体検査から体外受精までが8~10万元(約145~180万円)と欧米に比べて安く、タイには中華系の住民も数多くいるので、言葉の面でもそれほど不自由はない。というのは表向きの理由で、タイに行く一番の理由は、タイでは体外受精により男女の産み分けが可能だからだという。  現在、体外受精させた受精卵を子宮に戻す前に遺伝子診断で男女を判別することができ、これによって技術的には、生まれてくる子どもの性別を選ぶことが可能になっているようだ。  実は体外受精を行っているタイの病院の半数以上が、本来は特殊な状況を除いて禁止されている男女産み分けのサービスを提供しており、これはすでに公然の秘密となっているという。そこに、大金を支払っても産み分けをしたい中国人夫婦が飛びついたというわけだ。
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タイの病院では中国語のホームページも用意して、中国人受診者の獲得に努めている
 中国人の子作り事情について、中国在住のフリーライターはこのように説明する。 「中国では、伝統的に男の子が尊重される。そのため、1人目の子どもが女の子だった場合、2人目を作るなら絶対に男の子を、と願う夫婦は多い。そのために男女の産み分けが必要になってくるのですが、中国でそれをやるには非科学的で怪しげな方法に頼るか、女の子とわかった時点で堕胎するしかない。安全確実に産み分けするなら、中国より医療設備の整っているタイでということなんだと思います。日本円で150万円前後という費用も、今の都市部の中産階級なら難なく出せますから」  記事では、出産をどちらの国で行うのかには触れていないが、性別がすでに決まった受精卵を子宮に戻してしまえば、後はどこで産んでも同じなので、出産は中国で、ということになるのだろう。  なんとしてでも男の子を欲しがる中国人夫婦の執念たるや、恐ろしいほどである。 (取材・文=佐久間賢三)

「アイドルというより、兄貴!?」JYJジュンスと熱愛発覚のEXIDハニ、その大胆すぎる素顔とは?

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 年明けにJYJジュンスとの熱愛が発覚し、韓国だけではなく日本でも注目を集めたEXIDのハニ。もともとは、あの橋本環奈(Rev. from DVL)と同じパターンで、ファンが撮影した映像(https://youtu.be/cmKuGxb23z0)がきっかけで大ブレークを果たしたシンデレラガールだが、さすがに熱愛報道直後はジュンスのファンから「下品なダンス踊っているくせに」「そもそも2人は格が違う」「ジュンスの彼女にふさわしくない」などと大バッシングを浴びた。もっとも、ジュンスとハニの双方の事務所が交際を公式に認めたことで、応援ムードも広がっている。  その美貌についてはすでに定評があるハニだが、ここ最近、より注目を集めているのが男勝りな性格だ。その代表的な例が「足指セルカ」だろう。これは、足の指にスマホを挟んで自撮りするものだが、女性なら人前でやるのは躊躇する、大胆な行動だ。ところがハニは、恥ずかしげもなくテレビで何度もその姿を披露。足指セルカはもはやハニの専売特許と化し、海外ニュースでも紹介された。  また、テレビだろうがなんだろうが、大股を広げて座るのが癖のようで「お願いだから、せめてテレビでは脚を閉じてくれ」と、ファンからずっと言われているとか。しかも、ハニは平気でおならや下の話をし、そのたびに共演者を困惑させている。こんな飾らなさすぎるキャラのため、「兄貴」「お兄ちゃん」といったあだ名もついているほどだ。  ハニは日本の漫画好きとしても有名で、テレビでは『彼岸島』『GANTZ』『寄生獣』『MONSTER』『キングダム』などを紹介。しかし、その中に少女漫画らしきものは一冊もなかった。  だからといって、繊細なところがないわけでもない。旧正月休みの特別番組に引っ張りだこだったハニは、とある番組で現在服役中の弟を初公開。以前からインタビューなどで涙もろい姿を見せてはいたが、ハニ自身がプレゼントしたギターを演奏する弟の姿に涙を流すシーンは、大きな話題になった。普段も弟に膝枕をしてあげるほど仲むつまじい姉弟だそうで、「根っから純粋で優しい」と、さらに好感度をアップさせているのだ。  ハニの人間性について、ジュンスの元事務所の同僚でSUPER JUNIORのヒチョルは「一生そばに置いておきたい女性。単なる恋愛対象としては、もったいなさすぎる。結婚を考えないと」と語っているが、はたして……。韓国芸能界の公式ビッグカップルとなった2人の恋の行方が気になるところだ。 (文=李ハナ)

「ジャニー氏の全盛期は今」「後継者は必要ない」ジャニー&メリー喜多川姉弟の知られざる“素顔”

<p> 創設から50年、男性アイドルを生み続け“一大帝国”を築き上げたジャニーズ事務所。所属するアイドルを選ぶのはジャニー喜多川氏たった1人であることは広く知られている。そんな、知られざるジャニー氏の素顔とエンターテインメント論を綴った1冊『ジャニーの伝言~嵐、SMAP、キスマイたちを育てたジャニーズ事務所社長の夢と言葉』(小社刊)。著者の小菅宏氏は、集英社に編集者として勤めていた頃、創業間もないジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏と出会い、親交を深めたという。同事務所外部の人間では、おそらく最もジャニー氏に詳しい小菅氏に、知られざる姉弟の素顔と、現在~今後のジャニーズ事務所の行方について話を聞いた。</p>

「ジャニー氏の全盛期は今」「後継者は必要ない」ジャニー&メリー喜多川姉弟の知られざる“素顔”

<p> 創設から50年、男性アイドルを生み続け“一大帝国”を築き上げたジャニーズ事務所。所属するアイドルを選ぶのはジャニー喜多川氏たった1人であることは広く知られている。そんな、知られざるジャニー氏の素顔とエンターテインメント論を綴った1冊『ジャニーの伝言~嵐、SMAP、キスマイたちを育てたジャニーズ事務所社長の夢と言葉』(小社刊)。著者の小菅宏氏は、集英社に編集者として勤めていた頃、創業間もないジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏と出会い、親交を深めたという。同事務所外部の人間では、おそらく最もジャニー氏に詳しい小菅氏に、知られざる姉弟の素顔と、現在~今後のジャニーズ事務所の行方について話を聞いた。</p>

「三谷の喜劇テイストがいい」「大河はオワコン」『真田丸』は成功するか? 視聴者100名に調査

<p> NHK大河ドラマ第55作目として1月10日より放送開始となった『真田丸』。初回19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、第6話までの視聴率は順に、第2話20.1%、第3話18.3%、第4話17.8%、第5話19.0%、第6話16.9%となっている。20%台は大河ドラマにおいて約3年ぶりの数字だが、第6話で16%台まで数字が落ちたことにより、今後の先行きを不安視する声も聞こえてくる。<br /> </p>

「三谷の喜劇テイストがいい」「大河はオワコン」『真田丸』は成功するか? 視聴者100名に調査

<p> NHK大河ドラマ第55作目として1月10日より放送開始となった『真田丸』。初回19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、第6話までの視聴率は順に、第2話20.1%、第3話18.3%、第4話17.8%、第5話19.0%、第6話16.9%となっている。20%台は大河ドラマにおいて約3年ぶりの数字だが、第6話で16%台まで数字が落ちたことにより、今後の先行きを不安視する声も聞こえてくる。<br /> </p>

良牌のツモに興奮しすぎて急死!? 中国・春節の“徹マン”で死亡事故相次ぐ

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中国では、麻雀が庶民の娯楽として今でも人気が高い
 2月11日、広東省恵州市に住む50代後半の男性が麻雀プレイ中に心臓発作を起こし、急死した騒動が話題になっている。「広州日報」(2月13日付)などが報じた。この男性は雀荘を経営しており、春節(旧正月)期間中、朝から晩まで仲間と徹夜で麻雀に興じていた。男性は、精神的にも肉体的にも疲労困憊し、点滴を打ちながら参加していたという。  しかし、この男性が体を賭して麻雀を続けるには理由があった。この日、手元にいい牌が吸い寄せられるように集まってきて、勝ちまくっていたのだ。あまりにも良牌のツモが続くので興奮した結果、突然絶息し、帰らぬ人となったのだ。  日本でも宝くじに当せんして高額賞金をゲットした人は「運を使い果たした」ことで急死するという都市伝説があるが、この男性もギャンブル運という死に神を呼び込んでしまったのだろうか? 春節の麻雀中の急死は湖北省でも起こっており、深酒した後に徹マンしていた28歳の男性が突然死している。  春節の麻雀絡みでは、もうひとつ悲惨なニュースも報じられた。出稼ぎ労働者の男性が、賭け麻雀で全財産の半分以上となる約2.5万元(約45万円)を失ったというのだ。春節の大みそか、男性は帰省して家族に渡すはずだった4万元(約72万円)を元手に賭け麻雀に挑んで、大負けしてしまったという。妻子どもと出稼ぎし、一生懸命貯めたお金が一瞬にして半分以上なくなっても、「春節に麻雀をするのは欠かせないイベントだから、仕方ない」と、あっけらかんとしていたという(「長江日報」2月16日付)
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海水浴に来てまで麻雀を楽しむ中国人
「中国人の庶民のギャンブルといえば、賭け麻雀でしょう。小遣い程度の金額から、信じられないような大金を賭ける人もいて、賭け麻雀で破産してしまう人も少なくない。真剣勝負になるので、イカサマ行為も多い。つい最近も、田舎の成金を狙って、隠しカメラを使ったイカサマ麻雀を繰り返していたグループが逮捕されたんですが、2年間で稼いだ額は1.2億元(約22億円)と報じられていました。中国では、イカサマ用の麻雀牌やトランプが、普通に商店で売られていますよ」(広州市在住の日本料理店オーナー)  日本でも正月に麻雀をする好事家たちはいるが、中国では文字通り命がけで春節麻雀をする人たちが存在するようだ。 (文=棟方笙子)

【SMAP解散報道】でマスコミは死んだのか? ジャニーズが掌握したメディア操作の真相と深層

――安倍晋三首相が異例のコメントを出すまでに至った、SMAPの独立・解散騒動。“国民的アイドル”の影響力が、いかに大きいかを見せつけられた騒動だったが、独立を画策したとされるマネージャー飯島三智氏の退社、そしてメンバーによる生放送謝罪により沈静化した。だがこれは、芸能マスコミのあり方が問われた出来事だったのではないだろうか?
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(絵/藤本康生)
 日本中の話題をさらったSMAPの分裂・解散、事務所独立をめぐる動きは、ひとまず落ち着きを取り戻している。とはいえ一連の報道ラッシュは、ジャニーズが抱えるさまざまな裏事情を表面化させたという点でも大きな意義があったといえるだろう。特に、生放送された謝罪によって、ジャニーズ事務所内におけるメリー副社長の権勢ぶりがお茶の間に伝わったことは驚きでもあった。  その意味で今回の騒動は、いわゆる「芸能マスコミ」が、あらためて存在感を見せたともいえるだろう。世間的にいえば、騒動を最初に世に出した媒体は「日刊スポーツ」と「スポーツニッポン」の2紙となる。両紙とも1月13日付の一面トップで「ジャニーズ激震SMAP解散」(ニッカン)、「SMAP分裂」(スポニチ)と報じ、これを各メディアが追いかける形で、一気に報道合戦がスタートした。  本誌読者であれば、スポーツ紙が、ジャニーズのような大手芸能プロと日常的に“良好な関係”にあることはご存じだろう。 「大手芸能プロとスポーツ新聞は、いわば記者クラブ制のような関係です。例えば稲垣吾郎や草彅剛の逮捕のように、事件化したときなどはさすがに報じますが、扱いは慎重に配慮をしています。また『フライデー』や『週刊文春』などが恋愛ゴシップ系の話を報じても、よくてベタ扱い。それも事務所側の否定コメントは必須で、後追いも極力しない。以前、文春が報じたジャニーさんのホモセクハラ疑惑などの深刻なスキャンダルに至っては完全黙殺です。スポーツ紙はドラマや映画、イベントの制作発表など、日常的に芸能ニュースを供給してもらっており、下手に刺激すると、その後の情報をもらえなかったり、会見から締め出されかねないからです」(スポーツ紙記者)  そしてほどなく、翌14日発売の「週刊新潮」が、この「SMAP解散問題」を詳細に報じることとなる。新潮の記事はジャニーズ事務所のコメントに加え、返事はなかったもののマネジメント室長・飯島三智氏にも取材をかけるなど、時間をかけて丁寧に取材をした痕跡が見て取れるものだった。印刷スケジュールを考えれば、実質的に新潮のスクープだったことは明らかだろう。  では、なぜこの2紙が新潮に先駆けてスッパ抜くことができたのか。多くのマスコミ関係者は「ジャニーズ事務所は新潮の取材を受けており、当然、この日に記事が出ることは把握していた。そこで、少しでも有利な情報を流すために、日頃から親しいニッカンとスポニチの2紙に情報を流して、先に書かせたのだろう」と考えていたはずだが、今回に限っていえば、そこまで単純ではなかったとの声もある。  そもそもスポーツ紙記者の間では、飯島やSMAPの周辺にキナ臭い動きがあること自体は、かなり早い段階から情報が流れていたという。 「強がりではなく、飯島さんがSMAPと独立するのではないかという話はキャッチしていたんです。昨年秋口頃からは、今回の独立話で仲介に動いていたといわれる大手事務所や、テレビ局などから話が流れ始めていたし、NHK紅白の司会決定をめぐる取材の過程などでも噂になっていた。ただ、ジャニーズからは一切、情報が出てこなかった」(前出・スポーツ紙記者)  ニッカンやスポニチのスクープ記事には、発売前日の1月12日付で飯島氏が関連会社「ジェイ・ドリーム」の役員を辞任したことも書かれている。この情報がジャニーズ側から提供されたのか、あるいは別のルートからのものなのかは定かではないが、積み重ねた情報の蓄積があったからこそ、出すことができたのは確かなようだ。 スポーツ紙が示した存在感と不信感
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日本中の注目を集めたSMAPの独立報道だが、彼らが国民的アイドルであるとうことがあらためて知らされた。
 もっとも、例え事情があったにせよ、情報をつかんだ時点で記事にすることができなかったという事実は、スポーツ紙の限界を示している。 「情報をつかんでも、『どうせ書けない』と自己規制して取材をやめてしまうケースも多いからね。今回は新潮の記事が出るということで、やむなくジャニーズ側もOKを出したのでしょうが、当然、スポーツ紙側には“十分に配慮した内容”を要請していたはずです」(スポーツ紙OB)  実際、新潮に書かれた内容に対し、その後のスポーツ紙の記事は、かなり偏った方向に展開していくことになる。  最大の違いは、飯島氏の退職原因と、4対1に分裂したSMAPメンバーの扱いだ。新潮の記事は、「飯島はメリーからパワハラまがいの言動で圧力をかけられ、退職に追い込まれた」としており、分裂メンバーの評価も「4人は育ての親への恩義から義侠心を見せた。しかしキムタクだけは打算で動き、飯島さんやメンバーを裏切った」「キムタクこそが大恩ある事務所への義を守った」と双方の見解を掲載して、中立的なスタンスを取っている。  ところがほとんどのスポーツ紙は、「確執があった」とはしているものの、明らかに飯島氏を叩くトーンで、分裂メンバーの評価も、中居ら4人は“造反者”で、キムタクこそがSMAP存続のために動いた英雄という、完全にジャニーズ寄りのスタンス。記事の見出しを見れば、謝罪会見への流れがどう作られていったかがよくわかる。 「このテのマスコミコントロールは、まさにお手のもの。昨年でいえばKAT-TUNを脱退する田口淳之介の問題でも、同様にスポーツ紙を巧妙に使って『ジャニタレも適齢期になれば結婚解禁』という情報を流し、事態の収拾を図っていましたね」(前出・スポーツ紙記者)  一方、出遅れた「サンスポ」と「スポーツ報知」だが、いずれも部数は伸ばしたものの、記事内容では明暗を分ける結果となった。なんとか他紙に並んだサンスポに対し、評価を落としたのは報知。 「収録予定日を間違えたり、歌収録をコントと書くなど、連日、ディテールでミスを重ねていましたね。象徴的だったのが、騒動後の初収録を報じた1月22日の『ジュリー副社長新企画でSMAP歌った』という一面記事です。実はこの企画は以前から用意されていたもので、飯島氏による最後の企画といってもいいくらい。収録スタッフが間違えるわけはありませんし、スマスマの収録現場をよく知らない人間が情報を流していたんでしょうね。そういえば、これまでSMAPの現場はすべて飯島さんが仕切っていましたが、この日は、初めて現場に来るようなメリー/ジュリー派のスタッフばかりでした(笑)」(フジテレビ関係者)  ちなみに「デイリースポーツ」も、生謝罪があった夜に近藤真彦の呼びかけで食事会が行われた事実を、「キムタク発案で中居ら4人が謝罪した」と最終版でスクープしている。新潮によればこの会合は「最後まで重苦しく、まるでお通夜のようだった」というが、後追いしたスポーツ紙はこぞって「団結の宴」「ファミリー結束」「SMAP激励会」と問題収束を強調する紙面になっていた。こんな食い違いからも、大手スポーツ紙が、いかにジャニーズに気を使って紙面を作っていたかが見えてくる。 シタタカな週刊誌 相変わらずの女性誌  ジャニーズ側の意向に、ほぼ丸乗りしていたスポーツ紙に対し、よりゲリラ的だったのが週刊誌だ。  1年前にメリー副社長インタビューを掲載し、今回のジャニーズ内部分裂が表面化するきっかけを作った文春だが、出遅れを挽回すべく誌面に登場させたのは、ジャニーズ・エンタテイメントの小杉理宇造代表取締役。ただし「SMAP裏切りと屈服」のタイトル通り、内容は事務所側の主張を全面展開したもので、まだ分裂騒動が発覚する以前に張り込んで撮影した中居や飯島マネージャーの姿もグラビアで公開されている。  一方、新潮の第2弾記事は、驚きのメリー副社長独占インタビュー。こちらも同様に「独立4人組が赦された真夜中の平身低頭」と、事務所側の完全勝利を印象付ける内容となっていた。 「ジャニーズにしてみれば、コントロールの利くスポーツ紙よりはるかに怖い文春と新潮を抑えにかかったということでしょう。これまで出版社系に対しては、カレンダー利権やファッション誌、テレビ誌など他誌への圧力を通じて影響力を保ってきましたが、この2誌にはほとんど利かなかった。そこで今回はジャニーズの大幹部を登場させることによって、自分たちの主張を大きく展開したわけです。メディア側にしても、当事者の肉声を報じることは大きな意義があるし、情報も取れますからね。特に文春を見ると昨年末から張り込んでおり、早い段階から“飯島・中居バッシング”のための情報を流していたのでしょう」(週刊誌記者)  もっとも、これで思惑通り両誌がジャニーズ側に取り込まれたかといえば、そうではなさそうだ。新潮は第3弾の記事で、マッチ主催の食事会の“美談の嘘”を指摘。文春にしても、おそらく本人たちは許可していないであろうジャニー喜多川やメリー/ジュリーの姿をグラビアに掲載するなど、情報は取るが、言いなりにはならないというシタタカなスタンスを見せている。  さらに遅ればせながらも、「週刊現代」が、飯島派と思われるジャニーズ元社員の暴露インタビューを掲載している。こうしたゲリラ性はまさに週刊誌の面目躍如といえる。  女性誌では、過去にジャニーズと決裂した「週刊女性」が「“木村の裏切り”“中居の怒り”それでもSMAPは解散しない!!」「クーデターなんてなかった」と飯島側に立ってみせたが、対してこれまで通りジャニーズの広報誌ぶりを発揮したのが「女性セブン」「女性自身」の2誌。過去にはキムタクの彼女・カオリンとの破局報道に際して、事務所からキムタクの独占インタビューを指名されたほどの信頼を得ているセブンなどは、「中居正広誤算とこれから」とスポーツ紙同様、事務所寄りの美談報道に終始。ダウンタウンの松本人志が親友の中居に「解散したくないなら木村に頭を下げろ」とアドバイスしたというガセを飛ばし、吉本に謝罪するというひと幕もあった。 絶望的なテレビとウェブの限界  ジャニーズとの“距離感の差”こそあれ、スポーツ紙も雑誌も自分たちで取材し、記事を作って情報を発信していたわけだが、今回、そんなメディアとして当たり前の役割すら放棄していたのがテレビだろう。どの局も、肝心な情報はスポーツ紙と週刊誌を読み上げるだけで、あとはコメンテーターや芸能リポーター任せという腰の引け方だった。  TBSの生放送『サンデージャポン』で、デーブ・スペクターが「世間的に違和感があると思いますよ。でも(報道しているのは)全部スポーツ紙や週刊誌だけなんですよ。日常的に(SMAPを)使っているテレビ局が一番パイプあるのに、一切独自取材していないんですよ」と、本質を突くコメントをしていたが、爆笑問題・太田光やテリー伊藤も目を泳がせてスルーするのみ。この反応が、テレビ業界全体の姿勢を象徴していたといえるだろう。  日テレ『情報ライブ ミヤネ屋』も、かろうじて、橋本五郎・読売新聞特別編集委員が控えめに事務所批判をしたことが目立った程度。長年にわたってメリーとS元取締役の関係からジャニーズJr.を優遇し続けたテレビ朝日も同様で、『報道ステーション』が真裏で流れた謝罪会見の速報を流していたが、その後、バックグラウンドに切り込んだ報道は一切流れていない。  民放の中では最も飯島派に近いといわれていたのが『SMAP×SMAP』を放送していたフジテレビだが、昨年後半に入ってからは、“飯島派”だった局員が異動していたという情報が流れるなど、ジャニーズとの関係は、まさに商売に直結する問題となっていたようだ。 「騒動が発覚してすぐ上層部から、『他社で出た情報しか流すな』というお達しが下りてきましたからね。テレビ局にとって、これは単なる芸能ニュースではなく、政治的に判断しなければならない事件。それだけジャニーズに依存しているということなんです」(フジテレビ関係者)  以前とは違い、こうした報道姿勢を批判する声や、ジャニーズ事務所の思惑が多くの人の目に届いたのは、現代がネット社会になったからこそだろう。ただし「他人のふんどし」の意味では、ウェブ媒体も同様だ。芸能系ニュースサイトは軒並みアクセス数を伸ばしたようだが、一部を除いて独自情報はほとんどなく、スポーツ紙や雑誌、テレビの報道を追いかけるだけという問題点も露呈した。 「そもそも(独立系のウェブニュースメディアでは)取材して書くという発想がないところもあり、評論、分析だけでは限界がある。刺激的な見出しでアクセス数を稼げればいいというだけのサイトも多すぎる。肝心の一次情報が他メディア頼みという点は、今後の課題でしょうね」(芸能サイト関係者)  メディアがどんな距離感でジャニーズを取材しているのかは、今後も注意深く見守る必要がありそうだ。 (取材・文/常田裕)