慰安婦“捏造記者”とバッシングされた植村隆・元朝日新聞記者が反撃

慰安婦「捏造記者」として日本中から総バッシングを浴びた元朝日新聞記者の植村隆氏が16日に都内で講演会を行った。

そもそもの発端は植村氏が91年8月11日に「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』のうち、一人がソウル市内に生存していることが分かった」と書いた記事。・・・(続きは探偵ファイルで)

数千人に影響?爆破予定時刻は本日(22日)の午後3時34分!!

岐阜市の市役所施設に対して爆破予告が出された。爆破予定時刻は本日(22日)の午後3時34分。

岐阜市のサイトでも、下記の通り注意を呼びかけている。・・・(続きは探偵ファイルで)
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新旧アイドル大集合!橋本瑠果大抜擢舞台で空気が凍った?

「前回アリスさんでやらせていただいた自分を超えるように頑張りたいと思います」

元アイドリング!!!33号の橋本瑠果チャンが主演を務めるアリスインプロジェクトの舞台『陰陽よろず屋開業中!』の記者発表が行われた。・・・(続きは探偵ファイルで)

TBSの猛烈な「ディーン・フジオカ祭り」の成果で、深キョン主演ドラマの視聴率がついに2ケタ台到達!

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TBS系『ダメな私に恋してください』
 視聴率1ケタ台が続いていたTBS系の深田恭子主演ドラマ『ダメな私に恋してください』(火曜午後10時~)が、第6話(2月16日)で10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、ついに初の2ケタ台に到達した。  長い道のりだった。初回は9.0%でスタートし、以後、第2話は9.3%、第3話は8.2%と推移。第4話は自己最高の9.8%まで上げ、2ケタ台まで、あと一歩のところまで迫ったが、第5話は8.7%と再び降下していた。初回から5週連続1ケタ台となると、さすがにもはや10%超えは不可能かとも思われたが、第6話目にして、待望の2ケタ台にたどり着いた。  その背景には、準主役であるディーン・フジオカの八面六臂の“活躍”があった。昨年末から、ディーンは同ドラマの番宣も兼ね、TBS系の情報、バラエティー番組に出まくったのだ。それは、『王様のブランチ』『ぶっこみジャパニーズ5』『A-Studio』『所さんのニッポンの出番』『あさチャン!』『白熱ライブ ビビット』『ひるおび!』『Nスタ』『林先生が驚く初耳学!』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマたちへ(現・スマイルたちへ)』……といった具合。18日には『櫻井有吉アブナイ夜会』に出演し、20日には再度『王様のブランチ』に登場する予定。  それは、まさしく「ディーン・フジオカ祭り」の様相。ブレーク中で今が旬のディーンだけに、各番組から引っ張りだことなったわけだが、当然ドラマの番宣の意味合いもあっての出演だったのだ。その効果は、なかなか出なかったが、ようやく第6話で、ひとつの目安である2ケタ台に達した。こうなってくると、ディーンは主役の深田以上の“貢献度”といってもよかろう。  TBSの「火10」ドラマがスタートしたのは、2014年4月期からだが、これまで全話平均視聴率が10%超えを果たした作品は、まったくなく、最高が『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(15年4月期/木村文乃主演)の8.8%。単話で見ると、2ケタをマークしたのは『マザー・ゲーム~』最終回(第10話)の10.5%のみだった。つまり、今回の『ダメな私に~』第6話の10%超えは、同枠ドラマ史上2度目の快挙なのだ。  深田自身、14年10月期に主演した同枠の『女はそれを許さない』は平均6.1%と大爆死して、苦汁をなめている。それから、1年3カ月の月日を経て臨んだ今ドラマ。第6話までの平均は9.2%で、現時点で『マザー・ゲーム~』の8.8%を上回っており、同枠ドラマの過去最高視聴率(平均)をマークする可能性も十分。  バカバカしさ満点のラブコメディだが、作品自体の評価は上々。裏のフジテレビ系『お義父さんと呼ばせて』(遠藤憲一&渡部篤郎主演/火曜午後10時~)は、16日の第5話で4.7%まで落ち込み、『ダメな私に~』とは大差がついた。深田が持つ潜在視聴率に加え、ディーン人気をうまく取り込めれば、今後も2ケタをキープできるはずだが……。 (文=森田英雄)

『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』、2016年度エンパイア賞最多ノミネート!

『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』が第21回ジェイムソン・エンパイア賞に10部門に渡ってノミネートされた。同作品に出演したトム・ハーディとシャーリーズ・セロンがそれぞれ主演男優賞と女優賞に選ばれたほか、ジョージ・ミラー監督が監督賞にノミネートされている。ミラー監督は同賞を『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス、『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー、『レヴェナント:蘇えりし者』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ、『オデッセイ』のリドリー・スコットと争うことになる。 『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』に続いて『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が7部門でノミネートされ、レイ役を演じたデイジー・リドリーは最優秀新人女優賞に、先日行われた英国アカデミー賞でEEライジング・スター賞を受賞していたフィン役のジョン・ボイエガは、エンパイア賞最優秀新人男優賞にもノミネートされている。 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』はどちらもコスチュームデザイン賞やメイクアップ&スタイリング賞、撮影技法賞、プロダクションデザイン賞など技術的な賞でも多く受賞候補にあがっている。 2016年度ジェイムソン・エンパイア賞授賞式は3月20日、ロンドンで開催される予定だ。 2016年度ジェイムソン・エンパイア賞 ノミネートリストリスト: 新人男優賞 アブラハム・アター『ビースト・オブ・ノー・ネーション 』 ジョン・ボイエガ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 トーマス・マン『ミー・アンド・アール・アンド・ザ・ダイイング・ガール』 ジェイソン・ミッチェル『ストレイト・アウタ・コンプトン』 ジェイコブ・トレンブレイ『ルーム』 新人女優賞 オリヴィア・クック『ミー・アンド・アール・アンド・ザ・ダイイング・ガール』 レベッカ・ファーガソン『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 マイカ・モンロー『イット・フォローズ』 ベル・パウリ―『ザ・ダイアリー・オブ・ア・ティーンエイジ・ガール』 デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 SFファンタジー作品賞 『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』 『ジュラシック・ワールド』 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 『オデッセイ』 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント 蘇えりし者』 マット・デイモン『オデッセイ』 マイケル・ファスベンダー『マクベス』『スティーブ・ジョブス』 トム・ハーディ『レジェンド』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 マイケル・B・ジョーダン『クリード チャンプを継ぐ男』 主演女優賞 エミリー・ブラント『ボーダーライン』 ブリー・ラーソン『ルーム』 ジェニファー・ローレンス『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』 シャーリーズ・セロン『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』 監督賞 J・J・エイブラムス『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 ライアン・クーグラー『クリード チャンプを継ぐ男』 アレハンドロ・G・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』 ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 リドリー・スコット『オデッセイ』 作品賞 『ヘイトフル・エイト』 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 『オデッセイ』 『レヴェナント 蘇えりし者』 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

「全体的にボコボコ&目が…?」釈由美子の顔が不安

 15日、コスメブランド「D.UP」の新CM発表会に、同CMに出演している押切もえ(36)と、彼女に「幸せになれる秘訣」を伝授するゲストとして釈由美子(37)が登場した。釈といえば、昨年10月に一般人男性と結婚し、現在妊娠5カ月。記者がつわりについて聞くと、「(お腹の子が)仕事の時は良い子にしてくれています」と、当日の体調は良好なことを明かし、お腹の膨らみも目立たない衣装を着用していた。しかし、イベントの様子を伝えたネットニュースの写真に「明らかにおかしな箇所がある」と話題となっている。  それは、カメラに向かって笑顔を向ける釈の顔だ。まず、右目のまぶたがひどく腫れているようで、左右の目の大きさが違う。そして、頬やこめかみ辺り、鼻の横などに不自然なくぼみが出現している。この姿に「全体的にボッコボコ」「ものもらいじゃないの?」などとネットがざわついている。  しかし、自身のブログに投稿した、会場の楽屋で撮ったと思われる自撮り画像では、アプリを駆使しているのか右目はなぜか腫れておらず、二重状態のぱっちりと大きな瞳を披露しており、ボコボコもない。そして何より驚くのは、イベント登壇中の顔の異変を噂されている写真と自撮り写真を同じブログに投稿していることだ。同ブログには、「つわりで、ぼろぼろにくたびれきった悲壮感が滲み出ていなかったか、申し訳なくなりました…」と記載されているが、「ものもらい」などを患っているなどの記載はない。本人はその2枚の写真で、自身の顔が全然違うことに気付いていないのだろうか。  数年前から常に注目されている「釈の顔の変化」。その都度、「釈ちゃんどうしたの?」「整形って怖い」と不安な声が上がり続けてきた。今回の一件により、美意識が高く、ストイックな釈をもってしても、「整形ってこんなに崩れちゃうの?」「妊娠って顔まで変わるの?」と新たな不安を感じた。嘘でも良いから「ものもらいできちゃった☆」とでもコメントしてくれさえすれば、ほっと胸を撫で下ろすこともできるのだが。 (夏木バリ)

「全体的にボコボコ&目が…?」釈由美子の顔が不安

 15日、コスメブランド「D.UP」の新CM発表会に、同CMに出演している押切もえ(36)と、彼女に「幸せになれる秘訣」を伝授するゲストとして釈由美子(37)が登場した。釈といえば、昨年10月に一般人男性と結婚し、現在妊娠5カ月。記者がつわりについて聞くと、「(お腹の子が)仕事の時は良い子にしてくれています」と、当日の体調は良好なことを明かし、お腹の膨らみも目立たない衣装を着用していた。しかし、イベントの様子を伝えたネットニュースの写真に「明らかにおかしな箇所がある」と話題となっている。  それは、カメラに向かって笑顔を向ける釈の顔だ。まず、右目のまぶたがひどく腫れているようで、左右の目の大きさが違う。そして、頬やこめかみ辺り、鼻の横などに不自然なくぼみが出現している。この姿に「全体的にボッコボコ」「ものもらいじゃないの?」などとネットがざわついている。  しかし、自身のブログに投稿した、会場の楽屋で撮ったと思われる自撮り画像では、アプリを駆使しているのか右目はなぜか腫れておらず、二重状態のぱっちりと大きな瞳を披露しており、ボコボコもない。そして何より驚くのは、イベント登壇中の顔の異変を噂されている写真と自撮り写真を同じブログに投稿していることだ。同ブログには、「つわりで、ぼろぼろにくたびれきった悲壮感が滲み出ていなかったか、申し訳なくなりました…」と記載されているが、「ものもらい」などを患っているなどの記載はない。本人はその2枚の写真で、自身の顔が全然違うことに気付いていないのだろうか。  数年前から常に注目されている「釈の顔の変化」。その都度、「釈ちゃんどうしたの?」「整形って怖い」と不安な声が上がり続けてきた。今回の一件により、美意識が高く、ストイックな釈をもってしても、「整形ってこんなに崩れちゃうの?」「妊娠って顔まで変わるの?」と新たな不安を感じた。嘘でも良いから「ものもらいできちゃった☆」とでもコメントしてくれさえすれば、ほっと胸を撫で下ろすこともできるのだが。 (夏木バリ)

クソッタレな世界を疾走する若者たちの日々の欠片 ― 石川竜一写真集『adrenamix』の希望と絶望

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adrenamix』(赤々舎)

 昨年、Tocanaでも紹介した写真家の石川竜一。見事に第40回木村伊兵衛写真賞を、そして立て続けに日本写真家協会新人賞も受賞し、1人のフォトグラファーとして着々と認められつつある。  そんな石川の受賞後第1作目にあたる作品集が『adrenamix』だ。
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adrenamix

■世の中はクソ、死んでしまえと思っていた 『adrenamix』は石川の日常のスナップ写真で構成されている。ほとんどが2009年、石川が25歳の頃に撮影されたイメージだ。 「あの頃はモヤモヤとしていてムカついていた。でも、何にムカついているのかもわからなかったしやり場もなくて。『世の中はクソ。死んでしまえ』と思うくらい違和感があった。自分なりに精一杯やっていたけど、何もできなかった」(石川竜一氏)  深夜の国道を疾走する暴走族、ライブハウスで声の限りにシャウトするパンクバンド、クラブで踊り狂う若者たち。したたかに酒を飲み意識を失った青年。モデルガンを片手にガスマスクを被り車に乗る男。密室でセックスに興じるカップル等々、漲るエネルギーを持て余しながらやり場のない不安や怒りを抱えてさまよう若者たちがくり広げる無軌道な日々。  被写体の多くは石川の周りにいた友人や近しい人々だ。石川本人が写ったカットも少なからずある。
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adrenamix

「1枚めの写真は家の近所のA&W(沖縄のメジャーなハンバーガーチェーン)の駐車場。友達と集まって週に7回か8回は酒を飲んで騒いでた。森の写真もよく友達と行っていた場所。『森の楽隊』って言って、音楽を奏でても聴く人はいないから森が聴く、みたいな(笑)。みんな仕事もしてなくて金もなくて、くだらないことをやって遊んでた」(石川竜一氏)  合間合間に、石川の心象風景を表すかのような静物写真がはさみ込まれる。死んだ虫、潰れて内臓の飛び散った鳩。トイレに捨てられたカゼ薬のビン、そして、性器。決して明るいだけじゃない、陰鬱な光景も中には含まれる。一時の狂宴と、その後にやってくる倦怠の無限ループ。でも、それこそが、若さってヤツがはらむ光と影に他ならない。
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■みんな同じ。だから、若い子たちに「元気かい?」って  撮影場所は石川が生まれ育った沖縄だ。しかし、写っているのはどこの都市にもいる若者たちのやんちゃな姿。歓楽街の片隅で路上に座り時間を潰す者、悪ふざけが過ぎて人前でチンコを露出する者、火の点いたタバコに、立てられた中指。見たこと、あるでしょう?  世の中に蔓延する常識やお仕着せのレールのようなものに馴染めない何かを感じ、そこからはじき出された、あるいは自ら距離を置く若い彼ら彼女らが感じるだろう鬱屈した思い、陽気さの影に隠れた憂鬱が、『adrenamix』に淡々と綴られたイメージから漂い出る。  若い=素晴らしい、と本気で結び付ける向きがある。でも、若さってそんなに簡単なものじゃない。そう思う人はきっと、自分が10代や20代だった頃の無様さや鬱屈、正気を忘れてしまっているだけだ。
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adrenamix

 まだ何者でもない若者たちに、世間という名の姿の見えない化け物は、勝手な「正しさ」のようなものを無責任に要求する。何者でもないゆえの希望と絶望は背中合わせで、多感であるほどその振り幅は大きく、繊細な心の襞は引き剥がされ血を流し、息を吸うことさえ叶わずに翻弄される。 「自分的には恥ずかしくて見たくない。こんなの他人には見せられないという気持ちが正直に言えばある。いまだにこの状態が続いていると感じることもあるんだよね。でも、みんな同じなんじゃないかな。だから、あの頃の自分のような若い子たちに、『元気かい?』って」(石川竜一氏)
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『adrenamix』をページをめくり進めるうちに、夭逝したフランスの作家、ポール・ニザンを思い出した。 「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。恋愛も思想も家族を失うことも、大人たちの仲間に入ることも、世の中でおのれがどんな役割を果しているのか知るのは辛いことだ」 「怒りを向けよ。きみらを怒らせた者どもに。自分の悪を逃れようとするな。悪の原因をつきとめ、それを打ちこわせ」  ともに、ポール・ニザンが26歳の時に発表した処女作『アデンアラビア』に記した一節だ。この小説が国も時代をも越えて若者に支持されるのは、上っ面だけじゃない、若者が内に秘めた本音を率直に描いたからだ。時は1930年前後。1929年からの世界恐慌が尾を引き、先が見えず、特に若者には辛い時代だった。先が見えず若者に厳しいという点では、いまの日本だって同じだろう?
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adrenamix

■「adrenaline」+「mix」=『adrenamix』 『adrenamix』というタイトルは、アドレナリン(adrenaline)とミックス(mix)を合わせて石川が造った言葉。 「撮影してる時に思いついたタイトルで、自分そのもの。みんな何かにムカついてモヤモヤしていて、でもやり場がなくて。暴走族もそう。クラブで騒いでる子もそう。みんな同じ気持ちだったから一緒に遊べた。その気持ちをどう表すかを考えたら、直感的に『アドレナリン』と『ミックス』っていう言葉が重なった」 (石川竜一氏)
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 本を手にすると気づくのだが、『adrenamix』には表紙がない。正確に言えば、表紙そのものは剥ぎ取られて、糊付けされた部分のみが残されている。製本後に、石川自身が1冊1冊破り捨てたのだという。 「破ったほうがいいかなって(笑) 直感的、衝動的なものです」(石川竜一氏)  このライブ感、疾走感が奇しくも『adrenamix』の世界を、フィジカルな面においてもよく表している。そして「なんでも写真になればいい」という想いに身を任せ、予測不可能なこの世界を切り取り続ける写真家、石川竜一の裏表のない生き様そのままのような気がしてならない。 そう、『adrenamix』はきっと、石川竜一そのものなんだ。
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■横浜と渋谷で写真展を開催中  2016年に入り、1月から3月にかけて、東京近郊で複数の写真展が予定されている石川竜一。横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」では、石川がまだ写真家として認められていなかった、いわば最初期の作品から沖縄の風景と人を撮った代表作の『絶景のポリフォニー』と『okinawan portraits 2010-2012』に類する作品群に加えて、受賞後に撮影を開始した最新作の『CAMP』も合わせて展示されている。
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 2月6日から東京・渋谷のWAG galleryで始まった『CAMP』は、サバイバル登山家の服部文祥とテントも食料も持たずに深い山林に分け入り、そこで捕獲した生き物を食べて命を繋ぎ、死と隣り合わせのアクシデントを掻い潜るなかで石川の前に現れた光景を切り取った新境地とも言えるシリーズだ。自らの命をむき出しの大自然にさらすなかで、石川は何を見たのだろう? 「持っている作品はさっさと出したい。いつでも発表できるストックを持っていることからくる安心感のようなものは、次に進めていないような感じがして好きじゃないから。あるものはなるたけ早く発表してしまって、なにもない状態から焦って自分にハッパをかけることが面白いんだよね」(石川竜一氏) 今年は年初から、エキサイティングな1年になりそうだ。 (文=渡邊浩行/YAVAI-NIPPON) ■石川竜一プロフィール 1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。主な個展に2014年「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄)、「zkop」ATSUKOBAROUH(東京)、「okinawan portraits」Place M(東京)、「絶景のポリフォニー」銀座ニコンサロン(2015年大阪ニコンサロン)、2015年「okinawan portraits」The Third Gallery Aya(大阪)、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ)、グループ展に2012年「沖縄本土復帰40周年写真展OKINAWA 0 POINT」(沖縄)、2014年「森山大道ポートフォリオレビュー展」(沖縄)、「show case #3」eN arts(京都)、2015年「野生派宣言!」ongoing(東京)など。写真集に2014年『RYUICHI ISHIKAWA』(私家版)、『okinawan portraits 2010-2012』、『絶景のポリフォニー』、2015年『adrenamix』がある。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。第40回木村伊兵衛写真賞、2015年日本写真協会賞新人賞受賞。 ■考えたときには、もう目の前にはない ●石川竜一展 日時:2016年1月30日(土)~2月21日(日)10:00~18:00 ※会期中無休 場所:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内) TEL:045-910-5656 http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221/ 入場無料
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adrenamix』(赤々舎)

クソッタレな世界を疾走する若者たちの日々の欠片 ― 石川竜一写真集『adrenamix』の希望と絶望

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adrenamix』(赤々舎)

 昨年、Tocanaでも紹介した写真家の石川竜一。見事に第40回木村伊兵衛写真賞を、そして立て続けに日本写真家協会新人賞も受賞し、1人のフォトグラファーとして着々と認められつつある。  そんな石川の受賞後第1作目にあたる作品集が『adrenamix』だ。
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■世の中はクソ、死んでしまえと思っていた 『adrenamix』は石川の日常のスナップ写真で構成されている。ほとんどが2009年、石川が25歳の頃に撮影されたイメージだ。 「あの頃はモヤモヤとしていてムカついていた。でも、何にムカついているのかもわからなかったしやり場もなくて。『世の中はクソ。死んでしまえ』と思うくらい違和感があった。自分なりに精一杯やっていたけど、何もできなかった」(石川竜一氏)  深夜の国道を疾走する暴走族、ライブハウスで声の限りにシャウトするパンクバンド、クラブで踊り狂う若者たち。したたかに酒を飲み意識を失った青年。モデルガンを片手にガスマスクを被り車に乗る男。密室でセックスに興じるカップル等々、漲るエネルギーを持て余しながらやり場のない不安や怒りを抱えてさまよう若者たちがくり広げる無軌道な日々。  被写体の多くは石川の周りにいた友人や近しい人々だ。石川本人が写ったカットも少なからずある。
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「1枚めの写真は家の近所のA&W(沖縄のメジャーなハンバーガーチェーン)の駐車場。友達と集まって週に7回か8回は酒を飲んで騒いでた。森の写真もよく友達と行っていた場所。『森の楽隊』って言って、音楽を奏でても聴く人はいないから森が聴く、みたいな(笑)。みんな仕事もしてなくて金もなくて、くだらないことをやって遊んでた」(石川竜一氏)  合間合間に、石川の心象風景を表すかのような静物写真がはさみ込まれる。死んだ虫、潰れて内臓の飛び散った鳩。トイレに捨てられたカゼ薬のビン、そして、性器。決して明るいだけじゃない、陰鬱な光景も中には含まれる。一時の狂宴と、その後にやってくる倦怠の無限ループ。でも、それこそが、若さってヤツがはらむ光と影に他ならない。
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■みんな同じ。だから、若い子たちに「元気かい?」って  撮影場所は石川が生まれ育った沖縄だ。しかし、写っているのはどこの都市にもいる若者たちのやんちゃな姿。歓楽街の片隅で路上に座り時間を潰す者、悪ふざけが過ぎて人前でチンコを露出する者、火の点いたタバコに、立てられた中指。見たこと、あるでしょう?  世の中に蔓延する常識やお仕着せのレールのようなものに馴染めない何かを感じ、そこからはじき出された、あるいは自ら距離を置く若い彼ら彼女らが感じるだろう鬱屈した思い、陽気さの影に隠れた憂鬱が、『adrenamix』に淡々と綴られたイメージから漂い出る。  若い=素晴らしい、と本気で結び付ける向きがある。でも、若さってそんなに簡単なものじゃない。そう思う人はきっと、自分が10代や20代だった頃の無様さや鬱屈、正気を忘れてしまっているだけだ。
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 まだ何者でもない若者たちに、世間という名の姿の見えない化け物は、勝手な「正しさ」のようなものを無責任に要求する。何者でもないゆえの希望と絶望は背中合わせで、多感であるほどその振り幅は大きく、繊細な心の襞は引き剥がされ血を流し、息を吸うことさえ叶わずに翻弄される。 「自分的には恥ずかしくて見たくない。こんなの他人には見せられないという気持ちが正直に言えばある。いまだにこの状態が続いていると感じることもあるんだよね。でも、みんな同じなんじゃないかな。だから、あの頃の自分のような若い子たちに、『元気かい?』って」(石川竜一氏)
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『adrenamix』をページをめくり進めるうちに、夭逝したフランスの作家、ポール・ニザンを思い出した。 「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。恋愛も思想も家族を失うことも、大人たちの仲間に入ることも、世の中でおのれがどんな役割を果しているのか知るのは辛いことだ」 「怒りを向けよ。きみらを怒らせた者どもに。自分の悪を逃れようとするな。悪の原因をつきとめ、それを打ちこわせ」  ともに、ポール・ニザンが26歳の時に発表した処女作『アデンアラビア』に記した一節だ。この小説が国も時代をも越えて若者に支持されるのは、上っ面だけじゃない、若者が内に秘めた本音を率直に描いたからだ。時は1930年前後。1929年からの世界恐慌が尾を引き、先が見えず、特に若者には辛い時代だった。先が見えず若者に厳しいという点では、いまの日本だって同じだろう?
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■「adrenaline」+「mix」=『adrenamix』 『adrenamix』というタイトルは、アドレナリン(adrenaline)とミックス(mix)を合わせて石川が造った言葉。 「撮影してる時に思いついたタイトルで、自分そのもの。みんな何かにムカついてモヤモヤしていて、でもやり場がなくて。暴走族もそう。クラブで騒いでる子もそう。みんな同じ気持ちだったから一緒に遊べた。その気持ちをどう表すかを考えたら、直感的に『アドレナリン』と『ミックス』っていう言葉が重なった」 (石川竜一氏)
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 本を手にすると気づくのだが、『adrenamix』には表紙がない。正確に言えば、表紙そのものは剥ぎ取られて、糊付けされた部分のみが残されている。製本後に、石川自身が1冊1冊破り捨てたのだという。 「破ったほうがいいかなって(笑) 直感的、衝動的なものです」(石川竜一氏)  このライブ感、疾走感が奇しくも『adrenamix』の世界を、フィジカルな面においてもよく表している。そして「なんでも写真になればいい」という想いに身を任せ、予測不可能なこの世界を切り取り続ける写真家、石川竜一の裏表のない生き様そのままのような気がしてならない。 そう、『adrenamix』はきっと、石川竜一そのものなんだ。
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■横浜と渋谷で写真展を開催中  2016年に入り、1月から3月にかけて、東京近郊で複数の写真展が予定されている石川竜一。横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」では、石川がまだ写真家として認められていなかった、いわば最初期の作品から沖縄の風景と人を撮った代表作の『絶景のポリフォニー』と『okinawan portraits 2010-2012』に類する作品群に加えて、受賞後に撮影を開始した最新作の『CAMP』も合わせて展示されている。
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 2月6日から東京・渋谷のWAG galleryで始まった『CAMP』は、サバイバル登山家の服部文祥とテントも食料も持たずに深い山林に分け入り、そこで捕獲した生き物を食べて命を繋ぎ、死と隣り合わせのアクシデントを掻い潜るなかで石川の前に現れた光景を切り取った新境地とも言えるシリーズだ。自らの命をむき出しの大自然にさらすなかで、石川は何を見たのだろう? 「持っている作品はさっさと出したい。いつでも発表できるストックを持っていることからくる安心感のようなものは、次に進めていないような感じがして好きじゃないから。あるものはなるたけ早く発表してしまって、なにもない状態から焦って自分にハッパをかけることが面白いんだよね」(石川竜一氏) 今年は年初から、エキサイティングな1年になりそうだ。 (文=渡邊浩行/YAVAI-NIPPON) ■石川竜一プロフィール 1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。主な個展に2014年「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄)、「zkop」ATSUKOBAROUH(東京)、「okinawan portraits」Place M(東京)、「絶景のポリフォニー」銀座ニコンサロン(2015年大阪ニコンサロン)、2015年「okinawan portraits」The Third Gallery Aya(大阪)、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ)、グループ展に2012年「沖縄本土復帰40周年写真展OKINAWA 0 POINT」(沖縄)、2014年「森山大道ポートフォリオレビュー展」(沖縄)、「show case #3」eN arts(京都)、2015年「野生派宣言!」ongoing(東京)など。写真集に2014年『RYUICHI ISHIKAWA』(私家版)、『okinawan portraits 2010-2012』、『絶景のポリフォニー』、2015年『adrenamix』がある。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。第40回木村伊兵衛写真賞、2015年日本写真協会賞新人賞受賞。 ■考えたときには、もう目の前にはない ●石川竜一展 日時:2016年1月30日(土)~2月21日(日)10:00~18:00 ※会期中無休 場所:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内) TEL:045-910-5656 http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221/ 入場無料
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adrenamix』(赤々舎)