日本政府観光局の発表によると、2015年に日本を訪れた中国人観光客の数はおよそ500万人に達し、彼らが日本で消費した金額は約1兆4,000億円にまで膨れ上がったという。そんな中、中国人の爆買いブームの次に予想されるのが、ずばり日本での「美容整形ブーム」だ。中国国内で二重の整形手術を受けて失敗した女性。国内では、こうした事故が後を絶たない
韓国での整形手術に失敗し、顔がゆがんでしまった女性
「参考消息網」(2月16日付)によると、中国美容協会がこのたび、14年度の中国国内での美容整形市場のデータを発表した。同年、中国国内で美容整形を行った人数は約700万人に上り、市場規模は4,000億元(約6兆8,000億円)以上になることが明らかになった。香港紙「南華早報」によると、中国国内での美容整形業界は今後世界3位のビッグビジネス産業となることを予想、19年には8,000億元(約14兆円)市場にまで成長すると報じている。中国広州市内の病院で美容整形をした17歳の少女だったが、失敗して一気に老けてしまったという
昨年、日本でも話題になった中国の15歳少女。整形を繰り返した末、ネット上ではヘビ女と揶揄されている
「中国では、韓国アイドルの影響を受け、『オルチャン(韓国語で美女を指す)メイク』と呼ばれる韓国式化粧がブームとなっていました。それにより、韓国アイドルのような顔を求め、韓国への美容整形旅行も大人気でした。ところが、ここ2~3年で大きな変化が起こったんです。それは、韓国で美容整形を受けると、みんな同じような顔になってしまうこと。『蛇精女(ヘビ女)みたいな顔になる』と、ネット上でも広まりました。さらに、美容整形による死亡事故の多発もあり、技術的にも安全な日本で美容整形を受けようとする人が急増しているのです。今後、日本への美容整形ツアーも、多数登場するでしょう。日本の整形技術のほうが、韓国より自然な仕上がりになると、ネット上でも高評価です」(上海在住のフリーライター) 中国では美容整形は比較的新しい産業で、事故やヤブ医者も多い。今後、技術の高い日本の美容外科クリニックに中国人女性が押しかける日も近いだろう。 (文・写真=青山大樹)韓国アイドルに憧れて整形を繰り返した中国人男性









