鼻血級のプロポーズに感動の嵐!?  『ダメな私に恋してください』ついに“大台”へ

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『ダメな私に恋してください』公式サイト(TBS)
 深田恭子さん主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)は第6話。ついについに「その時」がやってまいりましたよ、みなさん。  前回で恋人の最上(三浦翔平)の家に行き、キスをしたミチコ(深田)。最上の「謎の着信」によってお泊まりはなしに(ガックリ)。今回は、その着信に関する謎も解けるのです。  最上との“同棲”を提案されたミチコは、同居する黒沢(ディーン・フジオカ)に女子力のなさをツッコまれ、一念発起、黒沢の元恋人で友人の晶(野波麻帆)が働くランジェリー店へ(なぜか最上も一緒)。熱心に下着を選ぶミチコですが、最上の携帯に着信が……晶はその瞬間を目撃してしまい、ミチコにそれとなく「浮気には気をつけろ」と忠告。ミチコは「まさか」と思いましたが……。  その後、2人は夕食に。その時、最上が突然涙をこぼすのです(え!?)。実は、最上の両親がともに入院しており、同棲は延期させてほしいと……。  一度「親が入院」で学生から金をだまし取られた経験のあるミチコは「またなのでは」「いやでも、最上くんに限って」と揺れ動きます。この時点は“グレー”なのでした。  同棲が一時なくなったことで、黒沢の営む「喫茶ひまわり」の居候後、行くアテがなくなってしまったミチコですが、とりあえず当分は晶の家に居候することに(成長ないね)。これで当面の家は大丈夫と。  そんな折、最上が突然「喫茶ひまわり」へ。黒沢にオムライスを注文したんですが、本来ケチャップで「LOVE」と出すはずが「SAGI(最上を結婚詐欺師と疑っている)」。なんとなく黒沢が最上にケンカを売っているような……。ムキになる黒沢に「キュンっ」な女子は多かったことでしょう。イケメンてホント、得だよねー(棒読み)。  週明け、ミチコが働く会社では、最上が獲得した有名通販番組での商品紹介というビッグチャンスが到来したのですが、その当日、最上のミスで紹介する予定だった掃除ロボットが現場に届かない事態に! 恋人の大ピンチに、ミチコは「商品を持ってくる」と、ビックカメラ的な店を駆けずり回ります。番組OAまで1時間!  どこに行っても商品が見つからないミチコですが、ある店で、中国人が「爆買い」した電化製品の中にお目当ての商品を発見! 譲ってほしいと頼むミチコでしたが、中国語がわからず相手にされません。ああ、万事休すか……。  と思った瞬間、たまたまオーブンを買いにきていた黒沢登場キター! ディーンさん、いえ黒沢お得意の中国語を披露し、なんとか番組にも間に合ったミチコでした。どんだけかっこええんや黒沢……。ついでに、最上にかかってきていた電話も母親からのもので、彼は詐欺師ではありませんでした。  ミチコから、黒沢の助けで商品が手に入ったことを聞かされた最上は複雑な表情……。ミチコのそばにいる黒沢の存在を強く感じてしまったんですね。切ない。  その夜、ミチコは最上に呼び出され、イルミネーションを一緒に歩きます。少し不安げな最上。やはり、黒沢の存在の大きさを知ってあきらめるのか……と思った刹那! 最上は、「きっと、そんなに贅沢はさせてあげれないかもしれないけど、でも…月に1回はこんな風にデートして、年に1回くらいは旅行に行って、同じもの食べて、同じもの見て、一緒に歳をとっていきたいです」と……。え、それってつまり。  そうです。最上は指輪を渡し、ミチコにプロポーズしたのです! ついにこの時がきた……ミチコのダメダメにもついに終止符が!?  今回は、とにかく最上演じる三浦翔平さんのプロポーズが鼻血レベルにかなりステキだったという感想。ネット上でも「泣いた」「カッコよすぎ」と絶賛のオンパレードでございました。もともとTwitterでトレンドワードに上がりやすい同作ですが、今回は特に反響が大きかったようです。最上さまさまでしょう。  さらに、6話にして視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とついに2ケタの大台を突破! 後半に入って2ケタに乗せるのは最近のドラマでは珍しいほうかと思いますが、気楽でテンポのいい展開で少しずつファンを増やしていった結果といえるでしょう。  この勢いを持続させられるのか。黒沢と最上、ミチコはどっちを選ぶの? まあ焦らず、気長に余裕に来週を待ちましょう(どうなるんやいったい……)。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

鼻血級のプロポーズに感動の嵐!?  『ダメな私に恋してください』ついに“大台”へ

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『ダメな私に恋してください』公式サイト(TBS)
 深田恭子さん主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)は第6話。ついについに「その時」がやってまいりましたよ、みなさん。  前回で恋人の最上(三浦翔平)の家に行き、キスをしたミチコ(深田)。最上の「謎の着信」によってお泊まりはなしに(ガックリ)。今回は、その着信に関する謎も解けるのです。  最上との“同棲”を提案されたミチコは、同居する黒沢(ディーン・フジオカ)に女子力のなさをツッコまれ、一念発起、黒沢の元恋人で友人の晶(野波麻帆)が働くランジェリー店へ(なぜか最上も一緒)。熱心に下着を選ぶミチコですが、最上の携帯に着信が……晶はその瞬間を目撃してしまい、ミチコにそれとなく「浮気には気をつけろ」と忠告。ミチコは「まさか」と思いましたが……。  その後、2人は夕食に。その時、最上が突然涙をこぼすのです(え!?)。実は、最上の両親がともに入院しており、同棲は延期させてほしいと……。  一度「親が入院」で学生から金をだまし取られた経験のあるミチコは「またなのでは」「いやでも、最上くんに限って」と揺れ動きます。この時点は“グレー”なのでした。  同棲が一時なくなったことで、黒沢の営む「喫茶ひまわり」の居候後、行くアテがなくなってしまったミチコですが、とりあえず当分は晶の家に居候することに(成長ないね)。これで当面の家は大丈夫と。  そんな折、最上が突然「喫茶ひまわり」へ。黒沢にオムライスを注文したんですが、本来ケチャップで「LOVE」と出すはずが「SAGI(最上を結婚詐欺師と疑っている)」。なんとなく黒沢が最上にケンカを売っているような……。ムキになる黒沢に「キュンっ」な女子は多かったことでしょう。イケメンてホント、得だよねー(棒読み)。  週明け、ミチコが働く会社では、最上が獲得した有名通販番組での商品紹介というビッグチャンスが到来したのですが、その当日、最上のミスで紹介する予定だった掃除ロボットが現場に届かない事態に! 恋人の大ピンチに、ミチコは「商品を持ってくる」と、ビックカメラ的な店を駆けずり回ります。番組OAまで1時間!  どこに行っても商品が見つからないミチコですが、ある店で、中国人が「爆買い」した電化製品の中にお目当ての商品を発見! 譲ってほしいと頼むミチコでしたが、中国語がわからず相手にされません。ああ、万事休すか……。  と思った瞬間、たまたまオーブンを買いにきていた黒沢登場キター! ディーンさん、いえ黒沢お得意の中国語を披露し、なんとか番組にも間に合ったミチコでした。どんだけかっこええんや黒沢……。ついでに、最上にかかってきていた電話も母親からのもので、彼は詐欺師ではありませんでした。  ミチコから、黒沢の助けで商品が手に入ったことを聞かされた最上は複雑な表情……。ミチコのそばにいる黒沢の存在を強く感じてしまったんですね。切ない。  その夜、ミチコは最上に呼び出され、イルミネーションを一緒に歩きます。少し不安げな最上。やはり、黒沢の存在の大きさを知ってあきらめるのか……と思った刹那! 最上は、「きっと、そんなに贅沢はさせてあげれないかもしれないけど、でも…月に1回はこんな風にデートして、年に1回くらいは旅行に行って、同じもの食べて、同じもの見て、一緒に歳をとっていきたいです」と……。え、それってつまり。  そうです。最上は指輪を渡し、ミチコにプロポーズしたのです! ついにこの時がきた……ミチコのダメダメにもついに終止符が!?  今回は、とにかく最上演じる三浦翔平さんのプロポーズが鼻血レベルにかなりステキだったという感想。ネット上でも「泣いた」「カッコよすぎ」と絶賛のオンパレードでございました。もともとTwitterでトレンドワードに上がりやすい同作ですが、今回は特に反響が大きかったようです。最上さまさまでしょう。  さらに、6話にして視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とついに2ケタの大台を突破! 後半に入って2ケタに乗せるのは最近のドラマでは珍しいほうかと思いますが、気楽でテンポのいい展開で少しずつファンを増やしていった結果といえるでしょう。  この勢いを持続させられるのか。黒沢と最上、ミチコはどっちを選ぶの? まあ焦らず、気長に余裕に来週を待ちましょう(どうなるんやいったい……)。 (文=どらまっ子KYOちゃん)

中国版・清原和博か……中国「国家級スター選手」の哀しき転落人生

taisou1
2001年の世界大学選手権で金メダルを獲得した中国代表。一番右が張尚武
 元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された事件は、日本中に衝撃を与えた。中国では野球があまりメジャーなスポーツではないためか、今回の事件が大きく取り上げられることはほとんどなかったようだ。  しかし、くしくも清原容疑者逮捕と同じ時期、中国でも将来を約束されたスポーツ界のスター選手の転落劇があった。「頭条網」(2月12日付)は、2001年に世界大学選手権で金メダルを獲得した張尚武元選手の、悲惨な生活ぶりについて報じた。  1983年生まれの張は、農村出身ながら両親による必死の英才教育の結果、12歳で「国家体操隊」に選ばれ、国の支援の下、中国を代表する体操選手となった。18歳で参加した01年の世界大学選手権で金メダルを獲得すると、中国メディアは張を“中国体操界の希望の星”とたたえ、さらなる飛躍を期待した。  ところが、張の人生が一変する出来事が起こった。03年、練習中にアキレス腱を断裂したことにより、夢であったアテネ五輪への道が断たれた。このケガをきっかけに、故郷の河北省に帰り、国から支給されたわずかな補償金のみで生活することとなった。闘病する両親の介護をしながらの生活は厳しく、過去に獲得したメダルさえも売ってしまったという。
taisou2
北京市内の地下道でパフォーマンスをする様子。こうして日銭を稼いで生きている
 そんな生活苦の中、ついに張は犯罪に手を染めることになる。07年に北京市内の体育系大学など、少なくとも5カ所に侵入し、校内の備品や学生の携帯電話などを盗んだのだ。逮捕された張は懲役4年の刑を言い渡され、11年に出所。その後は路上などで体操のパフォーマンスをし、1日45~60元(約800~1000円)ほどを稼ぎ、現在に至るという。
taisou3
無許可でパフォーマンスをして、警察に排除される張。これが国家の英雄の末路なのか
 中国版Twitter「微博」では、かつてのスーパースターの落ちぶれた様子にショックを隠せないユーザーから、驚きのコメントが多数寄せられている。 「彼が金メダルを獲得する様子をテレビで見て、五輪でも活躍するのを楽しみにしていたのに、どうして泥棒になったんだ?」 「俺、この間、北京の地下鉄で彼のパフォーマンス見かけたよ。10元(約180円)あげたよ」 「国家が育成している中でケガをしたのだから、国が彼の生活の面倒をしっかり見るべきだ!」 「小さい頃から体操一筋で、社会人として再スタートできなかったんだな」  ケガの後遺症で、路上パフォーマンスは逆立ちとあん馬しかできなくなってしまった張に、もっと難しい技を要求する人も多いという。国は違えど、転落したスター選手の末路は、ただただ悲しさだけが残るのみだ。 (文=青山大樹)

中国版・清原和博か……中国「国家級スター選手」の哀しき転落人生

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2001年の世界大学選手権で金メダルを獲得した中国代表。一番右が張尚武
 元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された事件は、日本中に衝撃を与えた。中国では野球があまりメジャーなスポーツではないためか、今回の事件が大きく取り上げられることはほとんどなかったようだ。  しかし、くしくも清原容疑者逮捕と同じ時期、中国でも将来を約束されたスポーツ界のスター選手の転落劇があった。「頭条網」(2月12日付)は、2001年に世界大学選手権で金メダルを獲得した張尚武元選手の、悲惨な生活ぶりについて報じた。  1983年生まれの張は、農村出身ながら両親による必死の英才教育の結果、12歳で「国家体操隊」に選ばれ、国の支援の下、中国を代表する体操選手となった。18歳で参加した01年の世界大学選手権で金メダルを獲得すると、中国メディアは張を“中国体操界の希望の星”とたたえ、さらなる飛躍を期待した。  ところが、張の人生が一変する出来事が起こった。03年、練習中にアキレス腱を断裂したことにより、夢であったアテネ五輪への道が断たれた。このケガをきっかけに、故郷の河北省に帰り、国から支給されたわずかな補償金のみで生活することとなった。闘病する両親の介護をしながらの生活は厳しく、過去に獲得したメダルさえも売ってしまったという。
taisou2
北京市内の地下道でパフォーマンスをする様子。こうして日銭を稼いで生きている
 そんな生活苦の中、ついに張は犯罪に手を染めることになる。07年に北京市内の体育系大学など、少なくとも5カ所に侵入し、校内の備品や学生の携帯電話などを盗んだのだ。逮捕された張は懲役4年の刑を言い渡され、11年に出所。その後は路上などで体操のパフォーマンスをし、1日45~60元(約800~1000円)ほどを稼ぎ、現在に至るという。
taisou3
無許可でパフォーマンスをして、警察に排除される張。これが国家の英雄の末路なのか
 中国版Twitter「微博」では、かつてのスーパースターの落ちぶれた様子にショックを隠せないユーザーから、驚きのコメントが多数寄せられている。 「彼が金メダルを獲得する様子をテレビで見て、五輪でも活躍するのを楽しみにしていたのに、どうして泥棒になったんだ?」 「俺、この間、北京の地下鉄で彼のパフォーマンス見かけたよ。10元(約180円)あげたよ」 「国家が育成している中でケガをしたのだから、国が彼の生活の面倒をしっかり見るべきだ!」 「小さい頃から体操一筋で、社会人として再スタートできなかったんだな」  ケガの後遺症で、路上パフォーマンスは逆立ちとあん馬しかできなくなってしまった張に、もっと難しい技を要求する人も多いという。国は違えど、転落したスター選手の末路は、ただただ悲しさだけが残るのみだ。 (文=青山大樹)

テイラーを侮辱し、Google創業者に「金よこせ」! カニエ・ウェストは精神崩壊間近?

<p> 現地時間2月15日にロサンゼルスで開催された、アメリカ音楽界最大の祭典であるグラミー賞授賞式。そこに、自称「音楽界の頂点に立つ人間」ことカニエ・ウェストの姿はなかった。授賞式前からグラミー賞に対する文句をたらたらツイートし、その後も、大手メディアなどをディスったりと大暴れ。メルトダウン(精神崩壊)を疑う声が多数上がっている。</p>

オナラをしても、ギリギリのラインで愛したくなる男『俳優 亀岡拓次』と、男たちのワイルド願望

近年、『問題のあるレストラン』(フジテレビ)や『下町ロケット』(TBS)などで活躍する安田顕さんの主演作『俳優 亀岡拓次』は、脇役ばかりを演じている俳優、亀岡拓次の物語で、現場から現場を転々とし、撮影が終わると酒を飲むのが楽しみという彼の日常を描いています。

終始良い意味でのなんでもない脇役俳優の日常が描かれるのですが、ときおり荒唐無稽な架空の映画の話が出てきたり、急にその中に亀岡が入り込んだりして、絶えず現実と虚構の間を揺れてるようなところが、印象に残る作品です。映画の中に出てくる海外の巨匠的な映画監督が「私にとって映画とは、船酔いみたいなものだ」という台詞を言うシーンがあるのですが、実際、映画や演技って、そういう感覚のものなのかも……と思ってしまいました。

そして、この映画をみて思ったことは、「オナラって男にとって何なんでしょうね」ということでした。

女性は人前でオナラをしたら、なかなかメンタル的に復活できないけれど、男性が、それもある特定の種類の男性がオナラをしても、なにか勇猛なイメージが強くなるだけでノーダメージだったりします(もちろん、昨今はダメージ受けるほうの男性もいますが)。「男も女も同じであってよいのだから、女子がオナラを恥ずかしがる必要はないのでは?」と捉え直そうとしても、不可抗力であったり、健康面に影響を及ぼさない限りは、個人的には人前でオナラはしたくないものです……。

安田顕さんという人は、『俳優 亀岡拓次』の中で、オナラをかましますが、それは、安田さんのアドリブだそうです。実際の安田さんも、イベントでオナラを20発するという挑戦をしたこともあるくらいで、オナラがノーダメージのタイプの人かと思います。映画ナタリーでは「『俳優 亀岡拓次』横浜聡子が語る“俳優 安田顕”の魅力はオナラ芸」という記事まで書かれるほどだから、安田さんのオナラは「汚い」と評判を落とすより、むしろ称賛されています。

◎世界への反抗としての「オナラ」

映画の中では、トイレでマネージャーからの電話を受け終わった亀岡がオナラを一発。それは、マネージャーの依頼に素直に応じながらも、ちょっとした反抗を示しているようにすら見えました。

個人的に前々から思っていたことですが、人前でオナラをするといった、下品と思われることをあえてしたり、あるいは無精ひげを生やす、だらしない格好をするなど、小汚くなろうとするということは、ある種の男性にとって、「ワイルドでありたい」というアイデンティティのひとつを表しているのではないでしょうか? 国内外の端正な顔の映画俳優が、自分の殻を破ろうとするときにワイルド路線を選ぶのも、「汚くなりたい願望」のひとつだと思います。

そして亀岡は、オナラだけでなく、吐くし、漏らすし、ゲップはするしで、とにかく何かを体からただ漏れにしていて、汚くありたい願望を強く持っているように感じられるキャラクターです。つまり亀岡も「ワイルドでありたい」というアイデンティティを持っているように一見思われます。

ところが、亀岡自身の性質はというと謙虚で、「ワイルド」という言葉からイメージされるような「押しの強い人」ではありません。いつも控えめで、酒場で俳優をしている自慢をするような人物でもないし、現場で理不尽なことがあっても、文句ひとつ言わず、情けなく眉を細め、トホホ……という表情をするだけ。こんな姿を見ていると、いつも我を出さない亀岡の、たった一つの世界への反抗が、げっぷをしたり、オナラをしたりすることなのではないかとすら思えてきます。

◎ギリギリのラインをついた監督・横浜総子

こんなげっぷやオナラばかりの映画、本当だったら、女性が喜ぶはずがないですよね。もちろん、映画はオナラやげっぷばかり出てくるというわけでもありません。でも、亀岡というキャラクターの要素だけを抜き出して見ると、そこまで女性にも受けるところがあるようにも見えないのに、なぜか愛らしく見えてしまう。そこには、何か秘密があるように思うのです。

原作は映画よりも、男だけで完結した世界観を感じます。もちろん原作にも「亀岡拓次って無骨だけどいいところあるなー」と思える場面もあるのですが、それは男受けそうな感じであって、女受けしそうにはありません。

映画のほうが、女性にも受け入れやすいのは、もちろん原作の亀岡のイメージよりも、安田さんのほうが容姿や立ち振る舞いが洗練されているということはあるでしょう。でも、それ以上に、横浜聡子監督の、セリフの取捨選択が、女性にも受け入れやすくしていた気がするのです。

それを感じたのは、麻生久美子さん演じる居酒屋で働く安曇と、亀岡のシーンでした。亀岡は、居酒屋で流れているテレビで、「ある女性宇宙飛行士が、妻のいる恋人の男性をスパナで殴って逮捕された」というニュースを見ます。07年にフロリダで起こった事件をネタにしているものと思われるのですが、「その宇宙飛行士は、不倫相手を暴行しに行くにあたって、長時間自分がトイレに行かなくて済むようおむつをつけていた」と。

そのニュースをきっかけに始まるある会話は、映画版では、安曇が「寂しくなったらまた飲みにきてくださいよ」というと、亀岡は「ええ行きますよ、おむつはいて」と返し、安曇はそれを聞いて、ケラケラと明るく笑い飛ばすにとどまります。そして、帰り際、「またきますね、おむつ穿いて」と亀岡がいうと「スパナをもって?」と返す。そして亀岡が「いいえ、花束持って」というシーンになっています。

ところが、原作では、亀岡が「おむつ穿いてこようかな」というと、安曇は「おむつ取り換えてあげますよ」と返す。その後も、亀岡は、おむつをつけているときの具体的な話を続け、花束という言葉が出てくることはありません。

同じシーンでほぼ同じことを描きながらも、横浜監督が省き、そして付け加えた部分は、かなり女性の受け取り方を変えたと思います。安曇が「取り替えてあげますよ」とまでいうのは、亀岡にとっては嬉しいことなのかもしれないけれど、個人的には、そこまで言わせるのも無粋に感じます。「スパナを持って?」とか「花束持って」というのは、原作で描かれている本来の亀岡には言えないセリフかもしれませんが、映画版ではそれが言えてしまう亀岡に変わったからこそ、女性が見ても、ギリギリ嫌な感じがしないのではないかと思ったのです。それに、映画の中の亀岡は、安曇の前ではゲップもしないし、くしゃみも上品すぎるほどでした。

原作の亀岡にも、映画の亀岡にも、ちょっとワイルドでいたい、ちょっと汚い存在でいたい、それが本当の(男としての)自分だという思いは共通しているように思います。でも映画の亀岡は、それを女性には決して押し付けない。それだけで、こんなにもさわやかに見えたりするものかと、この映画を見て気づかされました。

この映画の亀岡の行動は、自分が欲望を持つことと、人に押し付けることは別という意識があるのかもしれません。そんなちょっとの線引きが、亀岡が女性に生理的に嫌悪を抱かせる人間じゃなくてむしろギリギリのラインで魅力的に見えることにつながっているのではないかと思ったのです。

西森路代
ライター。1972年生まれ。大学卒業後、地方テレビ局のOLを経て上京。派遣、編集プロダクショ ン、ラジオディレクターを経てフリーランスライターに。アジアのエンターテイメントと女子、人気について主に執筆。共著に「女子会2.0」がある。また、 TBS RADIO 文化系トークラジオ Lifeにも出演している。

狩野英孝、上西小百合議員もフルボッコ!『クギズケ!』に見る“関西ローカル”の強みとは?

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『上沼恵美子 スーパー・ベスト』(テイチクエンタテインメント)
 お笑い芸人の狩野英孝が14日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)に出演。かねてよりウワサされていたタレントで恋人の加藤紗里との関係について釈明した。  番組は上沼恵美子の公開説教状態となり「あんたはオモチャにされてるんやで」「こんな女、別れなさい」と、年長者の意見が炸裂した。これを受けネット上では「狩野フルボッコで涙目」「上沼恵美子正論すぎる」といった反応が見られた。 「この番組は、過去には、上西小百合衆院議員を呼び、ボロカスに叩いたこともありますね。番組は終始、上沼さんのペースで進み、高田純次さんは借りてきた猫のようにおとなしいです。タレントの個性が全面に出た関西テイストあふれる番組といえます」(放送作家) 『上沼・高田のクギズケ!』は関西ローカル番組のように思われがちだが、実際は読売テレビと中京テレビの共同制作である。東海や関西圏だけでなく、北陸、中国地方、四国、九州、沖縄など全国的に広くネットされている。東京(関東)以外は、ほぼ全国ネットと言ってよい番組だ。 「『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)や、『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送系)など、東京以外は全国的に放送されている関西局制作の番組は多いですね。なぜ東京にネットをしないのかといえば、多方面に配慮し過激なことが言えなくなるなど、自由な番組作りができなくなることを避けているのかもしれません」(同) 『そこまで言って委員会NP』は、2014年1月に亡くなったやしきたかじんがMCを務めていた番組である。「東京嫌い」を公言するたかじんが、関東ネットを許さなかったという話もある。『探偵!ナイトスクープ』も、朝日放送のキー局であるテレビ朝日ではなく、独立放送局で放送されている。 『上沼・高田のクギズケ!』に限らず、東野幸治が笑いを極力排して時事ネタに向き合う『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)をはじめ、関西には注目の番組が多い。“自由すぎる”関西系テレビ番組に目を向けてみるのも面白いだろう。 (文=平田宏利)

「サゲマン×女狂い」カップル誕生!? ロッテ涌井秀章と押切もえの交際は“不安度120%”か

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 モデルの押切もえと、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの涌井秀章投手の交際が報じられた。涌井の「直球アプローチ」に押切が“押し切られた”そう。すでに結婚を視野に入れた交際だそうだが……。  このカップル発覚に、ネット上に拡がったのは「不安」の空気感のみ。「結婚しても5年もたない」「どっちもどっちなカップル」「涌井にとっては遊び」という声や、涌井に関し「宮崎謙介議員と雰囲気が似てる」と、渦中の元国会議員の名を挙げるコメントまであった。  世間が不安になるのも至極当然かもしれない。この2人、これまで恋愛に関してはいろいろと「問題児」扱いされてきた経緯がある。  押切といえば、以前同じく元プロ野球・巨人の野間口貴彦投手とも交際していた。どうやら野間口がドSだったようで、SEXが暴力的だから別れたなんて情報もある。押切自身「だメンズウォーカー」のケがあるのかもしれないが、野間口が巨人でまったく活躍できず、最終的に昨年引退したということもあり「サゲマン」のイメージも定着している。  一方の涌井は、ロッテ移籍後3年目だが、昨年は15勝で最多勝を獲得。一時の低迷を跳ね返しての復活となった。埼玉西武ライオンズ時代は、一時あのダルビッシュ有(現・米レンジャーズ)と並び称されるレベルの活躍をしていた時期もあった。押切との交際で、取り戻したリズムを失わないか心配する声もある。  ただ、この涌井も涌井で、こと女性関係に関しては世間の信用を得られていないのが現状である。 「2012年、涌井は福岡のホステスとのベッドでの様子や、その女性と札幌に訪れた際、女性が転倒してケガをしてしまったにもかかわらず、救急車を呼んだ後にすぐ遊びに行ったこと、1日30通に及んだという『大半が下ネタ』のメールなどを『フライデー』(講談社)に暴露されてしまいました。これに球団側が大激怒し、彼は登録抹消に。復帰後も結果を残せず、14年に移籍となってしまいました。その女好き具合は相当なもので、合コンでお持ち帰りをした回数は数知れずとのこと。今回の交際はめでたいことなのでしょうが、また女性関係でトラブルが出ないともわかりません。ソッチ方面にはまったく信頼が置けないタイプです」(芸能記者)  核弾頭に核弾頭をぶつけたような今回のカップル誕生。先行きは不安である。