ベッキーとゲス川谷の不倫に見る、既婚男性の『妻と別れる』本気度のポイント

 「矢口真里クローゼット不倫事件」を塗りかえるほどの衝撃を芸能界に与えた、ベッキー(31)と「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)の不倫騒動。川谷は昨夏にバンド関係者の女性と入籍しており既婚者だったが、昨秋からベッキーと親密な関係になり、離婚を画策していたことが「週刊文春」(文藝春秋)誌上で明らかにされた。

 川谷と妻は2011年から交際していたそうで、およそ4年付き合っての入籍。多忙ゆえか秘密主義な川谷の性格ゆえかは不明だが、あくまでも極秘結婚で、挙式や披露宴も行っていなかったようだ。かくして夫婦生活スタートからわずか3カ月後の昨年10月に川谷はベッキーと出会い、交際に発展、12月には妻に離婚を切り出すというハイスピードな展開を見せた。

 ベッキーはかねてよりゲスのファンだったが、同誌によれば、直接二人が知り合ったのは昨年10月21日。そこから急速に2人は距離を縮め、離婚と再婚を考えるようになるまであっという間であった。

 初めてのデートは11月26日。3日後の11月29日にもデートしているので、最初からかなり意気投合したのだろう。川谷が妻に離婚を切り出したのは、その約20日後。本当に早い! 付き合いはじめて一カ月も経たない段階なのに、川谷は現妻と別れてベッキーと再婚することを考え実行に移している。さらに「大切な人がいる」と不倫していることまで自ら暴露した川谷。いやいや、それだけは隠し通さないと「大切な人=ベッキー」にこうした形で災難が及ぶことぐらい想像できなかったのだろうか。芸能人でなくとも、たとえ自分の不倫が原因で離婚を切り出す場合でも「君とは合わない」とか適当な理由ではぐらかすのが常套手段であり、バレない限り決して自ら不倫を告白してはいけないというのが「不倫既婚者の不文律」のようだが……。

 離婚の意思を告げて気が楽になったのか、その後、川谷はベッキーとホテル泊デートを重ね、クリスマスも正月も妻ではなくベッキーと過ごしている。これはもう、遅かれ早かれ離婚するしかない流れだ。ベッキーが突然心変わりして川谷の元を去ったりしない限り、彼が妻の待つ家に戻ることはもうなかったかもしれない。

○ポイントは「スピード勝負」

 さて、ベッキーの試みた不倫略奪は、世間にバレて仕事上大変なことになったという点は問題だが、シンプルに男女関係のみで考えれば見事に成功している。ネット上には、「彼を不倫略奪したい」という悩み(?)相談や、「不倫略奪愛を成就させるには」といったアドバイスのコンテンツが山ほどあり、いかにそうしたノウハウに需要があるか痛感する(ちなみに“略奪相談”に関しては、女からの投稿は腐るほどあるのに男からの相談は全然ない)。

 そうしたコンテンツではおおむね、次の3つが「略奪愛を成功させる女の三訓」とされている。

■迫るな。
■待つな。
■期限を決めろ。

 いわく、「いつ奥さんと別れてくれるの?」と迫ってはいけない。不倫男は要求の多い妻に疲れて、別の女性に安らぎを求めていることが多いからだそうだ。しかし期限を決めずにダラダラ肉体関係を持ち続ける“都合のいい女”になってはいけない。だからこそ、言葉で「ねえ、いつ別れてくれるの?」と迫りたくなるよりもっとずっと早い段階、付き合いはじめてすぐの時点で相手をめろめろにさせて一気に離婚を切り出させる「スピード略奪」が、もっとも成功率が高いのだという。まさにベッキーと川谷のパターンそのものだ。

 また、夫を不倫略奪「された」妻側からも、同様の意見を聞く。3年前、結婚5年目だった夫の不倫により家庭崩壊に至ったAさん(34)は、今回の報道で当時の悪夢がよみがえったという。

「その年の12月、夫の帰宅があまりに遅い日が何度も続いたので怪しいなと思って、いろいろ調べてみたら、11月に夫が同僚女性らしき人とデートしていた証拠を、その女性のSNSで見つけて。どうも10月から頻繁に会っているらしいことがわかりました。とりあえず泳がせていたら、クリスマスも年末年始も“仕事”とか“学生時代の友達と飲む”とか偽ってまったく家に帰らなかった夫が、正月明けに私に『離婚してほしい』と言ってきたんですよね。でも私が問い詰めてもその女性との不倫を認めないので、離婚までかなり泥沼化しました。いまだにトラウマです」(Aさん)

 Aさんの元夫のケースも、不倫スタート直後から一気に燃え上がり、わずか2カ月で離婚を切り出すに至っている。ただ、その後、不倫相手と元夫が再婚したかどうかは知らない、とAさんは言う。

 不倫は配偶者を“障害物”扱いすることで、大いに盛り上がる恋だ。しかしどちらにしろ、人間同士の恋愛感情がずっと互いに高いテンションをキープし続けることは難しい。だからこそ、ハイテンションのうちに勝負を決めてしまうことが肝なのだろう。

 逆に言えば、現在不倫中で略奪を目論んでいるが、彼がなかなか離婚を言い出さないまま半年以上経過してしまった……というような女性は、その男性との略奪再婚はあきらめたほうがいいかもしれない。
(犬咲マコト)

結婚Xデーも発覚!? DAIGOが夢中の北川景子「夜の魅力」を元交際男性が吐露

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最強です
 昨年9月に「結婚報道」が飛び出した、女優の北川景子と歌手のDAIGO。その後ほとんど音沙汰なし状態だったが、そのラブラブぶりが継続中であることを、「女性自身」(光文社)が報じている。  昨年12月23日、ディナーショーを終えたDAIGOは北川景子の自宅マンションへ向かい、25日までずっと一緒だったとかなんとか。これまでもメディアにその仲良しぶりを語っていた2人だが、その言葉通りの関係が続いている様子だ。  こうなると、あとは2人の「結婚」がいつになるのかだけが大きな関心事だが、DAIGOは今月にドラマ出演、北川も今月に主演映画が公開するということで、その宣伝の意味でもそろそろ“入籍”するのでは、と誌面は伝えており、「12日か15日が入籍の最有力」とも。 「2014年の熱愛発覚時から、この2人の交際は祝福ムードが大半でした。一部では『食べ方汚いけど、大丈夫か』『タバコはやめられるのか』など、元総理を祖父に持つ“華麗なる出自”のDAIGOと北川の交際に不安も叫ばれていましたが、ここまでくれば結婚も本決まりでしょう。DAIGOとの家族との関係もいいようですし、もはやスキは見当たりません」(芸能記者)  ベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音の不倫報道がクローズアップされるメディア報道の中にあって、なんともいい話ではないか。ネット上では「結婚するするって報道されてるのに、なかなかしないね」「早くしろよ、好感持てるカップルなんだから」と、さっさと結婚をうながすような声も多い。  これまでも多くの有名芸能人と浮名を流してきた北川だが、ついに「最高の相手」を見つけたということだろう。やはりその「魔性」っぷりは本物の様子。かつて彼女と交際した男性の間では、こんな話も……。 「芸能界屈指の『肉食系女子』『共演者キラー』とも称される北川ですが、数年前に元交際相手の男性2人が、北川の思い出を語り合いながら酒を飲んでいた姿が目撃されています。2人はかなり盛り上がっていたようで、話が夜の部分に及ぶと、一方が嫉妬混じりに怒りだしたようですが、結局は『最高だった』ということで意気投合したともいわれ、元恋人同士にそんな話をさせる北川の魔性っぷりは、もはや伝説化しています。世の女性の憧れである彼女の魅力は、なかなか忘れられるものではないようですね」(同)  北川景子、恐るべし。DAIGOもさぞ幸せなはずだ。

“奇跡の36歳”と呼ばれるV6三宅健のハチミツパック法が、リアルに使える!

 2015年に20周年を迎え、昨年は大活躍を見せたV6。6人とも35歳を過ぎているというのに、アイドル性とパフォーマンスは衰えることを知らない。中でも、三宅健のビジュアルの維持力は凄まじく、ファンからは「奇跡の36歳」と呼ばれるほど。その美貌を支えているのが、三宅の「女子力の高さ」だろう。

サミュエル・L・ジャクソンvsドナルド・トランプ、ゴルフのズルをめぐってビーフ勃発!?

<p> 暴言を繰り返し、マスコミの格好の餌食となっている共和党大統領候補ドナルド・トランプ。思ったことを口にする彼のおかげで、今回の共和党指名候補争いは史上最もレベルが低い、喜劇を見ているようだと嘆く声も多い。そんな中、名優サミュエル・L・ジャクソンが、インタビューで「ドナルドがゴルフでズルをした」と暴露。全米の注目を集めるビーフ(中傷合戦)へと発展した。<br /> </p>

“ダサイタマ”をメッタ斬り!! 伝説の埼玉ディスマンガ『翔んで埼玉』

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『翔んで埼玉』(宝島社)
 皆さんは、埼玉県について、どのような印象をお持ちでしょうか? 僕のようなサラリーマンですと、都心へのアクセスもよく、お手頃な物件がある住みやすい県、という印象です。結構レジャーも充実してますし、ハマっ子神奈川や、ディズニー千葉と比べて気取った感じがしないところも好印象です。  そんな素晴らしい彩の国・埼玉県にお住まいの皆様に、本日は大変うれしくないマンガをご紹介したいと思います。いや、むしろここから先は読まないほうがいいかもしれません。これを読んでしまったら、あなたは絶望のあまり埼玉県から引っ越してしまいたくなるかもしれない、そんな恐るべき埼玉県の真実を描いた作品『翔んで埼玉』(宝島社)をご紹介しましょう。 『翔んで埼玉』は、もともとは『パタリロ!』を生んだ巨匠、魔夜峰央先生の短編集『やおい君の日常的でない生活』(白泉社)に収録されている作品でした。連載が増え、上京しようと考えていた魔夜先生が、「花とゆめ」(同)の編集長の勧めで新潟県から埼玉県の所沢市に引っ越したところ、それが実は恐ろしいワナで、所沢には編集長と編集部長が住んでおり、精神的に完全に勾留状態だった……という極限のストレスから生まれた作品なのです。なるほど、埼玉でそんなにひどい目に遭ったから、このような作品を。おいたわしや……。  あまりに過激な内容で、発表当時から賛否を呼んだ本作ですが、昨年11月に『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で紹介されるや否や、ネット上を中心に話題沸騰。ついには、宝島社より、単行本として復刊されるに至ったのです。  舞台は、埼玉県民が徹底的に迫害される都市、東京。主人公は、都内の名門校白鵬堂学院に転校してきたアメリカ帰りの美少年、麻実麗(あさみ・れい)。容姿端麗、スポーツ万能の秀才である麗は、学校でも一躍注目の存在になるのですが、実は、本名を西園寺麗といい、所沢生まれで、アメリカに留学後、麻実家の養子になるという徹底的な出身地ロンダリングを経て入学していたのでした。  しかし、東京での埼玉県民のひどい仕打ちに、麗の所沢出身者としての怒りが爆発。埼玉県民の権利を取り戻すためのレジスタンス、「埼玉県解放連盟」のリーダーとして活動することになるのでした。  ……さて、ストーリーがざっくりわかったところで、この漫画の肝である、悲惨な埼玉差別ネタをいくつかご紹介していきましょう。 「最近やっと電気が通うようになった、まだテレビは珍しい」 「県知事に年貢を納めている」 「埼玉から東京に行くには通行手形が必要」 「埼玉にタクシーはない、あるのは牛車か馬車のみ」 などなどは、まだ序の口。 「三越は東京都民の行く所だ! 埼玉県民は星友(せいゆう)へ行け!」  なんと、埼玉県民は三越へ行くのも禁止のようです でも、星友(西友?)はOKって……。  埼玉県民への侮辱は、まだまだ続きます。麗の転校先では、父親の仕事の関係などで今は都内に住んでいる元埼玉県民の生徒は皆、Z組に集められ、学内でのけ者にされる始末。制服はなんと、モンペにゲートル、地下足袋です。  麗に学内を案内する役を買って出た女生徒は、 「だめよ!あんな物(Z組)なんて見ちゃ目がけがれるわ!」 「ああ、いやだ、埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」  学校で急に腹痛を訴える生徒に、学園の自治会長は、 「医務室を利用できるのは東京都民だけだ 出て行け!」 「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」  草食うだけで治すって、ドラクエ並みの薬草の効能ですね。  さらに東京のレストランは、どうやら都民向けのメニューと埼玉県民向けのメニューに分けられているようです。  都民用は、和風ステーキ、ヒレカツ定食、刺身定食、うな重といったメニューがずらりと並ぶのに対し、埼玉県民用は「残飯定食」「サンマの骨定食」「下水ライス」「犬のよだれご飯」……といった、見るからに吐き気をもよおすメニューばかり。  魔夜先生はいったい、所沢でどんなひどい目に遭ったんでしょうか……。  こんな感じで、散々な扱いを受けてきた埼玉県民の皆様のダメージは計り知れないことと思いますが、他県民だって油断してはいけません。実は、作品中で埼玉よりもひどい扱いを受けている県がひとつだけ存在するのです。それは、「気の弱い女性は、その地名を聞いただけで卒倒してしまう」という茨城県です。 「茨城では納豆しか産出しないから貧乏」 「茨城の原住民の食事は一日一回、水と納豆のみ」 「若者の夢は、白米にしょうゆをかけて食べること」 などなど、ボロクソです。  というわけで、埼玉県だけでなく、茨城県も巻き込んでエライことになっている悪夢のケンミンSHOW『翔んで埼玉』、いかがだったでしょうか? 実はこの作品、3話目の中途半端なところでストーリーが中断しています。その理由がなんと、魔夜先生が「横浜に引っ越し、悪口を書きづらくなったから」だそうです……。ちなみに関連作品として、『パタリロ』で、“日本のノースダコタ”こと千葉県をディスっている話もあるので、埼玉・茨城ディスだけでは飽き足らない皆さんには一読をお勧めします(http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/55417447.html)。  レビューしておいてなんですが、この作品が広く知られることで、埼玉県(と茨城県)の人口がごっそり減らないことを祈るばかりです。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

世間の常識よ、直下型ブレーンバスターをくらえ!! 障害者プロレス四半世紀の激闘を刻む『DOGLEGS』

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1991年に旗揚げした障害者プロレス「ドッグレッグス」を長年支えてきた看板レスラーのサンボ慎太郎。愛と勝利をもぎ取ることができるか?(c)Alfie Goodrich
 心の中の万里の長城がドミノ倒しのように音を立てて崩れ落ちていく。天願大介監督のドキュメンタリー映画『無敵のハンディキャップ』(93)にはそのくらいの衝撃を受けた。身障者たちがリングに上がり、障害を抱えた肉体を武器に激突する姿は、観る者の固定観念を粉々にしてしまうパワーがあった。身障者同士の闘いだけで充分刺激的なのに、さらに強烈なのが障害者プロレスのエース・サンボ慎太郎と健常者であるアンチテーゼ北島とのガチンコバトルだった。障害者プロレス「ドッグレッグス」を立ち上げた北島と慎太郎は無二の親友だが、リング上で北島は容赦なく慎太郎をボコボコにした。全身キズだらけになりながらも慎太郎は北島に食らいついた。勝ち負けを超えた感動がそのリングにはあった。だが、『無敵のハンディキャップ』の上映が終わっても彼らの闘いはまだ終わっていなかったのだ。ニュージーランド出身の映像作家、ヒース・カズンズ監督のデビュー作となる『DOGLEGS』は慎太郎たちのその後の激闘の歴史を追い、また障害者レスラーと障害者プロレスに新しい時代が訪れていることを告げている。  天願監督の『無敵のハンディキャップ』が障害者プロレスの黎明期を追った向こう見ずな青春ドラマだったとすれば、ヒース監督の『DOGLEGS』は障害者プロレス「ドッグレッグス」の20年以上に及ぶ歩み、そして障害者レスラーとその家族たちの生活にもカメラを向けた、よりディープな人生ドラマとなっている。1991年の「ドッグレッグス」創設期から活躍してきたサンボ慎太郎だが、20年の歳月が流れ、オッサン化した感は否めない。かつてシェイプアップされていた肉体もかなり緩んできた。軽度の脳性麻痺を抱える慎太郎は両親と一緒に自宅で暮らし、普段は清掃会社に勤めている。40歳を過ぎた今では職場では年長者として責任を求められるようになった。「ドッグレッグス」の旗揚げ20周年を機に、慎太郎は引退を決意する。障害者プロレスが嫌いになったわけではないが、彼には別の夢があった。心に想う女性に思い切ってプロポーズし、幸せな家庭を築きたい。ごくフツーの結婚をし、ごくフツーの家庭を持つ。障害者にとって、それは大きな夢だった。  慎太郎が引退を考えるようになった理由は他にもある。悩みを打ち明けられる親友であり、リング上でライバルとして立ちはだかるアンチテーゼ北島の存在だ。もともと福祉介護業界のぬるま湯的な閉塞感をブチ破るために始めた障害者プロレスだったが、すでに北島は二児のパパとなり、慎太郎だけにそうそうかまってもいられない。北島に今でも精神的に依存している状況から自立することも含めての引退宣言だった。慎太郎はラストマッチの対戦相手に北島を指名する。だが、“ボランティア界のヒトラー”北島はすんなりとは受け入れない。「試合に勝ったほうが引退」という勝ち抜け試合にすることを観客の前で逆提案する。これまで一度も北島に勝ったことのない慎太郎は障害者プロレスから卒業できるのか。そして心に想う女性にちゃんと求婚できるのか。慎太郎はリングと私生活でかつてない大試練を迎え撃つことになる。  障害者プロレスの四半世紀近い歴史を濃縮した超ハードな格闘技ドキュメンタリーとしての要素と慎太郎の恋の行方を追った『テラスハウス』的な甘い要素をたくみにブレンドしてみせたのは、18年間の日本滞在経験のあるヒース監督。流暢な日本語で、ヒース監督は障害者プロレスとの遭遇を語った。
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「ドッグレッグス」の代表でもあるアンチテーゼ北島。ボコボコにしても立ち上がってくるサンボ慎太郎との関係を「SとMみたいなもの」と語る。(c)Paul Leeming
ヒース「障害者プロレスに出会うまで、僕は海外のメディア向けに日本のユニークな文化を紹介し、日本での取材をコーディネイトする仕事もしていました。ヤギの金玉刺しを食べる沖縄の食文化ですとか、秋葉原のオタク文化といった海外の人が喜びそうなものですね。それはそれで面白いのですが、どうしても表面的な取り上げ方で終わっていたんです。もっとしっかり取材できる題材を探していました。そんなときに『ドッグレッグス』のことを友人のジャーナリストから聞いたんです。試合会場は障害者やその家族、健康そうな若者たちが一緒になってすごくアットホームな雰囲気でした。でも試合が始まると一変しました。障害者同士が闘うことに驚き、また一方の障害者が徹底的にヤラれているのを観てショックを受けました。他の試合では実況アナウンサーが毒舌を交えて場内実況しているのを、一緒になって笑っていいのか躊躇しました。でも障害者レスラーたちは自分の意志でリングに上がり、闘っているわけです。消化できない感情が自分の中でジェットコースターのように渦巻きました。自分は障害者に偏見は持っていないつもりでしたが、“障害者は守られるべき存在”という別の意味での偏見に囚われている自分がいることに気づいたんです。これは2~3年かかってもいいからじっくり取材したいと思い、気がついたら映画の完成まで5年間もかかってしまいました(笑)」  サンボ慎太郎とアンチテーゼ北島の黄金カード以外にも、障害者プロレスには驚異的な異能レスラーがいることをヒース監督のカメラは伝える。重度の障害だけでなく、女装癖とアルコール依存症も抱える愛人(ラマン)はミラクルヘビー級の人気レスラーだ。だが障害が進行し、症状をごまかすためにアルコールへの依存度が増し、リングに上がることさえままならなくなっている。障害者は健常者よりも身体機能の老化が早い、という厳しい現実が突き付けられる。闘っているのはラマンだけではない。健常者であるラマンの妻はミセス愛人(ミセスラマン)、2人の間に生まれた息子はプチ愛人(プチラマン)として障害者プロレスのリングに上がっている。障害者と一緒に暮らす家族もまたファイターでなくては務まらないのだ。ミセスラマンが一発一発がズシンと重たい蹴りを繰り出せば、息子のプチラマンもリング上で堂々たる闘いぶりを見せる。家族間のやり場のない感情がリング上で爆発する。  もうひとり、ヒース監督が強く心を惹かれたのは若手レスラーの中嶋有木だ。彼は見た目こそ普通の若者だが、癌を患い、鬱病とも闘っている。普段はラマンの介護をし、ラマン家族と交流しているが、ひとりぼっちになるとどうしようもなく生きづらさが込み上げてくる。目に見える身体的障害だけでなく、心の障害を持つ者にとっても「ドッグレッグス」のリングは欠かせない聖域なのだ。障害者プロレスの存在意義は、旗揚げ当初よりもずっと大きなものとなっている。
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女装癖があることをカミングアウトし、女性用水着を愛用している愛人(ラマン)。自分の力で立つことができないミラクルヘビー級の人気レスラーだ。(c)Alfie Goodrich
ヒース「小人プロレスや障害を持ったレスラーは海外にも存在します。でも『ドッグレッグス』のように過激で多様性に富んだ団体は他には聞いたことがありません。日本の文化はよくガラパゴス文化と形容されますが、そんなガラパゴス文化の中でも『ドッグレッグス』という団体はこの25年間で世界でも類を見ないような特別な存在に進化を遂げたように感じます。過去の映像資料もすべて見せてもらい、中にはラマンとプチラマンとの試合もありました。当時のプチラマンはまだ6歳で、リング上で動けずに横たわっている父親を一方的に蹴り続け、ラマンはそれにずっと耐えているんです。『ドッグレッグス』のリングはお互いの身と心がひとつになれるコミュニケーションの場でもあるのですが、この試合はあまりに過激すぎたので今回の映画で紹介するのは見送りました。単に刺激的なドキュメンタリーではなく、観た人にいろんなことを感じてもらえる作品にしたかったんです。海外では『障害者を見世物にしている』と受け止める人もいましたが、多くの人たちは自らリングに上がるレスラーに魅了されていました」  いよいよ「ドッグレッグス」の旗揚げ20周年記念大会が始まる。様々な障害を抱えたレスラーたちの溜め込んだ感情がリング上で吐き出される。そしてメーンイベントは、サンボ慎太郎とアンチテーゼ北島との20年戦争の最終決着戦だ。一体どちらが「ドッグレッグス」から引退するのか? 映画を観ながら、このリングは現実社会を凝縮した箱庭ワールドであることに気づかされる。現実社会と同様にリングでも容易に勝利を手にすることはできない。何度ボコボコにされても、それでも立ち上がっていく気概がなくてはリングでも現実社会でも生き残ることはできないのだ。また、強さだけを追求してもダメだ。対戦相手に敬意を払い、信頼関係が築かれていないと試合として成立しない。だから、全力で勝ちにくる慎太郎を北島は全力で潰しに掛かる。勝ったほうが障害者プロレスから引退することになる。でも、引退=障害者レスラーからの卒業ではない。リングという箱庭を出ていけば、さらに苛酷で多くの偏見に満ちた現実社会という広いリングが待っている。障害者レスラーたちの闘いはまだまだ終わらない。 (文=長野辰次)
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(c)Ivan Kovac
『DOGLEGS』 監督・撮影・編集/ヒース・カズンズ 出演/サンボ慎太郎、アンチテーゼ北島、愛人(ラマン)、ミセス愛人(ミセスラマン)、中嶋有木  日本配給/トリウッド、ポレポレ東中野 1月9日(土)より下北沢トリウッド&ポレポレ東中野ほか全国順次ロードショー http://doglegsmovie.com/ja
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キスマイ・北山『格付けチェック』で大失態、NEWS・増田のヒゲ面は……ジャニーズの年明け

年末年始もジャニーズが大活躍したテレビ番組。好パフォーマンスを見せたジャニーズから、お茶の間から反感を買ってしまったジャニーズまで、ウォッチャーの太田サトル&田幸和歌子がツッコミます★

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「正月早々やっちまった……」

(前編はこちら)

◎『カウコン』不在のSMAPの輝き
田幸 一番『ジャニーズカウントダウンコンサート』で沸いたのは、修二と彰が復活した「青春アミーゴ」なのかな。

「日本一の大ウソつき」に!? “卒業”に多額の慰謝料……逃げ場なくしたゲス乙女・川谷絵音

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「ロマンスがありあまる(通常盤)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
 タレントのベッキーとロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカルである川谷絵音の「不倫密会スクープ」が報じられてから2日がたった。騒動の熱はいまだ冷めず各メディアが新情報を報じているが、どうやらその“風向き”は大きく変化しそうな様子である。  報道直後は、あの好感度タレント、ベッキーが不倫をした! ということで、マスコミはとにかくベッキーを中心にした報道を流していた。謝罪会見を行った影響も大きく、会見といいながら一方的な釈明をして終了という流れが批判の的にもなっていた。  しかし、途中からその流れは徐々に変化を見せた。武田鉄矢や漫画家の小林よしのり氏、お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズなどがベッキーを擁護する発言をし、小林氏とジャーナリストの山路徹氏などは「男が悪い」と、相手の川谷に責任があると断言した。まあ、山路氏に関しては「お前が言うな」の声が多く、元妻のタレント・大桃美代子にもTwitter上で「あなたが、それを言う?」と突っ込まれていたが……。とにもかくにも、批判の矛先がベッキーから川谷へと移っている模様だ。 「川谷は、『週刊文春』(文藝春秋)の取材に『結婚していない』と答え、現在の妻を『名前は知っている友人』という言い逃れをしてしまいました。報道が表に出て初めて、結婚の事実を認めたんです。ベッキーに対しても、交際当初は結婚の事実を伏せていたようですし、川谷が世間から『超絶クズ』と断言されても仕方ありません。川谷の実家に行ったり離婚届を陰湿に『卒論』とLINEで語っていたベッキーも当然責められるべきですが、それ以上にウソ偽りだらけの川谷のイメージは地の底に落ちました。各メディアもベッキーから川谷のアラ探しにシフトしている様子です」(芸能記者)  不倫という事実だけでも責められてしかるべき問題だが、その後のマスコミ対応や塗り重ねた“ウソ”はさすがに痛かった。主に若者に支持されていたゲスの極み乙女。だが、今回の報道で中高年にもその名前が広まったことだろう。最悪の形で。 「もともと大人目線では、バンド名やメンバーのビジュアルから『キモい』という認識があったゲスの極み乙女。ですが、『まさか、本当にキモいやつだったとは』と驚きと失笑のコメントでネットはあふれています。今後の音楽活動に影響があるのは間違いないでしょう。これまでテレビに登場するたびにネットが炎上していたのはSEKAI NO OWARIでしたが、そのポジションを奪うかもしれませんね」(同)  一部報道では、川谷と現在の妻の卒業(離婚)は避けられないのでは、という見方も出ている。CDセールスや紅白出場などで収入が急増した今、かなりの慰謝料を要求される可能性もあるという。本当の地獄はここからということか。  ちなみに、SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが、7日深夜にTwitterで「えのんくんにどんな報道があろうと、俺は、彼らの作る音楽が素晴らしいから、俺はかれらの作る音楽を支持する」と擁護の発言。「同類相憐れむ」かもしれないが、音楽とこの騒動は別に関係ない気が……。

「夫は、子どもが生まれる前に戦争で亡くなった」 シリア難民キャンプに暮らす女性たちの実情

<p>――本間さんは、難民キャンプでどんな活動をされていたんですか?</p> <p>本間美里さん(以下、本間) 13歳以上を対象にした青少年向けのコミュニティ施設で、少しでも楽しい時間を提供する役目でした。キャンプ内には何も娯楽がなくて、みんな時間を持て余しているんです。それで、世界中のNGOなどが、いろいろなアクティビティを体験できる施設を作っていて、例えば、韓国のある団体は、テコンドー道場を作って、週に何回か韓国人の先生がテコンドーを教えに来てくれる。それって、すごく健全な時間の使い方ですよね。ボーッとしてたら、あまりいいことを考えないので。集中してものを見たり、何かをやっている時間は、自分の置かれている厳しい環境を忘れられる。だから、顔を出してくれた子たちには、学校ではないので「絶対来てね」とは言えないけれど、「来たかったらおいで」と声をかけるようにしました。</p>

小倉智昭&宮根誠司、“ベッキー擁護”発言連発で「気持ち悪い」「バカみたい」と大炎上!!

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小倉&宮根という援軍の心もとなさよ

 不倫騒動の渦中にいるベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音に対して、連日スポーツ紙が続報を伝えている。そのほとんどが2人を猛バッシングする内容だが、芸能ニュースを扱うテレビの情報番組では不自然な“ベッキー擁護”が蔓延しているようだ。ネット上ではこちらに対する批判も集まっている。

 7日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、MCの宮根誠司が「あのベッキーでも軽率な行動取るんだって、ちょっとホッとした。普通の女の子だったんだな」などとコメント。さらに、ベッキーが正月に川谷の実家を訪れたという点についても、気軽な気持ちで誘っただけだとして「ベッキーが家に来たらパニックになるで」などと笑いを取っていた。