いまや大みそかの恒例となっている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の特別番組「笑ってはいけない」シリーズ。 いつも見るたび不思議に思うのは、「笑ってはいけない」メンバーたちが笑いをこらえる表情が、口をすぼめてすっぱそうな表情をするか、逆に口をダラーッと開けるかのどちらかが多いということだ。 一般的に笑ってはいけない場面では、唇をギュッとかんだり、歯を食いしばったりしそうなものだが、「笑いをこらえる」訓練を重ねてきた彼らは、おそらく経験による無意識で「すっぱい顔」か「口をダラーッ」の表情を選ぶ。 いったいなぜなのか? 心安らげるクリニックとして評判が高い「ゆうメンタルクリニック」総院長で、精神科医のゆうきゆう先生に聞いた。 「口をすぼめる場合、少し口の中の空気を減らすというか、吸って頬を凹ませている状態だと思います。この状態はやってみるとわかるのですが、口は少し縦に開けます。笑うときには目の下の筋肉に力が入り、縮まりますし、口は横に広がるので、そういった筋肉の動きと垂直や逆の方向に力を加えることによって、笑ってしまうのを防いでいるのではないでしょうか」 「すっぱい顔」に見えるのは、笑うときの筋肉の動きと逆方向の動きだったのか……。 では、口を開けるのは? 「口を開けるのも少し似ていて、横に広げるよりは縦に開けていますから、縦の筋肉を使うことで横に広がろうとしている口を少し抑える役目があると思います。フラットな真顔から笑顔になるよりも、少し別の方向に力が加わっているので『笑いそうだけど、笑わなくて済む』という状態をキープしやすいのだと思いますよ」 また、もともと口を開けていると、少しくらい笑ってしまっても目立ちにくいため、カモフラージュの意味もあるのではないか、という推測があった。 ところで、このような罰ゲームを伴うテレビ番組の企画ではなく、日常生活でも、「絶対笑ってはいけないとき」はあるものだ。でも、「笑ってはいけない」と思うときに限って、笑いたくなってしまうこともある。なぜなのだろうか? 「『失笑恐怖症』というものがあります。これは『絶対に笑ってはいけない』という緊張感や、その時に生じるストレスがピークに達すると、それを和らげようと自然に笑いが込み上げてくるという症状を指します」 バラエティで「笑ってはいけない」とされるのは緊張感がそれほどあるわけではないが、実生活では本当に「絶対にここでは失敗できない」「笑ってはいけない」「ここで笑ったら大変なことになる」という、精神的な負荷がかかる状態が意外にも少なくないもの。 「そういった絶対に笑ってはいけない場面で笑ってしまい、失敗をした・つらい経験をした場合、そのことが原因で過度に緊張が高まったり、精神的ストレスが強くなったりしてしまうことがあります。『笑う』ことは、そういったストレスから逃れるための、身体と心を緩める、いわゆる自己防衛反応のようなものなのです」 また、そこまではいかなくとも、人は困ったことがあったり自分の立場が悪くなったりすると、照れ笑いをすることで、その場の空気や自分自身の追い詰められた心理状態を緩和しようとするもの。恐怖や困難・緊張感などのストレスにさらされることで笑ってしまうというのは、それほど珍しいことではないという。 「失笑恐怖症は対人恐怖症のひとつとして考えられていて、実際には本人も笑いたくない、笑ってはいけないとわかっているのですが、肉体的に勝手に笑いがこみ上げてしまうという症状なので、困っている人も多いですね」 笑ってはいけない場面では、「笑ってはいけない」と自ら緊張を高めるのではなく、逆に少し緩めてあげるほうが症状は緩和されやすくなるそうだ。 「ちなみに、もし一度や二度ではなく、そういう時に限って笑ってしまう場合には、一度クリニックでの受診をお勧めします」と、ゆうきゆう先生は言う。 「笑ってはいけないときに笑ってしまう」症状に悩んでいる人は、ぜひ一度専門家に相談してみては? ●ゆうきゆう 精神科医。ゆうメンタルクリニック総院長。著書多数。 (上野院 http://yucl.net/ 03-6663-8813 上野駅0分)。(池袋東口院 http://yuik.net/ 03-5944-8883 池袋駅東口1分)。(新宿院 http://yusn.net/ 03-3342-6777 新宿駅0分)。(渋谷院 http://yusb.net/ 03-5459-8885 渋谷駅0分)。(秋葉原院 http://yakb.net/ 03-3863-8882 秋葉原駅0分)。(池袋西口院 http://yuk2.net/ 03-5944-9995 池袋駅西口0分)。(ゆうスキンクリニック池袋西口院 http://yuk2.net/about 03-6914-0003 池袋駅西口0分)
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デヴィッド・ボウイの追悼コンサートが決定
デヴィッド・ボウイの追悼コンサートが3月にニューヨークで開催されることになった。このコンサートは10日(日)にデヴィッドががんによって他界するわずか数時間後に発表されていたが、記念コンサートとして予定通りカーネギー・ホールで開催されることになった。コンサート主催者の声明文では「デヴィッド・ボウイの予期せぬ悲報により、記念コンサートとして開催することになりました」「過去には数々のサプライズ出演や受賞者によるパフォーマンスなどがされてきましたが、今回はデヴィッドの友人や仲間、ファン達によって彼の音楽を称えるものとなることは間違いないでしょう。今回のニュースに私達は深く悲しんでおり、チケットの販売開始のタイミングは奇妙なものとなりましたし、ショー自体に様々な感情が入り混じっています。デヴィッド、安らかにお眠りください。神のご加護がありますように...」と記載されている。
デヴィッドの長年のコラボレーターであるトニー・ヴィスコンティが同イベントでバンドを率いる方向になっており、ザ・ルーツ、シンディ・ローパー、マウンテン・ゴーツ、ベティ・ラベット、ロビン・ヒッチコック、ペリー・ファレル、ジェイコブ・ディラン、ハートのアン・ウィルソンなどのパフォーマンスが予定されている。そのほかにも今後数々のアーティストが参加するのではないかと見られている。
この記念コンサートからの収益はヤング・オーディエンス・ニューヨーク、リトル・キッズ・ロック、チャーチ・ストリート・スクール・オブ・ミュージック、ザ・センター・フォー・アーツ・エデュケーション、ザ・アメリカン・シンフォニー・オーケストラ、グラミー・イン・ザ・スクールズへと寄付される。
SMAP解散報道 引退すべきは傲慢な老害・メリー喜多川副社長のほうだ
世間を騒がせているSMAPの分裂・解散危機。14日発売の「週刊新潮」(新潮社)のスクープだったが、ジャニーズ事務所……いや、メリー喜多川副社長(89)の意向を汲んでか、1日早くスポーツ紙がこれを伝えた。
各スポーツ紙は、SMAPの育ての親でありジャニーズ事務所のマネジメント室長を務める飯島三智氏(58)が、SMAPを引き連れての独立騒動を画策したが失敗したとも報じている。それらによれば、飯島氏は40年近く勤めあげてきた事務所を解雇となり、芸能界追放。木村拓哉(43)のジャニーズ残留は確定的で、残り4人のSMAPメンバーは今後の動向を協議中だという。
まるで飯島氏とSMAPメンバーが悪者かのように書きたてる記事も多いが、筆者はそうは思わない。というのも、昨年1月の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載されたメリー氏のロングインタビューで、同氏は「飯島派vsジュリー派」の事務所内派閥争いを否定。弟であるジャニー喜多川社長(84)の引退後は、娘である藤島ジュリー景子副社長(49)が社長就任することを明言し、飯島氏に対して「もし私の娘と対立するなら、会社を辞めろ」と恫喝していた。
さらにメリー氏は、かねてよりSMAPおよび飯島氏を潰したがっていたように思える。SMAPをはじめ飯島氏の管轄するグループのタレントを「踊れない子たち」と侮蔑し、「悪いけど私、飯島に踊りを踊れる子を預けられないもの。そういうこと、わかんない? うちの子はある程度踊らなきゃしょうがないでしょう」。
普通に考えれば、光GENJIの衰退で事務所が危機に陥っていた頃、SMAPを斬新なやり方で売り出してスターに押し上げ、芸能界におけるジャニーズパワーを強化した飯島氏を、副社長のメリー氏がまったく評価していないというのはおかしな話だ。飯島氏の担当するアイドルたちは、メリー氏の理想とするジャニーズアイドル像にしっくりハマらないということだろうか。だが、飯島氏の仕事ぶりが、事務所全体に多額の利益をもたらし続けてきたことは事実のはず。それを評価に値しないと言い切るようなメリー氏の姿勢は、経営者としていかがなものか。
また、同インタビューにてメリー氏は「ウチのトップは(SMAPではなく)マッチ(近藤真彦)」と宣言している。2014-2015年のジャニーズカウントダウンコンサートにて、まるで“マッチ祭り”かのような光景が繰り広げられたことが、ファンをどれだけ失望させたか全く知らないのだろうか。ファンの気持ちなどお構いなしで、自己流を押し付けるメリー氏に、経営トップの器があるとは到底思えない。まして御年89歳。マッチ祭りにしろ、昨年のNHK紅白歌合戦でのマッチ大トリごり押しにしろ、強大な権力こそあれ、メリー氏は正常な判断力を失っているのではないだろうか。引退すべきは飯島氏やSMAPメンバーではなく、メリー氏のほうである。
【閲覧注意】インドネシアの密漁船全滅作戦が激ヤバ! 日本も見習うべき?
【不思議サイトトカナより】
インドネシア海軍の武装巡視船が2隻の漁船と対峙しているところからこの動画は始まる。巡視船は警告のようなものを何度か拡声器でアナウンスするものの、漁船は動く気配を見せない。
……と、次の瞬間、巡視船から続けざまに発射された対艦ミサイルが2隻の漁船を直撃し、轟音と共に大爆発を起こし船体は木っ端微塵に! 一瞬にして海の藻屑となった漁船を収めた衝撃の映象が、密漁に対するインドネシアの断固とした態度を物語っている。
続きは【トカナ】で読む![]()
『白鳥麗子でございます!』20年ぶりドラマ化の背景と、強烈な「お嬢様」キャラの系譜
【リアルサウンドより】
「白鳥麗子」。この名前は、アラフォー世代にとっては、なんともなじみ深く懐かしいものではないだろうか。80年代後半、当時まだ10代の宮沢りえが「三井のリハウス」のCMに白鳥麗子の役名で出演しブレイク。そして、こちらも80年代末期に連載スタートし、大ヒットしたのが鈴木由美子原作のコミックス『白鳥麗子でございます!』である。
『白鳥麗子でございます!』は、美人のお嬢様で、自他共に認める高嶺の花であるがゆえに、好きな相手の前で素直になれず、高飛車な態度をとってしまう白鳥麗子が、意中の相手・哲也との恋に奮闘するラブコメディ。1989年、1993年と二回にわたって実写化され、そして、今年、約20年ぶりにドラマとして放映されることになった。なぜ、この作品は、このように繰り返しドラマ化されてきているのだろうか。
ここのところの映画、ドラマ界には、「80~90年代リメイク」の波が着実に来ている。80年代にスタートして一世を風靡した「あぶない刑事」の新作映画公開、90年代に人気を博した「南くんの恋人」の11年ぶり4度目のドラマ化などが、その顕著な例だろう。また、1月14日スタートの「ナオミとカナコ」では、90年代にアイドル的人気を集めた内田有紀と広末涼子が共演し、こちらも、ある意味90年代ドラマのリバイバルを感じさせる。
これらの中にある狙いは、おそらく「アラフォー」世代の視聴者の心をつかむことではないだろうか。若者のテレビ離れが著しいといわれる昨今であるが、一方、現在のアラフォーというと、80年代後半~90年代、ちょうどトレンディドラマ全盛期に多感な時期をすごし、数々の名作ドラマに熱中した、つまり、ドラマを楽しむことをよく知っている世代である。さらに、40代近くという年齢は、突っ走ってきた人生が少し落ちつき、若い頃好きだったものや趣味を振り返りたくなる年代でもある。そのため、彼らがかつて夢中になった作品を復活させる動きが活発になってきているのではないか。
そう考えれば、今回、「白鳥麗子でございます!」がリメイクされることになったのは、ごく自然な流れに思える。なぜなら、この作品は、原作の突き抜けた面白さや、ドラマ化の際の二代目・松雪泰子の突き抜けた演技などで、当時、とにかく強烈なインパクトを見るものに与えており、80年代~90年代のマンガ、ドラマを語るときに前述した「南くんの恋人」と並んで無視してはいけない、アラフォー世代にとって忘れられない作品の一つだからだ。
ということで、改めてこの『白鳥麗子でございます!』という作品を振り返ってみたいと思うが、この作品の魅力は、とにもかくにも主人公・麗子にある。
お金持ちのお嬢様、なおかつ美人である麗子。それゆえに、人一倍高いプライドの持ち主で、何かにつけて「私は白鳥麗子」と自負し、高飛車に振舞う。さらに、世間知らずで思い込みが激しく、勘違いにまかせてとんでもない行動に出ることもしばしば。トレードマークである「オーホッホッホ!」の高笑いをはじめとする喜怒哀楽とリアクションなど、やることなすこと無茶で強烈で、まさに目が離せないキャラクターなのだ。
ただ、わがままなお嬢様ではあるが、麗子は決して性格が悪いわけではない。過度な勘違いや突拍子もない行動は、哲也を愛するがゆえのことであり、その動機は極めて純粋でひたむき。やることなすこと派手でわがままだが、その奥には哲也を想う一途さが見え隠れする。それだけに、見ている側は、麗子の高飛車ぶりにあきれつつも、ふと見せる恋する乙女の顔に共感せずにはいられず、かくして「白鳥麗子」は多くのファンの心をつかんできたといっていい。
「お嬢様」的なキャラクターは、いつの時代にもドラマや映画の中に存在していた。ただ、強烈さという点で、白鳥麗子に勝る「お嬢様」はなかなかいないだろう。この暴走しがちで、でも中身は純粋な彼女の魅力は、原作がスタートしてかなりの年月がたっても色あせることなく、ついにそのパワーをもってして、ドラマの世界に返り咲いたのである。
さて、今回の三回目のドラマ化にあたって、白鳥麗子を演じるのは、河北麻友子。鈴木保奈美、松雪泰子に続く三代目に彼女が起用された理由を考えてみたい。
白鳥麗子を演じるために必要なのは、まずお嬢様的なスタイルがはまる美少女であることだが、そこは、河北麻友子は「全日本国民的美少女コンテスト」のグランプリ受賞者であり、そのスタイルのよさでモデルとしても活躍している、まさに“お墨付き”。加えて、本人が実際に外国育ちのお嬢様であることも、起用の理由に含まれているのではないかと推測できる。
また、白鳥麗子役に求められるもう一つの必要不可欠な要素は、思いきりのよさである。なぜなら、麗子は、美形のお嬢様であると同時に、リアクションの大きさで笑いをとる“コメディエンヌ”でもあるからだ。実際、1993年版ドラマで主役をつとめた松雪泰子は、「オーホッホッホ!」の高笑いや高飛車で大げさなリアクションなどの体当たりで麗子を演じて、視聴者に強烈な印象を残したことで知られている。
この点でも河北麻友子は、『世界の果てまでイッテQ!』でリアクション芸人・出川哲朗とともに、ときに芸人なみに身体をはる「出川ガール」として活躍しており、ポテンシャルの高さは十分といえる。つまり、お嬢様スタイルが決まる美貌と、リアクション芸に挑めるガッツの両方をかねそなえているからこそ、彼女が白鳥麗子役に抜擢されたのではないか。
新しい『白鳥麗子でございます!』は、本日1月14日よりtvkにて放映がスタートする。河北麻友子がその美しさを輝かせ、また、思いきりのよさを大いに発揮してパワフルな麗子を演じてくれることを期待したい。また、他のキャスト陣で気になるのは、麗子の母親役を演じるさとう珠緒。あの長年貫いているぶりっ子キャラを役柄に織り込んでいい味を出してくれるのではないかと、こちらも楽しみにしている。
◼︎田下愛(たおり あい)
フリーランス・ライター。雑誌、書籍、Webメディアで、幅広いジャンルの仕事をこなし、現在は、映画・マンガ・音楽などエンターテイメントを軸に活動中。著書に「選挙はエンターテイメントだ!」(HK INTERNATIONAL VISION)がある。ブログ/Twitter
◼︎ドラマ情報
『白鳥麗子でございます!』
出演者:河北麻友子、水野 勝、田村侑久、辻本達規、田中俊介、吉原雅斗、大西礼芳、尾高杏奈、上野優華、内藤理沙、さとう珠緒、坂田雅彦、春海四方、 松金よね子
原作:鈴木由美子「白鳥麗子でございます!」(講談社Kiss 所載)
脚本:大谷洋介
監督:久万真路 松岡達矢 水波圭太
制作:キュー・テック
製作:2016「白鳥麗子でございます!」製作委員会
公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/shiratori/index.html
【放送日】
tvk:2016年1月14日(木)23:00~
テレ玉:2016年1月15日(金)24:30~
チバテレ:2016年1月16日(土)23:30~
メ~テレ:2016年1月18日(月)24:20~
KBS京都:2016年1月14日(木)23:00~
サンテレビ:2016年1月18日(月)23:00~
KBC九州朝日放送:2016年1月18日(月)25:50~
とちテレ:2016年1月20日(水)20:00~
RKK熊本放送:2016年1月25日(月)25:28~
SMAP・木村&中居がファンへ“メッセージ”? 解散報道直前、『CDTV』で見せた姿とは
最高のパフォーマンスはまだこれから見せてくれるって信じてるからね!
1月13日、一部スポーツ紙に“解散”危機を報じられたSMAP。デビュー25周年を迎える国民的グループの一大事だけに、14日のスポーツ各紙などが続報を伝えた。中には、ジャニーズ事務所残留の意思がある木村拓哉が、ほか4人から“孤立”する現場があったと報じる記事もあったが、ファンはこうした「1対4」の構図でSMAPを報道する見方に異議を唱えている。
SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏が事務所退社を決意し、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾も追随する形で“独立”の方向にあるとされる今回の騒動。メンバーの動向が注目される中、14日付のデイリースポーツでは、11日にSMAPがゲスト出演した『NHKのど自慢チャンピオン大会2016』の場で、木村が“孤立”していたと報道。関係者の話として、4人は放送の合間に楽屋方向に戻ったものの、木村のみが1人で別行動を取っていたと伝えているが、SMAPファンからはこの報道に反対意見が上がっている。
NHK・塚本堅一アナの薬物逮捕に局内騒然 入手ルート解明で「ほかにも逮捕者が出るのでは……?」
「いまだに信じられない……」 東京・渋谷のNHK放送センター、アナウンス室までガサ入れされる事態に局内は騒然となったが、同室に出入りする情報番組ディレクターは、逮捕されたアナウンサー、塚本堅一容疑者とはときどき食事に行く仲でもあった。 「こういう事件で『あの人が、まさか!』ってよく言いますけど、まさにそう。ドラッグをやるような人にはまったく思えなかったし、興味があるようにすら見えなかった」(同) 塚本容疑者は10日、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に危険ドラッグ所持の医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕。東京都文京区の自宅マンションに2本の小瓶に入った液体の薬物を持っており、これについて「自分で使うものだった」と認めている。 2003年入社で、京都、金沢、沖縄放送局を転々としたのち、昨年2月から渋谷のアナウンス室に配属。主に『ニュース シブ5時』のリポーターを担当していたが、9日から休暇を取っていた。 「明るくて、優しい。初出演のゲストの緊張をほぐすのも、彼の役目でした。もともと明治大学で演劇を学んでいて、宝塚とか歌舞伎にかなり詳しく、前にFMで真琴つばさと宝塚番組の司会をやったこともあるほど。猫とスイーツが好きで、自作のケーキを同僚に配ったり、“女子力”が高い。東京に来たのは昨年春開始の『シブ5時』に合わせたもので、一緒に昼食を取ったとき『いろんな番組をやりたい』とうれしそうに話していて、実際、野球の実況を任されたり、仕事は充実している感じでした。彼の口から薬物の話が出たことは一度もなかったです」(前出ディレクター) 一方、上京してから容疑者が失恋してショックを受けていたとする局員もいる。 「塚本さん本人は、局内ではまったくそんな話はしていなかったんですが、彼の友人が偶然、私の元同級生で、局内の人物にフラれたという話を聞いたそうです。恋愛にかなり思い悩むタイプみたいで、深刻になっていたとか。それが薬物に手を出した原因かどうかはわかりませんが……」(同) また、麻取に薬物所持の様子をキャッチされたのが、塚本容疑者の局内での友人関係にあるという衝撃のウワサもある。今回、麻取は容疑者の薬物入手ルート解明に動いており、購入先の摘発で所持が発覚したという流れではなかった。 塚本容疑者自身が薬物をほかの人間に受け渡していた形跡も現時点では見当たらないことから、局内の家宅捜査は「仕事仲間からの密告だった」という説も浮上。NHK内では「ほかにも逮捕者が出るのではないか」という不安感も広がる。 表向きは仕事も趣味も充実している朗らかなアナウンサーだが、一方で社会問題になっている危険ドラッグに手を出すという意外すぎる行動に、容疑者を知るNHK関係者の動揺は隠せない。 (文=片岡亮)
堀北真希「暴力刑事」がソソる! 女の園『ヒガンバナ』の“超オメデタキャスト”に注目
2016年の冬ドラマが続々とスタートを控える今日この頃ですが、13日夜10時にスタートしたのが、堀北真希主演の『ヒガンバナ~警視庁捜査七課』(日本テレビ系)です。堀北真希の1年ぶりの連ドラ主演ということで、筆者としても期待大。テレビの前で、正座させていただきました。 この『ヒガンバナ』ですが、女性が被害者・加害者となる事件を担当する架空の新設部署「警視庁捜査七課(通称ヒガンバナ)」の女性警察官軍団を軸にしたミステリー。堀北さんが演じるのは、亡くなった被害者、または疑わしい人物の感情に「シンクロ」することができる特殊な力を持った刑事・来宮渚(きのみやなぎさ)です。「おいおい、ミステリーで超能力じゃ、なんでもありなのかよ」と思われるかもしれませんが、そういったところはすべて「ご愛嬌」で華麗にスルーするのが、楽しいドラマ観賞法と考えております。 「ヒガンバナ」には、来宮の相棒となる元捜査一課の峰岸雪乃(檀れい)に監察医の長見薫子(知英・元KARA)、鑑識の伊東凛(高梨臨)、プロファイリングのプロ・柳幸子(YOU)と個性的なメンバーがそろっており、彼女らを束ねる課長が瀬川すみれ(大地真央)。若手美女から熟女、KPOP出身まで幅広くレギュラー出演しているので、男性陣としては「この人目当て」なんて観賞もアリかも。 第1話は、東京オリンピックの視察に訪れた海外のお偉いさんたちを警察が護衛するんですが、彼らを乗せて出航した豪華客船に、とんでもない「爆弾」が仕掛けられたという話から始まります。船が出航した直後、一見関係ないビルの屋上で殺害された女性・千鶴(関めぐみ)の遺体が発見され、「ヒガンバナ」の女性たちはこちらの殺人事件を捜査することとなるのですが、この殺人事件が思わぬ形で爆弾事件とリンクし、真相に近づいていく……という流れ。 序盤、堀北さん演じる来宮は、千鶴の殺害現場に立ち、彼女と「シンクロ」することで「ウソツキ」という言葉を口走り、そのまま意識を失います。「シンクロ」が強すぎると気絶してしまい、口走った言葉を忘れてしまう設定の様子。どうやら、彼女の能力は父親が殺害された20年前の事件が関係しているらしい……。それにしても、全編を通しての堀北さんのクールな表情と、「うぜえ!」とか「消えろ」の暴力的なセリフ、はっきりいってソソります。必見。 オリンピックに絡む政治家の秘書である唐島新之助(山中崇)、その妻で妊婦の珠美(ともさかりえ)、被害者の同級生・絢香(小野ゆり子)に、フリーターの大山(矢本悠馬)など容疑者が浮上するものの、どの人物にもアリバイがある。その中で大きなヒントとなるのが、来宮が「シンクロ」によって発した「ウソツキ」という言葉であり、事件解明の決定打にもなるのでした。 筆者も「超能力でバーっと解決ならやだなー」と思っていたのですが、来宮の能力はあくまでも「付属的」なもの。地道な捜査やヒントの収集によって事件が解明されていく形式で、十分ミステリーとして成立していたように思います。 またこのドラマ、来宮の父の事件の関係者らしいフリージャーナリスト・菊池謙人をDAIGOさんが演じているんですが、DAIGOさんといえば、11日に女優の北川景子さんと結婚発表をしたばかり。堀北さんも昨年、俳優の山本耕史さんと結婚していますので、非常にオメデタイお2人が出演しているドラマでもあります。今のところ、チャラく近づく菊池を来宮が護身術で手痛く振り払っていますが、幸せがにじみ出ていて険悪感が足りないかな(笑)。 基本的に1話完結の作品なので、2話からでも十分間に合います。クールでアクションもイケる堀北さんを楽しみましょう。ちなみに、平均視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、同時間帯の『フラジャイル』(フジテレビ系)の9.6%に快勝したようです。 (文=どらまっ子KYOちゃん)『ヒガンバナ』公式サイト(日本テレビ)
『有吉反省会』で腰振りダンス、後輩叱責の直後に大チョンボ……「G1連敗記録保持者」田中勝春騎手の苦労人っぷり
まさに“赤っ恥”である。 11日、中山競馬場で行われたフェアリーステークス(G3)。田中勝春騎手(45)の騎乗馬が外側に大きく斜行してしまい、あわや大惨事となるハプニングが起こった。 最後の直線、それも残り200mを切ったクライマックス。田中騎手騎乗のコパノマリーンが急に進路を外側に切り替え、外側を走っていた馬7、8頭が影響を受けて全滅。幸い落馬負傷等の事故にはつながらなかったものの、上位はすべて内側を走っていた馬が独占する“アンフェア”な結果となり、田中騎手は騎乗停止(16日間)となった。 これには、馬券を握りしめていた競馬ファンも大激怒。「バカヤロー!」「金返せ!」など、現場やネット上で批判の嵐が吹き荒れた。 若手ならまだしも、ベテランとしてはこの騎乗停止だけで十分こっ恥ずかしいことなのだが、田中騎手の“赤っ恥”はこれだけではなかった。彼にとって、このタイミングでの「違反行為」があまりにもイタい“事情”があったのだ……。 時は昨年の12月。あるレースのゴール後、田中騎手は、若手の石川裕紀人騎手を激しく叱責。内容までは明かされていないが、競馬ファンは一時騒然となったようだ。今でも大手ポータルサイトで石川騎手を検索すると「石川騎手 怒られる」というタブが表示されるほどで、ネット上でも波紋を呼んだ。 「関係者に伺ったところ、どうやらそのレースで、石川騎手が危険なコース取りをしたと田中騎手が判断したため注意していたそうです。ただ、実際にJRAからの注意等はなく『石川もなんで怒られてるのか、わからなかったんじゃないか』という声もあるほど。でも、相当怒っていたみたいですよ」(競馬記者) そんな“疑惑の一件”からわずか1カ月、今度はその田中騎手の方が豪快に「やらかした」のだから、大先輩として若手に合わす顔もないだろう。それも、今回の被害馬の中に石川騎手が乗っている馬がいたのだから、これはもう目も当てられない……。 さらに、このレースとは関係ないが、田中騎手は9日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演。反町隆史似であることを利用して本人に便乗したことを反省し、腰振りダンスなども披露していた。ここまでは「面白い」ですむのだが、その2日後に斜行してしまったことで「有吉と一緒に腰振ってんじゃねえよ」「もっと他に反省することがあるだろ!」と厳しいツッコミのネタとなってしまったのである。 とにもかくにも踏んだり蹴ったりの田中騎手。一体いつからこんなことに……。 田中勝春騎手といえば、若手の頃は “カッチースマイル”と称される爽やかな笑顔で人気を博していた。デビュー3年目の1992年、ヤマニンゼファーで安田記念(G1)を勝利するなど、関東期待のホープといわれていた。 ところが、その年の秋の天皇賞(G1)。田中騎手の有力なお手馬のヤマニンゼファーと、セキテイリュウオーの2頭が登録してしまう。田中騎手はどちらに乗るか迷った挙句、後者を選択した。結果、セキテイリュウオーは “ハナ差”で2着に惜敗。しかも勝ったのがヤマニンゼファーだったのだから、これには田中騎手もレース後に涙を流したという。 それから、田中騎手のJRA史上に残る“苦悩の日々”が始まる。毎年、JRAでそれなりの成績を収めながら、とにかくG1が不思議なほど勝てない。数えること足掛け15年の「139連敗」。もちろんJRAでの珍記録だ。 ただ、冷めない悪夢はなかった。田中騎手は2007年の皐月賞(G1)で、ついに連敗記録に終止符を打ったのだ。 「(G1勝利の味は)格別です。もう、勝つとか負けるとか忘れてましたよ」 勝利者インタビューでは勝った馬よりも、すっかり苦労人となった田中騎手に注がれていた大歓声。大舞台で惨敗を繰り返しながらも、どれだけ競馬ファンから愛されていたのかを表すような一幕でもあった。 競馬の酸いも甘いも噛み分けてきた苦労人だからこそ、騎乗停止の期間を糧にしてほしい。そしてバラエティ番組ではなく、今度は本業でも“カッチースマイル”を取り戻してもらいたいと願うばかりだ。JRA公式サイト
2つの冤罪事件の命運を分けたのは何だったのか? 司法が犯した重大犯罪を暴く『ふたりの死刑囚』
半世紀近くにわたって冤罪と闘い続けた2人の死刑囚がいる。ひとりは再審の扉が開かれて拘置所を出ることを果たしたが、もうひとりは再審を却下され無念の獄中死を遂げた。日本の裁判システムの中でなぜ冤罪は起きたのか。そして、2人の死刑囚の運命を分けたものは何だったのか。独自路線を突き進む東海テレビのドキュメンタリー『ふたりの死刑囚』は昭和36年(1961)に起きた「名張毒ぶどう酒事件」、昭和41年(1966)に起きた「袴田事件」という2つの冤罪事件を追い、司法界が抱える問題点をくっきりと明るみにしている。 三重県名張市の小さな集落で、ぶどう酒を飲んだ5人の女性が薬物死した「名張毒ぶどう酒事件」の奥西勝死刑囚は冤罪の可能性が極めて高い。物的証拠が不充分な上に、容疑を掛けられた奥西の自白後に村人たちの証言が二転三転している。奥西は「自白は強要された」と主張し、一審は無罪に。だが高裁で逆転判決となり、最高裁で死刑が確定した。35歳で逮捕されて以降、奥西は獄中からずっと無罪を訴えてきた。地元の東海テレビは「奥西さんは冤罪」という立場から、これまでに『重い扉 名張毒ぶどう酒事件の45年』(2006)、『黒と白 自白・名張毒ぶどう酒事件の闇』(2008)、『毒とひまわり 名張毒ぶどう酒事件の半世紀』(2010)とこの事件を題材にしたドキュメンタリー番組を次々と製作してきた。 ローカル局が社を挙げてキャンペーンを張っても、司法は揺らぐことはなかった。弁護団も粘り強く再審請求してきたが、自白の信憑性を支持する裁判所にことごとく却下されている。東海テレビは仲代達矢が獄中の奥西を演じたノンフィクションドラマ『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(2013)を放映&劇場公開し、検察側の矛盾点や村人たちの証言のおかしさを訴え、高齢になった奥西を救い出そうと尽力した。だが、2015年10月4日、八王子医療刑務所にて奥西は49年間を獄中で過ごすという悲劇的な生涯を閉じる。享年89歳だった。無辜なる男は自宅に2人の幼い子どもを残したまま、殺人犯の汚名を着せられ、死刑執行の恐怖に毎日さらされた挙げ句に、司法の闇の中で抹殺されてしまった。 もうひとりの死刑囚・袴田巌は、勤務先の味噌会社の専務家族4人が殺害された強盗殺人・放火事件の容疑者として逮捕され、240時間に及ぶ取り調べによって自白を強要された。決め手となる証拠はなかったが、事件発生から1年2カ月後に既に捜査済みだった味噌工場の味噌樽から血痕の付いた衣類が突如発見され、血液型が袴田と同じだったことから死刑判決が下った。ところが、再審を請求した弁護団が衣類に付いた血痕のDNA鑑定を進めると、途端に検察は態度を変え、それまで隠していた証拠類をすべて裁判所に提出。平成26年(2014)、袴田は死刑の執行を停止され、47年7カ月ぶりに釈放された。ドキュメンタリー『ふたりの死刑囚』より。八王子医療刑務所に収容された奥西死刑囚は檻の中のベッドで最期の日々を過ごした。
本作で監督デビューを果たしたのは、東海テレビ報道部で警察・司法担当の記者を務めてきた鎌田麗香ディレクター。『重い扉』から『約束』まで手掛けた齋藤潤一ディレクターはプロデューサーとなり、重いバトンを鎌田ディレクターが受け継いだ形だ。2つの冤罪事件を追うという非常にシリアスな内容ながら、獄中の袴田を支え続け、釈放後は一緒に暮らして世話を焼く3つ年上の姉・秀子さん、奈良から奥西のいる八王子医療刑務所まで片道5時間かけてわずか5分間の面会のために通う85歳になる妹・美代子さんにカメラは寄り添い、『ふたりの死刑囚』を究極の家族愛のドラマとしている。また、釈放されて間もない袴田に最初は及び腰だった鎌田ディレクターだったが、取材を重ねることでタフなドキュメンタリー監督へと成長していく過程も盛り込んだセルフドキュメンタリー的要素も含んでいる。 冤罪事件を生み出す大きな要因である“自白の強要”に加え、“最良証拠主義”があることを本作は訴えている。名古屋から上京した鎌田ディレクターに“最良証拠主義”について説明してもらった。 鎌田「最良証拠主義というのは、裁判を速やかに進めようという検察側の概念であって、法律で決められているルールではないんです。裁判は非常に時間がかかるため、被告の有罪を立証できる必要最小限の証拠だけを提出すればいいという考え方で、現在の裁判はその考え方に従って進んでいます。でも、この最良証拠主義では、検察がどのような証拠を持っているのかを弁護側は知ることができません。『袴田事件』では検察は袴田さんの無罪に繋がるような証拠を隠していました。カラー写真に映っていた衣類は、1年以上も味噌樽に浸かっていたとは思えないものでした。弁護側は衣類を記録したカラー写真のネガの開示も請求したのですが、検察は『ネガはない』と主張していたんです。でも、裁判所が再審を決定するとネガが出てきた。裁判官が『他にも有力な証拠があるなら出すように』と言わない限り、検察は被告に有利になる証拠は出そうとしないんです」 「名張毒ぶどう酒事件」でも検察は事件現場から見つかった証拠の王冠は9つだけと裁判所に報告しているが、東海テレビの事件当時の資料映像を確かめてみると捜査官は現場で少なくとも18個の王冠を回収していたことがはっきりと分かる。検察は人命に関わる死刑裁判においても平然と嘘をつくことを本作は明らかにしている。 鎌田「検察は証拠をすべて開示するように裁判所が命じれば、多くの冤罪事件は解決に向かって動くはずです。でも最良証拠主義は裁判における大前提となっているので、簡単には変わらないでしょう。裁判員制度を再審にも採用すれば、外部の意見がもたらされることで、裁判や検察の在り方もひょっとすれば変わるかもしれません。また、東海テレビが30年かけて『名張毒ぶどう酒事件』の報道を続けていることで、世間の印象も少しずつ変わりつつあるのではないでしょうか。奥西さんの生前には叶いませんでしたが、今後もこの事件の冤罪性を東海テレビは追っていくつもりです」48年間に及ぶ拘留生活から解放された袴田死刑囚と再審を請求し続けてきた姉の秀子さん。今も選挙権は与えられず、年金も受給できない。
再審の扉が開いた袴田と獄中死を遂げた奥西。2人の命運を分けたものは一体何だったのだろうか。 鎌田「長年にわたって死刑の恐怖と闘った一方、袴田さんは姉、奥西さんは母親と妹という肉親が無罪を信じて、ずっと支え続けてきたことでも2人の境遇は共通するものがあります。袴田さんの場合は検察が証拠として出してきた血痕付きの衣類を最新科学でDNA鑑定することが大きな決め手となり、また裁判所内の上下関係に左右されない英明な裁判官がタイミングよく再審を手掛けたことも大きかったと思います。奥西さんの場合はそもそも有力な証拠がないことから一審は無罪だったわけで、それなのに新たな証拠を見つけないと再審は始まらないという厳しい状況です。冤罪を問われる可能性は誰にでもあり、決して他人事ではない問題なんです」 無実の罪ながら自白を強要された挙げ句に国家から死刑を宣告され、いつ処刑されるか分からないまま独房に押し込められた―これ以上の不条理な恐怖と悲劇はないだろう。鎌田ディレクターは奥西死刑囚が49年ぶりに刑務所から出る様子を追う。冷たいムクロとなった奥西は、妹の美代子さんに見守られながら、最愛の母・タツノさんが眠る墓へと向かう。ようやく、家族が一緒になった瞬間だ。この世でもっとも恐ろしい生涯を送った奥西だが、この世でもっとも深く家族から愛された男であることを我々は知ることになる。 (文=長野辰次)釈放後も精神障害がみられた袴田死刑囚だが、徐々に社会生活に馴染んでいく。鎌田ディレクターと将棋を指す仲になっていった。
『ふたりの死刑囚』 ナレーション/仲代達矢 プロデューサー/齋藤潤一 監督/鎌田麗香 音楽/本多俊之 監修/門脇康郎 制作・著作・配給/東海テレビ 配給協力/東風 1月16日(土)よりポレポレ東中野ほか全国公開 (c)東海テレビ放送 http://www.futarinoshikeisyu.jp
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