ベッキー不倫騒動の「ゲスの極み乙女。」に追い風!? なぜ“両成敗”されなかったのか

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ゲスの極み乙女。オフィシャルサイトより
 ベッキーとの不倫騒動でゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音が衆目を集めているが、その音楽活動には追い風が吹いているようだ。1月13日に発売された同バンドの2ndアルバム『両成敗』(ワーナーミュージック・ジャパン)は、初週7.2万枚を売り上げ、1月25日付のオリコン週間アルバムランキング1位に初登場。前作『魅力がすごいよ』(2014年10月発売/同)で記録した4位、初週売上3.8万枚を大幅に更新する結果となった。  同バンドがパーソナリティーを務めていた『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内のコーナー「ゲスの極みLOCKS!」への出演を一時休止するなど、その活動には自粛傾向も見られるものの、それまで出演していたCMをすべて打ち切られ、芸能活動をしばらく休止することを発表したベッキーと比べると、“両成敗”と言うにはあまりにも差がある結果といえよう。  今回の社会的制裁の大きな差について、音楽業界関係者は次のように見ている。 「ゲス極のアルバムがスマッシュヒットを記録したことは、古くから広告業界でいわれている“悪い宣伝はない”という格言を現実化していて、とても興味深いですね。そもそもミュージシャンの場合は、その表現の方向性とスキャンダラスな側面が必ずしも相反するものではなく、むしろプラスの効果をもたらすケースが多いように思います。古くは、70年代にエリック・クラプトンが親友であるジョージ・ハリスンの妻・パティを寝取り、そのことを『いとしのレイラ』なんて歌にして発売しましたが、同曲は多くの批判と称賛を得た結果、ロックの代表的なラブソングとして認識されるに至りました。今回の不倫騒動において、川谷の行動はまったく褒められたものではありませんが、だからこそ“音楽については切り離して考えるべき”という風潮が強まり、その音楽性に注目が集まったのでしょう。一方でベッキーは、好感度を売りにしてCMタレントに起用されていたわけですから、制裁の度合いが違った。彼女がもしエキセントリックなミュージシャンだったのなら、これほど叩かれることもなかったと思います」  しかし、ゲス極の音楽性に注目が集まったものの、ほかのメンバーについてまだ理解が浸透していないのは、残念な面もあると同氏は続ける。 「今回のスキャンダルで、川谷は“人間性はクズだけど、才能のあるロックスター”というイメージを獲得しましたが、同バンドのメンバーはほかにも粒ぞろいなので、“川谷絵音とその仲間たち”という印象で捉えられるのはもったいない気もします。たとえばベースの休日課長は、女性ドラマーのほな・いこかを本気で狙っているというキワモノキャラで、その気持ち悪さがグルーヴにも現れていて耳に残るプレーをしますし、キーボードのちゃんMARIは音楽理論をきちんと学んだプレーヤーで、ジャズの素養も持ち合わせています。ほな・いこかはアイドル的なルックスながら、そのドラミングはまさかのパワープレーで迫力があり、演奏する姿も個性的です。単なるイロモノバンドではないのは明白であり、それは川谷のもうひとつのバンド・indigo la Endも同様なので、今回の件で彼らに興味を持ったリスナーにはぜひ掘り下げて聞いてほしいですね」  ちなみにベッキーも「そらとぶポケモンキッズ」(KADOKAWA メディアファクトリー)や「ホリケンサイズII」(EMIミュージック・ジャパン)といった楽曲を発表しているので、ゲス極の楽曲と一緒に聞いてみると味わい深いかもしれない。

川本真琴、Twitterでの熱愛宣言に「痛々しい」! 過去にもあった“爆弾ツイート”の数々

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『川本真琴』/ソニー・ミュージックレコーズ

 1990年代、女性シンガーソングライターとして一世を風靡した川本真琴だが、現在42歳になる彼女の周辺がこのところ騒がしい。事の発端は、25日、川本がTwitterで突然「隠していたわけではないけど、半年まえから彼氏がいます」と告白。続けて「昨日話していて、私がわるかったんだなってところがわかった。あまり連絡しなかったりして、相手も不安にさせてしまっていた。私はとっても臆病で好きな人に連絡するのが本当に3日ぐらいかかってしまう。でも、してよいんだとわかったからたくさんたくさんしていく。」、さらに「わたしは、これからって思っているし、横にいるときは図々しく彼女づらもしているし、自慢話も友達にめちゃくちゃしてる。大好きなんだも。私は彼の彼女なんだから、誰かにこそこそしなくていいんだし、もっと言っていいと思って書きました。」と、ツイートを連投したのだ。

 フォロワーからの「相手は誰?」という質問には「だ~れかな~だ~れかな~いったらまじでおこられるっす。やふートップっす。やべっ!」とお相手が有名人であることを示唆。この発言により、川本が交際しているというお相手探しがネット上では過熱し、今話題のゲスの極み乙女。の川谷絵音、岡村靖幸、斉藤工など、真偽のほどが定かではない有名人たちの名前が取り沙汰されている。

SMAPだけじゃない! AKB48メンバーが次々と公開処刑の餌食に「まゆゆの顔の大きさが……」

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 SMAPが解散騒動を詫びた18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、中央で余裕たっぷりに話す木村拓哉と、顔面蒼白な中居正広ら4人の姿が話題となった。

 そのコントラストは、まさに「公開処刑」。そんな中、22日に放送されたスペシャルドラマ『大奥 第一部』(同)でも、公開処刑が発生していた。

 同作は、沢尻エリカ演じるお美代が、徳川家斉への復讐のために大奥入りし、史上最凶の側室に成り上がっていくというもの。注目は、時代劇初挑戦となったAKB48・渡辺麻友との禁断愛で、2人の濃厚なキスシーンは大反響を呼んだが……。

「それ以上に話題となったのは、沢尻さんとまゆゆの顔の大きさの違いです。まゆゆも顔は小さいほうだと思いますが、沢尻さんの極小フェイスに比べると、どうしても大きく感じられてしまう。ネット上では、オンエア中から『遠近法かよ』という声が飛び、“渡辺麻友”で検索すると、続いて“顔”と出てくる事態となりました」(テレビ関係者)

 実は、“公開処刑シリーズ”はAKBメンバーが圧倒的に多い。大島優子は2013年にキムタク主演ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(同)で柴咲コウと共演。やはりここでも柴咲との顔の大きさやスタイルの違いが歴然となり、「公開処刑」という声が上がった。

 有名なのは板野友美。イメージキャラクターを務める「サマンサタバサ」のイベントに出演した際、180センチ超のモデル女性と並んで、154センチの板野もポージング。頑張ってヒールの高い靴を履いていたが、モデル女性とのスタイルの差は一目瞭然で、なんとも切ない光景となった。

 当時取材した記者いわく「あまりの凹凸ぶりに、テトリスかと思いました。あれは、イベント主催者と板野さんの所属事務所のミス。彼女も途中で気付いたのか、悲しそうな顔をしていました」。繰り返される公開処刑の歴史、次は誰が犠牲になるのか――。

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ジャスティン・ビーバー、カルバンクライン新広告でセクシーな姿を披露

ジャスティン・ビーバーがカルバンクラインの2016年春のキャンペーンでセクシーな姿を披露している。「I _____ in #mycalvins」と題されたキャンペーンの広告ビジュアルの1つでジャスティンは「I flaunt in #mycalvins(僕はカルバンクラインを見せびらかす)」という文字と共に黒のボクサーパンツのみを身に着けて大理石の像の横でタトゥーに覆われている肉体美を見せ付け、他の広告ビジュアルでは、「I dream in #mycalvins (僕はカルバンクラインと夢の中)」の言葉とともに白のボクサーパンツを着たジャスティンがベッドに横たわってセクシーな雰囲気をかもしだしている。 同ブランドは「ジャスティン・ビーバーと一緒にベッドに戻ろう。タイロン・レボン撮影による2016年春グローバル広告キャンペーン」と公式ツイッターに投稿し、ジャスティンの広告が示しているように人々がそれぞれカルバンクラインの下着を身に着けてどんなことをするか投稿するよう呼びかけている。 同ブランドのメリサ・ゴールディーCMOは「このキャンペーンは我々が話をしている間にもどれだけ文化が進化しているのかを示すものです。文化的な交流をスタートさせ続けていくようなコンテンツを作るために独自のヴィジュアルアーティスト集団と何かを提起する人々をミックスさせました。ミレニアル世代は自分のアイデンティティのことになるとブランドを拒否しますし、もっとパーソナルで個々を大切にする商品を求めています。それこそが、カルバンクラインの達成しようとしているところであり、我々はライフスタイルを中心としたグローバルブランドへとさらに発展を続けています」「それを実現するために、我々は人々が一方向だけの昔ながらの広告を求めていないことを認知するべきです。人々はイマジネーションを捉えるようなキャンペーンに参加したいのです。このキャンペーンではまさにブランドの将来を描きだし、そして今の若者たちのカルチャーにおける時代精神を反映できたと感じています」とコメントした。

木村拓哉と中居正広に待ち受けるジャニーズの待遇格差

 18日のテレビ生謝罪をもって、グループ存続という形で幕を下ろしたSMAPの分裂騒動。ジャニーズ側はノーサイドを強調するが、残留を選び分裂を阻止した木村拓哉と、造反組の中居正広ら4人のメンバーとの感情的なしこりはいまだ払しょくされていない。 「番組で草なぎ剛が語った『(社長の)ジャニー(喜多川)さんに謝る機会を木村くんが作ってくれた』との言葉は、リーダーである中居が言うはずだったが、中居はそれを拒んだといいます。溜め息をついたり、腕をつねって屈辱に耐える様からも、中居の中に消化しきれない気持ちが残っていたのは間違いない」(芸能ライター)  ジャニーズ側は4人にペナルティを科す気はないとしているが、業界関係者は声を潜めてこう語る。 「マネージャーだったI女史が退社し、新体制となったジャニーズで、“功労者”である木村と“裏切り者”の中居との間に大きな待遇格差がつくのは間違いない。すでに再来年のNHK大河ドラマの主演にキムタクが内定しているという話です。キムタクは『織田信長』を希望しているようですが、今年の『真田丸』、来年予定されている『おんな城主 直虎』と同じ時代が続くため、NHK側は違う時代の人物にしたがっている。ですが、ジャニーズ側はSMAP分裂を阻止した“褒美”として、キムタクには好きなことをさせる方針を決めていますから、おそらくゴリ押ししてくるでしょう」  対照的に中居には過酷な仕事が待ち受けているという。 「日本テレビ恒例の『 24時間テレビ』のマラソンランナーにさせるという話が漏れ伝わってきます。 37歳のDAIGOですら昨年あれだけボロボロになりましたから 43歳の中居がヨボヨボになりながら100キロ近い距離を走るのは、ほとんど公開処刑のようなものですよ」(前出・業界関係者)  事務所との契約が切れる9月直前に、再び中居が動き出す可能性は十分ありそうだ。

スクープ! 細部まであまりにもクッキリ写った生霊写真を入手→徹底検証!

※生霊写真は2頁目に掲載しています。苦手な方はTOPにお戻りください  2016年1月、トカナ編集部が仕事をお願いしていたデザイナーの男が突然、「実は、心霊写真が撮れたことがありまして…」と、恐る恐る一枚の写真を差し出した。
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問題の心霊写真/幽霊モザイク
「これは、2001年5月29日に、妻との新婚旅行でハワイのダイヤモンドヘッドに行った時の写真なのです。あの日は昼ごろだったでしょうか。記念撮影をしました」  15年前の話ということで、このときはまだアナログのカメラ(Canon)だったため、撮影直後はまさか幽霊が写っているとは思いもしなかったという。 「日本に帰国し、現像して驚愕しました。たしかに、妻の後ろには誰もいなかったはずなのに、何者かが鮮明に写りこんでいるのです。この日は観光客も少なく、たいして混み合っていなかった。にもかかわらず、写りこんでいることが不思議でなりません。仮に、真後ろに人がいればその方がいなくなるまで待つか、もしくは声を掛けるなどしていたはずでしょう? 妻は英語が堪能なため、仮に外国の方がいた場合でも臆せず声をかけているはずなのです」 「それに、妻はほとんど柵に寄りかかっている状態で、あのように男が写りこむのはスペース的に無理なのです」 ■大物霊能者に霊視を依頼  恐ろしい心霊写真を前に、恐怖に掻き立てられた彼は、某大手出版社に出没する霊をおさめたという、とある大物霊能者の元を訪ねると、以下のような霊視結果が出たという。 「写真に写っているシャツの方は男性です。死ぬ寸前もしくは重篤な状態の中で、自分の死を確信し、過去に行ったことのあるダイヤモンドヘッドでの楽しかった記憶を回想しているうちに、撮影者のあなた(デザイナー)と波長が合ったのでしょう。彼は、この地を訪れた時の姿で写り込んでしまった生霊です」(霊能者)  この霊能者によると、この写真は間違いなく心霊写真であるものの、ここまではっきり写ったものを見るのは初めてとのことだった。また、デザイナーはこの霊能者について、こう語っている。 「この先生には、以前にも霊視をお願いしたことがあるのですが、その時、コールドリーディングやホットリーディングではあり得ないような事実を何から何まで当てられてしまったのです。私が誰にも話していない話、物、場所、すべて確実な表現とともに霊視されてしまいました。だから、この心霊写真が撮れたときも、この先生に頼んだのです。とはいえ、わたしが先生を頼ったのは人生で2回だけであり、妄信的に頼っているわけではありません」   なるほど、このデザイナーの男性によると、この霊能者は間違いなく本物であるという。  あまりにもクッキリ写りすぎたがゆえに霊に見えない心霊写真…。はたして写真は本当に心霊写真なのだろうか? 編集部は写真家に鑑定を依頼した。 「たしかに不自然な写真ではあるが、偶発的に撮れてしまった写真であり、後ろに人がいた可能性が高いでしょう。これまでたくさんの写真をみてきたが、人はしばしば被写体に気をとられて、予期せぬものを撮影してしまうのです。ただ、一点気になるとしたら、これだけ上半身が写っているにもかかわらず、下半身がキレイに写っていないことでしょう。また、どことなく違和感がある写真ではあります。ただ、そういう写真もたくさんありますから…」(写真家)  とのこと。果たして同じ写真を再現することはできるのか? これは本当に心霊写真なのか? 編集部で検証してみた。 【問題の心霊写真】
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女性の後ろに、男の背中とリュックサックがクッキリ
【編集部で撮影した写真】
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1時間ほど試行錯誤して撮ることに成功
■撮影状況
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■撮影風景:後ろの人物とかなり近い距離
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【結論】 ・問題の心霊写真と似た写真は撮影することができる。 【疑問】 ・シャツだけ見えて下半身が消え、右腕のシャツが写りこむような写真を撮ることはできなかった。結果的に、完全再現はできなかった。 ・この心霊写真を撮影する場合、被写体と幽霊がかなり近い距離にいるということになる → 問題の心霊写真の左右がガラ空きにもかかわらず、果たしてわざわざ人がいる場所で撮影するだろうか? ・柵にほぼ寄りかかっている状態だったという証言と一致しない。柵から体まで最低50cmは離れていないと、この写真は撮影できなかった。  ということだ。ただ、これはあくまでも社内で撮影したものであり、まったく同じ環境で撮ったものではない。写真家はこうアドバイスする「この写真とまったく同じ写真を撮るのはかなり難しいと思います。同じ帽子・リュック・シャツ・背丈・場所など、完全再現してこそ、はじめて心霊写真かどうか、決着がつくでしょう」とのこと。  果たしてこれは本物の心霊写真だったのだろうか? 多くの謎を残したまま、調査は終わったが、角度といい、消えた下半身といい、奇妙な写真であることは確かである。

『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』監督が語る、 世界の富を独占する“1%の悪魔たち”と戦う方法

【リアルサウンドより】 「2008年に起こったリーマン・ショックの引き金を引いたのは、アメリカの低所得層をターゲットにした住宅のサブプライム・ローンだった」。言葉の情報としては、多くの人が知っている事実ではあるが、では実際にその震源地となったアメリカの住宅事情の真実とはどんなものなのか? それを徹底的なリサーチに基づいてフィクションとして描いたのが、フロリダの住宅地を舞台にした『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』だ。  この作品の特徴は、その徹底したリアリズムにある。悪徳不動産ブローカーを演じたマイケル・シャノンは、実際に現地の不動産ブローカーと数週間生活を共にし、その身振り手振りだけでなく台詞まで“本物の会話”にこだわったという。また、住宅から強制退去させられる人々を演じた人の多くは、実際に撮影現場の近くに住んでいる住人たちである。アンドリュー・ガーフィールドのファンならば、『スパイダーマン』の高校生ピーター・パーカーではなく、久々に実年齢(32歳)に合った役(住宅を奪われる父親の役)を好演しているところも見逃せない。イラン系アメリカ人監督、ラミン・バーラニに話を訊いた。(宇野維正)

「これはアメリカだけでなく、どこの国でも起こり得ることを描いた作品だ」

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『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

——『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』、大変興味深く観させてもらいました。本作ではアメリカのサブプライム・ローンにまつわる住宅差し押さえ、強制退去の生々しい現実がフィクションとして描かれているわけですが、このテーマで作品を撮ろうと思ったのには、何か個人的な理由があったのですか? 例えば、ご自身、あるいは身近な人が深刻な住宅問題を抱えていたとか? ラミン・バーラニ(以下、バーラニ):いや、個人的に何か被害を被っていたわけではないんだ。ただ、現在のアメリカで起こっている住宅問題は明らかに異常で、どこかで誰かが裏で操作をしているんじゃないか、とんでもない罠を仕掛けているんじゃないかって思わずにはいられなかった。そういう意味では、個人的な“怒り”がこの作品のベースにある。今作の舞台となるフロリダにリサーチに行って、そこで途方に暮れている人々と出会うまでは、どんな脚本になるか自分でもわからなかった。劇中に出てくる人々は、住宅を奪われる側も、奪う側も、すべて自分が実際にフロリダで出会った人々なんだ。 ——サブプライム・ローンから発したリーマン・ショックと、それ以降の金融情勢はもちろん世界的な問題ですが、この作品ではあくまでもそのきっかけとなったアメリカ国内の住宅問題を描いています。我々日本人も含め、海外の観客にこの作品で訴えたかったことはどんなことなのでしょう? バーラニ:正直、予想していた以上に海外の観客から強いリアクションがあって驚いているんだ。最初に上映されたヴェネツィア映画祭でも大きく取り上げられたし、何よりもすごかったのはギリシャでの上映だね。
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『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

——あぁ(苦笑)。 バーラニ:「これは現在のギリシャの状況を描いた作品だ!」ってみんなが口々に言っていた。だから、これはアメリカの国内問題を描いている作品だけど、それと同時に今の世界のどこにでも起こり得る出来事を描いた作品でもあるんだ。人口1%の人々が、残り99%の人々を上回る富を独占している。すべての発端はそこにあって、僕は日本のことはあまり知らないんだけど、きっとそれは日本でも変わらないんじゃないかな。あるいは、日本の社会はもうちょっとまともなシステムで動いているのかもしれないけれど、だとしたら僕らは日本を見習わないとね。 ——いや、見習うべきようなところはないんじゃないかな(笑)。日本ではより狡猾にシステムが出来上がっていて、その「99%問題」が人々にとって見えにくくなっているだけだと思います。 バーラニ:それは残念だ(笑)。
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『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

——本作でその1%を象徴しているのは、マイケル・シャノン演じる悪徳不動産ブローカーということになるのでしょうか? 本作を観ていて自分が思ったのは、彼もまた加害者であると同時に社会の被害者であり、本当に憎むべき1%、倒すべき1%というのは、あくまでも顔の見えない存在として経済を支配しているんじゃないかってことなんですが。 バーラニ:そう。真の悪魔はシステムの中に潜んでいる。マイケル・シャノン演じるキャラクターは、そのシステムが生んだモンスターに過ぎないんだ。作品を観ながら気づいたと思うけれど、この作品にでてくるキャラクターは、最初は白黒はっきりしているかもしれないけれど、途中から善悪の境目がわからないようにあえて描いているんだ。その構造が、自分でも気に入っているところだし、きっとこの作品が高く評価されたところだと思う。アンドリュー・ガーフィールド演じる主人公は不動産ブローカーという悪魔と取引をするわけだけど、その悪魔もまた、どこかで悪魔と取引した普通の人間に過ぎないんだ。幼稚園児や小学生で「将来、不動産ブローカーになりたい!」なんて言う子供はいないだろう? でも、彼らは他に選択肢がないからその仕事について、そしてその仕事につくと今度は他に選択肢がないから悪魔の役割を担うことになる。そうやって、社会というものはできていると思う。

「トランプにも観てほしいけど、彼はきっと新しい詐欺の方法を思いつくだけだろう」

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ラミン・バーラニ監督 (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

——その社会を変えていくためには、何が一番必要だと思いますか? バーラニ:ふーっ(深いため息)。そこが難しいところなんだよね。僕にできるのは映画を作ることだけで、映画で今の世界において何が起こっているかを人々に観てもらうことしかできない。僕自身、このテーマで今回作品を撮ろうと思って現地にリサーチにいいったわけけど、実際にリサーチするまではここまでひどいことが起きているなんて知らなかった。特に自分がショックを受けたのは、作中でも描いているけれど、この住宅問題を扱う際の法廷の風景だった。ほとんどの判決は自動的に60秒以内に下されていく。なにしろ、この問題で投獄された人間は一人もいないんだ……。でも、こうやって今ここで君とこの作品について会話をしているように、映画を作ることで、そこに会話が生まれる。会話、会話、会話。とにかく僕にできることは問題についての会話を生み出すことで、その会話が世の中を少しでもいい方向に変えるきっかけになることを願うだけだよ。 ——本作が描かれた世界から、現実では5〜6年の時間が経っています。状況は改善しているのでしょうか? バーラニ:改善しているとは言い難いね。相変わらず司法は不動産ブローカーを野放しにしたままだ。それに、ふーっ(深いため息)、今のアメリカではドナルド・トランプのような人間が台頭してきている。僕は、彼にこの作品を観てほしいと思っている。でも、きっと彼のような人間は、この作品を観ても心を痛めるどころか、新しい詐欺の方法を思いつくだけだろうね(苦笑)。
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『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

——(苦笑)。アンドリュー・ガーフィールドは言うまでもなく『スパイダーマン』のピーター・パーカーであり、マイケル・シャノンは『マン・オブ・スティール』のゾッド将軍です。彼らのようなトップ・アクターが、このような社会性の強い作品に出ることはとても意味があることだと思いますが、あなたはエンターテインメント作品と社会派作品の境目をどのようにとらえていますか? バーラニ:僕にとってその作品がエンターテインメント作品であるか社会派作品であるかというのはまったくどうでもいいことで、関心があるのはグッとくるストーリーがあるかどうか。それだけなんだ。そして、一番興味があるのは、これまで映画が描いたことのない世界を描きたいということ。今回の作品は、まさにそういう作品になったと思う。……それと正直に言うと、僕はアンドリューが演じた『スパイダーマン』シリーズを一本も観てないんだ。
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『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved

——本当に!? それでキャスティングしたんですか!? バーラニ:主人公がマントをつけて高層ビルの間を飛び回っているようなバカバカしい映画には興味がないんだ。 ——(「スパイダーマンはマントをつけてないのに」と思いながら)はい(苦笑)。 バーラニ:アンドリューをキャスティングしたのは、彼が主演していたブロードウェイの舞台『セールスマンの死』に深く感銘を受けたからなんだ。そして、彼は『スパイダーマン』よりももっと“意味のある”作品に出ることを強く望んでいた。それに、『スパイダーマン』を観なくても、アンドリューがとても優れた役者であることはわかるよ。いや、観ないほうが、よりわかるかもしれない(笑)。 (取材・文=宇野維正)

『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』予告編

■公開情報 『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 2016年1月30日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開 監督:ラミン・バーラニ 脚本:ラミン・バーラニ、アミール・ナデリ 出演:アンドリュー・ガーフィールド、マイケル・シャノン、ローラ・ダーン 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム  (c)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved 公式サイト:http://dreamhome99-movie.com/

元SMAPマネ飯島三智氏に、早くも芸能事務所からオファー! さらに暴露本『SMAPへの遺言』の動きも

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 解散を回避した形となったSMAPだが、独立画策の責任を取る形で退社が伝えられる元チーフマネジャーの飯島三智氏に、早くも“捨てる神あれば拾う神あり”か、ある芸能プロのトップが接触したという。事情を知る芸能関係者によると「『この状況ですぐに別のタレントを扱うのも難しいだろうから、一定期間を置いて、本人がその気になれば』という形でのオファーがされた」という。  実は、飯島氏獲得に動くこの事務所、日本の韓流ブームにも貢献し、韓国芸能界に強いパイプを持っている。日本のタレントが韓国で活動したり、逆に韓国人タレントが日本で活動する際、サポートを行ってきた。所属タレントに大物はいないものの、若いタレントの人材発掘には定評があり、「アイドルグループ育成という点で、オーディションから飯島さんに参加してもらいたがっている」(同)という。 「飯島さんとの接点も、実はあるんですよ。草なぎ剛が韓国語を覚えて、現地に進出する様子を描いたドラマ『チョナン・カン』(フジテレビ系)に協力したとき、韓国芸能界との交流についてミーティングをしたそうです。クォン・サンウやイ・ミンホなど韓国の有名タレントが人気を集めていた頃に現地有力者を紹介したら、飯島さんは韓流ドラマも好きで見ていたそうなので、気を良くしていたとか」(同)  この騒動で、ジャニーズ事務所の関係者のみならず、番組関係者も飯島氏との連絡が取れない状態が続いたとされるだけに、そんな中でコンタクトを取れたのは関係が良好だということでもある。 「ただ、ジャニーズ事務所は、飯島さんが退社後もSMAPのメンバーにいろいろ入れ知恵したりする関係の継続を嫌がっているので、しばらくは芸能界から姿を消すでしょう。貯蓄もかなりあるというウワサですし、すぐにほかで仕事を始めるのは考えにくい」(同)  また、この寒空の下、自宅や滞在先に張り込んで飯島氏に接触を図ろうとしている出版関係者もいるという。実際、ある有名編集者が『SMAPへの遺言』なる仮題を付けた書籍の企画書を持っているのを見たという話も漏れている。  ただ、前出の芸能関係者は「直撃を狙うぐらいだから、飯島さんと面識のない人。それでは、まず無理」と、その動きを一笑に付している。 「だいたいインタビュー受けたり本を書いたところで、大した金にならないでしょう。あの飯島さんが、そんなセコい商売をするわけがない。ただ、彼女はSMAPに注いだ愛情の行き場がなくなると思うので、新たに若い子たちを育てるという話に興味を示すんじゃないかと思う」(同)  今回の解散騒動で、すっかり「ヒール」として報じられている飯島氏だが、生き馬の目を抜く業界で大成功した実力には「これで終わるような人ではない」という業界人も多い。ジャニーズ事務所に飯島氏の今後について聞くと「そうしたことには、お答えできません」との返答だった。 (文=ハイセーヤスダ)

SMAP・木村拓哉の「日本和装」CMに「放映を止めろ」! 社長がブログでクレーム内情を暴露

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クレーム入れたの、SMAPファンじゃないのでは……

 解散騒動の真っ只中に、SMAP・木村拓哉の新CMキャラクター就任を発表したことで、にわかに注目を集めていた、和服の販売仲介や着付け教室を運営する「日本和装」。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生出演が決定する直前の1月18日、まだSMAPの存続自体が不確定だった時期での発表だけに、ファンの混乱に拍車を掛けていたが、同社社長のブログでは、木村の起用に際して「放映を止めろ!教室に行こうと思っていたがもう行かない」などの声が寄せられていたことも報告されている。

 同社の吉田重久社長のブログには、たびたび木村の話題が投稿されており、ファンの注目を集めている。また、その内容はかなり踏み込んだものも散見され、22日の投稿では「新CMをスタートして、さまざまのご意見をいただきます。多くの皆様から応援のメッセージをいただいていますが、約30%の方からは放映を止めろ!教室に行こうと思っていたがもう行かない、というご意見です」と、木村の起用に関して批判的な声があったことを告白。さらに26日には、撮影時の木村の立ち振舞いを称賛したり、木村から吉田社長へ送られたという直筆のメッセージもアップされている。