NHKのアナウンサー・塚本堅一容疑者が、都内の自宅で危険ドラッグを所持していたとして10日、逮捕された。公共放送のアナウンサーが薬物所持で逮捕されたとあって、世間からは非難が波のように押し寄せている状況だ。 危険ドラッグの入手経路などは現在捜査中ということだが、「天下のNHK」で、今社会的に大きく問題視されている危険ドラッグを使用する社員が出てしまったのは、大きな汚点といえる。 ただ、NHKが今回の事件に関して大きく報道、謝罪することはない状況。この事件を大々的に報じたのは主に民放で、逮捕が明らかになった日の『NHKニュース7』や『ニュースウオッチ9』などの報道番組でも、この事件に触れることはさほどなかったようだ。 ネット上では「公営らしい身内体質」「甘すぎだろ」「受信料払ってやってるんだから謝罪しろ」など、かなり感情的なコメントが後を絶たない。ただでさえ受信料を払うことに疑念を持たれている昨今、この事件のインパクトとそれに対する局のモラルのなさに、怒りが噴出するのは至極当然のように思える。 「お天気お姉さんのダブル不倫疑惑やアナウンサーの痴漢事件、『クローズアップ現代』のヤラセ疑惑など、最近はNHK関連の不祥事もめずらしくはなくなっていましたが、今回の危険ドラッグ事件は、個人色が強いとはいえさすがに無視できないレベルの大問題。会長である籾井勝人氏自らが生放送に出向き、謝罪してもまったく大げさではないレベルです」(記者) 籾井会長といえば、昨年の『NHK紅白歌合戦』を「非常にバランスが取れ、NHKらしい企画だった」と自画自賛していたが、実際は史上最低の視聴率を記録しており、「受信料でクソ番組つくってるから」と辛らつな意見が殺到していた。にもかかわらず、のんきに自画自賛をする籾井氏に「ダメだこりゃ」「一般人と感覚がズレすぎ」と失望のコメントがあふれたのも記憶に新しい。 そんな中での薬物逮捕に「自画自賛とか視聴率気にする前に謝罪しろ」の声が雨あられとなるのも仕方がない。NHKの「お役所体質」の上から目線を会長自らが示すこの状況に「NHKも民放にしてしまえ」という意見すらある。 「フジテレビの亀山千広社長も『低視聴率は震災がきっかけ』と発言して大バッシングを食らいましたが、籾井会長のこれまでの発言や、今回の事件に対し沈黙を貫いている姿勢も大いに責められるべきもの。大上段から構えて仕事をしている様が今回で浮き彫りになりました。民放とは比較にならないレベルの資本があるNHKの傲慢さがよくわかりますね。真面目くさった顔でニュースを読み上げるキャスターが白々しく見えてしまいますよ」(同) 公共放送の「必要性」すらも、問われそうな勢いだ。
日別アーカイブ: 2016年1月12日
初スキャンダルが致命傷になったベッキーが「数日で5kg」の激ヤセ! 休養も……?
「ここ数日で5キロ近く痩せてしまったそうですよ」 そう語るのは、ある週刊誌記者だ。7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫疑惑が報じられたベッキーが、限界ギリギリだ。 同誌では川谷との生々しいLINEのやりとりやプライベート写真、さらに離婚届を「卒論」と称し、既婚者の川谷に離婚を促すようなメッセージが掲載されてしまった。 好感度上位のベッキーのイメージを180度覆す内容で、現在抱えるCM10本、レギュラー番組10本は今後激減するだろう。 初スキャンダルで致命傷を負ったベッキーは、心身ともに衰弱。彼女に近い関係者によれば「完全にふさぎ込んでいる。突然泣きだすこともあるようだ」。とはいえ、CMはともかく、レギュラー番組への出演は簡単には飛ばせない。 「スタッフも共演者も気を使うし、励ましの言葉が、さらに彼女を追い込んでいる。責任感の強い性格だけに『とんでもないことをしてしまった……』と落ち込み、もう限界ギリギリの状態。直近の決まっている仕事をこなした後に、休養に入るとウワサされている」(テレビ関係者) 自業自得ではあるが、たった1度の過ちですべてを失うのは酷な気もする。 「とにかく時間の経過とともに、世論の形勢を見る必要がある。しばらくは、実家で静養したほうがいい」とは芸能プロ関係者。 ベッキーにとって、今年1年は長くつらいものになりそうだ。
「古舘伊知郎はよくやった」『報ステ』降板に、元名物編集長は何を思う?
今週の注目記事・第1位 「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手27歳!」(「週刊文春」1/14号) 第2位 「歳費2100万円は懐で『イクメン代議士』これでいいのか?」(「週刊新潮」1/14号) 第3位 「<本誌だけが書ける全真相> 古舘伊知郎『報ステ』降板」(「週刊文春」1/14号) 第4位 「32歳上 神田正輝と『深夜ホテル密会』三船美佳の打算」(「週刊文春」1/14号) 第5位 「日本経済は絶好調! こんな『大相場』は2度と来ないかもしれない」(「週刊ポスト」1/15・22号) 第6位 「2016参院選『全選挙区』完全予測」(「週刊文春」1/14号) 第7位 「菅義偉“総理”誕生『官邸クーデター』全内幕」(「週刊ポスト」1/15・22号) 第8位 「MEGA[メガ]地震予測『2016年ついに首都圏が![異常値が!]』変動MAPも16年版にアップデート」(「週刊ポスト」1/15・22号) 第9位 「『ハーフは劣化が早い』で大炎上 社会学者古市憲寿の劣化」(「週刊文春」1/14号) 第10位 「斬り捨て御免! 食味探検隊」(「週刊文春」1/14号) 第11位 「AV大賞2015-2016」(「アサヒ芸能」1/14号) 番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ! ついに今週は、現代が1本も入らなくなってしまった。部数的には、新潮と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げているといわれるのだが、週刊誌としてはおとなしすぎて、物足りない。 まずは、SEX特集からいこう。現代は巻頭で「あの胸の高鳴りをもう一度 桜田淳子 天使の初恋」。彼女がデビューから7年後に撮った女の顔というのだが、まあそこそこ。笑えるのは、ラグビーの五郎丸歩の特大ポスターカレンダーが付いていることだ。2月までしかないが、3月からはまた付録にするというのだろうか。 後半は「ついに登場! 浅野温子 『小悪魔』の原点」。水着を含む10代の頃の写真だが、かなり当時から大物感があったと、あらためて思う。 袋とじは「憧れのブロンド女優 初めて見るヘアヌード シルビア・クリステル/パルマ・ピカソ/ブリジット・バルドーほか」。映画からのものなので写真はよくないが、このほうがセクシーに見えるから面白い。 それに、もう1本の袋とじは「スコラ・ザ・ヌード 1982-1994」。スコラというのは、講談社にいた人間が辞めて作った出版社だ。当時は、相当激しいヘアヌードを掲載して物議も醸したが、部数もよかった。 これは一見の価値ありだが、写真が小さいのが難。あとは「早乙女美々 エロすぎる女」。 ポストは、巻頭が女性ゴルファーの「イ・ボミ 賞金女王の初セクシー」。露出は少ないが、彼女の魅力がよく出ている。袋とじは「AV美熟女総選挙 これが神7だ!」。そのほかには「艶色美熟女図鑑 白木優子39歳」と「橋本マナミ マナミという名の実 vol.11」。両方とも、エロさはなかなかのものである。 もう1本は、毎度おなじみの「山田佳子さん」の湯めぐり。この人って、岸惠子に似ていると思うね。 セクシーグラビア対決はエロエロ考えたが、ポストの勝ち。記事は現代の「セックス印象派デビュー入門」というのが気になる。 知的なイメージだが、果たして内容はどうなのか? 現代によると「互いの感性と感受性で快感を高める──そうした『印象派』のセックスで女性は喜び、男も深い満足を得る。(中略) セックスは想像(イマージュ)の産物だ。性器自体を写実的に再現しても、そこに欲望は生まれない。むしろシチュエーションや雰囲気に趣向を凝らすことで、長く心に残る印象的なセックスになる」というのだ。 「19世紀後半のパリで、そのことに気がついた芸術家たちがいた。『印象派』。クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワール、エドガー・ドガらが中心となり、写実的な絵画に価値が認められていた当時の画壇に挑戦状を叩きつけた。明るい色彩で風景を描いた画風は、旧来の芸術家からは酷評されたが、庶民には好評だった。いつでも心の引き出しから取り出し、余韻に浸れる名画のような性愛、『セックス印象派』。印象派の代表作でもあるモネの『睡蓮』が描かれてから約100年が経つ2016年にこそ、入門してみようではないか」(現代) 何やらもっともらしいが、これも死ぬまでSEXがマンネリ化してきたのを、なんとか打開しようという編集部の叡智の結集なのであろう。 われわれのときは、トルコ風呂を含む風俗記事が行き詰まると、「トルコ徒然草」や「トルコ東海道五十三次」などをやったが、これと考え方は同じであろう。 「印象派のセックスは、五感を通じて心を操ること。心理学に『返報性の原理』という言葉がある。他人からなんらかの恩義を受けたら、お返ししなければならないという感情を抱く心理を指す。これをセックスに応用する」のだという。 アダルト映像作家の、えのき雄次郎氏はこう話す。 「どんな格好に男性はエロスを感じるのか、試行錯誤繰り返してきましたが、男の心を鷲掴みにしたのは、女性が四つん這いになって両肘をつき、背中に力を入れてお尻を突き出すポーズです」 真っ正面から見つめると、この姿勢は男性にとって挑発的に映り、後に回れば、女性器は丸見えで無防備な格好になる。このアンビバレント(不調和、二律背反)を楽しむのがセックス印象派の真骨頂だというのだが、よくわからない。 印象派の父と呼ばれるエドゥアール・マネが「草上の昼食」を発表し、パリで大スキャダルとなったのは1863年のことだった。森でピクニックをする2組の男女を描いたこの作品では、男性たちはきっちりとしたスーツを着込み、1人の女性は半裸で沐浴中、もう1人は全裸だ。 この背徳的なシチュエーションに、パリ市民は困惑し嘲笑を浴びせ、皇帝ナポレオン3世はこの絵を見て「淫らだ」と評したという。 全裸の女性を侍らせたピクニックという、妄想はしても、実際には誰もやりそうにないことをあえて描いたのが印象派の原点なのだというのである。 日常の光に美しさを見いだした印象派の画家のように、日常生活のセックスに喜びを実感する姿勢が「セックス印象派」であり、それこそが「仁王立ち」の秘訣なのだと結ぶが、全体に企画倒れという感がある。惜しいと思うのだが。 ポストは、こちらも毎度おなじみの「2016性の新潮流」ということで、さまざまなSEX関連情報を満載している。 まずはネットの新潮流。これから話題を集めそうなのが「JavMost」というサイトだそうだ。エロ動画事情に詳しいライターの尾谷幸憲氏が語る。 「サイトの一部にタイ語表記があるので、タイで運営されているサイトでしょう。モザイク入りの動画のほか、無修正動画も無料で閲覧できるようになっています。まだほとんど知られていませんが、エロ動画ファンの間で話題になるのは間違いありません」 お次は、AVの人気ジャンルになった「NTR(寝取られ)」の専門レーベルが誕生したそうだ。昨年8月7日に第一弾の5作品をリリースしたのは「JET映像」だ。 AVライターの沢木毅彦氏は、「AVの王道と一線を画す試みと旬な女優の起用で、今年はこのレーベルが注目を集めそう」だと見る。 同レーベルのプロデューサーによれば「NTRは映像化が難しいジャンル」だという。 「なぜならNTRは、本来なら文字で楽しむものだからです。マニアは、インターネットの専門掲示板で盛り上がっています。『先日、初めて他人に妻を抱かせた』といった投稿を読み、妄想して興奮するんです」 さて、これまで美熟女デリヘルといえば、30~40代の女性がメインだったが、2016年はさらに上の年代に特化した「熟女専門デリヘル」が人気を呼ぶそうだ。 その新潮流を先取りし、男性客から高い支持を受けているのが東京・上野にある「完熟ばなな」。在籍するのは全員40~60代で、50代以上のメンバーも充実しているという。「利用者の高年齢化に伴って、より高齢の女性が好まれる傾向が強まっています。『完熟ばなな』は5年ほど前にオープンしましたが、今や大阪や神戸にまで進出するほどです」(風俗ライターの原彬氏)。 このままいくと、私が以前から言っているように、60代の「美ババ(Vi!VaVa)」がサービスをするデリヘルやマッサージパーラーが続々できるのではないだろうか? マットプレイの代わりにアロママッサージを施してくれるソープランドが、東京・吉原や神奈川・川崎堀之内に増えているという。 アロママッサージとは、代謝機能や血行を促進する成分が含まれるアロマオイル(植物の有効成分を抽出した精油)を体に塗りながら行うマッサージのことだそうだ。 風俗ライターの阿部定治氏がこう話す。 「マットの上で泡まみれになるのもソープの醍醐味ですが、身動きが取りにくく、体位も限られるため、マットを拒否する客も増えているそうです。そういった方の間で、このマッサージ+ソープという業態が人気なのです。女の子たちはプロから指導がを受けているので、指圧の技術も申し分ありません」 慢性的な体の疲れに悩まされているポストの記者(61)が、吉原のFを訪れた。料金は、入浴料とサービス料の総額で80分3万円。 決して安くないが、未知なる癒やしと快感を得るために、記者は身銭を削ることにしたという。ホントかいな? 次は、ラブホテルといえばカップルが2人で利用するものというのが常識だが、東京・錦糸町にあるラブホテル「SARA錦糸町」の702号室は、なぜか4人用ルームになっているそうだ。カップル2組4人で利用できる部屋、つまりスワッピング愛好者御用達のホテルということだ。こうした愛好者が激増しているのか? ED治療薬として有名なバイアグラやレビトラ、シアリスはすべて欧米発だが、韓国国内で生産、認証されたED治療薬「ザイデナ」が多くの支持を集めているという。韓国最大手の製薬会社、東亜製薬が05年から発売を開始。わずか2年後に、バイアグラに次いで国内2位のシェアを獲得したそうだ。バイアグラ、レビトラ、シアリスの次に開発されたため、第4世代のED治療薬とも呼ばれている。早ければ、年内にも日本で発売の予定だという。 ポストによれば近年、バイブレーターを中心に、小型化、カワイイ化が進んでいるという。今年その流れが大きく変わり、「バイブの大型家電化」するというのである。 その先駆けとなりそうなのが、昨年11月に発売された「ラブパートナー」(税込2万3,000円)だ。開発製造販売元の株式会社メルシーの高橋さなえ社長がこう説明する。 「女性が太腿に黒いベルトを止め、穿くように装着します。内部にはピストンバイブが付いていて、電源をつないでスイッチを入れると、バイブが上下にピストン運動。さらにクリトリスに当たる部分に小さなマイクロモーターが入っていて、こちらも振動します」 実際に使ってみた感想を、桃子氏はこう話す。 「振動するバイブとは違い、男性に挿入されたのと同じようなピストン運動を得られるのがいい。装着すると腰から下が固定されるので、女性は本当に動けなくなる。男性がスイッチを持って操作すれば、ちょっとSM的なプレイにも使えそう。年配の方の場合、途中までラブパートナーに任せて、自分は女性のほかの部分を愛撫するといった使い方もできます」 いやはや、SEXはまだまだ奥が深いということであろう。両誌を読むと食傷気味になるがね。 というところで、今週はグラビアでポスト、記事ではやや現代に工夫の跡があるので、今週は引き分け! 今年初めは、アサ芸の「AV大賞2015-2016」からいこう。 女優部門のMVA(最優秀セクシー女優賞)は、癒やし系からの進化がめざましい大天使・天使(あまつか)もえ(21)。14年のデビュー直後にブレークし、15年は一気に頂点へと上り詰めた。得意の癒やし系セックスだけでなく、凌辱や誘惑など新境地のプレイでエロの素質を開花させた。 ママドルで、デカ乳輪と大人の色香はまるで飛び出すエロ本だといわれる白石茉莉奈(29)が、アサ芸グラビア大賞。 パーツ部門では「一億総勃起ボディ」に香山美桜(22)。熟女部門のMVJ(最優秀ドスケベ熟女)には篠田あゆみ(30)。肢体も痴態もフェロモンの塊だそうだ。新人熟女には水原梨花(35)。現役モデル熟女だそうだ。 最優秀作品賞に輝いたのは『おじさんぽ08』(ビックモーカル)。若妻との下町散歩から中出しセックスまでを作品にしてしまった人気シリーズ。出演はなごみ。 衝撃デビューで賞は、リベンジポルノを見て「私けっこうイケてる」とデビューを決めるあたりがイマドキ、撮影にも動じずに天真爛漫なセックスを見せた戸田エミリ。 最優秀ドラマ作品には『肉体の悶』(オルガ)。北条麻妃・川上ゆう。超人気女優2人が演技と艶を競った140分の熟女ドラマ作品。戦後復興期の青線を舞台に繰り広げられる女の情念とセックスは必見だそうだ。 ところで、私は食べ歩き+飲むのが好きだ。文春の「斬り捨て御免! 食味探検隊」は毎回楽しみに見ている。 ここには毎回2つの店が紹介され、100点満点で採点される。斬り捨てというわりには点数が甘いと思うが、それでもどんなによくても90点代前半が多い。 だが、今週のはなんと! 120点付いた店が紹介されているのだ。私が知る限り100点を超えた店は初めてだと思う。さて、どんな店か。 東京墨田区千歳にあるちゃんこ屋「増位山」がそれだ。増位山といえば美形の相撲取りだったが歌もうまかった。「男の背中」「そんな夕子にほれました」は、カラオケの私の十八番である。当人は、増位山と同じぐらいうまいと……思っているのだが。 その増位山は引退して三保ヶ関親方になったが、彼が三保ヶ関部屋をリフォームして作った店だという。 天井が高く、そこに土俵がデーン鎮座ましましている。その店にウッドペッカー柄のセーターを着た増位山がいたそうだ。 料理のほうはというと、突き出しは鰹節と醤油をかけた湯豆腐。力士味噌(500円)、焼きベーコン添えのポテトサラダ、あげごぼうのチップ(500円)、若鶏の唐揚げ(600円)、秘伝手羽先(600円)。そうこうするうちに、増位山が「じゃ、歌います」と土俵入りして歌い始めたそうだ。 「確かにうまい。そして、エロい美声」が響き渡る。この大番狂わせに、店内大いに沸いたそうだ。 本命の「鶏つくね醤油ちゃんこ」は1人前2,300円。朝絞めたばかりの鶏を使ったつくねがジューシーだったそうだ。その上、よそってくれたのが増位山の女将だった。 すべてが最高、大金星で120点。これほどの高評価なら、一度は行ってみなくちゃなるまい。 そういえば、新潮にミシュランで一つ星を取ったラーメン店が、店を閉めたと報じている。とげぬき地蔵にほど近い「蔦の葉」がそれで、ミシュランに輝いた「Japanese Soba Noodles 蔦」は、本店に当たる。人手不足もあり、苦情が多いため、巣鴨からグループが撤退するというのだ。 支店ともに細い路地に面したところにあり、行列への苦情が絶えなかった。整理券を配ったりして改善に努めたが、あきらめたようだ。 いっそのこと「予約限定」にして、一杯2,000円ぐらいで売ったらいいのでは? 私は行列に並ぶのが嫌いだから、こういう店には絶対行かないが。 お次は、古市憲寿氏(30)についての記事。彼とは私も対談したことがあるが、気鋭の才能あふれる社会学者である。大いに将来を楽しみにしている一人だが、その彼が元旦に放送されたバラエティ番組で、共演したウエンツ瑛士氏(30)の子ども時代の写真を見て「ハーフってなんで劣化するのが早いんでしょうね」と漏らしたことが、差別発言ではないかと批判されていると文春が報じている。 この言葉だけを読むと、確かに「差別」ととられても仕方ないようだが、彼のような利発な若者が、なぜこのような発言をしたのだろう。古市氏は、こう弁明している。 「いくらバラエティ番組でも、失礼なことを言ったと思います。(中略)というのも、このやりとりには前段があります。僕は2011年に『絶望の国の幸福な若者たち』という本を出版したのですが、2012年にウエンツさんは『「絶望世代』は幸福でいいのだ!』という本を出版しています。その題名がいわゆる『パクリ』なのかどうかという論争がスタジオであったのです。その延長で、子どもの頃非常にかわいかったウエンツさんの写真を出され、彼自身もそれをネタとしているようなので、『劣化』という言葉を冗談交じりに使いました」 口は災いの元。バラエティだからといっても、言っていいことと悪いことがある。おバカタレントではないのだから、なんでもかんでも呼ばれればテレビに出るというのはやめたほうがいい。その時間を研究に当てるようにしないと、あっという間に才能が枯渇してしまうことになりかねない。能力のある人だけに、苦言を呈しておく。 ポストが、またまた「MEGA地震予測」をやっている。測量学の世界的権威である村井俊治(76)東大名誉教授の地震予測法だが、氏が警戒を呼びかけているのが「首都圏・東海ゾーン」だというのだ。 「特に注目しているのが伊豆諸島です。昨年5月の小笠原諸島西方沖地震(神奈川・二宮町などで震度5強)以降も異常変動が頻発しています。さらに昨年9月の東京湾地震以降も隆起・沈降、水平方向の動きが拡大しており。まだエネルギーは放出しきっていないと考えられます。多くの人は首都圏直下型地震ばかりを心配しますが、どこが震源になっても地盤の緩い首都圏は大きく揺れる」(村井氏) 1ページを使って「異常変動全国MAP16」を載せているが、これを見ると日本全国危ないところだらけである。ということは、いつどこで巨大地震が起きても不思議はないということだろう。こうした「狼少年」的記事は、常に万が一のときに備えておきなさいという警告として読むべきである。 ところで、元旦にセブン-イレブン限定で週刊文春、週刊現代、週刊ポストが発売されたのを、どれだけの人が知っているだろう。昨年は文春一誌だけだったが、書店からの反発が強かったようだ。みんなで渡れば怖くないと、今年は現代とポストを道連れにしたが、新聞広告を見る限り、現代とポストは気合の入っていないことがよくわかる。 現代はカラーで山口百恵、松田優作、夏目雅子、坂本九らを並べて「あなたに会えてよかった」という特集。思わず、山口百恵って亡くなったのか? と見直した。渥美清やちあきなおみの思い出話。ちょっと気を惹かれたのは、元巨人軍の江川卓が「高校2年の秋を語る」だが、500円出して買う気にはならない。 ポストも、「女子アナ60年史」「ゴルフの死闘十番勝負」「国立競技場伝説の名勝負」と、こちらも思い出モノでページを埋めている。こちらも500円。 文春は、1年先輩だけに「週刊文春の女性誌版」と位置付け、美女図鑑を美男図鑑、平成女性皇族、保存版女の医学、女性好みのレストラン60など多少の工夫の跡は見える。値段も430円。 この出版は、セブン-イレブン側から申し入れがあったと聞いている。いまや販売ルートとして書店より比重を増してきているコンビニ最大手からの「要請」では、部数減に悩む週刊誌は断れまい。タイトルを見る限り、失礼だが「やっつけ仕事」感は否めない。書店からの非難を押し切ってまでやる価値があったのか、疑問である。 『出版人・文徒』(今井照容氏のメルマガ)が、こう報じている。 「出版科学研究所の『出版月報』2015年12月号(12月25日発行)によると、15年1~11月期の書籍・雑誌の売上高(推定)は、前年同期比5.2%減となった。『書籍の推定販売額は前年比約1.9%減の7400億円前後となる見通し。一方、雑誌の推定販売額は前年比約8.2%減の7800億円前後とみられ、減少率は過去最大となる。同研究所の担当者は『週刊誌の販売が大きく落ち込むなど高齢層にも“雑誌離れ”の傾向がうかがえる。スマホの普及で情報への接し方や時間の使い方が変わる中、どう読者を取り込むかが引き続き、問われ』と分析する」 週刊誌が主ターゲットにしてきた団塊&団塊ジュニア世代が離れているとしたら、事態は深刻である。「死ぬまでSEX」などやっている場合か。 今年は選挙の年だ。まずは1月24日に投開票する宜野湾市長選は、翁長雄志沖縄県知事が推す新人候補と菅義偉官房長官が推す現職との戦いである。菅はディズニーリゾート誘致をちらつかせ、翁長が推す候補潰しに躍起になっている。 もし菅が応援する候補が負ければ、彼にとっては手痛い失態になる。ポストによると、安倍首相はもはや政権の表紙にすぎず、実質的に政権を牛耳っているのは菅だと報じている。これが第7位。 自民党とおおさか維新の会の一騎打ちになった大阪ダブル選で菅は維新の支持に回り、自民党候補は惨敗した。消費税の軽減税率問題で、適用範囲をどこまで広げるかでモメた。谷垣幹事長らは極力金額を抑えるよう主張したが、参議院選で公明党の力を頼むために菅は、公明党の要求を丸呑みした。 谷垣が「抗議の辞任」をするのでは、という話が流れたが、菅は「辞めたければ辞めればいい」と突っぱねたという。 昨年10月にはグアムを訪問して、米太平洋海兵隊司令官と会談した。ポストによれば、官房長官というのは危機管理の責任者であるから、外遊はもちろん選挙応援のために地方へも行かないのが原則なのに、それをあっさり覆した。 おおさか維新の会、創価学会との太いパイプを持ち、安倍首相の次を虎視眈々と狙っている。否、その基盤は盤石になったというのである。これで参議院選を勝てば「安倍氏は憲法改正の実権のない“象徴首相”に祭り上げられ、“実質首相”である菅氏が全権を掌握する」(ポスト)というのだが、名前だけの象徴の人間に戦後体制をひっくり返す重大な憲法改正をやらせるなどもってのほかであること、言うまでもない。 安倍首相はなんとしてでも大勝したい参議院選が7月にはあり、そこで参議院の3分の2以上の議席を与党で取り、悲願の憲法改正へと進めたいともくろんでいる。 そのためには、野党の足並みがそろわないうちに衆議院も解散して「ダブル選挙」を狙っているともいわれている。文春は「参院選全選挙区完全予測」をやっているが、ここでも「非改選も合わせた自公の議席数は百四十七議席。ここに、おお維(おおさか維新の会=筆者注)と改憲勢力の『日本のこころを大切にする党(旧次世代の党)』も加えると百六十四議席で、三分の二を二議席上回ります」(政治広報システム研究所代表久保田正志氏)。 そうなれば、もはや民主国家ではなく独裁国家である。そんな国を、国民の多くが望んでいるのだろうか? では、大惨敗必至の野党陣営に一矢むくいる策はあるのか? 「参院選の帰趨を決めるのは三十二ある一人区です。その意味でヒントになるのは、町村信孝全衆院議長の死去に伴う四月の北海道五区補選でしょう」(久保田氏) この補選で自民からは町村氏の娘婿、和田義明氏が出馬する。野党人営は共産党が候補者取り下げを示唆し、社会福祉士の池田真紀氏を野党統一候補として支援する方向だ。 「ここで池田氏が野党統一候補として勝利するようなことがあれば、参院選に向けて野党陣営は勢いづきます」(同) 安倍首相は参議院戦と一緒に衆議院選もやる「ダブル選挙」を考えているようだが、そうなれば大阪市長を辞めた橋下徹氏が出馬するという声が大きい。 文春で政権中枢の1人が、こう断言している。 「次の衆院選に橋下氏は出るだろう。本人も『(政界引退は)約束する話ではない』と言っている。橋下氏の出馬は、改憲に及び腰な公明党への牽制にもなる」 また、参院選といえばタレント候補にも注目が集まる。出馬が確実視されているのは『五体不満足』の著者、乙武洋匡氏だという。 元気の会の松田公太代表とは旧知の仲で、元気は政党要件を失う寸前で、松田氏は乙武氏を東京選挙区、自身は全国比例で生き残りを図る考えだという。 今回から5議席から6議席に増える東京選挙区も、フジテレビ系朝のワイドショー『とくダネ!』司会者の菊川怜が、自民党から出馬するという下馬評が高い。 また、昨年の夏、突如として国会前デモで登壇し、安保法案反対を訴えた俳優の石田純一にも、政治家転身がささやかれているようである。 同日選挙に打って出た場合、衆議院の議席数はどうなるのか。久保田氏によれば、自民党は7議席、公明党は4議席減らし、その分、おおさか維新の会が26議席増の39議席を獲得。自民、公明、おおさか維新で改憲に必要な3分の2を大きく上回るというのである。 そうさせないためには、どうするのか? もはや、憲法改正は絵空事ではない。今夏の参議院選挙は、改憲か否かを問う戦後初めての国政選挙になる。 日和見では絶対いけない。どちらにするにしてもはっきり自分の意志を固めて、全国民が選挙に行くのだ。 戦争ができる国になるかどうかだけではなく、この国の主権者が誰であるのかを見せてやるのである。今年は、日本のこれから百年が決まる年になるのだ。 第5位。ポストは巻頭で「日本経済は絶好調」とやっているが、私の経験からいっても、こういう記事を出したときは、得てして反対になることが多い。 案の定、発売された4日から株は5日連続で大暴落してしまった。安倍首相が年頭所感で「もはやデフレではない。一億総活躍時代だ」と威勢のいいことを言い放ったことへの市場の答えは「NO!」だった。 中国市場で株売りが殺到して2度も取引停止になり、真偽のほどはわからないが、北朝鮮が水爆打ち上げに成功したとぶち上げた。 私のようなど素人が見ても、ポストの言うように今年が「資産倍増」「老後年金捻出」のラストチャンスになるとは、とても思えない。 いつも不思議に思うのだが、こうした景気のいい特集を組むとき、なぜ株をなりわいにしている人間に聞くのだろうか? 今回も冒頭は日経CNBコメンテーターでケイ・アセット代表の平野憲一氏を出して、こう言わせている。 「外国人投資家の日本株への関心がかつてないほど高まっている以上、まだまだ(株が=筆者注)上がるのは必至です」 「カブ知恵」の藤井英敏氏にも「日経平均2万5,000円になってもおかしくない」と言わせる。安倍首相や麻生財務相に「今年の景気はどうなりますか?」と聞けば「まあ、ぼちぼちでんな」と答えるわけはない。最初にタイトルがあって、それに都合のいいコメンテーターを当てはめたと思われても致し方ないのではないか。 安倍首相の参院選目当てのバラマキ予算に期待しすぎると、痛い目に遭う。もはや日本一国だけで市場を左右できる時代ではない。バカの一つ覚えのように「経済成長」を言っていればいい時代ではないのだ。今こそ「足るを知る」「みなで分け合う」日本をつくることこそ、肝心である。 お次はスポニチがスクープした、神田正輝と三船美佳の32歳差熱愛スクープ。文春、新潮も触れている。 三船は夫・高橋ジョージとの離婚裁判中だが、スポニチによれば、離婚の相談をしているうちに、超年上好きの三船が神田を好きになり、密会するようになったという。 問題は、2人が土曜朝8時からの『朝です!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)で共演していることだ。いくら2人が関係を打ち消しても、こうした話が出るだけでも番組にとってはマイナスであろう。神田はメインの司会者だから、切るわけにはいくまい。三船をどうするのか。1月9日の『旅サラダ』が見物だと思っていたが、2人とも何事もなかったように出ていた。 放送終了後、神田と三船がそろって会見し、記事はまったくの事実無根だと怒ったそうだが、そのままうのみにはできそうもない。 諸般の事情からというより、テレビ局に切られないために2人は別れたのであろう。大人だから。 古舘伊知郎の『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板について、あれこれいわれている。年間30億円ともいわれる古舘プロへの支払いが重荷になった。テレビ朝日の「ドン」といわれる早河洋(72)会長が安倍首相と親しくなったため、安倍批判を強める古舘が疎ましくなった、などなど。 古舘は12年にわたり、久米宏の跡を継ぎ、テレビ朝日の夜の顔として存在感を増してきた。「やっぱりプロレスの実況アナから、古舘さんは、抜け出せなかったんだと思う」(ある番組制作者=週刊現代)「古舘さんは自分がジャーナリストであるかのように振る舞い、反権力を装った発言をしていた。その結果、権力に付け込まれやすい状況を、自ら作ってしまった」(元フジテレビ報道局解説委員の安倍宏行氏=同)という批判もある。 だが私は、彼はよくやったと思う。久米のように一言ってサッと逃げるのではなく、自分がジャーナリストとして訓練を受けていないためであろう、愚直なまでに安倍首相の強引な集団的自衛権容認に異を唱え、福島の原発と放射能問題を取り上げ、天皇と沖縄について熱く論じた姿勢は評価すべきだ。 後任には局アナの富川悠太が決定したが、NHKの『ニュースウオッチ9』を見てわかる通り、よほど覚悟がないと局の上を通じて圧力をかけてくる政治力には抵抗できまい。 私は、古舘が去った後、やはり古舘がよかったという声が澎湃と沸き上がってくると思うのだが。 第2位は「イクメン育児休暇騒動」。昨年12月21日、自民党の宮崎謙介氏(34)が、党の国会対策委員会に、約1カ月の育児休暇取得を申し出たことだった。その半年ほど前、当選同期の金子恵美自民党代議士(37)と結婚し、2人の間に2月の中旬、第一子が産まれる予定なのだという。 しかし、国会には育児休暇の規定がないため、代議士は本会議が開かれるごとに衆院議長に欠席届を提出するという。むろん、男性の国会議員が、育児を理由に国会を長期欠席した前例はない。 新潮は「国政を担う政治家には、それに伴う覚悟が必要なはずである。その覚悟とは、なによりも優先して公に尽くすことではあるのは言うまでもない。果たして、イクメン代議士は、政治家の姿勢として相応しいのだろうか」と疑問を投げかける。 彼の発言は自民党の中だけでなく、永田町でも賛否両論入り混じっているようである。自民党の谷垣幹事長は、出産や育児の休暇は、雇用主と雇用されている人との関係で規定されている。「国会議員はそういう身分関係とは違う」と苦言を呈したという。 また2人の結婚披露宴に出席した菅官房長官は、挨拶で、育休を取るための議員立法を超党派で作ったらいいと後押ししたという。 また野党の蓮舫参議院議員は、Twitterで「国会議員の育児休暇は、給与も全額保証で民間よりはるかに優遇されている」と批判し、炎上を招いたという。 新潮は何人かの代議士の例を出しているが、ほとんどの議員やその家族たちが、家庭を顧みる余裕がなかったり、父親が不在だった経験を持っているとしている。 また、国会に奉仕するという職務に専念してもらうため、国会議員には特別待遇が用意されている。歳費とボーナスで年間約2,100万円という高額な収入、月額100万円の文書通信交通滞在費、JRの無料バス、都心に建てられた議員宿舎など。当然のことながら、国会議員としての仕事を放棄しながら、その特権だけを享受するというのは、国民感情としては受けいれられるはずもないと批判する。 京都大学の中西輝政(68)名誉教授も、こう難じている。 「今夏には、衆参ダブル選があるという見方も出てきています。少子化対策にかかわる問題は、国民の中でも関心は高い。育休発言は、単に注目を集めんがためのパフォーマンスにしか見えません。国会議員が何か目立つことをすると、選挙目的と見られがちではありますが、本当に育休問題に取り組みたいのであれば、政策面からの貢献を考えなければならないはずなのです」 一般の国民と政治家とは仕事の内容、その重さが違うという意見はわからないでもないが、私は、代議士が育児休暇を取るというのをそれほど非難する気にはなれない。 さまざまな考え方の代議士がいて、国民はその考え方、生き方を見てその候補に投票するかどうかを考えればよいのである。 育児休暇を取るのならばバッチを外すのが筋だという言い方は、私には少し酷だと思うのだが。 ここで私事を少し書かせてもらう。1月9日に私の友人が亡くなった。イギリス人で78歳。コーリン吉澤という。一般的には無名の人だが、彼を知る人たちの間では超有名人である。 英会話の教師をしていた。私も生徒の一人だった。だが、彼はほとんど日本語をしゃべれない。英語のわからない私と日本語のわからないコーリンとの週1回の授業は、10年近く続いた。英会話はまったく上達しなかったが、彼とは親しい友人になった。 背は低いがラグビーで鍛えた胴回りは、私が腕を回しても届かなかった。昔は、「エビス・ビール」のテレビCMに出て「イエーイ、エビス」とやっていたこともある。陽気で包容力のある、素晴らしい男だった。 年下の奥さんとはスペイン旅行中に知り合い、日本に来て結婚してから30年以上になる。ジントニックが大好きで、飲むと誰とでも親しくなった。『ダーリンは外国人』(メディアファクトリー)という本がベストセラーになったが、私が知る限り、もっと面白い夫婦だった。奥さんにはぜひ本を書いてくれるように頼んでいたが、昨年夏以降、急速に体が弱ってきた。 暮れの30日、奥さんの故郷である長野に移り住んでいた彼の見舞いに行ってきた。かなり痩せていて、春ぐらいまでは頑張ってくれと声をかけてきたが、残念なことになってしまった。 大変な読書家だった。私がもっと英語が話せれば、彼がイギリスを出て世界を回った思い出や、日本についてどう考えているかを聞けたのだが、惜しいことをした。唯一の外国人の友人を亡くし、心底落ち込んでいる。 さて、7日の朝のワイドショーはタレント・ベッキー(31)とロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)の不倫騒動を取り上げていたが、火元は文春である。 さてはと裏表紙の編集人のところを見ると、やっぱりあの人が戻ってきていた。春画を掲載したかどで、「休養3カ月」を文藝春秋社長から申し渡されていた新谷学氏の復帰第1号である。 満を持しての「初荷スキャンダル」、お見事と言っておく。ベッキーは好感度ナンバー1タレントにも選ばれ、レギュラー10本、CMも10本程度ある売れっ子である。30超えても「スキャンダル処女」だった彼女が、いきなり初登場で年下男、しかも相手には昨年夏に入籍したばかりの妻がいるとあっては、彼女の謝罪会見に150人もの記者たちが詰めかけたのも無理はないのだろう。 ゲス乙女は、昨春出した「私以外私じゃないの」(ワーナーミュージック・ジャパン)という歌がコカ・コーラのCMソングに起用されたこともあってヒットし、昨年末の『NHK紅白歌合戦』にも出場を果たした新星。ベッキーはもともとこのバンドのファンで、昨年10月にファンクラブ限定のイベントで知り合い、急速に親しくなっていったという。 文春によると、クリスマスイブには千葉県幕張のディズニーシーでデートし、ホテルで翌朝まで過ごしたそうだ。 元日は、川谷の故郷である長崎へ「婚前旅行」し、川谷の父親の運転で長崎観光をすると、夜は川谷の実家へ2人で行っていたという。親も公認ということなのだろう。 だが、まだ離婚は成立していないのだから、この行動は軽率だといわれても仕方あるまい。実家のマンションから出てきた2人に文春が直撃しているが、当然ながら2人の答えは要領を得ない。川谷は妻の名前を出され、その名前を知らないのかと問われて、「名前は知っています。友達です」と答えている。いくら慌てたとはいえ、男の風上にも置けないヤツと言わざるを得まい。 不思議なのは、ホテル内でベッキーが自撮りした写真(川谷が後ろに映っている)や、2人のLINEでの愛のやりとり、携帯の画面まで誌面に掲載されていることだ。離婚届を「卒論」と称して、妻との離婚を促すようなベッキーの発言もある。 文春では、川谷の知人の話だとしている。川谷の奥さんにも文春は取材をかけ、彼女はベッキーとの婚前旅行のことを知らなかったかのように書かれている。だが、記事全体を読むと、川谷の携帯を見ることができる人物からのリークだと思われるから、該当者はごくごく限られるはずだ。 その上、ベッキーの謝罪会見はひどかった。所属プロダクション「サンミュージック」は、ベッキーが一方的にしゃべるだけで、質問は一切するなという条件を出した。150人ぐらいいたというのに、唯々諾々と従って誰も質問をしない芸能記者には、情けなくて涙が出た。他人の亭主を寝盗ったことをどう思っているのか? 奥さんに対してどう詫びるのか? なぜこの程度のことが聞けないのだろう。 だからいつまでたってもバーニング系やジャニーズ事務所に牛耳られ、日本の「芸能マスゴミ」はジャ-ナリズムにはなれないのだ。 その会見の後、「ベッキーとゲス川谷 すでに決別…発覚直前『二度と会わない』」という報道がスポニチなどであった。 これは、ベッキー側が番組やCMが減ることを恐れたためだろうが、これでは恥の上塗りではないか。男のほうがまだ子どもで、後先考えずにカミさんと別れてベッキーと結婚したいと突っ走っても、30超えた女が一緒に親のところへ行くなど、軽率ではなく人間として未熟なのである。 彼女は一度すべての番組&CMから降板し、謹慎して出直したほうがい。そうしない、といつまでも「軽率女」の誹りは消えないと思う。 (文=元木昌彦)『週刊文春(1/14号)』(文藝春秋)中吊り広告より
「古舘伊知郎はよくやった」『報ステ』降板に、元名物編集長は何を思う?
今週の注目記事・第1位 「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手27歳!」(「週刊文春」1/14号) 第2位 「歳費2100万円は懐で『イクメン代議士』これでいいのか?」(「週刊新潮」1/14号) 第3位 「<本誌だけが書ける全真相> 古舘伊知郎『報ステ』降板」(「週刊文春」1/14号) 第4位 「32歳上 神田正輝と『深夜ホテル密会』三船美佳の打算」(「週刊文春」1/14号) 第5位 「日本経済は絶好調! こんな『大相場』は2度と来ないかもしれない」(「週刊ポスト」1/15・22号) 第6位 「2016参院選『全選挙区』完全予測」(「週刊文春」1/14号) 第7位 「菅義偉“総理”誕生『官邸クーデター』全内幕」(「週刊ポスト」1/15・22号) 第8位 「MEGA[メガ]地震予測『2016年ついに首都圏が![異常値が!]』変動MAPも16年版にアップデート」(「週刊ポスト」1/15・22号) 第9位 「『ハーフは劣化が早い』で大炎上 社会学者古市憲寿の劣化」(「週刊文春」1/14号) 第10位 「斬り捨て御免! 食味探検隊」(「週刊文春」1/14号) 第11位 「AV大賞2015-2016」(「アサヒ芸能」1/14号) 番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ! ついに今週は、現代が1本も入らなくなってしまった。部数的には、新潮と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げているといわれるのだが、週刊誌としてはおとなしすぎて、物足りない。 まずは、SEX特集からいこう。現代は巻頭で「あの胸の高鳴りをもう一度 桜田淳子 天使の初恋」。彼女がデビューから7年後に撮った女の顔というのだが、まあそこそこ。笑えるのは、ラグビーの五郎丸歩の特大ポスターカレンダーが付いていることだ。2月までしかないが、3月からはまた付録にするというのだろうか。 後半は「ついに登場! 浅野温子 『小悪魔』の原点」。水着を含む10代の頃の写真だが、かなり当時から大物感があったと、あらためて思う。 袋とじは「憧れのブロンド女優 初めて見るヘアヌード シルビア・クリステル/パルマ・ピカソ/ブリジット・バルドーほか」。映画からのものなので写真はよくないが、このほうがセクシーに見えるから面白い。 それに、もう1本の袋とじは「スコラ・ザ・ヌード 1982-1994」。スコラというのは、講談社にいた人間が辞めて作った出版社だ。当時は、相当激しいヘアヌードを掲載して物議も醸したが、部数もよかった。 これは一見の価値ありだが、写真が小さいのが難。あとは「早乙女美々 エロすぎる女」。 ポストは、巻頭が女性ゴルファーの「イ・ボミ 賞金女王の初セクシー」。露出は少ないが、彼女の魅力がよく出ている。袋とじは「AV美熟女総選挙 これが神7だ!」。そのほかには「艶色美熟女図鑑 白木優子39歳」と「橋本マナミ マナミという名の実 vol.11」。両方とも、エロさはなかなかのものである。 もう1本は、毎度おなじみの「山田佳子さん」の湯めぐり。この人って、岸惠子に似ていると思うね。 セクシーグラビア対決はエロエロ考えたが、ポストの勝ち。記事は現代の「セックス印象派デビュー入門」というのが気になる。 知的なイメージだが、果たして内容はどうなのか? 現代によると「互いの感性と感受性で快感を高める──そうした『印象派』のセックスで女性は喜び、男も深い満足を得る。(中略) セックスは想像(イマージュ)の産物だ。性器自体を写実的に再現しても、そこに欲望は生まれない。むしろシチュエーションや雰囲気に趣向を凝らすことで、長く心に残る印象的なセックスになる」というのだ。 「19世紀後半のパリで、そのことに気がついた芸術家たちがいた。『印象派』。クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワール、エドガー・ドガらが中心となり、写実的な絵画に価値が認められていた当時の画壇に挑戦状を叩きつけた。明るい色彩で風景を描いた画風は、旧来の芸術家からは酷評されたが、庶民には好評だった。いつでも心の引き出しから取り出し、余韻に浸れる名画のような性愛、『セックス印象派』。印象派の代表作でもあるモネの『睡蓮』が描かれてから約100年が経つ2016年にこそ、入門してみようではないか」(現代) 何やらもっともらしいが、これも死ぬまでSEXがマンネリ化してきたのを、なんとか打開しようという編集部の叡智の結集なのであろう。 われわれのときは、トルコ風呂を含む風俗記事が行き詰まると、「トルコ徒然草」や「トルコ東海道五十三次」などをやったが、これと考え方は同じであろう。 「印象派のセックスは、五感を通じて心を操ること。心理学に『返報性の原理』という言葉がある。他人からなんらかの恩義を受けたら、お返ししなければならないという感情を抱く心理を指す。これをセックスに応用する」のだという。 アダルト映像作家の、えのき雄次郎氏はこう話す。 「どんな格好に男性はエロスを感じるのか、試行錯誤繰り返してきましたが、男の心を鷲掴みにしたのは、女性が四つん這いになって両肘をつき、背中に力を入れてお尻を突き出すポーズです」 真っ正面から見つめると、この姿勢は男性にとって挑発的に映り、後に回れば、女性器は丸見えで無防備な格好になる。このアンビバレント(不調和、二律背反)を楽しむのがセックス印象派の真骨頂だというのだが、よくわからない。 印象派の父と呼ばれるエドゥアール・マネが「草上の昼食」を発表し、パリで大スキャダルとなったのは1863年のことだった。森でピクニックをする2組の男女を描いたこの作品では、男性たちはきっちりとしたスーツを着込み、1人の女性は半裸で沐浴中、もう1人は全裸だ。 この背徳的なシチュエーションに、パリ市民は困惑し嘲笑を浴びせ、皇帝ナポレオン3世はこの絵を見て「淫らだ」と評したという。 全裸の女性を侍らせたピクニックという、妄想はしても、実際には誰もやりそうにないことをあえて描いたのが印象派の原点なのだというのである。 日常の光に美しさを見いだした印象派の画家のように、日常生活のセックスに喜びを実感する姿勢が「セックス印象派」であり、それこそが「仁王立ち」の秘訣なのだと結ぶが、全体に企画倒れという感がある。惜しいと思うのだが。 ポストは、こちらも毎度おなじみの「2016性の新潮流」ということで、さまざまなSEX関連情報を満載している。 まずはネットの新潮流。これから話題を集めそうなのが「JavMost」というサイトだそうだ。エロ動画事情に詳しいライターの尾谷幸憲氏が語る。 「サイトの一部にタイ語表記があるので、タイで運営されているサイトでしょう。モザイク入りの動画のほか、無修正動画も無料で閲覧できるようになっています。まだほとんど知られていませんが、エロ動画ファンの間で話題になるのは間違いありません」 お次は、AVの人気ジャンルになった「NTR(寝取られ)」の専門レーベルが誕生したそうだ。昨年8月7日に第一弾の5作品をリリースしたのは「JET映像」だ。 AVライターの沢木毅彦氏は、「AVの王道と一線を画す試みと旬な女優の起用で、今年はこのレーベルが注目を集めそう」だと見る。 同レーベルのプロデューサーによれば「NTRは映像化が難しいジャンル」だという。 「なぜならNTRは、本来なら文字で楽しむものだからです。マニアは、インターネットの専門掲示板で盛り上がっています。『先日、初めて他人に妻を抱かせた』といった投稿を読み、妄想して興奮するんです」 さて、これまで美熟女デリヘルといえば、30~40代の女性がメインだったが、2016年はさらに上の年代に特化した「熟女専門デリヘル」が人気を呼ぶそうだ。 その新潮流を先取りし、男性客から高い支持を受けているのが東京・上野にある「完熟ばなな」。在籍するのは全員40~60代で、50代以上のメンバーも充実しているという。「利用者の高年齢化に伴って、より高齢の女性が好まれる傾向が強まっています。『完熟ばなな』は5年ほど前にオープンしましたが、今や大阪や神戸にまで進出するほどです」(風俗ライターの原彬氏)。 このままいくと、私が以前から言っているように、60代の「美ババ(Vi!VaVa)」がサービスをするデリヘルやマッサージパーラーが続々できるのではないだろうか? マットプレイの代わりにアロママッサージを施してくれるソープランドが、東京・吉原や神奈川・川崎堀之内に増えているという。 アロママッサージとは、代謝機能や血行を促進する成分が含まれるアロマオイル(植物の有効成分を抽出した精油)を体に塗りながら行うマッサージのことだそうだ。 風俗ライターの阿部定治氏がこう話す。 「マットの上で泡まみれになるのもソープの醍醐味ですが、身動きが取りにくく、体位も限られるため、マットを拒否する客も増えているそうです。そういった方の間で、このマッサージ+ソープという業態が人気なのです。女の子たちはプロから指導がを受けているので、指圧の技術も申し分ありません」 慢性的な体の疲れに悩まされているポストの記者(61)が、吉原のFを訪れた。料金は、入浴料とサービス料の総額で80分3万円。 決して安くないが、未知なる癒やしと快感を得るために、記者は身銭を削ることにしたという。ホントかいな? 次は、ラブホテルといえばカップルが2人で利用するものというのが常識だが、東京・錦糸町にあるラブホテル「SARA錦糸町」の702号室は、なぜか4人用ルームになっているそうだ。カップル2組4人で利用できる部屋、つまりスワッピング愛好者御用達のホテルということだ。こうした愛好者が激増しているのか? ED治療薬として有名なバイアグラやレビトラ、シアリスはすべて欧米発だが、韓国国内で生産、認証されたED治療薬「ザイデナ」が多くの支持を集めているという。韓国最大手の製薬会社、東亜製薬が05年から発売を開始。わずか2年後に、バイアグラに次いで国内2位のシェアを獲得したそうだ。バイアグラ、レビトラ、シアリスの次に開発されたため、第4世代のED治療薬とも呼ばれている。早ければ、年内にも日本で発売の予定だという。 ポストによれば近年、バイブレーターを中心に、小型化、カワイイ化が進んでいるという。今年その流れが大きく変わり、「バイブの大型家電化」するというのである。 その先駆けとなりそうなのが、昨年11月に発売された「ラブパートナー」(税込2万3,000円)だ。開発製造販売元の株式会社メルシーの高橋さなえ社長がこう説明する。 「女性が太腿に黒いベルトを止め、穿くように装着します。内部にはピストンバイブが付いていて、電源をつないでスイッチを入れると、バイブが上下にピストン運動。さらにクリトリスに当たる部分に小さなマイクロモーターが入っていて、こちらも振動します」 実際に使ってみた感想を、桃子氏はこう話す。 「振動するバイブとは違い、男性に挿入されたのと同じようなピストン運動を得られるのがいい。装着すると腰から下が固定されるので、女性は本当に動けなくなる。男性がスイッチを持って操作すれば、ちょっとSM的なプレイにも使えそう。年配の方の場合、途中までラブパートナーに任せて、自分は女性のほかの部分を愛撫するといった使い方もできます」 いやはや、SEXはまだまだ奥が深いということであろう。両誌を読むと食傷気味になるがね。 というところで、今週はグラビアでポスト、記事ではやや現代に工夫の跡があるので、今週は引き分け! 今年初めは、アサ芸の「AV大賞2015-2016」からいこう。 女優部門のMVA(最優秀セクシー女優賞)は、癒やし系からの進化がめざましい大天使・天使(あまつか)もえ(21)。14年のデビュー直後にブレークし、15年は一気に頂点へと上り詰めた。得意の癒やし系セックスだけでなく、凌辱や誘惑など新境地のプレイでエロの素質を開花させた。 ママドルで、デカ乳輪と大人の色香はまるで飛び出すエロ本だといわれる白石茉莉奈(29)が、アサ芸グラビア大賞。 パーツ部門では「一億総勃起ボディ」に香山美桜(22)。熟女部門のMVJ(最優秀ドスケベ熟女)には篠田あゆみ(30)。肢体も痴態もフェロモンの塊だそうだ。新人熟女には水原梨花(35)。現役モデル熟女だそうだ。 最優秀作品賞に輝いたのは『おじさんぽ08』(ビックモーカル)。若妻との下町散歩から中出しセックスまでを作品にしてしまった人気シリーズ。出演はなごみ。 衝撃デビューで賞は、リベンジポルノを見て「私けっこうイケてる」とデビューを決めるあたりがイマドキ、撮影にも動じずに天真爛漫なセックスを見せた戸田エミリ。 最優秀ドラマ作品には『肉体の悶』(オルガ)。北条麻妃・川上ゆう。超人気女優2人が演技と艶を競った140分の熟女ドラマ作品。戦後復興期の青線を舞台に繰り広げられる女の情念とセックスは必見だそうだ。 ところで、私は食べ歩き+飲むのが好きだ。文春の「斬り捨て御免! 食味探検隊」は毎回楽しみに見ている。 ここには毎回2つの店が紹介され、100点満点で採点される。斬り捨てというわりには点数が甘いと思うが、それでもどんなによくても90点代前半が多い。 だが、今週のはなんと! 120点付いた店が紹介されているのだ。私が知る限り100点を超えた店は初めてだと思う。さて、どんな店か。 東京墨田区千歳にあるちゃんこ屋「増位山」がそれだ。増位山といえば美形の相撲取りだったが歌もうまかった。「男の背中」「そんな夕子にほれました」は、カラオケの私の十八番である。当人は、増位山と同じぐらいうまいと……思っているのだが。 その増位山は引退して三保ヶ関親方になったが、彼が三保ヶ関部屋をリフォームして作った店だという。 天井が高く、そこに土俵がデーン鎮座ましましている。その店にウッドペッカー柄のセーターを着た増位山がいたそうだ。 料理のほうはというと、突き出しは鰹節と醤油をかけた湯豆腐。力士味噌(500円)、焼きベーコン添えのポテトサラダ、あげごぼうのチップ(500円)、若鶏の唐揚げ(600円)、秘伝手羽先(600円)。そうこうするうちに、増位山が「じゃ、歌います」と土俵入りして歌い始めたそうだ。 「確かにうまい。そして、エロい美声」が響き渡る。この大番狂わせに、店内大いに沸いたそうだ。 本命の「鶏つくね醤油ちゃんこ」は1人前2,300円。朝絞めたばかりの鶏を使ったつくねがジューシーだったそうだ。その上、よそってくれたのが増位山の女将だった。 すべてが最高、大金星で120点。これほどの高評価なら、一度は行ってみなくちゃなるまい。 そういえば、新潮にミシュランで一つ星を取ったラーメン店が、店を閉めたと報じている。とげぬき地蔵にほど近い「蔦の葉」がそれで、ミシュランに輝いた「Japanese Soba Noodles 蔦」は、本店に当たる。人手不足もあり、苦情が多いため、巣鴨からグループが撤退するというのだ。 支店ともに細い路地に面したところにあり、行列への苦情が絶えなかった。整理券を配ったりして改善に努めたが、あきらめたようだ。 いっそのこと「予約限定」にして、一杯2,000円ぐらいで売ったらいいのでは? 私は行列に並ぶのが嫌いだから、こういう店には絶対行かないが。 お次は、古市憲寿氏(30)についての記事。彼とは私も対談したことがあるが、気鋭の才能あふれる社会学者である。大いに将来を楽しみにしている一人だが、その彼が元旦に放送されたバラエティ番組で、共演したウエンツ瑛士氏(30)の子ども時代の写真を見て「ハーフってなんで劣化するのが早いんでしょうね」と漏らしたことが、差別発言ではないかと批判されていると文春が報じている。 この言葉だけを読むと、確かに「差別」ととられても仕方ないようだが、彼のような利発な若者が、なぜこのような発言をしたのだろう。古市氏は、こう弁明している。 「いくらバラエティ番組でも、失礼なことを言ったと思います。(中略)というのも、このやりとりには前段があります。僕は2011年に『絶望の国の幸福な若者たち』という本を出版したのですが、2012年にウエンツさんは『「絶望世代』は幸福でいいのだ!』という本を出版しています。その題名がいわゆる『パクリ』なのかどうかという論争がスタジオであったのです。その延長で、子どもの頃非常にかわいかったウエンツさんの写真を出され、彼自身もそれをネタとしているようなので、『劣化』という言葉を冗談交じりに使いました」 口は災いの元。バラエティだからといっても、言っていいことと悪いことがある。おバカタレントではないのだから、なんでもかんでも呼ばれればテレビに出るというのはやめたほうがいい。その時間を研究に当てるようにしないと、あっという間に才能が枯渇してしまうことになりかねない。能力のある人だけに、苦言を呈しておく。 ポストが、またまた「MEGA地震予測」をやっている。測量学の世界的権威である村井俊治(76)東大名誉教授の地震予測法だが、氏が警戒を呼びかけているのが「首都圏・東海ゾーン」だというのだ。 「特に注目しているのが伊豆諸島です。昨年5月の小笠原諸島西方沖地震(神奈川・二宮町などで震度5強)以降も異常変動が頻発しています。さらに昨年9月の東京湾地震以降も隆起・沈降、水平方向の動きが拡大しており。まだエネルギーは放出しきっていないと考えられます。多くの人は首都圏直下型地震ばかりを心配しますが、どこが震源になっても地盤の緩い首都圏は大きく揺れる」(村井氏) 1ページを使って「異常変動全国MAP16」を載せているが、これを見ると日本全国危ないところだらけである。ということは、いつどこで巨大地震が起きても不思議はないということだろう。こうした「狼少年」的記事は、常に万が一のときに備えておきなさいという警告として読むべきである。 ところで、元旦にセブン-イレブン限定で週刊文春、週刊現代、週刊ポストが発売されたのを、どれだけの人が知っているだろう。昨年は文春一誌だけだったが、書店からの反発が強かったようだ。みんなで渡れば怖くないと、今年は現代とポストを道連れにしたが、新聞広告を見る限り、現代とポストは気合の入っていないことがよくわかる。 現代はカラーで山口百恵、松田優作、夏目雅子、坂本九らを並べて「あなたに会えてよかった」という特集。思わず、山口百恵って亡くなったのか? と見直した。渥美清やちあきなおみの思い出話。ちょっと気を惹かれたのは、元巨人軍の江川卓が「高校2年の秋を語る」だが、500円出して買う気にはならない。 ポストも、「女子アナ60年史」「ゴルフの死闘十番勝負」「国立競技場伝説の名勝負」と、こちらも思い出モノでページを埋めている。こちらも500円。 文春は、1年先輩だけに「週刊文春の女性誌版」と位置付け、美女図鑑を美男図鑑、平成女性皇族、保存版女の医学、女性好みのレストラン60など多少の工夫の跡は見える。値段も430円。 この出版は、セブン-イレブン側から申し入れがあったと聞いている。いまや販売ルートとして書店より比重を増してきているコンビニ最大手からの「要請」では、部数減に悩む週刊誌は断れまい。タイトルを見る限り、失礼だが「やっつけ仕事」感は否めない。書店からの非難を押し切ってまでやる価値があったのか、疑問である。 『出版人・文徒』(今井照容氏のメルマガ)が、こう報じている。 「出版科学研究所の『出版月報』2015年12月号(12月25日発行)によると、15年1~11月期の書籍・雑誌の売上高(推定)は、前年同期比5.2%減となった。『書籍の推定販売額は前年比約1.9%減の7400億円前後となる見通し。一方、雑誌の推定販売額は前年比約8.2%減の7800億円前後とみられ、減少率は過去最大となる。同研究所の担当者は『週刊誌の販売が大きく落ち込むなど高齢層にも“雑誌離れ”の傾向がうかがえる。スマホの普及で情報への接し方や時間の使い方が変わる中、どう読者を取り込むかが引き続き、問われ』と分析する」 週刊誌が主ターゲットにしてきた団塊&団塊ジュニア世代が離れているとしたら、事態は深刻である。「死ぬまでSEX」などやっている場合か。 今年は選挙の年だ。まずは1月24日に投開票する宜野湾市長選は、翁長雄志沖縄県知事が推す新人候補と菅義偉官房長官が推す現職との戦いである。菅はディズニーリゾート誘致をちらつかせ、翁長が推す候補潰しに躍起になっている。 もし菅が応援する候補が負ければ、彼にとっては手痛い失態になる。ポストによると、安倍首相はもはや政権の表紙にすぎず、実質的に政権を牛耳っているのは菅だと報じている。これが第7位。 自民党とおおさか維新の会の一騎打ちになった大阪ダブル選で菅は維新の支持に回り、自民党候補は惨敗した。消費税の軽減税率問題で、適用範囲をどこまで広げるかでモメた。谷垣幹事長らは極力金額を抑えるよう主張したが、参議院選で公明党の力を頼むために菅は、公明党の要求を丸呑みした。 谷垣が「抗議の辞任」をするのでは、という話が流れたが、菅は「辞めたければ辞めればいい」と突っぱねたという。 昨年10月にはグアムを訪問して、米太平洋海兵隊司令官と会談した。ポストによれば、官房長官というのは危機管理の責任者であるから、外遊はもちろん選挙応援のために地方へも行かないのが原則なのに、それをあっさり覆した。 おおさか維新の会、創価学会との太いパイプを持ち、安倍首相の次を虎視眈々と狙っている。否、その基盤は盤石になったというのである。これで参議院選を勝てば「安倍氏は憲法改正の実権のない“象徴首相”に祭り上げられ、“実質首相”である菅氏が全権を掌握する」(ポスト)というのだが、名前だけの象徴の人間に戦後体制をひっくり返す重大な憲法改正をやらせるなどもってのほかであること、言うまでもない。 安倍首相はなんとしてでも大勝したい参議院選が7月にはあり、そこで参議院の3分の2以上の議席を与党で取り、悲願の憲法改正へと進めたいともくろんでいる。 そのためには、野党の足並みがそろわないうちに衆議院も解散して「ダブル選挙」を狙っているともいわれている。文春は「参院選全選挙区完全予測」をやっているが、ここでも「非改選も合わせた自公の議席数は百四十七議席。ここに、おお維(おおさか維新の会=筆者注)と改憲勢力の『日本のこころを大切にする党(旧次世代の党)』も加えると百六十四議席で、三分の二を二議席上回ります」(政治広報システム研究所代表久保田正志氏)。 そうなれば、もはや民主国家ではなく独裁国家である。そんな国を、国民の多くが望んでいるのだろうか? では、大惨敗必至の野党陣営に一矢むくいる策はあるのか? 「参院選の帰趨を決めるのは三十二ある一人区です。その意味でヒントになるのは、町村信孝全衆院議長の死去に伴う四月の北海道五区補選でしょう」(久保田氏) この補選で自民からは町村氏の娘婿、和田義明氏が出馬する。野党人営は共産党が候補者取り下げを示唆し、社会福祉士の池田真紀氏を野党統一候補として支援する方向だ。 「ここで池田氏が野党統一候補として勝利するようなことがあれば、参院選に向けて野党陣営は勢いづきます」(同) 安倍首相は参議院戦と一緒に衆議院選もやる「ダブル選挙」を考えているようだが、そうなれば大阪市長を辞めた橋下徹氏が出馬するという声が大きい。 文春で政権中枢の1人が、こう断言している。 「次の衆院選に橋下氏は出るだろう。本人も『(政界引退は)約束する話ではない』と言っている。橋下氏の出馬は、改憲に及び腰な公明党への牽制にもなる」 また、参院選といえばタレント候補にも注目が集まる。出馬が確実視されているのは『五体不満足』の著者、乙武洋匡氏だという。 元気の会の松田公太代表とは旧知の仲で、元気は政党要件を失う寸前で、松田氏は乙武氏を東京選挙区、自身は全国比例で生き残りを図る考えだという。 今回から5議席から6議席に増える東京選挙区も、フジテレビ系朝のワイドショー『とくダネ!』司会者の菊川怜が、自民党から出馬するという下馬評が高い。 また、昨年の夏、突如として国会前デモで登壇し、安保法案反対を訴えた俳優の石田純一にも、政治家転身がささやかれているようである。 同日選挙に打って出た場合、衆議院の議席数はどうなるのか。久保田氏によれば、自民党は7議席、公明党は4議席減らし、その分、おおさか維新の会が26議席増の39議席を獲得。自民、公明、おおさか維新で改憲に必要な3分の2を大きく上回るというのである。 そうさせないためには、どうするのか? もはや、憲法改正は絵空事ではない。今夏の参議院選挙は、改憲か否かを問う戦後初めての国政選挙になる。 日和見では絶対いけない。どちらにするにしてもはっきり自分の意志を固めて、全国民が選挙に行くのだ。 戦争ができる国になるかどうかだけではなく、この国の主権者が誰であるのかを見せてやるのである。今年は、日本のこれから百年が決まる年になるのだ。 第5位。ポストは巻頭で「日本経済は絶好調」とやっているが、私の経験からいっても、こういう記事を出したときは、得てして反対になることが多い。 案の定、発売された4日から株は5日連続で大暴落してしまった。安倍首相が年頭所感で「もはやデフレではない。一億総活躍時代だ」と威勢のいいことを言い放ったことへの市場の答えは「NO!」だった。 中国市場で株売りが殺到して2度も取引停止になり、真偽のほどはわからないが、北朝鮮が水爆打ち上げに成功したとぶち上げた。 私のようなど素人が見ても、ポストの言うように今年が「資産倍増」「老後年金捻出」のラストチャンスになるとは、とても思えない。 いつも不思議に思うのだが、こうした景気のいい特集を組むとき、なぜ株をなりわいにしている人間に聞くのだろうか? 今回も冒頭は日経CNBコメンテーターでケイ・アセット代表の平野憲一氏を出して、こう言わせている。 「外国人投資家の日本株への関心がかつてないほど高まっている以上、まだまだ(株が=筆者注)上がるのは必至です」 「カブ知恵」の藤井英敏氏にも「日経平均2万5,000円になってもおかしくない」と言わせる。安倍首相や麻生財務相に「今年の景気はどうなりますか?」と聞けば「まあ、ぼちぼちでんな」と答えるわけはない。最初にタイトルがあって、それに都合のいいコメンテーターを当てはめたと思われても致し方ないのではないか。 安倍首相の参院選目当てのバラマキ予算に期待しすぎると、痛い目に遭う。もはや日本一国だけで市場を左右できる時代ではない。バカの一つ覚えのように「経済成長」を言っていればいい時代ではないのだ。今こそ「足るを知る」「みなで分け合う」日本をつくることこそ、肝心である。 お次はスポニチがスクープした、神田正輝と三船美佳の32歳差熱愛スクープ。文春、新潮も触れている。 三船は夫・高橋ジョージとの離婚裁判中だが、スポニチによれば、離婚の相談をしているうちに、超年上好きの三船が神田を好きになり、密会するようになったという。 問題は、2人が土曜朝8時からの『朝です!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)で共演していることだ。いくら2人が関係を打ち消しても、こうした話が出るだけでも番組にとってはマイナスであろう。神田はメインの司会者だから、切るわけにはいくまい。三船をどうするのか。1月9日の『旅サラダ』が見物だと思っていたが、2人とも何事もなかったように出ていた。 放送終了後、神田と三船がそろって会見し、記事はまったくの事実無根だと怒ったそうだが、そのままうのみにはできそうもない。 諸般の事情からというより、テレビ局に切られないために2人は別れたのであろう。大人だから。 古舘伊知郎の『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板について、あれこれいわれている。年間30億円ともいわれる古舘プロへの支払いが重荷になった。テレビ朝日の「ドン」といわれる早河洋(72)会長が安倍首相と親しくなったため、安倍批判を強める古舘が疎ましくなった、などなど。 古舘は12年にわたり、久米宏の跡を継ぎ、テレビ朝日の夜の顔として存在感を増してきた。「やっぱりプロレスの実況アナから、古舘さんは、抜け出せなかったんだと思う」(ある番組制作者=週刊現代)「古舘さんは自分がジャーナリストであるかのように振る舞い、反権力を装った発言をしていた。その結果、権力に付け込まれやすい状況を、自ら作ってしまった」(元フジテレビ報道局解説委員の安倍宏行氏=同)という批判もある。 だが私は、彼はよくやったと思う。久米のように一言ってサッと逃げるのではなく、自分がジャーナリストとして訓練を受けていないためであろう、愚直なまでに安倍首相の強引な集団的自衛権容認に異を唱え、福島の原発と放射能問題を取り上げ、天皇と沖縄について熱く論じた姿勢は評価すべきだ。 後任には局アナの富川悠太が決定したが、NHKの『ニュースウオッチ9』を見てわかる通り、よほど覚悟がないと局の上を通じて圧力をかけてくる政治力には抵抗できまい。 私は、古舘が去った後、やはり古舘がよかったという声が澎湃と沸き上がってくると思うのだが。 第2位は「イクメン育児休暇騒動」。昨年12月21日、自民党の宮崎謙介氏(34)が、党の国会対策委員会に、約1カ月の育児休暇取得を申し出たことだった。その半年ほど前、当選同期の金子恵美自民党代議士(37)と結婚し、2人の間に2月の中旬、第一子が産まれる予定なのだという。 しかし、国会には育児休暇の規定がないため、代議士は本会議が開かれるごとに衆院議長に欠席届を提出するという。むろん、男性の国会議員が、育児を理由に国会を長期欠席した前例はない。 新潮は「国政を担う政治家には、それに伴う覚悟が必要なはずである。その覚悟とは、なによりも優先して公に尽くすことではあるのは言うまでもない。果たして、イクメン代議士は、政治家の姿勢として相応しいのだろうか」と疑問を投げかける。 彼の発言は自民党の中だけでなく、永田町でも賛否両論入り混じっているようである。自民党の谷垣幹事長は、出産や育児の休暇は、雇用主と雇用されている人との関係で規定されている。「国会議員はそういう身分関係とは違う」と苦言を呈したという。 また2人の結婚披露宴に出席した菅官房長官は、挨拶で、育休を取るための議員立法を超党派で作ったらいいと後押ししたという。 また野党の蓮舫参議院議員は、Twitterで「国会議員の育児休暇は、給与も全額保証で民間よりはるかに優遇されている」と批判し、炎上を招いたという。 新潮は何人かの代議士の例を出しているが、ほとんどの議員やその家族たちが、家庭を顧みる余裕がなかったり、父親が不在だった経験を持っているとしている。 また、国会に奉仕するという職務に専念してもらうため、国会議員には特別待遇が用意されている。歳費とボーナスで年間約2,100万円という高額な収入、月額100万円の文書通信交通滞在費、JRの無料バス、都心に建てられた議員宿舎など。当然のことながら、国会議員としての仕事を放棄しながら、その特権だけを享受するというのは、国民感情としては受けいれられるはずもないと批判する。 京都大学の中西輝政(68)名誉教授も、こう難じている。 「今夏には、衆参ダブル選があるという見方も出てきています。少子化対策にかかわる問題は、国民の中でも関心は高い。育休発言は、単に注目を集めんがためのパフォーマンスにしか見えません。国会議員が何か目立つことをすると、選挙目的と見られがちではありますが、本当に育休問題に取り組みたいのであれば、政策面からの貢献を考えなければならないはずなのです」 一般の国民と政治家とは仕事の内容、その重さが違うという意見はわからないでもないが、私は、代議士が育児休暇を取るというのをそれほど非難する気にはなれない。 さまざまな考え方の代議士がいて、国民はその考え方、生き方を見てその候補に投票するかどうかを考えればよいのである。 育児休暇を取るのならばバッチを外すのが筋だという言い方は、私には少し酷だと思うのだが。 ここで私事を少し書かせてもらう。1月9日に私の友人が亡くなった。イギリス人で78歳。コーリン吉澤という。一般的には無名の人だが、彼を知る人たちの間では超有名人である。 英会話の教師をしていた。私も生徒の一人だった。だが、彼はほとんど日本語をしゃべれない。英語のわからない私と日本語のわからないコーリンとの週1回の授業は、10年近く続いた。英会話はまったく上達しなかったが、彼とは親しい友人になった。 背は低いがラグビーで鍛えた胴回りは、私が腕を回しても届かなかった。昔は、「エビス・ビール」のテレビCMに出て「イエーイ、エビス」とやっていたこともある。陽気で包容力のある、素晴らしい男だった。 年下の奥さんとはスペイン旅行中に知り合い、日本に来て結婚してから30年以上になる。ジントニックが大好きで、飲むと誰とでも親しくなった。『ダーリンは外国人』(メディアファクトリー)という本がベストセラーになったが、私が知る限り、もっと面白い夫婦だった。奥さんにはぜひ本を書いてくれるように頼んでいたが、昨年夏以降、急速に体が弱ってきた。 暮れの30日、奥さんの故郷である長野に移り住んでいた彼の見舞いに行ってきた。かなり痩せていて、春ぐらいまでは頑張ってくれと声をかけてきたが、残念なことになってしまった。 大変な読書家だった。私がもっと英語が話せれば、彼がイギリスを出て世界を回った思い出や、日本についてどう考えているかを聞けたのだが、惜しいことをした。唯一の外国人の友人を亡くし、心底落ち込んでいる。 さて、7日の朝のワイドショーはタレント・ベッキー(31)とロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)の不倫騒動を取り上げていたが、火元は文春である。 さてはと裏表紙の編集人のところを見ると、やっぱりあの人が戻ってきていた。春画を掲載したかどで、「休養3カ月」を文藝春秋社長から申し渡されていた新谷学氏の復帰第1号である。 満を持しての「初荷スキャンダル」、お見事と言っておく。ベッキーは好感度ナンバー1タレントにも選ばれ、レギュラー10本、CMも10本程度ある売れっ子である。30超えても「スキャンダル処女」だった彼女が、いきなり初登場で年下男、しかも相手には昨年夏に入籍したばかりの妻がいるとあっては、彼女の謝罪会見に150人もの記者たちが詰めかけたのも無理はないのだろう。 ゲス乙女は、昨春出した「私以外私じゃないの」(ワーナーミュージック・ジャパン)という歌がコカ・コーラのCMソングに起用されたこともあってヒットし、昨年末の『NHK紅白歌合戦』にも出場を果たした新星。ベッキーはもともとこのバンドのファンで、昨年10月にファンクラブ限定のイベントで知り合い、急速に親しくなっていったという。 文春によると、クリスマスイブには千葉県幕張のディズニーシーでデートし、ホテルで翌朝まで過ごしたそうだ。 元日は、川谷の故郷である長崎へ「婚前旅行」し、川谷の父親の運転で長崎観光をすると、夜は川谷の実家へ2人で行っていたという。親も公認ということなのだろう。 だが、まだ離婚は成立していないのだから、この行動は軽率だといわれても仕方あるまい。実家のマンションから出てきた2人に文春が直撃しているが、当然ながら2人の答えは要領を得ない。川谷は妻の名前を出され、その名前を知らないのかと問われて、「名前は知っています。友達です」と答えている。いくら慌てたとはいえ、男の風上にも置けないヤツと言わざるを得まい。 不思議なのは、ホテル内でベッキーが自撮りした写真(川谷が後ろに映っている)や、2人のLINEでの愛のやりとり、携帯の画面まで誌面に掲載されていることだ。離婚届を「卒論」と称して、妻との離婚を促すようなベッキーの発言もある。 文春では、川谷の知人の話だとしている。川谷の奥さんにも文春は取材をかけ、彼女はベッキーとの婚前旅行のことを知らなかったかのように書かれている。だが、記事全体を読むと、川谷の携帯を見ることができる人物からのリークだと思われるから、該当者はごくごく限られるはずだ。 その上、ベッキーの謝罪会見はひどかった。所属プロダクション「サンミュージック」は、ベッキーが一方的にしゃべるだけで、質問は一切するなという条件を出した。150人ぐらいいたというのに、唯々諾々と従って誰も質問をしない芸能記者には、情けなくて涙が出た。他人の亭主を寝盗ったことをどう思っているのか? 奥さんに対してどう詫びるのか? なぜこの程度のことが聞けないのだろう。 だからいつまでたってもバーニング系やジャニーズ事務所に牛耳られ、日本の「芸能マスゴミ」はジャ-ナリズムにはなれないのだ。 その会見の後、「ベッキーとゲス川谷 すでに決別…発覚直前『二度と会わない』」という報道がスポニチなどであった。 これは、ベッキー側が番組やCMが減ることを恐れたためだろうが、これでは恥の上塗りではないか。男のほうがまだ子どもで、後先考えずにカミさんと別れてベッキーと結婚したいと突っ走っても、30超えた女が一緒に親のところへ行くなど、軽率ではなく人間として未熟なのである。 彼女は一度すべての番組&CMから降板し、謹慎して出直したほうがい。そうしない、といつまでも「軽率女」の誹りは消えないと思う。 (文=元木昌彦)『週刊文春(1/14号)』(文藝春秋)中吊り広告より
中山美穂、恋人のマンションで同居中!? 一人歩きする「破局報道」の怪しさ
<p> 新年早々、DAIGOと北川景子の結婚が発表された。さわやかで好感度の高い2人の結婚に祝福ムード一色だが、DAIGOには祖父・竹下登の地盤を継いで政権進出のうわさも囁かれている。そうなればDAIGOも真面目に有権者に語り掛け、北川も候補者の夫人として選挙に奔走するのか。あまり想像できない(笑)。</p>
Hey!Say!JUMP・中島裕翔が滑稽さ、情けなさをさらけ出し羽ばたいた『刑事バレリーノ』
大みそか『RIZIN』数字以上の“大惨敗”だった……格闘技人気の深刻すぎる凋落
大みそかの視聴率が7.3%だと報じられた新格闘技イベントの『RIZIN』だが、これはもっとも高かった第2部(20時45分~22時30分)の数字。実際には19時からの第1部が5.0%で、22時30分からの第3部が3.7%、全体平均では5%台だったというのが正しいだろう。 放送したフジテレビは大みそかの視聴率が惨敗続きで、近年は2~4%台だったため、これに比べたら躍進ということになるが、同局の関係者に言わせれば「費用対効果はよくない」と否定的だ。 「スポーツ興行は放映権料が高く、中継車を出さなければならないから、経費の大きいシロモノ。昨年はたしかに数字が低かったですが、21時までの『フェイス・オブ2014』は4.0%でも、タレントによるスタジオトークとVTR素材主体で、ゴーストライター騒動の音楽家、新垣隆さんを生演奏で呼んだ程度の安上がりな作り。21時からはアニメ映画『ワンピース』(3.3%)で、そもそも番組作り自体をしていないので、数字が悪くても損失は小さかった。金のかかる『RIZIN』はよほどのビッグカードが並ばない限り、次の大みそかに放送するとしても、今回のような大がかりな規模にするのは難しそう」(同) 『RIZIN』の放送に携わった関係者の間でショックだったのは、もうひとつ、29日の方だ。こちらは19時から井上尚弥らがKO勝利を飾ったプロボクシング世界戦を放送し、21時から『RIZIN』を放送。ほぼ2時間ずつの構成だったが、ボクシングが7.2%だったところ、『RIZIN』は6.4%と数字を落とした。同時間帯は前年度、フィギュアスケートが7.3%で、音楽番組の『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』が10.9%、これと比較すれば『RIZIN』の数字が芳しくなかったというのは否定できない。 その原因は、格闘技人気自体の低下だ。『RIZIN』は興行的にも観戦チケットがダブつき、主催者が急きょ座席を減らして安い席の購入者を前方に振り替えたほど大苦戦。特に29日の集客には苦労し、見た目にも空席だらけで会場の半分ほどしか埋まっていなかったのだ。格闘技ライターからもこんな話が聞かれる。 「同業の格闘技マスコミは自分たちの食い扶持になるので必死に盛り上がったことを強調していて、格闘技マニアも同調しているんですけど、目玉が引退して何年もブランクのあったエメリヤーエンコ・ヒョードルや桜庭和志、格闘技戦から遠ざかっていた曙とボブ・サップだったというのは、今後の継続性に不安を残します。総合格闘技イベントのはずが、主要選手の多くはアメリカのUFCを目指していてマッチメイクに苦労したあげく、K-1ルール採用など他競技の試合を入れた結果、コンセプトがぐちゃぐちゃになっていた。これでは将来性がない」 ほか、元大相撲の把瑠都がデビュー戦を行ったが、予定していた相手のジェロム・レ・バンナに契約トラブルでドタキャンされたのは「ギャラに不満があったようだ」と同ライター。 「把瑠都の引き立て役は明らかだったので“負け代”としての上乗せを求めたところ、応じてもらえなかったらしいです。PRIDE時代ならギャラを上乗せしてでも強引に呼んでいたので、思ったほどチケットが売れなかったことも影響したのでは」(同) 結局、対戦相手は把瑠都の打撃コーチとして来日していたピーター・アーツを担ぎ出したが、引退の身で総合格闘技の選手ですらないアーツに、把瑠都は体ごと押し込むばかりで、UFCなどで見られるシャープな攻防にはとても及ばない不細工な内容に終わった。 大みそかの放送はTBSが放送したプロボクシングとスポーツバラエティの『KYOKUGEN』が1部8.8%、2部7.7%、3部9.0%、4部4.6%で、平均すればフジより上。特に3部は魔裟斗と山本KIDのエキシビションマッチであったにもかかわらず、真剣勝負の『RIZIN』がこれに敗れてしまった。 前身団体のPRIDEは暴力団との関係が表になりフジは中継から撤退しているが、今回はそのほぼ同じ運営者で『RIZIN』を復活させており、一部からは倫理的な問題の指摘もされているが、それより辛いのが如実に示された格闘技人気の衰退だった。 前出のフジ関係者も「5~6%の数字はとっても8~10%とることはまずないというのが格闘技中継の現実。今年の大みそかに放送するというなら、少なくとも予算枠は縮小することになりそう」と話している。 (文=ハイセーヤスダ) ■今夜、前田日明が生放送で「RIZIN」を斬る! そして格闘界の未来は…… ニコニコ生放送「月刊リングス 新年特大号」 http://live.nicovideo.jp/gate/lv248073187 1月12日(火)21時~放送スタートRIZIN公式サイトより
ハイスペ男にとって「妻との行為は気持ち悪い」? 悪びれないVERYの「妻だけED」男たちアゲイン
2016年1号めの「VERY」は重い。もちろん雑誌としての重量はいつも通りで、このご時世にたっぷり広告が入っているのは「売れる雑誌」だからなのだろう(計測したところ800グラムだった)。しかし重かったのは中身だ。重いというか、充実している。ただのファッション雑誌でも主婦向け家庭情報誌でもない。
メインはファッションページであるけれども、「今期はこれが流行ってます! 買いましょう!」なんてストレートなメッセージで買わせようとはしない。今回は『卒業』がテーマに、子供の外遊びに付き合って汚れてもいい格好やダウン一辺倒にならざるを得ず、つまらない思いをしがちな育児期間の女性たちに、「子供がもう少し成長したら、好きなおしゃれをできますよ!」と希望を与えるような内容。
妊娠期間はヒールを履かずにスニーカーやフラットシューズで安全第一、お腹を冷やさないことや無闇に肌を露出しないことなども考慮して地味な服装になる。産後も新生児を抱えてハイヒールで歩くと危ないため安全路線継続で、子供のよだれなどがつくから上質の衣類は着づらいしファーもアクセサリーも引っ張られると危険なので控える。乳児連れの外出は予備の衣類やおむつやNG、玩具やタオルなどをパンパンに詰め込める大容量のマザーズバッグ、こぶりな鞄で身軽に出かけるなど出来ない。着たい服を着られないことは、抑圧である。そんな日々を送るお母さん方にとっては、「大丈夫、その時期を過ぎればまたオシャレできますよ!」と励まされる気分になるだろうし、すでにオシャレ再開しているお母さん方にも参考になる企画が練られている。
大特集は「働くママのマイルール」で、育児休暇を終えて会社復帰した女性、自宅で働く女性、夫が積極的に育児に携わる会社員女性、外国人パートナーを持つ妻、シングルマザー4人、などなどパターンも様々。別のページには、第三者の精子提供を受けて子をもうけたレズビアンカップルのインタビューも掲載されているなど家族の形態が多様だ。もちろん専業主婦の声もあるわけだが、もはやVERYは「セレブ専業主婦の雑誌」ではない。
驚いたのは、極力メディア露出をしないよう心がけていると思われる、つんく♂の奥様・加奈子さんのフォトとインタビューが掲載されたことだ。夫ががんになったときどうするか、という重いテーマに取り組む企画。加奈子さんは元タレントでつんくが一目惚れしたというだけあって、今すぐレギュラーモデルになってもおかしくない美貌だった。
とりあえず全体を紹介してしまったが、一番「重い」のはやはり、すでにTwitter上でも話題になっている『妻だけED夫座談会』だ。2012年7月号の企画【しのびよる「妻だけED」の真実!】に参加した既婚男性4人が3年半ぶりに結集し、妻とのセックスレスについて語る内容。
東京都内で働く39歳~45歳の彼ら(妻も同世代の40代)、職業は映像制作会社の取締役だったり外資系貿易会社勤務だったり、相当稼いでらっしゃるいわゆる「ハイスペ男子」。で、「あなたのご主人がハイスペックホルダーなら、残念ながら浮気属性はデフォルトです」とのことで、あくまでもこれは社会的に高い階層にいるご夫婦たちのお話。ゆえに私自身は全然関係がないと思うこともできるが、この社会を大きく動かすのは底辺層の愛妻家ではなく浮気性なハイスペ階層の人々だと思えばやはり無視できない。
ちなみに3年半前は、「もういまとなっては妻以外の人と、にはまったく抵抗がない、でも妻とは抵抗がある、というのが本音かな」とのことで、妻以外の女性とのエンジョイセックス(不倫相手だったり風俗嬢だったり)について彼らは盛り上がっていた。
参加者4人は、「妻のことは愛している」と言いつつも、「妻とはセックスしたくない」本音を持ち、ほとんど家庭でセックスをしない。男にとって性欲は本能であり「発散しないと苦しい」から自分たちは家庭外でセックスをするし妻以外の女性といちゃつくけれども、仮に妻が浮気をしようものなら「即日中に離婚する」と言い切る。そして、妻とセックスしない自分たちの、妻に対する愛情について、「妻を全人格的に肯定する夫の深い愛」と言い放つ。
「カミさんのことはどの夫も間違いなく、大好きですよ。ムラムラしない、好き」
「(妻にたいしては)全人格的に受け入れている肯定感がある。夫婦は一心同体なのだから、そもそもケアをしなければならない関係というか感覚のほうがむしろ意味がわからない、水臭いと思ってしまう」
「毎日花を買ったり、好きだと言ったり、態度で示したら伝わるのか? という思いもあります」
「言葉や形が必要な時点で粋じゃないという気持ちがどこか、男にはありますからね」
かといって、妻が夫をケアしないことは「あり得ない」のだから、単なるわがままの正当化としか読めなかった。前回の座談会以降、妻に「他に好きな人ができた」と告げられ離婚に至った男性を、全員が慰める構図は気持ち悪い。その男性は昇進に伴って多忙がピークを極め、「週の半分は家に帰れず、帰ったとしてもシャワーを浴びて着替えて、またすぐ出勤」の毎日が続く中、妻に離婚を切り出されたという。それでもこの男性は「放ったらかしている、という気持ちは毛頭ない。たっぷりの愛は伝わっているはず。妻は自分の仕事を応援してくれているはず」と思っていたそうで、寝耳に水だった。仕事に集中したい、否すべき時期だということに理解の及ばない妻は浅はかな女ということで非難対象になっている。
しかし。仕事に自分の持てる全時間を注ぐのもその人の生き方だから悪いとは言わないが、結婚しておいてパートナーに一切のケアをせず「俺は仕事で忙しいんだから仕方ないだろ」って、本当に本当に、逆の立場だったらどう思うのあなたは? と投げかけたい。夫が「妻が仕事一辺倒で、家のことを何もしてくれない」と話せば、同情を集めるのはやはり夫で、非難対象が妻なのは変わらないだろう。一方的にケアを求められるハイスペ男性の奥様方よ。「高い収入の一部を生活費として渡されているのだから、妻として当然」なのだろうか。「有能な男の妻になったのだから、ケアし支えるのは妻として当然」なのだろうか。
思いを言葉にしないし一緒の時間を過ごさないしケアもしない夫からの「全人格的に妻を肯定する愛情」を、一体どうやって妻は実感するのだろう。コミュニケーションをとらないままで、「妻はわかってくれているはず」というハイスペ夫たちの無根拠な自信はどこからくるの?
男女のすれ違いがどこまでも深刻であることを強く実感したのは、次の発言だ。
「それにしても、世の女性たちはいくつになってもお姫様抱っこ級のケアをしないと満足してくれないものなのでしょうか」
もう絶望した。この男性陣の考える「ケア」って、お姫様抱っこ級のチヤホヤを与えることだったのか。女性がいつまでもそんなものを最も強く望んでいると信じて疑わず、そしてお姫様抱っこ級のケアをすれば女性が満足すると思い込んでいるとは。おまけに別の男性からは、「例えば高級なペンダントで愛を示すよりも、うどんをふたりですすっているような、どうでもいい日常を共有することのほうが夫婦の愛が深まった証拠とは(妻に)思ってもらえないものなんですかね」という発言。繰り返しになるが彼らは、妻から夫に対する望みが「お姫様のように愛でて、高級ジュエリーや花束や愛の言葉や、金のかかるシチュエーションでのロマンチックなデートを与えてほしい」だと思っているのだ。そこじゃない、妻の求めている「ケア」って絶対にそこじゃないよ。彼らは自らの妻を根本的に、幼稚でバカな女だと見下しているのではないか?
前述した特集『働くママのマイ・ルール』では、共働き夫婦の妻側から夫へのリクエストが6つ載っている。妻たちは「お姫様抱っこ級のケア」なる扱いを望んでいるわけではなく、日常的な家庭生活を営むうえでの最低限の要求をしているだけだ。
●自分のことは自分でして!それだけでいいから!
●子供が病気になっても休むのは私ばかりで、自分の仕事が軽んじられているように感じる
●子育てへのサポートは満足しているから、もう少し家事全般を手伝ってほしい
●気が向いた時だけ手伝ってくれるけど、気が向かなくてもやってほしい。家事は気分次第でやるものじゃない
●テレビに子守りさせないでほしい
●たまには(子供の)送り迎えもやってもらいたい
ハイスペ男性陣においては、こうした妻からのリクエストがたとえあっても、「そんなこと言われても俺は仕事が忙しいし」ですべて通してきてしまったのかもしれないし、そうした日常の小言を聞き流して「結婚記念日に高級ディナーとサプライズ花束があれば帳消しでしょ」と思っているのかもしれないが……。
最終的に彼らが「男は40歳過ぎに急激に人間として成長する。それに奥さんがついていけなかったり、取り残された気持ちになったりするのでは?」と謎のまとめに入ったのも驚いた。な、何を言っているの? 奥さん側としては、家庭を放棄され続けた不満と不安がついに抱えきれなくなるのが40過ぎ、だったのではないだろうか。やはり最後の最後、離婚の瞬間まで、通じ合えない夫婦は通じ合えないものなのだろう。
欄外にある2本のコラムも凄まじい。『できる男は不倫する』(幻冬舎)の著者・松岡宏行いわく「男同士の飲み会では、愛人とのセックスは自慢になるが、妻とのセックスはむしろ恥ずかしいこと。結婚10年後も妻とのセックスが楽しみだなんて言ったら、おそらく変態扱いでしょう」。そういう価値観の男ばかりが集っていない場所もあると思うけれど、それがどこにあるのかはわからない。いたずらにVERY妻の男性不信が煽られるばかりだ。同ページを企画した男性編集者のコラムは一番破壊力が強かった。
『極論ですが、妻とセックスしているのは「モラハラ系」か「DV系」、という「偏見」が男にはあります、妻とセックスしているのは負け組、という意識もあり』
そんなに妻とセックスしたくないなら、結婚するときにその旨をお伝えしておけばいいのに……。妻には「君とセックスしたくない、なぜならかっこわるいから」なんてさすがに言わないが、本音ではそう思っているとしたら、そこまでコケにされて、生活費や子供のためにその夫の妻であり続けなければならないなんて地獄でしかない。
もちろん痴漢と同じで、すべての男性が「こう」なわけじゃない、Not All Menだ。家庭と仕事を両立させる男性はいるだろうし、妻とずっとセックスしたい男性も、不倫カッコ悪い派の男性もいるだろう。でもバリバリ働いて昇進していくハイスペ男性の一部はこんなふうだということだけはわかった。この特集全体をそのまま読むならば、浮気できない男は甲斐性なしで、妻とセックスする男は意気地なしだという価値観を持つ「漲ってる男性」=高収入ハイスペ男ということになる。ハイスペ男子狙いの女性の皆さんは、こうした危険性をよく自覚したうえで「私の彼は違う」と盲目的に信仰を募らせたり、己の審美眼に自惚れたりせず、「カネや地位と結婚するのだ」と覚悟して挑むのが良いだろう。
『VERY』は一時期、「夫にもっと愛される妻になりたい」というスローガンを掲げていた時期もあったと記憶しているが、「夫のことはもう放っておいていいから、私たちは子供も仕事もオシャレも楽しんで気分良く生きましょう~♪」というのが今の『VERY』なのかもしれない。今号のファッション特集キーワードは『卒業』。そういえばゲスの極み乙女。の川谷絵音がベッキーとの不倫に際して本妻との「離婚」を「妻からの卒業」と言い換えた(離婚届けは卒論)ことが話題になった。仕事によりそこそこの経済力さえ持てればいつでもVERY妻は夫からの『卒業』を果たしてしまいそうだ。
(下戸山うさこ)
“結婚失敗”イメージ再燃! 元夫・高岡奏輔が暴行逮捕で、宮崎あおいが絶対絶命な理由
俳優の高岡奏輔が、飲食店で居合わせた男性とトラブルになり、店近くの路上で殴る蹴るなど暴行を加えたとして、7日に逮捕されていたことがわかった。 高岡奏輔といえば、女優の宮崎あおいと2007年に結婚し、11年に離婚したとして一時大きく騒がれた男だが、今回の逮捕報道に対し、世間からは不思議なほど驚きの声がない。 「自身のTwitterで当時全盛だった『韓流ブーム』を安直に批判して騒ぎになり、当時の所属事務所を解雇されたのを覚えている人もいるでしょう。それがきっかけで宮崎もいよいよ愛想を尽かして離婚したという話もあります。もともと“半グレ”との交流のウワサや写真流出もあり、ケンカッ早いイメージがありましたからね。世間としても特に驚くような話ではないです。役者としてもヤンキーやケンカ好きの役柄が多いのもあるでしょう」(芸能記者) 今回の逮捕報道に関し、ネット上では「どんどん落ちぶれていく」「人相が悪い」「これで今度こそ終わった」などと、高岡の今後の芸能生活を絶望視する声や、「宮崎あおいは別れてよかったね」など、元妻である宮崎に対するコメントもチラホラと見られた。 最近は朝ドラ『あさが来た』(NHK)で主人公の姉という重要な役どころを演じ、お茶の間の評判もよかった宮崎。数年前の「離婚」のイメージも徐々に払拭できつつあった中での「元夫逮捕」のニュースは、迷惑千万に違いない。 「高岡と結婚中に“不倫している”というニュースが出たV6・岡田准一との関係はいまだ継続している模様。それに関する質問を避けるため、宮崎は映画などの記者会見やイベントに出席していないという報道もあります。今回の逮捕で『イタイ質問』のタネがさらに増えてしまい、ますます身動きが取れない状況になるかもしれません。離婚しても足を引っ張られてしまうことに、本人もウンザリしているに違いありませんよ」(同) 岡田との関係も、宮崎が“バツイチ”である点からジャニーズ事務所が結婚を許さないだろうという意見もあり、昨年8月には交通事故を起こしている。元夫の逮捕でまたしても“結婚失敗”のイメージも再燃するなど、とにかくプライベートは明るい話題が少ない状況である。 『あさが来た』の「おはつさん」は、非常に辛く切なさのある役柄だが、宮崎が好評だったのは役柄と私生活があまりにリンクしていたからだろうか。プライベートを充実させない限り、当分は宮崎に天真爛漫な役は回ってこないかもしれない。ついてない
年末に帰省してきた息子夫婦たち。長男嫁はデキがいいのに、次男嫁はまったくもう!!
【作品名】「いい嫁わるい嫁」(前編) 【作者】桐野さおり『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】田舎に1人で住んでいる姑の私。毎年律儀に帰省してくる東京の長男嫁は、ほれぼれするぐらいデキる嫁だが、近くにいながら帰ってこない次男嫁には……。
【サイゾーウーマンリコメンド】『ごき悪』には珍しい、姑目線の作品が見参! どことなく梅宮アンナを思わせる、自由奔放な次男嫁の言動にグッと歯を食いしばる姑……その陰にはあの女に植え付けられたトラウマがあったのだった……!(昼ドラ風)




