
中華まんを油で揚げるだけで、味とカロリーが劇的にアップ!
100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の29回目。
今回は冬になると食べたくなる中華まんを、ひと手間でさらにおいしくする方法を紹介したい。
用意したのは、肉まんとあんまんと油。レジ横で温められているものではなく、要冷蔵で売られている冷たいやつだ。

肉まん。
中華まんの食べ方といえば、電子レンジで温めるか、ちょっと手間をかけて蒸すかだが、なんと油で揚げてしまうのである。
まるで、サッカーの試合で手を使っちゃうような反則行為かもしれないが、ほら、想像しただけでもうまそうでしょう。

あんまん。
下ごしらえは、まず中華まんの下に敷かれている紙を剥がす。
これを下ごしらえと呼んでいいのかわからないが、意外と忘れがちなので気を付けたいところである。
たっぷりの油を鍋に入れて180度まで温めたら、そっと中華まんを浮かべよう。
油の温度が低いと、生地部分が油を吸いすぎてベチャッとするので要注意。
事前に軽く電子レンジで温めておくと、揚げ時間が足りずに中が冷たいという致命的な失敗を犯す確率が下がる。

知ってましたか?中華まんって油に浮くんですよ。
下側がこんがりキツネ色になったら、ひっくり返して反対側も上げる。
全体がこんがりきつね色になったら、出来上がり。

どっちが肉まんでどっちがあんまんなのか、もう私にもわかりません。
クッキングペーパーなどの上に置いて余分な油を吸わせ、ヤケドしない程度に熱いうちにかぶりつこう。

これは絶対うまいやつ!
高校生の頃、夏休み明けに登校してきたクラスメートが、すっかりイメチェンしていたことはないだろうか?
白かった肌はこんごり小麦色に焼け、漂ってくるのはコパトーンの香り。
きっとこの中華まんのように、油で揚げられるようなひと夏の熱い経験をしたのだろう。

気分はアゲアゲ。
まずは肉まんを食べてみると、カリッと揚がった皮の食感が、今まで食べていた肉まんとはまったく違う。
肉と油と炭水化物という組み合わせ、本能的を直接刺激するうまさだ。
北欧のピロシキにも似ているが、やはり味は中華まん。ユーラシア大陸のどこかに、この味はあるのだろうか?
あんまんは甘さにコクが生まれて、中華料理の点心で食べる揚げ団子のようである。ただし、でかい。
普通の中華まんと揚げた中華まんを食べ比べたら、部活帰りの高校生なら85%は後者を選ぶのではなかろうか。
今すぐ、コンビニの店頭に置いてほしい逸品である。

あふぃーい。
もちろん中華まんならどれを揚げても間違いはなく、スパイシーなカレーマンやチーズのとろけるピザマンでもうまいだろう。さらに、油をラードにしたら完璧だ。
中華まん独特の包み込むような温かさではなく、油で揚げた直接的な熱が刺激的。
これを食べれば、どんなに寒い日でもオーバーは不要だろう。まあカロリーはオーバーだけどね!
(文=玉置豊)