年末企画:加藤ヨシキの「2015年 年間ベスト映画TOP10」

【リアルサウンドより】 1. ウォーリアー 2. マッドマックス 怒りのデス・ロード 3. ワイルド・スピード SKY MISSION 4. 激戦 ハート・オブ・ファイト 5. ベテラン 6. ナイトクローラー 7. ジョン・ウィック 8. カンフー・ジャングル 9. ジュラシック・ワールド 10. 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章  嬉しい悲鳴とは、まさに今年のような事を言うのでしょう。今年は好きな映画が非常に多く、本当に1年を通して楽しめました。まずは来年『貞子vs伽椰子』を監督することでも話題の白石晃士が手掛けた、人気ホラーPOVの完結編『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章』です。心霊ドキュメントという体ながら、河童と相撲対決をしたり、ついには旧日本軍の秘密兵器の謎を追ったり…そのスケール感がドンドン逸脱していくのが楽しいシリーズです。完結篇の名に恥じない、恐怖あり狂気あり、果ては笑いあり涙ありの1本でした。  海外からはアクション映画でも傑作・快作が次々と入って来た印象があります。キアヌ・リーブスが歩く治外法権と化す『ジョン・ウィック』、ドニー・イェンを筆頭に香港を代表するアクション俳優たちが「香港アクションここにあり!」と示すような美技を披露する『カンフー・ジャングル』。『ナイトクローラー』では緊迫感あふれるカーチェイスと、ジェイク・ギレンホールの鬼気迫る熱演に魅せられました。そして、韓国からやってきた熱血刑事映画の傑作『ベテラン』! これらの映画は、どれも観終わった後に自分まで強くなった気がしました。ちなみに私は、『ベテラン』を見て会社を辞める決意を固めました。閑話休題。  そして、今年最大のトピックと言えば、シリーズもので傑作が続出したことでしょう。まずは口コミでも大いに話題になった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。ポール・ウォーカーの悲劇を乗り越え、全世界で大ヒットとなった『ワイルド・スピード SKY MISSION』、そしてクリス・プラットの魅力全開だった『ジュラシック・ワールド』…どれも完成までは様々な困難があった映画ですが、どれも私の中の「僕は、このシリーズにコレを求めていたんだ!」を満たしてくれました。  そんな中、個人的に今年一番気に入ったのが、『ウォーリアー』ですね。こちらは2013年にアメリカで公開された総合格闘技アクションなのですが、なかなか日本公開の目途が立っていなかった1本です。このたびDVDリリースされ、ようやく観ることが出来たのですが…もうクライマックスは涙で明日が見えない状態になってしまいました。私の中では文句なしのベストです。なお、『激戦 ハート・オブ・ファイト』は、『ウォーリアー』と同じく総合格闘技や家族の絆を題材に扱っていますが、ウェットさとケレン味が強調されていて、同じく熱くなれる1本でした。  ざっと今年の映画を振り返ってみたのですが、正直、今年は10本では枠が足りません。観ただけでも、他にも『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『キングスマン』などの大作・話題作や、『プリデスティネーション』、『神の一手』などの味わい深い小品や変わり種まで、とにかく充実していました。というか、恥ずかしながら、これを書いている時点で「ロッキー」シリーズ最高傑作とも絶賛されている『クリード チャンプを継ぐ者』や、ギャングスタ・ラップの超有名グループN.W.A.を描いてアメリカで社会現象的に大ヒットした『ストレイト・アウタ・コンプトン』をまだ観れていない状態です。日本公開は先になりそうですが、香港アクションの金字塔『SPL/狼よ静かに死ね』の続編『SPL2』も公開されています。とにかく2015年は、ハリウッド大作やアクション映画が好きな私にとっては、「豊作」としか言いようがない1年でした。来年にも続々と話題作が控えており、しばらくは嬉しい悲鳴を上げ続けることになりそうです。 ■加藤ヨシキ ライター。1986年生まれ。暴力的な映画が主な守備範囲です。 『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』に記事を数本書いています。 ■作品情報 『ウォーリアー』 Blu-ray & DVD 発売中 監督・脚本・原案・製作:ギャヴィン・オコナー 脚本:アンソニー・タムバキス 脚本・原案:クリフ・ドーフマン 価格:Blu-ray…4800円(税抜)、DVD…3800円(税抜) 発売元・販売元:ギャガ (c)2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved. 公式サイト:http://dvd.gaga.ne.jp/warrior/

宮崎あおいにガッカリ……『あさが来た』再評価でまた“大女優病”にかかった!?

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NHK『あさが来た』公式サイトより
 NHK連続テレビ小説『あさが来た』の視聴率が初週から12週連続で20%の大台超えとなり、好調をキープしている。その原動力となっているのが、主人公・あさ(波瑠)の姉・はつを演じている宮崎あおいだ。  2015年8月にV6・岡田准一との“禁断の関係”をスッパ抜かれ、ファン離れが加速したが、さすがの演技力で存在感を見せつけた形だ。  しかし、宮崎が再評価されるにつけ、またしても彼女の「大女優病」が出てきたと、民放プロデューサーはため息をつく。 「複数局がドラマの出演オファーをしていたのですが、宮崎サイドはいずれも『色が合わない』と拒否。これまで同様、NHKと映画以外には出演しない姿勢を貫くつもりのようです。大河ドラマや朝ドラで成功した俳優は、その後の民放でのギャラ相場が跳ね上がります。宮崎なら1本300万円はくだらないだけに、本来なら稼ぎまくる大チャンスのはず。宮崎は以前、大河ドラマ『篤姫』で成功した時も、民放ドラマの出演を拒否。自分は“大女優”だと勘違いしたことで、その後、テレビでの露出が激減し人気失墜していった。その苦い経験を忘れて、またテングになってしまっているようです」  岡田との交際は今も続いているといわれるが、「不倫」「バツイチ」のイメージのついた宮崎との結婚をジャニーズ側が容認する可能性は低いという声は根強い。 「黒木メイサとの結婚を取った元KAT-TUN・赤西仁のように、岡田もいずれは結婚か退所かの苦しい選択を迫られる可能性もありますが、仕事も順調な彼が、ジャニーズを捨てる道を選ぶとは思えません」(芸能記者)  宮崎は、気づいたら仕事も男もいなくなっていた、なんてことにならなければいいが……。

嵐ファンにロケ地が「警告文」、Amazonレビューが苦情で炎上! 嵐の2015裏ニュース

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むくんだ顔でごめ~んね

 先日、オリコンが発表した「第48回オリコン年間ランキング2015」の「アーティスト別トータルセールス」で堂々の1位に輝いた嵐。シングル、アルバム、DVDなどの音楽ソフトを年間143.3億円売り上げ、史上初の11冠を成し遂げた。今回は、2015年も人気絶頂だった嵐に関する話題を振り返る。

★「Sakura」メイキング映像でAmazonレビュー炎上
 生田斗真が出演したドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)の主題歌に起用された嵐のシングル「Sakura」(2月25日発売)。初回限定盤のDVDに収録されているメイキング映像に関して、批判的な声が噴出するという異常事態が発生した。DVDにはメンバーの行動を解説するナレーションが入っていたが、まるで『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)のような語り口や、メンバーに関する初歩的な解説内容に多くのファンがガッカリ。「ナレーションのせいでメンバーの会話が聞こえない」「最悪のメイキング」と、TwitterやAmazonのレビュー欄がレコード会社側に対する苦情などで“大荒れ”した。

ルメールとデムーロ「あわや失業」!? 来年の凱旋門賞でJRA丸儲け!? 競馬番記者が暴露する「2015競馬の裏側」

 波乱の幕切れとなった大一番・有馬記念(G1)を終え、今年も残すところあと僅か。今回は2015年の競馬界で起きた出来事の中で、編集部が取り上げた3つのニュースを振り返り、競馬界に深く精通する競馬番記者の“記者の目”を通し、業界人だけが知るような“裏事情”も含め、より深く解説していただくことにした。

C・ルメール、M・デムーロが合格。史上初のJRA所属外国人騎手が誕生

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M・デムーロ騎手(JRA公式サイトより)
 史上初のJRA所属外国人騎手が誕生した。フランスのクリストフ・ルメール、イタリアのミルコ・デムーロの世界的名手2人が、RAの新規騎手免許試験に合格。3月より晴れてJRA騎手として、通年での騎乗が認可された。  毎年のように短期免許を取得して来日しており、日本の競馬ファンの間ではすっかりおなじみになっている世界トップレベルの2人が、どれほどの成績を残すのか注目が集まっていたが、JRAの騎手として迎えた1年目は「さすが」の一言に尽きる素晴らしい成績。  両騎手とも、一流騎手の証明でもある年間100勝を楽にクリア。C.ルメールがG1勝ちを含めて重賞9勝、M.デムーロに至っては重賞11勝のうちG1が4つという勝負強さを発揮して1年目を締めくくった。 ◇記者の目  デムーロ騎手とルメール騎手とも、日本ですでに地位が確立されている名手です。これまでは短期免許を利用しての数か月の滞在でしたが、世界トップレベルの騎乗技術に有力な騎乗馬が殺到。そのしわ寄せは日本人の騎手、それも中堅や若手に大きく影響していました。外国人騎手の参入以降、日本競馬は騎手が育たないといわれて久しいですが、これでますます拍車が掛かることは間違いないでしょう。  実はデムーロ騎手は財政危機により母国イタリアの競馬が廃止寸前。競馬関係者への給与未払い問題がたびたび大きく取り上げられています。また、ルメール騎手も欧州の大馬主アガ・カーン殿下の仏国における主戦騎手契約が2014年一杯で切れ、フランスで有力な騎乗馬が回って来にくくなった背景があります。  そんな2人からすれば、今回のJRAの外国人騎手受け入れは、まさに「渡りに舟」。世界的トップジョッキーという立場で、日本語を含めた厳しい騎手試験のために猛勉強した姿は美談として語られていますが“あわや失業”ともなれば必死になるのは当然かもしれません。

三連単・G1史上最高額「2070万5810円」馬券炸裂!!

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JRA公式サイトより
 5月17日、東京競馬場で行われたG1ヴィクトリアマイルでJRA史上2位(当時)、G1史上最高となる三連単「2070万5810円」の高額配当が炸裂。  1着は5番人気のストレイトガールだったものの、2着が12番人気のケイアイエレガント、3着には出走18頭中の最低人気だったミナレットが入線して歴史に残る大波乱となった。なお、発売された5597万7097票のうち、的中はたったの196票だった。 ◇記者の目 「100円が2070万5810円に化ける」とんでもない配当ですが、その最大の立役者はやはり最低人気で3位入線を果たしたミナレットでしょう。競馬で三連単が荒れることは珍しくありませんが、G1で単勝300倍近い最低人気が馬券に絡むとなると数年に一度あるかないか。それもミナレットの鞍上だった江田騎手は“穴党”の競馬ファンの間では有名な騎手で、過去に257.5倍の最低人気でG1を制した実績を持つ日本を代表する穴騎手です。  また、今回の2070万5810円を超える三連単史上1位の高額配当は2983万2950円ですが、そのレースの1着馬がなんとミナレット。つまり今回のG1史上最高配当は、史上まれに見る穴馬と穴男による“JRA最強の大穴コンビ”によって演出されたということです。

凱旋門賞の馬券が買える!2016秋より海外主要レース馬券の国内発売が決定

 農林水産省が来年2016年の秋をメドに、海外主要24レースでの馬券発売を決定。これまで凱旋門賞やドバイワールドカップといった世界最高峰のレースに日本馬が参戦した際、馬券を購入しての応援は現地へ赴くほかなかったが、今決定により国内で手軽に馬券を購入しレースを楽しめるようになった。 ◇記者の目  野球のメジャリーグやサッカーの欧州主要国リーグのように、競馬でも日本勢が海外で活躍すれば、それだけ大きな注目が集まりますが、年末の香港競馬でエイシンヒカリとモーリスがG1を制覇したように、今や日本のトップレベルの馬たちが海外で活躍するのは珍しいことではなくなりました。  ただ、それで頭が痛いのが日本競馬を主催するJRAです。競馬の年間売上げは1997年の4兆円をピークに右肩下がり。具体的な打開策もないまま、現在は2兆円程度で推移しています。そこにトップホースが海外遠征することでG1を始めとしたレースのレベルが下がることはもちろん、マスコミや競馬ファンの関心が海外に向けば、国内の馬券売り上げがさらに低下することが強く懸念されています。  今回の海外主要レースの馬券発売の決定にはそういった背景があり、当然ながら「馬券のオッズや販売システムは、すべてJRAが管理」します。つまりレースこそ海外で行われますが、国内の馬券利益はすべてJRAの総取り。見方を変えれば、競馬場やレースの管理をしなくて済む分、JRAの“坊主丸儲け”のような状況になるということです。

ルメールとデムーロ「あわや失業」!? 来年の凱旋門賞でJRA丸儲け!? 競馬番記者が暴露する「2015競馬の裏側」

 波乱の幕切れとなった大一番・有馬記念(G1)を終え、今年も残すところあと僅か。今回は2015年の競馬界で起きた出来事の中で、編集部が取り上げた3つのニュースを振り返り、競馬界に深く精通する競馬番記者の“記者の目”を通し、業界人だけが知るような“裏事情”も含め、より深く解説していただくことにした。

C・ルメール、M・デムーロが合格。史上初のJRA所属外国人騎手が誕生

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M・デムーロ騎手(JRA公式サイトより)
 史上初のJRA所属外国人騎手が誕生した。フランスのクリストフ・ルメール、イタリアのミルコ・デムーロの世界的名手2人が、RAの新規騎手免許試験に合格。3月より晴れてJRA騎手として、通年での騎乗が認可された。  毎年のように短期免許を取得して来日しており、日本の競馬ファンの間ではすっかりおなじみになっている世界トップレベルの2人が、どれほどの成績を残すのか注目が集まっていたが、JRAの騎手として迎えた1年目は「さすが」の一言に尽きる素晴らしい成績。  両騎手とも、一流騎手の証明でもある年間100勝を楽にクリア。C.ルメールがG1勝ちを含めて重賞9勝、M.デムーロに至っては重賞11勝のうちG1が4つという勝負強さを発揮して1年目を締めくくった。 ◇記者の目  デムーロ騎手とルメール騎手とも、日本ですでに地位が確立されている名手です。これまでは短期免許を利用しての数か月の滞在でしたが、世界トップレベルの騎乗技術に有力な騎乗馬が殺到。そのしわ寄せは日本人の騎手、それも中堅や若手に大きく影響していました。外国人騎手の参入以降、日本競馬は騎手が育たないといわれて久しいですが、これでますます拍車が掛かることは間違いないでしょう。  実はデムーロ騎手は財政危機により母国イタリアの競馬が廃止寸前。競馬関係者への給与未払い問題がたびたび大きく取り上げられています。また、ルメール騎手も欧州の大馬主アガ・カーン殿下の仏国における主戦騎手契約が2014年一杯で切れ、フランスで有力な騎乗馬が回って来にくくなった背景があります。  そんな2人からすれば、今回のJRAの外国人騎手受け入れは、まさに「渡りに舟」。世界的トップジョッキーという立場で、日本語を含めた厳しい騎手試験のために猛勉強した姿は美談として語られていますが“あわや失業”ともなれば必死になるのは当然かもしれません。

三連単・G1史上最高額「2070万5810円」馬券炸裂!!

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JRA公式サイトより
 5月17日、東京競馬場で行われたG1ヴィクトリアマイルでJRA史上2位(当時)、G1史上最高となる三連単「2070万5810円」の高額配当が炸裂。  1着は5番人気のストレイトガールだったものの、2着が12番人気のケイアイエレガント、3着には出走18頭中の最低人気だったミナレットが入線して歴史に残る大波乱となった。なお、発売された5597万7097票のうち、的中はたったの196票だった。 ◇記者の目 「100円が2070万5810円に化ける」とんでもない配当ですが、その最大の立役者はやはり最低人気で3位入線を果たしたミナレットでしょう。競馬で三連単が荒れることは珍しくありませんが、G1で単勝300倍近い最低人気が馬券に絡むとなると数年に一度あるかないか。それもミナレットの鞍上だった江田騎手は“穴党”の競馬ファンの間では有名な騎手で、過去に257.5倍の最低人気でG1を制した実績を持つ日本を代表する穴騎手です。  また、今回の2070万5810円を超える三連単史上1位の高額配当は2983万2950円ですが、そのレースの1着馬がなんとミナレット。つまり今回のG1史上最高配当は、史上まれに見る穴馬と穴男による“JRA最強の大穴コンビ”によって演出されたということです。

凱旋門賞の馬券が買える!2016秋より海外主要レース馬券の国内発売が決定

 農林水産省が来年2016年の秋をメドに、海外主要24レースでの馬券発売を決定。これまで凱旋門賞やドバイワールドカップといった世界最高峰のレースに日本馬が参戦した際、馬券を購入しての応援は現地へ赴くほかなかったが、今決定により国内で手軽に馬券を購入しレースを楽しめるようになった。 ◇記者の目  野球のメジャリーグやサッカーの欧州主要国リーグのように、競馬でも日本勢が海外で活躍すれば、それだけ大きな注目が集まりますが、年末の香港競馬でエイシンヒカリとモーリスがG1を制覇したように、今や日本のトップレベルの馬たちが海外で活躍するのは珍しいことではなくなりました。  ただ、それで頭が痛いのが日本競馬を主催するJRAです。競馬の年間売上げは1997年の4兆円をピークに右肩下がり。具体的な打開策もないまま、現在は2兆円程度で推移しています。そこにトップホースが海外遠征することでG1を始めとしたレースのレベルが下がることはもちろん、マスコミや競馬ファンの関心が海外に向けば、国内の馬券売り上げがさらに低下することが強く懸念されています。  今回の海外主要レースの馬券発売の決定にはそういった背景があり、当然ながら「馬券のオッズや販売システムは、すべてJRAが管理」します。つまりレースこそ海外で行われますが、国内の馬券利益はすべてJRAの総取り。見方を変えれば、競馬場やレースの管理をしなくて済む分、JRAの“坊主丸儲け”のような状況になるということです。

2015年まんが界事件簿――【東村アキコ『ヒモザイル』騒動】が象徴したヒエラルキー

<p>2015年もマンガ界は大変に豊作でありました。その最大の成果が九井諒子先生の『ダンジョン飯』(KADOKAWA)であり、老若男女、マニアからライトユーザーまで幅広い支持を集める本作は、久々のメガヒットの登場を予感させます。ところで、九井先生はそもそもネットでマンガを発表していた方です。近年、ネット発のマンガ家は急増しつつありますが、その一方でマンガ家がネットでトラブルに巻き込まれる事態も増えています。今年はマンガ家がらみの2つの大きな炎上沙汰がありました。</p>

2015年まんが界事件簿――【東村アキコ『ヒモザイル』騒動】が象徴したヒエラルキー

<p>2015年もマンガ界は大変に豊作でありました。その最大の成果が九井諒子先生の『ダンジョン飯』(KADOKAWA)であり、老若男女、マニアからライトユーザーまで幅広い支持を集める本作は、久々のメガヒットの登場を予感させます。ところで、九井先生はそもそもネットでマンガを発表していた方です。近年、ネット発のマンガ家は急増しつつありますが、その一方でマンガ家がネットでトラブルに巻き込まれる事態も増えています。今年はマンガ家がらみの2つの大きな炎上沙汰がありました。</p>

2015年、芸能界総ざらい! 言っちゃいけない話ばっかり大放談スペシャル!!【前編】

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【対談メンバー】 城下尊之 芸能リポーター 片岡亮 フリージャーナリスト ハイセーヤスダ フリーライター/編集者 片岡 今年も芸能界、いろいろありましたねぇ……と振り返ろうと思ったら、吉田栄作と平子理沙とか、道端ジェシカが離婚で、元モー娘。の安倍なつみが年下俳優の山崎育三郎と結婚を……古舘伊知郎の降板発表とか、ホント、ニュースが途切れないですね。 城下 なっちなんてデビューしたとき16か17で、それがいまや34歳。 片岡 僕もちょうどモー娘。あたりから芸能取材を始めましたから、時代の流れを感じます。いまだから話せますけど、初期のメンバーはインタビューしても態度の悪いのが多くて(笑)。ゴマキがここじゃ言えないような汚い言葉を吐いていたのを目の前で見たり、なっちも結構、舞台裏では言葉きつかったタイプでしたよ。 ハイセー なっちは、エッセイ集に載せた詩が盗作だったこともありました。 片岡 あれは竹書房だから、ハイセーさん在籍時の出来事ですよね。 ハイセー 私が担当者ではなかったんですけど、当初、あの詩は載る予定じゃなかったんです。完成直前になってなっちの強い希望で載せろとなったもので。掲載ページを空けるのに苦労したのに、直後に盗作が持ち上がって。 片岡 あれで活動自粛になったんですから、余計なもの載せなきゃよかったのに、不思議ですね。でも、なっちもいまや女優として頑張っているじゃないですか。 城下 そう、彼女はミュージカルやって実力がグンと上がって。いま主催者が「安心して配役できる」っていうぐらいになってるからね。 片岡 テレビよりも舞台女優になってますけど、舞台は稽古が長いからかなり時間とられるんですよね。あれやると露出が減るって。 城下 でも、主役クラスなら1公演40~50万円ぐらいかな。その下でも15万円なら1日2公演で30万円。10日間とかやれば300万円。これを年に3回とかやれば、これだけでも一応、食べてはいけるでしょ。 ハイセー チケット売るのが大変だったりする話も聞きますが。 城下 だからチケットを売れる出演者が呼ばれやすいのはあるよね。その点、ジャニーズは強い。俳優が手売りしなくてもバーッと売れちゃうから。 片岡 それで演技力も鍛えられるという。 ハイセー 元モー娘。では今年、加護亜依を離婚協議の際に暴行した夫が逮捕されて。 片岡 加護ちゃんって、すっかり汚れキャラになっちゃいましたけど、僕が取材していたときは一番、感じのいい子だったんですよ。いつも挨拶してくれて。 ハイセー アイドル全体に関して言えば、ブームが下降しているのを関係者が必死に人気をキープしているように見せている感じがします。 城下 一時の話題作りはできても、それを維持するのは大変。 片岡 どんな世界でもブームって飽和状態になった頃には落ちますよね。運営の黒い部分が見えて冷めるというファンもいて、先日、紅白落選したももクロについては、アイドル担当記者がそのことを嘆いてました。 ハイセー いくつかのグループでは枕営業や性接待の告発とか、かなりダークな話題も飛び出しました。僕は仮面女子のメンバーが事務所に内緒の個人撮影会をやって、際どい水着撮影をしているのを知りました。あと、記者でも地下アイドルとかに手を出す人がいて、女性誌の契約記者で元芸能プロのスタッフだった男は、アイドルの相談に乗る感じで親しくなるのが手口でいま付き合ってます。そのアイドルのイベントではちゃっかりスタッフをやっていたこともありましたよ。 片岡 男性アイドルKAT-TUNから田口淳之介が脱退する動きを、僕は城下さんから聞いていて。 城下 小嶺麗奈との交際が原因だって言われていたけど、実際にはメンバー間の方向性の違いだった。 ハイセー 田口にはときどきデート写真の売り込みがあったんですよ。でも、もう珍しくなくなっていたから、媒体側に出しても掲載されず、ジャニーズ側との取引に使っていたみたいで。 片岡 せっかく撮っても、違う使い方をされるって話すカメラマンもいましたね。あと熱愛発覚の嵐・大野智の謝罪もバッサリ女性と絶縁する形は、むしろファンがいまひとつ納得していない様子でした。コンサート会場で空席があるなんて、今までありえなかったし。 ハイセー でも、女性より仕事をとったということで。そういうところジャニーズの面々って意識高いですよね。AKB48とかだとバレても交際継続してたりするじゃないですか。 城下 ジャニーズって、そういうゴシップがあっても「別れろ」とは言わないんだよ。ただし「人気は落ちてしまうよ」という現実的な影響は伝える感じで。事務所がファン心理もよくわかっていて、たとえばNEWS・手越祐也と柏木由紀の熱愛とか、手越がプレイボーイなのはファンはみんなわかっているけど、具体的に見えるのがイヤだっていうファンの気持ちをわかっているから、それに背く発言はさせない。SMAPの木村拓哉が結婚しても、「工藤静香の話をできるだけ言わせるな」ってね。 片岡 ジャニーズって舞台裏で集まったときの雰囲気とか見ても、若い体育会系みたいな感じもあって、チームみんなで成功しようぜっていう空気で団結している感じがありますよね。田口の件も、要するに「やる気ないなら出て行ってくれ」だったわけじゃないですか。それでかなり早い発表になってしまって。 ハイセー 男性アイドルでいえば、EXILEは今年、ATSUSHIが生体エネルギーにハマって、そのスピリチュアル嗜好が話題になったのと、AKIRAのドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が全話平均4.1%の視聴率で大コケしたのが印象的でした。ネガティブですいませんが(笑)。 片岡 AKIRAの件は映画化も白紙。「セリフが何を言っているかわからない」なんていう演技力の低さに批判もありました。 城下 そこがジャニーズとの違いなんだよね。ジャニーズはジュニア時代に舞台とか経験させまくってからドラマに出すから最低限の演技を勉強しているし、その舞台だってリハーサルなんかも30分あれば絶対にやる。司会者が何か間違えたり、急な予定変更でアドリブが必要になっても対応できるぐらいで。でも、EXILEのはポンと俳優デビューさせちゃって、そういうベースを作っていない感じがあるでしょう。じゃあなんでAKIRAを起用したんだって言えば、映画化になったとき「動員力がありますよ」ってセールスをしていた。 片岡 ああ、たとえ視聴率がそこそこでも、テレビ局がいま力を入れてる映画ビジネスで取り戻せるという算段ですかね。でも、予想以上に数字が悪くてそこまでたどり着かなかった。僕は昔、大手チェーン店にCDを卸す仕事をしていたことがあって、元仕事仲間にチャートとは違う市場の生セールス状況を聞きに行くと、初回特典の応募券の時期が過ぎたり、特典抜きになるとガタッと数字が落ちるのがAKBやEXILEだって。あと今年は福山雅治も結婚の影響で最新シングルの値崩れが異様に早かった(笑)。 城下 それでも“ましゃロス”は年内はまだセーフなんだよ。年末ライブの公演数が減るけど、福山が「何を言うか」に注目している人も多くて、結婚にガッカリしていても、まだ会場に足を運ぶ層がいるから。ただ、応援グッズなんかは定番の新作タオルの購入を見送るファンもいる。来年以降はもっと落ちるかも。疑似恋愛の対象みたいなところから普通のアーティストになるってことじゃないかな。 片岡 何かあると人気に影響するという意味では、独立問題で仕事減の能年玲奈ですかね。ある記者が彼女の私的なメールを入手したっていうから、これから表になったりするかも。 ハイセー 海外で活動するプランもあるらしいです。というのも、生ゴミ先生と呼んで慕う人が昔、某女優の海外進出に協力した実績があるとかで。でも、その女優の自著にはそれらしきことが書いていないので、本当かどうかは分からず。 城下 能年は『あまちゃん』(NHK)がBSで再放送されて、また関係者の評価が上がっているんだけど、これからは事務所側の言うとおりに動いてくれるタレントになるかどうかだろうね。 片岡 俳優・女優でいえば、大沢樹生と喜多嶋舞のDNA騒動が斬新な揉め方でしたね。 城下 あれはワケわかんないよね。喜多嶋が引退状態みたいだったのに、わざわざ引退って宣言していて(笑)。でも、大沢が何のためにあんな騒動を起こしたかと言えば、一説には息子の素行が悪かったって話もあるんだ。何か問題が起こったら父親の責任と言われかねないでしょう? 片岡 僕は「実の父親」の可能性があるというシンガポールにいる美容師さんと連絡を取りましたけど、喜多嶋が連絡に応じてくれないって言ってました。 城下 たぶん喜多嶋本人も誰が父親かわかっていないんじゃないかなあ。 ハイセー 僕は布川敏和とつちやかおりの離婚の方に力が入りました。というのも、つちやの息子に小説家デビューみたいな話が持ち上がって、なぜか僕のところにまでゴーストライティングの話が来て。何かの文学賞を獲らせたいとか、間に入った人が言ってたんですよ。 片岡 水嶋ヒロになるつもりだったんでしょうか。でも、下手すれば佐村河内さんになってしまう……(笑)。 ハイセー 結局ポシャりましたけどね。 (後編につづく)

【エロメン☆タイム】500人斬りのMAROが魅せる「とにかく楽しいセックス」

 女性による、女性のための、女性が楽しいAV作品を数多くリリースしてきた、みんな大好き「SILK LABO」。優しさと色気を兼ね備えた魅力的なエロメンも続々誕生し、その勢いはとどまるところを知りません! そんなシルク作品レビューの第二弾をお届けします。

 気持ち良いセックスにおいて何よりも重要な“コミュニケーション”にスポットを当てた人気シリーズ『Face to Face』待望のシーズン6がリリースされました! 同シリーズでは、セックスシーン撮影の前に、2人きりで「自分のしたいこと・されたいこと」「理想のセックス」など、お互いのセックス情報をお茶を飲みながら交換します。現実では、初対面でシラフの男女が「2点責めされるのが好き♡(照)」などと話した後にベッドインするなんてあり得ないですよね。もちろん、それは出演陣たちも同じ。その状況に違和感を覚えつつも、何だか楽しんでいる雰囲気が自然体でイイ! 作り込まれた作品とは違い、エロメンたちの素顔がギュギュっと詰まっています。

◎マルチタレント・MAROの新たな一面

 『Face to Face』シーズン6は、キングオブエロメン・一徹出演「恥ずかしさのその先に」、人気急上昇中の若手エロメン・北野翔太出演「優しさに身を任せて」、そして期待の新人・MARO出演「まだ知らない悦び」という作品の3本立て! 今回は、GIRL’S CHオリジナル動画でも話題の新人・MARO編にズームイン!

 ダンサー、歌手、役者、モデルとマルチタレントとして活躍中のMAROさん(31)が、SILK LABOからAVデビューすると発表された時には各界がざわつきました。見た目通りのパワフル系セックス? そもそも、言ってもマルチタレントさんだし挿入シーンはないのかな? といろんなパターンを想像しつつ再生ボタンを押してみると、AV女優・紺野ひかるちゃん(22)とソファに座り「初めまして(照)」「すごい緊張しますね」と、少し恐縮しながら敬語で話すMAROさんの姿が映し出されました。

 あれ? MAROさんってこんな感じなの? と拍子抜け。しかし、見進めていくと、「経験人数は?」「一番記憶に残ってるセックスは?」「どんなことされたら気持ち良いの?」なんて、同じく緊張していたひかるちゃんから赤裸々な事情をあれよあれよと引き出していくではないですか。もちろん聞くだけではなく、自分の性事情も大公開するMAROさん……さすがのコミュ力です。

 何でもプライベートでの経験人数は、ひかるちゃんは70人くらい。22歳で70人とは場数を踏まれてますね~。正直でイイゾ! 対してMAROさんは300~500人くらい。多い時では週10人(ランチで1人、夜ご飯で1人、深夜~早朝でまた1人)とおセックスしていたとのこと。ご、ごひゃくにんっ!? というか誤差200人って何っ!? なんて野暮な話は置いといて、そんな経験豊富な2人がついにベッドに移動します。

◎500人斬りの「優しさ」

 時に照れながらも明るく楽しくセックストークを繰り広げた2人ですが、場所が変わればまた緊張。ベッドに移動した途端、ひかるちゃんはMAROさんと若干距離を保ち、目さえ合わせられなくなってしまいました。わかる~!!! どんなに場数を踏んだとしても、この改めて「よろしくお願いシマス……」というベッドイン直前の空気、目のやり場や座る位置とか悩む~~!!!

 しかし、さすがは500人斬りのMARO。そんなひかるちゃんに、「今日はとにかく楽しもう!」と【新しい性感帯を見つける】という、先ほどまでのセックストークをフル活用できるテーマを提示します。「おぉ、なるほどね」と唸りながら見ていると、気付けば確実にあったはずの2人の物理的距離は詰められており、ひかるちゃんの手を取り“カップル繋ぎ”をしていました。い・つ・の・ま・に!!! その手はいつしか首に周り、身体を引き寄せセックススタート。

 まずはMAROさんが全身リップでひかるちゃんの緊張をほぐします。そこでも、「おっぱい綺麗だね」なんて女性がアガる言葉や、「(脇を舐めながら)しょっぱい」とちょっと恥ずかしい言葉もさらっと言ってのけるMAROさん。そのすべてが、あのハスキーボイスで囁かれるのです……これはずるい!!!

 その後は、事前トークに出てきた性感帯を刺激しては「ここどう?」「くすぐったい?」などと、お互いに反応を確認しながら手と舌を這わせ“舐め合い”の始まりです。ここでは舌テクに注目……といきたいところですが、ついにTシャツを脱ぎ捨てたMAROさんの肉体美に釘付けとなるでしょう! 10歳からダンスをしているだけあり、腹筋は綺麗な板チョコ、筋張った腕、全体的にバランスの取れた筋肉。この裸体は、筋肉好き女子ならずとも一見の価値アリですよ! そして、始まりのキスから16分後……ようやくクンニ、フェラ、挿入とAVの醍醐味となるシーンが展開されていきます(マルチタレントと言えど、挿入シーン、あります!!!)。

 フェラシーンでは、ひかるちゃんの長い髪を邪魔にならないように片側に寄せ、挿入シーンでは「お尻可愛い」と褒め、フィニッシュの体位はひかるちゃんに選択権を委ねるなど、MAROさんの気遣いは本当に細やか! 女慣れしている人がなぜモテるのか……その答えがこの『Face to Face』シーズン6「まだ知らない悦び」に詰まっています。

 発射後は2人とも汗だくになり、そんなお互いの姿を照れ笑う――清々しくて無駄のない「とにかく楽しいセックス」ってイイですね。個人的には、ズボンを脱いだMAROさんのグレーパンツに“お汁”が滲んでいたことに一番ニヤつきました。

もうメイクだけでは「旬の顔」になれない! 2015年の美容業界は「健康との組み合わせ」がトレンド

<p> 2015年の化粧品業界を振り返ると、成分や処方で突出した印象を残すような化粧品はあまりなく、美容と健康の概念が近づいた年だったというのが率直な感想だ。美容のブームとしては、水素や酵素ドリンク、スムージー、塩麹などの発酵食品など、内側からキレイになる商品が人気を集めた。そのような健康志向は化粧品メーカーにも影響し、資生堂のヘアケア商品「TSUBAKI」が今年2月リニューアルした際、「椿麹つけこみ美容」を商品コンセプトに取り入れるなど、発酵ブームを意識した商品展開が話題になった。また、今年は食品業界から美容と健康を切り口にした商品が次々と発売されたことも特徴的で、「健康」と「美容」の境がなくなり、「健康であり、美しくある」という包括的な願望が満たされるような商品がヒットした年になった。そのような背景を受けて、今年のトピックスを振り返ってみたい。</p>