武豊の不倫以外にも、自殺・引退・落馬負傷……一筋縄ではいかない「競馬騎手2015」

gotohiroki_0305s.jpg
 今年の競馬界は、日本競馬の“顔”である武豊騎手が6年ぶりの100勝を達成し、G1も3勝(地方・海外ふくむ)と久々に「天才」らしい活躍をしてくれた。ただ、競馬に特別興味のない一般層には、別の意味で注目された1年でもあった。いろいろあった2015年の競馬界の人間模様を振り返る。

後藤浩輝騎手の自殺……抱えた心の闇と壮絶な人生

2015年2月27日、自宅の脱衣所で首を吊っている状態で死亡しているのが発見された後藤浩輝騎手。死の前日に後藤騎手と話した知人も、『いつもと変わらない様子で、まさか翌日に自殺するなんて想像もできなかった。いまだに信じられない。これは何かの間違いなんじゃないかって思う』と話しているほど、突然すぎる死だった。明るいパフォーマンスで競馬界を盛り上げて、G1レースを制し、JRA(日本中央競馬会)歴代16位の通算1447勝を挙げた後藤騎手は、まぎれもない名ジョッキーであった。 ファンの間でささやかれているのは落馬、負傷を繰り返しているうちに「死にたくなったのかもしれない」という疑念だ。確かに、後藤騎手は度重なる落馬トラブルに遭っていた。12年に5月6日のNHKマイルカップなどで2度落馬し、「頸椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折」と診断。復帰後の14年4月27日の東京競馬10R「府中市制60周年記念」でも落馬し、「第五、第六頸椎辣突起骨折」に見舞われた。  その一方で、後藤騎手にも近しい別の競馬サークル関係者は、それは根本的な自殺原因ではないと断じる。  小さい頃、実父に一家心中させられそうになり、父と離れてからも母や種違いの弟との生活など、後藤騎手が歩んだ人生は一般人とは一線を画すものである。そうした家庭環境が、後藤騎手の“闇”を作る根源にあるのではないかと……。  亡くなる一カ月前には、イベントでガラの悪い連中との接触も語られている後藤騎手。謎は深まるばかりだが、まずは改めて、心からご冥福をお祈りしたい。
fijita1225.jpg
『特別模範男』(東洋出版)

藤田伸二が引退……日本競馬の“現実”に敗れた?

 JRA所属、ダービージョッキーの藤田伸二騎手(栗東・フリー)が9月6日、札幌競馬騎乗をもって引退することを発表した。JRA通算1918勝(うちG1・17勝)名手がターフから去ったのだ。ただ、なぜ今年だったのか。  藤田が、特にエージェント制度や外国人騎手偏重を中心として、JRAを公然と批判した著書「騎手の一分 競馬界の真実」(講談社)を発表したのは2013年5月。その時点で競馬界への興味はほぼなくなっていると語っており、とうに引退していても不思議ではなかったはずである。未練があった、ということか……。11年に「ヒルノダムールが引退したら、俺も一緒に辞める」と発言したという情報や、G1競走4勝(地方交流含む)のトランセンドについても、「トランセンドが辞める時は、俺も潮時だな」などとつぶやいたという話もあったが、2頭が現役を引退しても、藤田が身を引くことはなかった。「もう辞め時かも」とグチることで同情を誘い、騎乗の営業をかけているという良からぬ噂も流れていたようだ。  今年引退した本当の理由、それは“立つ瀬”がなくなったというのが主な見解だ。昨年まで「短期免許」で数カ月の滞在のみだったM・デムーロとC・ルメールというなじみ深い外国人騎手に、今年から「JRAの通年免許」が与えられ、当然のごとくリーディング上位に食い込んできた。『騎手の一分』によってJRAから距離を置かれた上、外国人騎手に騎乗馬を奪われた中で、騎手でいることが難しくなったという意見もある。 “男・藤田”として、長きにわたり中央競馬に確かなスパイスを与えてくれた藤田伸二。結局は、彼も現在の競馬界の“現実”に屈したということなのだろうか。
takeyutaka1220.jpg

武豊とフリーアナ・美馬玲子の不倫騒動と競馬界の“圧”

 武豊の“手つなぎ不倫デート”を、10月22日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。お相手は15歳年下でセントフォース所属、モデル・フリーアナウンサーの美馬玲子(りょうこ)と記事は伝えている。名前に「馬」があるのがなんとも武らしい。2人は競馬番組をきっかけに知り合ったという。  武が中山競馬場で開催されたスプリンターズS(G1)に騎乗した夜のこと。フランス凱旋門賞の解説など仕事をこなした後、武は美馬アナとの“危険な逢瀬”を楽しんだのだ。記事によると、下品なほど露出度の高いドレスを着た美馬アナと手をつないだ武は、時折ドレスのスリットに手を這わせて腰や尻を触っていたのだとか。   武自身は取材に対し「特別親しいわけではない」と語ったようだが、手をつないで素肌を触りまくっている時点で説得力はほぼ皆無だ。ネット上では「あなたもオトコだったのね」「がっかり」「最低」など、誠実そうな物腰と風貌の“武豊イメージ”崩壊になげくファンの声であふれ返った。武の妻である元タレントの佐野量子が、同月10日の『豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒~1泊2日京都編~』(テレビ朝日系)で20年ぶりに揃ってテレビ出演し、その「おしどり夫婦」ぶりを見せたばかりでのこのスキャンダル。「女性セブン」もなかなかエグい。  しかし、この一大スキャンダルに、新聞やテレビは完全スルーを決め込んだ。ジョッキーのスキャンダルはタブー中のタブー。JRAは最も大事なクライアントで、毎年莫大な広告費を落としてくれる。何気なく見ている出走馬の載った馬柱も、実は広告料が発生している。新聞、テレビはおろか、男性誌やゴシップ誌もJRAの広告なくしては成り立たない。スキャンダルをやれるとしたら、競馬と無縁の女性誌しかないらしい。  なんともいやな側面もあるが、それでもその騎乗技術や華、トーク術やタレント性は競馬界のスターに足るものには違いがない。不倫くらい許してもいいのでは、と思ってしまう。
fukunagai.jpg
福永祐一公式サイトより

福永祐一がまた落馬事故。大レースで結果を出せない理由

 10月31日、京都競馬場で行われたスワンステークス(G2)で落馬した福永祐一騎手。「右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折、右肩の靱帯断裂、右胸骨骨折」という全治4カ月の重傷を負い、現在まで独走状態だった2年ぶりのリーディングジョッキーも、厳しい状況となってしまった。  そもそも、福永騎手は“落馬が多いジョッキー”と競馬ファンから揶揄され、大手ポータルサイトの検索で「福永祐一」と書き込むと、落馬関連の表記がズラッと並ぶほどだ。  2年前、エピファネイアで菊花賞を勝つまで、牡馬クラシック競走(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)は1996年のデビュー以来未勝利。デビュー当初のキングヘイローにはじまり、最近もワールドエースやリアルスティールなど世代きっての素質馬に乗り続ける福永としては、物足りなさすぎる数字だ。特にG1ではあと一歩、ほんの少しの差で2着に甘んじる姿も目立つことから、勝負弱いともいわれている。「武豊になれない」最大の理由だろう。  私生活でもその“ユルさ”を露呈しているようで、13年に当時フジテレビアナウンサーの松尾翠との婚約を発表するまでは、武幸四郎騎手など、関西の若手騎手とともに多くの合コンに参加していた遊び人で知られていた。モデルの松田樹里、交際当時タレントの若槻千夏、仲根かすみ、グラビアアイドルの森下悠里、手島優といった、多くの芸能人と浮き名を流していたことも周知の事実。オンナ関係の尻尾をなかなかつかませなかった武とは対照的に、福永の恋愛事情はアケスケだったようだ。  福永騎手は結婚を機に合コンは控えているようだが、馬に乗れない期間をどう過ごしたのか? お金はたっぷりあるようなので、遊び人の血が騒ぎ出すのではないかと周囲は危惧している。ファンとしては、まずトップジョッキーらしくG1を勝利しまくってほしいものだ。  トップ騎手たちの悲喜こもごも。来年は暗いニュースやスキャンダルなどなく、競馬ファンを例年以上に大いに湧かせてほしい。

「少女売春の温床に……」半グレ経営のJKビジネス拡大は暴力団の弱体化が原因か

akiba1225
イメージ画像
 業者が摘発を受けながらも秋葉原を中心に大人気のJKビジネスだが、いまだ全国的に拡大傾向にあり、その理由が暴力団の弱体化と無関係ではないという話だ。  国連の役員でもある児童の性的搾取問題の専門家が10月の来日時、「日本の女子生徒の13%が援助交際をしている」との独自の調査結果を発表した。根拠となったのは日本の公的な調査ではなく、JKビジネスなどに関わる複数の風俗業者からのデータ提供だったといわれるが、“巷の援交”の温床となっているのがJKビジネスであることは間違いなさそうだ。  事実、東京・秋葉原を中心に「JKお散歩」、「JK耳かき」など6店舗のオーナーとなっているS氏は「ウチの店に違法性はない」と断言しながらも「ヤクザがいなくなってから無法地帯化しちゃって、むしろ違法業者が増えてしまっている」と、ほかではウラで売春をやっている店があることを明言。 「暴力団が背後にいることが多かったんだけど、ヤクザが警察の摘発を非常に恐れていたから、むしろ『悪いことはするな』の方向性だったんだよ。それがここ数年で組員の人数が減ったりもして、ヤクザの姿が減り、新たに開店した連中がヤクザ抜きでやりたい放題。多いのが韓国系の半グレがやっているやつで、違法なこともへっちゃら。JK本番と呼ばれる売春を広げてる」(S氏)  たしかに深夜の秋葉原を取材中、「お兄さん、ひとつだけ教えて。未成年に興味はありますか?」と声をかけてくる男がいて、興味ありそうな素振りをすると「本番いける店あります」といってきた。案内されそうになったのは、少し前に営業時間を終えてシャッターを閉めたばかりの耳かき店。それ以上は踏み込まなかったが、閉店後にウラ営業していたわけだ。 「そういう店は、営業時間内に看板どおりの仕事をこなしている女性が、そのまま売春婦となることが多い」と前出S氏。  ネット上では「5万円でラブホテルに移動した。エセJKだと思っていたけど本当に17歳だった」など、実際にこうしたJK本番を利用したという人の声も見かけられる。  ただ、一方で「連れて行かれた先で楽しんだ後、男が2人出てきて写真を撮られ、20万円を脅しとられた。自分も違法なことをやっていたから警察に駆け込めない」という被害も見受けられ、無法地帯での売春はトラブルも少なくなさそうだ。 「実際に未成年かどうかはさておき、KJKとかJKKとか呼ばれる在日韓国人の女子高生が絡んでいるJK本番は、韓国系の半グレによる脅しやぼったくりの被害に遭う可能性が高いことで知られてます」(S氏)  秋葉原や上野あたりの繁華街では、いまや新宿・歌舞伎町ばりに「キャッチは違法です。ついていかないようにしましょう」という注意喚起のアナウンスが流れるようになったが、「JK本番どうですか」と声をかけてくる呼び込みは、いまだ横行中。 「ヤクザがいた方が違法な店は少なかった。このままではJKビジネスに全面規制が入りそうで怖い」とS氏。山口組の分裂騒動があって、なお半グレなどのJK風俗進出が加速しているようだ。 (文=ハイセーヤスダ)

【サイゾーテレビ】「ニコニコキングオブコメディ」更新終了と公開停止のお知らせ

3ka1QLQ2.jpg  サイゾーテレビです。  本日、プロダクション人力舎より、「ニコニコキングオブコメディ」出演中の高橋健一に対する契約解除と、キングオブコメディのコンビ解散が発表されました。  上記に伴い、ニコニコ動画およびYouTubeで配信しておりました「ニコニコキングオブコメディ」の更新終了と、アーカイブ動画の公開停止を決定いたしました。また、有料メールマガジン「ニコニコニコニコキングオブコメディ」につきましても、すでに運営のドワンゴに閉鎖の申請を済ませております。  なお、アーカイブ動画の公開停止につきましては、弊社営業開始となる2016年1月4日(月)より順次作業を進めてまいります。  今日まで番組を支えてくださったみなさま、更新を楽しみに待っていてくださったみなさまに、心よりお詫び申し上げます。
サイゾーテレビ

性の「娯楽」が氾濫している現代こそ、具体的なリスク回避を含めた「性教育」を。

2015年は若年層の性を取り巻く諸問題に関して考えさせられる1年でした。例えば、JKビジネスの摘発の本格化、「コミュニティーサイト」の利用で事件に巻き込まれた18歳未満の少年少女が上半期過去最多の796人に上るなど、枚挙に暇がありません。

若者世代の性が脅かされる状況において、未然に被害を防ぐ鍵となるのは、正しく性について学ぶ「性教育」なのではないでしょうか? しかし日本では文部科学省の学習指導要領で「安易に具体的な避妊方法の指導等に走るべきではない」と、正しい避妊方法を教えることすら躊躇しているのが現状です。

12月13日「『THEニッポンの性教育2015』プログラム:『性教育はこうやったら盛り上がる!!』」が開かれ、性教育に興味を持っている若者が、性の「娯楽」面が強調される現代において「どうすれば性教育が盛り上がるのか」について話し合いました。

◎若者はセックスに消極的になっているのか

「セックスをする高校生が減っている。セックスをすることがいいことだという回答も減少しています」

イベントでは、はじめにファシリテーターの小貫大輔氏(東海大学教授/AOFS役員)によって、若者の性の現状が語られました。

「定期的に日本で実施される性に関する調査で顕著なのは、最近のものになればなるほど、若者たちが自分の性に関して関心・興味が無くなっているという点です」

実際に2014年に公開された「児童・生徒の性に関する調査」(東京都幼・小・中・高・心性教育研究会)を見てみると、高校生を対象に「あなたは、高校生が性交することについてどう思いますか」という質問をしたところ、「否定的見解」を答えたのが、男子で15.8%(2008年調査:12.2%)、女子で21.8%(2008年調査:12.6%)となっており、いずれも2008年調査より増加しています。また「性交経験がない」と回答した生徒も、2008年調査と比較すると、男女ともに10%以上増加しているという結果が出ています。

一方で「塾で教えている自分の生徒たちは、性に興味津々で話しているのを見かける」「自分の友人は男女関係なく性の話題が頻繁に出る」など、若者が性について全く興味が無い訳ではない様子が参加者から語られました。「否定的見解」が増える中で、性の話題が上がるのはなぜなのでしょうか。

会場からは、メディアで取り上げられたり友人間で交わされる性の話題は、「娯楽」という側面から捉えたものも多く、正しい性の知識を得ることが難しかったり、セックスなどを自分自身の行動と結びつけにくくなっているのではないか、という意見が出ました。

性を「娯楽」として楽しむことは悪いことではなりません。しかし「娯楽」が唯一の性情報になってしまえば、性に対していかがわしいイメージばかりが先行し、嫌悪感を抱いてしまうこともあるかもしれません。また正しい性の知識を学ぶことが出来なかったために、避妊の適切な方法がわからないといった問題が生じる可能性もあります。

「性教育」の重要性は、正しい性の知識を学ぶことだけではありません。自分の身体と心について知ることは、自分だけでなく「みんなの身体と心を大切にする」ことにも繋がります。AVや漫画など、様々な性に関する「娯楽」が氾濫する現代だからこそ、性教育が重要なものとして捉えられる必要があるのです。

しかし「性教育の過去20年を振り返り、これから先10年を語る Next Generation Leaders’ Summit 2015」でも語られていたように、この10年は性教育が批判を受けた時代でした。先述の「児童・生徒の性に関する調査」も、1981年以降、継続的に行われていましたが、性教育に対するネガティブな風評によって2008年以降は調査ができず、再開されたのは2014年です。イベントに参加した看護学部に通う学生も、「この10年間はセクシュアリティに関する論文が少なく、勉強するのに四苦八苦している」と話していました。

性は生きている限り避けられない問題です。公教育の場において性の話題がタブー視されることで、「娯楽」の側面ばかりが強調されてしまう。それによってさらに嫌悪感が増すという悪循環が生まれてしまいます。LGBTなど性的マイノリティの存在が可視化されつつある現代において、性教育は今まで以上に重要なものになっているのではないでしょうか。

「先進国を見渡したとき、性教育を受けるのは子供の権利だというのはごく当たり前の考え方です。自分の身体や性について知らずに大人になるなんて人がいてはいけない。この日本の状況を、外の国から見てみるとびっくりします。それが、今日のタイトルにもなっている『Theニッポン』の現状です」(小貫氏)

◎コンドームを付ける授業に悲鳴が上がる日本

文部科学省の学習指導要領に関するページには「学校における性教育については、子どもたちは社会的責任を十分にはとれない存在であり、また、性感染症等を防ぐという観点からも、子どもたちの性行為については適切ではないという基本的スタンスに立って」、性教育を行う場合は「人間関係についての理解やコミュニケーション能力を前提とすべきであり、その理解の上に性教育が行われるべきものであって,安易に具体的な避妊方法の指導等に走るべきではない」という記載があります(黒字強調は筆者)。

子どもたちの性行為が適切か適切でないかという議論はさておき、「子どもたちの性行為は適切ではないから具体的な避妊方法を教えない」というのはあまりにも現実からかけ離れています。なんらかの形でセックスの存在を知った子どもが、実際にセックスをした場合、避妊方法を知らなければ望まない妊娠をしてしまう/させてしまうかもしれません。リスクが存在するのであれば、リスクを回避する方法や正しくリスクを伝えることこそが重要なのではないでしょうか。

このように、学校における性教育には性に関するリスクやその回避方法を知らずに大人になってしまうような現実離れした方針があるのです。

これは小貫氏が東海大学の学生に、「コンドームを付ける授業をしようか」と話した時の反応にも現れています。

「『キャー! マジ? むりむり!』と反応する女子学生もいました。『コンドーム』という言葉を言うのも恥ずかしいのという感じ。その日本人学生の反応を見て、ノルウェーの学生が『キャー! マジ?』ですよ。北欧では小学生のときから当たり前に、具体的な避妊の方法を学ぶ機会があるんです」

このくらい、日本の性教育は「遅れて」いるのです。

◎「ヨーロッパの考え方をそのまま受け入れる」のか

では、性教育に関して「進んで」いるヨーロッパ圏の性教育のやり方をそのまま日本でも行うよう推進すれば、性教育は盛り上がるかというと、そうは思えません。なんでもヨーロッパ圏のやり方が正しい訳ではないし、ヨーロッパ圏のやり方が日本人に馴染まないこともあります。

小貫氏は「性教育で考えると、性をめぐる人権や幸福を追求する権利といった普遍主義的価値観と、日本の文化の相対的な特殊性との関係について考えるべき」としながらも、他国の性に関する規範には宗教的な要素が強く反映されることを例に挙げ、「地域の特徴を捉えることは性教育を考える上でもデリケートに求められます」と語りました。

日本においては、宗教文化とは異なりますが、性の話をする家庭や、性について真面目に取り上げるメディアが少ないということは特徴と言えます。その特徴・文化が良いのか悪いのかは関係なく、こうした条件を踏まえて、今後の性教育の方法や内容を考えることは性教育がうまく機能するために欠かせないことです。現実にそぐわない形で性教育を行えば、むしろ逆効果になってしまうことだってあるでしょう。

性教育を盛り上げるために必要な一歩は、かつての性教育が盛り上がっていた時代とは異なる性教育の現状において、今の「日本の特徴」を正確に捉えることから始まるのかもしれません。

小貫氏は最後に、日本がお辞儀の文化であることを例に挙げ、「挨拶を、握手やハグなどにしろと言うのではない。日本人なのだからお辞儀だけできればいい、ということでもない。お辞儀や握手、ハグすべてが格好よくできるようになることがこれからは大切になる。性教育も同じです」と締めくくりました。性教育の先進国・ヨーロッパという「お手本」に捕われ過ぎず、『日本の文化』にも捕われ過ぎず、複数の視点をマスターした上でバランスを取ることがこれからの性教育には求められることになるでしょう。
(此方マハ)

息子の学資保険を「もらっといたわ」と丸パクリ! ドロボー姑の悪行の連続にブチ切れ!

【作品名】「盗む女」(後編) 【作者】永矢洋子『ご近所の悪いうわさ』

【作品紹介】二世帯同居中の姑による、食事の“強奪”を防ぐべく一策を案じた私。うまく騙せたのも束の間、姑にバレてご近所中に言いふらされてパートまでクビになってしまった。

【サイゾーウーマンリコメンド】女はみんな女優、と言ったのはどこのどなただったでしょうか。息子の前ではぶりっ子、ご近所さんの前ではか弱く非力なおばあちゃん、嫁の前では「お前の物はオレの物」と喚くモンスター、ここまでくると女優というより多重人格者の様相です! しかし、なによりゾッとするのは、この手のクソババアはそこら中に存在しているという現実ですよね~。

藤原紀香、前田敦子、熊切あさ美――「梨園」線上に浮かんだオンナたちの採点簿

<p> 2015年は、いつも以上に「梨園と女性芸能人」の関係が取り沙汰された年だったように思います。藤原紀香・熊切あさ美と片岡愛之助、そして前田敦子と尾上松也。3人の女性芸能人たちは「梨園」に入るのか否か。そんなボーダーライン上での攻防は、一般人がやや「うへえ」と感じてしまうほどに、芸能マスコミを騒がせたものです。</p>

『お兄ちゃん、ガチャ』『問題のあるレストラン』ら、2015年ドラマベスト5を選出!

 『下町ロケット』(TBS系)や『デスノート』(日本テレビ系)など話題作が登場した2015年のテレビドラマ界。そこで、今年のベスト5作品をドラマ評論家・成馬零一が選出する。

gatya-dvd.jpg
『お兄ちゃん、ガチャ Blu-ray BOX』/バップ

☆1位『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)
 日本社会に蔓延する女性差別に立ち向かう女性たちの群像劇。脚本は『最高の離婚』(同)の坂元裕二。セクハラ描写が生々しく、第1話が終わった後の反響がすさまじかった。男を悪役にしているだけのドラマなんじゃないか、という厳しい目もあったが、そういった批判は後半に行くほど減っていった。テーマへの切り込み方も素晴らしいが、テンポのいい会話劇や、極端な長台詞を駆使して役者の演技力を極限まで引き出す、ドラマならではの楽しさも十分堪能できた。

メリー副社長の「文春」インタビューにバラエティのやらせ疑惑も! 2015年ジャニーズ重大トピック前編

メリー副社長の「文春」インタビューにバラエティのやらせ疑惑も! 2015年ジャニーズ重大トピック前編

 近藤真彦のデビュー35周年&V6の20周年に沸いた今年のジャニーズ。所属アイドルたちの華々しい活躍の一方で、事務所を揺るがす大きな事件や、アイドルの言動が起因の炎上なども起こった。今回は年末特別企画として、2015年のジャニーズ重大トピックを前後編で振り返りたい。

小学校入学前に初体験する女子も……? 低年齢化する韓国中高生の性経験と、高まる性病リスク

15753986176_457cffd07a_z.jpg
イメージ画像 Photo By Republic of Korea from Flickr.
 韓国で、中高生の性にまつわる驚きの研究結果が発表された。延世大学の研究チームは、男女中高生たちの実態を調べた青少年健康形態オンライン調査(2007~13年)の資料を分析し、その結果を12月24日に発表した。  それによると、52万6,857人の回答者のうち、セックス経験者は2万2,381人。全体の4.25%で、彼らの初体験年齢は、平均すると男子15.2歳、女子14.7歳となった。日本でも世代が若くなるにつれて初体験の低年齢化が指摘されているが、その状況は韓国も同じようだ。  問題は、セックス経験者のうち、性病にかったことがあるという回答者が7.3%にも上るということ。そればかりか、初体験の時期が早ければ早いほど、性病にかかるリスクが上昇する傾向が出たそうだ。  女子生徒のケースを見ると、高校3年生を基準とした場合、高校2年生は1.64倍、高校1年生は1.39倍、中学3年生は2.00倍、中学2年生は2.08倍と、おおまかに言って、年齢が下がるほど性病の危険度は増している。このようにさかのぼっていくと、小学校4年生で初体験した女子の危険度は、8.93倍だという。さらに、調査結果によると、小学校入学前に経験した女子生徒もいたようだ。彼女たちは自発的なのか強制されたのかが不明で、数字の信ぴょう性は定かではないそうだが、性病危険度は18倍にも上る。    今回の分析を行った教授は、「小学校入学前に初経験をしたという回答が多く、研究チームでも不思議に思った。数値に疑問はあるが、幼くして性経験を積んだ青少年は、性病にかかる危険がより高くなる恐れがあると解釈できるだろう」と説明している。  韓国中高生の性の乱れは、学校の性教育とも関係しているのかもしれない。  教育部(日本の文部科学省に相当)は、これまで保健の授業を1学期当たり17時間取るよう指導してきたが、教育課程の改正によって、12年からは保健の授業が義務教育から除外された。その結果、14年、17時間の保健の授業を行った学校は全体の60%にまで落ちてしまっている。  さらに15年3月、教育部が発表した学校の性教育のガイドラインは、現実とかけ離れたものだと非難の声を集めた。そのガイドラインでは、性教育の時間に「アダルトビデオ」「自慰」などの単語の使用を禁止しており、「同性愛に関する指導は行わない」といった内容も含まれていたという。専門家たちは「子どもたちの性に対する知識や考え方、行動はずっと進んでいるのに、教育部のガイドラインは形式的な内容しかない」と批判していた。  学校における性教育に限らず、性売買特別法や未成年への特殊型コンドームの販売禁止(参照記事)など、性に関する韓国政府の対応はどこかズレているものが多い。「韓国は性産業大国」などと揶揄されてしまうのも、仕方がないのかもしれない。 

クリスマスにシャワーをのぞかれた… それでも女子に勧めるアジアの旅行先とは?

<p> 12月22日、東京・西荻窪の「旅の本屋 のまど」にて、国内外の犯罪を取材するジャーナリスト、丸山ゴンザレスさんが編集した本『旅の賢人たちがつくった アジア旅行最強ナビ』(辰巳出版)の発売を記念したイベントが開催された。</p>