『報道ステーション』古舘伊知郎の後任人事……テレ朝が局アナを「使いたくない」ワケ

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 古舘伊知郎の降板表明があった『報道ステーション』(テレビ朝日系)は、局内でも後任人事の話題で持ち切りだ。中でも「局内かフリー、どっちの人選なんだ」という声が聞かれる。 「古舘さんは元テレ朝だし、身内感が強かったのでよかったんですが、朝の情報番組に他局の看板アナだった羽鳥慎一さん(『モーニングバード』~『モーニングショー』)を起用したときには、局アナのモチベーションが下がったんですよ。自局でアナウンサーを育てているのに、わざわざ大金を払ってほかから連れてくることへの抵抗感が局内にはありますね」(報道局勤務)  そこで浮上しているのが、局の富川悠太アナと平石直之アナだ。アラフォーの2人は安定した人気、実力を兼ね備えたエース格。特に富川アナは2004年の番組開始時からレポーターを務め、古舘氏の不在時は代理キャスターも難なくこなした。番組関係者からは「富川さんがイチ押し」との声まで聞かれる。  コスト的に見ても局アナの抜擢はメリットが大きいのだが、意外にも局内でこれに反対する向きもある。同局の情報番組デスクは「報ステのキャスターは何かと政治報道で矢面に立たされるキツい役目。さわやかなキャラの富川や平石を、そういった痛い立場に立たせたくないのが正直なところ」と懸念するが、局アナ起用に難色を示す理由は、企業体質にもあるようだ。 「ウチの局は男性アナの待遇があまりよくないので、抜擢するとやっかみもあるので心配」(同)  また、別のテレ朝関係者も「番組的には局アナだとインパクトに欠け、先々の数字(視聴率)に不安がある」と話す。 「それともうひとつ大きいのは、アナの発言が局そのものの意向とみられることを上層部がよく思わないところがある」(同)という。  というのも、かつて前身番組の『ニュースステーション』時代はキャスターの久米宏氏に問題発言があっても、局側は「あくまでフリーキャスターの個人発言」としており、これは現在の古舘においても同様の傾向が見てとれる。  水面下では日テレ系の昼の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』のMC、フリーアナウンサー・宮根誠司の引き抜き交渉があるとも思われるが、これは前出のデスクが「現実的ではない」と否定。朝の羽鳥を夜に……という案についても「朝番組のほうが、羽鳥さんを手放さないでしょう」と可能性は低いとした。  テレ朝は「後任は調整中」としているが、しばらくはこの後任問題が注目を集めそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)

AKB48、『あさが来た』人気に便乗! “波瑠版”ジャケット発売に「必死すぎ」の声

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「唇にBe My Baby」/キングレコード

 90万5,490枚を売り上げ、オリコンウイークリーCDランキング(12月21日付)のシングル部門で初登場第1位となった、AKB48「唇にBe My Baby」。通算42枚目(インディーズ時代を含めると44作目)となる同シングルには、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」が収録されている。

 9日発売時には、CDジャケットに「“「365日の紙飛行機」収録”とシールが張らされている程度だったが、『あさが来た』が13週連続の週間視聴率20%超えの好調に伴い、このたび、同ドラマ仕様のジャケットが発売された。裏面に主演・波留の写真と“あさが来た”の文字が躍っており、AKBファン以外の人にも目につくような仕上がりになっているが、ネット上では「今さらかよ」といった指摘が噴出している。

AKB48、『あさが来た』人気に便乗! “波瑠版”ジャケット発売に「必死すぎ」の声

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「唇にBe My Baby」/キングレコード

 90万5,490枚を売り上げ、オリコンウイークリーCDランキング(12月21日付)のシングル部門で初登場第1位となった、AKB48「唇にBe My Baby」。通算42枚目(インディーズ時代を含めると44作目)となる同シングルには、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」が収録されている。

 9日発売時には、CDジャケットに「“「365日の紙飛行機」収録”とシールが張らされている程度だったが、『あさが来た』が13週連続の週間視聴率20%超えの好調に伴い、このたび、同ドラマ仕様のジャケットが発売された。裏面に主演・波留の写真と“あさが来た”の文字が躍っており、AKBファン以外の人にも目につくような仕上がりになっているが、ネット上では「今さらかよ」といった指摘が噴出している。

V6を徹底研究する唯一無二の書! 『大人アイドル~プロフェッショナルとしてのV6論』発売予告

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『大人アイドル プロフェッショナルとしてのV6論』(サイゾー)

 2015年、暮れも押し詰まってまいりました。今年は何の年だったか――といえば、「V6デビュー20周年メモリアルイヤー」と答える方も多いのではないのでしょうか。

 ご存知の通り、1995年11月1日にV6がデビューしてから20年が経ちました。ジャニーズにおける最年長デビュー記録(当時)をつくった坂本昌行をリーダーに、光GENJIの一部メンバーよりも事務所歴の長い長野博、二人と共にデビューがなかなか決まらないJr.時代を過ごした井ノ原快彦と、Jr.人気を牽引し、初のJr.コンサートまで実現した〝剛健コンビ〞こと森田剛と三宅健、そして『元気が出るテレビ!!』での事務所入り決定からわずか半年の岡田准一という、年齢も立場もバラバラの6人によって結成された歳の差9歳のグループは、しかしデビューイベントの会場となった代々木体育館をファンで埋め尽くし、あまりの人の多さに開催が危ぶまれるほどの盛り上がりを見せました。その後、破竹の勢いでヒットチャートを席巻し、ドラマや映画といった映像作品はもちろんのこと、ゴールデンタイムの冠バラエティ『学校へ行こう!』もあり、アイドルファン以外にも広く知られる存在となります。

 しかしやがて後輩グループが続々デビューし、個々人の活動が主だってくるようになると、徐々にグループとしての存在感はデビュー当時よりも鳴りを潜めるようになってゆきます。正直に申せば、上にSMAP、下には嵐という狭間の世代の苦しさがあったことは否めなかったはずです。2010年には、解散報道すら飛び出しました。

 しかしV6は健在です。それどころか、2015年には結成20周年を迎え、まさにデビュー日である11月1日、再び代々木体育館に大入り満員の観客を集めました。 

 さまざまな浮き沈みがありながら、V6というグループが未だに輝きを放ち続けているのは何故なのか? ファンの方であれば、それぞれに思う理由をいくつも抱いていることでしょう。そこで本書では逆に、音楽性・ダンス・バラエティ・アイドル論等々の各ジャンルに通じた専門家、あるいはライター・批評家たち、つまり非ファンである〝その道のプロ〞の目を通じて、彼らの成し遂げてきたことの真価を読み解いてみたい、と考えた次第です。そしてそんな目論見から行われた分析から浮かび上がってきたのは、20年の時間をかけてプロフェッショナルの集団となった彼らの姿でした――。


★目次紹介
・V6出来事&エピソード全年表 from 1995 to 2015
・『SINCE1995~FOREVER』から『Oh! My! Goodness!』までオリジナルアルバム全17枚徹底レビュー
・TBSバラエティを復活させた!『学校へ行こう!』の真の功績:戸部田 誠(てれびのスキマ)
・六人六様のステップ、指先、魅せ方が光を放つ――ジャニーズいち踊る6人の変遷と成長を追う:前田愛実
・20年かけて「実家のような存在」を支えた〝父〞 リーダーとしての〈坂本昌行〉を真剣に考える:小倉 広
・特撮の歴史に名を刻んだ『ウルトラマンティガ』〈長野博〉がウルトラマンを着地させた:切通理作
・結婚が彼をアイドルたらしめ、そして朝の顔になったーー〈井ノ原快彦〉の「気持ちよさ」の裏側:西森路代
・日本語ラップとジャニーズの邂逅〝ラッパー〞森田剛×DEV LARGE の早すぎた挑戦:磯部涼
・批評と実践、虚構と現実の狭間を往復するその御身――〈三宅健〉はアイドルである:相沢 直
・我々は何を愛で、どこに萌えているのか? 〈岡田准一〉のあまりに知性的な肉体:トミヤマユキコ


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V6を徹底研究する唯一無二の書! 『大人アイドル~プロフェッショナルとしてのV6論』発売予告

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『大人アイドル プロフェッショナルとしてのV6論』(サイゾー)

 2015年、暮れも押し詰まってまいりました。今年は何の年だったか――といえば、「V6デビュー20周年メモリアルイヤー」と答える方も多いのではないのでしょうか。

 ご存知の通り、1995年11月1日にV6がデビューしてから20年が経ちました。ジャニーズにおける最年長デビュー記録(当時)をつくった坂本昌行をリーダーに、光GENJIの一部メンバーよりも事務所歴の長い長野博、二人と共にデビューがなかなか決まらないJr.時代を過ごした井ノ原快彦と、Jr.人気を牽引し、初のJr.コンサートまで実現した〝剛健コンビ〞こと森田剛と三宅健、そして『元気が出るテレビ!!』での事務所入り決定からわずか半年の岡田准一という、年齢も立場もバラバラの6人によって結成された歳の差9歳のグループは、しかしデビューイベントの会場となった代々木体育館をファンで埋め尽くし、あまりの人の多さに開催が危ぶまれるほどの盛り上がりを見せました。その後、破竹の勢いでヒットチャートを席巻し、ドラマや映画といった映像作品はもちろんのこと、ゴールデンタイムの冠バラエティ『学校へ行こう!』もあり、アイドルファン以外にも広く知られる存在となります。

 しかしやがて後輩グループが続々デビューし、個々人の活動が主だってくるようになると、徐々にグループとしての存在感はデビュー当時よりも鳴りを潜めるようになってゆきます。正直に申せば、上にSMAP、下には嵐という狭間の世代の苦しさがあったことは否めなかったはずです。2010年には、解散報道すら飛び出しました。

 しかしV6は健在です。それどころか、2015年には結成20周年を迎え、まさにデビュー日である11月1日、再び代々木体育館に大入り満員の観客を集めました。 

 さまざまな浮き沈みがありながら、V6というグループが未だに輝きを放ち続けているのは何故なのか? ファンの方であれば、それぞれに思う理由をいくつも抱いていることでしょう。そこで本書では逆に、音楽性・ダンス・バラエティ・アイドル論等々の各ジャンルに通じた専門家、あるいはライター・批評家たち、つまり非ファンである〝その道のプロ〞の目を通じて、彼らの成し遂げてきたことの真価を読み解いてみたい、と考えた次第です。そしてそんな目論見から行われた分析から浮かび上がってきたのは、20年の時間をかけてプロフェッショナルの集団となった彼らの姿でした――。


★目次紹介
・V6出来事&エピソード全年表 from 1995 to 2015
・『SINCE1995~FOREVER』から『Oh! My! Goodness!』までオリジナルアルバム全17枚徹底レビュー
・TBSバラエティを復活させた!『学校へ行こう!』の真の功績:戸部田 誠(てれびのスキマ)
・六人六様のステップ、指先、魅せ方が光を放つ――ジャニーズいち踊る6人の変遷と成長を追う:前田愛実
・20年かけて「実家のような存在」を支えた〝父〞 リーダーとしての〈坂本昌行〉を真剣に考える:小倉 広
・特撮の歴史に名を刻んだ『ウルトラマンティガ』〈長野博〉がウルトラマンを着地させた:切通理作
・結婚が彼をアイドルたらしめ、そして朝の顔になったーー〈井ノ原快彦〉の「気持ちよさ」の裏側:西森路代
・日本語ラップとジャニーズの邂逅〝ラッパー〞森田剛×DEV LARGE の早すぎた挑戦:磯部涼
・批評と実践、虚構と現実の狭間を往復するその御身――〈三宅健〉はアイドルである:相沢 直
・我々は何を愛で、どこに萌えているのか? 〈岡田准一〉のあまりに知性的な肉体:トミヤマユキコ


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詐欺、暴力沙汰に、ドロ沼事務所トラブル……韓国芸能界2015年スキャンダル総まとめ

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シン・ウンギョン主演『家族の秘密』(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)
 2015年、韓国芸能界ではさまざまなスキャンダルが勃発した。  例えば、芸能人たちの詐欺行為だ。格闘家兼タレントとして日本でも有名なチェ・ホンマンが知人から借りた金を返さず、ソウル地検の出頭命令にも応じなかったため指名手配されたことは以前、当コラムで紹介したが(参照記事)、詐欺行為を働いた芸能人はホンマンだけではなかった。お笑いタレントのイ・ヒョクジェが知人から借りた2億ウォン(約2,000万円)を返さなかったとして詐欺容疑で告訴されているし、1990年代に一世を風靡した人気グループ、ソテジワアイドゥルのメンバーだったイ・ジュノが知人2名から借りた約1億6,500万ウォン(約1,600万円)を返さず、詐欺容疑で不拘束起訴された。  暴力沙汰もあった。日本ではDJ OZUMAがカバーしたヒット曲「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」「One Night」でも知られる人気グループDJ DOCのキム・チャンリョルは、所属事務所の後輩グループWonder Boyzの元メンバーから告訴されている。告訴状によると、元メンバーはチャンリョルから数度にわたって暴言や暴力を振るわれた挙げ句、銀行通帳とキャッシュカードも奪われ、月給約3,000万ウォン(約300万円)を横取りされたという。チャンリョル側は「事実無根だ」として12月23日に元メンバーらを名誉毀損などで逆告訴しているが、イメージ失墜は免れないだろう。  映画『友へ チング』やドラマ『マイ・ボス マイ・ヒーロー』で個性的な役を演じていた俳優のチョン・ウンテクも、代行運転業者の運転手と口論になってケンカ沙汰を起こし、相手に全治2週間のケガを負わせる事件を起こした。日本でもかつて前園真聖が酒気帯びでタクシー運転手に暴行を働き謹慎したことがあるが、韓国でも飲酒でトラブルを起こす芸能人がいるわけだ。  何よりも多かったのは、所属事務所とのトラブルがドロ沼化することだ。  例えば、歌手クララは専属契約無効が受理されず、「度重なるセクハラを受けた」として所属事務所の会長を提訴。スマートフォンに記録されたショートメールなどを公開した。これに対し、事務所側は「むしろクララが脅迫している」として逆告訴。両者は9月にそれぞれの訴訟を取り下げて紛争に終止符を打ったが、専属契約を満了したクララはその後、中国に活動の舞台を移すようになった。  このクララ以上に人気失墜となったのが、女優シン・ウンギョンだ。ウンギョンといえば、映画『花嫁はギャングスター』でヒロインを務め、日本でも主婦層から人気を呼んだドラマ『欲望の炎』や『欲望の仮面』、最近では『家族の秘密』などの主演で“韓ドラ愛憎劇の女王”とも呼ばれていたが、今秋に所属事務所を移籍したことでスキャンダルが勃発。当初は「出演料が支払われない」としたウンギョン側に同情する声も多かったが、前事務所側が個人的な債務10億ウォン(約1億円)を肩代わりしているにもかかわらず彼女が返さないこと、事務所の金を使って超豪華海外旅行をしていたこと、デパートでブランド服を爆買いして代金を踏み倒したことなどを暴露。さらに「数年前に出演したトーク番組で『水頭症と巨人症を患っている息子を育てているシングルマザーだ』と語ったこともウソだった」と彼女自身が明かしたことで、事態は急変。彼女の元夫、元恋人、元姑、さらにはデパート関係者までが次々とウンギョンの偽善ぶりを暴露し、障害を持つ息子を放置した“偽りの女”として世論から猛烈なバッシングを受けている。一部では、女優として再起不能だといわれているほどだ。  このように、詐欺・暴力沙汰・金銭トラブルに暴露合戦と、2015年もスキャンダルが絶えなかった韓国エンタテインメント界。来年は、日本でも人気を誇るアイドルやスターたちが、新たな醜聞に見舞われるかもしれない!?

「やっと“憂鬱な家族”を笑い話に変えることができた」漫画家・まんしゅうきつこの逃げ続けた過去

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撮影=後藤秀二
 壮絶なアルコール中毒体験を漫画にした『アル中ワンダーランド』(扶桑社)がスマッシュヒット。そして2015年12月、まさに“満を持して”原点である伝説的ブログ「まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど」が『まんしゅう家の憂鬱』(集英社)として書籍化された漫画家・まんしゅうきつこ。奇抜なペンネームから想像もつかない端麗な容姿、そしてシュールかつゲスかつユーモラスな作風で一躍時の人となった彼女が抱える、本当の「憂鬱」に迫る。 ――『アル中ワンダーランド』のヒットで、周りの環境など、何か変わったなと思うことはありますか? まんしゅうきつこ(以下、まんしゅう) 名前問題は相変わらずありますよ。私、「ナタリー」さんにタグを作ってもらえないんです。ほかの漫画家さんは、みんなタグがあるのに。結局ヒットしても、そこまでのヒットじゃない。やっぱり30万部くらいは売れないと……。 ――ペンネームで自ら業を背負い……。 まんしゅう 名前のせいなのか、私自身が嫌われているのか、それはわからないんですけど。この間トークイベントをやったときに、「おめおめこさん」というライターさんが来てくださって。やはり変わった名前の方は、親近感を持ってくださるようです。でも、そのあとに「潮吹プシャ美さん」(あやまんJAPANユース)がいらっしゃったときは、さすがに自分よりすごいな……と思いました。上には上がいるものですね。 ――まんしゅうさんは、確実に「その世界」の扉を開いたと思います。 まんしゅう 先人として、このままいくしかありませんよね。 ――メディアなどに顔出しするようになって、変わったことはありますか? まんしゅう 特にないですね。顔出ししたから本が売れたのか、しないほうが売れたのかは、よくわからないですけど。顔出ししたことを、快く思わない人もいるじゃないですか。漫画家たるもの、表に出ないほうがいいと思う方は多数いらっしゃるので。 ――ミステリアスな存在であってほしいという。 まんしゅう 私、精神的によくないので、ネットはアマゾンのレビューさえも見ないようにしてるんですけど、さすがにグラビアに出たとき(「週刊SPA!」4/14・21号)だけは恐る恐る見ちゃったんですよ。そりゃもう、散々でした。「ブス」だの「鶏ガラ雰囲気ババア」だの。「まんしゅうきつそうな顔してるな」っていうのも、もちろんありました。 ――ショックを受けましたか? まんしゅう でも、顔出しする前の「美人らしい」とかいわれてる時期がすごくイヤだったんですよね。だから、晴れてババアだの鶏ガラだのが明らかになって、ホッとした部分は正直あります。ウワサがひとり歩きしてハードルが上がりすぎて、でもフタを開けてみたらこれですよ。
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■弟がしんどい ――さて、このたび出版された『まんしゅう家の憂鬱』には、家族とのエピソードがたくさん綴られています。 まんしゅう 最初に書籍化の依頼があった版元の担当さんから漫画として描き下ろすよう言われて、でもそうなるとあのブログ特有の、スクロールすると画が出てくる“びっくり箱”的期待感が薄れてしまうんですよね。それは、私の能力と技術が追い付かないということなんですが。2本くらい描いて「う~ん」ってなっちゃって、それからずっと渋っていたら、その編集さんとは結局、違う漫画を描くことになって……。その直後くらいですかね、「集英社さんから出したほうがいい」っていう、啓示を受けたのは。 ――……啓示、ですか? まんしゅう そうです。でも、そのときは何も考えずに、ただ「集英社さん」っていう啓示を受けたと思っていたんですけど、よくよく考えてみたら、集英社さんから出せば『ドラゴンボール』の悟空(註:少女時代のまんしゅうさんの憧れの人。『まんしゅう家の憂鬱』にも登場)に目線が入らないの。 ――啓示は、どのタイミングでやってきたんですか? まんしゅう あの、フェイクプレーン(飛行機に擬態しているUFO)から(笑)。そのとき犬の散歩してたんですけど、急いで家に帰って、弟に「フェイクプレーンがね、集英社だって」って言ったら「全部オマエの声だよ!!」って言われちゃった。 ――弟さん(写真家の江森康之氏)との関係も、本当に面白いです。 まんしゅう 持ちつ持たれつって感じなんですよ。弟とは、合わせ鏡みたいな関係なんです。相手が元気ないと、自分まで引っ張られてしまう。 ――姉弟というか、双子みたいですね。 まんしゅう 確かに。いま弟夫婦の家の一室をアトリエとして借りているんですけど、私がいつものように漫画を描いていると、弟が扉をバっと開けて言うんです。「オマエ、どんどんブスになっていくな」「最近、毒が回ってて、だらしなくなってるぞ」と。 ――突然ですか? まんしゅう はい。弟って、めちゃくちゃストイックなんですよ。夏は部屋が42度くらいになっても、絶対にエアコンをかけない。「汗をかくと、精神状態が安定する」「汗をかくのは、うつ病にいい」というヘンな持論があって。それを、私にも強要するんです。無理ですよ、42度なんて死ぬじゃないですか。でも、エアコンをかけると、どこからともなく怒鳴り込んできて、「エアコンかけただろ!」って。あと「スープ春雨なんて食うな! 見ろ、この添加物!」とかもありますね。あの子、本当に漬物と玄米とか食べてるんですもん。 ――ストイックの域を超えてますね……。 まんしゅう でも、それをやったら私の人生も楽しくなると信じてるから、タチが悪い。弟の奥さんなんて、もっと大変ですよ。結婚して10kg痩せましたからね。最近では弟の罵声があまりにも大きすぎて、家の前に住んでいるおばあちゃんが弟のことを無視するようになりました。弟が「おはようございます」って挨拶しても、目も合わせないそうです。田房永子さんの『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)ってありますけど、「弟がしんどい」っていう、そういうレベル!
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■機材代に200万円つぎ込んだ、宅録娘時代 ――……話がそれましたが、一度は筆が止まった『まんしゅう家の憂鬱』をまた描こうと思ったのはなぜでしょうか? まんしゅう 正直、もうやめようと思っていたんですよ。ブログもなかったことにしていただいて、今までの生活に戻ろうと。普通の主婦の生活にね。ただ、私は今までいろいろなことからすぐ逃げてきたので、さすがに35歳も過ぎてここでやめたら「またやめるんかい!」ってツッコむ自分もいたんです。だから、漫画だけはもうちょっと頑張ろうと。 ――今まで、どんなものから逃げてきたのですか? まんしゅう 22歳くらいから宅録をしていたんです。自分でドラム叩いて、ギター弾いて、ピアノ弾いて、作詞作曲して……みたいな。デモテープ作って送って、レコード会社から連絡もらったこともありました。それも、漫画の持ち込みと同じく、ダメ出しをされるわけですよ。そうなると「やっぱりいいや」って心が折れちゃって、そこでやめちゃった。結局、最後まで頑張れなくてやめちゃう。 ――レコード会社から連絡来るなんてすごい! まんしゅう かなり本格的にやってたんですよ。だって、機材代に200万円くらいかけてますから。バニーガールとキャバクラのバイトでためたお金を全部つぎ込んで。親は「あいつ大学留年したのに、何やってんだ!?」って思っていたでしょうね。 ――そんな宅録娘が今度は漫画家として、しかも『まんしゅう家の憂鬱』という家族の本を描くとは……。 まんしゅう 本当ですよ。ただ父と母は、まだ読んでいなくて。特に父は、読んだらなんて言うか……。この本に、父が松葉杖ついてるシーンがあるじゃないですか。あれ、事実なんですけど、ブログにアップしたときに父から「ウソ描くな!」って怒られたんです「俺はやられてない。逆に俺がボコボコにしてやったんだ」と。プライドがあるみたいで(註:本書に出てくる、弟の友達とケンカするシーンでのこと)。怖いです。母には「父を本屋に近づけないで」と、お願いしてるんですけど。 ――そんな危ない橋を渡ってまで(笑)、家族の話を描くのはなぜですか? まんしゅう 家族ものを描いてくれっていうオファーが、すごく多いだけ。家族の話にすると、どんなにぶっ飛んだ内容でも、結局、普遍的なところに落ち着くじゃないですか。でも、正直言えば家族のことは描きたくないです。 ――それはなぜですか? まんしゅう 私は今でも父が怖くて、父のイラストを描いているときは動悸がしてきちゃうくらい。昔ね、父がでっかい置時計を持って私を追いかけてきて、母が「逃げてぇぇぇ!!」って絶叫したことがあったんです。私、裸足のまま家から飛び出して、そのまま車の中で夜を明かしたんですよ。だから、父を描いていると、どうしても人殺しの目になっちゃう。 ■家族のことを書く、ということ ――……家族の漫画を描いて、よかったなと思ったことは? まんしゅう 私、自分の家族が変わってるなんて、1mmも思ったことなかったです。でも友達が遊びにくると、必ず言われる。「ほんっとに、変わってるねぇ……」って。まず聞かれるのが「ケンカしてるの?」です。ケンカはしてないんです。ただ会話が常にケンカ腰で、罵声が飛び交ってる家なんです。この本を描いて、みんなに「面白い」って言われて、ようやく「うちは変わってたんだ……」と認めることができました。 ――家族のことを描くというのは、自分を見つめる作業でもあったんですね。 まんしゅう つらかった話を笑える話に変換させることで、嫌な気持ちを昇華させているのかもしれません。うまく説明できないけど、私がこれから生きていく上でとても大切な作業だったと思います。 ――今後、描いてみたい題材はありますか? まんしゅう 本当はノンフィクションではなく、フィクション作品を描きたいんですよ。スポ根とかカンフー漫画とか。殺人拳法のお話とか。正直、私にとって、エッセイ漫画は楽なんです。実際体験したことを絵にするのは、フィクションよりたやすいと思う。本当にやりたいのはフィクションですけど、そこまでの能力はまだ自分には備わっていないので、もう少し修業して、技術力を身につけたいですね。 ――殺人拳法のスポ根漫画、楽しみに待ってます! まんしゅう ……でもわからない、いつやめたいという気持ちが勝ってしまうか。来年くらい、全部の連載終わりにしてたりして(笑)。 (取材・文=西澤千央)

『堂本兄弟』の絆が見えた、KinKi Kids・堂本剛の「幸福の黄色いトロンボーン」

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2人がたのしそうにしてるだけで世界は平和

 12月20日に放送された、『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。

 この日は「堂本兄弟メンバーとクリスマス会」ということで、かつてのキンキの人気番組『堂本兄弟』(同)のレギュラーメンバー、アルフィー・高見沢俊彦、西川貴教、AKB48・高橋みなみが出演。都内ショッピングモールのロケで、それぞれが選んだクリスマスプレゼントの交換会をするというものだった。

 西川がプロテイン、剛は流行の水素水を作るグッズなど、それぞれ交換用のプレゼントを購入していくなか、光一が立ち寄ったのは楽器店。「ちょっと、いいんちゃうん?」と手にした商品。それは、「黄色いトロンボーン」だった。これは「pBONE」というプラスチック製のトロンボーンというものなのだが、この「黄色いトロンボーン」が映った瞬間、ハッとした。

『堂本兄弟』の絆が見えた、KinKi Kids・堂本剛の「幸福の黄色いトロンボーン」

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2人がたのしそうにしてるだけで世界は平和

 12月20日に放送された、『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。

 この日は「堂本兄弟メンバーとクリスマス会」ということで、かつてのキンキの人気番組『堂本兄弟』(同)のレギュラーメンバー、アルフィー・高見沢俊彦、西川貴教、AKB48・高橋みなみが出演。都内ショッピングモールのロケで、それぞれが選んだクリスマスプレゼントの交換会をするというものだった。

 西川がプロテイン、剛は流行の水素水を作るグッズなど、それぞれ交換用のプレゼントを購入していくなか、光一が立ち寄ったのは楽器店。「ちょっと、いいんちゃうん?」と手にした商品。それは、「黄色いトロンボーン」だった。これは「pBONE」というプラスチック製のトロンボーンというものなのだが、この「黄色いトロンボーン」が映った瞬間、ハッとした。

市川海老蔵、“サンプラザ中野化”で嫁・真央から不審者扱い! 『コナン』との夢コラボでマンネリ化を打破できるか?

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『市川海老蔵 インスタグラム』(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)より。
 21日、歌舞伎役者の市川海老蔵が自身のインスタグラムに「京都の朝を堪能してます」と、サングラスをかけて散歩する様子を投稿したのだが、ネット上では「サンプラザ中野にそっくり!」「朝の爽やかさが感じられない」などといった声が上がっている。 「愛用のサングラスらしく、海老蔵はたびたび同じサングラスをかけた姿を自身のブログなどに載せているのですが、今年3月にはサングラスにマスクをした画像を妻の小林麻央に送信し、小林から『変質者だ』と返信されたLINE上でのやり取りを自身のブログに投稿し、ファンを大いに笑わせたようです。海老蔵が小林の写真を撮ろうとして、小林がサッと逃げる、というやり取りも海老蔵のブログでは定番となっているようで、『夫婦仲いいな~ 羨ましくなる!』『海老蔵シャッターから逃れる真央ちゃんの反射神経は凄すぎる』など、夫婦仲の良さにほっこりするファンは多いようです。また、今年11月に公演された『吉例顔見世大歌舞伎』で初お目見えとなった長男の勧玄くんは、『真央ちゃん似で可愛い!』『将来、絶対スターになる』など、すでにアイドル的な人気を集め始めているようです」(芸能関係者)  そんな息子に良いところを見せたいと思ったのか、海老蔵は、来年で放送20周年を迎える人気アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の新年スペシャル番組に、ゲスト声優として参加。歌舞伎を題材にしたミステリーということで、海老蔵は“本人役”として登場。シリーズ初となる2週連続オリジナル1時間スペシャルということもあり、「どんなコラボが見られるのか楽しみ」「マンネリ化を打破してほしいな」など、ファンからは期待の声が寄せられている。 「人気コミック『名探偵コナン』(小学館)は、1994年から『週刊少年サンデー』(同)にて連載開始され、去年20周年を迎え、『サンデー』歴代史上最長の連載記録を樹立。総発行部数は1億5000万部超えを果たし、ロングランヒットを続けていますが、20年という長期連載にも関わらず、作中の時間経過は数カ月だけ。主人公の工藤新一と毛利蘭はいつまで経っても高校2年生のままという“サザエさん”状態で、さらにストーリー展開やトリックに関して、マンネリ化を指摘する声も少なくありません。1997年から開始された劇場版の興行収入は、毎年右肩上がりを続け、今年4月に公開された『名探偵コナン 業火の向日葵』は累計44.7億円で新記録を更新しましたが、コミック連載開始から読み続けているファンからすれば、『さすがに長すぎる』と、終わりの見えないストーリーに嫌気が差し始めているようです。そんな中、歌舞伎とアニメという異色コラボで、海老蔵がコナンの世界観にどんな新しい風を吹き込むことができるのか、歌舞伎ファン、コナンファン、両者から注目が集まっているようです」(芸能関係者) 『名探偵コナン』の最終回のプロットは、青山の頭の中ではすでに練り上がっているようだが、その最終回は果たして、何年後、あるいは何十年後に迎えることとなるのだろうか……。