「ガウディ計画編」は再生を描いた──『下町ロケット』が掲げた“TBS品質”の矜持

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日曜劇場『下町ロケット』|TBSテレビ
 放送開始前から大きな期待を集めていたドラマ『下町ロケット』(TBS系)だが、12月20日に放送された最終回の視聴率は全10話の中で最も高い22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。作品の内容も回を追うごとに密度を増し、多くの視聴者を満足させた。ここでは、第6話から第10話までの「ガウディ計画編」を振り返ってみたい。  ドラマ『下町ロケット』は、第1話から第5話までは池井戸潤の小説『下町ロケット』を、第6話から第10話までは同『下町ロケット2 ガウディ計画』を原作としている。全10話のドラマ作品で2冊の小説を原作としているというのも珍しいが、それゆえに毎回密度の濃い内容となった。原作のテーマを換骨奪胎し、絶妙の形で見せていくやり方には、この作品をテレビドラマとして視聴者に届けたいという制作者のプライドを感じずにはいられない。佃製作所が「ロケット品質」を掲げるのなら、この作品は「TBS品質」を掲げたテレビドラマだといえるだろう。  原作との違い、というか、原作の表現するものをテレビドラマとしてふさわしい見せ方に変えている部分はいくつもあるが、「ガウディ計画編」の初回となる第6話でも見事な脚色が加えられている。それは、佃航平(阿部寛)や佃製作所の開発者たちが、福井市にある株式会社サクラダを訪れる場面でも象徴的だ。  人工弁「ガウディ」を開発しようとしている株式会社サクラダの社長、桜田章(石倉三郎)は、自身が「ガウディ」に専心している理由を明かす。彼には娘がいたのだが、17歳のときに重い心臓弁膜症で亡くなっていたのだ。それを聞いた航平と佃製作所の社員は心を打たれるのだが、この場面は、原作ではこう描かれている。 *** 「仕事ってのは、いろいろですね」  やがて、その口から出てきたのはそんな言葉だ。 「桜田さんとウチとでは、仕事をする理由がまるで違う。人の数だけ、仕事をする意味があるのかな」 「そうかもな」  佃はいった。 「だからこそ、おもしろいんじゃないか。———なあ、やってみないか」 ***  原作では、こういったやりとりがあって、佃製作所が「ガウディ」の開発に加わることになる。小説であれば、不自然さはない。小説『下町ロケット』では夢を追いかけるというテーマだったが、『下町ロケット2』ではそれだけではなく、せざるを得ない理由によって仕事をする者もいるというのがテーマになっているからだ。それは医療という新しい分野に関わることになる佃製作所が越える、ひとつの壁でもある。  これに対して、ドラマ『下町ロケット』の第6話は、原作にはなかった場面を付け加えている。それはあくまでも全10話のストーリーとして見せるために、原作『下町ロケット』と『下町ロケット2』をつなぐ役割を果たしている。具体的には、原作と同じく「仕事っていうのはいろいろですね」「人の数だけ仕事をする意味がある」と佃製作所の唐木田(谷田歩)が言う、それを聞いた航平は、同意はしながらも、根底は同じなんじゃないかと伝え、こう口にする。 「(日本が本格的なロケットを手掛けるようになった)最初のきっかけは、1959年に起きた伊勢湾台風だといわれています。死者、行方不明者、5,000人以上。未曾有の大災害でした。そういう被害を二度と出さないために(略)ロケット開発はこんにちに至るまで進歩を続けてきました」  そして桜田に対して「(人工弁を開発することが)いつか夢だと言える日が来てほしい」と告げるのだった。このエピソードを付け加えることによって、ドラマ『下町ロケット』の第6話以降はそれまでのストーリーと分離することなく地続きのものとなり、さらには第6話以降のテーマをも指し示している。  ドラマ『下町ロケット』の第6話以降、「ガウディ計画編」は、つまり再生の物語である。原作にもそういった描かれ方は多くあるのだが、ドラマでは再生というテーマを強く打ち出している。第6話で追加されたこの伊勢湾台風のエピソードはその象徴だといえるし、ドラマの中でそれを宣言した場面だといってもよい。  ロケットという夢や未来を目指す技術であっても、その根底には悲しみや後悔がある。逆に言えば、悲しみや後悔はいつか夢や未来を目指す技術になり得る。航平の言葉はそれを指し示しているのだし、そしてこの言葉は、桜田を再生させるものでもある。また、これから佃製作所が挑む人工弁という技術自体が再生を目指すものだから、これは第6話以降に通底するテーマでもある。  原作『下町ロケット』の発行日は2010年11月24日であり、『下町ロケット2』の発行日は15年11月5日だ。その2冊の間に日本を襲った大災害は、伊勢湾台風がそうであったように多くの悲しみや後悔を生み、そして日本の技術の象徴ともいえる原子力発電所への幻想も崩壊した。だがそれでも、技術者は立ち上がるのだ。悲しみや後悔を、夢や未来へと変えるために。ドラマ『下町ロケット』の「ガウディ計画編」が描く再生とは、まさにそういった種類のものだ。  原作で描かれていない再生は、ドラマの最終回となる第10話でもエピソードとして追加されている。サヤマ製作所の社員で、データを偽造した月島(福田転球)は「もう一度取り戻しましょうよ。技術者としてのプライドを」と説得されて社長の椎名(小泉孝太郎)を告発し、技術者としての再生が示唆される。あるいは、椎名の亡くなった父親の開発した技術が新型ロケットの重要な部品として使われていることが明かされ、死をもってなお技術が再生される。そして椎名もまた、最後の最後で技術者としての再生を誓い、物語は終幕を迎えるのだった。  どんな悲しみや後悔も、人は乗り越えることができる。口に出してしまうといささか気恥ずかしいこの言葉を、再生というテーマで映像化したのがドラマ『下町ロケット』の「ガウディ計画編」だ。だからこそこの作品は、今を生きる我々の心をつかみ、多くの共感を得たのではないだろうか。  余談ながら、逆にドラマでは描かれていないが、原作ではしっかり描かれているのが、世良公則が演じた医師・貴船の再生である。貴船の再生の場面は原作では、ある意味でひとつのクライマックスだといってもいい。ドラマ『下町ロケット』を楽しんだ方は、そちらも併せて読んでみてはいかがだろうか。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa

平子理沙の離婚原因は“セレブ嗜好”「ストイックな吉田栄作とは正反対で……」

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『CANNAN BALL』(講談社)
 長年、仮面夫婦と呼ばれてきた吉田栄作と平子理沙の夫妻がようやく離婚決着。「フライデー」(講談社)で俳優・村井克行との不倫現場がキャッチされた平子の所属事務所が「離婚の準備は進めています」と認め、そのとおりに12月22日、代理人が都内区役所に離婚届を提出したことなどを発表した。  平子は「いつからか、すれ違いが多くなり心の距離が開いてしまった」とマスコミ各社にファックスしたが、そのすれ違いがささやかれたのは、平子が元モデルとしてジュエリーブランドを手がけていた2009年ごろ、タレント活動を再開させて、やたらセクシーショットを振る舞い始めてからだった。ただ、その前の08年3月、平子が乳がん撲滅のためのチャリティイベントに出た際、共演者に「別れるかも」と漏らした話もあった。 「その共演者が自身のパートナーに浮気のウワサが持ち上がっていることを話して『別れる』と話したところ、平子も『ウチも別れるかも』と言ったんです」と現場にいた芸能関係者。  ウチも……という言い方が、吉田も浮気していたということを指したのかはわからないが、当時の吉田は自分の書いた探偵モノ脚本の作品を制作中で、本物の探偵業者から長期間に渡ってレクチャーを受けていた。当時の状況から考えれば、浮気リサーチにも長けた探偵業と密接になっているときに浮気していたとは思いにくかった。  翌年、アメリカ映画のDVD発売イベントに出た平子はヒザ上20センチのミニスカートで現れ「主人とはあまり一緒に行動しない」と言い放ち、以降は仮面夫婦と書かれても、開き直ったかのように別の男性とのデートを何度もキャッチされ、自身のヌード写真集を撮影したカメラマンとまで不倫疑惑が持ち上がっていた。  キレイなバストと腰のクビレで44歳とは思えない美魔女ルックスには整形疑惑が絶えないが、一方でテレビ番組で「F1ドライバーに口説かれた」など、まるで独身女性のような振る舞いも相変わらず。最近のイベント出演では基本「年齢と結婚生活についての質問はNG」となっているが、あるイベント主催者によると「最初は平子サイドから20以上もNGワードがあったところ、減らしてもらった」という。 「なので、たとえば年齢というのをアンチエイジング、美魔女、若返り、アラフォーとか小分けにして数を増やし、年齢ひとつとってもたくさんNGワードがあるんだからというふうにして納得してもらいました」(同)  開き直りの不倫をしているわりに取材には神経質な平子だが、吉田とは嗜好が正反対という芸能関係者も少なくない。平子は両親ともファッション関係に携わり、都内の高級住宅地にある実家やロサンゼルスのプールつきの豪邸を別荘と紹介していたこともある生粋のセレブ。幼少時代はインターナショナルスクールに通い、「高校時代はリムジンを借りてパーティーした」と自慢し、好きなブランドはシャネル。これに対して吉田は渋谷にある500円の牛もつ煮込みが名物の大衆居酒屋の常連。バブル全盛期のスター俳優だが「意外に質素でストイック」とは吉田が出演したドラマ関係者からも聞かれた。 「あるときディレクターが吉田さんに質素ですねと言ったら『嫁の10分の1も使わない』と言って笑ったんです」(同ドラマ関係者)  マイペースな吉田は先日、「役作りに対応できるよう、私生活ではなるべく芸能人のギアを入れずに一般人に紛れたような暮らしをする」と職人的な姿勢でいることを明かしていたが、一方の平子はイベントで「今年のクリスマスは、夫とアメリカで一緒に過ごす」となんとも白々しいセレブ自慢だった。たしかに2人が進む道はまったく違うようだ。 (文=片岡亮)

平子理沙の離婚原因は“セレブ嗜好”「ストイックな吉田栄作とは正反対で……」

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『CANNAN BALL』(講談社)
 長年、仮面夫婦と呼ばれてきた吉田栄作と平子理沙の夫妻がようやく離婚決着。「フライデー」(講談社)で俳優・村井克行との不倫現場がキャッチされた平子の所属事務所が「離婚の準備は進めています」と認め、そのとおりに12月22日、代理人が都内区役所に離婚届を提出したことなどを発表した。  平子は「いつからか、すれ違いが多くなり心の距離が開いてしまった」とマスコミ各社にファックスしたが、そのすれ違いがささやかれたのは、平子が元モデルとしてジュエリーブランドを手がけていた2009年ごろ、タレント活動を再開させて、やたらセクシーショットを振る舞い始めてからだった。ただ、その前の08年3月、平子が乳がん撲滅のためのチャリティイベントに出た際、共演者に「別れるかも」と漏らした話もあった。 「その共演者が自身のパートナーに浮気のウワサが持ち上がっていることを話して『別れる』と話したところ、平子も『ウチも別れるかも』と言ったんです」と現場にいた芸能関係者。  ウチも……という言い方が、吉田も浮気していたということを指したのかはわからないが、当時の吉田は自分の書いた探偵モノ脚本の作品を制作中で、本物の探偵業者から長期間に渡ってレクチャーを受けていた。当時の状況から考えれば、浮気リサーチにも長けた探偵業と密接になっているときに浮気していたとは思いにくかった。  翌年、アメリカ映画のDVD発売イベントに出た平子はヒザ上20センチのミニスカートで現れ「主人とはあまり一緒に行動しない」と言い放ち、以降は仮面夫婦と書かれても、開き直ったかのように別の男性とのデートを何度もキャッチされ、自身のヌード写真集を撮影したカメラマンとまで不倫疑惑が持ち上がっていた。  キレイなバストと腰のクビレで44歳とは思えない美魔女ルックスには整形疑惑が絶えないが、一方でテレビ番組で「F1ドライバーに口説かれた」など、まるで独身女性のような振る舞いも相変わらず。最近のイベント出演では基本「年齢と結婚生活についての質問はNG」となっているが、あるイベント主催者によると「最初は平子サイドから20以上もNGワードがあったところ、減らしてもらった」という。 「なので、たとえば年齢というのをアンチエイジング、美魔女、若返り、アラフォーとか小分けにして数を増やし、年齢ひとつとってもたくさんNGワードがあるんだからというふうにして納得してもらいました」(同)  開き直りの不倫をしているわりに取材には神経質な平子だが、吉田とは嗜好が正反対という芸能関係者も少なくない。平子は両親ともファッション関係に携わり、都内の高級住宅地にある実家やロサンゼルスのプールつきの豪邸を別荘と紹介していたこともある生粋のセレブ。幼少時代はインターナショナルスクールに通い、「高校時代はリムジンを借りてパーティーした」と自慢し、好きなブランドはシャネル。これに対して吉田は渋谷にある500円の牛もつ煮込みが名物の大衆居酒屋の常連。バブル全盛期のスター俳優だが「意外に質素でストイック」とは吉田が出演したドラマ関係者からも聞かれた。 「あるときディレクターが吉田さんに質素ですねと言ったら『嫁の10分の1も使わない』と言って笑ったんです」(同ドラマ関係者)  マイペースな吉田は先日、「役作りに対応できるよう、私生活ではなるべく芸能人のギアを入れずに一般人に紛れたような暮らしをする」と職人的な姿勢でいることを明かしていたが、一方の平子はイベントで「今年のクリスマスは、夫とアメリカで一緒に過ごす」となんとも白々しいセレブ自慢だった。たしかに2人が進む道はまったく違うようだ。 (文=片岡亮)

「私たちが育てているのは心です」 里親が語る、里子との絆

<p> 離婚や病気、虐待などで実親と暮らせなくなった0歳から18歳未満の子どもを、一定期間家庭で預かる「養育里親」。現在、親と暮らせずに児童養護施設に身を寄せる子どもが全国に約3万人いるといわれている中、子どもを温かい家庭生活の中で育てる仕組みが里親制度。子どもの生活、そして将来を担う里親たちは、どのような悩みを抱え、またどんな時に喜びを感じているのだろうか。</p>

ストレス限界だった!? 『報ステ』降板・古舘伊知郎がトークライブで見せた「本音」と「罵詈雑言」

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古舘プロジェクト公式サイト
 キャスターの古舘伊知郎が、来年3月いっぱいで『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板することが24日、同局の発表によってわかった。12年間での“幕引き”である。  今年8月には2年ぶりに20%超えとなる平均視聴率22.5%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、長きにわたり高視聴率を獲得してきた同番組。「日本一の嫌われキャスター」の地位に君臨する古舘だが、数字というミッションは完璧にこなしたといえる。 「『台本を読んでいるだけで、アドリブに弱すぎる』『すぐ感情論に逃げる』と酷評されることは非常に多かったですね。石原慎太郎氏や堀江貴文氏との“ケンカ寸前”のやり取りは、いまだにネット上で動画なども出回っています。今年3月には、ゲストコメンテーターの古賀茂明氏が自身の降板について口論になった騒動で大バッシングを受けました。テレ朝は慰留したという話ですから、古舘としては“体力の限界”といったところではないでしょうか」(芸能記者)  世間の非難を一身に浴び続けた古舘だが、それが逆に視聴者の興味を引いた部分もあったのだろう。テレ朝としては「成功」だったといえるが、古舘自身のストレスがピークだったことをうかがわせるエピソードがある。  昨年10月、古舘はトークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース』で、報道や自身に対するバッシングに対しての不満をぶちまけていた。 「あ、そういえば古舘伊知郎が『報道ステーション』降ろされるらしいじゃないか。ずっと噂がつづいているっていうのはどういうことなんだ、アレは」 「このまえも週刊誌をじっくり読んだら、なんか俺の後釜は宮根(誠司)だっつうんだよ。え? 冗談じゃない。それがダメだったら羽鳥(慎一)だとか言うんだよ。俺は聞いてないぞそんなこと! え? 誰が辞めるかっつうんだよ、ホントにバカヤロー!」 「よーく聞けみんな! 冗談じゃねえぞ、報道! たまにはなあ、俺の言うことを聞けっつうんだよ!」 「どれだけ俺がねえ、神経摩耗してると思ってんだよホントに!」 「報道、ちゃんと聞けよ。思考停止してるんだからな」 『報ステ』では決してお目にかかれない「アケスケ発言」は、いまだカムバックを望む声もある「プロレス実況」の熱っぽさを彷彿とさせる。平気そうな顔をしていても、ストレスは溜まりに溜まっていたようだ。  自身の事務所である「古舘プロジェクト」社長の闇金営業疑惑など、自身に関連するブラックな情報を提供し続けた古舘。ニュースキャスター終了後、今度はどの活動に身を費やすのか。個人的には、『おしゃれカンケイ』(日本テレビ系)でのデリカシーゼロトークを、また見てみたい気もする。

ストレス限界だった!? 『報ステ』降板・古舘伊知郎がトークライブで見せた「本音」と「罵詈雑言」

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古舘プロジェクト公式サイト
 キャスターの古舘伊知郎が、来年3月いっぱいで『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板することが24日、同局の発表によってわかった。12年間での“幕引き”である。  今年8月には2年ぶりに20%超えとなる平均視聴率22.5%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、長きにわたり高視聴率を獲得してきた同番組。「日本一の嫌われキャスター」の地位に君臨する古舘だが、数字というミッションは完璧にこなしたといえる。 「『台本を読んでいるだけで、アドリブに弱すぎる』『すぐ感情論に逃げる』と酷評されることは非常に多かったですね。石原慎太郎氏や堀江貴文氏との“ケンカ寸前”のやり取りは、いまだにネット上で動画なども出回っています。今年3月には、ゲストコメンテーターの古賀茂明氏が自身の降板について口論になった騒動で大バッシングを受けました。テレ朝は慰留したという話ですから、古舘としては“体力の限界”といったところではないでしょうか」(芸能記者)  世間の非難を一身に浴び続けた古舘だが、それが逆に視聴者の興味を引いた部分もあったのだろう。テレ朝としては「成功」だったといえるが、古舘自身のストレスがピークだったことをうかがわせるエピソードがある。  昨年10月、古舘はトークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース』で、報道や自身に対するバッシングに対しての不満をぶちまけていた。 「あ、そういえば古舘伊知郎が『報道ステーション』降ろされるらしいじゃないか。ずっと噂がつづいているっていうのはどういうことなんだ、アレは」 「このまえも週刊誌をじっくり読んだら、なんか俺の後釜は宮根(誠司)だっつうんだよ。え? 冗談じゃない。それがダメだったら羽鳥(慎一)だとか言うんだよ。俺は聞いてないぞそんなこと! え? 誰が辞めるかっつうんだよ、ホントにバカヤロー!」 「よーく聞けみんな! 冗談じゃねえぞ、報道! たまにはなあ、俺の言うことを聞けっつうんだよ!」 「どれだけ俺がねえ、神経摩耗してると思ってんだよホントに!」 「報道、ちゃんと聞けよ。思考停止してるんだからな」 『報ステ』では決してお目にかかれない「アケスケ発言」は、いまだカムバックを望む声もある「プロレス実況」の熱っぽさを彷彿とさせる。平気そうな顔をしていても、ストレスは溜まりに溜まっていたようだ。  自身の事務所である「古舘プロジェクト」社長の闇金営業疑惑など、自身に関連するブラックな情報を提供し続けた古舘。ニュースキャスター終了後、今度はどの活動に身を費やすのか。個人的には、『おしゃれカンケイ』(日本テレビ系)でのデリカシーゼロトークを、また見てみたい気もする。

中山美穂、渋谷慶一郎と破局に「ざまあみろ」! バーニングの“後ろ盾”復活も「不良債権」化!?

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『中山美穂 パーフェクト・ベスト』/キングレコード

 元夫・辻仁成と離婚後、音楽家の渋谷慶一郎と交際していた中山美穂だが、両者は人知れず破局していたことが判明した。ネット上では、かねてから「家族を捨てて男に走った」と批判され続けていた中、その関係もわずか1年半で終わりを迎えたとあって、「ざまあみろ!」などという声が多数上がっている。

 中山の離婚騒動は、昨年5月に突如勃発。その原因は辻の「外見の中性化」などとスポーツ紙などで報じられたが、一部週刊誌が中山と渋谷氏の“熱愛”をスクープすると、状況は一変。単なる「中山の浮気」であることが明らかとなった。

今年中に「離婚」!? 長谷川京子&新藤晴一、米倉涼子&経営者、カイヤ&川崎麻世の行方

<p>編集S 吉田栄作と平子理沙がとうとう離婚しちゃったね。「少しずつ生活にズレ」「これからも友人としての関係は続いていく」って当たり障りない発表だけで、報じられていた平子と俳優の村井克行の不倫疑惑については触れられず。しかし、別れた男と友人として付き合っていくって、平子ってそこまでヒマなの?</p>

「1体72万円!?」 中国“水死体引き揚げ”ビジネスで一攫千金を狙う漁師たち

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川に浮かぶ死体を見て、泣くことしかできない家族
 中国の四川省攀枝花市で、25歳の青年が川に飛び込んで自殺した。数日後、死体を発見した漁師が警察に通報。現場へ確認に行った両親を待ち受けていたのは、漁師による死体引き揚げ手間賃の値段交渉だった。12月8日付の「法制晩報」などが伝えた。  3万6,000元(約72万円)から始まり、数時間の交渉末、8,000元(約16万元)に。だが、年収1万元(20万円)ほどの農民夫婦には、とても支払える額ではない。交渉は決裂し、両親は金の工面に村へ戻り、青年の死体は、そのまま水面を漂うことに……。
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黄河に浮かぶ水死体を引き揚げる、地元の漁師(イメージ画像)
 漁師のリーダーは「30年あまり漁師をやってきて、今まで200体ほどの死体を引き揚げてきた。値段で揉めたのは今回が初めて」と同メディアに語る。通常は漁師をしているが、頻繁に死体が上がるので20年前からチームを結成し、行方不明者の捜索から死体引き揚げまで行っているという。  3日後、たまたま川に遊びに来ていた子どもが青年につないであったロープを引っ張って、水面に浮く死体を発見、再度通報される。警察の協力の下、価格交渉は5万400元(約10万8,000円)に落ち着き、青年はようやく埋葬されたのだった。  高額の手間賃をふっかけた漁師に対し、「貧しい農民夫婦が、そんな大金持っているはずがない。強欲すぎる!」「水死体をそのまま放置するなんてひどい」と、ネットでは大ブーイングが巻き起こった。  中国では2009年にも似たような事件が起きている。湖北省荊州市内を流れる長江で水遊びしていた子ども2名が溺れ、それを助けようとした大学生3人も次々と溺れて戻ってこられなくなった水難事故にまつわるものだ。そこは水深が急に深くなっており、川底の水流が複雑に流れる、危険なエリアだった。引き揚げ業者は死体の捜索に、3人分で3万6,000元(約72万円)を前金で要求。大学生たちは、もともと教授を含めた15人の団体だったため、ほかの学生たちが土下座して引き揚げをお願いするも、無視。教授が手持ちの4,000元(約8万円)を支払うと、しぶしぶ1人目の捜索を開始。10分後、発見し、再度残りの金額を要求した。結局、大学の経理担当者がポケットマネーを現場に届け、なんとか2人目、3人目の捜索を行った。この現場写真が中国報道写真の最高栄誉賞などを授賞したこともあり、引き揚げ会社に対して「国民の恥」と大批判が巻き起こった。
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川の岸壁に書かれた「水死体を見つけたら連絡を」の“広告”
 しかしながら、同様の事件は今なお綿々と続いている。12月13日付「京華時報」によれば、陝西省のダムで17歳の少女の水死体が見つかった。発見したダムの従業員はすぐに通報せず、死体にロープをかけて水面に浮かせたまま、両親に連絡。両親が確認に駆けつけると、引き揚げ代として、6,000元(約12万円)を要求したという。交渉の下、両親は1,500元(約3万円)を支払ったが、法的に問題視されている。  これらの事件に対し、上海市に住む中国在住歴20年の日本人は言う。 「09年の事件では、引き揚げ会社の船頭は60代の元清掃員。対して、亡くなったのは大学生。徹底した前金を要求するあたり、単に拝金主義だけでなく、世知辛い環境で生きてきた人たちの“社会への報復”という感じ。漁師にしても、ダムの従業員にしても、一攫千金のビジネスチャンスという認識でしかないのです」  水死体の引き揚げがビジネスになってしまうことに驚くが、それよりも現場の警察や消防がなぜ動かないのか、という疑問も湧いてくる。いったい、この国はどうなっているのか? (取材・文=ルーシー市野)