NMB48・山本彩、『火花』実写化出演に「ゴリ押し」炎上! 「吉本と電通製作」に疑惑噴出

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結局「オジサンに好かれると売れる」世界なのね(撮影:岡崎隆生)

 今月22日、芥川賞を受賞したピース・又吉直樹の『火花』(文藝春秋)の実写化ドラマに、NMB48・山本彩が出演することがわかった。動画配信サービス「Netflix」での配信となるが、林遣都をはじめ、田口トモロヲ、染谷将太、小林薫など、豪華キャストが名を連ねる。その中で山本がどれだけ存在感を示せるかに注目が集まるが、世間からは早くも冷ややかな声が上がっているようだ。

「『火花』待望の実写化ということで、読書家やドラマファンからの注目度も高かったのですが、山本の出演をよく思わない人は多いようです。山本が過去に出演したのは、映画『NMB48 げいにん!THE MOVIE』と連続ドラマ『マジすか学園(4&5)』(日本テレビ系)くらい。『マジすか学園』の放送開始時には、“このドラマは、学芸会の延長であり、登場人物の一部に、お見苦しい(?)演技がございますが、温かく見守ってご覧いただければ幸いです”というテロップまで出ていましたが、今作でも山本の演技力は望めないと思います。それだけにネット上では、山本の起用に関して、『演技が酷評されているのに』『共演者はみんな演技達者だし、ヘタなのが目立っちゃうな』といった声が上がっています」(芸能ライター)

NMB48・山本彩、『火花』実写化出演に「ゴリ押し」炎上! 「吉本と電通製作」に疑惑噴出

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結局「オジサンに好かれると売れる」世界なのね(撮影:岡崎隆生)

 今月22日、芥川賞を受賞したピース・又吉直樹の『火花』(文藝春秋)の実写化ドラマに、NMB48・山本彩が出演することがわかった。動画配信サービス「Netflix」での配信となるが、林遣都をはじめ、田口トモロヲ、染谷将太、小林薫など、豪華キャストが名を連ねる。その中で山本がどれだけ存在感を示せるかに注目が集まるが、世間からは早くも冷ややかな声が上がっているようだ。

「『火花』待望の実写化ということで、読書家やドラマファンからの注目度も高かったのですが、山本の出演をよく思わない人は多いようです。山本が過去に出演したのは、映画『NMB48 げいにん!THE MOVIE』と連続ドラマ『マジすか学園(4&5)』(日本テレビ系)くらい。『マジすか学園』の放送開始時には、“このドラマは、学芸会の延長であり、登場人物の一部に、お見苦しい(?)演技がございますが、温かく見守ってご覧いただければ幸いです”というテロップまで出ていましたが、今作でも山本の演技力は望めないと思います。それだけにネット上では、山本の起用に関して、『演技が酷評されているのに』『共演者はみんな演技達者だし、ヘタなのが目立っちゃうな』といった声が上がっています」(芸能ライター)

なぜママたちは“母乳神話”に振り回されてしまうのか? 女性医師が語るネット時代の育児情報

<p> 出なかったり出すぎたり、足りなかったり飲んでくれなかったり。赤ちゃんに栄養を与える“授乳”には何かと苦労話がつきものだが、それと同じくらい、根拠のないトンデモ理論も広まっている。<br /> 「母乳じゃないと、愛情不足になる」「粉ミルクのほうが栄養バランスがいい」といった優劣を競うものや、「高カロリー食が母乳に反映されて赤ちゃんが太る」「アルコールを飲むと乳が発酵して腐る」系の母親に節制を強いるもの、さらには「哺乳類なんだから、頑張れば母乳は絶対出る」「母乳の赤ちゃんのほうが目が輝いている」という意味不明なものまで、いくらでも出てくるのだ。</p>

なぜママたちは“母乳神話”に振り回されてしまうのか? 女性医師が語るネット時代の育児情報

<p> 出なかったり出すぎたり、足りなかったり飲んでくれなかったり。赤ちゃんに栄養を与える“授乳”には何かと苦労話がつきものだが、それと同じくらい、根拠のないトンデモ理論も広まっている。<br /> 「母乳じゃないと、愛情不足になる」「粉ミルクのほうが栄養バランスがいい」といった優劣を競うものや、「高カロリー食が母乳に反映されて赤ちゃんが太る」「アルコールを飲むと乳が発酵して腐る」系の母親に節制を強いるもの、さらには「哺乳類なんだから、頑張れば母乳は絶対出る」「母乳の赤ちゃんのほうが目が輝いている」という意味不明なものまで、いくらでも出てくるのだ。</p>

今年だけで11人! フィリピンで多発する韓国人殺害事件は「身から出たサビ」!?

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フィリピン・マニラ Photo By Bar Fabella from Flickr.
 フィリピンで、韓国人が“また”殺害された。12月20日深夜、チョさん(57)が自宅でフィリピン人の妻と子どもと就寝中、事件は起こった。4人組の男が侵入し、チョさんに3発の銃弾を撃ち込んで殺害したのだ。男たちは現金やノートパソコンなどを奪って逃走しており、捜査が続いている状況。今回の事件を含め、フィリピンでは今年だけで11人の韓国人が殺害されている。  フィリピンで韓国人殺害事件がいかに多発しているかは、数字を見れば明らかだ。2013年から15年にかけて海外で殺害された韓国人は計79人に上るが、そのうちフィリピンで殺された韓国人は31人、全体の40%に上る。  その理由のひとつとして挙げられるのは、「韓国人は金持ち」というフィリピン人のイメージだという。というのも、フィリピンには買春目的で訪れる中年韓国人が多く、売春婦に少なくない金を落とす韓国人は金持ちに見えるそうだ。また、海外ということで態度が大きくなり、現地人を軽視した行動を取ることも多々あり、トラブルの原因になっているという。  実際、フィリピンで起こる韓国人殺害事件の多くは、金銭トラブルが原因と考えられている。  去る10月2日に殺害されたイさん(54)夫婦は、自宅を建設中、現地工事業者と代金の問題で激しく言い争っていたという。夫は脅迫も受けており、それを警察に伝えた記録も残っているが、結局、事件を防ぐことはできなかった。また、8月19日に自宅で10数発の銃弾を受けて殺害されたナさん(64)も、自動車の代金や自宅の工事費などで揉めて、脅迫を受けていた。  ちなみに、フィリピンでは住宅や建物を韓国人単独で所有することができない。そのため、複数の韓国人の名義で登録されることが多く、それがトラブルにつながることも少なくない。実際、先述したナさんの自宅は16人の名義で登録されており、彼がほかの出資者と揉めていたことも、事件に関係していたのではないかという臆測が出ているようだ。    頻発する韓国人殺害事件に対して、韓国警察も本格的に動きだした。警察庁はチョさんが殺害された事件を捜査するため、ソウルからフィリピンに捜査チームを派遣すると12月21日に発表。韓国の警察が海外で発生した事件を現地捜査するのは、初めてのことだ。    年々増加しているフィリピンでの韓国人殺害事件。被害は気の毒だが、どうしても“身から出たサビ”のように思えてしまうのも致し方ないところだろう。

加藤ミリヤのエロT姿に「水原希子を意識?」水原も負けず劣らずの“エロアート”投稿で炎上!

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加藤ミリヤ インスタグラム(@miliyahtokyo)より。
 14日、歌手の加藤ミリヤが自身のインスタグラムに、知人から貰ったプリントTシャツ姿を投稿したのだが、ファンから「ミリヤちゃん、そのプリント、インスタで晒しちゃっても大丈夫?」「水原希子みたいにバッシングされないか心配」など、不安の声が飛び交っている。 「加藤が着ているTシャツには、女が男の首に抱き着き、男がパンツ越しに女の股間をまさぐっている、まさに“R指定”のアニメ絵がプリントされているのですが、ファンの不安通り、ネット上ではすでに『卑猥すぎる!』と批判の声が上がり始めているようです。また、女優の水原希子がインスタグラムに、白のショーツを穿いた女性の股間アップ画像や『FUCK YOU』とプリントされたTシャツ姿を投稿し大炎上したことがあるだけに、『水原と同じ路線で、話題集めを狙った?』と指摘する声も上がっています。しかしそれ以上に注目されているのが、以前から“研ナオコ化”が指摘されている加藤の顔について。『ますます研ナオコに似てきた』『“私、こういうTシャツも着こなせるの”っていうドヤ顔が腹立つ!』など、水原以上に批判の声は高まりつつあるようです」(芸能関係者)  インスタグラム大炎上クイーンのお株を奪われると思いきや、水原も負けてはいない。 「水原が17日に自身のインスタグラムに投稿した“アート”には、男女が性交しているように見える絵が入っていることから、『エロ=アートという短絡的なセンス』『どうして、そこまでアーティストぶりたいのか意味不明』など、批判の声が上がっているようです。また、平均視聴率20.4%を記録するなど、今クール最大のヒットドラマといわれている『下町ロケット』(TBS系)の後続ドラマ『家族ノカタチ』(同)に“縁故入社したお嬢様であり、仕事に対する情熱、出世欲や野望が全くない”という役で出演することが発表されると、『水原がお嬢様? ミスキャストも甚だしい!』『香取慎吾と上野樹里が主演てだけでも視聴率とれなそうなのに、水原抜擢ってやる気あるの?』など、批判の声が噴出しているようです」(同)  水原は『家族ノカタチ』の公式SNSに、「一般常識がないのは自分とリンクするところかも知れません」と、役柄と自分自身との共通点を挙げているのだが、ネット上では「自覚があるなら直せ!」という声が上がっているようだ。

ゴールデンボンバー、『紅白』4年連続「女々しくて」よりもヤバイ「あの歌手を落選させた」舞台裏

 21日、『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が歌う曲目が発表された。中でも注目を集めたのは、4年連続で代表曲「女々しくて」を披露するゴールデンボンバーだが、今年の『紅白』出場をめぐっては、結果的にあるアーティストを“落選”させてしまったと、関係者の間で波紋を呼んでいるという。  同一楽曲での4年連続出場は、『紅白』史上、夏川りみ「涙そうそう」、美川憲一「さそり座の女」と並ぶ記録だという。この決定に、ネット上では「さすがに飽きてきた」「そろそろほかの曲も歌わせてあげて」などと批判がある一方で、メンバーの1人が影武者だったり、楽曲中に断髪を行うなど、例年視聴者の度肝を抜くパフォーマンスを披露するゴールデンボンバーだけに「今年も楽しみ!」という前向きな意見も上がっている。 「金爆が4年連続出場を決めた一方で、涙を呑んだアーティストもいました。それは、Twitter上で『ちょっぴり期待してたけどダメでしたねえ』と嘆いていたDAIGOです」(レコード会社関係者)  DAIGOとゴールデンボンバーといえば、公私共に友人関係として知られ、鬼龍院翔のラジオ番組やDAIGOのネット番組などでたびたび共演している。また、11月放送の『ミュージックポートレイト』(Eテレ)でも、鬼龍院翔とDAIGOがそろって出演していた。 「今年、鬼龍院はDAIGOに対して、『紅白』のステージでの共演を提案していたんです。当然DAIGOはこの提案を快く受け入れ、またNHKの『紅白』担当者も『金爆withDAIGO』のプランにGOサインを出していたとか。ところが、いざ出場歌手の発表という段階になって、金爆側からDAIGOの共演にNGが出てしまいました」(同)  突然の共演NG、その理由は定かでないものの「演出上の都合と言われています。せっかくの『紅白』初出場目前に落選してしまったとあって、DAIGOも気落ちしていることでしょう」(同)という。  しかし、この一件で両者の関係にヒビが入るといったことはなく、「その後もDAIGOのTwitterには金爆メンバーが登場しているし、あくまでお互い納得済みでのプラン解消だったのでしょう」(同)とか。果たして『紅白』本番で、ゴールデンボンバーはDAIGOも納得のパフォーマンスを披露できるのだろうか?

ゴールデンボンバー、『紅白』4年連続「女々しくて」よりもヤバイ「あの歌手を落選させた」舞台裏

 21日、『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が歌う曲目が発表された。中でも注目を集めたのは、4年連続で代表曲「女々しくて」を披露するゴールデンボンバーだが、今年の『紅白』出場をめぐっては、結果的にあるアーティストを“落選”させてしまったと、関係者の間で波紋を呼んでいるという。  同一楽曲での4年連続出場は、『紅白』史上、夏川りみ「涙そうそう」、美川憲一「さそり座の女」と並ぶ記録だという。この決定に、ネット上では「さすがに飽きてきた」「そろそろほかの曲も歌わせてあげて」などと批判がある一方で、メンバーの1人が影武者だったり、楽曲中に断髪を行うなど、例年視聴者の度肝を抜くパフォーマンスを披露するゴールデンボンバーだけに「今年も楽しみ!」という前向きな意見も上がっている。 「金爆が4年連続出場を決めた一方で、涙を呑んだアーティストもいました。それは、Twitter上で『ちょっぴり期待してたけどダメでしたねえ』と嘆いていたDAIGOです」(レコード会社関係者)  DAIGOとゴールデンボンバーといえば、公私共に友人関係として知られ、鬼龍院翔のラジオ番組やDAIGOのネット番組などでたびたび共演している。また、11月放送の『ミュージックポートレイト』(Eテレ)でも、鬼龍院翔とDAIGOがそろって出演していた。 「今年、鬼龍院はDAIGOに対して、『紅白』のステージでの共演を提案していたんです。当然DAIGOはこの提案を快く受け入れ、またNHKの『紅白』担当者も『金爆withDAIGO』のプランにGOサインを出していたとか。ところが、いざ出場歌手の発表という段階になって、金爆側からDAIGOの共演にNGが出てしまいました」(同)  突然の共演NG、その理由は定かでないものの「演出上の都合と言われています。せっかくの『紅白』初出場目前に落選してしまったとあって、DAIGOも気落ちしていることでしょう」(同)という。  しかし、この一件で両者の関係にヒビが入るといったことはなく、「その後もDAIGOのTwitterには金爆メンバーが登場しているし、あくまでお互い納得済みでのプラン解消だったのでしょう」(同)とか。果たして『紅白』本番で、ゴールデンボンバーはDAIGOも納得のパフォーマンスを披露できるのだろうか?

声優学校ではスキルよりコネを身につけろ!? 声優キャスティングの生々しすぎる実態を現役プロデューサーが暴露

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『声優サバイバルガイド~現役プロデューサーが語る“声優の戦い方”』(くびら出版)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  大晦日の『NHK紅白歌合戦』に『ラブライブ!』声優9人組μ'sが初出場するなど、声優ブームはとどまる気配がない。深夜アニメやアニメーションを用いたCMの増加、月9やバラエティ番組でのボイス使用など、声優が起用される機会も増えた。それに伴い、声優志望者も多くなり、新人のデビューも相次いだ。しかし、そんなあまたの声優がいるにも関わらず、同時期のアニメに同じ声優が何作品も登場していることは珍しくない。そのキャスティングは一体どうやって決まっているのだろうか? 『ああっ女神さまっ』や『吉永さん家のガーゴイル』などを手がけた現役プロデューサー・大宮三郎が書いた『声優サバイバルガイド~現役プロデューサーが語る“声優の戦い方”』(くびら出版)から、その実態に迫ってみよう。  キャスティングは、オーディションや原作関係者、制作関係者などによって決められる。オーディションは主に主役を決める際に行われるが、主役や名前のある脇役は、原作関係者や監督、プロデューサーといった制作関係者が決める場合もあるという。オーディションにも、制作側からある程度参加者を絞り込んで行われる「クローズド」と言われるものと、作品の概要やキャラクターのプロフィールなどを各事務所に提示し、参加者を募る「オープン」と言われるものがある。「オープン」の場合、まれにプロ・アマ問わずに募集を掛けることもあるそうだが、プロを対象としたオーディションの場合、すべての事務所に声がかかるわけではない。さらに、たとえ事務所に声がかかっても、社長やマネージャーなど、誰を参加させるか決める権限のある人に気に入られていなければ、参加するチャンスも得られないのだ。  また、名前はないがセリフのある役、ガヤなどは音響の制作関係者が決めるというが、こちらも制作関係者が仲の良い事務所のマネージャーに声をかけ、候補を出してもらうそうだ。つまり、事務所に所属していないフリーの声優は、音響監督や音響の制作担当者と直接コネがなければ、声がかかることはないということ。いずれにせよ、たんに「仲が良いから」というだけでキャスティングされることはなくても、「自分が知っている声優の中からもっとも役に適した人」が選ばれるのが必然。「事務所に所属すれば仕事がもらえる」という考えは間違いだが、新人でどこの事務所にも所属していないと、よほどのコネでもない限り、スタートラインにすら立てないということになる。  さらに、大宮は各部署によって声優を選ぶ基準も違うと語る。その基準とは、次のようなものだ。 「プロデューサーは、製作委員会(作品の制作費を出している会社の集合体)や営業を代表する立場として、プロモーションの効果を高めてくれる声優を選びたい気持ちがあります。ですから、候補者のルックスや歌唱力、トーク力に加え、ハードなプロモーション活動に耐えられる体力や、前向きに取り組んでくれる人柄を重視します」 「原作者は、何より自らが創造したキャラクターのイメージと合うかに重きを置きます」 「監督は、自分の演出に応えられる演技力を求めます」 「音響監督には、候補者たちの声質が似すぎていないかチェックする、新人ばかり選ばれそうならベテランも織り交ぜるといった全体のバランスを考える役目があります」  これらの基準を1つでも多く満たすことができれば、当然キャスティングされる可能性は上がる。たとえば、アニメ『監獄学園』の主人公・藤野清志を演じた神谷浩史は、制作発表会の場で、裏話として監督から「神谷さんが出てくれるとお金が集まるんです」と言われたというエピソードを語っている。神谷は「声優・神谷浩史に来た仕事は断らない」と公言していることもあり、キャスティングの時点で少なくとも監督、プロデューサーの基準はクリアしていたと言えるだろう。  といっても、すべての人の要望を満たさなければならないということでもない。たとえば、スクウェア・エニックスの主要クリエイターである野村哲也に気に入られたことで、野村がプロデュースした『すばらしきこのせかい』の主人公役として推薦された内山昂輝のようなパターンもある。ただ、これらの基準を知っていれば、「審査員席の誰に、何をアピールすればよいのか、自ずと見えてくる」し、事務所や仕事現場での立ち居振る舞いも変わってくるという。  現役声優である浅野真澄が原作を担当したアニメ『それが声優!』で、新人が名札を下げて事務所のロビーに並び、先輩やスタッフに挨拶する描写があった。ネットでは声優業界の闇だと話題になったが、同じようなことは実際にあるらしい。大宮も、「アフレコが終わった後は、先輩たちが帰るのを「お疲れ様でした」と元気よく見送り、自分は最後に帰るようにしましょう」とアドバイスしている。たしかに、話だけ聞くととんだブラック企業のように思えるかもしれないが、声優という仕事の性質上、こういったところからも他と差をつけていくしかないのだという。なぜなら、 「声優としてのスキルを上げるには、100回の練習より1回の本番が効果的」 「アニメ業界では“仕事が仕事を生む”」(『声優サバイバルガイド』)からだ。  そのために、大宮は「現場にいる人の顔と名前をすべて覚えれば、仕事をしていくなかできっと役立つはずです」とも語る。実は、あの山寺宏一もこれを実践していた一人。『声優魂』(星海社)で大塚明夫が語っているが、山寺は若い頃から現場のスタッフの名前を全部覚えていたという。  いずれにせよ、声優として生き抜いていくには、とにかく覚えられること、「関係者の誰かに自分の顔を思い浮かべて」もらうことが第一。そして、その戦いはすでに養成所や専門学校時代から始まっているというのだ。大宮は声優専門学校や養成所に通わなくても声優になることは可能としながらも、「声優事務所に所属する前に技術を身につけたり、コネクションを築いたりする手段として、学校や養成所で学ぶのはとても有効な方法」と語る。  ただ、「絶対プロの声優になる」と決めているなら、「同級生と仲良くする必要はありません」。周りから「付き合いが悪い」「こびを売っている」と言われても、「同級生よりも仲良くしなければならない人が周りにいる」という。それが、「学校であれば講師や担任の先生、養成所であれば講師や担当者(声優事務所のマネージャーを兼ねている場合が多い)」だ。  実際に、東京アナウンス学院に通っていた寺島拓篤は、「VOICE Newtype No.057」(KADOKAWA)でこんなことを語っている。 「2年生のときナレーションの授業を教わっていた先生が、僕が最初に所属する事務所のマネージャーをやっていたんです。呼び出しを受けて「何怒られるんだろ」ってびくびくしていたら「うちに来なよ」って」  彼以外にも、養成所時代に講師やマネージャーの目にとまり、デビューを果たした人はいる。もちろん、いくらコネがあっても、期待に応えられるだけのものを返せなければ、声優を続けていくことはできない。最近では、歌って踊れることが必須だったり、アニメと同時にラジオが始まったり、イベントが開催されることも多いので、トークやMCができなければならない場面も多い。『声優サバイバルガイド』でも、「声優は芸人ではないですが、トークの材料をメモするネタ帳のようなものを持つべきかもしれません」とまで書かれている。  声優の幅が広がったことでできることも増えたが、その分、目指す側のモチベーションも多様化したし、求められるハードルは高くなった。しかし、声優だけで食べていける人の枠は決して増えていない。そして、この厳しい現状に直面しているのは、なにも新人に限ったことではない。  つい最近、『サザエさん』で中島を演じていた白川澄子が亡くなったことで、二代目中島として落合るみが選ばれた。これまで声優の世代交代といえば、このように担当していた声優が亡くなるか、高齢で体力的に厳しくなったことから交代されることがほとんどだった。でも、今はそうじゃない。 『THE IDOLM@STER』や『ラブライブ!』、『うたの☆プリンスさまっ♪』など、男女問わずアイドルものが増え、イベントでも声優が歌って踊るコンサート形式のものが当たり前になってきた。特に、2005年のアーケードゲームから始まり、今年で10周年を迎えた『THE IDOLM@STER』シリーズに関しては、声優の高齢化により、世代交代するのではないかという声もあがっている。  さらに、先日『タッチ』の南役として知られる日高のり子、『名探偵コナン』の毛利蘭を演じる山崎和佳奈、同じく『名探偵コナン』で鈴木園子役を務める松井菜桜子といったそうそうたるベテラン女性声優が、アイドルユニット「backdrops」としてデビューすることが決まった。本人たちも、まさか平均年齢52歳にしてアイドルデビューするなんて、思ってもみなかっただろう。  若手の頃は知ってもらうことに必死だが、知ってもらっても、後からは次々と若くて見た目も良く、歌も踊りもできる新人が迫ってくる。芝居だけでなく、歌唱力も磨き、見た目も体力も保ちつつ、新人と一緒にイベントなどのステージに立たなければならないとなると、かなり過酷だ。  そもそも、声帯はからだの中で一番老化が遅い器官と言われており、声優はいくつになっても少年・少女の役を演じることだってできる。いや、少年少女だけでなく、女性が男性を演じることも、逆に男性が女性を演じることも、見た目にかかわらず、声だけで何者にでもなれる。それこそが、声優の魅力でもあった。しかし、その魅力は徐々に薄れつつあるのかもしれない。もはや、昔のように「役のイメージを壊したくないから顔出しNG」などということは、通用しない世界になってしまった。 (田口いなす)

声優学校ではスキルよりコネを身につけろ!? 声優キャスティングの生々しすぎる実態を現役プロデューサーが暴露

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『声優サバイバルガイド~現役プロデューサーが語る“声優の戦い方”』(くびら出版)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  大晦日の『NHK紅白歌合戦』に『ラブライブ!』声優9人組μ'sが初出場するなど、声優ブームはとどまる気配がない。深夜アニメやアニメーションを用いたCMの増加、月9やバラエティ番組でのボイス使用など、声優が起用される機会も増えた。それに伴い、声優志望者も多くなり、新人のデビューも相次いだ。しかし、そんなあまたの声優がいるにも関わらず、同時期のアニメに同じ声優が何作品も登場していることは珍しくない。そのキャスティングは一体どうやって決まっているのだろうか? 『ああっ女神さまっ』や『吉永さん家のガーゴイル』などを手がけた現役プロデューサー・大宮三郎が書いた『声優サバイバルガイド~現役プロデューサーが語る“声優の戦い方”』(くびら出版)から、その実態に迫ってみよう。  キャスティングは、オーディションや原作関係者、制作関係者などによって決められる。オーディションは主に主役を決める際に行われるが、主役や名前のある脇役は、原作関係者や監督、プロデューサーといった制作関係者が決める場合もあるという。オーディションにも、制作側からある程度参加者を絞り込んで行われる「クローズド」と言われるものと、作品の概要やキャラクターのプロフィールなどを各事務所に提示し、参加者を募る「オープン」と言われるものがある。「オープン」の場合、まれにプロ・アマ問わずに募集を掛けることもあるそうだが、プロを対象としたオーディションの場合、すべての事務所に声がかかるわけではない。さらに、たとえ事務所に声がかかっても、社長やマネージャーなど、誰を参加させるか決める権限のある人に気に入られていなければ、参加するチャンスも得られないのだ。  また、名前はないがセリフのある役、ガヤなどは音響の制作関係者が決めるというが、こちらも制作関係者が仲の良い事務所のマネージャーに声をかけ、候補を出してもらうそうだ。つまり、事務所に所属していないフリーの声優は、音響監督や音響の制作担当者と直接コネがなければ、声がかかることはないということ。いずれにせよ、たんに「仲が良いから」というだけでキャスティングされることはなくても、「自分が知っている声優の中からもっとも役に適した人」が選ばれるのが必然。「事務所に所属すれば仕事がもらえる」という考えは間違いだが、新人でどこの事務所にも所属していないと、よほどのコネでもない限り、スタートラインにすら立てないということになる。  さらに、大宮は各部署によって声優を選ぶ基準も違うと語る。その基準とは、次のようなものだ。 「プロデューサーは、製作委員会(作品の制作費を出している会社の集合体)や営業を代表する立場として、プロモーションの効果を高めてくれる声優を選びたい気持ちがあります。ですから、候補者のルックスや歌唱力、トーク力に加え、ハードなプロモーション活動に耐えられる体力や、前向きに取り組んでくれる人柄を重視します」 「原作者は、何より自らが創造したキャラクターのイメージと合うかに重きを置きます」 「監督は、自分の演出に応えられる演技力を求めます」 「音響監督には、候補者たちの声質が似すぎていないかチェックする、新人ばかり選ばれそうならベテランも織り交ぜるといった全体のバランスを考える役目があります」  これらの基準を1つでも多く満たすことができれば、当然キャスティングされる可能性は上がる。たとえば、アニメ『監獄学園』の主人公・藤野清志を演じた神谷浩史は、制作発表会の場で、裏話として監督から「神谷さんが出てくれるとお金が集まるんです」と言われたというエピソードを語っている。神谷は「声優・神谷浩史に来た仕事は断らない」と公言していることもあり、キャスティングの時点で少なくとも監督、プロデューサーの基準はクリアしていたと言えるだろう。  といっても、すべての人の要望を満たさなければならないということでもない。たとえば、スクウェア・エニックスの主要クリエイターである野村哲也に気に入られたことで、野村がプロデュースした『すばらしきこのせかい』の主人公役として推薦された内山昂輝のようなパターンもある。ただ、これらの基準を知っていれば、「審査員席の誰に、何をアピールすればよいのか、自ずと見えてくる」し、事務所や仕事現場での立ち居振る舞いも変わってくるという。  現役声優である浅野真澄が原作を担当したアニメ『それが声優!』で、新人が名札を下げて事務所のロビーに並び、先輩やスタッフに挨拶する描写があった。ネットでは声優業界の闇だと話題になったが、同じようなことは実際にあるらしい。大宮も、「アフレコが終わった後は、先輩たちが帰るのを「お疲れ様でした」と元気よく見送り、自分は最後に帰るようにしましょう」とアドバイスしている。たしかに、話だけ聞くととんだブラック企業のように思えるかもしれないが、声優という仕事の性質上、こういったところからも他と差をつけていくしかないのだという。なぜなら、 「声優としてのスキルを上げるには、100回の練習より1回の本番が効果的」 「アニメ業界では“仕事が仕事を生む”」(『声優サバイバルガイド』)からだ。  そのために、大宮は「現場にいる人の顔と名前をすべて覚えれば、仕事をしていくなかできっと役立つはずです」とも語る。実は、あの山寺宏一もこれを実践していた一人。『声優魂』(星海社)で大塚明夫が語っているが、山寺は若い頃から現場のスタッフの名前を全部覚えていたという。  いずれにせよ、声優として生き抜いていくには、とにかく覚えられること、「関係者の誰かに自分の顔を思い浮かべて」もらうことが第一。そして、その戦いはすでに養成所や専門学校時代から始まっているというのだ。大宮は声優専門学校や養成所に通わなくても声優になることは可能としながらも、「声優事務所に所属する前に技術を身につけたり、コネクションを築いたりする手段として、学校や養成所で学ぶのはとても有効な方法」と語る。  ただ、「絶対プロの声優になる」と決めているなら、「同級生と仲良くする必要はありません」。周りから「付き合いが悪い」「こびを売っている」と言われても、「同級生よりも仲良くしなければならない人が周りにいる」という。それが、「学校であれば講師や担任の先生、養成所であれば講師や担当者(声優事務所のマネージャーを兼ねている場合が多い)」だ。  実際に、東京アナウンス学院に通っていた寺島拓篤は、「VOICE Newtype No.057」(KADOKAWA)でこんなことを語っている。 「2年生のときナレーションの授業を教わっていた先生が、僕が最初に所属する事務所のマネージャーをやっていたんです。呼び出しを受けて「何怒られるんだろ」ってびくびくしていたら「うちに来なよ」って」  彼以外にも、養成所時代に講師やマネージャーの目にとまり、デビューを果たした人はいる。もちろん、いくらコネがあっても、期待に応えられるだけのものを返せなければ、声優を続けていくことはできない。最近では、歌って踊れることが必須だったり、アニメと同時にラジオが始まったり、イベントが開催されることも多いので、トークやMCができなければならない場面も多い。『声優サバイバルガイド』でも、「声優は芸人ではないですが、トークの材料をメモするネタ帳のようなものを持つべきかもしれません」とまで書かれている。  声優の幅が広がったことでできることも増えたが、その分、目指す側のモチベーションも多様化したし、求められるハードルは高くなった。しかし、声優だけで食べていける人の枠は決して増えていない。そして、この厳しい現状に直面しているのは、なにも新人に限ったことではない。  つい最近、『サザエさん』で中島を演じていた白川澄子が亡くなったことで、二代目中島として落合るみが選ばれた。これまで声優の世代交代といえば、このように担当していた声優が亡くなるか、高齢で体力的に厳しくなったことから交代されることがほとんどだった。でも、今はそうじゃない。 『THE IDOLM@STER』や『ラブライブ!』、『うたの☆プリンスさまっ♪』など、男女問わずアイドルものが増え、イベントでも声優が歌って踊るコンサート形式のものが当たり前になってきた。特に、2005年のアーケードゲームから始まり、今年で10周年を迎えた『THE IDOLM@STER』シリーズに関しては、声優の高齢化により、世代交代するのではないかという声もあがっている。  さらに、先日『タッチ』の南役として知られる日高のり子、『名探偵コナン』の毛利蘭を演じる山崎和佳奈、同じく『名探偵コナン』で鈴木園子役を務める松井菜桜子といったそうそうたるベテラン女性声優が、アイドルユニット「backdrops」としてデビューすることが決まった。本人たちも、まさか平均年齢52歳にしてアイドルデビューするなんて、思ってもみなかっただろう。  若手の頃は知ってもらうことに必死だが、知ってもらっても、後からは次々と若くて見た目も良く、歌も踊りもできる新人が迫ってくる。芝居だけでなく、歌唱力も磨き、見た目も体力も保ちつつ、新人と一緒にイベントなどのステージに立たなければならないとなると、かなり過酷だ。  そもそも、声帯はからだの中で一番老化が遅い器官と言われており、声優はいくつになっても少年・少女の役を演じることだってできる。いや、少年少女だけでなく、女性が男性を演じることも、逆に男性が女性を演じることも、見た目にかかわらず、声だけで何者にでもなれる。それこそが、声優の魅力でもあった。しかし、その魅力は徐々に薄れつつあるのかもしれない。もはや、昔のように「役のイメージを壊したくないから顔出しNG」などということは、通用しない世界になってしまった。 (田口いなす)