ゴージャス松野とビッグダディが語る、俺たちがホストになったワケ
<p> マネージャーを務めていた女優・沢田亜矢子とのドロ沼離婚後、整形してホストデビューし、2002年にはプロレスに進出、現在もレスラーとして活躍するゴージャス松野。5度の結婚と5度の離婚を経て、2013年にプロレスデビュー、2015年9月にはホストデビューを果たしたビッグダディこと林下清志。共通点が多い2人が初対面し、ホストに転身した理由や人生を語った!</p>
先日熊本県で、生後3カ月の赤ちゃんに覚せい剤を投与して死亡させるという信じがたい事件があったが、中国では新生児にバイアグラを投与したという恐ろしい一報が飛び込んできた。しかも、投与したのは医師だった。いったい、どういうことなのか? ニュースサイト「台海ネット」が12月4日に伝えたところによると、福建省アモイ市で生まれた若若(ルオルオ/仮名)ちゃんは、生まれつき呼吸器に問題を抱えていた。新生児集中治療室で治療を受けたものの、一向に症状はよくならない。精密検査をしてみると、若若ちゃんは重度の肺炎をわずらっていただけではなく、先天的に右の上肺葉が欠如していたことがわかった。 このままでは、若若ちゃんは衰弱して死を待つばかり。そこで医師団が決断したのが、バイアグラの投与だった。実はこれ、特殊な例ではあるものの、決してとっぴな医療行為ではなかった。 バイアグラというのは、もともと狭心症治療のために開発されたシルデナフィルという薬。その後、“別の作用”もあることがわかり、そちらの方面に開発を切り替えてバイアグラという名称で売り出したもの。肺血管を拡張する作用があるため、シルデナフィルは現在、肺動脈性肺高血圧症の治療薬としても臨床現場では使われているのだ。バイアグラによる治療で無事、容体が安定した若若ちゃん。使用したバイアグラが偽物じゃなくてよかった!?
新生児に対しても、胎盤呼吸から肺呼吸への切り替えがうまくいかずに低酸素に陥る肺高血圧の症状改善に効果があることが医学会で報告されている。若若ちゃんを治療した病院の医師の話によると、同病院の新生児集中治療室においても治療成功例があったという。 バイアグラの投与を7日間続けると、若若ちゃんは呼吸も安定し、投与を止めても症状が悪化しなかったことから、その後、無事に退院することができたという。 なかなかいいニュースではあるが、中国には大量の偽バイアグラや怪しげなバイアグラもどきが出回っている。それらを、赤ちゃんの治療に使ったりする輩が出てきたりしないことを願うのみである。 (文=佐久間賢三)バイアグラの中国語の正式名称は「ワンアイカー」だが、一般的には「ウェイガー」と呼ばれている
事務の方にわかりやすくするために、レイアウトを変えました。でも、事務はまだ決まっていません
気づくと年末、4月から始めるベビーシッター派遣事業の準備で毎日が忙しいです。自分で決めないといけないことが多すぎるのですが、決断はいつも“霊感”です(笑)。振り返ると「駒沢の森こども園」をオープンしたときから、いつもそうでした。
今回のベビーシッター派遣事業は、以前にプロデュースした「音羽の坂こども園」とは異なり、「直営」になるので、保育園をもう1つ作ることに近い労力がかかりますね。ただ、雑誌「サイゾー」の連載で知り合って仲良くなった人が手伝ってくれているので、孤独感がないです。初めての保育園オープンの時は、みな「絶対、失敗する」「なんでアイツが保育園経営なんだよ」「バカ」とまで言われていたのに対して、保育業で実績ができたせいか、今回は「さすがですね」「また成功しそうですね」……なに! この手の平を返したような周囲の反応は。笑ってしまいそうですよ。
吉本興業公式サイトより
5年ぶりに復活した『M‐1グランプリ』(テレビ朝日系)が、17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率をマークした。優勝した吉本興業所属のトレンディエンジェルは、優勝後にテレビ収録25本、取材8本、イベント2本のオファーがあるなど仕事が殺到中だと報じられている。
しかし、『M‐1』が放送されたテレビ朝日ではトレンディエンジェルらが所属する、吉本芸人の起用を渋っているようだ。
最近、韓国のネット掲示板で、韓国軍の食事写真がアップされているのをたびたび見かける。一見、SNSでよくある投稿のように見えるが、決してそうではない。日本のウェブサイト上に散見される“ミリタリー飯(ミリメシ)特集”とも、少し趣が異なる。実は「韓国軍の食事があまりも貧相だ」と、ネットユーザーを中心に話題になっているのだ。 韓国大手メディアの一部には、自国軍隊のミリメシの貧相さを具体的に報じるところも現れ始めている。例えば、経済メディア「ヘラルド経済」の関連誌「REAL FOODS」は、「韓国軍ではミリメシは残飯だが、日本のそれは立派な“食事”である」と指摘。日本の自衛隊を持ち上げながら、自国のミリメシをかなり辛らつに批判している。 「韓国と日本が軍隊に提供する1日のカロリーは3,000~3,300キロカロリー。だが、単価が違う。韓国の1食の単価は665円。対する日本は陸自が870円、空自が1,025円、海自が1,073円だ。日本の場合、メニューも、地域の特性によってバラエティ豊かである」(REAL FOODS) また同記事では、自衛隊のとんこつラーメンや寿司、海軍カレー、いちごジャム、誕生日の特別メニューなどに称賛の目が向けられていた。 一方、韓国の掲示板では、男性たちが兵役時代を振り返り、“ひどいミリメシ談議”に花を咲かせている。「肉がタイヤみたいだった」「え!? 俺、肉なんかほとんど見かけなかったけど」「そのくせ、鳥インフルエンザが問題になると、チキンがやたら出てくるしな」「暴動が起きてもおかしくないレベル」「日韓で一緒に軍事行動したら、日本の手先のふりをして飯をもらおう」など、ほとんどの人々が軍隊の食事に否定的なコメントを寄せている。 中には「国防部長官は『国の財政事情が難しい』と正直に話し、兵士に謝罪しろ!」といった、政治的主張に近い真面目な書き込みも。日本では食べ物の恨みは恐ろしいというが、韓国でもその点は同じなのか。特に体力的にきつい軍隊生活時代の食事の恨みは、なかなか消えないようである 何かと話題の尽きない日韓対決。ことミリメシ対決に関しては、韓国人も完全に日本の勝利を認めざるを得ないようだ。 (取材・文=河鐘基)「ヘラルド経済」より
俳優のショーケンこと萩原健一が、来年1月からスタートするNHK BSプレミアムの連続ドラマ『鴨川食堂』に出演することが発表されたのが今年9月。ショーケンにとっては、テレビドラマの出演自体が11年ぶり。NHKドラマだと、02年の大河ドラマ『利家とまつ』に出演して以来、実に14年ぶりとなった。 そのほかのキャストには、連ドラ初主演となる忽那汐里ほか、岩下志麻や吉沢悠など、民放のドラマとは、一味違ったラインナップだと一部で話題になった。 しかし、この発表を見るにつけ、芸能関係者の間からは「本当に大丈夫か?」と囁かれていた。というのも、ショーケンといえば、芸能界の問題児としても有名な人物。1970年代に爆発的な人気を誇り、その後も国内の映画賞で俳優賞を受賞する一方で、83年に大麻取締法違反で逮捕されたり、その後も交通事故を起こして業務上過失致傷罪や、恐喝未遂事件で逮捕されるなどしてきた。結果、彼をドラマや映画に起用しても、何かしら事件や事故が起こり、撮影スケジュールはめちゃくちゃに。また、それでなくても共演者と揉めごとを起こすなどし、彼との共演を拒否する芸能事務所もあるという。ある芸能記者は語る。 「彼を煙たがるタレントは多く、その逸話はいたるところから聞こえてきます。面白い話だと、ある時、石原プロの俳優たちが、京都にある東映の撮影所(通称:太秦)で休憩を取ろうとしたところ、テーブルがめちゃくちゃに荒らされていた。それを目にした渡哲也さんが『一体何ごとなんだ?』と、職員に聞くと、別の撮影で来ていたショーケンがやったと話した。渡さんはそれを聞いて『あいつを探せ!』とものすごい声で怒鳴り、近くにある喫煙所でタバコを吸っていたショーケンはそれを聞いて、撮影をほったらかして撮影所から逃げ出したそうです(笑)」 と、このようなショーケン伝説【1】は数知れず、今では、ほとんど業界から干されている状態。単発の仕事ならともかく、長くスケジュールを押さえるドラマや映画の撮影に、彼を起用する制作者さえも「どうかしてる」と言われる始末だ。本人も、妻とシンガポールに居を構え、お声がかかった時にだけ帰国しているのだという。 そして今回、そうした関係者の心配が、現実のものとなっているようだ。 「『鴨川食堂』は京都にある食堂が舞台。撮影も太秦でしています。当然、京都弁での会話が必須なのですが、関東出身のショーケンにはそのイントネーションが難しくて、うまくしゃべれないそう。それにショーケンが苛立っていて、なかなか撮影が進まず、関係者は手を焼いているようです。結果、制作サイドが押さえていた太秦のスケジュールがいっぱいになり、ロケは京都でやりながら、セットの撮影は、東京の撮影所での延長となっています」(芸能関係者) また、ほかの出演者にも相当当たり散らしている様子だ。内情を知るドラマ制作関係者の話。 「ヒロインを務める映画『海難1890』が公開中の忽那は、NHKですが初の連ドラ主演ということで、意気込んで撮影に臨んでいました。ところが、ショーケンから厳しい“演技指導”が相次ぎ、相当疲弊しているそうです。映画の舞台あいさつなどで忙しい時期ですが、撮影がずれ込んだため、東京と京都を行ったり来たりするはめになっているようです。 また、忽那と同じ事務所のアイドルグループ、X21のメンバーも何人か出演が決まっていて、すでにショーケンとの顔合わせも済んでるそうですが、12月頭の時点でまだ撮影していないそう。1月からのドラマなのに……」 ある意味、期待にたがわぬ活躍を見せているようだが、その“活躍”ぶりはさまざまなところに影響を及ぼしている。 「まず、撮影日程が延長になり、京都から東京へスタジオも移ったので、制作費が膨大にかさんでいます。製作会社が『もしかしたら、うちがかぶらされるんじゃ……』と戦々恐々としてますよ。 それからもっとかわいそうなのが、第1話のメインゲストだったという某大手芸能プロの新人俳優です。撮影スケジュール延長の結果、自身の仕事の調整が合わずに出演を断念することになったそう。彼が撮影していた部分はほかの役者で撮り直しており、それもあってさらに撮影が難航しているようです。そうした結果、1月から開始のドラマなのに、いまだにウェブサイトが公開されていません。なにせ、配役が変わるかもしれないですからね」(前出の芸能関係者) タレントが不祥事を起こしたことでドラマが再撮になることは、まったく無いことではない。ただ今回の件は、タレント本人に落ち度はなく、さぞや、無念だろう。 「彼も、NHKドラマのチョイ役などで、結果を積み重ねているところだっただけに、相当無念でしょうね。通常、民放ならば他局同士で連携を取り合って、ある程度タレントさんのスケジュールに調整を効かせます。例えば、今クールのジャニーズタレントなら、どこの局は、どのユニットの誰を使う……みたいな情報をやり取りしますよね。その分、バーター出演など政治的なやり取りが行われたりするのですが、NHKは基本的に他局との政治を気にせずキャスティングをする。逆に、例えば大河に出るならその間は他局のドラマに出るな、という縛りをつけたりさえしますからね。 ただ、そもそもショーケンは過去の人。うちではまずキャスティングの話題に上がりませんよ」(前出・ドラマ制作関係者) ともあれ、ショーケンを使えば、何か不測の事態が起こってしまうことは、想像に難くないはず。一体なぜそのような無茶なキャスティングをしたのだろうか? 「今回、制作陣にチーフ演出として元NHKの佐藤幹夫氏が入っています。また脚本は、同じくNHKで『坂の上の雲』の脚本監修などを手がけた池端俊策氏。一部では、彼がくすぶってる昔なじみのショーケンを復活させようとして、企画を立てたという話もありますが、実際は違うようです。 彼らは、同局制作のドラマで実績のある人間ですが、さすがに最近はNHKを離れて、その影響力は低下している。このご時世、なかなか企画も通らなくなっているそう。そこで、昔から懇意にしているショーケンを起用し、話題性を狙うことで、なんとか企画を通したようです。実際、企画がきまった当初には、いけると周囲に漏らしていたそうです」(前出の芸能関係者) こうなってくると、もしかして悪いのはNHKのOBと、それを許した同局なのでは……? という気もしてくる。どちらにしても、内情がこうも荒れていては、作品にはあまり期待が持てない。彼らの裏で苦汁をなめされられた新人俳優や制作会社、スタッフたちの苦労がしのばれる、“傷だらけ”の作品になってしまいそうだ。 【1】ショーケン伝説 今回聞いた話の中で、もうひとつ面白いものがあったので紹介しよう。俳優の佐藤浩市がまだ若手の頃、東京の東映撮影所で主演ドラマの収録をしていた。そこへ、別のスタジオで収録をしていたショーケンが現れ、カメラが回っている時に「親父(三國連太郎)に似て、下手くそだなぁ!」と大声で叫んで帰ったそう。もちろん、撮り直しでスタッフに戦慄が走ったが、佐藤が冷静に「皆さん落ち着いて。撮り直しましょう!」と笑顔で言ったらしい。佐藤の大人っぷりと、ショーケンのダメっぷりが垣間見えるエピソードだ。こうした話は枚挙にいとまがない。春日太一著の『あかんやつら』にも詳しい東映京都撮影所。通称、太秦。
結婚、妊娠のため、MCを務める『Oha!4 NEWS LIVE』(日本テレビ系/月~金曜午前4時~)を年内で卒業することが決まっている中田有紀アナの後任が、ようやく決まった。 中田アナに代わって、2016年1月4日より、MCに就任するのは、入社2年目の畑下由佳アナ(月・火曜)、3年目の後藤晴菜アナ(木・金曜)のフレッシュな若手2人。畑下アナは現在金曜のニュースを担当しているが、MCに“昇格”となる。空白の水曜はMCを置かず、出演キャスター全員で進行する。 MC以外のキャスター陣は、水・木曜のニュースを担当する本多小百合アナが金曜も担当するようになる以外は、現状のまま。ニュース担当(月・火曜)=吉竹史アナ、天気担当(月~金曜)=酒井千佳アナ、スポーツ担当(月~金曜)=加藤多佳子キャスター、エンタメ担当(月~水曜)=玉木碧キャスター、エンタメ担当(木・金曜)=内田敦子アナの陣容。今夏に“ナゾ”の休養をして、降板説も飛び交った内田アナも無事残留する。 フリーの立場ながら、2011年10月より、実に4年余にわたって同番組のMCに君臨し、“日テレの早朝の顔”として、世のオジサマたちから絶対的な支持を受けてきた中田アナの後釜が、キャリア不足の若手2人では、いささか役不足な感は否めないところ。 「視聴率が好調な日テレとて、『コスト削減策』の流れは他局と同様です。視聴率10%程度(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を取る『NEWS ZERO』の山岸舞彩キャスターの後任でさえ、局アナの久野静香ですませたのです。中田アナが所属するセント・フォースでは、今回も当然営業はかけたようですが、早朝で大した視聴率も取れない番組に、フリーの大物女子アナを使う予算などありません」(テレビ関係者) 若手2人が後任となると、中田アナのファンは『Oha!4』の視聴をやめて、他局に乗り換える可能性もありそうで、苦戦を強いられている『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)、『はやドキ!』(TBS系)あたりは、“おこぼれ”にあずかれるかも? (文=森田英雄)『Oha!4 NEWS LIVE|日本テレビ』より
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 12月13日、新聞各紙が一斉に報じたのが「餃子の王将」射殺事件に関する衝撃情報だった。ちょうど2年前、2013年12月19日早朝に起こった「王将フードサービス」社長・大東隆行氏射殺事件に関して、殺害現場に九州の暴力団組員のDNAが残されていたというのだ。新聞では暴力団の実名は記されていないが、この暴力団とは北九州に本拠地を置く工藤会のこと。この組員は40代で、傘下の組長をつとめているという。 しかし、京都に本拠地を置く王将の社長を撃ったのが、なぜ九州の暴力団関係者なのか。ここで、各マスコミが注目しているのが、王将と九州のゴルフ場をめぐるトラブル、そして部落解放同盟元幹部との関係だ。 たとえば、「フライデー」(講談社)1月1日号はこう書いている。 〈90年代末、工藤会のおひざ元である福岡のゴルフ場が資金難に陥った。その際、ゴルフ場の経営者Xと親交のあった王将の創業家出身の3代目・加藤潔社長(当時)が約90億円を子会社に通じて迂回融資した。だが、返済は焦げつき、王将は財政危機に陥ってしまったのである〉 また、同誌によると、Xは以前から工藤会との関係が囁かれる人物で、その後、迂回融資問題は解決したと見られていたが、迂回融資の残債が20億円ほどあり、殺された4代目社長がその回収にあたっていたという。 「フライデー」は名前を書いていないが、Xというのは福岡で手広くビジネスを展開する実業家の上杉昌也氏、“解同のドン”といわれた故・上杉佐一郎元部落解放同盟中央執行委員長の異母弟にあたる人物である。 以前から、部落解放同盟の裏側を追及してきた一ノ宮美成+グループ・K21による著書『京都の裏社会 山口組と王将社長射殺事件の聖域』(宝島社)には、王将について関係者のこんな証言を掲載している。 「『王将』のバックは、なんといっても上杉佐一郎さんでしたよ。(略)『王将』の餃子の店の全国展開に乗り出す際、数百億円ともいわれる原資をメガバンクから上杉さんが引っ張ってきたそうです」 王将創業者の加藤朝雄氏は福岡県出身で上杉氏と同郷だった。そのため王将ファミリーと上杉氏との関係が築かれていったというが、こうした関係から3代目社長の加藤氏は、上杉元委員長の異母弟・上杉昌也氏が経営する「福岡センチュリーゴルフクラブ」に子会社を通じて90億円の融資を行い、結果これが焦げ付いてしまったのだという。 〈「王将」を初の赤字に転落させたのは、王将ファミリーと親しい関係にあった上杉昌也氏が経営するゴルフ場への事実上の迂回融資だった。迂回のためのトンネル会社は、射殺された大東前社長が同じく社長を務めていた「キングランド」だった。〉 当時社長だった3代目の加藤氏は2000年、責任を取って経営から退き代わって王将フードサービスの社長となったのが大東氏だった。同書では「真偽は不明だ」としながら、大手全国紙記者のコメントをこう紹介する。 「大東前社長は社長就任後、相応の金額を出して、昌也氏が持っていた王将の株を買い戻したのではないか。つまり(株を手放させることで関係を)切ったのではないか」 さらに事件後、在京不動産ブローカーからの話としてこんな情報を記している。 「昨年暮れから『福岡センチュリーゴルフクラブ』を、付設のホテルと合わせて30億円で買ってくれないかという話が持ち込まれているんです。なにやら上杉昌也さんは、後ろ盾となってきた九州のヤクザに追い込みをかけられ、相当焦っているとの話ですわ」 つまり、上杉昌也氏が工藤会とトラブルを起こし、それがなんらかの形で、王将に波及したのではないか、という見方がかなり前から流れていたのだ。 そして、今回、犯人が工藤会組員であることを示唆する新聞報道──。だとすると、王将をめぐってささやかれてきたこうした背景も一気に明るみに出るのだろうか。 しかし、事情はそう単純ではない。捜査は進展どころか大きな壁にぶつかっており、そもそも、犯人が工藤会組員というのも確定情報ではないようなのだ。 「現場にタバコの吸殻が落ちていて、鑑定したところ、DNAがこの組員と一致したというんですが、現場というのは、殺害場所から1km以上離れた住宅街。ここで盗難バイクが見つかっており、そこでタバコを吸って待ち伏せしていたというのが京都府警の見立てなんです。それだけで犯人とするのはかなり無理があるし、そもそも、これから殺人しようという人間がわざわざタバコの吸殻を現場に残す、というのも疑問です。しかも、府警はこれ以外にほとんど、証拠をもっていないという話ですから、今のままじゃ、立件は難しい」(全国紙・在阪記者) 実際、各週刊誌も捜査に疑問も投げかけている。「週刊新潮」(新潮社)12月24日号によれば、そもそもDNAという重要情報を新聞に流したことこそ、捜査難航の証明だという。 〈重要なのは、(京都)府警側が12月19日になったら書いていい、と了承していたという事実である。何故、これほど重要な情報が公開されることにお墨付きを与えたのか。そこにこそ、府警の苦哀が現れている。〉 「週刊新潮」はこう書いた上で、福岡県警担当記者のこんなコメントを紹介している。 「京都府警としては、昨年、工藤会トップの野村悟を逮捕するなど、“頂上作戦”を行ってきた福岡県警の協力が欲しい。そこで新聞各紙に大々的に書かせて世間にアピール。それによって、福岡県警を動かそうとしたのでしょう」 実は福岡県警は王将事件に関与することは消極的だった。DNAが出たからといってその男が実行犯と決まったわけでも、実行犯に指示した者の有無さえ分からない、そんな中、もし失敗したらこれまで積み上げてきた工藤会の公判に影響が出る、という判断だったという。そこで、京都府警が世論を動かそうと、情報を一斉に流したというのだ。 また、前述の「フライデー」1月1日号も、以下のような捜査関係者のコメントを掲載している。 「地元の暴力団関係者に聞き込むと、『A(捜査線上に上がっている組員のこと)は荒事に自ら手を染めるような人間じゃない。他団体などとの外交を担うタイプで、実行役をするとは思えない』という。Aは事件当日のアリバイを主張しているうえ、タバコを吸わないという情報もある」 つまり、今回の事件は、全く別の何者かが、以前から囁かれてきた噂を利用して仕組んだ可能性もあるということだ。王将をめぐる闇が明かされるのには、まだしばらく時間がかかりそうだ。 (時田章広)殺害された王将フードサービス・大東隆行氏(YouTube「ANNnewsCH」より)
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