“消えたヘキサゴンファミリー”は今――元新選組リアン・森公平が語る「紳助引退の挫折」で得たモノ

<p> “カシアス島田”こと島田紳助がプロデュースした伝説のバラエティ『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)が、放送開始から10年を迎えた。“おバカタレント”という言葉と文化を生み出し、出演陣である“ヘキサゴンファミリー”は軒並みブレーク。2008年には番組で誕生した羞恥心とPaboが『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、お祭り騒ぎのような状態だった。番組は11年、紳助の芸能界引退とともに幕引きとなったが、ファミリーの一員だった木下優樹菜はその後ママタレントして活躍を続け、上地雄輔はタレント活動と並行し、ソロアーティストとして『紅白』にも出場した。</p>

韓国格闘技イベントで注目を集めた、選手顔負けの「美しすぎる“逆三角形”ラウンドガール」とは?

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ユ・スンオク
 来る12月29日と大みそかにかけて開催される、年末格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX」。その昔、NHK『紅白歌合戦』、日本テレビ系『笑ってはいけない』シリーズと三つ巴で視聴率を争っていた格闘技イベントだが、いつしかフェードアウト。久々に復活する年末の風物詩に、注目が集まっている。  お隣・韓国では、去る11月28日、UFC大会が初開催。韓国で人気を誇る秋山成勲をはじめ、世界中からトップファイターが集結したが、数々の好対戦カードに負けないほど会場の注目を浴びたのが、“オクタゴンガール”と呼ばれる、いわゆるラウンドガールたち。  今大会では世界各国の女性モデルが「オクタゴンガール」を務めたが、韓国メディアの熱視線を独り占めしたのは、ユ・スンオク。1990年生まれの25歳、172センチの長身とくっきりとした顔立ちは、文字通り「アジア人離れ」しており、海外モデルと並んでも引けを取らないグラマーな美女だ。自国出身のモデルということを差し引いても、現地メディアが注目するのはうなずける。
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 彼女の公式サイトをのぞいてみると、まず驚くのは、その顔立ちの違い。トップページに掲載されているメイン写真は、「オクタゴンガール」版の顔とは別人で、薄顔のしっとり系である。しかしながら、そのスタイルは、やはり抜群。スポーツウエアを着た1枚は、豊満なバストと細すぎるウエストの高低差があらわに。CGいや3D、もっと的確に表現するなら、リアル『ワンピース』状態だ。  それもそのはず、彼女は2013年に「ミスコリア忠清北道」にて特別賞受賞、同年の「ソウル国際ショー」では10代モデル1位を獲得、その後、ドラマやミュージックビデオに出演した後、14年には「AMERICA WEEKEND IN LAS VEGAS」世界大会広告モデル部門にて、アジア人で初となるトップ5を受賞しており、業界内では知られた存在だったのだ。  グラビアアイドルが存在しない韓国の男児にとって、こうしたイベントのモデルたちは、数少ない目の肥やし。彼女たちにとっても、モデルからまたひとつキャリアを重ね、“コリアンドリーム”を手にするための重要な舞台なのかもしれない。

和田アキ子、ももクロ、三代目JSB…ダサいからこその『紅白』、その悲喜こもごも

――女性向けメディアを中心に活躍するエッセイスト・高山真が、サイゾーの記事を斬る。男とは、女とは、そしてメディアとは? 超刺激的カルチャー論。
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サイゾー2015年12月号
  紅白歌合戦の出場者が発表されました。発表の少し前あたりから、サイゾーを含めさまざまなメディアでも「誰が紅白に出るのか」という話題が取り上げられました。まあ、日本国民のほとんどが手に汗握ってその発表を受け止める…という時代はとうの昔に過ぎ去りましたが、それでも発表当日は、出場する人、落選した人、それぞれに関する悲喜こもごもの報道がなされました。  視聴者側からもっとも「?」を突きつけられた出場者といえば、和田アキ子ということになるでしょうか。かく言うあたくしも、もう何年も「和田アキ子を『紅白』で見るのはつらい」という状態が続いています。 和田アキ子の当落が話題になる最大の理由は、たぶん「もう何年もヒット曲がない」なのでしょう。その意見にうなずく部分は確かにあるものの、他の演歌歌手の大部分も同じ理由で「?」マークを出されるはずです。あたくしが「和田アキ子を見るのがつらい」と思っている最大の理由は、「ここまで下手になってしまった歌手は他にいないから」ということに尽きます。  初めて和田アキ子の歌に悲しみを覚えたのは、調べてみたら2003年のことでした。真っ白な長ラン&ボンタン(死語)にしか見えないロングジャケット&ワイドパンツに身を包んだアッコが「古い日記」を歌ったのですが、リズムについていけないとか、音程がめちゃくちゃあやしいとか、そういった「?」をはるかに超えて「…………」という溜息を誘ったのは、「それはそれでよかったの」の部分の、「それはそれで」と「よかったの」の間に、ガッツリとブレスを入れていたことでした。それを入れたがために「よかったの」の歌い出しのタイミングまでもが台無しになるほどの、大きなブレス。昔ならばやすやすと一息でつなげ、なんならその後に続く「あの頃は」までをもノーブレスで歌えていたはずのアッコの、目を覆わんばかりの劣化。「ああ、もうこの人は単に『大きな声が出るだけ』の歌手になってしまった」と思ったものです。 毀誉褒貶はあるものの、「あの鐘を鳴らすのはあなた」のような壮大な曲から「コーラス・ガール」のようなしみじみした味わいを醸す曲までを歌えていたからこそ、評価もされてきたのではなかったのか。それを自分から捨ててしまったことに気づいてさえいないのはどういうことか。アッコがアップテンポの歌を歌い終わった後によくするドヤ顔を見ながら、怒りに近い残念感を覚えた、と言いますか。 和田アキ子の紅白出場がいったん途切れたのは、1978年と1979年の間だったそうです。78年に歌ったのが、『コーラス・ガール』。緊張のあまり歌い出しがボロボロになってしまったアッコの姿を記憶しています(とは言え、78年当時の和田アキ子の名誉のために言うと、その後のパフォーマンスはよかったのですが)。翌年に落選となったのは、その頃にはヒット曲がなくなってしまっていたこともあるでしょうが、あのパフォーマンスにも幾ばくかの理由があったのでは、とあたくしは推測しているのです。手に書いた歌詞、いわゆるアンチョコを見ながら歌った島倉千代子(故人ですが、好きな歌手のひとりなので敬称略)が翌年に容赦なく落選になったように。 「歌手として人前に出るレベルではない」ということを、本人が自覚できなければそれを進言できる古株のスタッフはいないものなのでしょうか。芸能人とは、もともと「恥ずかしげもないほど自分に酔う」ことができなくては務まらない、ある意味で異常な職業ですから、自分自身のありよう、自分自身の能力を客観的に見られない人がいるのも自然なことです。だからこそ、身近にいる誰かがその首に鈴をつける役を負わなくてはいけない。すでに「裸の王様」呼ばわりされて長い時間が経っているアッコではありますが、それをトーク仕事で見せるならともかく、歌の仕事では見せてほしくない。昔、アッコの歌に感動した身として痛切に思います。  さて、そんな痛々しい思いばかりで『紅白』を見るのも悲しいものです。当然あたくしも自分なりにすでに観覧ポイントを定めています。もはや「演歌歌手」ではなくGACKTと同じカテゴリーに入れたうえで鑑賞している森進一の、「切っても血が出なさそう」と言うか、すでに生身の人間というよりは妙にリアルなフィギュアのようになっている肌の質感の、貴重な定点観測の場にしているとか。天童よしみの小さな瞳が、歌い終わりに必ずカッと見開いて、「どや、ウチの歌、聴いたか!? ウチが事実上のトリやで!」と言わんばかりの勝利感に酔いしれる様子とか。小林幸子は今年、ただスカート部分がデカいだけの水森かおりの衣装に一泡吹かせようともくろんでいるはずとか。 なんか演歌がらみのネタばかりになってしまいましたが、紅白は本来、なんと言うか、ダサいものです。その意味で、演歌歌手との相性のほうがはるかにいい。力が入りすぎているがゆえにトンチンカンな方向に暴走するのは、だいたいが演歌歌手なのですから。『ミュージックステーション』出演時と区別がつかないような衣装で出てくるのがカッコいいと思っている(ように見える)ポップス歌手はどうしても分が悪いわけです。だからと言うか、ももクロが落選したのは残念でなりません。「力が入りすぎている」ということをエンターテインメントに昇華できる、数少ないポップス畑のグループだったのに。  あとは、若い歌手たちの「やらされてる感」満載の応援パフォーマンスにも注目せざるを得ません。かつて『紅白』では、アイドル全盛期の郷ひろみだろうが西城秀樹だろうが、情け容赦なくランニング(タンクトップではなく、ランニングとしか呼べないデザインです)とジャージに着替えさせられて、申し訳程度に敷いたマットの上で体操をさせられたもの。あるいは、全盛期の山口百恵だろうとレオタードに網タイツ姿にさせられラインダンスを躍らされたり、デビューしたばかりの松田聖子もフレンチカンカンで下着を見せる踊りをさせられていたものです。ダサいでしょ? でも、それこそが紅白の持ち味なのです。 現在では、NHK側と事務所側の力学が変わってしまったのか、そんな公開羞恥プレイのようなことは行われていません。が、その代わりに、演歌歌手が歌う後ろで、自分たちオンリーの仕事では絶対にしないようなカッコに身を包み、踊ったり楽器弾いたりするという新しいアミューズメントが加わっています。今年、三代目J Soul Brothersにはぜひ、ハッピに超ミニ丈の半股引姿で太鼓とか叩いてほしい。「セクシー」という意味ではなく、「いくら黒メインの洋服でカッコつけてても、実はいちばん血が騒ぐのは地元のお祭り」的な、北関東マイルドヤンキーのセンスと絶対に合うし、面白いから(褒めてます)。それが鳥羽一郎の『兄弟船』だったら完璧なのですが、鳥羽一郎は今回、不出場…。やっぱりここは天童よしみあたりにお祭りソングをチョイスしてもらい、三代目のために一肌脱いでいただかなくてはね…。 高山真(たかやままこと) エッセイスト。著書に『愛は毒か 毒が愛か』(講談社)など。来年初旬に新刊発売予定。

河北麻友子の『3代目・白鳥麗子』就任に「やめてくれ!」桐谷美玲ともども、痩せすぎでフランスでは罰金に?

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「メ~テレ ドラマ」Twitter(@nagoyatv_drama)より。
 先月30日、人気コミック『白鳥麗子でございます!』が20年ぶりに映像化されること、さらに主役の白鳥麗子役にはモデルの河北麻友子が抜擢されたことが発表された。同作は今までに2度ドラマ化され、白鳥役はそれぞれ鈴木保奈美、松雪泰子が演じ、河北が3代目となる。この発表と同時に、「河北って、演技ド下手じゃん!」「松雪さんを超えられるはずがない」など、ネット上では原作ファン、前回のドラマファンから苦情の声が殺到しているようだ。 「プライドが高くて、思い込みが激しく、単細胞。『おーほほほほ』という高笑いも特徴的な強烈キャラクター白鳥麗子といえば、やはり松雪のイメージが1番定着しているのではないでしょうか。同作でゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となった松雪ですが、第一シーズンの平均視聴率は16.7%、最終回は20.8%の高視聴率を記録し、女優としての地位を確立しました。河北は父親がニューヨークで会社経営をし、生まれも育ちもニューヨーク。実家は現在、ビヨンセやロバート・デ・ニーロらセレブスターがご近所さんという、マンハッタン地区にあり、お嬢様育ちという点では白鳥にも引けを取らないのですが、肝心の演技力は評価が低く、現在放送中のドラマ『アンダーウェア』(フジテレビ系)では、主役の桐谷美玲の親友役を演じていますが、『浮いてる』『完全に“河北麻友子”として画面に出ちゃってる』など、厳しい評価が下されています」(芸能関係者)  河北といえば、演技力以上に批判されているのが、“痩せすぎ”という点だろう。“太りすぎ”を批判されることが多い日本の芸能界においては、稀有な存在ともいえる。 「『アンダーウェア』で共演している桐谷も痩せすぎと指摘されることが多いですが、その桐谷と並んでも、河北の細さは遜色ありません。理想的なモデルの体重を導き出す、モデル体重(kg)=身長(m)×身長(m)×18という計算式に当てはめれば、身長162cmの河北の理想のモデル体重は、約47kgということになりますが、河北の実際の体重は38kgといわれ、10kg近くも痩せています。身長163cmの桐谷も体重39kgと、河北と同じぐらい痩せすぎとなっています。今年4月にフランスで、BMIが18以下となるファッションモデルの活動を禁止し、該当する“痩せすぎモデル”を雇用した業者には最大7万5,000ユーロ(約980万円)の罰金、最大6カ月の禁固刑が科される法案が可決されましたが、河北も桐谷もBMIは約14.5ですから、この法案に当てはめると、河北・桐谷両者の所属事務所は罰金ものということになりますね」(同)  ちなみに、BMIとはボディ・マス・インデックスの略で、算出方法は 体重kg÷(身長mの2乗)。日本人の平均値がおよそ22ということからも、河北と桐谷がいかに痩せすぎであるかということがわかる。

思わず涙した忌野清志郎の歌…レクイエムの名手・菊地成孔がマイケル・ジャクソン、団鬼六の死に思ったこと

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『レクイエムの名手 菊地成孔追悼文集』(亜紀書房)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  日本人ジャズミュージシャンとして初めてジャズの名門レーベル「Impulse! Records」と契約するという快挙を成し遂げたミュージシャンでありながら、東京大学、東京芸術大学、慶應義塾大学といった学校で非常勤講師として教鞭をとり、また、映画評論・エッセイ集など数々の著作をもつ文筆家でもある、そんな多彩な顔をもつ菊地成孔が新著『レクイエムの名手 菊地成孔追悼文集』(亜紀書房)を出版した。  この本はタイトルの通り、菊地成孔が2004年から2015年にかけて、雑誌連載やブログ、自身の冠ラジオ番組などで故人に捧げた「レクイエム(鎮魂歌)」を集めた1冊。ライター・川勝正幸、ジャズ評論家・相倉久人、ジャズミュージシャン・菊地雅章といった生前関わりのあった人から、「glee」でフィン役を演じた俳優コーリー・モンテース、落語家・立川談志といった面識はないものの彼が強い思い入れをもっている人まで、総勢50本以上の「レクイエム」が収録されている。音楽はもちろん、映画・文学・心理学など、圧倒的な知識量をバックグランドとした評論で00年代以降のサブカルチャーを牽引してきた菊地成孔はどんな「レクイエム」を残してきたのか? 本稿ではそのなかから、印象的なテキストをいくつかご紹介していきたい。  ジャズシーンで活躍する傍ら、セッションミュージシャンとしても多くの仕事を残してきた彼は、多ジャンルのミュージシャンと知己をもっており、浅川マキ、ウガンダ・トラなど、バラエティに富んだ音楽家たちとの思い出を本書に綴っている。そのなかでも特に印象的なのが、忌野清志郎とのエピソードだ。  90年代、菊地成孔は師匠である山下洋輔(タモリを発掘、福岡から上京させた人物としても有名)のバンドの一員として、忌野清志郎が主催する川崎クラブチッタでの年越しイベントに出演した。しかし、そのイベントのオーディエンスはロック好きを中心とした聴衆で、彼らを前に演奏は空を切るだけだったという。 〈チッタのフロアを埋め尽くしたロックファン達を前にした、ボトム(ベース)がない、グランドピアノ、サックス、ドラムセットだけの完全アコースティックの演奏は、どれだけ扇情的な演奏を行っても、全くの無力でした。アウェイというレヴェルではない、あれほどの無力感を感じた演奏は、ワタシの乏しい音楽歴の中でも、あれっきりです〉 〈演奏は30分間でしたが、会場全体がどん引きでシーンとする事も、ヤジが飛ぶ事も、一切ありませんでした。我々の演奏は、やってるかやってないか、演奏なのかサウンドチェックなのか判らないものとして理解され、演奏中は、休憩中と全く同じざわつきが、同じデシベル値のまま全く止まらず、演奏は空を切ると言うより、一秒ごとに、演奏している我々三人だけの独占物になっていきました〉  菊地成孔にとってはなかなかに苦い清志郎とのエピソードだが、彼にとって故人にまつわる最も意義深い思い出はこのイベントでのことではなく、ある日テレビを観ていた時に偶然聴いた彼の曲に心揺さぶられた経験であると言う。それは、こんな歌詞の曲であった。 〈オレがどんなにわるいことをしても  オレは知ってる  ベイビー、おまえだけは オレの味方  オレがどれだけウソばかりついても  ベイビー、おまえだけは オレを解ってくれる  オレは知ってる〉  菊地成孔が書き出した歌詞は実際に清志郎が歌っているものと微妙に異なるのだが、ここで指している曲は恐らく「君が僕を知ってる」であると思われる。名曲「雨あがりの夜空に」のカップリングであり、アルバム『EPLP』に収録されている曲である。その歌を聴いた時の思い出を彼はこう語る。 〈ワタシは、自分が、日本の音楽を聴いて、これほど泣くのだと言う事に、当惑する程でした。涙が流れたとか、嗚咽が止まらなかったとかいう問題ではない、ワタシは全身全霊が泣き果てて、泣いて泣いて、この曲が終わる前に、幸福で死んでしまうのではないかと思いました。  この歌詞を、落ち着いて口にしたり、キーパンチしたりすることが、ワタシは一生出来ないでしょう。今こうして、たった100文字に満たない言葉をキーパンチするだけで、ワタシの目玉はずぶぬれになり、鼻からは滝の様な鼻水が流れています。読み返すと、更に涙があふれて来ます。こんなに人は泣けるのか。と呆れる程です。ワタシは、フォークソングの門外漢として、日本語のフォークソングは、生涯に一曲、フォーク・クルセイダーズの「あの素晴らしい愛をもう一度」だけあれば、そして、日本語のソウルとブルースは、この一曲があれば事足りると思っています〉  この追悼文は彼の公式サイト「PELISSE」に書かれたものだったが、多くの清志郎ファンの心を打ち、後に『文藝別冊 総特集 忌野清志郎』(河出書房新社)にも転載されている。  本書に収録されたテキストの書かれた04年から15年というのは、昭和を彩った偉人たちが次々と亡くなる時代でもあった。  菊地成孔にとっては、とりわけ、クレージーキャッツの面々(植木等、谷啓、桜井センリ)、そして『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ)での共演者ザ・ピーナッツの伊藤エミがこの世を去ったことが大きい。彼はかねてより兄である作家・菊地秀行の部屋で見つけたクレージーキャッツのレコードに夢中になったことが音楽や映画に目覚めたきっかけであると公言しており、本書でも〈ワタシはジャズとクレージーキャッツがなかったら今頃こんな仕事なんか絶対にしてません〉とまで綴っている。そんな彼らの死に、菊地成孔はこんな詩的な「レクイエム」の数々を送った。 〈90年代から00年代の20年間というのは、我等がハナ肇とクレージーキャッツが一人また一人と亡くなっていった時代でした。20年以上かけて、花びらがスローモーションで散っていくような様を見せられる。そういう時代に入り、まだそれが続いている訳です〉 〈こうやってクレージーキャッツだけでなく「シャボン玉ホリデー」という偉大な運動体が、少しずつ少しずつ黄泉の国へと昇っていくんだ。分っちゃいたけど、虚を突かれた気分です。毎週日曜の夜7時。その3分ぐらい前になるとザ・ピーナッツが「スターダスト」を歌い出す。二人の間にハナ肇が割り込む。ちょっと気障な嫌味を言う。ザ・ピーナッツが歌いながらハナ肇に肘鉄。ハナ肇があのフンガフンガみたいな面白い顔して、また来週。  あの完璧なエンディングが、ゆっくりゆっくり空に昇っていくようです〉 〈青島幸男さんが亡くなった時も辛かった。ワタシは元都知事が亡くなったという風には考えません。クレージーの仲間にしてブレーンの青ちゃんが亡くなったのだと。その後、谷さんも亡くなりました。植木屋はとっくに逝った。ハナも谷も死んだのだ。悲しい童話の集結部の様です〉  クレージーキャッツの面々がこの世を去っていった時期、それは昭和の巨星たちが次々とこの世を去っていった時でもある。例えば、我が国における官能小説の大家、団鬼六もそのひとり。 〈「昭和」「20世紀」の美学を形作った偉人達が、滑り込むようにどんどん鬼籍に入って行く光景をただ黙って見つめているような気分。 (中略)  従って、というべきか、故人の急逝は、昭和の一角が完全に終わった事、日本に於ける官能という文化がとうとう21世紀を迎えた事を同時に意味しているとしか私には考えられない〉  彼らのように、「昭和」、そして、「20世紀」を彩った巨星たちがこの世を去ることでようやく「21世紀」が始まると、菊地成孔は悲しみを胸に綴る。マイケル・ジャクソンの死も、まさにそのようなターニングポイントとなる出来事であった。 〈「言葉もない」という慣用表現がありますが、おそらく生まれて初めて、その状態の中におります。それでもこうして、キーパンチは出来るという事実に、彼が生きた時代。つまり、多くの消費者が皆キーパンチによって言葉を吐き出していなかった時代への追慕ばかりが駆け巡ります。ワタシは今、端的に申し上げて、泣いています。慟哭が止まりません。どうしたら止まるかも分りません。世界中の人々とともに、総ての宗教的な領域を超えて、共に喪に服そうと思います。21世紀が本当にやってきました〉  以上紹介してきたのは、本書におさめられている追悼文のほんのひと握り。面識がある・ないを問わず、思い入れのある人物が亡くなるたびに追悼文を捧げ続け、遂にそれらを集めただけで一冊の本を上梓してしまった菊地成孔。そんな彼にとって「死」とはどのようなものなのか? それは本書に綴られた、以下の言葉に集約されている。 〈どなたがいつ、どんな風に亡くなっても、ワタシが思っている事は一つです。あの世が楽しく、面白く、苦しければ良い。この世と同じぐらいに〉 (新田 樹)

矢口真理の仕事激減とテレビ業界に広がる”ワイプ不要論”

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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おいら―MARI YAGUCHI FIRST ESSAY より
 バラエティ番組の視聴率低下が嘆かれている今、逆境をものともせずに爆発的な視聴率を誇る2つの番組がある。日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』と『ザ! 鉄腕! DASH!!』だ。その理由を放送作家が分析する。 「両番組に共通するのは、ワイプを一切使っていないこと。イモトアヤコやTOKIOのメンバーの必死な姿が写っているとき、視聴者がVTRにだけ集中できる作りになっているんです」  “ワイプ”とは番組中、VTRの映像を流している間に、画面の端にスタジオにいるタレントの表情を映し出す技法のことで、30年ほど前に始まったといわれている。
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志田未来と神木「最強」の共通点、流行語大賞にため息、水原希子のドラマがやばい……週末芸能ニュース雑話

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未来日記(アメーバブックス新社)
記者H 志田未来に熱愛報道が出ましたね。 デスクM 神木隆之介とでしょ? お互い初スキャンダルなんて、初々しいね(笑)。 記者H 「フライデー」(講談社)には「週3日通い愛」なんて書かれていました。2人ともインドア派という話がありますし、インドア派なのかも。 デスクM 堀越学園時代の同級生で、子役時代から芸能活動もしていて、共演も多い。仲がいいことはファンの中では有名だったらしいけど、熱愛とはねえ。 記者H 志田に関しては「最後の清純派」といわれ、多くの男性ファンがいましたからね。バラエティ番組で「男性と付き合ったことない」という趣旨の発言もしていましたし、大人しい子だけに、そのイメージがさらに加速したようです。 デスクM AKB48とかアイドルが「清純系AV嬢」とかいわれて、男たちの夢を散々に潰してきたからね(笑)。ショックも大きかったんじゃない? 記者H ネット上では、意外と祝福してますよ。「神木なら許す」「お似合い」とかがチラホラと。「未来ならいいよ。俺の神木を」とか、妙な発言もありますが。 デスクM おおむね好意的かあ。俳優の窪田正孝と多部未華子の熱愛以来の祝福ムードだね。 記者H ネット民が味方するのもわかりますよ。この2人には、同級生や経歴以上の“共通点”があるんです。 デスクM 何? 記者H 「オタク趣味」です。志田は、ゲームセンターで“腐女子”人気の高い漫画『黒子のバスケ』(集英社)のクレーンゲームで友達と散財する姿を撮られていますし、神木は鉄道撮影が趣味で、休日の過ごし方はゲーセン。ライトノベルにも造詣が深いらしいんです。 デスクM ほお、けっこう本格的だね。オタクじゃない人にはオタクの気持ちを理解しづらい部分もあるだろうし、付き合うべくして付き合った感じがするね。 記者H そうですねえ。なんか、デスクと久々にいい話したなあ。 デスクM 最近、ロクなニュースなかったからね……。
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おぎやはぎのメガネびいき(TBSラジオ)
記者H 「新語・流行語大賞」、今年は「?」すぎますね。 デスクM 今年の? えーっと、「今でしょ!」? 記者H それは一昨年です。今年の年間大賞は外国人観光客の「爆買い」と、プロ野球の「トリプルスリー」です。 デスクM 「爆買い」は「あ~たまに聞いたなあ」程度、「トリプルスリー」なんて野球ファンしか口にしてないでしょ。私生活で使えてこその流行語だよね。 記者H ですよね。他には「ドローン」とか「SEALDs」、「五郎丸(ポーズ)」とか。「五郎丸」のほうが年間大賞より多くの人が口にしていたような。 デスクM おぎやはぎとか、有名人も今年はおかしいっていってるね。 記者H 年始に話題になった8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」はトップテンにも入らなかったんだ。口にしてる人たくさんいたはずだけど。 デスクM ビートたけしとか明石家さんまとか大御所に酷評された上、ネタが隠語で「原爆投下」を揶揄してると話題になって「反日」イメージまでつきましたから、スルーしたのでは。 記者H 13年は「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」と、まだ納得できたんですが、ここ2年はどうも納得いかないワードが多いですね。 デスクM こんな調子じゃあ、来年も「ダメよお~ダメダメ」かな。 記者H それは去年ですね。 デスクM てか、トップテンの「まいにち、修造!」って単なるカレンダーのタイトルじゃん! 記者H 流行“語”じゃないっていう(笑)
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ついに
デスクM 水原希子が、ついに開き直ったか……。 記者H どうしたんですか? デスクM 来年1月スタートのドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)で、縁故入社で「身勝手な帰国子女」役を演じるようだ。 記者H それだけ聞くと、非常に似合っているように感じますね。 デスクM インスタグラムの言動で「高飛車」「勘違い」とかよくいわれてるからね。まさにハマリ役かも。 記者H オファーを出した制作陣も、完全に狙ってますよね(笑)。 デスクM 最近は韓国でも雑誌の表紙になったりしてるけど、仕事の中心はやっぱり日本なのかな。 記者H 俳優の野村周平との熱愛報道もあって、今まで以上にバッシングされている水原ですけど、あんまり気にしてないようです。太い神経してます。 デスクM でも、このドラマは心配だな……。 記者H どこら辺がです? デスクM 主演は、最近出る作品がコケ続けてる香取慎吾、ヒロインは自分の世界全開の上野樹里と、制作発表の段階で不安は多かった、その上、今年の映画『進撃の巨人』で、アンチが多さから大コケの“戦犯”とまでいわれた水原となれば……。 記者H “爆死”待ったなし! な感じはしますね確かに……。 デスクM 「旬じゃない感」の役者そろい踏み。これは、記者としては要注目。 記者H 予測を裏切ってくれることを期待します。最近の香取はなんか悲惨ですし。 デスクM 『ギャラクシー街道』のことはいうな……。

米倉涼子、『家政婦は見た!』は『ドクターX』復活の序章? 高部あい逮捕も追い風に

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米倉にとってこの2015年とは……

 離婚問題の渦中にいる米倉涼子が、いよいよ来年はアクティブに動くことになりそうだ。昨年末、2歳年下の一般人男性と結婚した米倉だが、即別居。離婚問題が取り沙汰される中、米倉は口にチャックをして、この件には一切触れてこなかった。

 妊活のため、今年のスケジュールを白紙にしていたといわれる米倉は、今年に入ってドラマも映画も一切出演なし。唯一、9月に舞台『スジナシBLITZシアターVol.2 』に上がっただけだった。

交際相手刺殺・懲役16年判決「菊池あずはに苦しい思いをしろ」と怒号

交際中の男性を殺害したとして殺人の罪に問われた東京・銀座の元ホステスの菊池あずは被告(29)に対し東京地裁は4日、懲役16年の判決を下した。検察側は計画的で残酷な犯行だと、懲役18年を求刑。一方弁護側は被告人の広汎性発達障害などの障害が犯行動機に影響を与えたとし減刑を主張していた。裁判長は障害を刑を減じる理由にはならないと以下のように述べた。――被告人はホステスとして働き、親友や相談相手、恋愛関係の被害者と同棲し、自分なりの人間関係を築き生活を送っていた。障害の程度は軽いものと考えるのが相当である。被害者に「愛情は無く、あるのは情だけだ」と言われたことから・・・(続きは探偵ファイルで)

日本一のお地蔵さまに会いに行ってきた

赤い頭巾と前かけでおなじみ、親しみやすい雰囲気が人気のお地蔵さま。日本中至るところにあるお地蔵さまですが、鹿児島県出水市に「日本一のお地蔵さま」があると聞き、現地に向かいました。日本一のお地蔵さまがあるのは、出水市麓町にある八坂神社。参道入口にたどり着くと、お地蔵さまをアピールする看板が目につきます。しかし、それより気になったのは、地蔵時計。お地蔵さまが時計になっている姿を見るのは、さすがに初めてです(笑) 地蔵時計の横には、お地蔵さまの由来が書かれていました。それによると、八坂神社のお地蔵さまは、一枚岩から切り出したお地蔵さまの中では日本最大のため、「日本一」といわれているようです。(続きは探偵ファイルで)
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