“一度は抱いてみたい”女優・真木よう子 離婚による「エロス倍増」と男たちの「争奪戦」

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『フライングボックス公式サイト』
 芸能関係者は「多くの人が予測していました。“時がきた”ということでしょう」と淡々と振り返る。それくらい“想定内”の出来事だったというわけだ。  25日、女優の真木よう子が元俳優の片山怜雄(れお)氏と離婚したことが明らかになった。2009年5月に生まれた長女の親権は真木が持ち、慰謝料などは発生しない円満離婚とのこと。離婚の理由は「考え方の相違」だというが……。  美貌にナイスバディ、演技もクールな役から体当たりの濡れ場などなんでもござれの真木は、今やドラマ・映画に引っ張りだこの売れっ子だ。そんな彼女の“できちゃった婚”が発覚したのは08年11月だったが、結婚後は何かとネガティブな情報をメディアに報じられ続けた。 「元夫の片山氏は俳優でしたが、03年の『WATER BOYS』(フジテレビ系)に出演という以外は鳴かず飛ばずで“格差婚”といわれました。リリー・フランキー氏に弟子入りして小説家を目指した時期もありましたが、最近は完全な“主夫”だったようです。仕事のない夫に真木に何かしらの不満があったのか……。ただ、彼女も過去に、女優・常盤貴子の夫で劇作家の長塚圭史との“繁華街不倫疑惑”が報じられたのを中心に、恋愛に関してキナ臭い噂は多かったので、本当の理由は別にあるのかもしれません。なんにせよ、離婚する理由はあふれていましたね」(同)  もともと“超肉食”とささやかれていた真木よう子。13年に放送された『最高の離婚』(フジテレビ系)では、片山氏との結婚のキューピッドでもあった俳優・瑛太との不倫疑惑が報じられた。同ドラマの打ち上げで瑛太が「一発くらいヤッとけば良かった!」と発言したという情報はマスコミに大きく騒がれている。ネット上でも「離婚で俺にもチャンスが……」など、わずかな希望に喜ぶ書き込みが散見されている通り、男が“一度は抱いてみたい”と願うほどの色気を真木は持っているのだろう。 「以前より彼女は整形疑惑が取りざたされており、ネット上では整形を特定しているかのような書き込みも多い。ただ、そういった噂を差し引いても、真木がアラサー女優の中でダントツに妖艶な魅力を持っている一人であることは間違いありません。離婚したことでおおっぴらに恋愛することができる今、アプローチをかける同業者やテレビ関係者は後を絶たないでしょう。ひょっとしたら、すでに“カレ”がいたりして……」(同)  ここ数年、女優としてはもちろん、プライベートでも多くの話題を提供してくれた真木。離婚したことでその“エロス”がさらに増すとなれば、壮絶な“争奪戦”が起こることは必至だ。次の熱愛が報道されるまで、そう時間はかからないかもしれない。

EXOの対抗馬だったB.A.P、事務所トラブルが終結!? 常態化した“奴隷契約”の行方

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B.A.P公式サイトより

 6人組韓国ボーイズグループ・B.A.Pが去る8月、9カ月にわたる所属事務所との紛争を終結させた。日本で“ポスト東方神起”と期待されているEXOと同じ2012年に韓国でデビューし、ダンス、ボーカル、ラップ共にスキルが高い実力派として新人賞をほぼ総ナメにしたB.A.P。EXOの強力ライバルと目されていたが、所属事務所とのトラブルで快進撃に急ブレーキがかかった。

 事の発端は昨年10月、所属事務所・TSエンターテインメントが活動休止を突然発表したことから始まる。同年11月にリリース予定だった日本1stアルバムは発売延期となり、予定されていた南米と日本のツアーもキャンセルに。そんな中、11月26日になってB.A.Pは専属契約無効と精算金返還を求めてTSを提訴。彼らは「極端にギャラが少ない上に、契約期間が異様に長い」と主張して、“奴隷契約”からの解放を訴えたのだ。

「引退する親分に1億円の餞別を払っていた」六代目山口組が新潮に激白した“言い分”とは

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「週刊新潮」10/1号中吊広告より
今週の注目記事 第1位 「情報戦で劣勢の『六代目山口組』の激白5時間」(「週刊新潮」10/1号) 第2位 「独フォルクスワーゲン『排ガス偽装』」(「週刊現代」10/10号) 第3位 「老人ホーム転落死『個人資産百四十億円』“強欲”創業者を直撃!」(「週刊文春」10/1号) 第4位 「自殺者続出! JR『新小岩駅』の憂鬱」(「週刊現代」10/10号) 第5位 「『落選運動』の威力と効果 その実践法を公開する」(「週刊ポスト」10/9号) 第6位 「中国経済『30人の実名証言』」(「週刊現代」10/10号) 第7位 「熊谷6人刺殺 ペルー人ナカタ容疑者 想像を絶する『家庭環境』」(「週刊文春」10/1号) 第8位 「上場企業『年収ランキングトップ100』の大異変!」(「週刊ポスト」10/9号) 第9位「経営者が登場すると業績が下がる!?『「私の履歴書」の呪い』の“次の標的”」(「週刊ポスト」10/9号) 第10位 「狂躁『安保法制』の後遺症」(「週刊新潮」10/1号) 番外 現代とポストのセクシーグラビアとSEX記事の勝者はどっちだ!  今週は超ド級のスクープはないが、週刊誌らしい記事が多くあった。ようやく秋らしい陽気になって、天高く馬肥ゆる読書の候、楽しい記事を読みながら、おいしい酒を飲みたいものである。  現代とポストのセクシー対決は、現代はグラビアには見るべきものがあるが、今週は記事にはない。ポストは「死ぬまでSEX」はあるが、グラビアのほうは見るべきものなし。  現代は袋とじでカネボウのキャンギャルや雑誌「ViVi」(講談社)のモデルもしていた「甲賀瑞穂 完全なるフルヌード」。やや腰の辺りが中年ぽくなってはきているが、そこがなんともエロチックでいい。ヘアは剃ったのかボカしたのか、薄くしか見えていないが、一見の価値はある。  ポストのSEX記事は、毎度おなじみの「ラブグッズ」の紹介特集。「TENGA」の美人広報が自社の「ディープスロート・カップ」を持って少しはにかんでいる表情はいいが、内容的にはイマイチ。グッズを買われたい方は購入してご覧あれ。  ということで、今週は現代のほうに軍配を上げたい。  まずは10位から。安保法制を参議院でも強行採決した安倍首相だが、反対運動の波は広がり続けている。心労と睡眠不足で疲労困憊の安倍首相を待っているのは、これまた頭の痛い「内閣改造」だが、大方は留任するようだと新潮も文春も見ている。  なんとか目玉を作りたい安倍首相は、かわいがっている稲田朋美政調会長を「女性初となる官房副長官に起用するプラン」(文春)を考えているという。  私には、稲田なる人物がなぜ将来の総理候補といわれるのか、まったくわからない。どこにそんな資質があるというのか。どこぞの週刊誌で、彼女の私生活を含めて徹底解剖してもらいたいものだ。  文春の記事中で気になる箇所がある。政治部記者が稲田氏のファッションが奇抜でカネがかかっていると話し、「誕生日に番記者がティファニーのジュエリーロール(ケース)を贈ったら、『アクセサリーがたくさんあるから、とても助かる』」と喜んでいたと言っている。  おいおい、記者たちはまだそんなことをやっているのか。安倍のお気に入りで将来総理になったとき覚えめでたいように、みんなで出し合って贈り物をするなど、値段の高い安いではなく絶対やってはいけないこと、記者のイロハである。  そんなこともわからない連中が永田町をウロウロしているから、権力側に取り込まれてしまうのだ。  さて、日経新聞の「私の履歴書」は人気連載だが、ここに登場すると、その企業の業績が下がるとポストが報じている。  これを調べたのは岡三証券で、96年から15年までに登場した83社のROE(自己資本利益率)の推移を東証1部の平均と比較したところ、登場する前々年には東証1部平均を2%上回っていたのに、3年後には4%も下回っていたというのである。  07年6月にカメラメーカー・ニコンの吉田庄一郎相談役が登場しているが、3年後のROEがマイナス4.5%。13年4月に石油販売会社・JXホールディングスの渡文明相談役が登場したが、2年後にマイナス14.2%も落ち込んでいる。  14年3月に東芝の岡村正相談役が登場しているが、粉飾決算問題で窮地に陥っている。  中には例外もあるが、全体に下がっているのは間違いないようだ。経済評論家の山崎元氏によれば、日経が「私の履歴書」へのオファーを出すのは絶好調が続く大手企業に偏っているから、企業の業績には波があり、長期にわたって好調を維持するのは難しいため、連載に出たときが業績のピークであることが多いからではないかと分析している。  昨年4月以降にトヨタ自動車、ニトリホールディングス、日立製作所、コマツ、キリンビールなどが登場しているが「私の履歴書」の呪いはかかるのだろうか?  もう1本ポストから。上場企業の「年収ランキングトップ100」に大異変が起きているという記事で、調べたのは東京商工リサーチ。  常に上位に居座っていたフジ・メディア・ホールディングスが、前年1位から前年比約58万円減で6位にダウンしている。  東京放送ホールディングス(4位)、日本テレビホールディングス(5位)にも抜かれてしまったのだ。お笑い芸人と女子アナをバラエティの主役にして視聴率を稼いできたが、その神通力も通用しなくなり、給与に手を付けざるを得なくなったのであろう。  新旧交代の象徴は、5年前には34位だった産業用エレクトロニクスメーカーの「キーエンス」という会社が、平均年収1648万円で堂々第1位になったことだろう。  5年前から640万円も増加し、しかも従業員の平均年齢が35.6歳という若い会社である。 「工場用センサーの開発・販売を主な業務とするBtoBの企業です。一般的な知名度は低いが、経常利益が50%を超える超優良企業。“人件費は経費にあらず”との経営理念で積極的に社員に還元している」(経済ジャーナリストの町田徹氏)  9位には、中小企業のM&Aの仲介をする「日本M&Aセンター」が入っているのにも驚く。こちらも平均年齢は34.6歳。30代半ばで年収1500万円とは、下流老人半歩手前の私は、ため息をつくしかない。  トヨタ自動車や日産自動車が下位にいるのは正社員に高卒が多いからで、大卒だけを取り上げれば上位にくるというが、社内格差の大きいことはいいことなのだろうか。  ところで、埼玉県熊谷市で起きた6人刺殺事件は、犯人と思われるペルー人が2階から落ちて頭部を強打し、頭蓋骨骨折でつい先日まで意識不明の状態が続いていたようで、事件の解明は遅々として進んでいない。  新潮は、突然妻と愛娘2人の命を奪われた夫(41)の兄が、張り裂けんばかりの胸の内を代弁している。 「事件が起きた日の晩に、警察が弟の携帯に連絡してきたそうです。大急ぎで熊谷署に駆けつけると、まもなく3人の死亡が確認されたと告げられてね。本当に自分の家族が犠牲になったことを知って、普段はおとなしい性格の弟も、さすがに声を上げて泣き崩れてしまった」  なんという理不尽な死であろう。ペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン(30)は、なぜこのような凶行をしでかしたのだろうか。事前に防ぐ術はなかったのだろうか。  14日に中年夫妻を刺殺し、16日には老婦人も殺している。だが、事件前日の13日に、ペルー人は不審な挙動が咎められ、近隣の男性からの通報で熊谷署に連れて行かれているのだ。  だが、煙草を吸いたいというので署の玄関先で喫煙しているときに逃げられてしまった。それなのに熊谷署も県警も、住民に警戒を呼びかけることをしなかったのだ。  明らかな警察側の重大なミスである。しかもこの辺りはみな古くからの知り合いだから、戸締まりをする習慣がなかったと新潮が報じている。  ペルー人は10年ほど前に働き口を求めて日本へ来た。今年の8月以降は群馬県伊勢崎市の総菜工場に勤務していたが、9月12日に「もう工場へは戻れない。背広を着た人に追われている」と、一方的に電話で告げた後、消息を絶ったそうである。  ペルーにいる一回り上の兄は17人を殺害した罪で2008年に懲役35年の実刑判決を受けている。この男の姉は「この世はつらい、永久の地へ旅立つ」と鏡に自分の血で書き、命を絶っていると新潮が報じている。  今回の殺害現場にもペルー人が書いたらしい「血文字」が残されていたが、判読はできないようである。  日本に来て10年にもなりながら日本語をまともにしゃべれず、周囲の人間と溶け込もうとしなかったペルー人は、どうしてあのような犯罪を犯したのか。なんとしてでも口を割らせなければいけない。日本にいる大多数の善良な外国人労働者のためにも。  習近平国家主席が訪米してオバマ大統領と首脳会談をしたが、これまでと違って緊迫したムードが漂い、笑って握手とはいかなかったようだ。  その背景には、このところの中国経済の低迷もあるようだが、現代は現地で30人から中国経済の実情を聞く特集を組んでいる。習近平はオバマに対して、中国経済は順調に7%でいけると言ったらしいが、9月23日に発表された中国の製造業の景況感を示す指数はリーマンショック以来の低水準になったと現代は書いている。  上海の復旦大学教授がこう指摘する。 「中国が現在抱えている経済問題を、いかに解決していくかという道筋が、まったく見えてこない。低コストで製品を作って先進国に輸出するという経済モデルは崩壊したものの、それに代わる内需が拡大していないからです。そのため、香港ナンバーワンの資産家、李嘉誠は、800億元(約1兆5000億円)もの資金を中国から撤退させようとしている。彼に代表されるように、外資の撤退が顕著になってきています。これでどうやって、中国経済がよくなるのでしょうか」  また中国で辛口コラムニストとして知られる丁力氏もこう語る。 「現在中国では、今後の中国経済について、急降下していくという見方と、穏やかに落ちていくという二通りの見方があります。私は前者だと思っています。その理由は、主に4点です。第一に、今日の株価暴落に対する政府の政策を見ていると、常に後手後手に回っていて、稚拙な対応しか打てていないからです。第二に、今後ますます国有企業による市場の寡占化が進んでいき、民業が圧迫されることは明白だからです」  そのほかにも習政権の極端な反腐敗運動によって、官僚たちのサボり癖が顕著になってきていることや、環境保全や社会福祉といった高度経済成長時代に先送りしてきた問題のツケが今後は一気に襲ってくるからだというのである。  訪米した習は、「BAT」と呼ばれる3大IT企業(バイドゥー、アリババ、テンセント)の創業者たちを同行させた。  ITこそ、これからの中国経済を牽引していく主力だというわけだ。NTTデータ投資チーフストラテジーオフィサーの新川陸一氏(北京在住)はこう話す。 「中国のインターネットユーザーは、約6億5000万人もいます。IT産業の発展は目覚ましく、昨年の名目GDPの2割を超す規模に育っています。中国経済は当面、現在の『まだら模様の景気』が続くでしょうが、IT関連の消費が、景気下支え材料として続くと見ています」  米国よりもはるかに中国経済に依存している日本は、これからも中国の動向に一喜一憂しなければならない時代が続く。早く安倍首相に変わるトップを選んで、中国との関係を良好にしなければいけないこと、言うまでもないはずだが。  ポストの巻頭は、国民と憲法を蔑ろにした安倍政権の閣僚や安保法制に賛成した議員たちを落選させる運動を、来年の参議院選に向けて起こそうという「檄文」のような特集であるが、大切な指摘である。これが第5位。  もちろん主旨には賛成する。落選運動は特定の候補を当選させるための事前運動ではないから、合法的で、今すぐに始められるのだ。  基本的なやり方を、湯浅墾道情報セキュリティ大学院大学教授が教えている。 「特定候補を落選させようというメールを送るのは選挙活動にならないからOKです。ホームページやSNSでも落選運動はできる。ただし、選挙期間中に落選運動をする人は匿名ではなく氏名とメルアドを明記しなければならないから、Twitterなどでは実名をハンドルネームにしておく必要があります。選挙権のない18歳未満は公選法で選挙運動を禁じられていますが、落選運動であれば行うことが可能です」  ネットの「安保法案戦犯リスト」を見てみると、安倍首相、麻生太郎副総理大臣、中谷元防衛相、岸田文雄外相、高村正彦自民副総裁、山口那津男公明党代表などを筆頭に、多くの名前が掲載されている。  これほど参議院選が待ち遠しいのは、初めてのような気がする。早く来い来い、参議院選!  最近の週刊誌の権力批判が生ぬるいと嘆いているが、徹底した権力批判を1面に載せ続け、一時代を築いた夕刊紙「日刊ゲンダイ」の創業者・川鍋孝文氏が亡くなった。  講談社の先輩で、私が入社4年目に週刊現代に異動になったときの編集長だった。元毎日新聞の大森実氏を起用して始めた「直撃インタビュー」が評判になり、部数も現代の評価もうなぎ登りの時代だった。  小柄だが威圧感のある編集長で、怒鳴られると編集部全体がシーンとなった。編集長を辞めてしばらくして、日刊ゲンダイ立ち上げのために数人の社員たちと講談社を離れた。  立ち上げからしばらくは苦しかったようだが、田中角栄がロッキード事件で逮捕された頃から、新聞・テレビでは絶対できない角栄批判が評判になり部数も増え、夕刊紙ナンバー1の地位を揺るぎないものにした。  銀座が好きだった。時々会うと「元木! しっかりやれよ」と叱責されたが、根はシャイな人である。  こんな思い出がある。週刊現代へ異動するしばらく前に、四谷の割烹居酒屋で出会ったことがあった。女将が川鍋さんに「こちら元木さん」と紹介すると、離れた席から立ってきて「川鍋といいます」と名刺を差し出したのだ。私のほうが慌てて「私も講談社の~」というと、嫌な顔もせず「そうなのか」とニヤッと笑って戻っていった。  今、川鍋氏健在ならば、安倍政権批判を「日刊ゲンダイ」でどう繰り広げるのだろう。常に在野の精神を持ち続けた硬骨のジャーナリストの死を悼む。  第4位は現代の記事。東京・葛飾区の「JR新小岩駅」で自殺者が相次いでいるというのである。  新小岩は友人がいるので時々行くが、少し御無沙汰していた。現代によれば、駅中が相当変化しているようだ。  うす暗い通路を進むと、ホームにつながる2つの階段が見える。その奥側の階段の前に、その場におよそ似つかわしくない大きな液晶パネルが3台設置されているそうだ。  その液晶には動物、景色、植物などをテーマにした映像が流れている。ホームへ向かう階段を見ると、足元に青色の光が差してることに気がついた。どうやら、天井の一部分が半透明の青色の板になっているようだ。  そしてホームに上がり見渡してみると、「いのちの電話」といった相談窓口の看板がやけに目立つそうだ。  さらに、掲示板に貼られた手書きのメッセージには「あの人 この人に 支えられ 今を 生かされ生きている」とあるそうだ。  こうなったのには理由がある。05年から10年にかけては年間でせいぜい1~2件程度だった人身事故が、11年には11件と急増した。そして今年もすでに6件の事故が起きていて、「負の連鎖」が止まらないという。  なぜ新小岩なのか? その原因は、株やFX(外国為替証拠金取引)などの投資に失敗し、財産を失った人々がネット上に残した書き込みだった。 「10年間必死に働いて貯めた500万円を失った。新小岩に行きます」「妻や子どもに合わせる顔がない。もう新小岩に行くしかない。みんなありがとう」  きっかけは11年7月12日に起きた事故だった。45歳の女性が通過中の成田エキスプレス(NEX)に飛び込み、その衝撃で5~6メートル離れたキオスクまで弾き飛ばされた。  翌日には反対側のホームで男性が飛び込み、大きく報道されてからだという。  千葉県在住の岩崎彰さん(58歳、仮名)も、株に失敗して新小岩での自殺を考えたことがある1人だそうだ。 「新小岩で人身事故が多いということは知っていました。株で大損してからは電車が止まる度に、もしかしたら自分と同じような境遇の人が飛び込んだのかもしれないと考えるようになり、新小岩に降りてなんとなくベンチに座ってみることが増えたんです。そんなことが続いたある日、気が付くと、ホームギリギリのところに立って、上半身を前後に揺らしている自分がいました。でも、どうやってここにたどり着いたのか、途中の記憶がまるでない。慌てて身を引きましたが、一歩間違えれば飛び込んでいたかもしれません」  かつて、高島平団地が「自殺の名所」などといわれたことがあった。そうすると各地から自殺志願者が団地に来て飛び降り、団地の自治会は屋上に上れないようにしたり、柵を高くするなどの対策を講じて大変だったそうだ。  株やFXだけではなく、貧困層がますます増えるにしたがって、自殺者は増加するかもしれない。根本的な解決策は格差や貧困を減らすことしかないはずだが、一部の金持ちや大企業を優遇することしか考えていない安倍政権は、そちらへの関心は薄いようだ。困ったものだ。  暗い話ばかりが多いが、このところの唯一といってもいい明るい話題は、ラグビー日本代表が南アフリカを破った快挙であろう。  私はラグビーファンではないが、南ア戦の最後のトライの瞬間には思わず椅子から立ち上がって大声を上げた。  91年にジンバブエを下して初勝利を挙げて以来の勝利。南アの週刊誌は「マイク・タイソンが初めてKO負けした試合に匹敵する」と報じたそうだ。  ちなみに、タイソンが初KO負けしたのは1990年2月11日。日本の東京ドームで、はるか格下のジェームス・ダグラスによってだった。  ゴールキックをするときの、五郎丸歩の仕草がかわいいいね。この1戦で彼は世界中に名を知られ、帰国したら取材のオファーが大変だろう。  第2戦目のイングランド戦は実力通り(?)惨敗だったが、南ア戦は100年語り継がれることだろう。  このところ悲報が相次いでいる。フリーアナウンサーの黒木奈々さんが胃がんで亡くなったが、32歳の若さだった。  多少袖すり合ったことのある川島なお美さんは、週刊新潮によれば、9月20日に体調を崩してミュージカルを降板したが、胆管がんのために24日に死去してしまった。享年54。  13年7月に病気が分かったときに「余命1年」と宣告されていたそうだが、12時間の手術後、ブログにこう綴っていたと新潮が書いている。 「私が乗り越えた病気は/5年生存率50%/10年生存率2~30%という/厳しいものです/でも/もっと生存率の厳しい芸能界で/35年生存してきたので/これからも大丈夫!と/自分を信じたいです」  彼女の血はワインでできているそうだが、最後は好きなワインも口をしめらす程度しか受け付けなかったという。天国で渡辺淳一さんによろしくね。合掌。  さて、ドイツの自動車の名門フォルクスワーゲンが大変なことになっている。フォルクスは国民、ワーゲンは車の意味だから、フォルクスワーゲンはドイツ人の「国民車」である。また日本はもちろん、東南アジア、特に中国では売れに売れているのだ。  その企業に超弩級のスキャンダルが起きたのである。発端は米環境保護局(EPA)が9月18日、フォルクスワーゲンが米国での排ガス規制をクリアするために不正な装置(ソフトウェア)を使っていたと発表したことからだった。  メディアは「米国当局から制裁金として最大2兆円が科される可能性がある」「欧州でも不正が発覚、対象となる車は全世界で1100万台に上る」と報じている。  当然ながらフォルクスワーゲンの株価は大暴落し、数日で時価総額が4割ほど吹き飛んだそうだ。  なぜこのような「不法行為」に手を染めてしまったのか。米国市場開拓のための焦りがあったと、自動車評論家の国沢光宏氏は指摘する。 「フォルクスワーゲンの主戦場は欧州と中国で、米国市場は苦手にしています。しかし、世界で圧倒的なナンバーワンメーカーになるには米国制覇が重要課題となっていた。 米国は燃費のいい車が人気ですが、一方で排ガス規制の水準がものすごく高い。かつて日本勢も米国でディーゼルを売ろうと画策しましたが、断念した歴史があるのは、この規制を超えられなかったからです。フォルクスワーゲンは規制さえクリアすればシェアを拡大できると考えたのでしょうが、得意とするディーゼル技術をもってしても米国の高い規制は超えられなかった。それが不正を呼び込んでしまった」  背景にはお家騒動もあるといわれるが、「一度堕ちたブランドは数年では取り戻せない。10年単位で引きずることになる」(経営コンサルタントの鈴木貴博氏)  フォルクスワーゲンの大不祥事は、ドイツ経済をも揺るがしかねない深刻な事態であることは間違いない。  今週の第1位は、新潮の山口組幹部のインタビューに捧げる。ヤクザに強いライターたちが各誌で競っているが、やはり当事者が出てきて話すのが週刊誌の王道である。  ヤクザに強い雑誌はかえって両陣営に気をつかって、当事者インタビューはやりにくいのかもしれない。新潮はさすがである。 「我々の世界の根本に何があるかというと、盃事なんです。汚い世界のたった一つキレイなところ、と言うてもええかもしれません。今回、彼らは我々の世界の根本にあるルールを破った。その時点で、向こうに百に一つの言い分があったとしても、それは通らない、ということなんです。山口組を含め、この業界では、一切の権利、一切の縄張りは親分のモン。先代と代替わりしたときには、先代のカマドの灰まで当代のモンなんです。山口組の親分は、ええモンも悪いモンも全部引き継ぐ。その親分に白い物を黒や言われても、それは認める言うて我々、盃飲んどるんです。そんな大事な盃をほったらかしにして出るなんて、絶対にやってはならん。彼らには山口組を名乗る資格はない」  白を黒だといわれることも、しょせん畳じゃ死ねないことも~。健さんの唐獅子牡丹が聞こえてくるようですな。  山口組の分裂で「仁義なき戦い」が始まるのか、興味半分怖さ半分の野次馬としては目が離せない。  冒頭の発言は新潮に載っている指定暴力団山口組の直系組長の言葉だが、情報戦では、山口組を出ていった「神戸山口組」のほうが上回っていた。  さらに文春によれば、9月17日に警視庁が約50人体制で名古屋市中区にある山口組の二次団体「司興行」の本部事務所に家宅捜索に入ったという。 「司興行」といえば、山口組六代目の司忍組長が1967年に立ち上げ、山口組を牛耳る「弘道会」の中核組織だそうである。  今年6月には三代目の森健次組長が「直参」と呼ばれる山口組の直系組長に昇格を果たした有力団体で、警察当局は常にその動向を追ってきたという。警視庁関係者がこう明かしている。 「今回の家宅捜索は、二日前に逮捕された司興行の本部長、川崎誠治容疑者と共犯の山口組の二次団体『岸本組』幹部の森本展生容疑者らによる恐喝事件に関連して行われたものです」  都内の飲食店経営者から恐喝されていると被害届が出されたため、継続捜査していたようだが、「そんな時山口組が分裂し、弘道会系の組織に手を付けられる絶好の機会だとして、一気に捜査着手への気運が高まったのです」(先の警視庁関係者)。報道では、新組織を立ち上げた連中が山口組の金銭に関する内部資料を持ち出し、警察に持ち込んだというものもあった。  どうやらここまでは、警察とタッグを組んで攻める「神戸山口組」、守るに懸命な「山口組」という構図だ。週刊誌の報道などを見ても6対4の割合で新組織寄りの記事が多いように思える。危機感を抱いたのだろうか、山口組の幹部が新潮に口を開いたが、その論法は「ヤクザってのはな~」という健さんや鶴田浩二のセリフのようで、私のような古い人間には納得できるところがあるのだが。  今回の騒動は「分裂」ではなく、親分の盃を飲んだ人間が盃を返すことなく出ていったのだから「謀反」と言うべきで、ヤクザの世界では万死に値する犯罪だ。  司組長が総本部を名古屋に移そうとしていたなどということは全くない、作り話だ。司組長がカネにがめつい人間のように言うが、直系組長が支払う会費は100万円前後で、山口組の運営に使われるカネであって組長個人が私腹を肥やすカネではない。山口組には金銭に関して詳細に記した資料はない。ミネラルウォーターや日用雑貨を買わせているのは事実だが、せいぜい月に5~20万円程度等々。  だが、司組長になって「引退する親分に1億円の餞別を払っていた」というのはすごい。それも、引退する親分が相次いでいるので、2000万円になってしまったそうである。  彼の言い分をそのまま信じるわけにはいかないが、「マスコミは鉄砲をバンバン撃つんじゃないかと煽りますが、そんなことは起こらんのです」(同)という件は頷ける。  鉄砲を撃っただけで10年、人をケガさせたら20年、相手が死んだら無期懲役を食らうのでは「鉄砲玉」を買って出る若い奴は、なかなかいないだろう。  山口組側は、新組織から脱落する連中が多く、現在は800人もいないのではないかと読んでいるようだ。最後に直系組長は、世間をお騒がせしたことを詫び、「こういうことになった原因がどこにあるのかを検証」すると言っている。不祥事を起こしたどこかの企業の広報担当重役のセリフのようでおかしい。  暴排条例などで追い詰められ衰弱してきている暴力団組織だから、この分裂騒ぎは「一和会」戦争のように、組長の首を狙うよう大事にはならないで膠着状態が続いていくのかもしれない。 (文=元木昌彦)

娘を連れてお出かけするのは鬱陶しいですか? 親子セットの支援待ってます♪

 9月も半ばに差し掛かり、沖縄もやっとこさ秋風らしきものが吹いています。あの灼熱の太陽さんと軽めにお別れして、気が狂いそうだった娘ちゃんとの史上初の夏休み(長期休暇)も無事終わりを告げ、ホッと一息ついているところです。シングルマザー女子大生・上原由佳子です。

 皆様は、どんな夏休みを過ごしましたか?楽しい思い出をつくれましたか?

 上原と娘ちゃんは、お互いに距離感の取り方が分からなくなり、娘ちゃんに家から閉め出されたり、夏休みの宿題で喧嘩になったり、とても騒がしい夏休みでした。もちろん海に行ったり、ちょっとしたお出かけをしたり、楽しい思い出もあります……。とはいえ、長期休暇の間に発覚したのは、共有する時間が長くなると、上原と娘ちゃんのストレスが溜まるということ(苦笑)。

 今まで娘ちゃんと激しくぶつかることは無かったのに、どうしてこんなことに……。昨年度と何が違うのか、上原はちょっと考えてみました。

 ……はっ! 預かり保育がないんだ!! しかも、娘ちゃんはずっと家にいるから家族以外の誰かと一緒に遊んでない!!!

 「友達と遊べないし、家族は私を叱るし、つまんない!」と娘ちゃんが思うのも当然のことです。

 さて、今回は上原が夏休み中に痛感した「血縁者以外の第三者を挟む大切さ」について、書いてみたいと思います。

◎「家族との繋がり」は沖縄のいいところ?

 夏休み期間中の上原は、ストレスMAXな娘ちゃんから酷い扱いを受けていました(笑)。コンビニに買い物に行けば帰る頃には鍵を閉められているし、家で原稿を書いていると「家だと集中できないでしょ! 編集に怒られる前にカフェで原稿やったら!?」と追い出される(涙)。私が家にいる限り、少ないボキャブラリーを駆使して、罵詈雑言を浴びせてくる娘ちゃんに上原は敗北し、夏休みの間は長いことカフェに引きこもって(?)いました。娘ちゃんがストレスを感じるのも仕方ありません。昨年度まで、私は定時制の高校に通っていたので、娘ちゃんは幼稚園に。1週間の半分以上を上原と過ごすことはなかったのです。

 「ってことは今年の夏休み中、ずっとおばあちゃんに預けてたの!? おばあちゃんの負担は考えてないの!?」と驚きの声が聞こえてきそうです。ええ、もちろん! ずっと祖母に預けていました。「上原最低! 学童保育に行かせたらいいじゃない!」と叩きたくなる気持ちを、あとちょっとだけ抑えてくだい。

 この「学童保育問題」は、上原だけの問題じゃないんです。なんと沖縄県……離婚率が高いにも関わらず、ひとり親世帯に優しくない地域なのです。他の都道府県のことは分かりかねますが、沖縄県の学童保育は公営ではなく、私立が主流なんです。公営の学童保育であれば月額5,000円ちょっとで済むのですが、私立の場合、安くても月額8,000円、高いところになると2万円代になります。私立のほうが多いため、この額を払えなければ学童保育に預けるのはちょっと難しい。

 実は沖縄は、保育園の人口比の待機児童数は全国1位。学童保育も少なくない数の待機児童がいて、経済的な理由で学童保育に通わせることができなかったり、入りそこなってしまう人がたくさんいるんです。そういう世帯の場合、必然的に祖父母が孫やひ孫の面倒をみることに。これを「家族との繋がりが強い沖縄県のいいところ」と見るのか、それとも「家族が面倒を見ないといけない」課題として見るのかは人によって違うと思いますが、上原は良いことだとは思えません。なぜそう思うのかは、また別の機会に詳しく書きたいと思います。

◎血縁者以外の第三者の重要性

 娘ちゃんも学童保育には通っていません。上原は大学に通っているため、娘ちゃんは日中、祖母と一緒に過ごしています。気付いたら金魚のフンみたいに祖母にくっついているようになりました(苦笑)。

 娘ちゃんの寂しさを軽減できてはいるかもしれません。でもずっと祖母に任せているうちに上原とお出かけしてくれなくなっちゃったんです! 祖母とは2人でお出かけするのに、上原が誘ってもことごとく断られちゃう(涙)。上原の悲しさはともかく、祖母も毎日娘ちゃんの相手をしていると疲れてしまいます。ストレスも溜まり、家の中がぴりぴりしてきます。

 緊張状態にある家にいるのは娘ちゃんにとってもよくないですし、祖母のストレスを緩和するためにも娘ちゃんを外に連れ出さなくちゃいけません。でも、 「ジュンク堂行こうよ!」「図書館行こうよ!」「ゲームセンター行こうよ!」と、あの手この手を使って娘ちゃんを誘っても、全然のってくれません。

 しかし! 先日その娘ちゃんを外に連れ出すことに成功したのです。というのも私がインターンとして所属している一般社団法人GrowAsPeopleの代表・角間惇一郎さんが沖縄に一日だけ滞在することに。「角間さんが沖縄に来るからご飯食べに行こう!」と誘ったらあっさり「行く! 行きたい!」と(笑)。当日は角間さんと楽しそうにお話をしていました。

 角間さんは普段東京にいるので、いつもいつも角間さんを頼るわけにもいきません。今後、娘ちゃんと一緒に出かけるためにもどうしてお出かけしようと思ったのか、帰宅後に娘ちゃんに聞いてみました。

「かぁかの好きな人と一緒だったら、かぁか怒らないでしょ!」

 なるほど……、たしかにイライラしない(苦笑)。娘ちゃんの“かぁかの好きな人”というのは、上原と娘ちゃんセットの存在に理解を示している人のことなのかもしれません。

 たくさんの人が経験したことがあると思うのですが、親がイライラしている時に、子どもに対して感情的になってしまうことはありませんか? 上原はあります。つい、キツい言葉を吐いてしまい後悔して娘ちゃんに「ごめんね」と謝ったり、娘ちゃんからも反抗したことを謝られたり。こういった出来事の積み重ねって、何かの瞬間に爆発して、そこから虐待にエスカレートしてしまうものなのかもしれません。

 幸い上原には、角間さんのように頼れる人が他にも2人くらいいるので、「ヤバい!」と思ったときに抑えられます。でも、彼らの存在がなかったら? 閉ざされた親子関係の中で、社会からの孤立が進んでいったら? 上原と娘ちゃんの間に致命的な亀裂が入ってしまうかもしれません。

 やはり親子とはいえ別人格だし、理解するのも、受け入れるのも難しい部分はあるのだろうな、と考えさせられます。そこに、親か子どものどちらかに加勢する人がいたところで、むしろ親子の亀裂を広げてしまう可能性もあります。

 だから「血縁者以外の第三者」なら誰でも良いわけじゃなく、親のしていること、子どもの気持ち、親子関係、置かれている環境や状況などに理解を示してくれる人。そういった第三者を定期的に挟むと、親も子どももリフレッシュできるんじゃないでしょうか? 色んな支援があるけど、親を軸にしているか、子どもを軸にしているかで対応が変わってしまいます。親と子で切り分けた支援だけではなく、親子セットで汲み取る支援の重要性を感じた娘ちゃんのひと言でした。

 ……というわけで、上原と娘ちゃん親子史上初の夏休み、なんとか乗り切りました! 夏休みが終わった後は、「衣替え問題(金欠)」が浮上してくる時期です(笑)。一体いつになれば問題が減っていくのか謎ですが、どうにか乗り越えていくぜ!

■上原由佳子/1988年生まれ。沖縄県在住。シングルマザー女子大生。女子力の欠片もなさを小学1年生の娘ちゃんから指摘される、どうしようもない系アラサー女子。

ジャンルを越境する表現の自由を体現するルポルタージュ 昼間たかし『コミックばかり読まないで』

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『コミックばかり読まないで』昼間たかし(イースト・プレス)
「これのどこが亀頭なんですか!? ただのおっさんの頭じゃないですか!」  2007年頃だっただろうか、当時、某実話誌の編集者だった筆者は、営業部に内線電話をする編集長の失笑混じりの声を聞き、何事かと彼のデスクを覗いた。 「これ見てよ。営業部が、ここにモザイク入れろってさ」  編集長が見せてきたのは、とあるエロページの初校(印刷所から上がってきた第一校)だった。頭頂部ハゲのおっさんの後頭部が、“全裸の女性の股間付近にかぶり、おかげで女性のアソコがモザイクがないのに隠れている”という写真が掲載されたページである。 「『おっさんの後頭部が亀頭に似て卑猥だから、おっさんのハゲ頭にモザイク入れろ』って……」  なんてアホらしい、という表情の編集長だったが、結局オッサンのハゲ頭にはモザイクが入った。  その頃の私たちは、せっま~い世界ながらも、日々自主規制と戦っていた。表紙モデルにセーラー服を着せることができなくなり、「女子高生」という記述が「女子校生」ならOK、となった。男女のセックス写真が掲載される場合、局部のみのモザイクではなく、女性に触れる男性の体全てにモザイクが入るようになった。苦肉の策として、男性モデルに全身黒タイツを着せたこともあった。このあたりまでなら「そりゃそうか、“テープ綴じ(成人向けほどではないが、アダルトな内容を扱う雑誌に対して、立ち読み防止のためのシールで留めた雑誌)”じゃないもんな」と納得できた。  近年では、ベッドに白濁色の液体が滴っている写真はNG、上半身ヌードでのキス写真もNG、あげく、日本の芸術作品として世界中から評価されている春画にもモザイクが入った、なんてケースも聞いたことがある。  猥褻とは一体、なんなのだろう──。  このたびルポライター・昼間たかし氏が上梓した『コミックばかり読まないで』(イースト・プレス)には、前述のせっま~い世界での“亀頭事変”の火付け役であろう大本営の東京都と出版界との、“表現の自由”をめぐる攻防戦が詳細に記されている。  出版業界の自主規制システム。10年に出版界に衝撃を与えた「東京都青少年健全育成条例」をめぐる攻防。「しずかちゃんの裸は規制対象」との怪情報が混乱を招いた「非実在青少年騒動」の全貌。青少年課の課長や日本雑誌協会専務理事補佐、石原慎太郎や都議会議員などとの対話。数年にわたる昼間氏の取材によるルポルタージュは、もはや“戦いの記録”といっても過言ではない。  当然、<1999年の法施行以来、いくども続いてきた(児童ポルノの)所持をめぐる論争>が、<範囲を限定した上で所持を禁止するという形で、ひとまず決着を見た>という、14年6月に国会で成立した「児童ポルノ法改定案」にも言及している。お茶の間では「宮沢りえの『Santa Fe』は是か非か?」で話題になった、ソレである。  同時に、出版界における猥褻の歴史も追っている同書だが、今では考えられない過去を振り返っている。  日本では<1970年代から少女ヌードが多数量産されるように>なっており、当時、<少女ヌードは「芸術」の一ジャンルとみなされていて新聞社の後援で展覧会が開かれるような存在>であったという。  そして80年代前半にも、<数多くの雑誌が少女ヌードグラビアを堂々と掲載>しており、80年6月19日号の「週刊現代」(講談社)には「ふたごの少女11歳のメモリアル」というタイトルと共に少女ヌードが掲載されたという例も挙げている。 <子供の無毛の股間は猥褻と見られておらず、堂々と掲載させていた。陰毛があるから性的に興奮するわけで、少女の無毛の股間に性的興奮を覚えるものなどいない、というのがおおかたの認識であった>  契機が訪れたのは85年、「ロリコンランド vol.8」(白夜書房)が、わいせつ図画頒布容疑で警視庁に摘発されたことを発端に、<当局は「無毛の股間は猥褻である」と判断>されるようになったのだ。  さらにそういった志向が「変態」「ロリコン」であると拍車を掛けたのが、89年に起きた宮崎勤による「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」だったという。  猥褻は、ただそこにあるだけでは猥褻になりえない。誰かがある日突然、「猥褻」と決めて、初めて猥褻となるのだ。  だから営業部が、「おっさんのハゲ頭は亀頭だ! 猥褻だ!」とひとこと言えば、それすなわち猥褻なのだ。  この猥褻をめぐる問題のみならず、本書では10年に一大騒動となった東京都青少年健全育成条例をめぐる問題や、児童ポルノ法と表現の自由。さらには20年東京オリンピックと環境浄化へと進んでいく。何よりも注目すべきは、表現の自由をめぐる問題への取材はマンガやアニメ、アダルトメディアといった限られたジャンルにこだわるのではないということ。さまざまなジャンルを越境した取材は、映画監督の若松孝二、さらには猪瀬直樹や石原慎太郎へと続いていくのだ。  同書で昼間氏は、膨大な取材量でもって、そんな“現実”を教えてくれている。 (文=羽屋川ふみ) <トークイベント> 「コミックばかり読まないで」出版記念イベント 日本のサブカルチャーよ、何処へ行く。 http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/date/2015/09/30 日時:2015年9月30日(水) OPEN 18:30 / START 19:30 料金:予約¥1800 / 当日¥2000(要1オーダー500円以上) 会場:ロフトプラスワン (東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 電話:03-3205-6864) 【出演】 昼間たかし(ルポライター) 鈴木邦男(評論家) 宮台真司(社会学者) 塚原 晃(作家) 増田俊樹(登場人物) 有山千春(フリーライター)

越境EC愛好家に激震……海外からおもちゃの銃を購入した中国人少年が、武器密輸容疑で無期懲役に

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逮捕時、自らが購入したモデルガンを指さす少年。
 日本製品をはじめ、海外で販売されている製品をネットで購入する「越境EC(Electronic Commerce)」が普及する中国。昨年、越境ECによって海外から中国に持ち込まれた製品の総額は、日本円にして1兆円以上に達している。  そんな中、越境ECで台湾からある玩具を購入した四川省に住む19歳の少年が、武器密輸を行ったとして一審で無期懲役の実刑判決を受け、高等裁判所が上訴を退けたことから刑が確定した。  9月21日付の「南方都市報」などによると、少年が購入したのはモデルガン24丁。2013年8月にQQチャット(中国語圏の人々のためのチャット)を通じて台湾人から購入したという。14年8月、福建省厦門の税関からやってきた職員に逮捕、連行されていた。  少年は幼い頃から玩具の銃が好きで、18歳で軍に入ることを夢見ていた。数学で校内1位になるなど成績も良かったが、いじめに遭い、中学2年生の時に退学を余儀なくされた。  父親は「昔から私らの世代は、狩猟用の空気銃で鳥や動物を撃っては捕まえて食べていた。息子がモデルガンでやることといえば、サバイバルゲームもどきの遊びか、家に置いてコレクションするぐらいのものだ」と、無実を訴えている。  少年の弁護士も、過去に広州でモデルガンを販売していた男が10年の実刑判決を受けたものの、5年にわたって無実を訴え続け、6回に及ぶ再審を経て、最終的に検察側が証拠不十分で起訴を取り下げたことを先例として挙げている。  だが、24丁のモデルガンのうち、20丁は人の生命に危険を及ぼす威力がある空気銃だったとされている。1丁は威力の有無の判定ができず、残りの3丁のみが人にほとんど障害を与えないエアソフトガンの範疇であるとして、玩具と判定された。「本人に自覚があったかどうかにかかわらず、その威力からすれば武器の密輸と疑われても仕方がない」というのが、司法の見方のようだ。
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「趣味」というには購入量も金額も大きすぎたことが、嫌疑の一因となったようだ。
 また、24丁のモデルガンはウォーターサーバーの中に隠して送られてきており、台湾、厦門、泉州、金門などを転々とした後、14年7月15日に通関手続きが取られた。同22日に税関職員によってモデルガンが発見され、翌8月31日に少年を逮捕するに至ったが、経路や送り方の不自然さも疑われる要因となったようだ。さらに、商品価格と諸費用は合わせて3万540元(約57万円)に及んでいる。少年の父親は1日150元(約3,000円)の日雇い労働者で、母親も1日80元(約1,600円)の清掃員だ。生活水準を考えても簡単に支払える金額ではないため、少年もしくは両親がどのように支払いを行ったのかにも疑惑の目が向けられている。  中国は二審制だが、今月初旬、高等裁判所に当たる福建省高級法院は上訴を退け、一審判決が確定した。  越境ECをめぐっては、モデルガン以外にも中国で禁止されている薬物や有害図書を海外から個人輸入して処罰されるケースが増えている。同時に、中国税関は、9月1日より海外から旅客によって持ち込まれる手荷物や、郵送品の開封検査を厳格化しており、ネット上で繰り広げられてきた中国人の海外製品爆買いにも、影響を及ぼすことになりそうだ。

ヴィクトリア・ベッカムの尿漏れ疑惑が、夫婦不仲説にまで飛び火!

<p> アイドル歌手からファッションデザイナーへと転身し、成功を収めたヴィクトリア・ベッカム(41)。長男ブルックリン、次男ロメオ、三男クルーズは母親思いの優しい子に成長しており、サッカー選手を引退しても引き締まった体を維持している夫のデビッド(40)は4歳になる長女ハーパーの世話を喜んで引き受けてくれるイクメン。勝ち組人生を歩んでいる彼女だが、差し迫る尿意には勝つことができなかったようだ。おしゃれにはきこなした黒のスキニージーンズの股間部分に大きなシミをつけているところをパパラッチされ、複数の米英メディアで報じられてしまったのである。</p>

“独身の帝王”福山雅治ついに結婚! マスコミとの「情報戦」に圧勝し吹石一恵と「家族になろうよ」

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『福山雅治オフィシャルサイト』
 歌手の福山雅治が、女優の吹石一恵と結婚したことが28日、明らかとなった。この日が吹石の33歳の誕生日。バースデー婚である。福山はファクスでも「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中でいつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」とコメントしている。  ついにこの瞬間がきた。福山と吹石の仲は以前より噂されており、一部では「今年結婚する」という情報も流れていたが、これまでマスコミを煙に巻き続けていた福山の熱愛事情には、懐疑的な目も多かった。 「以前、“洗脳騒動”のあったお笑い芸人の中島知子が篭城していた渋谷区代官山の自宅マンションにマスコミが押し寄せた際、同マンションの別部屋に福山が住んでいることが発覚。ファンがうろつくことも増えたため、昨年10月に福山はその部屋を退去し、賃貸に出していましたが、これに関して『近く交際中の吹石と結婚するための準備』という情報もあったんです。ただ、福山はこれまで内田有紀や白石美帆、小西真奈美など多くの女優と浮名を流しながら決定的な情報は出さず、いつの間にか噂ごと自然消滅させてきた“マスコミ泣かせ”な男。記者たちもいつまでも半信半疑でしたが、今度こそ本当だったんですね。この数時間前に結婚を発表した千原ジュニアのニュースがかき消されて少し気の毒でした(笑)」(芸能記者)  今年1月には吹石との“破局説”も流れており、歯科衛生士との噂など福山の恋愛事情はいつまでも“グレー”な状態が続いた。ネット上でも今回の結婚報道に「本当に付き合っていたのか」と驚きの声が多数上がっている。 「福山自身、結婚に向けて着々と準備していたのが分かります。マンションの一件はもとより、3月でニッポン放送の『オールナイトニッポン』を降板してから、結婚報告までちょうど半年。深夜放送のパーソナリティーを卒業することで吹石との時間を増やそうとしたのかもしれません。意外と家庭的な一面があったんですね」(同)  これまで多くの女心を鷲掴みにしていた“独身の帝王”福山が、ついに一人の女性に「家族になろうよ」と告げた。“福山雅治”のイメージをかたくなに守り続けていただけに、家庭生活を送るイメージはまだ湧かず、ファンとしても当分は涙で枕を濡らす夜が続きそうだ。  それにしても、長きにわたり「抱かれたい男ランキング」のトップクラスに君臨していた福山をガッチリと捕まえ、同じく情報を全く漏らさなかった吹石一恵は“あっぱれ”という他ない。ぜひとも、幸せな家庭を築いてほしいものだ。

“独身の帝王”福山雅治ついに結婚! マスコミとの「情報戦」に圧勝し吹石一恵と「家族になろうよ」

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『福山雅治オフィシャルサイト』
 歌手の福山雅治が、女優の吹石一恵と結婚したことが28日、明らかとなった。この日が吹石の33歳の誕生日。バースデー婚である。福山はファクスでも「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中でいつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」とコメントしている。  ついにこの瞬間がきた。福山と吹石の仲は以前より噂されており、一部では「今年結婚する」という情報も流れていたが、これまでマスコミを煙に巻き続けていた福山の熱愛事情には、懐疑的な目も多かった。 「以前、“洗脳騒動”のあったお笑い芸人の中島知子が篭城していた渋谷区代官山の自宅マンションにマスコミが押し寄せた際、同マンションの別部屋に福山が住んでいることが発覚。ファンがうろつくことも増えたため、昨年10月に福山はその部屋を退去し、賃貸に出していましたが、これに関して『近く交際中の吹石と結婚するための準備』という情報もあったんです。ただ、福山はこれまで内田有紀や白石美帆、小西真奈美など多くの女優と浮名を流しながら決定的な情報は出さず、いつの間にか噂ごと自然消滅させてきた“マスコミ泣かせ”な男。記者たちもいつまでも半信半疑でしたが、今度こそ本当だったんですね。この数時間前に結婚を発表した千原ジュニアのニュースがかき消されて少し気の毒でした(笑)」(芸能記者)  今年1月には吹石との“破局説”も流れており、歯科衛生士との噂など福山の恋愛事情はいつまでも“グレー”な状態が続いた。ネット上でも今回の結婚報道に「本当に付き合っていたのか」と驚きの声が多数上がっている。 「福山自身、結婚に向けて着々と準備していたのが分かります。マンションの一件はもとより、3月でニッポン放送の『オールナイトニッポン』を降板してから、結婚報告までちょうど半年。深夜放送のパーソナリティーを卒業することで吹石との時間を増やそうとしたのかもしれません。意外と家庭的な一面があったんですね」(同)  これまで多くの女心を鷲掴みにしていた“独身の帝王”福山が、ついに一人の女性に「家族になろうよ」と告げた。“福山雅治”のイメージをかたくなに守り続けていただけに、家庭生活を送るイメージはまだ湧かず、ファンとしても当分は涙で枕を濡らす夜が続きそうだ。  それにしても、長きにわたり「抱かれたい男ランキング」のトップクラスに君臨していた福山をガッチリと捕まえ、同じく情報を全く漏らさなかった吹石一恵は“あっぱれ”という他ない。ぜひとも、幸せな家庭を築いてほしいものだ。