武井咲主演『エイジハラスメント』、全話平均8.8%! “低視聴率女優”の汚名返上できず

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『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)公式サイトより

 女優の武井咲主演ドラマ『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)の最終回が10日に放送され、平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回から最終話の第9話まで1度も2ケタ台に乗ることはできず、全話平均視聴率は8.8%だった。

 同ドラマは、内館牧子氏が原作・脚本を務める痛快エンターテインメント作品で、主人公の新人OL・吉井英美里(武井)が、年齢差別をはじめ社内にはびこるさまざまな“ハラスメント”に立ち向かうというストーリー。

さらば“オスカー三人娘” ドラマ『エイジハラスメント』爆死で武井咲もテレビから消える!?

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武井咲も危ういのか
 2、3年前の輝きはどこへやら。これほど存在感が薄くなると、やはりあの輝きも外堀を埋めただけの“ハリボテ”に過ぎなかったのかもしれない。  10日に放送された、女優・武井咲主演のドラマ『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)の最終回視聴率が9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区 以下同)だったことがわかった。『エイジハラスメント』は一度も2ケタ視聴率を取れないまま放送終了となってしまった。  ネット上には「大雨災害報道にもっていかれなければ10%とれていた」「HEAT(フジテレビ系)の3%とかに比べればマシ」という声もあるが、現在のドラマ界における屈指の“高視聴率枠”で、平均視聴率1ケタという惨状は隠し切れない。 「木村拓哉主演『アイムホーム』、沢村一樹主演『DOCTORS 3』、米倉涼子主演『ドクターX』はいずれも平均視聴率が10%を軽々クリアと、“木9”はテレ朝ドラマの看板枠でした。『エイジハラスメント』はその神話を崩壊させたといっていい。内館牧子の脚本が時代錯誤と非難されていますが、やはり真の理由は主演の武井咲でしょう。フジ・日テレ・テレ朝とこれまで10本近く主演を張ってきた武井ですが、一つとしてスマッシュヒットと呼べるものがない。“数字を持っていない女優”ぶりをここでも発揮してしまいましたね」(芸能記者)  武井の決め台詞「五寸釘ぶち込むぞ」のフレーズが密かな流行語になったものの、それ以外でポジティブな話題はなかった『エイジハラスメント』。“高視聴率確約”ともいえるドラマ枠を潰してしまったインパクトは、思いのほか大きいと記者は続ける。 「同じオスカープロモーション所属の剛力彩芽も『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)の最終回で8.1%を叩き、“月9”の時代を事実上終了させました。その後もドラマで結果を残せないまま、剛力はCMやドラマ出演を控え、歌手活動に専念することを発表したんです。今の武井も全く同じ状況でしょう。数字のとれるドラマ枠を簡単に“消滅”させてしまうような女優を、使いたいテレビ局などありません。出演料の安さで“ゴリ押し”を繰り返してきたオスカーにも、ついに“引き際”がやってきたということです」(同) “ゴリ押し”のイメージが定着し、どの枠でも満足いく視聴率を獲得できなかった武井と剛力。ちなみに2人と並ぶ“オスカー三人娘”の1人、忽那汐里も、松田翔太とのスキャンダルや一般男性との“事実婚・出産疑惑”などで、表舞台から姿を消している。  広瀬すずや土屋太鳳、有村架純など、新たな女優が次々と台頭してくる中で“オスカー三人娘”の存在感はもはや消え入る寸前だ。剛力は歌手活動に専念することで“イチ抜け”したが、武井はどうするのだろうか。少なくとも、彼女の歌唱力は微妙である。

韓国“キムチ王国”崩壊寸前!? 韓国人の食卓を狙う「進撃の中国産キムチ」

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イメージ画像 Photo By Republic of Korea from Flick.
 韓国の食文化として真っ先に連想されるものといえば、キムチだ。しかし、最近は“キムチ=韓国”という図式が崩壊しかけている。元祖キムチ王国を脅かしているのは、中国産キムチの台頭である。  韓国農林畜産食品部が9月6日に提出した資料によれば、国内飲食店のなんと51.6%が中国産キムチを使用していることが明らかになった。その最大の原因は、韓国産キムチが中国産よりも3~5倍も高いこと。その結果、中国から毎年20万トンを超えるキムチが韓国に輸入され、輸入額は年平均1,350億ウォン(約135億円)にも上る。国内での価格競争に敗れた韓国産キムチは、輸出においても大きな打撃を受け、年間赤字は1,300億ウォン(約130億円)に達している。   中国産キムチが増えることに対して、韓国人が受ける感情もさまざまだ。 「ちょっと見ただけでは、中国産かどうかわからない。できるだけ韓国産とわかるキムチを食べる」などと、高価とはいえ、中国産よりも韓国産のキムチを食べたいと望む声が多かった。しかし、中には、このような発言もあった。 「韓国産の白菜に、中国産の唐辛子。これは韓国産なのか、中国産なのか……」  韓国ネット民が指摘するように、韓国では中国産キムチの台頭によって、産地偽装問題が急増している。昨年上半期だけで、原産地を偽装した商品を販売して摘発された件数は、なんと2,148件にも上っている。  韓国で原産地虚偽表示は、罰金1億ウォン(約1,000万円)以下、または懲役7年以下の刑事罰を受けることになる。では、韓国産と中国産の線引きは、どこにあるのだろうか?  農水産物原産地表示に関する法律によれば、原産地を韓国産と表示する食品は、原料のすべてが韓国国内で作られた加工食品でなくてはならないとある。つまり、韓国産白菜と中国産唐辛子で作られたキムチを「韓国産キムチ」として販売することは禁止されているのだ。  しかし、キムチを食べるときに、いちいちパッケージを確認する作業も面倒だ。そこで、韓国大手キムチメーカーが、韓国産と中国産の見分け方を提唱した。ポイントは“色”と“汁”。中国産唐辛子は赤みが強いため、韓国産キムチよりも赤い色を帯びていて、保存性向上のため、酵母が成長しないようにキムチ汁がほとんどないそうだ。  韓国キムチ業界も、中国産キムチの躍進をただ眺めているだけではない。彼らが打開策として見いだしたのが、価格高騰を逆手に取った「キムチ高級化戦略」だ。各キムチメーカーは、国内最高級の原料を使って一流ホテル料理長が監修するなど、高級キムチの販売に乗り出している。3年前から開拓された高級キムチ市場は、中国産キムチが1キロ800ウォン(約80円)ほどなのに対して、10倍以上する9,000ウォン(約900円)と高値でありながら、今では韓国キムチ市場の10%に届く勢いで成長している。  価格で勝てないなら、味と品質で勝負するという韓国キムチメーカーの判断は、低迷している韓国産キムチのブランド力を回復することができるのだろうか? 韓国がキムチ大国の地位を守れるかは、高級化戦略にかかっているといえそうだ。

TOKIO・国分太一、結婚! “金屏風”会見&『ビビット』生報告が延期になった意外な理由

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結婚するする詐欺じゃなかったぞ!!

 TOKIO・国分太一の結婚報告が、ネット上で盛り上がっている。11日から、ジャニーズファミリークラブの会員の元に結婚報告のお知らせが届き始めており、同日中には、ジャニーズ事務所を通じて正式発表が行われる予定だという。

 ファンの元に届いたのは、茶色と緑を基調としたメッセージカードで、「この度、私国分太一は結婚することとなりました」「人生節目のご報告を誰よりも先にこれまで応援してくださった皆様にお伝えしたく謹んでお知らせする次第です」「未熟者ではございますがこれを機にタレントとしてもひとりの人間としてもより一層の成長を目指し精進してまいります。これからも応援よろしくお願い申し上げます!」などと綴られている。

Jr.のジェシーが持ち前のコミュ力で、三宅健、玉森裕太、北山宏光らを次々陥落!

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ジェシーたん、その強気を中居さんまで貫けたら本物よ

【ジャニーズ研究会より】

 ジャニーズJr.内ユニット「SixTONES」(ストーンズ)として活躍中のジェシー。先日は憧れのKinKi Kids堂本剛との食事会を実現させたことが話題となったばかりだが、V6三宅健やKis-My-Ft2メンバーらとも交流を深めているようだ。

 ジェシーは「ポポロ」2015年10月号(麻布台出版社)で、「最近は事務所の先輩とごはんに行くことが多いんだ。この間はV6の三宅くんとごはんを食べたよ。初めて鶏肉の刺し身を食べたんだけど、意外にうまくてびっくりした(笑)」と、あまり接点のなさそうな三宅との食事会について明かし、ジャニーズファンからは「ジェシーちゃん顔広い」「三宅君との接点はどこにあるの?」と、驚きの声が上がっていた。8月29日付の日刊スポーツの連載「Saturdayジャニーズ」では、食事の経緯は触れられていないものの、三宅とのツーショット写真を公開。「『(デビューは)いつくるか分からないから油断するなよ』といったことも言われました」と、先輩から貴重なアドバイスをもらったようだ。

菅田将暉、遠藤憲一に萌える政治コメディ『民王』の、高橋一生というスパイス

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テレビ朝日『民王』公式サイトより
「こうしたミゾウユ(未曾有)の自然災害というものを乗り越えて……」  かつて、一国の総理大臣が次々と漢字を誤読して失笑を買ったことがある。2009年頃のことだ。池井戸潤は、この状況が不思議でならなかったという。そして、天啓を受けた。 「そうか、総理はきっと、どこかのバカ息子と脳波が入れ替わってしまったんだ――」(「本の話」WEB)  そんな発想で生まれたのが『民王』(テレビ朝日系)だった。  物語は、第100代内閣総理大臣の武藤泰山と、その息子である大学生の翔の人格が突然入れ替わってしまう。だが、国会は待ってくれない。翔に入れ替わった泰山は「お前が総理だ!」と、政治にまったく興味がない息子に言い放つ。「無理無理無理! 無理です! だってボク、スケジュールぎっしりだし、単位落としたらまた留年だし、お金かかっちゃいますよぉ! 明日(就活の)面接なんですよ!」と嫌がるが、泰山は冷静に言う。 「その顔でか?」  そう、翔は今、泰山のコワモテなのだ。結局、彼らは混乱を避けるため、原因を探りながら、泰山は就職活動、翔は国会に出席することに決めたのだ。そして現実同様、バカ息子である翔は「我が国はミゾウユウ(未曾有)の……」「危機にジカメン(直面)しており……」「ダツキャク(脱却)するために……」「しかるべきホチン(補填)をしながら」「ゼンドコロ(善処)するトコロアリ(所存)……」と、次々と読み間違いをしてしまう。  支持率は急落。だが、バカながらお人好しで優しい翔の言動で、徐々に人気を回復していく――という、とてもベタなストーリーである。だが、ドラマは原作者の池井戸が「今までいろいろな作品をドラマ化してもらったのですが、完パケが来るのがこんなに楽しみなドラマは初めてでした。原作をそのままドラマにして成功した作品は数あれど、原作から設定等を変えて成功する例というのはほとんどないし、難しいと思うんです。だけど今回のドラマ『民王』は、原作者の私が見ていても、何の違和感もないし、笑えて泣ける、コメディの王道のようないい作品になっていると思っております」(「ORICON STYLE」)と絶賛するほど、成功を収めている。  その魅力はなんといっても、個性的なキャラクターとそれを演じる俳優たちの魅力だ。  今回の脚本と演出は、そんな俳優たちのチャーミングさを引き出すことに特化している。主人公のひとり、泰山を演じているのは遠藤憲一。ヤクザ役などを多数演じてきたコワモテだ。ドラマでは「ワニ顔」と形容されている。また、さまざまな番組でナレーションも務める通り、渋い声も持ち味だ。だが、ドラマでは息子と入れ替わり、弱々しい声で、小動物のように怯える姿がチャーミングだ。  そして、泰山と入れ替わる翔を演じているのは菅田将暉。『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で主演デビュー以来、NHK朝ドラ『ごちそうさん』、『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)、『死神くん』(テレビ朝日系)、映画『海月姫』など、多数の作品で好演してきた若手実力派俳優だ。ちなみにNHK土曜ドラマ『ちゃんぽん食べたか』でも遠藤と親子役を演じている。  菅田はこのドラマでは、か弱い“女子力男子”から一変、威厳のある勝ち気で男らしいキャラを演じている。さらに、草刈正雄演じる政敵・蔵本も入れ替わってしまう。しかも、入れ替わったのは、知英演じる娘・エリカ。2枚目キャラだった草刈が「サイテー!」「もうパパったら、大股で歩くのヤメてってばぁ!」などという女言葉に豹変する。 「入れ替わり」ものは、これまでも数多く作られてきた。それは、設定そのものがコメディになるという理由のほかにも、役者の振り幅を見せることができるという点が大きいだろう。だから、芸達者な役者が演じれば演じるほど、その振り幅でチャーミングさが引き立つ。『民王』は、このキャスティングの時点で成功したといえるだろう。  だが、このドラマで“スパイス”となっているのは、入れ替わっている彼らのほかにもいる。泰山の第一秘書・貝原役の高橋一生だ。10歳で子役デビュー以来、『耳をすませば』などの声優、舞台、映画、ドラマとさまざまなキャリアを積み、各世代で強い印象を与えてきた高橋だが、30代半ばとなった現在、ますます充実している。高校時代の同級生である岡田准一と共演したNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』をはじめ、『モザイクジャパン』(WOWOW)、『ペテロの葬列』(TBS系)、『信長協奏曲』(フジテレビ系)、『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)と、重要な“助演”というポジションで強烈な存在感を放っている。  そんな高橋にとって、『民王』の秘書役はまさにハマり役。役柄でも、ドラマの役割としても、見事な“助演”を果たしている。常に冷静沈着で的確に総理親子をサポートしつつ、時折、「バカなの?」「変態じゃないか!」と短くスパっとツッコむ毒舌が心地いい。  政敵にヘッドハンティングされた時には「私の忠誠心は山よりも高い」とクールに言った直後に「参考までに……月おいくらで?」と聞いたり、真面目な顔でコミカル。  ナイトキャップ、アイマスク着用で寝る姿はかわいらしく、加えてなんと「童貞」設定。女の子に囲まれると突然、挙動不審になり、「メトロノーム……の音を聞くのが好きです」とわけのわからないことを言いだすのがたまらない。入れ替わらずとも、振り幅の大きいギャップを作り出しているのだ。  そのほか、菅田が『仮面ライダーW』で演じたフィリップの決めゼリフ「さあ、検索をはじめよう」をパロディするなど、やりたい放題。もはや、主役が入れ替わってしまったかのような“高橋一生劇場”が展開されているのだ。  9月4日放送の第6話では、泰山に入れ替わった翔が銃弾に倒れてしまうという急展開。ストーリー的にも、ますます目が離せなくなっている。総理の誤読など笑って済ませられた09年から、いまや政治は笑えない「ミゾウユウ」な状況になってしまっている。だが『民王』は、そんなおカタい政治の世界を、キャラクターと俳優たちの魅力で、萌え要素満載の痛快コメディに“入れ替えた”のだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

剛力彩芽じゃないだけマシ? 相武紗季の『エンジェル・ハート』槇村香役起用に後ろ向きな賛成意見

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)公式ページより。
 10月スタートの連続ドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)の槇村香役に、女優の相武紗季が起用される。槇村香は、上川隆也演じる主人公・冴羽リョウの婚約者という重要な役どころなのだが、人気コミックのドラマ化、原作の槇村香が黒髪のショートヘアということから、「また、ゴリ押し剛力の出番か?」などと、ネット上では剛力彩芽がキャスティングされるのではないかという憶測が広まっていたのだが、相武の起用が決定すると「まあ、剛力じゃなかっただけマシかな」と、決して前向きではない意見が上がっているようだ。 「誰もが剛力推しでくると思いましたが、4月に放送された主演ドラマ『天使と悪魔』(テレビ朝日系)の全9話平均視聴率が6.08%、最終回に至っては5%と低視聴率をマークしたことなどから、さすがに剛力を起用するわけにはいかなかったようですね。ルックス的には、原作の槇村香と少しイメージが違いますが、相武であれば演技力でなんとかカバーできるのではないでしょうか。こういってはなんですが、当たり障りのない非常に無難なキャスティングだと思います」(ドラマ関係者)  主人公の婚約者を演じるということだが、相武本人の結婚に関しても、最近話題が上がった。 「おたぽる」で続きを読む

剛力彩芽じゃないだけマシ? 相武紗季の『エンジェル・ハート』槇村香役起用に後ろ向きな賛成意見

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)公式ページより。
 10月スタートの連続ドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)の槇村香役に、女優の相武紗季が起用される。槇村香は、上川隆也演じる主人公・冴羽リョウの婚約者という重要な役どころなのだが、人気コミックのドラマ化、原作の槇村香が黒髪のショートヘアということから、「また、ゴリ押し剛力の出番か?」などと、ネット上では剛力彩芽がキャスティングされるのではないかという憶測が広まっていたのだが、相武の起用が決定すると「まあ、剛力じゃなかっただけマシかな」と、決して前向きではない意見が上がっているようだ。 「誰もが剛力推しでくると思いましたが、4月に放送された主演ドラマ『天使と悪魔』(テレビ朝日系)の全9話平均視聴率が6.08%、最終回に至っては5%と低視聴率をマークしたことなどから、さすがに剛力を起用するわけにはいかなかったようですね。ルックス的には、原作の槇村香と少しイメージが違いますが、相武であれば演技力でなんとかカバーできるのではないでしょうか。こういってはなんですが、当たり障りのない非常に無難なキャスティングだと思います」(ドラマ関係者)  主人公の婚約者を演じるということだが、相武本人の結婚に関しても、最近話題が上がった。 「おたぽる」で続きを読む

ナメクジだらけのHPよりもスゴい中身…少年Aが『絶歌』出版から逃げ出した幻冬舎・見城徹社長の裏切りを告発!

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元少年A『絶歌』(太田出版)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 『絶歌』(太田出版)の出版騒動から約3カ月、今度は元少年Aがホームページを開設したことがマスコミを賑わせている。ナメクジと自身の全裸をコラージュしたグラフィック作品などを掲載していることから、メディアはこぞって元少年Aの性的サディズムを指摘。“元少年Aは更正などしていない”という論調で、素顔と名前、プロフィルを暴こうという週刊誌の動きもあるらしい。  だが、このHP騒動にはもうひとつ、あまり大きく取り上げられていない問題がある。  HP開設がわかったのは、朝日新聞、「女性セブン」(小学館)と「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋)などに少年Aからの約2万3000字におよぶ手紙とCD-Rが送付され、そこにHP開設の告知があったからだった。  だが、このAからの手紙は、HP開設が主題ではなかった。彼が文面のほぼすべてを使って訴えているのは、幻冬舎の見城徹社長への“怒りの反論”なのだ。 ■出版をあきらめようとした少年Aに見城氏が出版をけしかけていた 〈この本(『絶歌』)の出版に至る経緯を巡り、6月25日発売(編集部注・実際は6月18日発売)の『週刊文春』に“少年A「手記」出版 禁断の全真相”と題された、幻冬舎社長・見城徹氏の独占インタヴューが掲載されました。しかしこの記事の内容は残念ながら事実とは異なっていました。僕は当事者としてありのままの真実を包み隠さずきちんと伝える義務を感じ、今回独断で筆を執らせていただきました〉(「週刊新潮」、以下「新潮」より)  本サイトでもいち早く報じたとおり、そもそも『絶歌』は元少年Aが幻冬舎の見城氏に直々に出版をもちかけ、幻冬舎でも編集チームを組んで出版計画を進めていた。しかし、出版を途中で見城氏が断念し、知り合いだった太田出版の岡聡社長に投げた──という経緯がある。6月の「週刊文春」(以下「文春」)のインタビューでは、見城氏はそうした疑惑に答えていたが、今回、Aはそのインタビューを「事実とは異なっている」と告発しているのだ。  では、Aは何に怒っているのだろうか。  Aの手紙によると、彼は「異端者」を自ら名乗る見城氏の“生き方”に共感を寄せていた。そして、見城氏に手紙を書いた。その文面が「新潮」では明かされているが、それは“熱烈なラブレター”としか表現できないものだ。ラブレターの最後、Aはこう綴った。 〈「もし死ぬまでに自分の本を出したいと思うことがあったら、頼めるのはこの人以外にあり得ない」そう直感しました〉  見城氏はこの手紙に、〈心のこもった自筆のお手紙をありがとうございました〉と、指定された場所へ2013年1月17日にメッセージを出している。このとき見城氏は、“フィクションか実話暴露物ではないノンフィクションならば出版するのはやぶさかではない”と打診。Aは対面を希望し、幻冬舎内に極秘プロジェクトチームが結成される。  だが、2014年の秋、最終修正を終えた原稿データを送っても、幻冬舎側から出版の目処について連絡がこないことから、Aは編集チームのひとりと面会。その席で、〈市橋達也の手記出版後、幻冬舎に抗議が殺到したこと、また、やしきたかじんの闘病を描いた『殉愛』が遺族からの猛抗議を受け、さすがの見城社長も世間からの批判にナイーブになっている〉(「新潮」より)と説明を受ける。そして、今度は「新潮」がAの手記出版の噂を嗅ぎつけ記事にしたのだが、その際、見城氏が「大体、手記を出したところで、売れないって」と否定したことから、Aは〈「本当にこの本を出すべきだろうか?」と自問自答するように〉なったという。  そして、見城氏に“関係者を悲しませたくない。出版を諦めます”という内容のメールを送っている。  ところが、編集チームのメンバーからこう説得されたのだとAは手紙で明かす。以下、引用する。 〈2015年1月26日の昼過ぎ、外出中に編集チームのメンバーから電話があり、以下の話をお聞きしました。 「見城は、うちから出すのはもう難しいけど、でもやっぱりこの本は世に問うべきだと思う、『このまま出版を断念すれば活字文化の衰退になる』、とまで言っています。(略)見城は太田出版の岡(聡)社長と親交があり、Aさんさえ良ければ、太田出版からこの本を出してもらえるよう、岡社長に話すつもりのようです。岡社長に原稿を見せていいかどうかAさんに確認してくれと言われました。いかがですか?」〉  ようするに、見城氏は困った少年Aを助けようとして出版社を探したのでなく、出版を断念しようとしていた少年Aをけしかけていたのだ。自社では出すつもりがないにもかかわらず――。 ■ノリノリだった見城社長、Aの撮った事件現場の写真も掲載しようと…  見城氏は「文春」のインタビューで、自社からの出版を断念後、「太田出版を含めた三社を彼に提案した」と語っていた。しかし、Aは〈これは虚偽です〉というのだ。 〈おそらく見城氏は、出版のために彼自らが積極的に動いた事実を隠すために、『三社を提案してAに任意で選ばせた』というイメージを世間に植え付けたかったのでしょうが、そんなみみっちい嘘をついてまで自分だけ無傷で逃げおおせたかったのかと呆れ返ったものです〉(同前)  しかもこのあとの2015年春、編集チームのメンバーと打ち合わせを行ったときのことも、見城氏は嘘をついているとAは怒りを隠さない。 〈文春の記事によれば、見城氏はこの最後の打ち合わせで「手記を出せないことを通告するつもりだった」と話していますが、これも虚偽です。1月26日に編集チームのメンバーからもらった電話とメールで既に幻冬舎から出せないことは知っていましたし、何より僕自身、「手記の出版を諦める」という意向を伝えたまま、再び出版を決意したことを見城氏にもチームの誰にも話していませんでしたので、わざわざここで改めて僕に「手記を出せないことを通告する」必要がどこにあるでしょうか。実際は、「太田出版から手記を出すように何とかAを説得するため」に設けられた打ち合わせだったのです。事実、見城氏はこのときすでに太田出版の岡社長に『絶歌』の企画を話しており、この日僕と会うことも事前に岡社長に伝えていました〉(同前)  さらに、今回、「新潮」と同様にAの手紙を公開している「文春」の記事によれば、この打ち合わせで“里帰りした際に撮った友が丘(事件現場)の写真をカラーで載せたい”と話したというが、6月のインタビューで見城氏は「『これはやめたほうがいいな』という写真だったから、案の定、『絶歌』でも載せていないね」と語っている。しかし、これも嘘だとAはいう。 〈実際は彼は文章と同時進行で写真を挿入するという案に僕以上に乗り気で、僕の左隣に座っていた編集チームメンバーに、 「おい、メモだ、メモを取れ」 と指示し、僕はそのメンバーに挿入する写真の点数と、どの章にどのようなレイアウトで挿入するつもりかを伝えました。〉(「文春」より)  つまり、遺族の感情を考慮すれば絶対にあり得ない事件現場の写真掲載を、見城氏本人はノリノリで指示していた、ということになる。ちなみに、Aの手紙によれば、〈「これ(写真掲載)はやめたほうがいいな」と僕にアドバイスしてくださったのは、本当は太田出版の岡社長です〉という。  その上、Aが太田出版からの手記発売を決め、原稿データなどを見城氏に託すと、〈満足気な笑みを浮かべ〉ながら、「君に言うつもりだったことがあるんだけど」と言ったという。 「週刊新潮の記事が出たあと、君から“関係者を悲しませたくない。出版を諦めます”ってメールがきたじゃない? 俺あのとき正直、心底ガッカリしたんだよ。  なんだよ? そんなもんなの? ここまで身を削るようにして書いておきながら、“その程度のこと”で諦めちゃうの? 君の想いなんてそんなもんだったの? って。  まぁでも君がそう言うなら仕方ないから、太田出版から出すのも無理なら、例えばフィクションものでも書いて、1000部とか2000部とか出して、それを繋ぎにしてさ、もうちょっと時間が経ってから君がまた“出したい”って言うのを待とうかな、っていうことも考えたんだよ。  でも、良かったよ。君が出すと言ってくれて。(後略)」(「文春」より) ■「口だけの“ファッション異端者”」Aの見事な見城徹評  Aからの“熱烈なラブレター”にすっかり気をよくして原稿を完成までもっていっておきながら、批判に晒される覚悟もなく、結局は太田出版に丸投げしておいて「“その程度のこと”で諦めちゃうの?」「君の想いなんてそんなもんだったの?」と説教をたれる。……挙げ句、別れ際には「頑張れよっ!」と言って見城氏はAの肩を叩いたという。  また、見城氏は「それ(打ち合わせ)以降、Aとは連絡を取っていない」と語っていたが、Aによると〈(『絶歌』の)出版の直前まで見城氏とメールのやり取り〉をしていたといい、〈見城氏は文春の記者には『僕は読んでいないんだけど』などと話していますが、彼は確かに本を受け取り、「装丁も本文の構成も申し分ない。完璧だ」というメッセージもいただいています〉(前出「新潮」)と綴っている。  見城氏の見事なまでの裏切り──。Aは手紙でその怒りを露わにする。 〈本が出るまではあれほど熱心に出版を勧め、いろいろと取り計らい、「“その程度のこと”で諦めちゃうの?」と、僕を煽るようなことまで言っておきながら、今はもうこの本と関わったことさえ忘れたいというのでしょうか。自分だけ正義漢ぶって、よくここまで掌を返せるものです〉 〈見城氏はいろいろな場所でG(義理)N(人情)O(恩返し)こそが自分の信念であるとのたまっていますが、彼が“GNO”を貫くのはどうやら政治家、企業家、芸能人限定のようです。相手が物を言えない元犯罪者であれば、尻を拭って便所に流してしまえば一件落着というわけです〉 〈かつては『心の父』と慕い、尊敬していた人物のみっともない醜態を見せつけられることほど辛いものはありません。 “共同体からすべり落ちた者の切なさと恍惚にいつも身を寄せていたい”?  共同体からすべり落ちた者を誰よりも差別し、搾取し、踏みにじって食い物にしているのは彼自身です。僕が彼への手紙に書いた、『ずっと自分を蔑み、嘲り、排除しつづけた世界』の象徴が、他でもない彼だったのです。僕はとんだピエロでした。  クラスのイケてる連中と必死につるむことで自分もイケてると勘違いする輩がいますが、彼も必死に有名人とつながることでしか、容姿の醜さからくる劣等感や40年前に自分可愛さのあまり学生運動をリタイアした引け目を紛らわせなかったのだなと、少し哀れにも感じます。  そんな彼にとって“少年A”は「自分に箔を付けるための物珍しい奇怪なアクセサリー」だったのでしょう。  今頃は少年Aはあーだったこーだったと酒の肴にでもされているのかと思うと怒りの余り気絶しそうです。  自分の人を見る眼のなさに絶望します。一時でも彼を信じた自分を呪います。  見城さん、この僕の悔しさ、惨めさがあなたにわかりますか?〉  Aは、見城氏のことを〈口だけの“ファッション異端者”〉(前出「文春」)ともいっているが、なかなか見事な見城評というしかない。では、見城氏はこのAの反論にどう答えるのか。「新潮」の直撃に見城氏は「警察呼ぶよ。いまから警察呼ぶから」と拒否しているが、トークアプリ755ではこんな文章を投稿している。 〈今日は凹んでいます。国語力は人間力だと思ってますが、僕の言葉が不完全だったせいか、手痛い裏切りに遭いました。全ては身から出た錆、不徳の致すところです〉 〈人を怒るのは己の未熟。人を恨むのも己の未熟。全ては天が見ている〉 (時田章広)

ナメクジだらけのHPよりもスゴい中身…少年Aが『絶歌』出版から逃げ出した幻冬舎・見城徹社長の裏切りを告発!

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元少年A『絶歌』(太田出版)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 『絶歌』(太田出版)の出版騒動から約3カ月、今度は元少年Aがホームページを開設したことがマスコミを賑わせている。ナメクジと自身の全裸をコラージュしたグラフィック作品などを掲載していることから、メディアはこぞって元少年Aの性的サディズムを指摘。“元少年Aは更正などしていない”という論調で、素顔と名前、プロフィルを暴こうという週刊誌の動きもあるらしい。  だが、このHP騒動にはもうひとつ、あまり大きく取り上げられていない問題がある。  HP開設がわかったのは、朝日新聞、「女性セブン」(小学館)と「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋)などに少年Aからの約2万3000字におよぶ手紙とCD-Rが送付され、そこにHP開設の告知があったからだった。  だが、このAからの手紙は、HP開設が主題ではなかった。彼が文面のほぼすべてを使って訴えているのは、幻冬舎の見城徹社長への“怒りの反論”なのだ。 ■出版をあきらめようとした少年Aに見城氏が出版をけしかけていた 〈この本(『絶歌』)の出版に至る経緯を巡り、6月25日発売(編集部注・実際は6月18日発売)の『週刊文春』に“少年A「手記」出版 禁断の全真相”と題された、幻冬舎社長・見城徹氏の独占インタヴューが掲載されました。しかしこの記事の内容は残念ながら事実とは異なっていました。僕は当事者としてありのままの真実を包み隠さずきちんと伝える義務を感じ、今回独断で筆を執らせていただきました〉(「週刊新潮」、以下「新潮」より)  本サイトでもいち早く報じたとおり、そもそも『絶歌』は元少年Aが幻冬舎の見城氏に直々に出版をもちかけ、幻冬舎でも編集チームを組んで出版計画を進めていた。しかし、出版を途中で見城氏が断念し、知り合いだった太田出版の岡聡社長に投げた──という経緯がある。6月の「週刊文春」(以下「文春」)のインタビューでは、見城氏はそうした疑惑に答えていたが、今回、Aはそのインタビューを「事実とは異なっている」と告発しているのだ。  では、Aは何に怒っているのだろうか。  Aの手紙によると、彼は「異端者」を自ら名乗る見城氏の“生き方”に共感を寄せていた。そして、見城氏に手紙を書いた。その文面が「新潮」では明かされているが、それは“熱烈なラブレター”としか表現できないものだ。ラブレターの最後、Aはこう綴った。 〈「もし死ぬまでに自分の本を出したいと思うことがあったら、頼めるのはこの人以外にあり得ない」そう直感しました〉  見城氏はこの手紙に、〈心のこもった自筆のお手紙をありがとうございました〉と、指定された場所へ2013年1月17日にメッセージを出している。このとき見城氏は、“フィクションか実話暴露物ではないノンフィクションならば出版するのはやぶさかではない”と打診。Aは対面を希望し、幻冬舎内に極秘プロジェクトチームが結成される。  だが、2014年の秋、最終修正を終えた原稿データを送っても、幻冬舎側から出版の目処について連絡がこないことから、Aは編集チームのひとりと面会。その席で、〈市橋達也の手記出版後、幻冬舎に抗議が殺到したこと、また、やしきたかじんの闘病を描いた『殉愛』が遺族からの猛抗議を受け、さすがの見城社長も世間からの批判にナイーブになっている〉(「新潮」より)と説明を受ける。そして、今度は「新潮」がAの手記出版の噂を嗅ぎつけ記事にしたのだが、その際、見城氏が「大体、手記を出したところで、売れないって」と否定したことから、Aは〈「本当にこの本を出すべきだろうか?」と自問自答するように〉なったという。  そして、見城氏に“関係者を悲しませたくない。出版を諦めます”という内容のメールを送っている。  ところが、編集チームのメンバーからこう説得されたのだとAは手紙で明かす。以下、引用する。 〈2015年1月26日の昼過ぎ、外出中に編集チームのメンバーから電話があり、以下の話をお聞きしました。 「見城は、うちから出すのはもう難しいけど、でもやっぱりこの本は世に問うべきだと思う、『このまま出版を断念すれば活字文化の衰退になる』、とまで言っています。(略)見城は太田出版の岡(聡)社長と親交があり、Aさんさえ良ければ、太田出版からこの本を出してもらえるよう、岡社長に話すつもりのようです。岡社長に原稿を見せていいかどうかAさんに確認してくれと言われました。いかがですか?」〉  ようするに、見城氏は困った少年Aを助けようとして出版社を探したのでなく、出版を断念しようとしていた少年Aをけしかけていたのだ。自社では出すつもりがないにもかかわらず――。 ■ノリノリだった見城社長、Aの撮った事件現場の写真も掲載しようと…  見城氏は「文春」のインタビューで、自社からの出版を断念後、「太田出版を含めた三社を彼に提案した」と語っていた。しかし、Aは〈これは虚偽です〉というのだ。 〈おそらく見城氏は、出版のために彼自らが積極的に動いた事実を隠すために、『三社を提案してAに任意で選ばせた』というイメージを世間に植え付けたかったのでしょうが、そんなみみっちい嘘をついてまで自分だけ無傷で逃げおおせたかったのかと呆れ返ったものです〉(同前)  しかもこのあとの2015年春、編集チームのメンバーと打ち合わせを行ったときのことも、見城氏は嘘をついているとAは怒りを隠さない。 〈文春の記事によれば、見城氏はこの最後の打ち合わせで「手記を出せないことを通告するつもりだった」と話していますが、これも虚偽です。1月26日に編集チームのメンバーからもらった電話とメールで既に幻冬舎から出せないことは知っていましたし、何より僕自身、「手記の出版を諦める」という意向を伝えたまま、再び出版を決意したことを見城氏にもチームの誰にも話していませんでしたので、わざわざここで改めて僕に「手記を出せないことを通告する」必要がどこにあるでしょうか。実際は、「太田出版から手記を出すように何とかAを説得するため」に設けられた打ち合わせだったのです。事実、見城氏はこのときすでに太田出版の岡社長に『絶歌』の企画を話しており、この日僕と会うことも事前に岡社長に伝えていました〉(同前)  さらに、今回、「新潮」と同様にAの手紙を公開している「文春」の記事によれば、この打ち合わせで“里帰りした際に撮った友が丘(事件現場)の写真をカラーで載せたい”と話したというが、6月のインタビューで見城氏は「『これはやめたほうがいいな』という写真だったから、案の定、『絶歌』でも載せていないね」と語っている。しかし、これも嘘だとAはいう。 〈実際は彼は文章と同時進行で写真を挿入するという案に僕以上に乗り気で、僕の左隣に座っていた編集チームメンバーに、 「おい、メモだ、メモを取れ」 と指示し、僕はそのメンバーに挿入する写真の点数と、どの章にどのようなレイアウトで挿入するつもりかを伝えました。〉(「文春」より)  つまり、遺族の感情を考慮すれば絶対にあり得ない事件現場の写真掲載を、見城氏本人はノリノリで指示していた、ということになる。ちなみに、Aの手紙によれば、〈「これ(写真掲載)はやめたほうがいいな」と僕にアドバイスしてくださったのは、本当は太田出版の岡社長です〉という。  その上、Aが太田出版からの手記発売を決め、原稿データなどを見城氏に託すと、〈満足気な笑みを浮かべ〉ながら、「君に言うつもりだったことがあるんだけど」と言ったという。 「週刊新潮の記事が出たあと、君から“関係者を悲しませたくない。出版を諦めます”ってメールがきたじゃない? 俺あのとき正直、心底ガッカリしたんだよ。  なんだよ? そんなもんなの? ここまで身を削るようにして書いておきながら、“その程度のこと”で諦めちゃうの? 君の想いなんてそんなもんだったの? って。  まぁでも君がそう言うなら仕方ないから、太田出版から出すのも無理なら、例えばフィクションものでも書いて、1000部とか2000部とか出して、それを繋ぎにしてさ、もうちょっと時間が経ってから君がまた“出したい”って言うのを待とうかな、っていうことも考えたんだよ。  でも、良かったよ。君が出すと言ってくれて。(後略)」(「文春」より) ■「口だけの“ファッション異端者”」Aの見事な見城徹評  Aからの“熱烈なラブレター”にすっかり気をよくして原稿を完成までもっていっておきながら、批判に晒される覚悟もなく、結局は太田出版に丸投げしておいて「“その程度のこと”で諦めちゃうの?」「君の想いなんてそんなもんだったの?」と説教をたれる。……挙げ句、別れ際には「頑張れよっ!」と言って見城氏はAの肩を叩いたという。  また、見城氏は「それ(打ち合わせ)以降、Aとは連絡を取っていない」と語っていたが、Aによると〈(『絶歌』の)出版の直前まで見城氏とメールのやり取り〉をしていたといい、〈見城氏は文春の記者には『僕は読んでいないんだけど』などと話していますが、彼は確かに本を受け取り、「装丁も本文の構成も申し分ない。完璧だ」というメッセージもいただいています〉(前出「新潮」)と綴っている。  見城氏の見事なまでの裏切り──。Aは手紙でその怒りを露わにする。 〈本が出るまではあれほど熱心に出版を勧め、いろいろと取り計らい、「“その程度のこと”で諦めちゃうの?」と、僕を煽るようなことまで言っておきながら、今はもうこの本と関わったことさえ忘れたいというのでしょうか。自分だけ正義漢ぶって、よくここまで掌を返せるものです〉 〈見城氏はいろいろな場所でG(義理)N(人情)O(恩返し)こそが自分の信念であるとのたまっていますが、彼が“GNO”を貫くのはどうやら政治家、企業家、芸能人限定のようです。相手が物を言えない元犯罪者であれば、尻を拭って便所に流してしまえば一件落着というわけです〉 〈かつては『心の父』と慕い、尊敬していた人物のみっともない醜態を見せつけられることほど辛いものはありません。 “共同体からすべり落ちた者の切なさと恍惚にいつも身を寄せていたい”?  共同体からすべり落ちた者を誰よりも差別し、搾取し、踏みにじって食い物にしているのは彼自身です。僕が彼への手紙に書いた、『ずっと自分を蔑み、嘲り、排除しつづけた世界』の象徴が、他でもない彼だったのです。僕はとんだピエロでした。  クラスのイケてる連中と必死につるむことで自分もイケてると勘違いする輩がいますが、彼も必死に有名人とつながることでしか、容姿の醜さからくる劣等感や40年前に自分可愛さのあまり学生運動をリタイアした引け目を紛らわせなかったのだなと、少し哀れにも感じます。  そんな彼にとって“少年A”は「自分に箔を付けるための物珍しい奇怪なアクセサリー」だったのでしょう。  今頃は少年Aはあーだったこーだったと酒の肴にでもされているのかと思うと怒りの余り気絶しそうです。  自分の人を見る眼のなさに絶望します。一時でも彼を信じた自分を呪います。  見城さん、この僕の悔しさ、惨めさがあなたにわかりますか?〉  Aは、見城氏のことを〈口だけの“ファッション異端者”〉(前出「文春」)ともいっているが、なかなか見事な見城評というしかない。では、見城氏はこのAの反論にどう答えるのか。「新潮」の直撃に見城氏は「警察呼ぶよ。いまから警察呼ぶから」と拒否しているが、トークアプリ755ではこんな文章を投稿している。 〈今日は凹んでいます。国語力は人間力だと思ってますが、僕の言葉が不完全だったせいか、手痛い裏切りに遭いました。全ては身から出た錆、不徳の致すところです〉 〈人を怒るのは己の未熟。人を恨むのも己の未熟。全ては天が見ている〉 (時田章広)